JPH0413201Y2 - - Google Patents
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- JPH0413201Y2 JPH0413201Y2 JP1984026893U JP2689384U JPH0413201Y2 JP H0413201 Y2 JPH0413201 Y2 JP H0413201Y2 JP 1984026893 U JP1984026893 U JP 1984026893U JP 2689384 U JP2689384 U JP 2689384U JP H0413201 Y2 JPH0413201 Y2 JP H0413201Y2
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- Japan
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- wheel cover
- wheel
- air
- vane
- disk
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 8
- DOSMHBDKKKMIEF-UHFFFAOYSA-N 2-[3-(diethylamino)-6-diethylazaniumylidenexanthen-9-yl]-5-[3-[3-[4-(1-methylindol-3-yl)-2,5-dioxopyrrol-3-yl]indol-1-yl]propylsulfamoyl]benzenesulfonate Chemical compound C1=CC(=[N+](CC)CC)C=C2OC3=CC(N(CC)CC)=CC=C3C(C=3C(=CC(=CC=3)S(=O)(=O)NCCCN3C4=CC=CC=C4C(C=4C(NC(=O)C=4C=4C5=CC=CC=C5N(C)C=4)=O)=C3)S([O-])(=O)=O)=C21 DOSMHBDKKKMIEF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
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- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、自動車の車輪に装着される飾りホ
イールカバーに係り、さらにいえば、車輪の回転
に伴つてブレーキ部分に発生する熱を除去する目
的で使用される放熱ホイールカバーに関する。
イールカバーに係り、さらにいえば、車輪の回転
に伴つてブレーキ部分に発生する熱を除去する目
的で使用される放熱ホイールカバーに関する。
従来の技術
従来、カーアクセサリーとして種々の飾りホイ
ールカバーが使用されている。飾りホイールカバ
ーを使用する上での重要な問題点は、車輪に付属
するブレーキ部分の発熱をこもらせ易いことであ
る。即ち、曲りくねつた道や長い下り坂の道路で
はブレーキが頻繁に使用され、ブレーキデイスク
やドラムの発熱、温度上昇が著しく、遂にはブレ
ーキオイルの蒸発によつて非常に危険な状態に陥
ることがある。
ールカバーが使用されている。飾りホイールカバ
ーを使用する上での重要な問題点は、車輪に付属
するブレーキ部分の発熱をこもらせ易いことであ
る。即ち、曲りくねつた道や長い下り坂の道路で
はブレーキが頻繁に使用され、ブレーキデイスク
やドラムの発熱、温度上昇が著しく、遂にはブレ
ーキオイルの蒸発によつて非常に危険な状態に陥
ることがある。
従つて、自動車の車輪は、できるだけ風通しの
よい構造としてブレーキ部分の発熱を速やかに放
熱できるようにすることが肝要である。ホイール
カバーを装着すると、ホイール前面を覆い塞ぐの
で、風通しを全く悪くしてしまい、前記要請に逆
行する結果となる。
よい構造としてブレーキ部分の発熱を速やかに放
熱できるようにすることが肝要である。ホイール
カバーを装着すると、ホイール前面を覆い塞ぐの
で、風通しを全く悪くしてしまい、前記要請に逆
行する結果となる。
この点、従来の、特開昭54−75730号公報に記
載されたホイールカバー、あるいは実公昭49−
4409号公報に記載されたホイールカバーは、それ
ぞれ車輪の回転を利用して空気の流れを生じさ
せ、ブレーキ部分の発熱を除去する放熱型として
構成されている。
載されたホイールカバー、あるいは実公昭49−
4409号公報に記載されたホイールカバーは、それ
ぞれ車輪の回転を利用して空気の流れを生じさ
せ、ブレーキ部分の発熱を除去する放熱型として
