JPS5942513Y2 - 車両用デイスクブレ−キにおけるデイスクロ−タの防錆カバ− - Google Patents

車両用デイスクブレ−キにおけるデイスクロ−タの防錆カバ−

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JPS5942513Y2
JPS5942513Y2 JP1979046107U JP4610779U JPS5942513Y2 JP S5942513 Y2 JPS5942513 Y2 JP S5942513Y2 JP 1979046107 U JP1979046107 U JP 1979046107U JP 4610779 U JP4610779 U JP 4610779U JP S5942513 Y2 JPS5942513 Y2 JP S5942513Y2
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    • F16D65/02Braking members; Mounting thereof
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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    • F16D55/02Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用ディスクブレーキにおけるディスクロー
タの防錆カバーに関するものであり、更に詳しくは該防
錆カバーのダストカバーへの係合機構の一つとして、該
防錆カバーの外周部に交互に設けられた、合計個数が少
なくとも三個となる、内側係合部と外側係合部との組合
せを採用することによって、これら内側及び外側係合部
の間へのダストカバーの外周縁(カール部)の嵌合を容
易に且つ確実に行なわせ、以てかかる防錆カバーのダス
トカバーへの組付けにおける誤組付けなどの問題を解消
し、その組付は作業性の改善を図ったものである。
車両用ディスクブレーキにおいて車輪と一体的に回転せ
しめられるディスクロータは通常鋳鉄から形成されてい
るので極めて錆を生じ易い。
特に、このようなディスクロータが取り付けられた車両
を船舶で外国に運搬するような場合には、車両はしばら
くの開港に放置されるので、この間に塩分を含んだ外気
にさらされることとなり、そのためにディスクロータに
錆が発生する可能性は極めて大きくなる。
ディスクロータに錆が発生すると、これに押圧されるブ
レーキパッドの摩耗が早くなり、また摩擦係数が小さく
なって、制動性能が低下する等という問題が生ずる。
そして、かかる錆の発生を防止するために一般的にディ
スクロータの表面に防錆処理を施すことが考えられるが
、例えば、ディスクロータの表面に防錆剤を塗布すると
、この面の摩擦係数が小さくなり、上記制動力が不足勝
ちとなる。
従って、車両が船舶から陸上げされ使用者に引き渡され
た際にも依然としてディスクロータの表面に防錆剤が残
っていることは決して好ましいことではない。
これに対して、車両が使用者に引き渡されるよりも以前
に防錆剤が除去されてしまった場合には、ディスクロー
タの表面に錆が発生する問題があることは上述した通り
である。
このような理由から、ディスクロータに錆が発生するの
を防止するために防錆剤を使用することは通常行なわれ
ておらず、これに代わる有効な方策として、従来より、
防錆カバーによってディスクロータを覆蓋、保護するこ
とが考えられている。
すなわち、一般にホイールの内側にはディスクロータの
内面側(車体中央側)を覆蓋するようにダストカバーが
固設されているところから、このダストカバーを利用し
て、合成樹脂酸いは厚紙からなる円環状の防錆カバーを
ディスクロータの外面側を覆蓋しかつ着脱可能にダスト
カバーの外周縁に取り付けるようにすることにより、こ
のダストカバー及び防錆カバーによってディスクロータ
を包み込み、塩分を含む外気の自由な流通を阻止するよ
うにし、以てディスクロータの発錆を抑制しているので
ある。
しかしながら、上記防錆カバーは、その目的とするとこ
ろが車両の海上輸送途上時という一時期におけるディス
クロータの発錆防止にあり、永久的に車両に取り付けら
れるものではないため、輸送に先だって車両に取り付け
