JP7037251B2 - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の制動を行う車両用ブレーキ装置に関する。
車両用ブレーキ装置として、車輪と一体となって回転する円板状のローターの板面に両面をパッド(摩擦材)で挟んで制動を行う、ディスクブレーキが広く用いられている。ところが、このようなディスクブレーキにおいては、塵埃、小石、泥水等の異物が、ローターとパッドの間に挟まった状態で制動が行われた場合、充分な制動力が得られないおそれがある。
そこで、ローターとパッドの間への異物の侵入を防ぐために、ローターをスプラッシュガードで覆うことが行われている。
たとえば、特許文献1の車両用ブレーキ装置では、固定用の孔、ケーブル類を通すための孔を備えたスプラッシュガードが開示されている。
また、特許文献2の車両用ブレーキ装置では、補強のためにエンボス加工が施されたスプラッシュガードが開示されている。
特開2002-276698号公報 実開昭62-204044号公報
ところで、ローターをスプラッシュガードで覆う構成とした場合、制動時に発生する摩擦熱が籠もってしまい、ローターが冷却不足になるおそれがある。
そこで、スプラッシュガードに冷却孔を設けることが行われている。しかしながら、冷却孔を設けることで、冷却孔からスプラッシュガードとローターとの間に侵入した異物は、外部に排出されにくい、という問題が新たに発生する。
本発明は、前述の点に鑑みてなされたものであり、充分な冷却性能を発揮しつつ、異物の侵入を抑制することができるスプラッシュガードを備えた車両用ブレーキ装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る車両用ブレーキ装置は、車軸を回転中心とする円板状のローターの摺動部の摺動面に重なるように対向してナックルに配置された板状部材からなり、該ナックルに固定される固定板と、該固定板から該ローターに向かって立設する孔壁と、該孔壁を貫通する貫通孔からなる複数の冷却孔と、該冷却孔の前記車軸を中心とする径方向外側に、車軸の上方から車軸の下方に連続して該車軸を中心とする円弧形状に湾曲しつつ、該ローターに向かって立設するオフセット壁と、を具備するスプラッシュガードを備え、前記孔壁は、前記車軸の下方で途切れ、前記オフセット壁は、該孔壁の途切れた部位と該径方向に重なる部位で途切れ、該複数の冷却孔は、該孔壁に沿って連続して開口しつつ、該車軸よりも上方に位置する冷却孔の1つ1つの開口面積が、該車軸よりも下方に位置する冷却孔の1つ1つの開口面積よりも小さく設定されたことを特徴とする。
本発明によれば、充分な冷却性能を発揮しつつ、異物の侵入を抑制することができるスプラッシュガードを備えた車両用ブレーキ装置を提供することができる。
本実施形態の車両用ブレーキ装置に係るスプラッシュガードがナックルに組付けられた様子を示す正面図である。 図1のA方向から見た拡大図である。 図1のB方向から見た拡大図である。 図1のC部を示す拡大図である。 図1のD方向から見た拡大図である。 図1のE部を示す拡大図である。 図1のF方向からの拡大図である。
本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態のディスクブレーキBR(車両用ブレーキ装置)は、図1に示すように、操舵輪である前輪(図示せず)の回転を制動するための構成であり、前輪側のナックルW1(車体)に設置されている。
また、本実施形態のディスクブレーキBRは、ローターB1、キャリパB2に加え、スプラッシュガード10を備えている。
ディスクブレーキBRは、運転者のブレーキ操作によって、キャリパB2が動作する。そして、キャリパB2が動作することで、キャリパB2内に対向配置されたブレーキパッド(図示せず)が、車輪と一体に回転するローターB1に押し付けられて、制動を行う。
このような構成のディスクブレーキBRでは、車両走行中に、塵埃、小石、泥水等の異物が、車輪の周囲に舞い上がる。
このため、舞い上がった異物が、ローターB1に付着したり、キャリパB2とローターB1との間の隙間に侵入したりすることがある。
そして、ローターB1とブレーキパッドの間に異物が挟まれた状態で制動を行われた場合には、所望する制動力が得られないおそれがある上に、ローターB1、およびブレーキパッドを痛めるおそれがある。
さらに、車輪を支持するハブベアリング(図示せず)が泥水を被水した場合には、泥水に混入している様々な粒子によって、ハブベアリングの摩耗が促進されるおそれがある。
