JP2011009726A - 電気機械変換素子の製造方法、該製造方法により製造した電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置 - Google Patents

電気機械変換素子の製造方法、該製造方法により製造した電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011009726A
JP2011009726A JP2010119873A JP2010119873A JP2011009726A JP 2011009726 A JP2011009726 A JP 2011009726A JP 2010119873 A JP2010119873 A JP 2010119873A JP 2010119873 A JP2010119873 A JP 2010119873A JP 2011009726 A JP2011009726 A JP 2011009726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
electromechanical conversion
electrode
manufacturing
conversion element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010119873A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5585209B2 (ja
Inventor
Zenichi Akiyama
善一 秋山
Takakazu Kihira
孝和 木平
Keiji Ueda
恵司 上田
Hikari Shimofuku
光 下福
Osamu Machida
治 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010119873A priority Critical patent/JP5585209B2/ja
Priority to PCT/JP2010/059404 priority patent/WO2010137737A1/en
Priority to CN201080022531.0A priority patent/CN102439744B/zh
Priority to EP20100780690 priority patent/EP2436052A4/en
Priority to US13/265,192 priority patent/US8646180B2/en
Publication of JP2011009726A publication Critical patent/JP2011009726A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5585209B2 publication Critical patent/JP5585209B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/20Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators
    • H10N30/204Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators using bending displacement, e.g. unimorph, bimorph or multimorph cantilever or membrane benders
    • H10N30/2047Membrane type
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/01Manufacture or treatment
    • H10N30/07Forming of piezoelectric or electrostrictive parts or bodies on an electrical element or another base
    • H10N30/074Forming of piezoelectric or electrostrictive parts or bodies on an electrical element or another base by depositing piezoelectric or electrostrictive layers, e.g. aerosol or screen printing
    • H10N30/077Forming of piezoelectric or electrostrictive parts or bodies on an electrical element or another base by depositing piezoelectric or electrostrictive layers, e.g. aerosol or screen printing by liquid phase deposition
    • H10N30/078Forming of piezoelectric or electrostrictive parts or bodies on an electrical element or another base by depositing piezoelectric or electrostrictive layers, e.g. aerosol or screen printing by liquid phase deposition by sol-gel deposition
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49009Dynamoelectric machine
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49401Fluid pattern dispersing device making, e.g., ink jet

