JP2010172176A - 車両用電源制御装置 - Google Patents
車両用電源制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010172176A JP2010172176A JP2009217444A JP2009217444A JP2010172176A JP 2010172176 A JP2010172176 A JP 2010172176A JP 2009217444 A JP2009217444 A JP 2009217444A JP 2009217444 A JP2009217444 A JP 2009217444A JP 2010172176 A JP2010172176 A JP 2010172176A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage value
- output voltage
- battery
- duty ratio
- determined
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
【解決手段】バッテリの出力電圧値VBを検出し、出力電圧値VBに基づくデューティ比により、バッテリが負荷に供給する電力をPWM制御する車両用電源制御装置。周期的にバッテリの出力電圧値VBを検出し、検出した出力電圧値VBが第1電圧値V1より低いか否かを判定する第1判定手段と、第1判定手段が低いと判定したときに、デューティ比を第1の値減算する減算手段と、減算手段で減算されたデューティ比で電力をPWM制御している期間に、第1判定手段が低くないと判定したときに、出力電圧値VBが、第1電圧値V1より高い第2電圧値V2より高いか否かを判定する第2判定手段と、第2判定手段が高いと判定したときに、デューティ比を第2の値加算する加算手段とを備えている。
【選択図】図3
Description
特許文献1には、充電型バッテリが、内燃エンジンによって回転駆動される発電機を含む直流電源に接続されていない場合に、バッテリ異常を判別したときは、充電型バッテリから車体系負荷へ供給する電力を抑制する電源供給装置が開示されている。
上述した特許文献1,2に記載された発明では、負荷の電力消費の合計が大きくなった場合に、一部の負荷に対する電力供給を停止することで、バッテリ状態(SOC)を改善している。しかし、この方法では、バッテリ状態の改善はできるが、負荷への電力供給を停止する為、負荷が有する機能が得られず、自動車の快適性が損なわれるという問題がある。
、バッテリの低SOC状態を改善することが可能な車両用電源制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、また、バッテリが負荷に供給する電力をPWM制御する場合に、灯火系負荷にバッテリの出力電圧の脈動に起因するチラツキが生じない車両用電源制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、また、バッテリが負荷に供給する電力をPWM制御する場合に、灯火系負荷にチラツキが生じないように、デューティ比及びデューティ比をデジタル計算する電圧値を表すビット数をそれぞれ定めてある車両用電源制御装置を提供することを目的とする。
徴とする。
また、本発明に係る車両用電源制御装置によれば、バッテリが負荷に供給する電力をPWM制御する場合に、灯火系負荷にバッテリの出力電圧の脈動に起因するチラツキが生じない車両用電源制御装置を実現することができる。
また、本発明に係る車両用電源制御装置によれば、バッテリが負荷に供給する電力をPWM制御する場合に、デューティ比及びデューティ比をデジタル計算する電圧値を表すビット数を、灯火系負荷にチラツキが生じないように、それぞれ定めてある車両用電源制御装置を実現することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る車両用電源制御装置の実施の形態1の概略構成を示すブロック図である。
この車両用電源制御装置は、図示しないエンジンに連動して、オルタネータ(車載発電機、交流発電機)1が発電する。オルタネータ1が発電した電力は、オルタネータ1内で整流され、リレーボックス11内のヒューズF0を通じて、バッテリ2に充電される。
動作速度切換えの為にワイパースイッチSW4により切換えられるワイパーモータ10の各コイルには、各環流ダイオードD1,D2が逆並列に接続されている。
制御部7は、マイクロコンピュータを備えており、デフォッガスイッチSW1のオン信号を与えられている期間、FET5をPWM制御し、デアイサスイッチSW2のオン信号を与えられている期間、FET3をPWM制御する。ワイパースイッチSW4のオン信号を与えられている期間、FET4をPWM制御する。また、制御部7内の電圧検出手段6が、バッテリ2の出力電圧値を検出する。
制御部7は、時間T1(例えば数秒間)を計時する都度(S1)、電圧検出手段6が検出したバッテリ2の出力電圧値VBを読込む(S3)。次いで、読込んだ出力電圧値VBが電圧値V1(例えば11V)より低いか否かを判定する(S5)。出力電圧値VBが電圧値V1より低ければ、例えば、電源スイッチ(SW1,SW2)がオンになっているデフォッガ8及びデアイサ9の一方又は両方のヒータ系負荷の電源のPWM制御で、現在設定されているデューティ比Dが0(%)であるか否かを判定する(S17)。
