JPH0319081B2 - - Google Patents

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JPH0319081B2
JPH0319081B2 JP58015873A JP1587383A JPH0319081B2 JP H0319081 B2 JPH0319081 B2 JP H0319081B2 JP 58015873 A JP58015873 A JP 58015873A JP 1587383 A JP1587383 A JP 1587383A JP H0319081 B2 JPH0319081 B2 JP H0319081B2
Authority
JP
Japan
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wheel
fins
rim
disk
disc
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58015873A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59143701A (ja
Inventor
Hiroaki Hanaoka
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Individual
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Priority to JP1587383A priority Critical patent/JPS59143701A/ja
Publication of JPS59143701A publication Critical patent/JPS59143701A/ja
Publication of JPH0319081B2 publication Critical patent/JPH0319081B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B19/00Wheels not otherwise provided for or having characteristics specified in one of the subgroups of this group
    • B60B19/10Wheels not otherwise provided for or having characteristics specified in one of the subgroups of this group with cooling fins

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、冷却機能を向上させ、かつ操縦安定
性を高めうる自動車用ホイールに関する。
(従来の技術) ホイールは周知のように、リムとデイスクを結
合してなり、これにタイヤを装着して自動車の車
輪を構成し、ブレーキデイスクやブレーキドラム
はこのホイール内に収納されるのが一般である。
そして、従来のホイールは、第1図に示すよう
に、デイスク1に複数の通孔2,2を形成し、こ
の通孔2,2から外気をホイール内へ流入(イン
テーク)するようにして、ホイール内のブレーキ
デイスク(図示せず)などを冷却している。
ところで、近年の自動車の高性能化に伴つてホ
イールも軽量化が図られ、所謂スポーツカーにア
ルミ製のホイールが多用されてきた。このアルミ
ホイールは、スポークタイプ、メツシユタイプな
ど通常はホイール外観におけるデザイン美を主に
追求して製作されている結果、全述したホイール
内への流入(インテーク)空気量が少なく、ブレ
ーキ系統への冷却が不十分となつて所謂ブレーキ
焼け現象が生じやすい。またデイスクの表面部に
は少なからず凹凸が形成されているので、これが
ホイール回転時に空気を車体下方に巻き込み、特
に高速走行時には車体を浮上させる所謂リフト現
象を生じ、操縦性を極めて不安定にしている。
(発明が解決しようとする課題) 上記欠点を除去するため、例えば実開昭57−
111603号公報に記載された自動車用車輪が提案さ
れている。この考案は、デイスク斜面部に設けら
れた飾り窓に、一端が窓縁の一部に一体に固着さ
れ、他端がデイスク内方に突出して車輪の円周方
向に拡開されたフインを設けてなるものである。
この考案によれば、自動車の走行時に前記フイン
により風がデイスク内方に引き込まれ、車輪及び
ブレーキドラムが冷却され、車輪の耐久性が向上
し、ブレーキの制動能力が向上するなどの作用効
果を奏するものとされている。
しかし上記公報記載のものは、フインがデイス
クに形成されているため、次のような不都合を生
じている。
前述のように、ホイールはリムとデイスクを結
合して形成されるものであり、スポーツタイプ、
メツシユタイプなどはデイスクが異なるものであ
つて、リムは通常一定のものである。したがつ
て、上記公報記載の考案によれば、デイスクが異
なるタイプのホイールごとにそれぞれフインを別
途に形成しなければならない。
しかもこのフインは別製のものを溶接などによ
り取付けるものであるため、製作費が高騰して実
際的でない。
さらに、デイスクはホイールの一側面であるた
め、前記飾り窓はブレーキデイスクから一番離れ
た部位に位置し、したがつてこの窓に設けられた
フインによる空気の攪拌は効率的ではない。
他方、実公昭58−5602号公報において、ロード
ホイールにおける放熱構造なる考案が提案されて
いる。この考案は、ダブルタイヤのロードホイー
ルに関するものであつて、内外リムの間に内側
板、外側板及びベーンからなる遠心フアンを設け
たもので、このフアンによつて空気を吸引し内側
リムホイールの半径方向内方に空気を流通せし
め、これにより冷却効果を向上させることを企図
したものである。しかし、この考案の放熱構造
は、上述のように別途内側板、外側板及びベーン
からなる遠心フアンを設けなければならず、その
ため、部品点数が増加し、しかもこれを組合せて
当該遠心フアンを製作しなければならないもので
あつた。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、前
記公報の技術を一歩進め、さらに、冷却機能を向
上させ、かつ操縦安定をより一層高めることが可
能な汎用性ある自動車用ホイールを提案せんとす
るものである。