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、簡素化した工程で選択的にパターン化可能な電気機械変換素子の製造方法、該製造方法により製造した電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置を提供する。
【解決手段】本発明の電気機械変換素子の製造方法は、第1の電極となる基板上に部分的に表面改質を行う第1の工程と、表面改質を行った第1の電極の所定の部分に金属の複合酸化物であるゾルゲル液を塗布する第2の工程と、塗布したゾルゲル液を乾燥、熱分解、結晶化して電気機械変換膜を形成する第3の工程と、第1の工程、第2の工程、第3の工程を順に繰返し行い所望する膜厚を得る第4の工程と、第1の電極の基板と電気機械変換膜を挟むように第2の電極を配置する第5の工程とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は電気機械変換素子の製造方法、該製造方法により製造した電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置に関し、詳細には液滴吐出装置のノズルが連通する加圧室内の液体に変位エネルギーを付与する圧電素子などの電気機械変換素子の製造方法に関する。
インクジェット記録装置は、騒音が極めて小さく、かつ高速印字が可能であり、更にはインクの自由度があり安価な普通紙を使用できるなど多くの利点があるために、プリンタ、ファクシミリ、複写装置等の画像記録装置あるいは画像形成装置として広く展開されている。このインクジェット記録装置において使用する液滴吐出装置は、主として、インク滴を吐出するノズルと、このノズルが連通する吐出室、加圧液室、圧力室、インク流路等を称する液室と、該液室内のインクを吐出するための圧力発生手段とで構成されている。この圧力発生手段としては、圧電素子などの電気機械変換素子を用いて吐出室の壁面を形成している振動板を変形変位させることでインク滴を吐出させるピエゾ型のもの、吐出内に配設した発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いてインクの膜沸騰でバブルを発生させてインク滴を吐出させるバブル型(サーマル型)のものなどがある。更に、ピエゾ型のものにはd33方向の変形を利用した縦振動型、d31方向の変形を利用した横振動(ベンドモード)型、更には剪断変形を利用したシェアモード型等があるが、最近では半導体プロセスやMEMSの進歩により、Si基板に直接液室及びピエゾ素子を作り込んだ薄膜アクチュエータが考案されている。
ピエゾ型のものに使用される電気機械変換素子は、下部電極(第1の電極)と、電気機械変換層と、上部電極(第2の電極)とが積層したものからなる。各圧力室にインク吐出の圧力を発生させるのに個別の圧電素子が配置されることになる。電気機械変換層はジルコン酸チタン酸鉛(PZT)セラミックスなどが用いられ、これらは複数の金属酸化物を主成分としているので一般に金属複合酸化物と称される。
ここで、従来における電気機械変換素子の個別形成方法としては、下部電極上に各種の真空成膜法(例えばスパッタリング法、MO−CVD法(金属有機化合物を用いた化学的気相成長法)、真空蒸着法、イオンプレーティング法)やゾルゲル法、水熱合成法、AD(エアロゾルデポジション)法、塗布・熱分解法(MOD)などの周知の成膜技術により電気機械変換層を堆積させ、引き続き、上部電極を形成した後、フォトリソグラフィ・エッチングにより、上部電極のパターニングを行い、同様に電気機械変換層、下部電極のパターニングを行い、個別化を実施している。金属複合酸化物、特にPZTのドライエッチングは容易い加工材ではない。RIE(反応性イオンエッチング)でSi半導体デバイスは容易にエッチング加工できるが、この種の材料はイオン種のプラズマエネルギーを高めるため、ICPプラズマ、ECRプラズマ、ヘリコンプラズマを併用した特殊なRIEが成される。これは製造装置のコスト高を招く。また、下地電極膜との選択比は稼げない、特に大面積基板ではエッチング速度の不均一性は致命的である。予め、所望する部位のみに難エッチング性のPZT膜を配置すれば、上記加工工程が省略できるが、その試みは一部を除いて成されていない。
そこで、個別PZT膜形成の従来例がいくつか提案されている。これらの従来例について以下に概説する。
先ず、水熱合成法ではTi金属上にPZTが選択成長する。Ti電極をパターニングしておけば、その部位のみにPZT膜が成長する。この方法で十分な耐圧を有するPZT膜を得るには、膜厚が5μm以上の比較的厚い膜が好ましい。これ以下の膜厚では、電界印加で容易に絶縁破壊してしまうからである。
また、真空蒸着法は、有機ELの製造にシャドウマスクが用いられ、発光層のパターニングが成されているが、PZT成膜は基板温度500〜600℃にした状態で実行される。これは圧電性出現のためには複合酸化物が結晶化している必要があり、その結晶化膜を得るのに先記基板温度が必須となる。
更に、AD法は、予めフォトリソグラフィによりレジストパターンを形成し、レジストの無い部位にPZTを成膜する方法が知られている。このAD法は上記水熱合成法と同様に厚膜に有利である。また、レジスト膜上にもPZT膜が堆積するので、研磨処理により一部の堆積膜を除去した後、リフトオフ工程を行う。
また、液滴吐出方式によるPZT前駆体塗布では、高解像度で液滴を吐出、塗布することが可能である。
しかしながら、上記水熱合成法では、所望する任意の薄膜が得られない。また、Si基板上に素子を形成する場合、水熱合成が強アルカリ性の水溶液下で合成されるため、Si基板の保護が必須となる。また、上記真空蒸着法では、一般的なシャドウマスクはステンレス製であり、Si基板とステンレス材の熱膨張差から、十分なマスキングができない。使い捨てシャドウマスクは実現性が低い。特にMO−CVD法やスパッタリング法では堆積膜の回り込み現象が大きく、更に不向きである。更に、上記AD法では、5μm以下の薄膜には不向きであり、大面積の均一研磨工程も煩雑、更にレジスト膜は耐熱性が無いため、室温でAD成膜を実行し、ポストアニール処理を経て、圧電性を示す膜に変換している。また、液滴吐出方式によるPZT前駆体塗布では、白金表面上に塗布された液体は微量であるため乾燥が速く、また塗布領域における端部でも、微小液体から蒸発した溶媒の蒸気濃度が低いため、乾燥が速い。このように白金表面上に塗布されたPZT前駆体の乾燥速度の差は、電気機械変換膜の膜厚ムラを生じる要因となり、電気機械変換素子の電気特性に不具合を生じることとなる。
本発明はこれらの問題点を解決するためのものであり、簡素化した工程で選択的にパターン化可能な電気機械変換素子の製造方法、該製造方法により製造した電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置を提供することを目的とする。
前記問題点を解決するために、本発明の電気機械変換素子の製造方法は、第1の電極となる基板上に部分的に表面改質を行う第1の工程と、表面改質を行った第1の電極の所定の部分に金属の複合酸化物であるゾルゲル液を塗布する第2の工程と、塗布したゾルゲル液を乾燥、熱分解、結晶化して電気機械変換膜を形成する第3の工程と、第1の工程、第2の工程、第3の工程を順に繰返し行い所望する膜厚を得る第4の工程と、第1の電極の基板と電気機械変換膜を挟むように第2の電極を配置する第5の工程とを有することに特徴がある。よって、簡素化した工程でゾルゲル法にて選択的に必要部位のみに電気機械変換膜を形成することができ、従って簡素化した工程で選択的にパターン化可能な電気機械変換素子の製造方法を提供できる。
また、第1の電極及び第2の電極が白金族元素、及びその酸化物、またはこれら数種の積層膜からなることが好ましい。
更に、第1の工程は、第1の電極上にチオール化合物により成された後フォトリソグラフィ・エッチング、またはマスクを介した紫外線照射により部分的にチオール化合物を除去する。よって、ゾルゲル前駆体溶液の選択塗布を実施するにあたり、液体の濡れ性を制御するための表面改質に好適である。
また、第1の工程は、第1の電極上にマイクロコンタクトプリント用のスタンプを用いて部分的にチオール化合物で表面を改質する。よって、ゾルゲル前駆体溶液の選択塗布を実施するにあたり、液体の濡れ性を制御するための表面改質に好適である。
更に、ゾルゲル液の主成分が化学式ABOで記述される複合酸化物よりなり、AはPb、Ba、Srの1つ以上を示し、BはTi、Zr、Sn、Ni、Zn、Mg、Nbの1つ以上を示すことが好ましい。
また、第1の電極は化学式ABOで記述される複合酸化物よりなり、AはSr、Ba、Ca、Laの1つ以上を示し、BはRu、Co、Niの1つ以上を示すことが好ましい。
更に、第2の工程は、表面改質を行った第1の電極の所定の部分に金属の複合酸化物であるゾルゲル液を液滴吐出ヘッドで塗布する。よって、ゾルゲル法にて選択的に必要部位のみに電気機械変換膜を形成することができる。
また、第1の工程において、第1の電極上に液滴吐出ヘッドにより金属の複合酸化物であるゾルゲル液が塗布されない領域面上が疎水面に表面改質されている。よって、簡単にゾルゲル液が塗布されない領域面上が疎水面に表面改質できる。
更に、パターン化した電気機械変換膜の外側に、電気機械変換膜の駆動とは無関係の別の塗布パターンであるダミーパターンを配置した。よって、アスペクト比を下げて転写効率を高めることができる。
また、マイクロコンタクトプリント用のスタンプでダミーパターンを設けることにより、簡単にダミーパターンを設けることができゾルゲル液が塗布されない領域面上が疎水面に表面改質できる。
更に、別の発明としての電気機械変換素子は、上記電気機械変換素子の製造方法によって製造されたことに特徴がある。
また、別の発明としての液滴吐出ヘッドは、上記電気機械変換素子を具備することに特徴がある。
更に、別の発明としての液滴吐出装置は、上記液滴吐出ヘッドを具備することに特徴がある。
本発明によれば、第1の電極となる基板上に部分的に表面改質を行ってから表面改質を行った第1の電極の所定の部分に金属の複合酸化物であるゾルゲル液を塗布する。そして、塗布したゾルゲル液を乾燥、熱分解、結晶化して電気機械変換膜を形成する。その後は、上記工程を繰返し行って所望する膜厚を得、第1の電極の基板と電気機械変換膜を挟むように第2の電極を配置する。よって、簡素化した工程でゾルゲル法にて選択的に必要部位のみに電気機械変換素子を形成することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る電気機械変換素子の製造工程を示す工程断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電気機械変換素子の製造工程を示す工程断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る電気機械変換素子の製造工程を示す工程断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る電気機械変換素子の製造工程を示す工程断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る電気機械変換素子の製造工程を示す工程断面図である。 本発明の第6の実施の形態に係る電気機械変換素子の製造工程を示す工程断面図である。 本発明の第7の実施の形態に係る電気機械変換素子の製造工程を示す工程断面図である。 本発明の電気機械変換素子の製造方法によって製造された電気機械変換素子を用いた液滴吐出ヘッドの構成を示す断面図である。 図8の液滴吐出ヘッドを複数個配置した例を示す概略断面図である。 塗布領域となる長尺パターンを示す平面図である。 長尺パターンを幅方向に配列させた例を示す平面図である。 電界強度と分極のヒステリシス曲線を示す特性図である。 電界強度と分極の別のヒステリシス曲線を示す特性図である。 PZT前駆体溶液が表面張力によりパターン内の疎水面上で接合した様子と熱処理後の様子を示す断面図である。 SAM膜除去部位及びSAM膜配置部位の水の接触の様子を示す図である。 PDMSスタンプのダミーパターンの一例を示す平面図である。 均一な膜厚を有する電気機械変換膜を得るために形成されるダミーパターンを示す図である。 液滴吐出ヘッドを搭載した液滴吐出塗布装置の構成を示す斜視図である。 別の発明の一実施の形態に係る液滴吐出装置の構成を示す概略構成図である。
はじめに、本発明の原理について概説する。なお、本発明における電気機械変換素子はd31方向の変形を利用した横振動(ベンドモード)型を例とする。電気機械変換層がPZTの場合、非特許文献1に記載されているように、出発材料に酢酸鉛、ジルコニウムアルコキシド、チタンアルコキシド化合物を出発材料にし、共通溶媒としてメトキシエタノールに溶解させ均一溶液を得る。この均一溶媒をPZT前駆体溶液と呼ぶ。また、PZTとは、ジルコン酸鉛(PbZrO)とチタン酸鉛(PbTiO)の固溶体で、その比率により特性が異なる。一般的に優れた圧電特性を示す組成はPbZrOとPbTiOの比率が53:47の割合で、化学式で示すとPb(Zr0.53,Ti0.47)O、一般にPZT(53/47)と示される。酢酸鉛、ジルコニウムアルコキシド、チタンアルコキシド化合物の出発材料は、この化学式に従って秤量される。金属アルコキシド化合物は大気中の水分により容易に加水分解してしまうので、前駆体溶液に安定剤としてアセチルアセトン、酢酸、ジエタノールアミンなどの安定化剤を適量、添加しても良い。PZT以外の複合酸化物としてはチタン酸バリウムなどが挙げられ、この場合はバリウムアルコキシド、チタンアルコキシド化合物を出発材料にし、共通溶媒に溶解させることでチタン酸バリウム前駆体溶液を作製することも可能である。
また、下地となる基板の全面にPZT膜を得る場合、スピンコートなどの溶液塗布法により塗膜を形成し、溶媒乾燥、熱分解、結晶化の各々の熱処理を施すことで得られる。塗膜から結晶化膜への変態には体積収縮が伴うので、クラックフリーな膜を得るには一度の工程で100nm以下の膜厚が得られるように前駆体濃度の調整が必要になる。また、液体噴射装置の電気機械変換素子として用いる場合、このPZT膜の膜厚は1μm〜2μmが要求される。前述の方法でこの膜厚を得るには十数回、工程を繰り返すことになる。
