JP2010174923A - 車両の泥よけ機構 - Google Patents

車両の泥よけ機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2010174923A
JP2010174923A JP2009015385A JP2009015385A JP2010174923A JP 2010174923 A JP2010174923 A JP 2010174923A JP 2009015385 A JP2009015385 A JP 2009015385A JP 2009015385 A JP2009015385 A JP 2009015385A JP 2010174923 A JP2010174923 A JP 2010174923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
grass
mudguard
weeding
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009015385A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5285453B2 (ja
Inventor
Mikimasa Matsubayashi
幹政 松林
Chihiro Iida
千尋 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009015385A priority Critical patent/JP5285453B2/ja
Priority to CA2685697A priority patent/CA2685697C/en
Priority to AU2009238259A priority patent/AU2009238259B2/en
Priority to CN200910259165XA priority patent/CN101786473B/zh
Priority to ARP090105130A priority patent/AR074919A1/es
Priority to BRPI1000117-4A priority patent/BRPI1000117A2/pt
Priority to US12/692,277 priority patent/US8365883B2/en
Publication of JP2010174923A publication Critical patent/JP2010174923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5285453B2 publication Critical patent/JP5285453B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J15/00Mud-guards for wheels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

【課題】不整地走行車両などの車両において、泥や石に加えて草の侵入を防ぐことができる泥よけ機構を提供することを課題とする。
【解決手段】ホイール39の凹部44に収納したブレーキディスク46に、円板状の泥よけ機構50を被せて、ブレーキディスク46側に泥、石、草などの異物が侵入しないようにする。仮に、侵入した異物は下部の第1切り欠き部57から排出させる。加えて、泥よけ機構50の下部に平面視略三角形状の草払い部60を設ける。この草払い部60は車両中心へ突起し、地面に起立している草を押し出して第1切り欠き部57から遠ざける。押し出すだけであるから草が切断される心配はなく、ブレーキディスク46側に侵入する心配がなくなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両、特に不整地走行車両のブレーキ装置に好適な泥よけ機構に関する。
車両にはブレーキ装置が必ず装備される。車両のうち、未舗装のダートや原野などを走行することができる不整地走行車両では、特にブレーキ装置への泥の侵入対策を強化する必要があり、その対策が提案されてきた(例えば、特許文献1(図11)参照。)。
特許文献1の図11に基づいて従来の技術を説明する。
図11において、図A1に示されるように、リム部の最小径部(32a)(括弧付き符号は特許文献1に記載された符号を転記した。以下同様)に泥や石などの付着物(72)が付着している。リム部の最小径部(32a)は回転体であり、ブレーキディスクガード(33)は非回転体である。このブレーキディスクガード(33)からフランジ(38)が図面手前へ延ばされている。
リム部の最小径部(32a)が矢印Fのように回転すると、付着物(72)の一部は落下するが、残余は、図B1に示されるように上部に至る。さらに、図C1に至り、スクレーパー(36)で掻き落とされる。
ブレーキディスクガード(33)は、下部(41)が大きく切り欠かれている。図A1、B1、C1において、落下した付着物(72)は、下部(41)の大きな開口を通して、図面奥へ排出される。
