JPS6020842Y2 - デイスクブレ−キのダストカバ− - Google Patents
デイスクブレ−キのダストカバ−Info
- Publication number
- JPS6020842Y2 JPS6020842Y2 JP13652479U JP13652479U JPS6020842Y2 JP S6020842 Y2 JPS6020842 Y2 JP S6020842Y2 JP 13652479 U JP13652479 U JP 13652479U JP 13652479 U JP13652479 U JP 13652479U JP S6020842 Y2 JPS6020842 Y2 JP S6020842Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust cover
- ventilation hole
- disc
- disc brake
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はブレーキ冷却用の導風フランジ付き採風孔を設
けた車両ディスクブレーキのダストカバーの構造に関す
るものである。
けた車両ディスクブレーキのダストカバーの構造に関す
るものである。
従来通風型ディスクを具える車両常用ブレーキに設けた
ダストカバーはブレーキ機構の一側面を被覆し、他側面
を被覆するホイールと相俟って囲いを形成してブレーキ
機構を外来の塵芥等から保護しているが、その半面折角
設けたブレーキディスクの遠心通風孔に新たな外部の冷
気を送込む構造には適しておらず、いたずらにブレーキ
発生熱による熱気と、ブレーキパッド等の摩耗粉とを前
記の囲いの中で遠心通風によって循環させていることに
なり、ブレーキ機構の冷却効果が低いだけでなく、ブレ
ーキ機構の摩耗を促進する欠点があった。
ダストカバーはブレーキ機構の一側面を被覆し、他側面
を被覆するホイールと相俟って囲いを形成してブレーキ
機構を外来の塵芥等から保護しているが、その半面折角
設けたブレーキディスクの遠心通風孔に新たな外部の冷
気を送込む構造には適しておらず、いたずらにブレーキ
発生熱による熱気と、ブレーキパッド等の摩耗粉とを前
記の囲いの中で遠心通風によって循環させていることに
なり、ブレーキ機構の冷却効果が低いだけでなく、ブレ
ーキ機構の摩耗を促進する欠点があった。
本考案は上記従来のものの欠点を除くためになされたも
ので、ダストカバーに外気取入れ用の採風孔を設けると
共に、該採風孔の周縁からディスクの通風孔入口に近接
して延びその通風孔入口に向って開口する環状の導風フ
ランジを一体的に設け、もって外部の冷気をディスクの
通風孔に吸引させるようにしたディスクブレーキのダス
トカバーを提供する。
ので、ダストカバーに外気取入れ用の採風孔を設けると
共に、該採風孔の周縁からディスクの通風孔入口に近接
して延びその通風孔入口に向って開口する環状の導風フ
ランジを一体的に設け、もって外部の冷気をディスクの
通風孔に吸引させるようにしたディスクブレーキのダス
トカバーを提供する。
以下、本考案を図面に示す一実施例に基いて説明する。
図において、1は車輪のシャフト、2はそのシャフトを
支承するハブ、3はホイール、4はブレーキディスクで
あって、シャフト1に固定されたローターの外周に取付
けられ、そのディスク板厚の中には放射状に通風孔5が
設けられている。
支承するハブ、3はホイール、4はブレーキディスクで
あって、シャフト1に固定されたローターの外周に取付
けられ、そのディスク板厚の中には放射状に通風孔5が
設けられている。
図中、記載が省略されているブレーキパッド等を含んで
樹皮されるブレーキ機構の内側面を被覆してダストカバ
ー6がハブ2に取付けられている。
樹皮されるブレーキ機構の内側面を被覆してダストカバ
ー6がハブ2に取付けられている。
しかして、該ダストカバー6にはブレーキディスク4の
通風孔5における入口5′(吸気口に相当する)に近い
部分に採風孔7を設けると共に、該採風孔7の周縁から
上記通風孔5の入口5′に近接して延び、かつその入口
5′に向って開口する環状の導風フランジ6aを一体的
に設けである。
通風孔5における入口5′(吸気口に相当する)に近い
部分に採風孔7を設けると共に、該採風孔7の周縁から
上記通風孔5の入口5′に近接して延び、かつその入口
5′に向って開口する環状の導風フランジ6aを一体的
に設けである。
図中、白抜き矢符号は空気の流れを示す。本考案は上記
のように樹皮されたから、車両の走行中、ブレーキディ
スク4の回転に伴って通風孔5内の空気は遠心力により
外方に放出され、従来のダストカバー装置の場合であれ
ばダストカバーとホイールとで形成される囲の中の空気
が循環されるに過ぎなかったが、本考案のものにおいて
は採風孔7から導風フランジ6aを経て外部の冷気が通
風孔5に吸引されるようになるから、一段とブレーキデ
ィスク4の冷却効果が高められる。
のように樹皮されたから、車両の走行中、ブレーキディ
スク4の回転に伴って通風孔5内の空気は遠心力により
外方に放出され、従来のダストカバー装置の場合であれ
ばダストカバーとホイールとで形成される囲の中の空気
が循環されるに過ぎなかったが、本考案のものにおいて
は採風孔7から導風フランジ6aを経て外部の冷気が通
風孔5に吸引されるようになるから、一段とブレーキデ
ィスク4の冷却効果が高められる。
しかして、上記採風孔7が通風孔入口5′に近い部分に
設けられていることはフランジ6aをより短いものとし
て冷気流の抵抗を減少することができ、またフランジ6
aの開口を通風孔入口5′に近接指向させたことは冷気
を効果的に通風孔5に吸引させることに連かり、さらに
フランジ部6aをダストカバー6と一体構成としたこと
は部品点数の増加を抑止するものである。
設けられていることはフランジ6aをより短いものとし
て冷気流の抵抗を減少することができ、またフランジ6
aの開口を通風孔入口5′に近接指向させたことは冷気
を効果的に通風孔5に吸引させることに連かり、さらに
フランジ部6aをダストカバー6と一体構成としたこと
は部品点数の増加を抑止するものである。
他方、通風孔5から放出される通風の大部はダストカバ
−6外周とホイール・リム間の空隙およびホイール重量
軽減孔から外部に放散され、囲い内の循環が少なくなる
。
−6外周とホイール・リム間の空隙およびホイール重量
軽減孔から外部に放散され、囲い内の循環が少なくなる
。
このことは、上記冷却効果をさらに高めることになるが
、ブレーキ作用によって発生したパッド等の摩耗粉が再
びパッド、ディスク面に持込まれてブレーキ機構の摩耗
を促進することを避けることができる。
、ブレーキ作用によって発生したパッド等の摩耗粉が再
びパッド、ディスク面に持込まれてブレーキ機構の摩耗
を促進することを避けることができる。
本考案は上記のように、従来具えられているダストカバ
ーに穿孔を施すだけの構造至極簡単で経費の低廉な機構
でありながら、ブレーキの冷却と摩耗防止とに著しい効
果をもたらしたものである。
ーに穿孔を施すだけの構造至極簡単で経費の低廉な機構
でありながら、ブレーキの冷却と摩耗防止とに著しい効
果をもたらしたものである。
第1図は本考案の一実施例を示した縦断面図、第2図は
第1図の■−■線に沿った要部側面略図である。 4:ディスク、5:通風孔、5′二通風孔入口、6:ダ
ストカバー 6a:フランジ、7:採風孔。
第1図の■−■線に沿った要部側面略図である。 4:ディスク、5:通風孔、5′二通風孔入口、6:ダ
ストカバー 6a:フランジ、7:採風孔。
Claims (1)
- 通風型ディスクを具える車両常用ブレーキのダストカバ
ーにおいて、該ダストカバーに外気取入れ用の採風孔を
設けると共に、該採風孔の周縁から上記ディスクの通風
孔入口に近接して延びその通風孔入口に向って開口する
環状の導風フランジを一体的に設けたことを特徴とする
ディスクブレーキのダストカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13652479U JPS6020842Y2 (ja) | 1979-10-02 | 1979-10-02 | デイスクブレ−キのダストカバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13652479U JPS6020842Y2 (ja) | 1979-10-02 | 1979-10-02 | デイスクブレ−キのダストカバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5654336U JPS5654336U (ja) | 1981-05-12 |
JPS6020842Y2 true JPS6020842Y2 (ja) | 1985-06-21 |
Family
ID=29368017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13652479U Expired JPS6020842Y2 (ja) | 1979-10-02 | 1979-10-02 | デイスクブレ−キのダストカバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020842Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5949035U (ja) * | 1982-09-25 | 1984-03-31 | トヨタ自動車株式会社 | デイスクブレ−キ |
-
1979
- 1979-10-02 JP JP13652479U patent/JPS6020842Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5654336U (ja) | 1981-05-12 |
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