更に、ゾルゲル法によるパターン化した電気機械変換層の形成の場合には、下地となる基板の濡れ性を制御したPZT前駆体溶液の塗り分けをする。これは、非特許文献2に示されているアルカンチオールの特定金属上に自己配列する現象である。白金族金属にチオールはSAM(Self assembled monolayer)膜を形成する。下部電極にPtを用い、その全面にSAM処理を行う。SAM膜上はアルキル基が配置しているので、疎水性になる。周知のフォトリソグラフィ・エッチングにより、フォトレジストを用いてこのSAM膜をパターニングする。レジスト剥離後も、パターン化SAM膜は残っているので、この部位は疎水性SAM除去した部位は白金表面なので親水性で、この表面エネルギーのコントラストを利用してPZT前駆体溶液の塗り分けをする。なお、コントラストの程度にもよるが、PZT前駆体はスピンコート法で全面塗布してもパターン状に塗り分けられる場合もある。ドクターブレード塗工でも良く、ディップコートでも良い。PZT前駆体溶液の消費量を低減したい場合はインクジェット塗工でも良い。同様に凸版印刷でも可である。このような原理を基づいて本発明の電気機械変換素子の製造方法について以下説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る電気機械変換素子の製造工程を示す工程断面図である。なお、基板再表面はいうまでもなく、チオールとの反応性に優れた白金として説明する。アルカンチオールは分子鎖長により反応性や疎水(撥水)性が異なるものの、C6からC18の分子を一般的な有機溶媒(アルコール、アセトン、トルエンなど)に溶解させる(濃度数mol/l)。同図の(a),(b)に示すように、この溶液中に基板11を浸漬させ、所定時間後に取り出した後、余剰な分子を溶媒で置換洗浄し乾燥することで白金表面のSAM膜12を形成する。次に、同図の(c)に示すように、フォトリソグラフィによりフォトレジスト13をパターン形成し、同図の(d)に示すようにドライエッチングによりSAM膜12を除去し、加工に用いたフォトレジスト13を除去してSAM膜12のパターニングを終了する。そして、同図の(e)に示すようにスピンコートなどの溶液塗布法によりPZT前駆体溶液を塗布すると、疎水部であるSAM膜12上には塗膜が形成されず、SAM膜12を除去された親水部のみにPZT膜14が形成され、その後同図の(f)に示すように、溶媒乾燥、熱分解、結晶化の各々の熱処理を施すことで電気機械変換膜15が得られる。
図2は本発明の第2の実施の形態に係る電気機械変換素子の製造工程を示す工程断面図である。同図において、図1と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。同図の(a),(b)において、先にフォトレジスト16を用いてフォトレジストパターンを形成し、同図の(c)に示すようにSAM処理を行う。この処理後の状態は、疎水性であるフォトレジスト16上にはSAM膜12は形成されていない。そして、同図の(d)に示すようにフォトレジスト16を除去すればSAM膜12のパターニングを終了する。そして、同図の(e)に示すようにスピンコートなどの溶液塗布法によりPZT前駆体溶液を塗布すると、疎水部であるSAM膜12上には塗膜が形成されず、SAM膜12を除去された親水部のみにPZT膜14が形成され、その後同図の(f)に示すように、溶媒乾燥、熱分解、結晶化の各々の熱処理を施すことで電気機械変換膜15が得られる。
図3は本発明の第3の実施の形態に係る電気機械変換素子の製造工程を示す工程断面図である。同図において、図1と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。同図の(a),(b)に示すように、基板11上にSAM処理を施して白金表面のSAM膜12を形成する。そして、同図の(c)に示すように、パターン化されたマスク17を介して紫外線18を照射することで、同図の(d)に示すように未露光部にはSAM膜12が残り、露光部にはSAM膜12が消失する。そして、同図の(e)に示すようにスピンコートなどの溶液塗布法によりPZT前駆体溶液を塗布すると、疎水部であるSAM膜12上には塗膜が形成されず、SAM膜12を除去された親水部のみにPZT膜14が形成され、その後同図の(f)に示すように、通常のゾルゲルプロセスに従って熱処理を行う。前駆体熱処理温度は有機物の燃焼温度400℃〜500℃、PZT結晶化温度600℃〜700℃などの高温処理によりSAM膜12は消失する。最後に電気機械変換膜15が得られる。
図4は本発明の第4の実施の形態に係る電気機械変換素子の製造工程を示す工程断面図である。同図において、図1と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。同図の(a),(b)に示すように、いわゆるマイクロコンタクトプリント法により予めソフトリソグラフィ等でパターニングしたPDMSスタンプ19にSAM膜を形成する溶液20を浸漬もしくはスピンコートで塗布しておき、同図の(c)に示すように当該PDMSスタンプ19を基板11上にコンタクトプリントすることで同図の(d)に示すようにパターニングされたSAM膜12を基板11上に形成させる。そして、同図の(e)に示すようにスピンコートなどの溶液塗布法によりPZT前駆体溶液を塗布すると、疎水部であるSAM膜12上には塗膜が形成されず、SAM膜12を除去された親水部のみにPZT膜14が形成され、その後同図の(f)に示すように、溶媒乾燥、熱分解、結晶化の各々の熱処理を施すことで電気機械変換膜15が得られる。このような第4の実施の形態の製造方法によれば、基板上でのパターン化工程(フォトリソグラフィ工程)を省略することができるため、非常に生産性を高めることができる。また、SAM膜をコンタクトプリントする場合も、アルカンチオール自体の濡れのため、アライメントも簡便に済むという優位性がある。
図5は本発明の第5の実施の形態に係る電気機械変換素子の製造工程を示す工程断面図である。同図において、図1と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。同図の(a),(b)に示すように、白金表面のSAM膜12を形成する。そして、同図の(c)に示すように、フォトリソグラフィによりフォトレジスト13をパターン形成し、同図の(d)に示すようにドライエッチングによりSAM膜12を除去し、加工に用いたフォトレジスト13を除去してSAM膜12のパターニングを終了する。そして、同図の(e)に示すように、液滴吐出ヘッド21によりSAM膜12を除去された親水部のみにPZT前駆体溶液を塗布してPZT膜14を形成し、その後同図の(f)に示すように、溶媒乾燥、熱分解、結晶化の各々の熱処理を施すことで電気機械変換膜15が得られる。なお、一度の成膜で得られる膜厚は100nmが好ましく、前駆体濃度は成膜面積と前駆体塗布量の関係から適正化される。図5の(e)に示すように液滴吐出ヘッドにより塗布された状態で接触角のコントラストのため前駆体溶液は親水部のみに広がりパターンを形成する。これを第一の加熱(溶媒乾燥)として120℃処理後、有機物の熱分解を行い、図5の(f)のような電気機械変換膜が得られる。このときの膜厚は90nmであった。
図6は本発明の第6の実施の形態に係る電気機械変換素子の製造工程を示す工程断面図である。同図において、図1と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。同図の(a),(b)に示すように、上述した第1〜第5の実施の形態の電気機械変換素子の製造工程によってパターン形成した試料にSAM処理を行う。その後、同図の(c)に示すように、スピンコートなどの溶液塗布法によりPZT前駆体溶液を塗布すると、疎水部であるSAM膜12上には塗膜が形成されず、電気機械変換膜15上のみにPZT膜14が形成され、いわゆるPZT前駆体溶液の塗り分け塗工が行なわれ、同図の(d)に示すように熱処理を施し更に厚みが増した電気機械変換膜15が形成される。所望の膜厚になるまで同図の(a)〜(d)の工程を繰り返す。この方法によるパターン化はセラミックス膜厚が5μmの厚さまで形成できる。このように、2回目以降の製造工程は以下の理由から簡便化できる。第1にSAM膜は酸化物薄膜上には形成できない。上述した第1〜第5の実施の形態の電気機械変換素子の製造工程によってPZT膜が無い。つまり露出している白金膜上のみにSAM膜が形成される。第2に、この自己組織化現象を使うのが本発明の特徴であり、従来のSAM膜のパターン化とこれを利用した機能性色材(カラーフィルタ、ポリマー有機EL、ナノメタル配線)のパターニングは1回のSAM処理と引き続き行われる機能性色材の配置で完了していたが、ゾルゲル法では一度に成膜できる膜厚が少ないので、複数回繰り返す必要があるが、毎回フォトリソグラフィ・エッチングによるパターン化SAM膜形成は工程が煩雑になる。本発明は特にSAM膜が形成できない酸化物薄膜と、電気機械変換素子として下部電極が構成要素であり、その下部電極にSAM膜が形成可能な組合せで初めて実現できるものである。
図7は本発明の第7の実施の形態に係る電気機械変換素子の製造工程を示す工程断面図である。同図において、図5と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。同図の(a),(b)に示すように、上述した第1〜第5の実施の形態の電気機械変換素子の製造工程によってパターン形成した試料にSAM処理を行う。その後、同図の(c)に示すように、液滴吐出ヘッド21を用いてPZT前駆体溶液を塗布すると、疎水部であるSAM膜12上には塗膜が形成されず、電気機械変換膜15上のみにPZT膜14が形成され、いわゆるPZT前駆体溶液の塗り分け塗工が行なわれ、同図の(d)に示すように熱処理を施し更に厚みが増した電気機械変換膜15が形成される。所望の膜厚になるまで同図の(a)〜(d)の工程を繰り返す。
次に、本発明の電気機械変換素子の製造方法によって製造された電気機械変換素子を用いた液滴吐出ヘッドの構成を図8に示す。同図に示す液滴吐出ヘッド30は、下部電極33上に電気機械変換膜32が設けられ、該電気機械変換膜32上には、例えば液滴吐出ヘッドを用いて白金インクを塗布して形成した上部電極31が積層されて電気機械変換素子34を構成している。更には、この電気機械変換素子34の下部電極33上には密着層35が設けられている。この密着層35は密着層35に設けられる振動板36上に白金族下部電極を配置する場合膜密着力を強めるための層である。そして、振動板36とSi基板である圧力室基板37とノズル38が設けられたノズル板39とで圧力室40が構成されている。なお、図8では、液体供給手段、流路、流体抵抗は省略している。
なお、下部電極33として用いられる材料は耐熱性かつアルカンチオールとの反応によりSAM膜を形成する金属が選ばれる。銅や銀はSAM膜を形成するが大気下中、500℃以上の熱処理により変質してしまうので用いることはできない。また、金は両条件を満たすものの、積層するPZT膜の結晶化に不利に働くので使えない。白金、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、の単金属や白金-ロジウムなどの白金を主成分とした他の白金族元素との合金材料も有効である。更に、密着層35として可能な材料はチタン、タンタル、酸化チタン、酸化タンタル、窒化チタン、窒化タンタルやこれらの積層膜が有効である。また、振動板36は厚さ数ミクロンでシリコン酸化膜や窒化シリコン膜、酸化窒化シリコン膜、およびこれら各膜を積層した膜でも良い。また熱膨張差を考慮した酸化アルミニウム膜、ジルコニア膜などのセラミック膜でも良い。これら材料は絶縁体である。そして、下部電極33は電気機械変換素子34に信号入力する際の共通電極として電気的接続をするので、その上にある振動板36は絶縁体か、もしくは導体であれば絶縁処理を施して用いることになる。この絶縁処理に用いられるシリコン系絶縁膜は熱酸化膜、CVD堆積膜を用い、金属酸化膜はスパッタリング法で成膜することができる。
図9は図8の液滴吐出ヘッドを複数個配置した例を示す概略断面図である。上述したように、電気機械変換素子が簡便な製造工程で、かつバルクセラミックスと同等の性能を持つように形成でき、その後の圧力室形成のための裏面からのエッチング除去、ノズル孔を有するノズル板を接合することで液滴吐出ヘッドができる。なお、図9では液体供給手段、流路、流体抵抗は省略している。
次に、本発明の具体例について説明すると、シリコンウェハに熱酸化膜(膜厚1ミクロン)を形成し、密着層としてチタン膜(膜厚50nm)をスパッタ成膜した。引続き下部電極として白金膜(膜厚200nm)スパッタ成膜した。図4に示すように、微細なパターンを持つPDMSスタンプを作製し、アルカンチオールにCH(CH−SHを用い、濃度0.01mol/l(溶媒:イソプロピルアルコール)溶液に浸漬もしくはスピンコートによってスタンプ上に塗布し、このスタンプで白金膜上にコンタクトプリントを行う。白金膜上にパターン化されたSAM膜が形成される。SAM処理実施後、疎水性の確認のため接触角を測定した。白金膜上では水の接触角は5°以下(完全濡れ)であり、SAM膜上では92.2°となり、SAM膜処理がなされたことがわかる。そして、圧電層としてPZT(53/47)を成膜する。PZT前駆体溶液の合成は、出発材料に酢酸鉛三水和物、イソプロポキシドチタン、イソプロポキシドジルコニウムを用いた。酢酸鉛の結晶水はメトキシエタノールに溶解後、脱水した。化学両論組成に対し鉛量を10モル%過剰にしてある。これは熱処理中のいわゆる鉛抜けによる結晶性低下を防ぐためである。また、イソプロポキシドチタン、イソプロポキシドジルコニウムをメトキシエタノールに溶解し、アルコール交換反応、エステル化反応を進め、先記の酢酸鉛を溶解したメトキシエタノール溶液と混合することでPZT前駆体溶液を合成した。このPZT濃度は0.3mol/lにした。一度のゾルゲル成膜で得られる膜厚は100nmが好ましく、前駆体濃度は成膜面積と前駆体塗布量の関係から適正化される。従って0.3mol/lに限定されるものではない。
このPZT前駆体溶液を先のパターン化SAM膜上にスピンコート法で例えば図4の(e)に示したように塗布した。SAM膜上ではスピン時の遠心力作用で塗膜は形成されず、親水部のみに塗膜ができた。これを第1の加熱(溶媒乾燥)として120℃処理後、有機物の熱分解処理として500℃の熱処理を行い、電気機械変換膜を得た。膜厚は90nmであった。または、図10に示すように、塗布領域41となる成膜パターンは幅50μm、長さ500μmの長尺パターンとし、PZT前駆体溶液を塗布しない領域を長尺パターン内部に50μm四方に、均等になるように4箇所設けた。すなわち、PZT前駆体溶液の非塗布領域42は、フォトリソグラフィ工程においてパターニングされず、レジスト皮膜された状態での酸素プラズマ照射工程を経ても疎水性のあるSAM膜が保持されている状態とした。次に、図11に示すように、図10の長尺パターンを幅方向に配列させ(ピッチ1/2)、配列させたパターンの周囲に幅50μmのラインで700μm角の正方形パターンを前記と同じPZT前駆体溶液にて塗布した。この塗布領域43はフォトリソグラフィ工程および酸素プラズマ照射工程にてSAM膜が除去され、表面が親水性である状態とした。
次に、繰り返し処理の第1の具体例について説明すると、試料表面をイソプロピルアルコール洗浄後、同様のマイクロコンタクトプリントにてSAM膜を形成した。PZT膜上の接触角は5°以下(完全濡れ)を示し、SAM膜上のそれは92.0°を示した。このことより図6の(b)に示すような本発明の自己整合型SAM膜の形成が確認できた。PZT前駆体溶液をスピンコート法で塗布し、PZT膜のある部位のみに塗膜が形成した。これを同様な熱処理を加え、PZT膜の2度の重ね塗りができた。この2度塗りの膜厚は180nmであった。
