JPS6141675Y2 - - Google Patents

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JPS6141675Y2
JPS6141675Y2 JP1495781U JP1495781U JPS6141675Y2 JP S6141675 Y2 JPS6141675 Y2 JP S6141675Y2 JP 1495781 U JP1495781 U JP 1495781U JP 1495781 U JP1495781 U JP 1495781U JP S6141675 Y2 JPS6141675 Y2 JP S6141675Y2
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JP
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disc
cooling air
brake disc
brake
side panel
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JP1495781U
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Priority to FR8201063A priority patent/FR2498712B1/fr
Priority to DE19823202268 priority patent/DE3202268A1/de
Priority to US06/397,506 priority patent/US4550809A/en
Priority to FR8212476A priority patent/FR2510691B2/fr
Priority to DE19823226716 priority patent/DE3226716A1/de
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はブレーキデイスクをサイドパネルで密
閉した内装型の二輪車用デイスクブレーキ装置に
関するものである。
従来技術 従来の自動二輪車用デイスクブレーキ装置で
は、車輪ハブの一側または両側に一体に同心状に
取付けられたブレーキデイスクは、外気に露出し
ているため、制動時に発生する摩擦熱は走行に伴
なう気流によつて充分に放散されるが、前記内装
型デイスクブレーキ装置において、ブレーキデイ
スクが外気に露出していないので、デイスクの放
熱が悪く、これを改善するために、従来では、デ
イスク面積を広くし、またベンチレーテツド式に
して、放熱効果の向上を図つていた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、デイスク面積を広くすること
は、車輪ハブとの関係で制約されるとともに、重
体重量の増大を招き、好ましくない。
また、ベンチレーテツド式に形成した場合に
は、デイスク外周部近くの冷却風排出口の形状お
よび大きさが適切でないと、デイスクの冷却性能
が低下する不都合があつた。
また米国特許第2888102号明細書に記載された
二輪車用デイスクブレーキ装置においては、ブレ
ーキデイスクの外側を被うサイドパネルは、車輪
のリムよりも小径でその内側に位置し、リムとサ
イドパネルとの間隙は、ブレーキデイスクの回転
面延長面上に位置せずその側方に位置してリング
状に開口し、かつ冷却風導入口がブレーキデイス
クの内周縁より半径方向寄りに位置しているた
め、冷却風は回転中心に向つた後、弯曲して半径
方向へ向きを変えてブレーキデイスク内の冷却風
通路を通過してから直角に側方へ流れ、冷却風が
著しく弯曲した複雑な経路を辿り、その結果、冷
却風の通路抵抗が大きくなつて充分な冷却効果が
得られにくい。
問題点を解決するための手段および作用 本考案はこのような難点を克服した自動二輪車
用デイスクブレーキ装置の改良に係り、車輪ハブ
の外周部からその回転中心に向つて延びるように
車輪ハブの側面に一体に付設されかつ内部に放射
状冷却風通路を有する内部通気冷却型ブレーキデ
イスクと、該デイスクの内周側からその半径方向
に向つて跨がりかつ該デイスクの両側面に対向し
対をなして設けたパツドを有するキヤリパー部材
と、前記デイスクを被覆するようにその外側にて
車体部材に固定して配設されたサイドパネルとか
らなる自動二輪車用デイスクブレーキ装置におい
て、前記ハブの外周部と前記サイドパネル外縁部
とを前記デイスクの外径よりも大径に形成し、前
記デイスクを前記ハブとサイドパネルで囲まれた
空間内に収納することにより、前記サイドパネル
および車輪ハブで前記ブレーキデイスクを覆い、
該ブレーキデイスクへの水、土砂の付着を防止で
き、ブレーキデイスク、パツドの摩耗をできる限
り阻止することができる。
また本考案においては、前記ハブの外周部と前
記パネル外縁部間には、前記放射状冷却風通路の
回転面延長面上に位置し該冷却風通路の巾よりも
広くかつ前記ブレーキデイスクの厚みよりも狭い
巾の冷却風排出間隙を形成し、前記ブレーキデイ
スクの内周縁より中心寄りに位置して前記サイド
パネルに冷却風導入口を形成することにより、該
サイドパネルの冷却風導入口より前記ハブおよび
サイドパネルで囲まれた空間内に冷却風を導入
し、前記ブレーキデイスク内部の放射状冷却風通
路内を通過させることができるため、該冷却風の
流動抵抗を大巾に低下させることができる。
実施例 以下第1図ないし第2図に図示された本考案の
一実施例について説明すると、1はリヤフオーク
アセンブリ2に両端が固着されたリヤホイールア
クスルで、同リヤホイールアクスル1にベアリン
グ3を介してリヤホイールハブ4が回転自在に枢
支され、同リヤホイールハブ4の外周に図示され
ないリヤタイヤが装着されるようになつている。
またリヤホイールハブ4の左側にはフアイナル
ドリブンフランジ7が取付けられ、同フアイナル
ドリブンフランジ7にドリブンスプロケツト3が
ボルト9により着脱自在に取付けられている。
さらにリヤホイールハブ4の右側には周方向に
亘り等間隔に三個の取付け用ボス5が一体に形成
され、同取付け用ボス5の周方向両面を挟持しう
るようにブレーキデイスク10の外周に突出部1
1が突設されており、同ブレーキデイスク10の
突出部11は、同デイスク10の軸方向移動によ
りリヤホイールハブ4の取付け用ボス5に嵌脱自
在に嵌合されるようになつている。
さらにまた前記ブレーキデイスク10には冷却
風通路12を画定する複数の放射状に延びるリブ
13が形成されている。
しかして前記ブレーキデイスク10の両突出部
11に挟まれた外周面と前記取付け用ボス5の内
周面とには間隙14が存するように形成されてお
り、ブレーキデイスク10の放射方向熱膨張を吸
収しうるようになつている。
また前記リヤホイールハブ4には、前記ブレー
キデイスク10の外周面と所定の間隙を存するよ
うに取付け用ボス5を除いて円筒部6が形成さ
れ、冷却風導入口16を除いて円筒部6の内面お
よび前記ブレーキデイスク10を密閉するように
サイドパネル15が形成され、同サイドパネル1
5は、その外周部17がリヤホイールハブ4の円
筒部6の端縁と所定の間隙値δを有する間隙19
を存するように、リヤフオークアセンブリ2に支
持固定されている。
さらにリヤホイールハブ4の取付け用ボス5お
よびブレーキデイスク10の突出部11を覆うよ
うにカバー部材23が配設され、ブレーキデイス
ク10がホイールハブ4に嵌合された後に、前記
カバー部材23がボルト18でリヤホイールハブ
4の取付け用ボス5に着脱自在に取付けられるよ
うになつている。
さらにまたリヤホイールアクスル1より斜後上
方に位置した箇所に、ブレーキデイスク10の両
側に対向して接離自在に摺接しうる一対のパツド
21を有するキヤリパー部材20が配置された状
態で、前記サイドパネル15に一体に装着されて
おり、前記一対のパツド21は、キヤリパーピス
トン22の作動によりブレーキデイスク10の両
側面に圧接され、ブレーキがかけられるようにな
つている。
第1図ないし第2図に図示の実施例は前記した
ように構成されているので、キヤリパー部材20
のキヤリパーピストン22を作動させれば、前記
一対のパツド21はブレーキデイスク10の両側
面に圧接されて、リヤホイールハブ4は制動され
る。
またブレーキデイスク10はリヤホイールハブ
4およびびサイドパネル15で覆われているた
め、ブレーキデイスク10の表面への水、土砂の
付着が防止されり、しかも土砂等の異物付着によ
るデイスク10およびパツド21の摩耗が少な
い。
さらにデイスク10の外周には間隙19が形成
され、しかもデイスク10には、冷却風通路12
を画定する複数の放射状に延びるリブ13が形成
されているため、リヤホイールハブ4の回転に伴
なつて冷却風通路12も回転し、その通路12内
の空気が遠心力でデイスク10の外周より間隙1
9を介して外気へ排出され、制動の際にブレーキ
デイスク10に発生する摩擦熱が前記空気により
放散され、冷却性能が良好である。
さらにまたブレーキデイスク10は、その外周
突出部11で回転中心より離れたリヤホイールハ
ブ4の取付け用ボス5に係合されているため、ブ
レーキデイスク10に働くブレーキ力はリヤホイ
ールハブ4に確実に伝達される。しかもブレーキ
トルクが取付け用ボス5に負担され、ボルト18
には作用しないため、長期間に亘つてボルト18
が確固と取付け用ボス5に螺合される。
さらにリヤホイールハブ4の取付け用ボス5に
間隙14を介してブレーキデイスク10を螺合し
たため、デイスク10の放射方向への膨張を吸収
することができる。
第1図ないし第2図に図示の実施例では、リヤ
ホイールに本考案を適用したが、第3図に図示の
実施例のようにブレーキデイスクを両側に設けた
フロントホイールにも本案を勿論適用することが
でき、第1図ないし第2図に図示の実施例と対応
する部分には符号『′』(ダツシユ)が符せられ、
サイドパネル15′およびキヤリパー部材20′は
フロントフオーク2′に直接固着されている点を
除いては、第1図ないし第2図に図示の実施例と
略同様に構成され、作用効果も略同様である。
考案の効果 本考案においては、前記サイドパネルの冷却風
導入口より前記ハブおよびサイドパネルで囲まれ
た空間内に導入され前記ブレーキデイスク内部の
放射状冷却風通路を通過した冷却風の径路は単純
で然程弯曲していないため、該冷却風の流動抵抗
を低下させて、該ブレーキデイスクを充分に冷却
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案に係る自動二輪車用デイスクブレ
ーキ装置の一実施例を図示した側面図、第2図は
第1図の−線に沿つて截断した横断面図、第
3図はさらに他の実施例の横断面図である。 1……リヤホイールアクスル、1′……フロン
トホイールアクスル、2……リヤフオークアセン
ブリ、2……フロントフオーク、3,3′……ベ
アリング、4……リヤホイールハブ、4′……フ
ロントホイールハブ、5,5′……取付け用ボ
ス、6,6′……円筒部、7……フアイナルドリ
ブンフランジ、8……ドリブンスプロケツト、9
……ボルト、10,10′……ブレーキデイス
ク、11……突出部、12,12′……冷却風通
路、13,13′……リブ、14,14′……間
隙、15……サイドパネル、16,16′……冷
却風導入口、17,17′……パネル外周部、1
8,18′……ボルト、19,19′……間隙、2
0,20′……キヤリパー部材、21,21′……
パツド、22,22……キヤリパーピストン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輪ハブの外周部からその回転中心に向つて延
    びるように車輪ハブの側面に一体に付設されかつ
    内部に放射状冷却風通路を有する内部通気冷却型
    ブレーキデイスクと、該デイスクの内周側からそ
    の半径方向に向つて跨がりかつ該デイスクの両側
    面に対向し対をなして設けたパツドを有するキヤ
    リパー部材と、前記デイスクを被覆するようにそ
    の外側にて車体部材に固定して配設されたサイド
    パネルとからなる自動二輪車用デイスクブレーキ
    装置において、前記ハブの外周部と前記サイドパ
    ネル外縁部とを前記デイスクの外径よりも大径に
    形成し、前記デイスクを前記ハブとサイドパネル
    で囲まれた空間内に収納するとともに、前記ハブ
    の外周部と前記パネル外縁部間には、前記放射状
    冷却風通路の回転面延長面上に位置し該冷却風通
    路の巾よりも広くかつ前記ブレーキデイスクの厚
    みよりも狭い巾の冷却風排出間隙を形成し、前記
    ブレーキデイスクの内周縁より中心寄りに位置し
    て前記サイドパネルに冷却風導入口を形成したこ
    とを特徴とする二輪車用デイスクブレーキ装置。
JP1495781U 1981-01-24 1981-02-06 Expired JPS6141675Y2 (ja)