そこで、本実施形態のディスクブレーキBR(車両用ブレーキ装置)では、異物の侵入を抑制するために、スプラッシュガード10が設置されている。
次に、ディスクブレーキBRの各構成について説明する(図1参照)。
ローターB1は、ナックルW1(車体)に対して、前輪(車輪)とともに、ハブベアリングを介して回転自在に軸支されている(図2、図3参照)。また、ローターB1は、前輪(車輪)の車軸CWを中心とする略円板形状を備え、前輪(車輪)の回転面と平行に面して配置されている。
ローターB1は、ローター支持部(図示せず)、摺動部B1bを備えている。
ローター支持部は、ローターB1の略円板形状における中心部分を構成している。
摺動部B1bは、円環形状を備え、ローターB1の略円板形状における外周部分を構成している。
つまり、摺動部B1bは、ローター支持部の径方向外側に、ローター支持部と中心を共有しつつ、一体に形成されている。
キャリパB2は、ローターB1の後縁に面するナックルW1の部位に配置されている(図1参照)。
また、キャリパB2は、断面略コ字形状を備え、コ字形状の内側凹部に摺動部B1bを内包しつつ、摺動部B1bを挟み込むようにナックルW1に設置されている。
つまり、キャリパB2は、摺動部B1bを板厚方向に跨ぐように配置されている。
さらに、キャリパB2には、摺動部B1bに向かって突出可能に、ブレーキパッドが内蔵されている。
そして、乗員のブレーキ操作で、ブレーキパッドは、摺動部B1bの摺動面B1cに押し付けられ、押し付けられた際に、ブレーキパッドと摺動部B1bとの間に発生する摩擦力が、制動力として作用する。
スプラッシュガード10は、ローターB1とナックルW1との間に配置され、ローターB1を車幅方向内側から覆いつつ、ナックルW1に固定されている(図1参照)。
また、スプラッシュガード10は、ガード本体11、固定部12、切欠部13、孔壁14、冷却孔30、オフセット壁15、オフセット部20を備えている。
ガード本体11は、スプラッシュガード10の外形形状を構成し、ローターB1の外形に倣った円板状の部材で構成されている。
固定部12は、スプラッシュガード10をナックルW1に固定するための構成として、略円形形状を有しつつ、ローターB1のローター支持部に面する固定板12aに、3箇所設定されている。
固定部12には、固定板12aを板厚方向に貫通する貫通孔が開口している。そして、ナックルW1に形成された雌ネジ部(図示せず)に、固定部12を貫通したスクリューを螺着して、スプラッシュガード10をナックルW1に固定している。
なお、固定部12をナックルW1に固定する手段については、ローターB1、および車輪の回転を妨げず、キャリパB2の動作を妨げない手法であれば、適宜採用することが可能である。
また、固定板12aとローターB1との間には、空間が形成されており、この空間を固定空間B3と称する(図1参照)。そして、固定空間B3は、異物を外部へ排出する排出経路50として機能する。なお、固定空間B3は、切欠部13に通じている。
切欠部13は、スプラッシュガード10をナックルW1に組み付けた状態で、キャリパB2に面するガード本体11の部位に形成された切り欠きである。そして、切欠部13は、キャリパB2の外形形状に倣って切り欠かれている(図1参照)。
また、スプラッシュガード10は、キャリパB2を切欠部13に収めつつ、摺動部B1bの摺動面B1cに重なるように近接、対向配置されている。
そして、切欠部13、キャリパB2の外周面、ローターB1の摺動面B1cによって形成された領域は、異物を排出する排出経路50(第2の排出経路51)として機能している。
孔壁14は、固定板12aの外周縁に沿って円弧状に湾曲しつつ、固定板12aからローターB1に向かって立設している。
そして、孔壁14は、固定板12aとガード本体11とを連結している。
また、孔壁14は、車軸CWの下方で途切れている。
次に、冷却孔30について説明する(図1参照)。
冷却孔30は、孔壁14を貫通する5つの貫通孔で構成されており、全ての冷却孔30が、車軸CWよりも前方に配置されている。
また、全ての冷却孔30は、径方向に沿って開口し、固定空間B3に通じている。
加えて、冷却孔30は、上方冷却孔31、下方冷却孔32に分類される。
上方冷却孔31は、4つの冷却孔30で構成され、車軸CWよりも上方に設定されている。また、上方冷却孔31は、1つ1つの開口面積が、下方冷却孔32よりも小さくなるように設定されている。
下方冷却孔32は、残り1つの冷却孔30で構成され、車軸CWよりも下方に設定されている。