すなわち、特許文献1には、ホイール内のブレーキディスク(30)に、泥や石が侵入しないように、ブレーキディスクガード(33)を設けると共に、入ってしまった泥や石が容易に排出できるように下部(41)に切り欠きを設けた車両の泥よけ機構が開示されている。
ところで、不整地走行車両に代表される車両では、草地を走行する場合がある。侵入した草も下部(41)の切り欠きから排出させるが、泥や石に比較して草は絡まりやすいため、排出が難しくなる。そこで、草を極力侵入させないことが望ましい。
特開2008−57707公報
本発明は、不整地走行車両などの車両において、泥や石に加えて草の侵入を防ぐことができる泥よけ機構を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車輪のホイールの凹部に収納されるブレーキ装置へ、外から泥が侵入することを防止するために前記ブレーキ装置に装着する泥よけ機構であって、
この泥よけ機構は、
前記ブレーキ装置を覆いつつ前記凹部を塞ぐ略円板状のプレート部と、
このプレート部の下部に切り欠き形成された第1切り欠き部と、
この第1切り欠き部の車両前側部分に少なくとも一部が重なるようにして、前記プレート部から車両中心へ向かって延ばされた草払い部と、からなることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、草払い部は、平面視で車両中心側へ突出する頂点を有する略三角形状を呈し、この略三角形状の前側の斜辺には、頂点の近傍に勾配が急な急斜面部が設けられており、前側の斜辺の縁が下方へ折り曲げられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、ホイールにホイールハブを介してナックルが連結され、このナックルにサスペンションのアーム連結部が設けられている場合に、このアーム連結部よりも車両前方位置に、頂点が配置されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、略円板状のプレート部は、このプレート部から車両外方へ延ばされ、リム部に付着した泥を案内するガイド部を備え、一部が切り欠かれてC形状を呈し、この第2切り欠き部が車両前方へ向くように配置され、第2切り欠き部にブレーキキャリパーを収納可能とし、第2切り欠き部の上方位置に、ガイド部の先端部が配置され、第2切り欠き部の下方位置に、草払い部が配置されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、前側の斜辺の縁が下方へ折り曲げられてできた折り曲げ部は、リム部の近傍まで延ばされており、且つ折り曲げ部の下端面はリム部の底面に沿った形状になっていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、プレート部に車両中心へ向かって延ばされている草払い部を備えているため、この草払い部で、地面から延びている草や、水中に漂う草などを車両中心側へ押し出すことができる。この押し出し作用で、草はプレート部の第1切り欠き部から離される。
すなわち、本発明によれば、不整地走行車両などの車両において、泥や石に加えて草の侵入を防ぐことができる泥よけ機構を提供することができる。
請求項2に係る発明では、車両の前進走行中に、草を前側の斜辺で受けさせる。草は斜辺に沿って車両中心へ押され、頂点の近傍の勾配が急な急斜面部で車両中心側へ弾かれる。結果、草は第1切り欠き部から大きく離れる。
一部の草が、弾性作用で、直ぐ戻ってくることがある。この草を後側の斜辺に当たり、この斜辺に沿って徐々にプレート部へ移動する。
加えて、前側の斜辺の縁が下方へ折り曲げられている。折り曲げ部により、草払い部の剛性を高めることができる。さらに折り曲げ部は地面に略鉛直となるため、草が簡単に押し出される。
請求項3に係る発明では、サスペンションのアームのアーム連結部よりも車両前方位置に、草払い部の頂点が配置されている。すなわち、草払い部は、サスペンションのアームと緩衝しない部位に設けられている。そのため、草払い部は大型化が可能であり、形状設計の自由度が高まる。
請求項4に係る発明では、略円板状のプレート部は、一部が切り欠かれてC形状を呈し、この第2切り欠き部が車両前方へ向くように配置され、第2切り欠き部にブレーキキャリパーを収納可能とし、第2切り欠き部の上方位置に、ガイド部の先端部が配置され、第2切り欠き部の下方位置に、草払い部が配置されている。一般に、タイヤの後部上部にフェンダーなどが被せられ、タイヤの前部は開放されていて外からのアクセスが容易である。このようなタイヤの前部に、ブレーキキャリパー、ガイド部の先端部及び草払い部が置かれているため、ブレーキキャリパー、ガイド部の先端部及び草払い部に、排出されずに残っている泥や石は、より容易に除去することができる。