更に、図6の工程を5回繰り返し540nmの電気機械変換膜を得たのち、結晶化熱処理(温度700℃)をRTA(急速熱処理)にて行った。膜にクラックなどの不良は生じなかった。更に、6回のSAM膜処理、PZT前駆体の選択塗布、120℃乾燥、そして500℃熱分解を行い、結晶化処理をした。電気機械変換膜にクラックなどの不良は生じなかった。膜厚は1000nmに達した。このパターン化膜に上部電極(白金)を成膜し電気特性、電気機械変換能(圧電定数)の評価を行った。膜の比誘電率は1220、誘電損失は0.02、残留分極は19.3μC/cm、抗電界は36.5kV/cmであり、通常のセラミック焼結体と同等の特性を持つ(P−Eヒステリシス曲線である図12を参照)。電気機械変換能は電界印加による変形量をレーザドップラー振動計で計測し、シミュレーションによる合わせ込みから算出した。その圧電定数d31は−120pm/Vとなり、こちらもセラミック焼結体と同等の値であった。これは液体吐出ヘッドとして十分設計できうる特性値である。
また、上部電極を配置せずに、更なる厚膜化を試みた。すなわち、6回までの熱分解アニールのたびに結晶化処理を行い、これを10回繰り返したところ膜厚5μmのパターン化PZT膜がクラックなどの欠陥を伴わずに得られた。
更に、電気機械変換膜として(Pb0.95 Sr0.05)[(Mg1/3 Nb2/3)0.375 Zr0.265 Ti0.36]Oを作製した。各金属元素に対する出発材料は上記具体例と同じ物を使い、その他の元素についてはストロンチウムプロポキシド、マグネシウムエトキシド、ニオブエトキシドを用いている。共通溶媒としてメトキシエタノールを用い、均一な前駆体溶液を得た。通常のゾルゲル成膜を行って得た膜の特性は比誘電率=2300、抗電界=25kV/cm、残留分極=32.3μC/cmを持ち、バルクセラミックスと同等の特性を持つ。電気機械変換膜としてPb[(Ni1/3 Nb2/3)0.5 Zr0.15 Ti0.35]Oを作製した。ニッケルの出発材料にはニッケル(II)アセチルアセトナート二水和物を脱水し、メトキシエタノールに溶解した。他のアルコキシド化合物との共通溶媒としてメトキシエタノールを用い、均一な前駆体溶液を得た。通常のゾルゲル成膜を行って得た膜の特性は比誘電率=4000、抗電界=20kV/cm、残留分極=27.5μC/cmを持ち、バルクセラミックスと同等の特性を持つ。
そして、下部電極にルテニウム酸ストロンチウムを反応性スパッタリングにて200nm成膜し、引き続き白金を2nmの厚さになるよう処理を行った。他の白金族元素の電極膜としてルテニウム、イリジウム、ロジウムをおのおの同様の膜厚で配置した。成膜はスパッタリングで、SAM分子、処理方法は上記具体例と同じである。また、白金族合金として白金−ロジウム(ロジウム濃度は15wt%)を行った。更に、イリジウム酸化膜の上にイリジウム金属、または白金膜を配置した試料についても行った上記具体例と同様なSAM処理を行い、SAM膜除去部位の水の接触角は5°以下(完全濡れ)であり、一方、SAM膜配置部位のそれは全ての試料において90.0°を示した。
また、図13にSRO電極にPt(2nm−thick)堆積した下部電極を用いたPZT(53/47)膜のP−Eヒステリシス曲線を示す。この膜の比誘電率は1300、抗電界=35kV/cm、残留分極=22.2μC/cmを持ち、従来と遜色の無い特性を持つ。
次に、繰り返し処理の第2の具体例について説明する。一度の成膜で得られる膜厚は100nmが好ましく、前駆体濃度は成膜面積と前駆体塗布量の関係から適正化される。例えば図1の(e)に示すように後述する液滴吐出塗布装置により塗布された状態で接触角のコントラストのため前駆体溶液は親水部のみに広がりパターンを形成する。これを第一の加熱(溶媒乾燥)として120℃処理後、有機物の熱分解を行い、例えば図1の(f)に示すような電気機械変換膜を得た。このときの膜厚は90nmであった。引き続き繰返し処理としてイソプロピルアルコール洗浄後、同様の浸漬処理にてSAM膜を形成した。2回目以降はSAM膜は酸化膜上には形成されないので、例えば図7の(b)に示すようにフォトリソグラフィの工程を実施せずにSAM膜のパターンが得られる。またこのときの接触角は純水に対してSAM膜上は92°、PZT膜上は34°であった。この状態で1度目に形成したPZT膜上に位置合わせを行って、再度液滴吐出塗布装置によりPZT前駆体溶液を塗布した状態が例えば図7の(c)である。更に1回目と同じ加熱プロセスを実施し、例えば図7の(d)に示すように重ね塗りされたPZT膜が得られた。このときの膜厚は180nmであった。前述の工程4回目の時、長尺パターン内に分離形成されていたPZT膜上において、PZT前駆体溶液44が表面張力によりパターン45内の疎水面上で接合した(図14の(a)参照)。この状態で先述と同様に熱処理を行ったところ、パターン内疎水面上のSAM膜は除去されたため、パターン45は膜厚ムラのない平坦な一対のPZT膜46として形成された(図14の(b)参照)。このときの膜厚は360nmであった。以後もこの前記工程を2回、即ち都合6回繰り返した。PZT前駆体液を吐出する位置は同じでも、過去に形成されたPZT膜上で先記前駆体溶液は均一に広がり塗布された。540nmの膜を得たのち、結晶化熱処理(温度700℃)をRTA(急速熱処理)にて行った。膜にクラックなどの不良は生じなかった。
次に、繰り返し処理の第3の具体例について説明すると、他の白金族元素の電極膜としてルテニウム、イリジウム、ロジウムを、各々チタン密着層を配置した熱酸化膜付きシリコンウェハ上にスパッタリング成膜した。SAM分子、処理方法は第1の具体例と同じである。また、白金族合金として白金−ロジウム(ロジウム濃度は15wt%)も行った。また、イリジウム酸化膜の上にイリジウム金属、または白金膜を配置した試料についても行った。その結果、図15の(a)に示すようにSAM膜除去部位の水の接触角は5°以下(完全濡れ)であり、一方SAM膜配置部位の全ての試料において水の接触角は図15の(b)に示すように92.2°を示した。
図16はPDMSスタンプのダミーパターンの一例を示す平面図である。図4のPDMSスタンプ19を用いたマイクロコンタクトプリントは0.1〜100μmのパターンを転写する方法である。そのため、図16の(a)のような長手方向が100μm以上で短手方向は30〜60μmのアスペクト比の高いパターンでは、転写効率が著しく落ちてしまう。この問題を解決するため、図16の(b)のように短手方向の整数倍でかつ100μm以下になるように長手方向を区切り、例えば正方形のパターンに区切ってダミーパターン51を形成することでアスペクト比を下げて転写効率を高めることができる。
PZT前駆体溶液をパターン噴出、乾燥固着させる現象において溶媒の乾燥に伴うパターン膜厚の分布が発生してしまう、という不具合がある。基板に着弾したPZT前駆体溶液(PZT前駆体と有機溶媒で構成されている)の有機溶媒乾燥に伴い、対流が発生し最も乾燥速度の早い個所に、固形分成分が集中する所謂コーヒーステイン現象が生じる。要求されるPZT前駆体パターンは、そのパターン精度の要求の他、均一な膜厚であることが要求される。一連の実験から、複数パターンからなるインクジェット印刷において、最も端のパターンで、このコーヒーステイン現象が認められた。すなわち、複数からなるパターンの中央部では左右のパターンから蒸発する有機溶媒の効果により、雰囲気が有機溶媒リッチな状態である一方、端部では有機溶媒雰囲気が不十分なため、乾燥速度が早くなることに起因している。従ってインクジェットヘッドのアクチュエータ部作製においてはインク吐出に用いられないが、乾燥速度の均一化を目的とする印刷領域(これをダミーパターンと呼ぶ)を設けることにより均一化を図れる。
図17に示す実施例では、インクジェットヘッド相当の長方形パターンが複数列並ぶインクジェット印刷を行ったが、少なくとも84.6μm間隔(300dpi)のパターンにおいて3つ以上のダミーパターン配置により膜厚分布のないPZT前駆体パターンが得られた。
図18は液滴吐出ヘッドを搭載した液滴吐出塗布装置の構成を示す斜視図である。図5及び図7で用いられる液滴吐出ヘッドを搭載した図18に示す液滴吐出塗布装置60によれば、架台61の上に、Y軸駆動手段62が設置してあり、その上に基板63を搭載するステージ64がY軸方向に駆動できるように設置されている。なお、ステージ64には図示されていない真空、静電気などの吸着手段が付随して設けられており、基板63が固定されている。また、X軸支持部材65にはX軸駆動手段66が取り付けられており、これにZ軸駆動手段67上に搭載されたヘッドベース68が取り付けられており、X軸方向に移動できるようになっている。ヘッドベース68の上には液体を吐出させる液滴吐出ヘッド69が搭載されている。この液滴吐出ヘッド69には図示されていない液体タンクから供給用パイプ70を介して液体が供給される。
図19は別の発明の一実施の形態に係る液滴吐出装置の構成を示す概略構成図である。同図の(a)は概略断面図であり、同図の(b)は概略透視斜視図である。なお、同図に示す本発明の液滴吐出装置は、上述した本発明の電気機械変換素子の製造方法によって製造された電気機械変換素子を具備する液滴吐出ヘッドを搭載している。同図に示す本発明の液滴吐出装置の一例であるインクジェット記録装置100は、主に、記録装置本体の内部に主走査方向に移動可能なキャリッジ101と、キャリッジ101に搭載した本発明を実施して製造した液滴吐出ヘッドの一例であるインクジェットヘッドからなる記録ヘッド102と、記録ヘッド102へインクを供給するインクカートリッジ103とを含んで構成される印字機構部104を有している。また、装置本体の下方部には前方側から多数枚の用紙105を積載可能な給紙カセット106を抜き差し自在に装着することができ、また用紙105を手差しで給紙するための手差しトレイ107を開倒することができ、給紙カセット106或いは手差しトレイ107から給送される用紙105を取り込み、印字機構部104によって所要の画像を記録した後、後面側に装着された排紙トレイ108に排紙する。印字機構部104は、図示しない左右の側板に横架したガイド部材である主ガイドロッド109と従ガイドロッド110とでキャリッジ101を主走査方向に摺動自在に保持し、このキャリッジ101にはイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出する本発明に係る液滴吐出ヘッドの一例であるインクジェットヘッドからなる記録ヘッド102を複数のインク吐出口(ノズル)を主走査方向と交差する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。また、キャリッジ101には記録ヘッド102に各色のインクを供給するための各インクカートリッジ103を交換可能に装着している。インクカートリッジ103は上方に大気と連通する大気口、下方には記録ヘッド102へインクを供給する供給口を、内部にはインクが充填された多孔質体を有しており、多孔質体の毛管力により記録ヘッド102へ供給されるインクをわずかな負圧に維持している。また、記録ヘッド102としてここでは各色のヘッドを用いているが、各色のインク滴を吐出するノズルを有する1個のヘッドでもよい。ここで、キャリッジ101は後方側(用紙搬送方向下流側)を主ガイドロッド109に摺動自在に嵌装し、前方側(用紙搬送方向上流側)を従ガイドロッド110に摺動自在に載置している。そして、このキャリッジ101を主走査方向に移動走査するため、主走査モータ111で回転駆動される駆動プーリ112と従動プーリ113との間にタイミングベルト114を張装し、このタイミングベルト104をキャリッジ101に固定しており、主走査モータ111の正逆回転によりキャリッジ101が往復駆動される。
一方、給紙カセット106にセットした用紙105を記録ヘッド102の下方側に搬送するために、給紙カセット106から用紙105を分離給装する給紙ローラ115及びフリクションパッド116と、用紙105を案内するガイド部材117と、給紙された用紙105を反転させて搬送する搬送ローラ118と、この搬送ローラ118の周面に押し付けられる搬送コロ119及び搬送ローラ118からの用紙105の送り出し角度を規定する先端コロ120とを設けている。搬送ローラ118は副走査モータ121によってギヤ列を介して回転駆動される。そして、キャリッジ101の主走査方向の移動範囲に対応して搬送ローラ118から送り出された用紙105を記録ヘッド102の下方側で案内する用紙ガイド部材である印写受け部材122を設けている。この印写受け部材122の用紙搬送方向下流側には、用紙105を排紙方向へ送り出すために回転駆動される搬送コロ123、拍車124を設け、さらに用紙105を排紙トレイ108に送り出す排紙ローラ125及び拍車126と、排紙経路を形成するガイド部材127,128とを配設している。記録時には、キャリッジ101を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド102を駆動することにより、停止している用紙105にインクを吐出して1行分を記録し、用紙105を所定量搬送後次の行の記録を行う。記録終了信号または、用紙105の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了させ用紙105を排紙する。また、キャリッジ101の移動方向右端側の記録領域を外れた位置には、記録ヘッド102の吐出不良を回復するための回復装置129を配置している。回復装置129はキャップ手段と吸引手段とクリーニング手段を有している。キャリッジ101は印字待機中にはこの回復装置129側に移動されてキャッピング手段で記録ヘッド102をキャッピングされ、吐出口部を湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止する。また、記録途中などに記録と関係しないインクを吐出することにより、全ての吐出口のインク粘度を一定にし、安定した吐出性能を維持する。
なお、本発明は上記実施の形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内の記載
であれば多種の変形や置換可能であることは言うまでもない。
11;基板、12;SAM膜、13,16;フォトレジスト、
14;PZT膜、15;電気機械変換膜、17;マスク、
18;紫外線、19;PDMSスタンプ、20;溶液、
21,30;液滴吐出ヘッド、51;ダミーパターン、
60;液滴吐出塗布装置、100;インクジェット記録装置。
K.D.Budd,S.K.Dey,D.A.Payne,Proc.Brit.Ceram.Soc.36,107(1985) A.Kumar and G.M.Whitesides, Appl.Phys.Lett.,63,2002(1993)