上記目的を達成するために本発明は、リムとデ
イスクを結合してなる自動車用ホイールにおい
て、リムの内周面に凹凸を設けて略等間隔に該リ
ムと一体にフインを形成し、このリムを、複数の
通孔を形成したデイスクと結合して自動車用ホイ
ールを構成した。
(作用) 自動車用ホイールを上記のように構成した場合
は、フインはブレーキデイスクを囲んで存在する
ので、ホイールの回転により、フインは多くの風
をまき起し、冷却効率を高めることが可能とな
る。また、フインの存在により、リムの剛性を向
上させることができる。さらに、デイスクを各種
のタイプに変更しても、これに適用することがで
きるので、汎用性のある自動車用ホイールを提供
できる。
なお、最近の傾向として、ブレーキ機構の小型
化に伴い、リムとブレーキとの間の空間が大きく
なりつつある。本発明は、このような傾向に合致
するものであり、これによりフインを可及的に大
きくすることができ、その結果、冷却効率、リム
ひいてはホイールの剛性を高めることが可能とな
る。
(実施例) 以下に本発明を第2図及び第3図に示す実施例
図に基づいて説明する。
本発明のホイールは、第1図の従来同様に、デ
イスク1に複数の通孔2,2を形成したものを用
いる。この例の場合は、従来の空気インテークと
は異なり、強制的にアウトテークするものである
から、デイスク1に放射状に形成されるスリツト
21,21と、該スリツトに連通してリム3近傍
に形成される半円孔22とから通孔2を構成して
いる。
ホイール裏面部には、以下に説明する冷却フイ
ンが形成される。
デイスク1の裏面部において、ホイール中央の
固定部4からデイスク1に亘る箇所にフイン1
1,11を放射状に突設している。このフイン1
1,11に続いて、楔形のフイン12,12を列
設して放射状に配置している。この位置における
デイスク裏面部は、前記楔形フイン12,12を
突設した膨出部と、スリツト21を形設した谷部
とを交互に形成している。このように形成した場
合は、フイン12,12のみならずその膨出部に
よつてホイール内の空気攪拌作用を行うことがで
き、しかも、スリツト21の箇所は谷部に位置す
るので、該谷部の存在によつてスリツト21から
の空気アウトテークが促進されることになる。
本発明は、リム3の内周面に凹凸を設けて略等
間隔にフイン13,13を形成したものである。
さらに、実施例では、デイスク1リム3との間
の斜面部の裏面にも、楔形フイン14,14を突
設した。これらのフイン13,14によつて惹起
される空気流は、矢印にて示すように、専ら半円
孔22,22から排出されることになる。
なお、上記実施例ではホイール裏面部の略全体
にフイン11,12,13,14を形成したが、
本発明においては、リム3の内周面にフイン13
を形成し、このリム3を、複数の通孔、すなわち
実施例ではスリツト21や半円孔21を形成した
デイスク1と結合して自動車用ホイールを形成す
るものである。
(発明の効果) 本発明の自動車用ホイールは以上説明したよう
に構成されるので、ホイール回転時にホイール内
の空気は撹拌されて強制的にホイール通孔から排
出され、これによりブレーキに対する冷却効果は
著しく高められる。とりわけこの冷却効果はブレ
ーキデイスクを囲むリブ内周面の冷却フインによ
つてなされるため、ホイールの回転によりフイン
は多くの風をまき起し、従来のもの以上の冷却効
率を得ることができる。また、フインはリムに形
成されるので、ホイールフエイスは所謂デイツシ
ユタイプなど適宜のタイプに形成することができ
るとともに、ホイール剛性を向上させることが可
能となる。そして、前述したホイール通孔からの
強制的な空気アウトテークとともに、車輪部分を
負圧となし、これにより車体に所謂ダウンフオー
スがもたらされて操縦安定性を高めることができ
る。以上本発明によれば、冷却機能が向上し、か
つ操縦安定性を高めうる自動車用ホイールを安価
に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のホイールを示す図であつて、ホ
イール裏面側からの一部破断斜視図、第2図は本
発明のホイールを用いた車輪の斜視図、第3図は
同上の裏面部側からの一部破断拡大斜視図であ
る。 1……デイスク、2……通孔、3……リム、1
1,12,13,14……フイン、21……スリ
ツト、22……半円孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 リムとデイスクを結合してなる自動車用ホイ
    ールにおいて、リムの内周面に凹凸を設けて略等
    間隔に該リムと一体にフインを形成し、このリム
    を、複数の通孔を形成したデイスクと結合したこ
    とを特徴とする自動車用ホイール。
JP1587383A 1983-02-01 1983-02-01 自動車用ホイ−ル Granted JPS59143701A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1587383A JPS59143701A (ja) 1983-02-01 1983-02-01 自動車用ホイ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1587383A JPS59143701A (ja) 1983-02-01 1983-02-01 自動車用ホイ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59143701A JPS59143701A (ja) 1984-08-17
JPH0319081B2 true JPH0319081B2 (ja) 1991-03-14

Family

ID=11900911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1587383A Granted JPS59143701A (ja) 1983-02-01 1983-02-01 自動車用ホイ−ル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59143701A (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS59143701A (ja) 1984-08-17

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