JPH0625406Y2 - 冷却羽根付粉塵防止ディスクカバ− - Google Patents

冷却羽根付粉塵防止ディスクカバ−

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JPH0625406Y2
JPH0625406Y2 JP12547087U JP12547087U JPH0625406Y2 JP H0625406 Y2 JPH0625406 Y2 JP H0625406Y2 JP 12547087 U JP12547087 U JP 12547087U JP 12547087 U JP12547087 U JP 12547087U JP H0625406 Y2 JPH0625406 Y2 JP H0625406Y2
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JP
Japan
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disc
brake
disc cover
cover
brake disc
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JP12547087U
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JPS6429062U (ja
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義明 福嶋
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義明 福嶋
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のディスクブレーキとタイヤホイールの
間に設けられたディスクブレーキから飛び散る粉塵がタ
イヤホイールなどに付着するのを防止するためのディス
クカバーに関するものである。
(従来の技術) ディスクブレーキ付車両では、タイヤホイールとともに
回転するブレーキディスクにパットを押しつけることに
よってブレーキ動作を行う。ブレーキディスクはタイヤ
ホイールに接近して設けられ、両者の間には遮蔽物は存
在しない。
(考案が解決しようとする問題点) ブレーキディスクにパットを押しつけてブレーキ動作を
行わせるとき、ブレーキディスクとパットが摩擦し合
い、鉄粉を含む粉塵が発生する。この粉塵がタイヤホイ
ールや、タイヤホイールに設けられるキャップの表面に
付着し、鉄粉が酸化されて赤黒くなって見苦しくなる。
また、タイヤホイールやキャップ等にはメッキが施され
ているが、そのメッキ膜に鉄粉が付着すると錆が発生す
る。
また、ブレーキ動作の際に、ブレーキディスクとパット
との摩擦によって熱が発生し、ブレーキ効率が悪くな
る。
本考案はディスクブレーキ付車両において、ディスクブ
レーキから発生する鉄粉を含んだ粉塵がタイヤホイール
等に付着しないようにするとともに、ブレーキディスク
を冷却してブレーキ効率の低下を防ぐことを目的とする
ものである。
(問題点を解決するための手段) 実施例を示す第1図及び第2図を参照して説明すると、
本考案ではディスクブレーキとタイヤホイールの間にデ
ィスクカバーを設ける。そのディスクカバーは、鋼板に
て一方が開口した扁平な円筒状に形成され、円筒の底面
4の中央部には車軸等を通す孔8,10が設けられ、円
筒の側面6には通気孔12が設けられ、かつ、各通気孔
12の回転方向の後端には外方に起こされた羽根14が
設けられており、前記底面4がブレーキディスク16と
タイヤホイール22の間に位置し、前記開口がブレーキ
ディスク16側を向いて装着されるものである。
(作用) ブレーキ動作の際にブレーキディスク16から発生する
粉塵はディスクカバー2で遮られてタイヤホイール側に
は飛び散らない。また、このディスクカバーの通気孔1
2から空気が取り込まれてブレーキディスク16に吹き
つけられ、ブレーキディスク16が冷却される。
(実施例) 第1図は一実施例を示す斜視図、第2図は同実施例をス
トラット式車両に装着した状態を示す断面図である。
2はディスクカバーであり、鋼板にて底面4と側面6と
をもち、一方(第1図で右側方向)が開口した扁平な円
筒状に形成されている。
底面4は中央部に向って外側方向に僅かの傾斜をもって
おり、底面中央部は平担面となっている。その底面中央
部には車軸を通す孔8と、その孔8の周りにクリップボ
ルトを通す複数個の孔10があけられている。
側面6には等間隔で複数個の通気孔12があけられてお
り、通気孔12の一端には外側方向に立てられた羽根1
4が設けられている。通気孔12は、この円筒の軸方向
の一辺を残して切り込みを入れ、外側に起こすことによ
って形成することができる。羽根14は5mm程度の高さ
に形成されており、その起こされた角度は90度よりも
小さい。
第2図において、16はブレーキディスクである。ブレ
ーキディスク16には複数個のクリップボルト20が設
けられ、クリップボルト20にディスクカバー2を介し
てタイヤホイール22を通し、クリップボルト20をナ
ットで締めつけることによってディスクカバー2とタイ
ヤホイール22がブレーキディスク16に固定される。
ブレーキディスク16、ディスクカバー2及びタイヤホ
イール22は車軸18により支持され、一体となって回
転する。24はタイヤである。
ディスクカバー2は第2図に示される方向に取りつけら
れ、その内側にブレーキディスク16が収納され、ディ
スクカバー4の側面6がブレーキディスク16の端面の
外側を被う。なお、図には示されていないが、ブレーキ
ディスク16にはパットを押しつけたり離したりするキ
ャリパー部も設けられており、キャリパー部もこのディ
スクカバー2の内側に収納される。
26は車体を支えているストラット部、27はコイルバ
ネである。
ディスクカバー2は、羽根14が回転方向に対して通気
孔12の後方になるように、すなわち、第1図では矢印
28方向に回転するように装着される。したがって、第
2図に示されたディスクブレーキと反対側のディスクブ
レーキに設けられるディスクカバーの通気孔12と羽根
14の配置は逆方向となる。
ディスクカバー2をタイヤホイール22とブレーキディ
スク16の間に装着し回転させると、羽根14に導かれ
て通気孔12からディスクカバー2内に強制的に風が送
り込まれる。ブレーキ動作を行うとパットがブレーキデ
ィスク16に押しつけられて粉塵が発生するが、この粉
塵はディスクカバー2によって遮られてタイヤホイール
22側に飛び散るのが防止される。また、ブレーキディ
スク16とパットとの摩擦によって熱が発生するが、そ
の熱は通気孔12からの風によって放熱される。
(考案の効果) 本考案ではディスクブレーキとタイヤホイールの間にデ
ィスクカバーを設けたので、ブレーキ動作時に発生する
粉塵が飛び散ってタイヤホイールやキャップなどに付着
するのを防ぐことができる。その結果、タイヤホイール
などを常に美麗に保ち、メッキ部などが錆ることを防止
することができる。
また、ディスクカバーの通気孔と羽根によって走行中に
ブレーキディスクに常時風を強制的に送り込むので、ブ
レーキ動作時に発生する摩擦熱からディスクブレーキを
冷却し、ディスクブレーキに粉塵が付着するのを少なく
するとともに、ブレーキ効率のよい状態を維持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例のディスクカバーを示す斜視図、第2
図は同実施例をディスクブレーキ部に装着した状態を示
す断面図である。 2……ディスクカバー、4……底面、 6……側面、8,10……孔、 12……通気孔、14……羽根、 16……ブレーキディスク、18……車軸、 22……タイヤホイール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼板にて一方が開口した扁平な円筒状に形
    成され、円筒の底面4の中央部には車軸等を通す孔8,
    10が設けられ、円筒の側面6には通気孔12が設けら
    れ、かつ、各通気孔12の回転方向の後端には外方に起
    こされた羽根14が設けられており、前記底面4がブレ
    ーキディスク16とタイヤホイール22の間に位置し、
    前記開口がブレーキディスク16側を向いて装着される
    冷却羽根付粉塵防止ディスクカバー。
JP12547087U 1987-08-17 1987-08-17 冷却羽根付粉塵防止ディスクカバ− Expired - Lifetime JPH0625406Y2 (ja)

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JP12547087U JPH0625406Y2 (ja) 1987-08-17 1987-08-17 冷却羽根付粉塵防止ディスクカバ−

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Publication Number Publication Date
JPS6429062U JPS6429062U (ja) 1989-02-21
JPH0625406Y2 true JPH0625406Y2 (ja) 1994-07-06

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JPS6429062U (ja) 1989-02-21

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