JPS6239979Y2 - - Google Patents

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JPS6239979Y2
JPS6239979Y2 JP19612082U JP19612082U JPS6239979Y2 JP S6239979 Y2 JPS6239979 Y2 JP S6239979Y2 JP 19612082 U JP19612082 U JP 19612082U JP 19612082 U JP19612082 U JP 19612082U JP S6239979 Y2 JPS6239979 Y2 JP S6239979Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
tire house
guard
vehicle body
mud
muzzle
Prior art date
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Application number
JP19612082U
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English (en)
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JPS59102575U (ja
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Publication of JPS6239979Y2 publication Critical patent/JPS6239979Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、新規なタイヤハウスのマツドガード
に係り、特にマツドガードに通気性を持たせるこ
とにより、走行方向前方からタイヤハウス内に空
気を導入して車輪に備えられるブレーキ装置等の
冷却性を向上させることができるタイヤハウスの
マツドガードに関する。
〔考案の技術的背景と問題点〕
近年、自動車にあつては主に高速時の省燃費化
等を計るべく、ボデイ形状の空力特性の向上が追
求されている。
特に、小型乗用車等においては車体と路面との
間を流れる空気流を円滑に整流してその空気抵抗
を減少させるため、第1図に示す如く、バンパー
a下方のエプロン部bが車体cの下側部に廻し込
まれて後方に延出される傾向にある。
このような車種では、走行中に車輪dによつて
跳ね上げられた泥や小石等が飛散して上記エプロ
ン部bに堆積し易い問題が生じる。このため、車
輪dを収容するタイヤハウスeの走行方向前方に
はマツドガードfが設けられている。
ところが、このマツドガードfを設けるとタイ
ヤハウスe内の通気性が悪くなり、車輪dに備え
られるブレーキ装置g等の冷却性を損なう問題が
生じるので、別途にエアダクト(図示せず)を設
けて冷却効果を高める必要があつた。
〔考案の目的〕
本考案は以上の如き問題点を改良すべく創案さ
れたものである。
本考案の目的は、タイヤハウスの前方に設けら
れるマツドガードに通風孔を設けることにより、
走行方向前方よりタイヤハウス内に空気を導入し
て車輪に備えられるブレーキ装置等の冷却効果を
高めることができるタイヤハウスのマツドガード
を提供することにある。
〔考案の実施例〕
以下に、本考案の好適一実施例を添付図面に従
い詳述する。
第2図及び第3図に示す如く、前車輪1を囲む
車体2のフエンダー部3によつてタイヤハウス4
が区画形成される。上記タイヤハウス4は車体2
の外郭を形成するフエンダーボード5と車体2の
骨格をなすフレーム部材6等の車体壁7とから主
に区画形成される。
上記フエンダーボード5は、エンジンルーム8
(リヤエンジンの場合はトランクルーム)とタイ
ヤハウス4とを区画する上記車体壁7のフエンダ
ースカート部9に取り付けられて車体2の外郭を
形成すると共に上記タイヤハウス4を区画形成し
ている。そして、上記フエンダースカート9とフ
エンダーボード5とによつて形成される空間10
を覆うべくタイヤハウス4の上側にはフエンダー
インナライナー11が設けられている。
また、バンパー12下方のエプロン部13は、
走行中に車体2と路面14との間を流れる空気流
を円滑に整流してその空気抵抗等を減少させるべ
く車体2の下側に廻し込まれて後方に延出され、
エンジンルーム8等の車体2前部の下側部を覆つ
ている。
尚、本実施例の図示例にあつては、上記フエン
ダーボード5の前方下側部15は独立されて、上
記エプロン部13と共にバンパー12と一体成形
されている。
また、上記タイヤハウス4の走行方向前方に
は、上記車体壁7とフエンダーボード5及びエプ
ロン部13とで形成される空間16を覆うべくタ
イヤハウス4のマツドガード17が設けられる。
このマツドガード17は、走行中の車輪1の回転
により飛散される泥や小石等が上記エプロン部1
3に堆積するのを防止すべく設けられている。
本考案の特長とするところは、上記マツドガー
ド17に通気性をもたせるための通風孔18を設
けたことにある。この通風孔18は、車体2の走
行方向前部よりエンジンルーム8内等を冷却すべ
く取り入れられる空気をタイヤハウス4内に導入
して、車輪1に備えられるブレーキ装置19等を
冷却させるべく形成されている。
図示する如く、マツドガード17には小さな無
数の通風孔18が設けられており、走行方向前部
から取り入れられた空気をタイヤハウス4内に導
入し、またこの空気流によつて微粒の泥等は遮ぎ
られ、飛散する所定粒度以上の泥や小石等はマツ
ドガード17に遮ぎられてエプロン部13に堆積
することが防止されるよう構成されている。
そして、このマツドガード17には補強のため
のリブ部24が形成されると共に、図示例では車
体壁7とフレーム6のサイドメンバ部及びバンパ
ーと一対成形されたフエンダーボード部15とに
ボルト20によつて締結されて取り付けられてい
る。
また、上記マツドガード17の通風孔18を第
4図乃至第5図に示す如く、横長のスリツト21
状に開口して、その吹出口22をタイヤハウス4
内に下向きに臨ませて設けても良い。即ち、マツ
ドガード17をルーバー23状等に形成すれば、
通風孔18の流路断面積を大きくすることができ
通風性を向上できるうえに、泥や小石等が飛散し
てくる方向(実線矢印)に対して、これらを十分
に遮えぎることができる。尚、図中破線矢印は空
気流を示す。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかな如く要するに、本考案
に依れば次の如き優れた効果を発揮する。
(1) マツドガードに通風孔を形成することによ
り、走行方向前部より取り入れられる空気をタ
イヤハウス内に導入することができ、車輪に備
えられるブレーキ装置等の冷却効果を高めるこ
とができ、ブレーキ性能を向上できる。
(2) バンパー下部のエプロン部に泥や小石等が留
ることを防止することができる。
(3) ブレーキ冷却用のエアダクトを設ける必要性
が無くなり部品点数及びその加工工程、組立工
程等を削減することができ、生産性の向上並び
にコストダウンを計ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のタイヤハウスのマツドガードを
備えたフエンダー部を示す概略図、第2図は本考
案に依るマツドガードを備えたフエンダー部を示
す概略図、第3図は第2図の−線矢視断面
図、第4図、第5図は各々本考案に依るマツドガ
ードの通風孔の変形実施例を示す断面図である。 図中、1は前車輪、2は車体、3はフエンダー
部、4はタイヤハウス、12はバンパー、13は
エプロン部、17はマツドガード、18は通風
孔、19はブレーキ装置、22は吹出口である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 前車輪を囲む車体のフエンダー部によつて区
    画形成されるタイヤハウスの走行方向前方に設
    けられて、上記車輪の回転によつて飛散される
    泥や小石等がバンパー下方のエプロン部に堆積
    することを防止するタイヤハウスのマツドガー
    ドにおいて、該マツドガードに、車体の走行方
    向前部より取り入れられる空気を上記タイヤハ
    ウス内に導入して上記車輪に備えられるブレー
    キ装置等を冷却させるための通風孔を設けたこ
    とを特徴とするタイヤハウスのマツドガード。 2 上記通風孔が上記タイヤハウス内に下向きに
    臨んで吹出口を有した上記実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のタイヤハウスのマツドガー
    ド。
JP19612082U 1982-12-28 1982-12-28 タイヤハウスのマツドガ−ド Granted JPS59102575U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19612082U JPS59102575U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 タイヤハウスのマツドガ−ド

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19612082U JPS59102575U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 タイヤハウスのマツドガ−ド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59102575U JPS59102575U (ja) 1984-07-10
JPS6239979Y2 true JPS6239979Y2 (ja) 1987-10-13

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ID=30420941

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19612082U Granted JPS59102575U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 タイヤハウスのマツドガ−ド

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JP (1) JPS59102575U (ja)

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JPS59102575U (ja) 1984-07-10

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