請求項5に係る発明では、前側の斜辺の縁が下方へ折り曲げられてできた折り曲げ部は、リム部の近傍まで延ばされており、且つ折り曲げ部の下端面はリム部の底面に沿った形状になっている。折り曲げ部がリム部の近傍まで延ばされて、且つ折り曲げ部の下端面はリム部の底面に沿った形状になっているので、折り曲げ部の下端面とリムとの間の隙間を小さくすることができ、この隙間から泥や石や草がホイールの凹部へ侵入することを防止することができる。
本発明の泥よけ機構を備えている車両の左側面図である。 前輪及びサスペンションの構造を説明する図である。 車両中心から見たホイールの斜視図である。 本発明に係る泥よけ機構の正面図である。 図4の5−5線矢視図である。 図4の6−6線断面図である。 本発明に係る泥よけ機構の斜視図である。 本発明の草払い部の作用説明図である。 図8の9−9線断面図である。 本発明に係る泥よけ機構の背面図である。 泥よけ機構の取り付け状態を示す斜視図である。 図11の12−12線断面図である。 図11の13−13線断面図である。 図11の14−14線断面図である。 図11の15−15線断面図である。 図11の16−16線断面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、以下の説明中、前後、左右は乗員を基準にして定める。また、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明の泥よけ機構を備えている車両の左側面図であり、車両10は不整地走行車両を例に説明する。
車両10は、車体フレーム11の中央にエンジン12及びミッション13を備え、このミッション13から前へ延びる前側駆動軸14により前側ギヤボックス15を介して前輪16を駆動し、ミッション13から後へ延びる後側駆動軸17により後側ギヤボックス18を介して後輪19を駆動する4輪駆動車両であり、乗員が車体フレーム11の上部中央に配置したシート21に跨り、ステアリングハンドル22を操作する形式の鞍乗り車両である。
そして、車体フレーム11の上部にはシート21とステアリングハンドル22との間に燃料タンク23が配置され、前輪16の上方にラジエータ24が配置されている。
前輪16はアッパーアーム25とロアアーム26を含むサスペンションにより上下移動可能に支持されている。前輪16の支持構造は次図で詳しく説明する。
図2は前輪及びサスペンションの構造を説明する図であり、車体フレーム(図1、符号11)の一要素であるクロスメンバー27、28からアッパーアーム25及びロアアーム26が車両外方へ延ばされ、ボールジョイント29、31を介してナックル32に連結されている。ナックル32にボールジョイント31が連結される部位は、アーム連結部33と呼ばれる。
ナックル32に、ベアリング34及び回転筒35を介して前輪の車軸36が取り付けられている。さらに、回転筒35の車外側端部から延びたフランジ37に、ボルトにより前輪16が取り付けられている。
前輪16は、タイヤ38と、このタイヤ38を支えるホイール39とからなり、このホイール39は、ボルト穴41を有するディスク部42と、このディスク部42の外周に結合されたリム部43とからなる。このリム部43にタイヤ38が嵌められる。
図から明らかなようにディスク部42は、リム部43の車幅方向中心から車両外方に寄った位置で、リム部43に連結されているため、ディスク部42より車両中心側に大きな凹部44が確保されている。
この大きな凹部44に、ブレーキディスク46及びブレーキキャリパー(図3、符号47)などからなるブレーキ装置48が収納され、ブレーキディスク46を覆いつつ凹部44を塞ぐ泥よけ機構50が配置されている。詳細構造は後述するが、泥よけ機構50は、ナックル32に連結されているため、回転はしない。一方、ブレーキディスク46はフランジ37に連結されているため、前側ギヤボックス15から延びる等速ジョイント49によって、前輪16と共に回される。
図3は車両中心から見たホイールの斜視図であり、ホイール39の凹部44に泥よけ機構50と、ブレーキキャリパー47と、ブレーキディスク46とが収納されている。
ナックル32に泥よけ保持部51が一体形成されており、この泥よけ保持部51で、泥よけ機構50が保持される。なお、泥よけ保持部51は複数個で構成され、残りの泥よけ保持部51は、ナックル32の陰になって、見えない。
また、ナックル32からブラケット52、52が延ばされ、これらのブラケット52、52にブレーキキャリパー47が支持されている。なお、ブレーキキャリパー47は、泥よけ機構50に設けられている第2切り欠き部53内に配置されている。
次に、泥よけ機構50の構造を詳しく説明する。
図4は本発明に係る泥よけ機構の正面図であり、車両中心から見ると、泥よけ機構50は、第2切り欠き部53を有してC形状を呈する略円板状のプレート部55と、このプレート部55から図面奥、すなわち車両外方へ延ばされたガイド部56と、下位の部位に切り欠き形成された第1切り欠き部57と、この第1切り欠き部57の車両前側部分58に少なくとも一部が重なるようにして、プレート部55から図面手前、すなわち車両中心へ向かって延ばされている草払い部60とからなる。このような泥よけ機構50は、大きな第2切り欠き部53を囲うように配列された複数個(この例では3個)のボルト穴59を用いてナックル側の泥よけ保持部(図3、符号51など)に連結される。