構成されている。
本考案が解決しようとする課題
特開昭54−75730号公報に記載されたホイール
カバーは、ホイールデイスクのリムフランジより
少し内径寄り位置に外気の吸入開口をもち、同開
口よりも外径寄り位置に送風羽根を具備する。そ
して、ホイールデイスクにも前記送風羽根と対向
する部位にブレーキ部分の温度上昇した空気(内
気)を導き出す排気開口を設けた構成とされてい
る。要するに、外気吸入開口から外部の空気を吸
入し、送風羽根によつて半径方向外向きの空気流
を生じさせてリムフランジ部分に衝突させ、その
空冷を行なう。と同時に前記空気流の随伴効果に
よつて、ブレーキ部分の温度上昇した内気を排気
開口から導き出し、ブレーキ部分の冷却効果をも
たらすと云う内容である。しかし、外気と内気を
案内羽根の部分で合流させ放出するので、単純に
云つて内気の排出量は全量の約1/2でしかないか
ら、必然ブレーキ部分の冷却効果が薄く、内部に
熱がこもり易い欠点がある。
カバーは、ホイールデイスクのリムフランジより
少し内径寄り位置に外気の吸入開口をもち、同開
口よりも外径寄り位置に送風羽根を具備する。そ
して、ホイールデイスクにも前記送風羽根と対向
する部位にブレーキ部分の温度上昇した空気(内
気)を導き出す排気開口を設けた構成とされてい
る。要するに、外気吸入開口から外部の空気を吸
入し、送風羽根によつて半径方向外向きの空気流
を生じさせてリムフランジ部分に衝突させ、その
空冷を行なう。と同時に前記空気流の随伴効果に
よつて、ブレーキ部分の温度上昇した内気を排気
開口から導き出し、ブレーキ部分の冷却効果をも
たらすと云う内容である。しかし、外気と内気を
案内羽根の部分で合流させ放出するので、単純に
云つて内気の排出量は全量の約1/2でしかないか
ら、必然ブレーキ部分の冷却効果が薄く、内部に
熱がこもり易い欠点がある。
また、実公昭49−4406号公報に記載されたホイ
ールカバーは、外周縁に切欠き形状の換気通路を
設け、同ホイールカバーの内外面に設けた案内羽
根の作用により、前記換気通路を、ある時期は外
気の送り込みに、また他の時期にはブレーキ部分
の温度上昇した内気の送り出しに兼用する構成と
されている。従つて、限られた換気通路の流路面
積からみて、内気の排気量はさほどに多くなら
ず、よつてブレーキ部分の冷却効果が薄く、内部
に熱がこもり易い欠点がある。
ールカバーは、外周縁に切欠き形状の換気通路を
設け、同ホイールカバーの内外面に設けた案内羽
根の作用により、前記換気通路を、ある時期は外
気の送り込みに、また他の時期にはブレーキ部分
の温度上昇した内気の送り出しに兼用する構成と
されている。従つて、限られた換気通路の流路面
積からみて、内気の排気量はさほどに多くなら
ず、よつてブレーキ部分の冷却効果が薄く、内部
に熱がこもり易い欠点がある。
従つて、本考案の目的は、ブレーキ部分の温度
上昇した内気の排出量が十分に多く、ブレーキ部
分の冷却作用に優れた放熱型ホイールカバーを提
供することにある。
上昇した内気の排出量が十分に多く、ブレーキ部
分の冷却作用に優れた放熱型ホイールカバーを提
供することにある。
課題を解決するための手段
上記した従来技術の課題を解決するための手段
として、この考案に係る放熱ホイールカバーは、
図面に実施例を示したとおり、 ホイールカバー3と、同ホイールカバー3の内
側に後記案内羽根の高さよりも若干大きい間隔を
あけて同心に取付けた羽根円板4とから成るもの
とした。ホイールカバー3の外周部分には円周方
向に長い円弧状の排気窓孔7…を複数設けた。羽
根円板4の中心部に吸気孔10を設け、同羽根円
板4の外面には複数の遠心羽根11…を設けた。
そして、羽根円板4に車輪(ホイールリム1)へ
の取付金具5を設置したことを特徴とする。
として、この考案に係る放熱ホイールカバーは、
図面に実施例を示したとおり、 ホイールカバー3と、同ホイールカバー3の内
側に後記案内羽根の高さよりも若干大きい間隔を
あけて同心に取付けた羽根円板4とから成るもの
とした。ホイールカバー3の外周部分には円周方
向に長い円弧状の排気窓孔7…を複数設けた。羽
根円板4の中心部に吸気孔10を設け、同羽根円
板4の外面には複数の遠心羽根11…を設けた。
そして、羽根円板4に車輪(ホイールリム1)へ
の取付金具5を設置したことを特徴とする。
作 用
この放熱ホイールカバーを車輪(ホイールリム
1)に取付けたときは、車輪の回転と共に遠心羽
根11…が空気を遠心力の作用で半径方向外方へ
送り出してポンプ作用を奏する。特に案内羽根1
1はホイールカバー3と羽根円板4とで閉鎖的に
形成された空間内の空気を排気窓孔7…を通じて
外方へ送り出すので、必然的に羽根円板4の中心
部の吸気孔10から相当量の空気を吸い込む。か
くしてホイールカバー3と羽根円板4とで閉鎖的
に形成された空間内に半径方向外方への一定した
空気の流れを生じさせ、同空気流の全量を吸気孔
10を通じて車輪の軸部に付属するブレーキ部分
から吸い出すので、同ブレーキ部分の発熱は温度
上昇した空気と共に速やかに運び去られ、ブレー
キ部分に十分なる空冷効果を生じる。
1)に取付けたときは、車輪の回転と共に遠心羽
根11…が空気を遠心力の作用で半径方向外方へ
送り出してポンプ作用を奏する。特に案内羽根1
1はホイールカバー3と羽根円板4とで閉鎖的に
形成された空間内の空気を排気窓孔7…を通じて
外方へ送り出すので、必然的に羽根円板4の中心
部の吸気孔10から相当量の空気を吸い込む。か
くしてホイールカバー3と羽根円板4とで閉鎖的
に形成された空間内に半径方向外方への一定した
空気の流れを生じさせ、同空気流の全量を吸気孔
10を通じて車輪の軸部に付属するブレーキ部分
から吸い出すので、同ブレーキ部分の発熱は温度
上昇した空気と共に速やかに運び去られ、ブレー
キ部分に十分なる空冷効果を生じる。
実施例
次に、図示した本考案の実施例を説明する。
第1図〜第3図において、図中1はホイールリ
ムで、2はタイヤ、3はホイールカバーである。
また図中4は前記ホイールカバー3の内側に金具
6で同心配置に取りつけられた羽根円板で、5は
羽根円板4の内側に設置された取付金具である。
ムで、2はタイヤ、3はホイールカバーである。
また図中4は前記ホイールカバー3の内側に金具
6で同心配置に取りつけられた羽根円板で、5は
羽根円板4の内側に設置された取付金具である。
ホイールカバー3は、ポリプロピレン等のプラ
スチツクにより、平均肉厚2mmぐらいで、全体と
して外方にR1500ぐらいの曲率で緩やかに膨らむ
形状にブロー成形法又は出射成形法で製造されて
いる。このホイールカバー3の外周部分には、最
外周の折曲げ部分3aより若干内側の位置に、円
周方向に略45°づつ8等分した配置(第1図)で
長い円弧状の排気窓孔7…が設けられている。そ
して、隣り合う排気窓孔7,7の間には幅が18mm
ぐらいのつなぎ部8…が略台形断面(第3図)の
ものとして形成され、その両側裾部分に円周方向
に屈曲された板状の掴み部9,9が形成されてい
る(第3図)。
スチツクにより、平均肉厚2mmぐらいで、全体と
して外方にR1500ぐらいの曲率で緩やかに膨らむ
形状にブロー成形法又は出射成形法で製造されて
いる。このホイールカバー3の外周部分には、最
外周の折曲げ部分3aより若干内側の位置に、円
周方向に略45°づつ8等分した配置(第1図)で
長い円弧状の排気窓孔7…が設けられている。そ
して、隣り合う排気窓孔7,7の間には幅が18mm
ぐらいのつなぎ部8…が略台形断面(第3図)の
ものとして形成され、その両側裾部分に円周方向
に屈曲された板状の掴み部9,9が形成されてい
る(第3図)。
羽根円板4は、やはりポリプロピレン、ポリエ
チレン、ノリル(PPO)等のプラスチツクによ
り、上記ホイールカバー3よりはやや小径
(φ360)で、平均肉厚1mmぐらいものとして、全
体に外方に若干膨らむ形状にブロー形成法又は射
出成形法等で製造されている。この羽根円板4に
は、その中心部にかなり大径(φ250)の吸気孔
10が設けられている。また、羽根円板4の外面
には、渦巻型に湾曲した遠心羽根11が、円周を
例えば45°づつ8等分した配置で左右対称形状に
長く突設されている。この遠心羽根11…は、約
14mmぐらいの高さで中空の台形断面形状に突出す
るものとして羽根円板4と一体成形されている。
但し、別体として形成された羽根を取り付けた構
成で実施することもできる。
チレン、ノリル(PPO)等のプラスチツクによ
り、上記ホイールカバー3よりはやや小径
(φ360)で、平均肉厚1mmぐらいものとして、全
体に外方に若干膨らむ形状にブロー形成法又は射
出成形法等で製造されている。この羽根円板4に
は、その中心部にかなり大径(φ250)の吸気孔
10が設けられている。また、羽根円板4の外面
には、渦巻型に湾曲した遠心羽根11が、円周を
例えば45°づつ8等分した配置で左右対称形状に
長く突設されている。この遠心羽根11…は、約
14mmぐらいの高さで中空の台形断面形状に突出す
るものとして羽根円板4と一体成形されている。
但し、別体として形成された羽根を取り付けた構
成で実施することもできる。
上記のホイールカバー3と羽根円板4とは、内
外に同心配置とされ、例えば円周を4等分した4
箇所の位置を金具6で一体的に結合されている。
詳細は第3図に示したとおり、金具6は主従の関
係にある2個の金具6,6′の組合せより成る。
主金具6の片側に形成されたフツク部6a及び従
金具6′のフツク部6a′をそれぞれ掴み部9,9
に引つ掛けた上で、従金具6′を主金具6の一辺
にビス(又はリベツト)12で結合し取付けが行
なわれている。主金具6において求心方向に屈曲
し延長された連結部6bが、羽根円板4とビス1
3で結合されている(第2図)。
外に同心配置とされ、例えば円周を4等分した4
箇所の位置を金具6で一体的に結合されている。
詳細は第3図に示したとおり、金具6は主従の関
係にある2個の金具6,6′の組合せより成る。
主金具6の片側に形成されたフツク部6a及び従
金具6′のフツク部6a′をそれぞれ掴み部9,9
に引つ掛けた上で、従金具6′を主金具6の一辺
にビス(又はリベツト)12で結合し取付けが行
なわれている。主金具6において求心方向に屈曲
し延長された連結部6bが、羽根円板4とビス1
3で結合されている(第2図)。
上記のビス13を共通に使用して取付金具5が
羽根円板4に取付け固定されている。取付金具5
も、円周を4等分した4箇所に設けられている。
但し、取付金具5の配置、個数はこの限りではな
い。取付金具5は、上記のビス13で羽根円板4
に結合し固着された基部5aと、ホイールリム1
の外周部にぴつたり当接するように略U字形に折
り返し形成されたガイド部5bとより成り、ガイ
ド部5bの上縁を湾曲して略U字形のフツク部5
c,5cが形成されている。ホイールカバー3と
羽根円板4とは、取付金具5を介してホイールリ
ム1に取付けられる。
羽根円板4に取付け固定されている。取付金具5
も、円周を4等分した4箇所に設けられている。
但し、取付金具5の配置、個数はこの限りではな
い。取付金具5は、上記のビス13で羽根円板4
に結合し固着された基部5aと、ホイールリム1
の外周部にぴつたり当接するように略U字形に折
り返し形成されたガイド部5bとより成り、ガイ
ド部5bの上縁を湾曲して略U字形のフツク部5
c,5cが形成されている。ホイールカバー3と
羽根円板4とは、取付金具5を介してホイールリ
ム1に取付けられる。
従つて、車輪が回転すると、ホイールカバー3
と羽根円板4とで閉鎖状に形成された空間内の空
気は遠心羽根11…により半径方向外方に押し出
され、ホイールカバー3の排気窓孔7を通じて外
部へ排出される。この排気空気量に相当する量の
空気が羽根円板4の中心部の吸気孔10を通じて
吸入され、いわゆる空気のポンプ作用が奏され
る。この結果、車輪の軸部に付属されたブレーキ
部分の温度上昇した空気は、吸気孔10を通じて
どんどん外部へ排除され冷却効果を奏する。即ち
ブレーキ部分の発熱は空気と共に速やかに除去さ
れ、その温度上昇が抑制され、ブレーキ部分の温
度上昇による問題は未然に確実に防止されるので
ある。
と羽根円板4とで閉鎖状に形成された空間内の空
気は遠心羽根11…により半径方向外方に押し出
され、ホイールカバー3の排気窓孔7を通じて外
部へ排出される。この排気空気量に相当する量の
空気が羽根円板4の中心部の吸気孔10を通じて
吸入され、いわゆる空気のポンプ作用が奏され
る。この結果、車輪の軸部に付属されたブレーキ
部分の温度上昇した空気は、吸気孔10を通じて
どんどん外部へ排除され冷却効果を奏する。即ち
ブレーキ部分の発熱は空気と共に速やかに除去さ
れ、その温度上昇が抑制され、ブレーキ部分の温
度上昇による問題は未然に確実に防止されるので
ある。
本考案が奏する効果
本考案の放熱ホイールカバーを車輪に取り付け
ると、同車輪の回転と共にホイールカバー3と羽
根円板4とで閉鎖的に形成された空間内の空気に
遠心羽根11…が遠心ポンプの作用を奏し、羽根
円板4の中心部の吸気孔10から空気を吸い込み
ホイールカバー3の排気窓孔7…を通じて外部に
排出するので、車輪の軸部に付属するブレーキ部
分の発熱は温度上昇した空気と共に速やかに運び
去られ、十分な冷却効果を奏する。よつてホイー
ルカバーで車輪の前面を塞ぎ装飾することによる
ブレーキ部分の発熱の問題は一切生じず、自動車
の長期走行の安全性に寄与するのである。
ると、同車輪の回転と共にホイールカバー3と羽
根円板4とで閉鎖的に形成された空間内の空気に
遠心羽根11…が遠心ポンプの作用を奏し、羽根
円板4の中心部の吸気孔10から空気を吸い込み
ホイールカバー3の排気窓孔7…を通じて外部に
排出するので、車輪の軸部に付属するブレーキ部
分の発熱は温度上昇した空気と共に速やかに運び
去られ、十分な冷却効果を奏する。よつてホイー
ルカバーで車輪の前面を塞ぎ装飾することによる