られた後、車両が使用者に引き渡される直前には取り外
される必要がある。
そのために、かかる防錆カバーには、一般にその半径方
向において対向するように内側の係合部と外側の係合部
とが設けられ、これらの係合部の間にダストカバーの外
周縁(カール部)が係合せしめられることによって、該
防錆カバーが該ダストカバーに着脱可能に取り付けられ
得るようになっているが、かかる従来の取付は方式が相
対向する二つの係合部を用いて行なうものであるが故に
種々なる問題を内在しているのである。
即ちダストカバーの外周縁は組付は作業においてかかる
防錆カバーの内側係合部と外側係合部との間に正確に嵌
入・されずに、該内側係合部に乗り上げ易く、それ故か
かる不正確な組付は状態のままで車両が走行せしめられ
ると、該防錆カバーが外れてしまう問題を惹起するので
あり、この脱落した防錆カバーは再びダストカバーに組
付けられる必要がある。
しかるに、かかる防錆カバーはホイールの内側に、しか
もこのホイールとディスクロータとの間の狭い間隙に配
置されているので、その周辺には種々の妨害物があり、
従ってこの空間に手を入れたり、或は車両の下にもぐり
込んで防錆カバーを再びダストカバーに組付けようとす
ることは容易なことではなく、非常に面倒なことなので
ある。
また、正確な組付けが行なわれたとしても、ダストカバ
ー外周縁と前記防錆カバーの係合部、特に内側係合部と
の間には必然的に組付は住改善のための間隙(クリアラ
ンス)が設けられることとなるため、かかる間隙の存在
によって、組付は時に該ダクトカバー外周縁が係合部間
に嵌合(係合)された実感、所謂節度感を作業者が得ら
れ難く、これがまた上記した如き誤組付けを発生せしめ
る一因となっているのであり、更に走行時における振動
によって防錆カバーが脱落する原因ともなっているので
ある。
かかる事情の下、本考案は、カバーの弾性を利用して、
交互に配された係合部間に該カバーがしっかりと係合、
固定され得ることに鑑みて為されたものであって、その
目的とするところはダストカバーへの防錆カバーの組付
は作業性を改善し、内側係合部への乗上げなどの誤組付
けの発生を防止せしめ、また組付は時の節度感を向上し
、更には内側と外側の係合部にてダストカバー外周縁を
確実に保持せしめて走行時の振動などによる防錆カバー
の脱落をも効果的に防止するようにしたことにある。
而して、かかる目的を達成するために、本考案は、前記
した如きディスクロータを覆うための防錆カバーにおい
て、該防錆カバーの前記ダストカバーに対向する側の面
の外周側部分に、前記ダストカバーの外周縁を嵌合、保
持する、内側係合部と該内側係合部よりも外周側に位置
する外側係合部とからなる係合機構を、周方向の複数箇
所に設ける一方、該係合機構の少なくとも一つを、前記
内側係合部と外側係合部とが合計個数で少なくとも3個
以上となるように構成し、且つそれら内側係合部と外側
係合部とを、対向させることなく周方向に所定の間隔を
おいて交互に位置せしめ、前記ダストカバーの外周縁が
それら内側係合部及び外側係合部への係合によって周方
向に異なる位置で内側及び外側から規制されることによ
り保持されるようにしたことを特徴とするものである。
以下、添附図面を参照しつつ、本考案を更に詳細に説明
する。
先ず、車両のディスクブレーキ周辺の断面を示す第1図
において、車輪は、ナックル1と、該ナックル1に固定
されたシャフト2と、該シャフト2に軸受3を介して回
転可能に支持されたハブ4と、該ハブ4にボルト5によ
り固定されたディスクロータ6と、該ハブ4にボルト7
により固定されたホイール8と、前記ナックル1に固定
されたキャリパ支持体9と、該キャリパ支持体9に固定
されその全体を10で示すキャリパを具備している。
そして、上記ディスクロータ6とキャリパ10との間に
は一対の摩擦パッド12.13が配設され、またキャリ
パ10には摩擦パッド12.13をディスクロータ6に
押圧する作用をなすピストン11が滑合されている。
また、上記キャリパ支持体9にはダストカバー14が取
り付けられており、ディスクロータ6の内面6aに対向
して該内面6aを覆うように位置せしめられている。
なお、このダストカバー14はディスクロータ6の表面
に塵埃等が付着するのを防止する役割を果たしている。
一方前記ホイール8には通常ディスクロータ6等を冷却
するために外気導入孔15が穿設されており、そのため
に車両が港に放置された時等にはこの外気導入孔15か
ら塩分を含んだ外気が侵入して、特にディスクロータ6
の表面上に錆が発生していたのである。
このような外気の侵入を防止するために、先述したよう
にディスクロータ6とホイール8との間には防錆カバー
16が設けられているが、従来使用されてきた防錆カバ
ーはその一例が第2図乃至第4図に示されるように、キ
ャリパ10に対応する部分が切り欠かれて狭幅とされた
ブリッジ部16aを備え、略円環状の、傾斜の緩やかな
円錐台形状を呈している。
また、この円環状部分がハツト部16dとなる。
そして、該防錆カバー16は、前記ダストカバー14に
対向するその内側面に、内側係合部としての内方に突出
した係合凸部16bとこの凸部16bよりも外周縁側で
且つ該凸部16bと所定の間隔をもって(カバー16半
径方向に相対向して)取り付けられた裏板(外側係合部
材)17とを複数組(ここでは三組)、その周方向にお
いて所定の位相差を保って備えており、この凸部16b
と裏板17との間にダストカバ−14外周部のトラフ状
外周縁部(外方に湾曲したカール部)18が嵌着、係合
させられることにより、ダストカバー14に対して着脱
可能に取り付けられ得るようになっている。
またブリッジ部16aにはスリット16cが設げられて
いる。
なお、このような防錆カバー16は車両が使用者に引き
渡されるまでの期間のみ取り付けられるものであり、そ
の着脱が容易であるとともに、廉価であり、かつ軽量で
あることが好ましい。
こうした条件を考慮して、一般に防錆カバー16はポリ
塩化ビニル、ポリエチレン及びポリプロピレンの如き合
成樹脂や厚紙(必要に応じてワックスが含浸される)等
から造られている。
そして、このような防錆カバー16がダストカバー14
に組付ゆられると、第5図に示される如くダストカバー
14のカール部18と係合凸部16bとの間に間隙αが
形成されるのである。
この間隙(クリアランスまたはガタ)αは、従来構造に
おける防錆カバーの組付性を良くするためにはどうして
も必要なものであり、それ故かかるガタαにより、該防
錆カバー16の凸部16bと裏板17間にダストカバー
14のカール部18がしっかりと嵌り込んだ感じ、即ち
節度感が損なわれるのである。
また、従来にあっては、裏板17に対向して内側の凸部
16bが設げられているため、第6図に示される如く組
付は時に該凸部16bにダストカバー14のカール部1
8が乗り上げ易く、誤組付けの状態が惹起され易い。
そして、かかる乗り上げた状態で防錆カバー16が組付
けられると、前記ブリッジ部16aが、或はキャリパ1
0に保持部(後述)を当接せしめて支持せしめる型式の
防錆カバーにあっては、かかる保持部が、キャリパ10
とハブ4との間に落ち込み、両部品ではさみ込まれた格
好になるのであり、そして作業者がこれに気付かずその
まま車両完成に至ると、車両走行時における振動などに
よって該カバー16が脱落する問題を惹起するのである
これに対して、本考案は、その−例が第7図乃至第13
図に示されるように防錆カバーのダストカバーとの係合
部分を従来とは異なる全く特異な構成とするものであり
、これによって上述した不具合が悉く解消され得ること
となったのである。
すなわち、本考案の一実施例として図示された防錆カバ
ー26は、第2図乃至第4図に示した従来のものと同様
に、円錐台形状の、略円環状を呈している。
また同様に、該防錆カバー26には、その円環形状のハ
ツト部26dが狭幅化された部分、即ち該防錆カバー2
6の組付は時にキャリパ10に干渉しないようにその幅
が切り欠かれた円弧状のブリッジ部26aが設けられて
おり、更に該ブリッジ部26a中央にノツチ26cを設
げることによって、かかる防錆カバー26の取外し時に
その部分から容易に破断され得るようになっている。
また、ブリッジ部26aに移行するノ・ット部26dの
それぞれの端部には保持部21a。
21bが形成され、該保持部21as21bがかかる防
錆カバー26の組付は時においてキャリパ10に当接せ
しめられて該カバー26を弾性的に支持するようになっ
ている。
そして、かかる防錆カバー26のダストカバー14に対
向する側の面(内側面)の外周部部分には、所定の位相
差をもって、ダストカバー14のカール部18に係合せ
しめるための係合機構が設けられることとなるが、ここ
ではカバー中心Oに関してブリッジ部26aと略(点)
対称となるノ)ット部26dの部分に設けられる係合機
構に、本考案が適用されているのである。
即ち、第7図及び第10図より明らかな如く、ブリッジ
部26aに対応するハツト部26dに設げられた係合機
構は、カバーの周方向に所定の間隙を隔ててカバー26
に一体的に形成された二個の係合凸部(内側係合部)2
2a、22bと、これらの係合凸部22a、22bの中
間に位置し且つそれらよりもカバー面に関して所定の距
離βをおいて外側に位置するように取り付けられた裏板
(外側係合部)23にて構成されているのである。
なお、ブリッジ部26a近傍の左右のハツト部26dに
配置される係合機構は、従来と同様な対向する内側の係
合凸部24と外側の裏板23にて構成されている(第4
図参照)。
従って、かくの如き構成の防錆カバー26が第1図の如
くダストカバー14に取り付けられるときには、該ダス
トカバー14のカール部1Bは、内側の係合凸部22a
(22b )と外側の裏板23とに交互に接して嵌め
込まれることとなり、しかもかかる嵌め込みはカバー、
特にダストカバー14の弾性を利用して行なうことが出
来るため、従来の如きクリアランスαを設ける必要が全
くなく、裏板23と凸部22a (22b)間の距離β
をそこに嵌め込まれるカール部18の幅に略等しく或い
はそれよりもやや狭(することが出来、これによって該
カール部18は確実に保持されるようになるため、組付
は時の節度感は非常に良好となり。
更に車両走行時における振動などによって防錆カバーが
脱落するというようなこともなくなったのである。
また、本考案に従えば、外側の係合部としての裏板23
に対向して、内側に係合部が存在しないため(内側の凸
部22a、22bは裏板23に対して周方向にズして配
置されている)、従来のように内側の係合部にダストカ
バー14のカール部18が乗り上げることは全くなくな
ったのであり、それ故保持部21a、21bがキャリパ
10とハブ4との間に落ちることもなく、以て誤組付け
の問題も確実に解消され得ることとなったのである。
加えて、本実施例にあっては、第9〜11図に示される
ように、内側の係合凸部22a、22bが、カバー軸心
方向(第8図において左右方向)において凹部乃至は段
部を形成することなく、ハツト部26d面から略連続し
た傾斜面でもって係合凸部22a (22b )の頂部
に至るように(第9図参照)、そしてカバー周方向にお
いては他方の係合凸部に向う方向にハツト部26d面か
ら略連続して昇る傾斜面となるように(第11図参照)
、二方向からの傾斜面25a、25bをもってそれぞれ
形成されているため、該係合凸部のかかる傾斜面25a
、25bを滑らせてダストカバーカール部18を導き、
それらの外側の略垂直な方向の面27a、27bから落
し込むようにすることが出来、これによって組付は作業
性は更に向上され、また節度感もより向上され得るので
ある。
また、第14図には、本考案の他の実施例に係る防錆カ
バーが示されているが、この防錆カバー36は上側の防
錆カバー26とは異なり、キャリパボディに当接させら
れずに保持されるものであって、ブリッジ部36a近傍
の左右のノ・ット部36dにそれぞれ配置された二組の
従来と同様な対向する内側の係合凸部34と外側の裏板
33からなる係合機構と該ブリッジ部36aに対応する
ハツト部36d部分に設けられた本考案に係る係合機構
、即ち内側の二つの係合凸部32 as 32bとそれ
らの間にあって且つそれらよりも外側に位置する裏板3
3とによって、5点において、該防錆カバー36がダス
トカバー14に支持される型式のものである。
この型式の方が締代が安定するので、本考案にとっては
、カバーの脱落の防止等に対して有利となるのであり、
更にダストカバー14の公差管理も、二つの係合部間に
嵌め込まれるカール部18の高さくβ)を管理するのみ
でよい利点がある。
このように、本考案は、内側の保合部(凸部22a、2
2bなど)と外側の係合部(裏板23゜33など)とを
、カバー周方向に所定の距離を隔てて交互に配置せしめ
、該内側の係合部と外側の係合部とによってカバー面母
線方向に形成される間隙(ロ)にダストカバーの外周縁
(カール部)を嵌め込み、保持させるものであるため、
該内側と外側の係合部の合計個数は3個或いはそれ以上
であることが必要となるが1組付は作業性を考慮すると
、本考案では最少の3個の場合が最も望ましい。
また、内側係合部と外側係合部との配置順序や、該内側
係合部の形状、形成形態などについても、前記実施例に
示したものが組付は作業性において最も優れたものであ
ることが認められているが、これに何等限定されるもの
ではなく、例えば第15図に示される如く、二個の外側
の裏板43a。
43bとこれらの間にあってこれらよりも内側に位置す
る係合凸部42との組合せからなる係合機構であっても
何等差支えなく、更に内側係合部としても、従来の如き
カバー面から単に突出しただけのもの(第4図の16b
形状)でもよく、また前記実施例の如くカバー面から一
体的に突出形成させずに、外側保合部として用いた裏板
(23゜33など)の如き形状の別体の係合部材をカバ
ーに取り付けることによって、該内側係合部を形成する
ことも可能である。
なお、以上例示してきたところはあくまでも本考案の実
施列の一部に過ぎないものであって、本考案はこれらに
限定して解釈されるべきものでは決してなく、その趣旨
を逸脱しない範囲内において適宜変更、改良等を加え得
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は防錆カバーが取り付けられたディスクブレーキ
の周辺を示す断面説明図、第2図はディスクブレーキに
取り付けられた従来の防錆カバーの斜視図、第3図は同
じく正面図、第4図は第3図における■方向視図、第5
図は第1図におけるa部拡大説明図、第6図は従来の防
錆カバーにおける誤組付は状態を説明するための第5図
に相当する図である。 第1図は本考案の一実施例に係る防錆カバーの正面図、
第8図は第7図におけるAOB断面図、第9図は第7図
におけるOC断面図(拡大部分)、第10図は第7図に
おけるX方向視図、第11図は第10図におけるXI
−XI断面図、第12図は第7図に示す防錆カバーの取
り付は状態説明図、第13図は第12図におけるX[I
−X■断面説明図、第14図は本考案の他の実施例に係
る防錆カバーの正面図、第15図は更に他の実施例に係
る第10図に相当する図である。 1:ナックル、2:シャフト、4:ハブ、6:ディスク
ロータ、8:ホイール、10:キャリパ12.13:摩
擦パッド、14:ダストカバー、18:外周縁部(カー
ル部)、16. 26. 36:防錆カバー、16b、
22a、22bt 24゜32a、32b、34,4
2:係合凸部、17゜23.33,43a、43b :
裏板、16a。 26a、36aニブリッジ部、16d、26d。 36d:ハツト部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両と一体的に回転せしめられるディスクロータの内面
    側を覆うダストカバーと、該ディスクロータの外面側を
    覆い且つ該ダストカバーの外周縁にその外周部が着脱可
    能に取り付けられる防錆カバーとを含むディスクブレー
    キ装置において。 該防錆カバーの前記ダストカバーに対向する側の面の外
    周側部分に、前記ダストカバーの外周縁を嵌合、保持す
    る、内側係合部と該内側係合部よりも外周側に位置する
    外側係合部とからなる係合機構を、周方向の複数箇所に
    設ける一方、該係合機構の少なくとも一つを、前記内側
    係合部と外側係合部とが合計個数で少なくとも3個以上
    となるように構成し、且つそれら内側係合部と外側係合
    部とを、対向させることなく周方向に所定の間隔をおい
    て交互に位置せしめ、前記ダストカバーの外周縁がそれ
    ら内側係合部及び外側係合部への係合によって周方向に
    異なる位置で内側及び外側から規制されることにより保
    持されるようにしたことを特徴とする車両用ディスクブ
    レーキにおけるディスクロータの防錆カバー。
JP1979046107U 1979-04-07 1979-04-07 車両用デイスクブレ−キにおけるデイスクロ−タの防錆カバ− Expired JPS5942513Y2 (ja)

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