オフセット壁15は、冷却孔30が開口する部位の車軸CWを中心とする径方向外側に、冷却孔30を横切るように、ガード本体11から円弧状に湾曲しつつ、立設している。
そして、オフセット壁15は、ガード本体11とオフセット部20とを連結している。
また、オフセット壁15は、孔壁14の車軸CWの下方で途切れた部位と、径方向に重なる部位で途切れている。そして、オフセット壁15の車軸CWの下方で途切れた部位と、孔壁14の車軸CWの下方で途切れた部位とが、連結している。
次に、オフセット部20について説明する(図1参照)。
オフセット部20は、スプラッシュガード10における、ローターB1の摺動面B1cとの間隔が拡がる方向へオフセットした部位である(図1参照)。
また、オフセット部20は、ガード本体11の板面11aが摺動部B1bから離れるに従って先細な断面略台形形状の凹部で構成されている(図2~図7参照)。
また、オフセット部20は、上方オフセット部21、下方オフセット部22に分類される(図1、図2参照)。
上方オフセット部21は、ガード本体11における、車軸CWよりも前方、且つ車軸CWよりも上方の周縁部に形成されている。
なお、上方オフセット部21は、スプラッシュガード10とローターB1との間に侵入した異物を排出する、排出経路50(第1の排出経路52)として機能している(図1参照)。
下方オフセット部22は、ガード本体11における、車軸CWよりも前方、且つ下方の周縁部に形成されている。
なお、下方オフセット部22(オフセット壁の外径側)は、固定空間B3(オフセット壁の内径側)を介して、切欠部13に通じている。
また、下方オフセット部22は、スプラッシュガード10とローターB1との間に侵入した異物を排出する、排出経路50(第3の排出経路53)として機能している(図1参照)。
次に、スプラッシュガード10の働きについて説明する(図1参照)。
上方から落下する、地面から跳ね上がる等で、異物が孔壁14に衝突した場合、異物は外部へそのまま弾かれる。
上方から落下する、前方から跳んでくる等で、異物が上方オフセット部21に侵入した場合、異物は第1の排出経路52を通じて(オフセット壁15を伝って)、前方へ排出される。
上方から落下する、地面から跳ね上がる等で、異物がキャリパB2に衝突した場合、第2の排出経路51を通じて、キャリパB2の後方へ排出される。
上方から落下する、前方から跳んでくる等で、異物が上方冷却孔31を通過し、固定空間B3に侵入した場合、異物が排出される経路は2パターンある。
1パターン目では、上方冷却孔31を通過した異物は、固定空間B3、第2の排出経路51を通じて、キャリパB2の後方へ排出される。
2パターン目では、上方冷却孔31を通過した異物は、固定空間B3、下方オフセット部22を通じて、下方から外部へ排出される。
地面から跳ね上がる等で、異物が下方オフセット部22に侵入した場合、異物はオフセット壁15に弾かれて、下方へ排出される。
地面から跳ね上がる等で、異物が下方冷却孔32を通過し、固定空間B3に侵入した場合、固定空間B3から下方オフセット部22を通じて、下方から外部へ排出される。
次に、本実施形態に係るディスクブレーキBR(車両用ブレーキ装置)の作用効果について説明する。
本実施形態では、上方冷却孔31が、下方冷却孔32よりも地面から高い位置に設定されているため、その開口面積が、下方冷却孔32よりも小さくなるように設定されている。また、上方冷却孔31は、複数開口している。
これは、地面から跳ね上がる異物は、粒径が小さい程、高く跳ね上がり、粒径が大きくなるほど低くなるため、跳ね上がる異物の粒径に合わせて、冷却孔30の開口面積が設定されている。
これによって、充分な冷却性能を発揮しつつ、異物の侵入を抑制することができる。
本実施形態では、オフセット壁15が、冷却孔30(上方冷却孔31、下方冷却孔32)を横切るように立設されている。
これによって、冷却孔30に向かってくる異物がオフセット壁15に遮られるため、冷却孔30からの異物の侵入をさらに抑制することができる。
本実施形態では、オフセット壁15を介して、冷却孔30(上方冷却孔31、下方冷却孔32)の径方向外側に、オフセット部20(上方オフセット部21、下方オフセット部22)が設けられている。そして、オフセット部20は、排出経路50(第1の排出経路52、第3の排出経路53)を構成している。
このような構成とすることで冷却孔30に向かってくる異物は、オフセット壁15に遮られるとともに、オフセット部20から外部へ排出される。
これによって、冷却孔30からの異物の侵入をさらに抑制することができる。
本実施形態では、孔壁14は、車軸CWの下方で途切れている。このため、固定空間B3(オフセット壁の内径側)と下方オフセット部22(オフセット壁の外径側)とが連通している。
これによって、冷却孔30から侵入した異物を外部へ速やかに排出することができる。
本実施形態では、切欠部13、キャリパB2の外周面、ローターB1の摺動面B1cによって形成された領域が、異物を排出する排出経路50(第2の排出経路51)を構成している。
これによって、切欠部13とキャリパB2との間に侵入した異物を外部へ速やかに排出することができる。
10 スプラッシュガード
11a 板面
12a 固定板
14 孔壁
15 オフセット壁
20 オフセット部
30 冷却孔
BR 車両用ブレーキ装置(ディスクブレーキ)
B1 ローター
B1b 摺動部
W1 ナックル
CW 車軸

Claims (5)

  1. 車軸を回転中心とする円板状のローターの摺動部の摺動面に重なるように対向してナックルに配置された板状部材からなり、
    該ナックルに固定される固定板と、
    該固定板から該ローターに向かって立設する孔壁と、
    該孔壁を貫通する貫通孔からなる複数の冷却孔と、
    該冷却孔の前記車軸を中心とする径方向外側に、車軸の上方から車軸の下方に連続して該車軸を中心とする円弧形状に湾曲しつつ、
    該ローターに向かって立設するオフセット壁と、
    を具備するスプラッシュガードを備え、
    前記孔壁は、
    前記車軸の下方で途切れ、
    前記オフセット壁は、
    該孔壁の途切れた部位と該径方向に重なる部位で途切れ、
    該複数の冷却孔は、
    該孔壁に沿って連続して開口しつつ、
    該車軸よりも上方に位置する冷却孔の1つ1つの開口面積が、該車軸よりも下方に位置する冷却孔の1つ1つの開口面積よりも小さく設定された
    ことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ブレーキ装置において、
    前記スプラッシュガードは、
    前記冷却孔の径方向外側に位置する周縁部に、前記オフセット壁を介して、前記摺動部との間隔が拡がる方向へ板面がオフセットしたオフセット部を備えた
    ことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  3. 車軸を回転中心とする円板状のローターの摺動部の摺動面に重なるように対向してナックルに配置された板状部材からなり、
    前記ナックルに固定される固定板と、
    該固定板から前記ローターに向かって立設する孔壁と、
    該孔壁を貫通する貫通孔からなる複数の冷却孔と、
    該車軸よりも車両前方に位置する周縁部に、該摺動部との間隔が拡がる方向へ立設するオフセット壁と、
    該オフセット壁を介して、該摺動部との間隔が拡がる方向へ板面がオフセットしたオフセット部と、
    を具備するスプラッシュガードを備え、
    前記オフセット壁は、
    前記車軸を中心とする円弧形状に該車軸の上方から該車軸の下方に連続して該車軸を中心とする円弧形状に湾曲しつつ、
    前記車軸の該孔壁の車軸の下方で途切れた部位と径方向に重なる部位で途切れるように立設し、
    オフセット部が、
    第1の排出経路を構成する
    ことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  4. 請求項3に記載の車両用ブレーキ装置において、
    前記スプラッシュガードは、
    前記ローターの摺動面と、
    該ローターの前記摺動部を板厚方向に跨ぐように配置されたキャリパの外周面と、
    該キャリパの外形形状をかたどって切欠かれた切欠部と、
    で形成された第2の排出経路を備えた
    ことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  5. 請求項4に記載の車両用ブレーキ装置において、
    前記スプラッシュガードは、
    該オフセット壁の内径側を介して、該オフセット壁の外径側と前記切欠部とが連通する第3の排出経路を備えた
    ことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
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