制御部7は、時間T1を計時している間(S1)、設定したデューティ比D(S19)により、デフォッガ8及びデアイサ9の一方又は両方のFET3,5をPWM制御する。
制御部7は、出力電圧値VBが電圧値V1より低くなければ(S5)、現在設定されているデューティ比Dが100(%)であるか否かを判定する(S7)。デューティ比Dが100(%)であれば、そのまま時間T1を計時する(S1)。
制御部7は、時間T1を計時している間(S1)、設定したデューティ比D(S11)により、デフォッガ8及びデアイサ9の一方又は両方のFET3,5をPWM制御する。
制御部7は、フラグFが1でなければ(S15)、デューティ比Dが0(%)であるか否かを判定する(S17)。
そこで、設定されているデューティ比Dが0(%)であるか否かを判定する(S17)のに代えて、設定されているデューティ比Dが所定値D2(%)(例えば70%)であるか否かを判定することにしても良い。この場合、図4(a),(b)に示すように、デューティ比Dは、所定値D2(%)に達した後は、デューティ比D=D2の状態で、出力電
圧値VBがV2を超えるのを待つことになる。
図5は、本発明に係る車両用電源制御装置の実施の形態2の概略構成を示すブロック図である。
実施の形態1で説明した車両用電源制御装置では、バッテリ2の出力電圧が与えられる負荷の例として、デフォッガ8等のヒータ系を挙げてあるが、本実施の形態2では、デフォッガ8に代えて、灯火系のヘッドランプ12を挙げてある。
制御部7は、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと記載)を備えており、ヘッドランプスイッチSW5のオン信号を与えられている期間、FET13をPWM制御する。本実施の形態2のその他の構成は、実施の形態1で説明した構成(図1)と同様であるので、同一箇所には同一符号を付して説明を省略する。
D=(12/VB)2
バッテリ2の出力電圧値VBには、オルタネータ1に起因する脈動が含まれており、これがチラツキ及びノイズの原因となる。この脈動成分を除去する為、出力電圧値VBに対してアナログ又はデジタルのIIR(Infinite Impulse Response)フィルタを適用する。
ここで、電圧検出手段6が、バッテリ2の出力電圧値VBをサンプリング周期Tで検出し読込むものとする。このとき、時刻t=nT(nは整数)でのIIRフィルタによるなまし電圧Y(nT)は、時刻t=(n−1)Tでのなまし電圧Y((n−1)T)と、時刻t=nTでの実電圧VB(nT)とを用いて以下のように表される。
+(1/(1+(RC/T)))×VB(nT)
=−b1 ×Y((n−1)T)+a0 ×VB(nT) (1)
=(1−r)×Y((n−1)T)+r×VB(nT)
但し、b1 =−(RC/T)/(1+(RC/T))
a0 =1/(1+(RC/T))=r
a0 −b1 =1 (2)
VB(t)=exp(jωt)を加えたときの出力Y(t)は、
Y(t)=G×exp(jωt) (3)
となって、Gが減衰率となる。
G=H(exp(jωT))=a0 /{1+b1 ×exp(−jωT)}
|H(exp(jωT))|
=a0 /√〔{1+b1 ×cos(−ωT)}2
+{b1 ×sin(ωT)}2 〕 (4)
|H(exp(jω0 T))|が1/√2=0.707106781になるように、b1 を求める。
(4)式から、
a0 /√〔{1+b1 ×cos(−ω0 T)}2
+{b1 ×sin(ω0 T)}2 〕=1/√2 (5)
b1 =〔−{1−(1/√2)2 cos(−ω0 T)}
+√〔{1−(1/√2)2 cos(−ω0 T)}2
−{1−(1/√2)2 }2 〕〕/{1−(1/√2)2}
となる。
例えば、
サンプリング周期T;0.005s
カットオフ周波数f0 =ω0 /2π;20Hz
である場合、
b1 =−0.54411322
a0 =0.45588678
となる。
図7は、IIRフィルタの減衰率、周波数及び遅れ時間の特性例を示す特性図である。
この特性図によれば、b1 =−0.54411322,a0 =0.45588678の場合、(4)式から、遅れ時間は高々0.003sとなる。灯火系負荷のデューティ比の更新周期を0.015sとすれば、IIRフィルタとの合計遅れ時間は0.018sとなる。
尚、灯火系負荷がチラツカない為には、ΔVB(V)の電圧変動に対して、車両の想定電圧変動ΔdVB(V/s)があるとすると、ΔVB/(2ΔdVB)(s)内にデューティ比算出を追従させなければならない。
例えば、ΔVB=0.2V、ΔdVB=2V/sとすれば、0.2/(2×2)=0.05s迄の遅れが許容できる。
1/(1+(RC/T))=a0
RC=T×(1/a0 −1)
となるように、抵抗及びコンデンサを決めれば良い。
図6に示すIIRフィルタの場合、
RC=0.005×(1/0.45588678−1)=0.005968