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JP1495781U JPS6141675Y2 (ja) 1981-02-06 1981-02-06
CA000394779A CA1163208A (en) 1981-01-24 1982-01-22 Disc brake system
GB8201894A GB2094426B (en) 1981-01-24 1982-01-22 Disc brake apparatus for a motorcycle
DE19823202268 DE3202268A1 (de) 1981-01-24 1982-01-25 Scheibenbremseneinrichtung fuer ein motorrad
FR8201063A FR2498712B1 (fr) 1981-01-24 1982-01-25 Frein a disque perfectionne pour motocycle
US06/397,506 US4550809A (en) 1981-01-24 1982-07-12 Disc brake system with fan means
FR8212476A FR2510691B2 (fr) 1981-01-24 1982-07-16 Frein a disque perfectionne pour motocycle
DE19823226716 DE3226716A1 (de) 1981-01-24 1982-07-16 Scheibenbremseneinrichtung fuer ein motorrad
US06/664,776 US4596312A (en) 1981-01-24 1984-10-25 Disc brake system

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JP1495781U JPS6141675Y2 (ja) 1981-02-06 1981-02-06

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JPS57128555U JPS57128555U (ja) 1982-08-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0732161Y2 (ja) * 1986-10-02 1995-07-26 本田技研工業株式会社 自動二輪車用ホイ−ルのホイ−ルカバ−取付構造

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JPS57128555U (ja) 1982-08-11

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