JPH04101038U - ベンチレ−テツドデイスク - Google Patents
ベンチレ−テツドデイスクInfo
- Publication number
- JPH04101038U JPH04101038U JP9904390U JP9904390U JPH04101038U JP H04101038 U JPH04101038 U JP H04101038U JP 9904390 U JP9904390 U JP 9904390U JP 9904390 U JP9904390 U JP 9904390U JP H04101038 U JPH04101038 U JP H04101038U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- ribs
- rib
- ventilated
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、車両用ブレーキ装置のベンチレーテ
ッドディスクに関するものであり、自動車、産業
用車両等に利用される。
ッドディスクに関するものであり、自動車、産業
用車両等に利用される。
（従来の技術および解決しようとする課題）
従来、ベンチレーテッドディスクは半径方向に
延びる多数のリブによってインナーディスクとア
ウターディスクとが接続され、該両ディスクと該
リブとによって通気孔が多数設けられ、該通気孔
の内側開口面積は該外側開口面積より小さく形成
されている（例えば、特公昭４８−３７８１号公
報）。
延びる多数のリブによってインナーディスクとア
ウターディスクとが接続され、該両ディスクと該
リブとによって通気孔が多数設けられ、該通気孔
の内側開口面積は該外側開口面積より小さく形成
されている（例えば、特公昭４８−３７８１号公
報）。
上記ベンチレーテッドディスクは、通気孔の内
側開口面積が該外側開口面積より小さく形成され
ると共に、リブが半径方向に直線状に形成されて
いるので、ディスクの回転時に空気が通気孔内を
流通しにくいという問題点がある。
側開口面積が該外側開口面積より小さく形成され
ると共に、リブが半径方向に直線状に形成されて
いるので、ディスクの回転時に空気が通気孔内を
流通しにくいという問題点がある。
又、他のベンチレーテッドディスクとして、冷却
効果を高めるために、リブをディスクの回転方向
とは反対の方向に曲率をもたせたもの（例えば特
公昭５４−１４７１０号公報ｆｉｇ−１）がある
が、このものは車両の前進時と後進時とでは通気
孔内に流入する空気量が異なるため、前進時と後
進時とにおいて、冷却効果が異なるという問題点
がある。
効果を高めるために、リブをディスクの回転方向
とは反対の方向に曲率をもたせたもの（例えば特
公昭５４−１４７１０号公報ｆｉｇ−１）がある
が、このものは車両の前進時と後進時とでは通気
孔内に流入する空気量が異なるため、前進時と後
進時とにおいて、冷却効果が異なるという問題点
がある。
そこで、本考案はかかる問題点を解消するため
になされたもので、車両の前進時又は後進時に拘
らず、通気孔内に従来に比して流量大なる空気を
送風して常に良好な冷却効果を有するディスクを
提供するものである。
になされたもので、車両の前進時又は後進時に拘
らず、通気孔内に従来に比して流量大なる空気を
送風して常に良好な冷却効果を有するディスクを
提供するものである。
（課題を解決するための手段）
本考案のベンチレーテッドディスクは、ディス
ク本体の外周側および内周側に設けられた八字状
の湾曲状リブとディスク本体の中央部に設けられ
た半径方向の長短二種類の直線状リブとを備え、 各リブがそれぞれ非係合に配置されると共に、通
風路が略環状の連通した空隙から形成されたもの
である。
ク本体の外周側および内周側に設けられた八字状
の湾曲状リブとディスク本体の中央部に設けられ
た半径方向の長短二種類の直線状リブとを備え、 各リブがそれぞれ非係合に配置されると共に、通
風路が略環状の連通した空隙から形成されたもの
である。
（作用）
本考案は上述のような構成であるので、ディス
クの回転方向に拘らず、通風路の内側開口から空
気が多量に通風路内に吸い込まれ、各リブに沿っ
て強制送風された後、通風路の外側開口から大気
中に順次排出され、とりわけ各リブを介してディ
スク本体が冷却される。
クの回転方向に拘らず、通風路の内側開口から空
気が多量に通風路内に吸い込まれ、各リブに沿っ
て強制送風された後、通風路の外側開口から大気
中に順次排出され、とりわけ各リブを介してディ
スク本体が冷却される。
（実施例）
第１〜２図は本考案に係るベンチレーテッドデ
ィスクの一実施例であり、インナーディスク１お
よびアウターディスク２（以下、ディスク本体１、 ２という）の外周側および内周側に設けられた八
字状の湾曲状リブ３ａ、３ｄと、ディスク本体１、 ２の中央部に設けられた半径方向の長短二種類の
直線状リブ３ｂ、３ｃとによってディスク本体１、 ２が接続される。各リブ３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄ
はそれぞれ非係合に配置されると共に、該両ディ
スク本体１、２と該リブ３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄ
とによって略環状の連通した空隙からなる通風路
４が設けられ、該リブ３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄは
従来のベンチレーテッドディスクのリブよりも薄
肉に形成され、従来のリブよりも多数配設される。
ィスクの一実施例であり、インナーディスク１お
よびアウターディスク２（以下、ディスク本体１、 ２という）の外周側および内周側に設けられた八
字状の湾曲状リブ３ａ、３ｄと、ディスク本体１、 ２の中央部に設けられた半径方向の長短二種類の
直線状リブ３ｂ、３ｃとによってディスク本体１、 ２が接続される。各リブ３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄ
はそれぞれ非係合に配置されると共に、該両ディ
スク本体１、２と該リブ３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄ
とによって略環状の連通した空隙からなる通風路
４が設けられ、該リブ３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄは
従来のベンチレーテッドディスクのリブよりも薄
肉に形成され、従来のリブよりも多数配設される。
５はアウターディスク２と一体的に接続した有底
円筒体状のハット部である。
円筒体状のハット部である。
本考案のディスクを任意の一方向に回転すると、
通風路４の内側開口４ａから空気が多量に通風路
４内に吸い込まれ、各リブ３ａ、３ｂ、３ｃ、３
ｄに沿って強制送風された後、遠心力によって該
外側開口４ｂから順次大気中に排出され、該空気
によって該面ディスク本体１、２が冷却され、と
りわけリブ３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄを介して該両
ディスク本体１、２が冷却される。
４内に吸い込まれ、各リブ３ａ、３ｂ、３ｃ、３
ｄに沿って強制送風された後、遠心力によって該
外側開口４ｂから順次大気中に排出され、該空気
によって該面ディスク本体１、２が冷却され、と
りわけリブ３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄを介して該両
ディスク本体１、２が冷却される。
本考案のディスクは上述した方向と逆方向に回
転しても、上述と同様の作用を奏する。
転しても、上述と同様の作用を奏する。
又、第３図に本考案の他の実施例が示され、半径
方向の長短二種類の直線状リブ３ｂ、３ｃの間に
別の半径方向の短い直線状リブ３ｅが介設され、 それ以外は上記実施例と同様に形成され、上記実
施例と同様の作用を奏する。
方向の長短二種類の直線状リブ３ｂ、３ｃの間に
別の半径方向の短い直線状リブ３ｅが介設され、 それ以外は上記実施例と同様に形成され、上記実
施例と同様の作用を奏する。
（考案の効果）
本考案によれば、ディスク本体の外周側および
内周側に設けられた八字状の湾曲状リブとディス
ク本体の中央部に設けられた半径方向の長短二種
類の直線状リブとを備え、各リブがそれぞれ非係
合に配置されると共に、通風路が略環状の連通し
た空隙から形成されたから、多数のリブが配設可
能となり、該リブの表面積が著しく増大するので、 車両の前進時又は後進時に拘らず、或はディスク
が車両の前後輪のどの位置に取付けられても良好
な冷却効果を有し、しかも車両に装着された各デ
ィスクには常に相等しいブレーキ制動力が発生す
るので、安定した制動効果が得られる。
内周側に設けられた八字状の湾曲状リブとディス
ク本体の中央部に設けられた半径方向の長短二種
類の直線状リブとを備え、各リブがそれぞれ非係
合に配置されると共に、通風路が略環状の連通し
た空隙から形成されたから、多数のリブが配設可
能となり、該リブの表面積が著しく増大するので、 車両の前進時又は後進時に拘らず、或はディスク
が車両の前後輪のどの位置に取付けられても良好
な冷却効果を有し、しかも車両に装着された各デ
ィスクには常に相等しいブレーキ制動力が発生す
るので、安定した制動効果が得られる。
第１図は本考案に係るベンチレーテツドデイス
クの正面図、第２図は第１図のII−II断面図、第
３図は他の実施例を示す要部正面図である。 １、２……デイスク本体、３ａ、３ｄ……湾曲
状リブ、３ｂ、３ｃ、３ｅ……直線状リブ、４…
…通風路。
クの正面図、第２図は第１図のII−II断面図、第
３図は他の実施例を示す要部正面図である。 １、２……デイスク本体、３ａ、３ｄ……湾曲
状リブ、３ｂ、３ｃ、３ｅ……直線状リブ、４…
…通風路。
Claims (1)
- ディスク本体の外周側および内周側に設けられ
た八字状の湾曲状リブとディスク本体の中央部に
設けられた半径方向の長短二種類の直線状リブと
を備え、各リブがそれぞれ非係合に配置されると
共に、通風路が略環状の連通した空隙から形成さ
れたことを特徴とするベンチレーテツドデイス
ク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9904390U JPH04101038U (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | ベンチレ−テツドデイスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9904390U JPH04101038U (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | ベンチレ−テツドデイスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04101038U true JPH04101038U (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=31840683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9904390U Pending JPH04101038U (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | ベンチレ−テツドデイスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04101038U (ja) |
-
1990
- 1990-09-25 JP JP9904390U patent/JPH04101038U/ja active Pending
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