図5は図4の5−5線矢視図であり、草払い部60は、平面視で図面下方、すなわち車両中心側へ突出する頂点61を有する略三角形状を呈し、この略三角形状の前側の斜辺62には、頂点61の近傍に勾配が急な急斜面部63が設けられている。前側の斜辺62は、破線で示すように縁が図面奥へ折り曲げられている。
図6は図4の6−6線断面図であり、プレート部55から図右、すなわち車両外方へガイド部56が延ばされ、また、プレート部55の下部から図左、すなわち車両中心へ草払い部60が延ばされ、この草払い部60の前側の斜辺62から折り曲げ部64が折り曲げ形成されている。
図7は本発明に係る泥よけ機構の斜視図であり、第1切り欠き部57の車両前側部分58に、草払い部60の後側の斜辺67が重なっている。このような草払い部60は、前側の斜辺62の縁が下方へ折り曲げられてなる折り曲げ部64を備えている。
図8は本発明の草払い部の作用説明図であり、車両の前進に伴って、平面視で略三角形状の草払い部60は矢印(1)のように移動する。地面から延びている草や水中を漂っている草66は前側の斜辺62に沿って矢印(2)のように相対的に移動し、急斜面部63で矢印(3)のように蹴り出される。草66の腰が弱ければ、ゆっくりと矢印(4)のように戻る。理想的には第1切り欠き部57を飛び越える。
草66の腰が強ければ、矢印(5)のように直ぐ戻る。戻った後、緩斜面状の後側の斜辺67に沿って矢印(6)のように穏やかに移動する。草66が第1切り欠き部57へ侵入しにくくなる。
図9は図8の9−9線断面図であり、草66は、折り曲げ部64で押されるため、傷がつく心配はない。さらには、折り曲げ部64の下端面65を水平にしておく。草66は、地面にほぼ垂直に立っているため、下端面65を水平にすることで、この下端面65で草66を切断しないようにできる。
図10は本発明に係る泥よけ機構の背面図であり、車両外方から見ると、ガイド部56は第1切り欠き部57の図右端近傍から始まり、リム部43に沿って図反時計方向に約180°延ばされている。その途中、上部位置にてガイド部56とプレート部55とに三角形の邪魔板68(図6に想像線で示す符号68)が渡されている。
また、ガイド部56の先端は、スクレーパー部69とされ、このスクレーパー部69で、リム部43との隙間が狭まる。
泥70が付着しているリム部43は、車両の前進に伴って、図反時計方向に回転する。一方、泥よけ機構50は回転しない。
泥70は邪魔板68で掻き取られて落下し、第1切り欠き部57から図面奥へ排出される。邪魔板68を乗り越えた、余剰の泥71は、スクレーパー部69で掻き取られ落下し、第1切り欠き部57から図面奥へ排出される。
図3に戻って、図は右が車両前方であり、ブレーキキャリパー47はホイール39の中心(車軸中心と同じ)より車両前方に配置されている。一般に、タイヤの後部上部にフェンダーなどが被せられ、タイヤの前部は開放されていて、外からのアクセスが容易である。このようなタイヤの前部に、ブレーキキャリパー47が置かれているため、ブレーキキャリパー47に、引掛かった泥や石を、より容易に除去することができる。
また、第2切り欠き部53の上方位置に、ガイド部の先端部(図10、スクレーパー部69)が配置され、第2切り欠き部53の下方位置に、草払い部60が配置されている。
タイヤの前部に、ガイド部の先端部及び草払い部が置かれているためガイド部の先端部及び草払い部に、排出されずに残っている泥や石は、より容易に除去することができる。
さらには、サスペンションのアームのアーム連結部33よりも車両前方位置に、草払い部60の頂点61が配置されている。すなわち、草払い部60は、サスペンションのアーム(図2、符号25、26)と緩衝しない部位に設けられている。そのため、草払い部60は大型化が可能であり、形状設計の自由度が高まる。
また、図2において、リム部43は、車両中心に向かって緩やかに広がる円錐形状を呈する。円筒と比較して円錐であれば、リム部43が回転すると螺旋状に円錐面を落下するため、凹部44へ侵入した異物(泥、石、草など)が排出されやすくなる。この排出は立ち下がり部64の図面奥に設けられている第1切り欠き部(図3、符号57)で実施されるので立ち下がり部64は邪魔にならない。
一方、立ち下がり部64は、リム部43に十分に接近させることができるため、泥などの侵入を防止することができる。加えて、立ち下がり部64を設けたことにより、草払い部(図3、符号60)の剛性を高めることができる。
次に、リム部64と草払い部60との相対位置を、更に詳しく説明する。
図11に示すように、草払い部60の下縁(特に、下端面65)は、リム部43の底面45に沿った形状とされている。リム部43の底面45に沿った形態について、図11の断面図である図12〜図16に基づいて詳しく説明する。
図12に示すように、草刈り部60の下縁73と、リム部43の底面45との間の隙間C1は十分に小さい。
図13及び図14に示すように折り曲げ部64の下端面65と、リム部43の底面45との間の隙間C2、C3は十分に小さい。隙間C1〜C3が小さいため、草や石の侵入を抑えることができる。