ブレーキ部分の発熱の問題は一切生じず、自動車
の長期走行の安全性に寄与するのである。
第1図は本考案の第1実施例である放熱ホイー
ルカバーを装着した車輪の一部を破断して示した
正面図、第2図は第1図の−矢視の断面図、
第3図は第2図の−矢視図である。 3……ホイールカバー、4……羽根円板、7…
…排気窓孔、10……吸気孔、11……遠心羽
根、1……ホイールリム、5……取付金具。
ルカバーを装着した車輪の一部を破断して示した
正面図、第2図は第1図の−矢視の断面図、
第3図は第2図の−矢視図である。 3……ホイールカバー、4……羽根円板、7…
…排気窓孔、10……吸気孔、11……遠心羽
根、1……ホイールリム、5……取付金具。
Claims (1)
- ホイールカバーと、同ホイールカバーの内側に
間隔をあけて同心に取付けられた羽根円板とから
成り、ホイールカバーの外周部分に円周方向に長
い円弧状の排気窓孔が複数設けられており、羽根
円板の中心部に吸気孔が設けられ、同羽根円板の
外面に複数の遠心羽根が設けられており、羽根円
板には車輪への取付金具が設置されていることを
特徴とする放熱ホイールカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2689384U JPS60138801U (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 放熱ホイールカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2689384U JPS60138801U (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 放熱ホイールカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60138801U JPS60138801U (ja) | 1985-09-13 |
JPH0413201Y2 true JPH0413201Y2 (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=30523331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2689384U Granted JPS60138801U (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 放熱ホイールカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60138801U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5705398B2 (ja) * | 2007-12-05 | 2015-04-22 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用ホイールおよびホイールキャップ |
JP5636911B2 (ja) * | 2010-11-25 | 2014-12-10 | トヨタ自動車株式会社 | ダストカバー |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS494406U (ja) * | 1972-04-11 | 1974-01-16 | ||
JPS5475730A (en) * | 1977-11-11 | 1979-06-16 | Daimler Benz Ag | Ornamental wheel cover for wheel in steel plate |
-
1984
- 1984-02-27 JP JP2689384U patent/JPS60138801U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS494406U (ja) * | 1972-04-11 | 1974-01-16 | ||
JPS5475730A (en) * | 1977-11-11 | 1979-06-16 | Daimler Benz Ag | Ornamental wheel cover for wheel in steel plate |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60138801U (ja) | 1985-09-13 |
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