Claims (13)

  1. 電気機械変換素子を製造する方法において、
    第1の電極となる基板上に部分的に表面改質を行う第1の工程と、
    表面改質を行った前記第1の電極の所定の部分に金属の複合酸化物であるゾルゲル液を塗布する第2の工程と、
    塗布したゾルゲル液を乾燥、熱分解、結晶化して電気機械変換膜を形成する第3の工程と、
    第1の工程、第2の工程、第3の工程を順に繰返し行い所望する膜厚を得る第4の工程と、
    第1の電極の前記基板と前記電気機械変換膜を挟むように第2の電極を配置する第5の工程と
    を有することを特徴とする電気機械変換素子の製造方法。
  2. 前記第1の電極及び前記第2の電極が白金族元素、及びその酸化物、またはこれら数種の積層膜からなることを特徴とする請求項1記載の電気機械変換素子の製造方法。
  3. 前記第1の工程は、前記第1の電極上にチオール化合物により成された後フォトリソグラフィ・エッチング、またはマスクを介した紫外線照射により部分的にチオール化合物を除去することを特徴とする請求項1記載の電気機械変換素子の製造方法。
  4. 前記第1の工程は、前記第1の電極上にマイクロコンタクトプリント用のスタンプを用いて部分的にチオール化合物で表面を改質することを特徴とする請求項1記載の電気機械変換素子の製造方法。
  5. 前記ゾルゲル液の主成分が化学式ABOで記述される複合酸化物よりなり、AはPb、Ba、Srの1つ以上を示し、BはTi、Zr、Sn、Ni、Zn、Mg、Nbの1つ以上を示すことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気機械変換素子の製造方法。
  6. 前記第1の電極は化学式ABOで記述される複合酸化物よりなり、AはSr、Ba、Ca、Laの1つ以上を示し、BはRu、Co、Niの1つ以上を示すことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気機械変換素子の製造方法。
  7. 前記第2の工程は、表面改質を行った前記第1の電極の所定の部分に金属の複合酸化物であるゾルゲル液を液滴吐出ヘッドで塗布することを特徴とする請求項1記載の電気機械変換素子の製造方法。
  8. 前記第1の工程において、前記第1の電極上に液滴吐出ヘッドにより金属の複合酸化物であるゾルゲル液が塗布されない領域面上が疎水面に表面改質されていることを特徴とする請求項1記載の電気機械変換素子の製造方法。
  9. パターン化した前記電気機械変換膜の外側に、前記電気機械変換膜の駆動とは無関係の別の塗布パターンであるダミーパターンを配置したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の電気機械変換素子の製造方法。
  10. マイクロコンタクトプリント用のスタンプで前記ダミーパターンを設けることを特徴とする請求項9記載の電気機械変換素子の製造方法。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の電気機械変換素子の製造方法によって製造されたことを特徴とする電気機械変換素子。
  12. 請求項11記載の電気機械変換素子を具備することを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  13. 請求項12記載の液滴吐出ヘッドを具備することを特徴とする液滴吐出装置。
JP2010119873A 2009-05-28 2010-05-25 電気機械変換素子の製造方法、該製造方法により製造した電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置 Expired - Fee Related JP5585209B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010119873A JP5585209B2 (ja) 2009-05-28 2010-05-25 電気機械変換素子の製造方法、該製造方法により製造した電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
PCT/JP2010/059404 WO2010137737A1 (en) 2009-05-28 2010-05-27 Method for producing electromechanical transducer, electromechanical transducer produced by the method, liquid-droplet jetting head, and liquid-droplet jetting apparatus
CN201080022531.0A CN102439744B (zh) 2009-05-28 2010-05-27 制造机电转换器的方法、由该方法制造的机电转换器、液滴喷射头及液滴喷射设备
EP20100780690 EP2436052A4 (en) 2009-05-28 2010-05-27 METHOD FOR PRODUCING AN ELECTROMECHANICAL CONVERTER, ELECTROMECHANICAL CONVERTERS MANUFACTURED IN THIS PROCESS, LIQUID STROKE SPRAY HEAD, AND LIQUID SPRAYING APPARATUS
US13/265,192 US8646180B2 (en) 2009-05-28 2010-05-27 Method for producing electromechanical transducer, electromechanical transducer produced by the method, liquid-droplet jetting head, and liquid-droplet jetting apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009128383 2009-05-28
JP2009128383 2009-05-28
JP2010119873A JP5585209B2 (ja) 2009-05-28 2010-05-25 電気機械変換素子の製造方法、該製造方法により製造した電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011009726A true JP2011009726A (ja) 2011-01-13
JP5585209B2 JP5585209B2 (ja) 2014-09-10