となるように、抵抗値及びコンデンサ容量を組合わせれば良い。
尚、アナログのIIRフィルタの場合は、電圧検出手段6の入力端子に接続し、デジタ
ルのIIRフィルタの場合は、制御部7のマイコン内に設定する。
チラツキの原因は、灯火系負荷に供給される電力のバラツキであると仮定する。
デューティ比を1としたときに、電圧差ΔVBがどれぐらいであればチラツキとして感じるかは、実験により求めることができる。
{(VB+ΔVB)/VB}2 =(1+ΔVB/VB)2
例えば、VB=15VでΔVB=0.2V以下であるならば、チラツキを感じないとすると、電圧値の分解能は少なくとも0.2V以下である必要がある。電圧値の分解能は、何Vから何V迄をデジタル値に割振るかにより定まる。
ΔVB≧VBrange /(2p −1)
ΔVB(2p −1)≧VBrange
(2p −1)≧VBrange/ΔVB
p≧log2 (VBrange/ΔVB+1)
p≧log2 (15/0.2+1)≒6.2
従って、pは7以上である必要がある。つまり、電圧値には7ビット(127)以上を割り振る必要がある。
0〜15の電圧値を0〜2p −1に割り当てるものとする。
電圧値VBのときの理想的なデジタル値VBdiは、
VBdi=[(2p −1)×VB/15]
但し、[ ]はガウス記号
デジタル値VBdiには、一律にデジタル誤差ΔVBdeが存在するものとする。これは、回路部品等に起因する誤差である。
VBdm=[(2p −1)×VB/15]−ΔVBde (6)
となる。
デューティ比をマイコン内でqビット(第2ビット数)で表すとする。
マイコン内でのデューティ比の計算値をDmとすれば。
Dm=[(2p −1){{[(2p −1)×12/15]−ΔVBde}
/{[(2p −1)×VB/15]−ΔVBde}}2 ]
但し、バッテリ2の出力電圧値VBの基準電圧値を12Vとする。
VB2 ×Dm
=VB2 ×[(2p −1){{[(2p −1)×12/15]−ΔVBde}
/{[(2p −1)×VB/15]−ΔVBde}}2 ]
但し、電力比を算出する為の値であるので、抵抗値は省略している。
VB12 ×Dm
=VB12 ×[(2p −1){{[(2p −1)×12/15]−ΔVBde}
/{[(2p −1)×VB1/15]−ΔVBde}}2 ]
電圧値がVB2のときの電力値は、
VB22 ×Dm
=VB22 ×[(2p −1){{[(2p −1)×12/15]−ΔVBde}
/{[(2p −1)×VB2/15]−ΔVBde}}2 ]
図9は、電圧値VB1,VB2を12〜15Vの範囲で任意に変え、電圧値のビット数p及びデューティ比のビット数qをそれぞれ変え、デジタル誤差ΔVBdeを既知としたときの電力値のバラツキの例をまとめたものである。
図9における例えば−2.7%(−7)〜1.5%(+3)の(−7)、(+3)は、電圧値を(2p −1)表示した場合のバラツキである。
以上により、マイコン内での演算は、ビット数が小さい方が有利であるから、電圧値のビット数を8、デューティ比のビット数を7と定める。
デューティ比D=(12/VB)2 を、図10に示すように、各区間に区切り、一次近似を行なう。
・12V〜12.5V;D=−0.1569×VB+2.8818
・12.5V〜13V;D=−0.139×VB+2.6586
・13V〜13.5V;D=−0.1239×VB+2.4629
・13.5V〜14V;D=−0.1108×VB+2.2857
・14V〜14.5V;D=−0.0996×VB+2.1291
・14.5V〜15V;D=−0.0898×VB+1.9862
・12V〜12.5V
Dm=(2q −1){−0.1569×{15/(2p −1)}VBdm
+2.8818}
=(2q −1)[−0.1569×{15/(2p −1)}
×{(2p −1)×VB/15}−ΔVBde}+2.8818]
Dm=(2q −1){−0.139×{15/(2p −1)}VBdm
+2.6586}
=(2q −1)[−0.139×{15/(2p −1)}
×{(2p −1)×VB/15}−ΔVBde}+2.6586]
Dm=(2q −1){−0.1239×{15/(2p −1)}VBdm
+2.4629}
=(2q −1)[−0.1239×{15/(2p −1)}
×{(2p −1)×VB/15}−ΔVBde}+2.4629]
Dm=(2q −1){−0.1108×{15/(2p −1)}VBdm
+2.2857}
=(2q −1)[−0.1108×{15/(2p −1)}
×{(2p −1)×VB/15}−ΔVBde}+2.2857]
Dm=(2q −1){−0.0996×{15/(2p −1)}VBdm
+2.1291}
=(2q −1)[−0.0996×{15/(2p −1)}
×{(2p −1)×VB/15}−ΔVBde}+2.1291]
Dm=(2q −1){−0.0898×{15/(2p −1)}VBdm
+1.9862}
=(2q −1)[−0.0898×{15/(2p −1)}
×{(2p −1)×VB/15}−ΔVBde}+1.9862]
以上のように、一次近似することにより計算量を減らすことができる。
2 バッテリ
3,4,5,13 FET
7 制御部
8 デフォッガ
