JP2008087569A - 作業用走行車 - Google Patents

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JP2008087569A JP2006268934A JP2006268934A JP2008087569A JP 2008087569 A JP2008087569 A JP 2008087569A JP 2006268934 A JP2006268934 A JP 2006268934A JP 2006268934 A JP2006268934 A JP 2006268934A JP 2008087569 A JP2008087569 A JP 2008087569A
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Ken Adachi
研 安達
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】パワーステアリングシリンダ用の保護カバー内における泥等の堆積をなくし、メンテナンス性を向上させると共に、堆積物がパワーステアリングシリンダの動作や耐久性に悪影響を及ぼすという問題を解消する。
【解決手段】センターケース10及び左右の車軸ケース12を備えるフロントアクスルケース2と、左右の車軸ケース12に取り付けられる左右の前輪3と、ステアリングハンドル7の操作に応じて左右の車軸ケース12を左右に揺動させるパワーステアリングシリンダ13とを備えるトラクタにおいて、パワーステアリングシリンダ13を、センターケース10の上方に沿って配置すると共に、パワーステアリングシリンダ13の下方を開放しつつ、パワーステアリングシリンダ13の少なくとも前方及び上方を覆う保護カバー14を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、ホイール式トラクタ等の作業用走行車に関し、特に、パワーステアリングシリンダ用の保護カバーを備える作業用走行車に関する。
一般に、ホイール式トラクタ等の作業用走行車では、フロントアクスルケースの近傍にパワーステアリングシリンダが設けられている。パワーステアリングシリンダは、左右の車軸ケースに連結される両ロッド型油圧シリンダ、或いは、タイロッドにより連結された左右の車軸ケースのうち、いずれか一方に連結される片ロッド型油圧シリンダからなり、ステアリングハンドルの操作に応じて左右の車軸ケースを左右に揺動させるものであるが、障害物、段差、作物、落下物等との衝突や接触により破損の惧れがあるため、保護カバー等で保護することが好ましい(例えば、特許文献1参照)。
実開昭63−57173号公報
しかしながら、従来の保護カバーは、少なくともパワーステアリングシリンダの下方を覆うように構成されているため、保護カバー内に泥等が入ると、容易に排除できなくなるだけでなく、保護カバー内に堆積した泥等の堆積物がパワーステアリングシリンダの動作や耐久性に悪影響を及ぼす可能性がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、センターケース及び左右の車軸ケースを備えるフロントアクスルケースと、左右の車軸ケースに取り付けられる左右の前輪と、ステアリングハンドルの操作に応じて左右の車軸ケースを左右に揺動させるパワーステアリングシリンダとを備える作業用走行車において、前記パワーステアリングシリンダを、センターケースの上方に沿って配置すると共に、パワーステアリングシリンダの下方を開放しつつ、パワーステアリングシリンダの少なくとも前方及び上方を覆う保護カバーを設けたことを特徴とする。
つまり、パワーステアリングシリンダの下方を保護カバーで覆うことなく、フロントアクスルケースのセンターケースを利用して保護することにより、パワーステアリングシリンダの保護機能を低下させずに、保護カバー内における泥等の堆積をなくすことができる。これにより、堆積物の排除作業が不要になってメンテナンス性が向上するだけでなく、堆積物がパワーステアリングシリンダの動作や耐久性に悪影響を及ぼすという問題も解消できる。
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1において、1はホイール式トラクタの走行機体であって、該走行機体1は、機体前部に搭載されるエンジン(図示せず)、エンジンから入力した動力を変速するミッションケース(図示せず)、後述するフロントアクスルケース2を介して取り付けられる左右の前輪3、リヤアクスルケース(図示せず)を介して取り付けられる左右の後輪4、作業機を連結するための昇降リンク機構5、オペレータが座る座席6、前輪3を操舵するステアリングハンドル7などを備えて構成されている。
図2〜7に示すように、フロントアクスルケース2は、機体前部フレーム8に取り付けられており、ケース内部には、ミッションケースから入力された動力を、左右のデフシャフトに差動伝達するデフ機構、デフシャフトの動力を左右の車軸9に伝動するキングピン等が組み込まれている。フロントアクスルケース2の外形は、左右を向く円筒状のセンターケース10と、該センターケース10の左右両端部に固設される左右のキングピンケース11と、キングピンケース11にキングピンを支点として左右揺動自在に支持される車軸ケース12とを備えて構成されている。
車軸ケース12には、パワーステアリングシリンダ13が連結されている。本実施形態のパワーステアリングシリンダ13は、左右の車軸ケース12に連結される両ロッド型油圧シリンダからなり、ステアリングハンドル7の操作に応じた油圧動作により、左右の車軸ケース12を左右に揺動させる。具体的に説明すると、パワーステアリングシリンダ13は、センターケース10に突設される左右一対のシリンダブラケット10aに取り付けられるシリンダチューブ13aと、該シリンダチューブ13aを左右に貫通するシリンダロッド13bとを備えており、シリンダロッド13bの左右両端部をロッドエンド13cを介して車軸ケース12のナックルアーム12aに連結している。
パワーステアリングシリンダ13は、障害物、段差、作物、落下物等との衝突や接触により破損の惧れがあるため、パワーステアリングシリンダ13を保護する保護カバー14が設けられるが、パワーステアリングシリンダ13の下方を覆うように構成された従来の保護カバーでは、保護カバー内に泥等が入ると、容易に排除できなくなるだけでなく、保護カバー内に堆積した泥等の堆積物がパワーステアリングシリンダ13の動作や耐久性に悪影響を及ぼす可能性があった。
本発明は、このような問題を解消するためになされたものであり、パワーステアリングシリンダ13を、センターケース10の上方に沿って配置すると共に、パワーステアリングシリンダ13の下方を開放しつつ、パワーステアリングシリンダ13の少なくとも前方及び上方を覆う保護カバー14を設けたことに特徴がある。つまり、パワーステアリングシリンダ13の下方を保護カバー14で覆うことなく、フロントアクスルケース2のセンターケース10を利用して保護することにより、パワーステアリングシリンダ13の保護機能を低下させずに、保護カバー14内における泥等の堆積をなくすことができる。これにより、堆積物の排除作業が不要になってメンテナンス性が向上するだけでなく、堆積物がパワーステアリングシリンダ13の動作や耐久性に悪影響を及ぼすという問題も解消できる。
具体的に説明すると、本実施形態の保護カバー14は、左右に分割されており、各保護カバー14は、パワーステアリングシリンダ13の前方を覆う前カバー部14aと、パワーステアリングシリンダ13の上方を覆う上カバー部14bとを有する側面視略逆L字形の部材であり、前カバー部14aの内端部に曲げ形成される下部取り付け片14cをシリンダブラケット10aにボルト止めし、かつ、上カバー部14bの後端部をセンターケース10の上部にボルト止めすることにより、センターケース10に取り付けられる。そして、保護カバー14の前カバー部14aは、機体前進走行時における障害物、段差、作物等との衝突や接触からパワーステアリングシリンダ13を保護し、また、上カバー部14bは、例えば、機体前部に取り付けたローダによる作業時に、ローダのバケットから落下した落下物からパワーステアリングシリンダ13を保護することができる。
叙述の如く構成された本実施形態の走行機体1によれば、センターケース10及び左右の車軸ケース12を備えるフロントアクスルケース2と、左右の車軸ケース12に取り付けられる左右の前輪3と、ステアリングハンドル7の操作に応じて左右の車軸ケース12を左右に揺動させるパワーステアリングシリンダ13とを備えるトラクタにおいて、パワーステアリングシリンダ13を、センターケース10の上方に沿って配置すると共に、パワーステアリングシリンダ13の下方を開放しつつ、パワーステアリングシリンダ13の少なくとも前方及び上方を覆う保護カバー14を設けたので、パワーステアリングシリンダ13の下方を保護カバー14で覆うことなく、フロントアクスルケース2のセンターケース10を利用して保護することにより、パワーステアリングシリンダ13の保護機能を低下させずに、保護カバー14内における泥等の堆積をなくすことができる。これにより、堆積物の排除作業が不要になってメンテナンス性が向上するだけでなく、堆積物がパワーステアリングシリンダ13の動作や耐久性に悪影響を及ぼすという問題も解消できる。
トラクタの側面図である。 フロントアクスルケース部分を斜め上方から見た斜視図である。 フロントアクスルケース部分を斜め下方から見た斜視図である。 フロントアクスルケース部分の平面図である。 フロントアクスルケース部分の正面図である。 フロントアクスルケース部分の下面図である。 フロントアクスルケース部分の側面図である。
符号の説明
1 走行機体
2 フロントアクスルケース
3 前輪
7 ステアリングハンドル
9 車軸
10 センターケース
12 車軸ケース
13 パワーステアリングシリンダ
14 保護カバー
14b 上カバー部
14a 前カバー部

Claims (1)

  1. センターケース及び左右の車軸ケースを備えるフロントアクスルケースと、左右の車軸ケースに取り付けられる左右の前輪と、ステアリングハンドルの操作に応じて左右の車軸ケースを左右に揺動させるパワーステアリングシリンダとを備える作業用走行車において、
    前記パワーステアリングシリンダを、センターケースの上方に沿って配置すると共に、パワーステアリングシリンダの下方を開放しつつ、パワーステアリングシリンダの少なくとも前方及び上方を覆う保護カバーを設けたことを特徴とする作業用走行車。
JP2006268934A 2006-09-29 2006-09-29 作業用走行車 Pending JP2008087569A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011148404A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Yanmar Co Ltd 自走式車両
JP2016168884A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 株式会社クボタ 作業車
US10377425B2 (en) 2015-03-11 2019-08-13 Kubota Corporation Work vehicle

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