Family

ID=43222837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010119873A Expired - Fee Related JP5585209B2 (ja) 2009-05-28 2010-05-25 電気機械変換素子の製造方法、該製造方法により製造した電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8646180B2 (ja)
EP (1) EP2436052A4 (ja)
JP (1) JP5585209B2 (ja)
CN (1) CN102439744B (ja)
WO (1) WO2010137737A1 (ja)

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012158026A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Ricoh Co Ltd 印刷用版及びその製造方法、機能性膜の形成方法、インクジェットヘッド並びにインクジェット記録装置
JP2012169445A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Ricoh Co Ltd 電気機械変換膜の作製方法及び電気機械変換素子の作製方法
JP2012169490A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Ricoh Co Ltd 電気機械変換膜の製造方法と該製造方法により製造された電気機械変換膜、および電気機械変換素子の製造方法と該製造方法により製造された電気機械変換素子、並びにインクジェットヘッドとインクジェット記録装置
JP2012170847A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Ricoh Co Ltd 薄膜製造装置及び薄膜製造方法
JP2012186278A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Ricoh Co Ltd 電気機械変換膜の製造方法及び電気機械変換膜
JP2012195445A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Ricoh Co Ltd 圧電アクチュエータおよびその作製方法液体吐出ヘッドおよびインクジェットプリンタ
JP2012196827A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Ricoh Co Ltd 電気機械変換素子の製造方法、電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置
JP2012199316A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Ricoh Co Ltd 電気機械変換素子の製造方法、電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置
JP2012256756A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Ricoh Co Ltd 電気−機械変換膜の形成方法、電気−機械変換膜、電気−機械変換素子、液体吐出ヘッドおよび画像形成装置
JP2013045783A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Ricoh Co Ltd 薄膜製造装置及び薄膜製造方法
JP2013055173A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Ricoh Co Ltd 薄膜製造方法、電気機械変換素子、液体吐出ヘッド及びインクジェット記録装置
JP2013062357A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Ricoh Co Ltd 電気−機械変換素子、電気−機械変換素子を具備した液滴吐出ヘッド及び液滴吐出ヘッドを具備したインクジェットプリンタ
JP2013065631A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 電気機械変換膜の製造方法、電気機械変換素子の製造方法、該製造方法により製造した電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
JP2013063390A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 薄膜製造装置、電気機械変換膜素子、液滴吐出ヘッド、及び、液滴吐出装置
JP2013131722A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Ricoh Co Ltd 電気機械変換膜の製造方法、電気機械変換素子の製造方法、電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置及び画像形成装置
JP2013135164A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Ricoh Co Ltd 薄膜製造装置、薄膜製造方法、液滴吐出ヘッド、及びインクジェット記録装置
JP2013135165A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Ricoh Co Ltd 薄膜製造装置、薄膜製造方法、液滴吐出ヘッド、及びインクジェット記録装置
JP2013135163A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Ricoh Co Ltd 電気機械変換素子及びその製造方法、液滴吐出ヘッド、及びインクジェット記録装置
JP2013143456A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Ricoh Co Ltd 電気−機械変換素子、液体吐出ヘッド、液滴吐出装置および画像形成装置
JP2013154314A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Ricoh Co Ltd 薄膜形成方法、電機−機械変換素子、液体吐出ヘッド、およびインクジェット記録装置
JP2013187500A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Ricoh Co Ltd 圧電膜構造、電機−機械変換素子、液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置
JP2013225669A (ja) * 2012-03-19 2013-10-31 Ricoh Co Ltd 圧電体膜の製造方法、圧電体膜、電気―機械変換素子の製造方法、および、液体吐出ヘッド、インクジェットプリンタ。
US8690297B2 (en) 2010-01-28 2014-04-08 Ricoh Company, Limited Sol-gel liquid, electromechanical conversion element, liquid discharge head and inkjet recorder
US8770725B2 (en) 2011-09-16 2014-07-08 Ricoh Company, Ltd. Method of manufacturing electromechanical transducer element, electromechanical transducer element, discharging head, and inkjet recording device
JP2014154610A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Ricoh Co Ltd 薄膜製造方法、電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド、及びインクジェット記録装置
JP2016042566A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 株式会社リコー 電気機械変換膜の製造方法、電気機械変換素子の製造方法、液体吐出ヘッド及び画像形成装置
US9401471B2 (en) 2010-09-15 2016-07-26 Ricoh Company, Ltd. Electromechanical transducing device and manufacturing method thereof, and liquid droplet discharging head and liquid droplet discharging apparatus
US9533502B2 (en) 2012-08-14 2017-01-03 Ricoh Company, Ltd. Electro-mechanical transducer element, liquid droplet ejecting head, image forming apparatus, and electro-mechanical transducer element manufacturing method
KR101918313B1 (ko) 2011-02-02 2018-11-13 가부시키가이샤 제이올레드 유기 일렉트로 루미네센스 소자의 제조 방법