9 デアイサ
10 ワイパーモータ
11 リレーボックス
12 ヘッドランプ
F0〜F4 ヒューズ
SW1 デフォッガスイッチ
SW2 デアイサスイッチ
SW4 ワイパースイッチ
SW5 ヘッドランプスイッチ
Claims (8)
- 車載発電機が発電した電力により充電され、負荷に電力を供給するバッテリの出力電圧値を検出する電圧検出手段を備え、該電圧検出手段が検出した出力電圧値に基づくデューティ比により、前記バッテリが負荷に供給する電力をPWM制御する車両用電源制御装置において、
前記電圧検出手段は周期的にバッテリの出力電圧値を検出しており、前記電圧検出手段が検出した出力電圧値が第1電圧値より低いか否かを判定する第1判定手段と、該第1判定手段が低いと判定したときに、デューティ比を第1の値減算する減算手段と、該減算手段で減算されたデューティ比で前記電力をPWM制御している期間に、前記第1判定手段が低くないと判定したときに、前記出力電圧値が、前記第1電圧値より高い第2電圧値より高いか否かを判定する第2判定手段と、該第2判定手段が高いと判定したときに、デューティ比を第2の値加算する加算手段とを備え、前記第2判定手段が高くないと判定したときは、前記減算手段が引続き減算し、前記第2判定手段が1又は複数回高いと判定した以後、高くないと判定したときは、前記加算手段が引続き加算するように構成してあることを特徴とする車両用電源制御装置。 - 前記減算手段が第1の値減算したデューティ比が、所定値に達したか否かを判定する手段を更に備え、該手段が達したと判定した後は、前記第2判定手段が高いと判定する迄、前記減算手段は減算を停止するように構成してある請求項1記載の車両用電源制御装置。
- 前記バッテリの出力電圧値に含まれる除去すべき脈動の周波数、及び前記電圧検出手段がバッテリの出力電圧値を検出する周期に基づき回路定数を定めたIIR(Infinite Impulse Response)フィルタを備え、該IIRフィルタが濾波した出力電圧値に基づき、デューティ比を定めるように構成してある請求項1又は2記載の車両用電源制御装置。
- 前記バッテリの出力電圧値に含まれる周波数20Hz以上の脈動成分を1/√2以下に抑制するように、回路定数を定めたIIR(Infinite Impulse Response)フィルタを備え、該IIRフィルタが濾波した出力電圧値に基づき、デューティ比を定めるように構成してある請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用電源制御装置。
- 前記バッテリの出力電力値のバラツキの許容範囲に基づき、前記電圧検出手段が検出すべき範囲の各出力電圧値を表すべき第1ビット数を複数仮定し、複数仮定した各第1ビット数で表した前記出力電圧値、該出力電圧値のデジタル誤差、及び前記第1ビット数とは独立して複数仮定した第2ビット数で表した前記デューティ比に基づき、それぞれPWM制御された電力値同士のバラツキを数値計算し、数値計算したバラツキが前記許容範囲に収まるように、前記第1ビット数及び第2ビット数を定めてあり、定めた第1ビット数で表した出力電圧値、及び定めた第2ビット数で表したデューティ比に基づき、PWM制御するように構成してある請求項1乃至4の何れか1項に記載の車両用電源制御装置。
- 車載発電機が発電した電力により充電され、負荷に電力を供給するバッテリの出力電圧値を検出する電圧検出手段を備え、該電圧検出手段が検出した出力電圧値に基づくデューティ比により、前記バッテリが負荷に供給する電力をPWM制御する車両用電源制御装置において、
前記電圧検出手段は周期的にバッテリの出力電圧値を検出しており、前記バッテリの出力電圧値に含まれる除去すべき脈動の周波数、及び前記電圧検出手段がバッテリの出力電圧値を検出する周期に基づき回路定数を定めたIIR(Infinite Impulse Response)フィルタを備え、該IIRフィルタが濾波した出力電圧値に基づき、デューティ比を定めるように構成してあることを特徴とする車両用電源制御装置。 - 車載発電機が発電した電力により充電され、負荷に電力を供給するバッテリの出力電圧値を検出する電圧検出手段を備え、該電圧検出手段が検出した出力電圧値に基づくデューティ比により、前記バッテリが負荷に供給する電力をPWM制御する車両用電源制御装置において、
前記電圧検出手段は周期的にバッテリの出力電圧値を検出しており、前記バッテリの出力電圧値に含まれる周波数20Hz以上の脈動成分を1/√2以下に抑制するように、回路定数を定めたIIR(Infinite Impulse Response)フィルタを備え、該IIRフィルタが濾波した出力電圧値に基づき、デューティ比を定めるように構成してあることを特徴とする車両用電源制御装置。 - 車載発電機が発電した電力により充電され、負荷に電力を供給するバッテリの出力電圧値を検出する電圧検出手段を備え、該電圧検出手段が検出した出力電圧値に基づくデューティ比により、前記バッテリが負荷に供給する電力をPWM制御する車両用電源制御装置において、
前記バッテリの出力電力値のバラツキの許容範囲に基づき、前記電圧検出手段が検出すべき範囲の各出力電圧値を表すべき第1ビット数を複数仮定し、複数仮定した各第1ビット数で表した前記出力電圧値、該出力電圧値のデジタル誤差、及び前記第1ビット数とは独立して複数仮定した第2ビット数で表した前記デューティ比に基づき、それぞれPWM制御された電力値同士のバラツキを数値計算し、数値計算したバラツキが前記許容範囲に収まるように、前記第1ビット数及び第2ビット数を定めてあり、定めた第1ビット数で表した出力電圧値、及び定めた第2ビット数で表したデューティ比に基づき、PWM制御するように構成してあることを特徴とする車両用電源制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009217444A JP5604833B2 (ja) | 2008-12-24 | 2009-09-18 | 車両用電源制御装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008328282 | 2008-12-24 | ||
JP2008328282 | 2008-12-24 | ||
JP2009217444A JP5604833B2 (ja) | 2008-12-24 | 2009-09-18 | 車両用電源制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010172176A true JP2010172176A (ja) | 2010-08-05 |
JP5604833B2 JP5604833B2 (ja) | 2014-10-15 |
Family
ID=42703738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009217444A Expired - Fee Related JP5604833B2 (ja) | 2008-12-24 | 2009-09-18 | 車両用電源制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5604833B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013095167A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス |
JP2013255402A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車両用電源制御装置 |
JP2013255399A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車両用電源制御装置 |
JP2013255400A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車両用電源制御装置 |
JP2013255401A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車両用電源制御装置 |
JP2013255403A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車両用電源制御装置 |
JP2014205466A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車両用電源制御装置 |
CN112997375A (zh) * | 2018-03-28 | 2021-06-18 | 株式会社自动网络技术研究所 | 车载用的电力控制装置以及车载用的电力控制系统 |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06324752A (ja) * | 1993-05-18 | 1994-11-25 | Sharp Corp | 太陽電池電源システム制御回路 |
JPH0796804A (ja) * | 1993-09-28 | 1995-04-11 | Yamaha Motor Co Ltd | 車両の電圧制御装置 |
JPH1014124A (ja) * | 1996-06-19 | 1998-01-16 | Tdk Corp | 非接触電力伝送装置 |
JP2000333383A (ja) * | 1999-03-12 | 2000-11-30 | Yazaki Corp | バッテリコントローラ |
JP2000333375A (ja) * | 1999-03-12 | 2000-11-30 | Yazaki Corp | インテリジェントジャンクションボックス |
JP2001069667A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-16 | Yazaki Corp | 車両用ランプ点灯駆動装置 |
JP2001309568A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-11-02 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 充電システム、充電制御装置、充電制御方法及びコンピュータ |
JP2002330552A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-15 | Toyota Motor Corp | バッテリ容量制御装置及びバッテリ容量制御方法 |
JP2005086968A (ja) * | 2003-09-11 | 2005-03-31 | Taiheiyo Seiko Kk | 車両用バッテリー充放電管理装置 |
JP2006115635A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Toyota Motor Corp | 電圧変換装置の制御装置及び制御方法 |
JP2006174557A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Toyota Motor Corp | 動力出力装置およびこれを搭載する自動車 |
JP2008061314A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Toshiba Corp | 電子機器 |
JP2008251612A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Hideki Kadoshima | 太陽光電池を用いた独立型電源の制御システム並びに最大電力追従方法及び鉛蓄電池満充電方法 |
-
2009
- 2009-09-18 JP JP2009217444A patent/JP5604833B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06324752A (ja) * | 1993-05-18 | 1994-11-25 | Sharp Corp | 太陽電池電源システム制御回路 |
JPH0796804A (ja) * | 1993-09-28 | 1995-04-11 | Yamaha Motor Co Ltd | 車両の電圧制御装置 |
JPH1014124A (ja) * | 1996-06-19 | 1998-01-16 | Tdk Corp | 非接触電力伝送装置 |
JP2000333383A (ja) * | 1999-03-12 | 2000-11-30 | Yazaki Corp | バッテリコントローラ |
JP2000333375A (ja) * | 1999-03-12 | 2000-11-30 | Yazaki Corp | インテリジェントジャンクションボックス |
JP2001069667A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-16 | Yazaki Corp | 車両用ランプ点灯駆動装置 |
JP2001309568A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-11-02 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 充電システム、充電制御装置、充電制御方法及びコンピュータ |
JP2002330552A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-15 | Toyota Motor Corp | バッテリ容量制御装置及びバッテリ容量制御方法 |
JP2005086968A (ja) * | 2003-09-11 | 2005-03-31 | Taiheiyo Seiko Kk | 車両用バッテリー充放電管理装置 |
JP2006115635A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Toyota Motor Corp | 電圧変換装置の制御装置及び制御方法 |
JP2006174557A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Toyota Motor Corp | 動力出力装置およびこれを搭載する自動車 |
JP2008061314A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Toshiba Corp | 電子機器 |
JP2008251612A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Hideki Kadoshima | 太陽光電池を用いた独立型電源の制御システム並びに最大電力追従方法及び鉛蓄電池満充電方法 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013095167A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス |
JP2013255402A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車両用電源制御装置 |
JP2013255399A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車両用電源制御装置 |
JP2013255400A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車両用電源制御装置 |
JP2013255401A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車両用電源制御装置 |
JP2013255403A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車両用電源制御装置 |
JP2014205466A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車両用電源制御装置 |
CN112997375A (zh) * | 2018-03-28 | 2021-06-18 | 株式会社自动网络技术研究所 | 车载用的电力控制装置以及车载用的电力控制系统 |
CN112997375B (zh) * | 2018-03-28 | 2024-08-13 | 株式会社自动网络技术研究所 | 车载用的电力控制装置以及车载用的电力控制系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5604833B2 (ja) | 2014-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5604833B2 (ja) | 車両用電源制御装置 | |
JP5617908B2 (ja) | 車両用電源装置 | |
KR101192558B1 (ko) | 직렬 연결된 수퍼커패시터의 전압을 평형화하기 위한탈착식 충전 제어 회로 | |
US20160368437A1 (en) | Controlled Connection Of Multiple Wiring System Branches Of A Vehicle | |
US9694769B2 (en) | Smart power distribution unit | |
JP6326505B2 (ja) | 負荷遮断時における自動車用車載電源網のための過電圧保護装置 | |
JP2003333763A (ja) | 蓄電池制御装置 | |
JP2019100878A (ja) | 計測装置、蓄電装置、計測システム、オフセット誤差の計測方法 | |
KR101752572B1 (ko) | 2개의 서브 전기 계통을 분리 및 연결하기 위한 장치와 방법 | |
JP4834985B2 (ja) | 組電池の容量調整装置 | |
JP2007267454A (ja) | 車両用バッテリ装置 | |
WO2013027337A1 (ja) | 車両用電源装置 | |
JP2012147538A (ja) | 車両用電源装置 | |
JP4703271B2 (ja) | エンジン自動停止始動制御装置及び制御方法 | |
JP2006115640A (ja) | 組電池の容量調整装置 | |
WO2014068864A1 (ja) | 車載用蓄電システム | |
WO2014068865A1 (ja) | 車載用蓄電システム | |
JP6453325B2 (ja) | 自動車のオンボード電気ネットワークの供給電圧を制御するためのシステム | |
JP2006010501A (ja) | バッテリ状態管理装置 | |
JP6747351B2 (ja) | 車両電源装置 | |
US9803608B2 (en) | Apparatus and method for vehicle voltage stabilization | |
JP2004289903A (ja) | インバータ装置 | |
Kloetzl et al. | Stability in automotive power nets: Definitions, algorithms and experimental validation | |
JP2015056926A (ja) | 車両用電源制御装置 | |
JP5391001B2 (ja) | 車載用負荷制御回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120820 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140107 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140227 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20140227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140729 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140811 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5604833 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |