JP3041461B2 - ベンチレーテッドディスク - Google Patents
ベンチレーテッドディスクInfo
- Publication number
- JP3041461B2 JP3041461B2 JP3360772A JP36077291A JP3041461B2 JP 3041461 B2 JP3041461 B2 JP 3041461B2 JP 3360772 A JP3360772 A JP 3360772A JP 36077291 A JP36077291 A JP 36077291A JP 3041461 B2 JP3041461 B2 JP 3041461B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- rib
- ribs
- ventilated disc
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
ベンチレーテッドディスクに関するものであり、自動
車、産業用車両等に利用される。
て、実公平2−38107号公報に示すようなものがあ
り、このものは、インナーディスクおよびアウターディ
スクが平滑な環状部材からなり、インナーディスクの摺
動面の面積がアウターディスクの摺動面の面積より小さ
く形成され、該両ディスクが外側端部を二股状に形成し
た半径方向に延びる多数のリブによって接続され、該両
ディスクおよび該リブによって通気孔が多数設けられて
いる。
ィスクの回転時に通気孔の内側開口より流量大なる新し
い空気を吸い込み、通気孔内に強制送風した後、通気孔
の外側開口から大気中に排出しているが、リブの二股状
分岐部の冷却が不十分であるという問題点がある。そこ
で、本発明はかかる問題点を解消するためになされたも
ので、従来のディスクを改善してリブの二股状分岐部の
冷却性向上を図ることを目的とするものである。
ドディスクは、外側端部を二股状に形成した半径方向に
延びるリブを、略Y字状に形成し、分岐部において3つ
の部分に分離すると共に、二股部を湾曲または屈曲さ
せ、かつインナーディスクおよびアウターディスクの各
内壁面に、その内側端部から略中央部まで半径方向に延
びる半円錘状の溝を設け、さらに該両内壁面の半径方向
の略中央部に柱状リブを介設したことを特徴とする。
クの回転方向に拘らず、通気孔の内側開口から空気が多
量に通気孔内に吸い込まれ、リブに沿って強制送風され
た後、通気孔の外側開口から大気中に順次排出され、と
りわけリブ分岐部および柱状リブを介してインナーディ
スクおよびアウターディスクが冷却される。さらに、該
両ディスク間に介設した多数の柱状リブがディスクの剛
性を向上させ、大きな制動力を発生できる。
ィスクが示され、環状体状のインナーディスク1とアウ
ターディスク2とが半径方向に延びる多数のリブ3によ
って接続されると共に、アウターディスク2の内側周縁
に有底円筒体状のハット部10が接続され、該両ディス
ク1、2と該リブ3とによって通気孔4が多数設けられ
る。インナーディスク1およびアウターディスク2のそ
れぞれの外径寸法が同一に形成されるが、インナーディ
スク1の内径寸法がアウターディスク2の内径寸法より
大きく形成され、インナーディスク1の摺動面1aの面
積がアウターディスク2の摺動面2aの面積より小さく
形成されている。半径方向に延びる略 Y字状のリブ3は
その外側端部が二股状に形成され、該分岐部5aにおい
て3つの部分に分離されると共に、該二股部5bが湾曲
状または屈曲状に形成されている。
し、隣接するリブ3の対峠する二股部5bの外側端縁間
およびリブ3の二股部5bの外側端縁間に外側開口8
a、8bがそれぞれ形成され 全外側開口8a、8b面
積は内側開口7面積より大きく形成され、各外側開口8
a、8b面積は内側開口7面積より小さく形成されてい
る。
はリブ3の二股部5bが凹状に湾曲したベンチレーテッ
ドディスク、図3はリブ3の二股部5bが凸状に湾曲し
たベンチレーテッドディスク、図4はリブの二股部3b
が凸状に屈曲したベンチレーテッドディスクであり、二
股部5bが凸状に湾曲または屈曲すると、二股部5bが
凹状に湾曲するよりも外側開口8aの面積が大きくな
り、リブ3間を流通する空気量が増大する。
ク2の各内壁面1b、2bには、その内側端部から略中
央部まで半径方向に延びる半円錐状の溝6が設けられる
と共に、該両内壁面1b、2bの半径方向の略中央部に
柱状リブ9が多数介設され、半円錐状の溝6により該両
ディスク1、2の内壁面の面積が増大し、柱状のリブ9
によりベンチレーテッドディスクの剛性が向上する。
ると、通気孔4の内側開口7から空気が多量に通気孔4
無いに吸い込まれ、リブ3に沿って強制送風された後、
遠心力によって該外側開口8a、8bから順次大気中に
排出され、該空気によってインナーディスク1とアウタ
ーディスク2とが冷却され、とりわけ分岐部5および柱
状リブ9を介して該両ディスク1、2が冷却される。さ
らに、該両ディスク1、2の間に介設した多数の柱状リ
ブ9が、ディスクの剛性を向上させ、大きな制動力を発
生できる。
に回転しても、上述と同様の作用を奏する。
成した半径方向に延びるリブを略Y字状に形成し、分岐
部において3つの部分に分離すると共に、二股部を湾曲
または屈曲させ、かつインナーディスクおよびアウター
ディスクの各内壁面に、その内側端部から略中央部まで
半径方向に延びる半円錐状の溝を設け、さらに該両内壁
面の半径方向の略中央部に柱状リブを介設したので、車
両の前進時または後進時に拘らず、あるいはディスクが
車両の前後輪のどの位置に取付けられても良好な冷却効
果を有し、しかも車両に装着された各ディスクには常に
相等しい大きなブレーキ制動力が発生するので、安定し
た制動効果が得られる。
図
図
図
Claims (1)
- 【請求項1】 インナーディスクの摺動面の面積をアウ
ターディスクの摺動面の面積より小さく形成し、該両デ
ィスクを外側端部が二股状に形成された半径方向に延び
るリブを介して接続したベンチレーテッドディスクにお
いて、該リブを略Y字状に形成し、分岐部において3つ
の部分に分離すると共に、二股部を湾曲または屈曲さ
せ、かつ該インナーディスクおよび該アウターディスク
の各内壁面に、その内側端部から略中央部まで半径方向
に伸びる半円錐状の溝を設け、さらに該両内壁面の半径
方向の略中央部に柱状リブを介設したことを特徴とする
ベンチレーテッドディスク。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3360772A JP3041461B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | ベンチレーテッドディスク |
DE4220728A DE4220728C2 (de) | 1991-06-25 | 1992-06-24 | Innenbelüftete Scheibenbremse |
US07/903,286 US5284230A (en) | 1991-06-25 | 1992-06-24 | Ventilated disc unit for automotive brake system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3360772A JP3041461B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | ベンチレーテッドディスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05164159A JPH05164159A (ja) | 1993-06-29 |
JP3041461B2 true JP3041461B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=18470856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3360772A Expired - Lifetime JP3041461B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-12-06 | ベンチレーテッドディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3041461B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108884888A (zh) * | 2016-04-07 | 2018-11-23 | 本迪克斯斯派塞基础制动有限责任公司 | 具有锥形补偿布置的制动盘 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2864719B1 (fr) * | 2003-12-11 | 2007-12-21 | Telma | Rotor de ralentisseur electromagnetique comportant des ailettes perfectionnees de refroidissement |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP3360772A patent/JP3041461B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108884888A (zh) * | 2016-04-07 | 2018-11-23 | 本迪克斯斯派塞基础制动有限责任公司 | 具有锥形补偿布置的制动盘 |
CN108884888B (zh) * | 2016-04-07 | 2020-09-25 | 本迪克斯斯派塞基础制动有限责任公司 | 具有锥形补偿布置的制动盘 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05164159A (ja) | 1993-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7568560B2 (en) | Center mount two piece brake rotor | |
US5284230A (en) | Ventilated disc unit for automotive brake system | |
EP1747910A2 (en) | Improvement in vehicle wheels to incorporate a fan effect | |
JP3041461B2 (ja) | ベンチレーテッドディスク | |
JPH0238107Y2 (ja) | ||
CA2447831C (en) | Disk brake device for vehicle | |
JPH0674269A (ja) | ベンチレーテッドディスク | |
JP2012224136A (ja) | 車両用ホイール | |
US3779611A (en) | Light weight racing wheel | |
JPH051734A (ja) | ベンチレーテツドデイスク | |
US6401880B1 (en) | Brake rotor having cooling passageways with substantially constant cross-sections | |
JPH0526356Y2 (ja) | ||
JPH09272301A (ja) | 自動車用ホイール | |
JPH0319081B2 (ja) | ||
JPH05164160A (ja) | ベンチレーテッドディスク | |
JPH0345841Y2 (ja) | ||
JPH051735A (ja) | ベンチレーテツドデイスク | |
JP2011116195A (ja) | 車両用ホイール | |
JPH0322001Y2 (ja) | ||
JP4901885B2 (ja) | 自動車用ホイールセット | |
JPH0710881Y2 (ja) | 鋳造された車輪 | |
JP3665662B2 (ja) | 車両用ホイール | |
JPH0453468Y2 (ja) | ||
JPH0526355Y2 (ja) | ||
JP2001071704A (ja) | ホイールカバー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310 Year of fee payment: 12 |