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5865601B2 (ja) 2011-04-28 2016-02-17 株式会社リコー 強誘電体膜の製造方法及び強誘電体膜の製造装置
JP6089561B2 (ja) * 2012-10-10 2017-03-08 株式会社リコー 液滴吐出ヘッドおよびそれを備えた液滴吐出装置ならびにインクジェット記録装置
JP2014177359A (ja) 2013-03-13 2014-09-25 Ricoh Co Ltd 複合酸化物、薄膜容量素子、液滴吐出ヘッド、複合酸化物の製造方法
JP6332738B2 (ja) 2013-06-19 2018-05-30 株式会社リコー アクチュエータ及びその製造方法、並びに、そのアクチュエータを備えた液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置及び画像形成装置
JP2015023053A (ja) 2013-07-16 2015-02-02 株式会社リコー 電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置、画像形成装置、及び、電気機械変換素子の製造方法
JP6287121B2 (ja) * 2013-11-28 2018-03-07 株式会社リコー 電気−機械変換膜の製造方法、電気−機械変換素子、液体吐出ヘッド、インクジェット記録装置
JP6406817B2 (ja) * 2013-12-10 2018-10-17 デクセリアルズ株式会社 硬化樹脂成形体
JP6347086B2 (ja) * 2014-02-18 2018-06-27 アドバンストマテリアルテクノロジーズ株式会社 強誘電体セラミックス
JP6903865B2 (ja) 2016-01-22 2021-07-14 株式会社リコー 電気機械変換素子及びその製造方法、液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP6690253B2 (ja) 2016-01-22 2020-04-28 株式会社リコー Pzt前駆体溶液及びその製造方法、pzt膜の製造方法、電気機械変換素子の製造方法、液体吐出ヘッドの製造方法
US10105951B2 (en) 2016-02-05 2018-10-23 Ricoh Company, Ltd. Liquid discharge apparatus, head drive control device, recording medium, and actuator drive control device
JP2017199892A (ja) 2016-02-17 2017-11-02 株式会社リコー 電気−機械変換素子とその製造方法、電気−機械変換素子を備えた液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置
WO2017150085A1 (ja) 2016-03-03 2017-09-08 株式会社リコー 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
CN109546825B (zh) * 2018-12-28 2023-09-05 巨力自动化设备(浙江)有限公司 漆包线自动包纸机构
US11145803B2 (en) 2019-07-30 2021-10-12 Ricoh Company, Ltd. Piezoelectric element substrate, bonded substrate, liquid discharge head, liquid discharge unit, and liquid discharge apparatus
US11818955B2 (en) * 2021-08-26 2023-11-14 City University Of Hong Kong Method for forming piezoelectric films on surfaces of arbitrary morphologies
CN114919289B (zh) * 2022-05-31 2023-06-27 苏州华星光电技术有限公司 一种喷墨打印设备及喷墨打印方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003257866A (ja) * 2002-03-05 2003-09-12 Nippon Soda Co Ltd 薄膜パターンの製造方法
JP2004006645A (ja) * 2002-04-19 2004-01-08 Seiko Epson Corp 圧電体素子の製造方法、圧電体素子並びに液滴吐出式記録ヘッド
JP2005327920A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Seiko Epson Corp デバイスの製造方法及びデバイス、電気光学素子
JP2007276158A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
JP2008087469A (ja) * 2006-09-08 2008-04-17 Canon Inc 液体吐出ヘッド及びその製造方法

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2926133B2 (ja) 1989-06-16 1999-07-28 株式会社小森コーポレーション 印刷機の胴間すき間調整装置
US5729262A (en) * 1993-08-31 1998-03-17 Ricoh Company, Ltd. Ink jet head including phase transition material actuators
DE69517417T2 (de) * 1994-12-27 2000-10-26 Seiko Epson Corp Piezoelektrische dünnschichtanordnung, verfahren zur herstellung derselben und einen diese anordnung enthaltenden tintenstrahldruckkopf
JP3400218B2 (ja) 1995-11-29 2003-04-28 株式会社東芝 誘電体キャパシタ
WO1998011613A1 (fr) 1996-09-12 1998-03-19 Citizen Watch Co., Ltd. Element ferroelectrique, son procede de production, et tete pour impression a jet d'encre
US5719417A (en) * 1996-11-27 1998-02-17 Advanced Technology Materials, Inc. Ferroelectric integrated circuit structure
JP3682684B2 (ja) * 1997-10-20 2005-08-10 セイコーエプソン株式会社 圧電体薄膜素子の製造方法
JP3019845B1 (ja) * 1997-11-25 2000-03-13 セイコーエプソン株式会社 インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP4357659B2 (ja) * 1998-10-26 2009-11-04 セイコーインスツル株式会社 圧電体装置及びその製造方法
US6127129A (en) 1999-05-04 2000-10-03 Wisconsin Alumni Research Foundation Process to create biomolecule and/or cellular arrays on metal surfaces and product produced thereby
US6679015B1 (en) * 2002-01-16 2004-01-20 Kenneth R. Cornwall Hub seal firestop device
US6605849B1 (en) * 2002-02-14 2003-08-12 Symmetricom, Inc. MEMS analog frequency divider
JP2003257269A (ja) * 2002-02-28 2003-09-12 Star Micronics Co Ltd 誘電体膜の製造方法
JP2003297825A (ja) 2002-03-28 2003-10-17 Seiko Epson Corp 強誘電体薄膜の作製方法
WO2003098714A1 (fr) 2002-05-15 2003-11-27 Seiko Epson Corporation Actionneur piezo-electrique et tête à jet d'encre
SG107103A1 (en) * 2002-05-24 2004-11-29 Ntu Ventures Private Ltd Process for producing nanocrystalline composites
WO2006006406A1 (ja) * 2004-07-13 2006-01-19 Seiko Epson Corporation 強誘電体薄膜形成用組成物、強誘電体薄膜及び強誘電体薄膜の製造方法並びに液体噴射ヘッド
JP2006303425A (ja) * 2005-03-22 2006-11-02 Seiko Epson Corp 圧電素子及び液体噴射ヘッド並びに液体噴射装置
KR20060117034A (ko) * 2005-05-12 2006-11-16 삼성전자주식회사 표시장치 및 이의 제조 방법
JP4396857B2 (ja) * 2005-08-30 2010-01-13 セイコーエプソン株式会社 絶縁性ターゲット材料の製造方法
JP2009031023A (ja) 2007-07-25 2009-02-12 Keio Gijuku 表面増強ラマン分光分析用基板の作成方法、マイクロtasの製造方法、及び、マイクロtas
US20090056094A1 (en) * 2007-08-21 2009-03-05 Yong Shi Piezoelectric composite nanofibers, nanotubes, nanojunctions and nanotrees
JP5257580B2 (ja) * 2008-03-21 2013-08-07 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置並びに圧電素子
US7896479B2 (en) * 2008-04-30 2011-03-01 Seiko Epson Corporation Liquid jet head and a piezoelectric element
US7918543B2 (en) * 2008-04-30 2011-04-05 Seiko Epson Corporation Liquid jet head and an actuator apparatus
US7896480B2 (en) * 2008-04-30 2011-03-01 Seiko Epson Corporation Liquid jet head and a piezoelectric element

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003257866A (ja) * 2002-03-05 2003-09-12 Nippon Soda Co Ltd 薄膜パターンの製造方法
JP2004006645A (ja) * 2002-04-19 2004-01-08 Seiko Epson Corp 圧電体素子の製造方法、圧電体素子並びに液滴吐出式記録ヘッド
JP2005327920A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Seiko Epson Corp デバイスの製造方法及びデバイス、電気光学素子
JP2007276158A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
JP2008087469A (ja) * 2006-09-08 2008-04-17 Canon Inc 液体吐出ヘッド及びその製造方法

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8690297B2 (en) 2010-01-28 2014-04-08 Ricoh Company, Limited Sol-gel liquid, electromechanical conversion element, liquid discharge head and inkjet recorder
US9401471B2 (en) 2010-09-15 2016-07-26 Ricoh Company, Ltd. Electromechanical transducing device and manufacturing method thereof, and liquid droplet discharging head and liquid droplet discharging apparatus
JP2012158026A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Ricoh Co Ltd 印刷用版及びその製造方法、機能性膜の形成方法、インクジェットヘッド並びにインクジェット記録装置
KR101918313B1 (ko) 2011-02-02 2018-11-13 가부시키가이샤 제이올레드 유기 일렉트로 루미네센스 소자의 제조 방법
JP2012169445A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Ricoh Co Ltd 電気機械変換膜の作製方法及び電気機械変換素子の作製方法
JP2012169490A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Ricoh Co Ltd 電気機械変換膜の製造方法と該製造方法により製造された電気機械変換膜、および電気機械変換素子の製造方法と該製造方法により製造された電気機械変換素子、並びにインクジェットヘッドとインクジェット記録装置
JP2012170847A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Ricoh Co Ltd 薄膜製造装置及び薄膜製造方法
JP2012186278A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Ricoh Co Ltd 電気機械変換膜の製造方法及び電気機械変換膜
JP2012195445A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Ricoh Co Ltd 圧電アクチュエータおよびその作製方法液体吐出ヘッドおよびインクジェットプリンタ
JP2012196827A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Ricoh Co Ltd 電気機械変換素子の製造方法、電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置
JP2012199316A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Ricoh Co Ltd 電気機械変換素子の製造方法、電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置
JP2012256756A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Ricoh Co Ltd 電気−機械変換膜の形成方法、電気−機械変換膜、電気−機械変換素子、液体吐出ヘッドおよび画像形成装置
JP2013045783A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Ricoh Co Ltd 薄膜製造装置及び薄膜製造方法
JP2013055173A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Ricoh Co Ltd 薄膜製造方法、電気機械変換素子、液体吐出ヘッド及びインクジェット記録装置
JP2013062357A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Ricoh Co Ltd 電気−機械変換素子、電気−機械変換素子を具備した液滴吐出ヘッド及び液滴吐出ヘッドを具備したインクジェットプリンタ
JP2013065631A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 電気機械変換膜の製造方法、電気機械変換素子の製造方法、該製造方法により製造した電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
JP2013063390A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 薄膜製造装置、電気機械変換膜素子、液滴吐出ヘッド、及び、液滴吐出装置
US8770725B2 (en) 2011-09-16 2014-07-08 Ricoh Company, Ltd. Method of manufacturing electromechanical transducer element, electromechanical transducer element, discharging head, and inkjet recording device
JP2013131722A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Ricoh Co Ltd 電気機械変換膜の製造方法、電気機械変換素子の製造方法、電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置及び画像形成装置
JP2013135163A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Ricoh Co Ltd 電気機械変換素子及びその製造方法、液滴吐出ヘッド、及びインクジェット記録装置
JP2013135165A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Ricoh Co Ltd 薄膜製造装置、薄膜製造方法、液滴吐出ヘッド、及びインクジェット記録装置
JP2013135164A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Ricoh Co Ltd 薄膜製造装置、薄膜製造方法、液滴吐出ヘッド、及びインクジェット記録装置
JP2013143456A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Ricoh Co Ltd 電気−機械変換素子、液体吐出ヘッド、液滴吐出装置および画像形成装置
JP2013154314A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Ricoh Co Ltd 薄膜形成方法、電機−機械変換素子、液体吐出ヘッド、およびインクジェット記録装置
JP2013187500A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Ricoh Co Ltd 圧電膜構造、電機−機械変換素子、液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置
JP2013225669A (ja) * 2012-03-19 2013-10-31 Ricoh Co Ltd 圧電体膜の製造方法、圧電体膜、電気―機械変換素子の製造方法、および、液体吐出ヘッド、インクジェットプリンタ。
US9533502B2 (en) 2012-08-14 2017-01-03 Ricoh Company, Ltd. Electro-mechanical transducer element, liquid droplet ejecting head, image forming apparatus, and electro-mechanical transducer element manufacturing method
JP2014154610A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Ricoh Co Ltd 薄膜製造方法、電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド、及びインクジェット記録装置
JP2016042566A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 株式会社リコー 電気機械変換膜の製造方法、電気機械変換素子の製造方法、液体吐出ヘッド及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20120038712A1 (en) 2012-02-16
CN102439744B (zh) 2014-06-11
US8646180B2 (en) 2014-02-11
EP2436052A1 (en) 2012-04-04
WO2010137737A1 (en) 2010-12-02
EP2436052A4 (en) 2013-10-09
JP5585209B2 (ja) 2014-09-10
CN102439744A (zh) 2012-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5585209B2 (ja) 電気機械変換素子の製造方法、該製造方法により製造した電気機械変換素子、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
JP5423414B2 (ja) 電気機械変換膜の製造方法、電気機械変換膜、電気機械変換膜群、電気機械変換素子の製造方法、電気機械変換素子、電気機械変換素子群、液体吐出ヘッド、液体吐出装置、画像形成装置
JP5549913B2 (ja) 電気機械変換素子の製造方法
JP5788137B2 (ja) 電気−機械変換膜の作製方法、電気−機械変換膜を備えた電気−機械変換素子、該素子を有する液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドを有する液体吐出装置
JP2013065670A (ja) 電気−機械変換素子とその製造方法、電気−機械変換素子を備えた液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
JP5884272B2 (ja) 薄膜製造方法
JP5696408B2 (ja) 電気機械変換素子の製造方法
JP5720879B2 (ja) 電気−機械変換膜とその作製方法、電気−機械変換素子、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置
JP5696409B2 (ja) 電気機械変換素子の製造方法
JP5716364B2 (ja) 電気機械変換素子、液体噴射ヘッド、及び電気機械変換素子の製造方法
JP6332735B2 (ja) 電気機械変換部材及びその製造方法、並びに、その電気機械変換部材を備える液滴吐出ヘッド及び画像形成装置
JP5871117B2 (ja) 電気−機械変換素子、電気−機械変換素子を具備した液滴吐出ヘッド、液滴吐出ヘッドを具備したインクジェットプリンタ及び電気−機械変換素子の製造方法
JP2012186278A (ja) 電気機械変換膜の製造方法及び電気機械変換膜
JP5909933B2 (ja) 酸化物導電性薄膜の処理方法、電子デバイスの製造方法及び液滴吐出ヘッドの製造方法
JP5664957B2 (ja) 電気機械変換膜の製造方法、電気機械変換素子の製造方法、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
JP5857548B2 (ja) 薄膜製造方法、電気機械変換素子の製造方法及び液体吐出ヘッドの製造方法
JP5919814B2 (ja) 電気機械変換素子の製造方法、液滴吐出ヘッドの製造方法
JP2013168397A (ja) 液滴吐出ヘッド、液滴吐出ヘッドの形成方法、およびインクジェット記録装置。
JP2013146657A (ja) 膜パターンの製造方法、電気−機械変換膜、電気−機械変換素子、液体吐出ヘッドおよび画像形成装置
JP5998537B2 (ja) 電気−機械変換素子、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
JP5831798B2 (ja) 電気機械変換膜の製造方法
JP2012049254A (ja) 製造装置、製造方法、液体吐出ヘッドおよびインクジェットプリンタ
JP5716374B2 (ja) 電気−機械変換膜を形成する製造方法、液体吐出ヘッドおよびインクジェットプリンタ
JP5891820B2 (ja) 薄膜形成方法、電気−機械変換素子の製造方法、および液体吐出ヘッドの製造方法
JP2013225669A (ja) 圧電体膜の製造方法、圧電体膜、電気―機械変換素子の製造方法、および、液体吐出ヘッド、インクジェットプリンタ。

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140624

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140707

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5585209

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees