JPS6236982Y2 - - Google Patents

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JPS6236982Y2
JPS6236982Y2 JP7996078U JP7996078U JPS6236982Y2 JP S6236982 Y2 JPS6236982 Y2 JP S6236982Y2 JP 7996078 U JP7996078 U JP 7996078U JP 7996078 U JP7996078 U JP 7996078U JP S6236982 Y2 JPS6236982 Y2 JP S6236982Y2
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JP
Japan
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dust cover
brake
disc
center line
ventilation opening
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JP7996078U
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JPS54181423U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用デイスクブレーキのダストカ
バーに係る。ダストカバーは適宜間隔を存してデ
イスクブレーキに対向してナツクルに固定され、
他方の車輪よりはれ飛ばされる水・小石等がブレ
ーキデイスクに当たることを防止するものである
が、ブレーキデイスクをダストカバーで覆うとデ
イスクの前面はホイールにより覆われているので
デイスクの放熱が不充分となり、フエード現象、
ベーパロツク等が発生して故障の原因となる。
そこで、従来は第1図に示すように、ダストカ
バー01に水平方向に開口した換気口06を設け
ていたが、これではデイスクの放熱は十分とは言
えず、長い降り板等における繰り返し制動、高速
からの厳しい制動等の際には、依然としてフエー
ド、ベーパロツクが発生していた。
本考案はこのような事情に鑑み、デイスクブレ
ーキの放熱を十分に行うことのできる自動車用デ
イスクブレーキのダストカバーを提供することを
目的とするものでブレーキデイスクの車体中心線
側の面を覆うよう形成されたダストカバー本体
と、同ダストカバー本体の車体中心線側に上下方
向に延びて張出し形成された膨出部と、同膨出部
に車両後方に向かつて開口して設けられた縦長の
換気口とを具え、上記換気口の上記ダストカバー
本体側端縁は上記換気口の上記膨出部側端縁より
も車両前方方向に突出していることを特徴とす
る。
本考案の一実施例を図面について説明すると、
第2図はその斜視図、第3図は第2図の−に
沿つた断面図、第4図は第2〜3図の−に沿
つた断面図、第5〜6図はダストカバーの製造工
程を示す説明図である。
上図において、1は適宜間隔を存して凹陥部2
がブレーキデイスク3に対向するように取付孔4
を通してナツクルにボルト締めされたダストカバ
ー、5は凹陥部2に更に凹設されデイスク3と反
対側に張出された複数の縦長の膨出部、6は膨出
部5に車輌後方に向かつて開口された縦長の換気
口である。このようなダストカバーにおいて、車
輌の走行中はダストカバー1に沿つて流れる空気
の流線は第4図に示すように、凹陥部2の外面で
は比較的疎であるが、膨出部5では比較的密とな
るから、開口部6は負圧となり、矢印で示すよう
に、ダストカバー1のブレーキデイスク3側から
換気口6を経て外方へ向かう誘起空気流Fが生ず
る。そこで、制動によりブレーキデイスク3に発
生した熱は、この誘起空気流Fによつて強力に持
ち去られるのでブレーキデイスク3は十分に冷却
されることになる。
次にこのようなダストカバー1の製造工程につ
いて説明すると、まず第5図に示すようにダスト
カバー1に膨出部5をプレスにて成形する。次に
第6図に示すように、E部に縦カツトCを入れ、
P部を矢印方向にプレスすることにより、E′部
のように成形する。したがつてE部とE′部とは
αのオーバラツプ部を生ずる。このオーバラツプ
部αはタイヤから飛散する泥水、小石等がブレー
キデイスク3に当たることを防止することに役立
つ。また換気口6は中央線より上方に開口する方
が泥水、小石等の侵入の防止の点からいつてもま
たブレーキデイスク3により加熱され上方に溜ま
る空気を排出する点からいつても効果的である。
因みに第1図に示した従来公知の換気口06はグ
ランドラインに水平に開口しているので空気抜け
が余りよくなく換気口が開口している割りには効
果が上がらない。
以上は本考案をデイスクブレーキのダストカバ
ーに適用した一実施例について述べたが、本考案
はデイスクブレーキに限らず、バンドブレーキ、
シユーブレーキ等にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知のデイスクブレーキのダストカバ
ーを示す斜視図、第2図は本考案の一例を示す斜
視図、第3図は第2図の−に沿つた断面図、
第4図は第2〜3図の−に沿つた断面図、第
5〜6図は本考案に係るダストカバーの製造工程
を示す説明図である。 1……ダストカバー、2……凹陥部、3……ブ
レーキデイスク、4……取付孔、5……膨出部、
6……換気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレーキデイスクの車体中心線側の面を覆うよ
    う形成されたダストカバー本体と、同ダストカバ
    ー本体の車体中心線側に上下方向に延びて張出し
    形成された膨出部と、同膨出部に車両後方に向か
    つて開口して設けられた縦長の換気口とを具え、
    上記換気口の上記ダストカバー本体側端縁は上記
    換気口の上記膨出部側端縁よりも車両前方方向に
    突出していることを特徴とする自動車用ブレーキ
    のダストカバー。
JP7996078U 1978-06-13 1978-06-13 Expired JPS6236982Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7996078U JPS6236982Y2 (ja) 1978-06-13 1978-06-13

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JP7996078U JPS6236982Y2 (ja) 1978-06-13 1978-06-13

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JPS54181423U JPS54181423U (ja) 1979-12-22
JPS6236982Y2 true JPS6236982Y2 (ja) 1987-09-21

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ID=28998406

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JP7996078U Expired JPS6236982Y2 (ja) 1978-06-13 1978-06-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586025U (ja) * 1981-07-07 1983-01-14 トヨタ自動車株式会社 自動車用ディスクブレーキのダストカバー装置
KR100328386B1 (ko) * 1994-12-02 2002-08-08 금호산업 주식회사 전륜브레이크패드의이물질방지용보조캡
JP6245125B2 (ja) * 2014-09-25 2017-12-13 トヨタ自動車株式会社 ブレーキダストカバー
JP7037251B2 (ja) * 2018-09-28 2022-03-16 本田技研工業株式会社 車両用ブレーキ装置

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Publication number Publication date
JPS54181423U (ja) 1979-12-22

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