JP3006537U - 自動車のアルミホィール - Google Patents

自動車のアルミホィール

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JP3006537U
JP3006537U JP1994009530U JP953094U JP3006537U JP 3006537 U JP3006537 U JP 3006537U JP 1994009530 U JP1994009530 U JP 1994009530U JP 953094 U JP953094 U JP 953094U JP 3006537 U JP3006537 U JP 3006537U
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JP
Japan
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annular portion
peripheral annular
hub
rim
inner peripheral
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Application number
JP1994009530U
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English (en)
Inventor
和臣 山本
Original Assignee
鈴鹿産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱放散性がよく、軽い自動車のホィールを提
供する。 【構成】 ディスク部20がハブ10外周に一体に結合
したハブ外周環状部分21、リム30内周に一体に結合
したリム内周環状部分31、及び前記ハブ外周環状部分
21とリム内周環状部分31と両端を一体に結合したス
ポーク部分23よりなり、隣合うスポーク部分23,2
3、その隣合うスポーク部分23,23を結ぶハブ外周
環状部分21、リム内周環状部分31の側面によって形
成される各内周面80に連続した溝90を設けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内面に取付けたブレーキから発生する熱を効果的に放散させる自動車 のホィールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のホィールは、車軸に連結するハブ、そのハブに放射方向に結合したデ ィスク部、及びそのディスク部の外周に一体に結合し且つタイヤを装着するリム よりなり、車軸にブレーキを連結してある。また、走行している自動車(回転し ているホィール)を減速或は停止させるためには、ブレーキに摩擦抵抗を与える ようにしている。
【0003】 しかしながら、走行中にブレーキを掛けた時に発生する摩擦熱を受けて、ブレ ーキ自身が加熱され、昇温するだけでなく、その熱は熱伝導・放射等により、ホ ィールに伝えられる。その際、各部の温度は、ブレーキよりの発生熱量・周囲の 温度・各部の伝熱性・熱放散性によって決るが、これらのバランスが崩れると、 過熱してブレーキが効かなくなり事故に繋がることがあると言う問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、上記従来の上記自動車のホィールは、走行中、ブ レーキを掛けた時に発生する摩擦熱により、ブレーキが効かなくり、事故に繋が る危険性をはらんでおり、それを改善するために、高い熱放散性を持つホィール が求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
図を参考にして説明すると、本考案は、ハブ10に一体に結合したディスク部 20、及びそのディスク部20の外周に一体に結合したリム30よりなるアルミ ホィールであって、ディスク部20がハブ10外周に一体に結合したハブ外周環 状部分21、リム30内周に一体に結合したリム内周環状部分31、及び前記ハ ブ外周環状部分21とリム内周環状部分31と両端を一体に結合したスポーク部 分23よりなり、隣合うスポーク部分23,23、その隣合うスポーク部分23 ,23を結ぶハブ外周環状部分21、リム内周環状部分31の側面によって形成 される各内周面80に連続した溝90を設けてなるものである。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例について説明する。本考案の自動車のアルミニウム金属よりな るホィールは次のように構成される。10は車軸に連結するハブ、20はそのハ ブ10に放射状一体に結合したディスク部、30はそのディスク部20の外周に 一体に結合し且つタイヤを装着するリムである。
【0007】 さらに、詳細に説明すると、ディスク部20は、ハブ10外周に一体に結合し たハブ外周環状部分21、リム30内周に一体に結合したリム内周環状部分31 、及び前記ハブ外周環状部分21とリム内周環状部分31に両端を一体に結合し たスポーク部分23より構成されている。そして隣合うスポーク部分23,23 、その隣合うスポーク部分23,23を結ぶハブ外周環状部分21、リム内周環 状部分31によって形成されるところの内周縁80に連続した溝90を設けてあ る。
【0008】 作用について説明すると、ディスク部20の内周面80に溝90を設けること により、放熱面積が増加すると共に、溝90の両側にフィン状部分91,92が 形成されるため、それによって、ブレーキから発生する熱の放熱性が一段と向上 し、ブレーキは勿論のことホィールやタイヤの過熱が防止され、ブレーキが効か なくなるというタイヤに対する悪い影響を与える問題が解消される。
【0009】 また、溝90を設けることにより、H型鋼・I型鋼等の型鋼が示すように、デ ィスク部20の体積比強度が増し、ホィール全体が軽量化される。
【0010】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されるため、ブレーキから発生する熱の放熱性が一 段と向上し、ブレーキやホィール或いはタイヤの過熱が防止され、ブレーキが効 かなくなるというタイヤに対する悪い影響を与える問題が解消され、しかも、デ ィスク部20の体積比強度が増し、ホィール全体が軽量化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホィールの正面図である。
【図2】図1のA−A斜視図である。
【符号の説明】
10 ハブ 20 ディスク部 21 ハブ外周環状部分 22 リム内周環状部 23 スポーク分部 30 リム 31 リム内周環状部 80 内周縁 90 溝 91 フィン状部分 92 フィン状部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ(10)に一体に結合したディスク
    部(20)、及びそのディスク部(20)の外周に一体
    に結合したリム(30)よりなるアルミホィールにおい
    て、ディスク部(20)がハブ(10)外周に一体に結
    合したハブ外周環状部分(21)、リム(30)内周に
    一体に結合したリム内周環状部分(31)、及び前記ハ
    ブ外周環状部分(21)とリム内周環状部分(31)と
    両端を一体に結合したスポーク部分(23)よりなり、
    隣合うスポーク部分(23,23)、その隣合うスポー
    ク部分(23,23)を結ぶハブ外周環状部分(2
    1)、リム内周環状部分(31)の側面によって形成さ
    れる各内周面(80)に連続した溝(90)を設けてな
    る自動車のアルミホィール。
JP1994009530U 1994-07-11 1994-07-11 自動車のアルミホィール Expired - Lifetime JP3006537U (ja)

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