一方、折り曲げ部64が無い、図15では、後側の斜面67と、リム部43の底面45との間の隙間C4は大きい。
同様に、折り曲げ部64が無い、図16では、第1切り欠き部57と、リム部43の底面45との間の隙間C5は十分に大きい。隙間C4、C5が大きいため、侵入した草、泥、石の排出が効果的に行える。
尚、本発明の泥よけ機構は、不整地走行車両が好適であるが、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明の泥よけ機構は、不整地走行車両が好適である。
10…車両、25、26…サスペンションアームとしてのアッパーアーム、ロアアーム、32…ナックル、33…アーム連結部、36…車軸、39…ホイール、43…リム部、44…ホイールの凹部、45…リム部の底面、46…ブレーキディスク、47…ブレーキキャリパー、48…ブレーキ装置、50…泥よけ機構、53…第2切り欠き部、55…プレート部、56…ガイド部、57…第1切り欠き部、58…第1切り欠き部の車両前側部分、60…草払い部、61…頂点、62…前側の斜辺、63…急斜面部、64…折り曲げ部、65…折り曲げ部の下端面、66…草、69…ガイド部の先端部(スクレーパ部)、70…泥。

Claims (5)

  1. 車輪のホイールの凹部に収納されるブレーキ装置へ、外から泥が侵入することを防止するために前記ブレーキ装置に装着する泥よけ機構であって、
    この泥よけ機構は、
    前記ブレーキ装置を覆いつつ前記凹部を塞ぐ略円板状のプレート部と、
    このプレート部の下部に切り欠き形成された第1切り欠き部と、
    この第1切り欠き部の車両前側部分に少なくとも一部が重なるようにして、前記プレート部から車両中心へ向かって延ばされた草払い部と、からなることを特徴とする車両の泥よけ機構。
  2. 前記草払い部は、平面視で車両中心側へ突出する頂点を有する略三角形状を呈し、この略三角形状の前側の斜辺には、前記頂点の近傍に勾配が急な急斜面部が設けられており、
    前側の斜辺の縁が下方へ折り曲げられていることを特徴とする請求項1記載の車両の泥よけ機構。
  3. 前記ホイールにホイールハブを介してナックルが連結され、このナックルにサスペンションのアーム連結部が設けられている場合に、このアーム連結部よりも車両前方位置に、前記頂点が配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の泥よけ機構。
  4. 前記略円板状のプレート部は、このプレート部から車両外方へ延ばされ、リム部に付着した泥を案内するガイド部を備え、一部が切り欠かれてC形状を呈し、この第2切り欠き部が車両前方へ向くように配置され、前記第2切り欠き部にブレーキキャリパーを収納可能とし、
    前記第2切り欠き部の上方位置に、前記ガイド部の先端部が配置され、前記第2切り欠き部の下方位置に、前記草払い部が配置されていることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の車両の泥よけ機構。
  5. 前側の斜辺の縁が下方へ折り曲げられてできた折り曲げ部は、前記リム部の近傍まで延ばされており、且つ前記折り曲げ部の下端面はリム部の底面に沿った形状になっていることを特徴とする請求項2、請求項3又は請求項4記載の車両の泥よけ機構。
JP2009015385A 2009-01-27 2009-01-27 車両の泥よけ機構 Expired - Fee Related JP5285453B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009015385A JP5285453B2 (ja) 2009-01-27 2009-01-27 車両の泥よけ機構
CA2685697A CA2685697C (en) 2009-01-27 2009-11-10 Splash guard mechanism for vehicle
AU2009238259A AU2009238259B2 (en) 2009-01-27 2009-11-13 Splash guard mechanism for vehicle
CN200910259165XA CN101786473B (zh) 2009-01-27 2009-12-15 车辆的挡泥板机构
ARP090105130A AR074919A1 (es) 2009-01-27 2009-12-28 Mecanismo de guardabarros para vehiculo
BRPI1000117-4A BRPI1000117A2 (pt) 2009-01-27 2010-01-22 mecanismo de proteção contra salpico para veìculo
US12/692,277 US8365883B2 (en) 2009-01-27 2010-01-22 Splash guard mechanism for vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009015385A JP5285453B2 (ja) 2009-01-27 2009-01-27 車両の泥よけ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010174923A true JP2010174923A (ja) 2010-08-12
JP5285453B2 JP5285453B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=42353268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009015385A Expired - Fee Related JP5285453B2 (ja) 2009-01-27 2009-01-27 車両の泥よけ機構

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8365883B2 (ja)
JP (1) JP5285453B2 (ja)
CN (1) CN101786473B (ja)
AR (1) AR074919A1 (ja)
AU (1) AU2009238259B2 (ja)
BR (1) BRPI1000117A2 (ja)
CA (1) CA2685697C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017047751A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
US10591003B2 (en) 2017-06-16 2020-03-17 Polaris Industries Inc. Brake assembly shield and scraper

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102910212A (zh) * 2012-08-28 2013-02-06 上海宏昌汽配有限公司 镁合金冷冲压汽车挡泥板及其成型工艺方法
US9889902B2 (en) * 2013-07-01 2018-02-13 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle
US9914500B2 (en) * 2015-07-01 2018-03-13 GM Global Technology Operations LLC Kickscooter with detachable electric drive module with hub-center steering and vibration dampening wheel
US9994070B2 (en) * 2016-07-22 2018-06-12 GM Global Technology Operations LLC Multi-hub wheel assembly for motor vehicles
US9903427B1 (en) * 2016-08-08 2018-02-27 T.M. Designworks, Llc Motorcycle rear brake disc guard
JP7052658B2 (ja) * 2018-09-20 2022-04-12 トヨタ自動車株式会社 ブレーキダストカバー
JP7037251B2 (ja) * 2018-09-28 2022-03-16 本田技研工業株式会社 車両用ブレーキ装置
JP7015768B2 (ja) * 2018-09-28 2022-02-15 本田技研工業株式会社 車両用ブレーキ装置
CN109466235A (zh) * 2018-11-21 2019-03-15 宁波超锐特工贸有限公司 一种沙滩车专用车轮

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56165132U (ja) * 1980-05-12 1981-12-07
JPH02101140U (ja) * 1989-01-27 1990-08-13
JP2005172226A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Hyundai Motor Co Ltd 自動車のブレーキダストカバーの構造
JP2008057707A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Honda Motor Co Ltd ブレーキ装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4005768A (en) * 1975-11-28 1977-02-01 Ford Motor Company Dust shield for disc brake
JPS6111543Y2 (ja) * 1976-09-02 1986-04-11
JPS5832028Y2 (ja) * 1977-04-05 1983-07-15 トヨタ自動車株式会社 車輛用ディスクブレ−キ装置
JPS6227716Y2 (ja) * 1980-11-29 1987-07-16
JP5069602B2 (ja) * 2008-04-24 2012-11-07 本田技研工業株式会社 ディスクブレーキカバー構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56165132U (ja) * 1980-05-12 1981-12-07
JPH02101140U (ja) * 1989-01-27 1990-08-13
JP2005172226A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Hyundai Motor Co Ltd 自動車のブレーキダストカバーの構造
JP2008057707A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Honda Motor Co Ltd ブレーキ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017047751A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
US10591003B2 (en) 2017-06-16 2020-03-17 Polaris Industries Inc. Brake assembly shield and scraper
US11193548B2 (en) 2017-06-16 2021-12-07 Polaris Industries Inc. Brake assembly shield and scraper

Also Published As

Publication number Publication date
AU2009238259A1 (en) 2010-08-12
US8365883B2 (en) 2013-02-05
AU2009238259B2 (en) 2011-03-24
CA2685697C (en) 2013-03-19
CA2685697A1 (en) 2010-07-27
US20100187052A1 (en) 2010-07-29
AR074919A1 (es) 2011-02-23
CN101786473A (zh) 2010-07-28
BRPI1000117A2 (pt) 2011-03-29
JP5285453B2 (ja) 2013-09-11
CN101786473B (zh) 2012-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5285453B2 (ja) 車両の泥よけ機構
JP4737769B2 (ja) ブレーキ装置
JP4881780B2 (ja) 車両のスクレイパ構造
FR2906106A1 (fr) Garde-boue pour un vehicule de travail du type autoporte.
EP3251925B1 (en) Straddle-type vehicle
FR2609958A1 (fr) Dispositif de support pour roues arriere de motocyclettes
JP4609213B2 (ja) 車両のスプラッシュシールド構造
JP4343802B2 (ja) 鞍乗り型不整地走行車両のガード部材
JP2005096586A (ja) 水田作業車
JP6625782B1 (ja) 走行車両
JP7357590B2 (ja) 作業車
JP2528554Y2 (ja) 作業車輌におけるフェンダー装置
KR19980036635U (ko) 흙받이가 구비된 후런트 휀다 설치구조
JP3773984B2 (ja) 乗用田植機の車輪構造
JPH0123214Y2 (ja)
JP4641728B2 (ja) 農用車輪
JPH0320212Y2 (ja)
FR3138901A3 (fr) Garde-boue de moto et moto munie de celui-ci
JPH04310488A (ja) 自動2輪車のブレーキディスクカバー
JP2003127610A (ja) 農用車輪
JP2005313687A (ja) 作業車
JPH0348325B2 (ja)
JPH07251763A (ja) クローラ走行車両の泥落としスクレーパ
FR2875675A1 (fr) Machine de travail rotatif et frontal
FR2528374A1 (fr) Vehicule tout-terrain pouvant servir de tracteur agricole

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5285453

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees