JP2010113758A - 不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路とその制御方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路とその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ページバッファの回路規模を大幅に減少させる。
【解決手段】不揮発性のメモリセルアレイに接続され、所定のページ単位でのデータのメモリセルアレイへの書き込み及び読み出し時にデータを一時的に格納するページバッファ14において、複数本のビット線に対して、1個のビット線セレクタ14s、2個のラッチL1,L2を含むページバッファユニット回路14u、並びにラッチL3を含む少なくとも1個のラッチ回路14v−1を設ける。ビット線セレクタ14sは1本のビット線を選択してページバッファユニット回路14uに接続し、ラッチL1は選択されたビット線のメモリセルから読み出したデータを一時的に格納してラッチL2又はL3を介して出力し、プログラムデータをラッチL2又はL3を介して入力して一時的に格納した後、選択されたビット線のメモリセルに出力してプログラムする。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えばフラッシュメモリなどの電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)のためのページバッファ回路とその制御方法に関する。
ビット線とソース線との間に複数のメモリセルトランジスタ(以下、メモリセルという)を直列に接続してNANDストリングを構成し、高集積化を実現したNAND型不揮発性半導体記憶装置が知られている(例えば、非特許文献1−4参照。)。
一般的なNAND型不揮発性半導体記憶装置において、消去は、半導体基板に例えば20Vの高電圧を印加し、ワード線に0Vを印加する。これにより、例えばポリシリコンなどからなる電荷蓄積層であるフローティングゲートより電子を引き抜いて、しきい値を消去しきい値(例えば、−3V)よりも低くする。一方、書き込み(プログラム)においては、半導体基板に0Vを与え、制御ゲートに例えば20Vの高電圧を印加する。これにより、半導体基板よりフローティングゲートに電子を注入することにより、しきい値を書き込みしきい値(例えば、1V)よりも高くする。これらのしきい値をとるメモリセルは、書き込みしきい値と読み出ししきい値の間の読み出し電圧(例えば、0V)を制御ゲートに印加することにより、そのメモリセルに電流が流れるか否かにより、その状態を判断することができる。
例えば特許文献5において開示された従来例に係るフラッシュメモリ装置においては、複数のビットライン対にそれぞれ連結されるメモリセルが1つのページバッファ回路と1つのYゲート回路によってアクセスされるようにして、Yゲート回路の数と全体サイズを減らすために、複数のビットライン対にそれぞれ連結されるメモリセルが1つのページバッファ回路と1つのYゲート回路によってアクセスされるようにして、Yゲート回路の数と全体のサイズを減らすことを特徴としている。
具体的には、当該フラッシュメモリ装置は、複数のビットラインの各々に複数のメモリセルが連結されてなるメモリセルアレイと、上記複数のビットラインのうち設定された数のビットライン対毎に1つずつ対応するように連結され、それぞれが、読出し動作の際に伝送制御信号のいずれか1つとラッチ制御信号に応答して、上記設定された数のビットライン対の一部を介して受信される読出しデータに対応するセンシングデータを順次連続して記憶し、その記憶されたデータを上記伝送制御信号のいずれか1つに応答して内部入出力ラインの1つに順次連続して出力するページバッファ回路と、上記内部入出力ラインのそれぞれを介してページバッファ回路のそれぞれに1つずつ対応するように連結され、それぞれが、入出力制御信号のいずれか1つに応答して、内部入出力ラインの1つをデータ入出力ラインに対して連結又は分離するYゲート回路と、カラムアドレス信号と読出し命令又はプログラム命令に応答して、上記伝送制御信号と上記入出力制御信号を発生するYデコーダとを備えたことを特徴としている。
特開平9−147582号公報。 特開2000−285692号公報。 特開2003−346485号公報。 特開2001−028575号公報。 特開2006−269044号公報。
しかしながら、上述の特許文献5の従来例に係るフラッシュメモリ装置においては、プログラム時間を減少させることができるが、ページバッファの回路規模を減少させることができないという問題点があった。
また、フラッシュメモリの微細化が進むと、ビット線毎に配置されるページバッファの占有面積が大きくなるという問題点があった。特に、メモリセルの微細化に対してページバッファ内のトランジスタは機能を実現するためには微細化の限界がある。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、ページバッファの回路規模を従来技術に比較して大幅に減少させることができる不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路とその制御方法を提供することにある。
第1の発明に係る不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路は、不揮発性のメモリセルアレイに接続され、所定のページ単位でのデータのメモリセルアレイへの書き込み及び読み出し時にデータを一時的に格納する、不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路において、
複数本のビット線に対して、1個のビット線セレクタ、第1及び第2のラッチを含む1個のページバッファユニット回路、並びに第3のラッチを含む少なくとも1個のラッチ回路を設け、
上記ビット線セレクタは、上記複数本のビット線のうちの1本のビット線を選択して上記ページバッファユニット回路に接続し、
上記第1のラッチは選択されたビット線のメモリセルから読み出したデータを一時的に格納して上記第2のラッチ又は上記第3のラッチを介して出力する一方、入力されるプログラムデータを上記第2のラッチ又は上記第3のラッチを介して入力して一時的に格納した後、選択されたビット線のメモリセルに出力してプログラムするように制御する制御回路を備えたことを特徴とする。
上記不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路において、上記制御回路は、上記選択されたビット線のメモリセルから読み出した第1のデータを上記第1のラッチから上記第2のラッチを介してデータを出力することと、次に選択されたビット線のメモリセルから第2のデータをセンスすることとを同時に行うことを特徴とする。
また、上記不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路において、上記制御回路は、格納された第1のプログラムデータを上記第1のラッチから選択されたビット線のメモリセルに出力してプログラムすることと、入力される第2のプログラムデータを第3のラッチに入力することとを同時に行うことを特徴とする。
さらに、上記不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路において、上記制御回路は、格納された第1のプログラムデータを選択されたビット線にセットし、格納された第2のプログラムデータを次に選択されたビット線にセットした後、上記第1のプログラムデータと上記第2のプログラムデータとを同時にプログラムすることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路。
第2の発明に係る不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路の制御方法は、不揮発性のメモリセルアレイに接続され、所定のページ単位でのデータのメモリセルアレイへの書き込み及び読み出し時にデータを一時的に格納する、不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路の制御方法において、
複数本のビット線に対して、1個のビット線セレクタ、第1及び第2のラッチを含む1個のページバッファユニット回路、並びに第3のラッチを含む少なくとも1個のラッチ回路を設け、
上記ビット線セレクタは、上記複数本のビット線のうちの1本のビット線を選択して上記ページバッファユニット回路に接続し、
上記第1のラッチは選択されたビット線のメモリセルから読み出したデータを一時的に格納して上記第2のラッチ又は上記第3のラッチを介して出力する一方、入力されるプログラムデータを上記第2のラッチ又は上記第3のラッチを介して入力して一時的に格納した後、選択されたビット線のメモリセルに出力してプログラムするように制御する制御ステップを含むことを特徴とする。
上記不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路の制御方法において、上記制御ステップは、上記選択されたビット線のメモリセルから読み出した第1のデータを上記第1のラッチから上記第2のラッチを介してデータを出力することと、次に選択されたビット線のメモリセルから第2のデータをセンスすることとを同時に行うことを特徴とする。
また、上記不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路の制御方法において、上記制御ステップは、格納された第1のプログラムデータを上記第1のラッチから選択されたビット線のメモリセルに出力してプログラムすることと、入力される第2のプログラムデータを第3のラッチに入力することとを同時に行うことを特徴とする。
さらに、上記不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路の制御方法において、上記制御ステップは、格納された第1のプログラムデータを選択されたビット線にセットし、格納された第2のプログラムデータを次に選択されたビット線にセットした後、上記第1のプログラムデータと上記第2のプログラムデータとを同時にプログラムすることを特徴とする。
従って、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路とその制御回路によれば、複数本のビット線に対して、1個のビット線セレクタ、第1及び第2のラッチを含む1個のページバッファユニット回路、並びに第3のラッチを含む少なくとも1個のラッチ回路を設けたので、従来技術に比較して実質的に同様の動作時間で、ページバッファ回路の回路規模を大幅に減少させることができる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
図1は本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの全体構成を示すブロック図である。また、図2は図1のメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成を示す回路図である。まず、本実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの構成について以下に説明する。
図1において、本実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMは、メモリセルアレイ10と、その動作を制御する制御回路11と、ロウデコーダ12と、高電圧発生回路13と、データ書き換え及び読み出し回路14と、カラムデコーダ15と、コマンドレジスタ17と、アドレスレジスタ18と、動作ロジックコントローラ19と、データ入出力バッファ50と、データ入出力端子51とを備えて構成される。
メモリセルアレイ10は、図2に示すように、例えば16個のスタックト・ゲート構造の電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルMC0〜MC15を直列接続してNANDセルユニットNU(NU0,NU1, …)が構成される。各NANDセルユニットNUは、ドレイン側が選択ゲートトランジスタSG1を介してビット線BLに接続され、ソース側が選択ゲートトランジスタSG2を介して共通ソース線CELSRCに接続される。ロウ方向に並ぶメモリセルMCの制御ゲートは共通にワード線WLに接続され、選択ゲートトランジスタSG1,SG2のゲート電極はワード線WLと平行して配設される選択ゲート線SGD,SGSに接続される。1本のワード線WLにより選択されるメモリセルの範囲が書き込み及び読み出しの単位となる1ページである。1ページ又はその整数倍の範囲の複数のNANDセルユニットNUの範囲がデータ消去の単位である1ブロックとなる。書き換え及び読み出し回路14は、ページ単位のデータ書き込み及び読み出しを行うために、ビット線毎に設けられたセンスアンプ回路(SA)及びラッチ回路(DL)を含み、以下、ページバッファという。
図2のメモリセルアレイ10は、簡略化した構成を有し、複数のビット線でページバッファを共有してもよい。この場合は、データ書き込み又は読み出し動作時にページバッファに選択的に接続されるビット線数が1ページの単位となる。また、図2は、1個の入出力端子52との間でデータの入出力が行われるセルアレイの範囲を示している。メモリセルアレイ10のワード線WL及びビット線BLの選択を行うために、それぞれロウデコーダ12及びカラムデコーダ15が設けられている。制御回路11は、データ書き込み、消去及び読み出しのシーケンス制御を行う。制御回路11により制御される高電圧発生回路13は、データ書き換え、消去、読み出しに用いられる昇圧された高電圧や中間電圧を発生する。
入出力バッファ50は、データの入出力及びアドレス信号の入力に用いられる。すなわち、入出力バッファ50及びデータ線52を介して、入出力端子51とページバッファ14の間でデータの転送が行われる。入出力端子52から入力されるアドレス信号は、アドレスレジスタ18に保持され、ロウデコーダ12及びカラムデコーダ15に送られてデコードされる。入出力端子52からは動作制御のコマンドも入力される。入力されたコマンドはデコードされてコマンドレジスタ17に保持され、これにより制御回路11が制御される。チップイネーブル信号CEB、コマンドラッチイネーブルCLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、書き込みイネーブル信号WEB、読み出しイネーブル信号REB等の外部制御信号は動作ロジックコントロール回路19に取り込まれ、動作モードに応じて内部制御信号が発生される。内部制御信号は、入出力バッファ50でのデータラッチ、転送等の制御に用いられ、さらに制御回路11に送られて、動作制御が行われる。
ページバッファ14は、2個のラッチ回路14a,14bを備え、多値動作の機能とキャッシュの機能を切り換えて実行できるように構成されている。すなわち、1つのメモリセルに1ビットの2値データを記憶する場合に、キャッシュ機能を備え、1つのメモリセルに2ビットの4値データを記憶する場合には、キャッシュ機能とするか、又はアドレスによって制限されるがキャッシュ機能を有効とすることができる。
次いで、本発明の一実施形態に係る、改良されたページバッファ14の構成について以下に説明する。なお、ページバッファ14のデータの制御については、図1の制御回路11が行う。
図3(a)は従来例に係るメモリセルアレイ10及びページバッファ14Aの構成を示すブロック図であり、図3(b)は実施形態に係るメモリセルアレイ10及びページバッファ14の構成を示すブロック図である。以下の図面において、ページバッファをPBとして省略して記述し、ビット線をBLとして省略して記述する。
図3(a)に示すように、従来例のページバッファ14Aでは、16本のビット線の場合に、ページバッファユニットとビット線セレクタのセットが7セット配置されて構成され、すなわち、各ビット線に対してそれぞれページバッファユニットが配置され、合計で296個のトランジスタを必要としている。これに対して、図3(b)に示すように、実施形態では、ページバッファ14では、ビット線セレクタ14sと、ページバッファユニット回路14uと、1個のラッチ回路14v−1とを備えて構成され、すなわち、16本のビット線に対して1個のビット線セレクタ14sを設けて選択し、これに加えて、従来部分の基本のページバッファユニット回路14u及び1個の回路14v−1を備えて構成される。この場合、合計のトランジスタ数は216となり、大幅に回路規模を削減できる。なお、以上の例では、16本のビット線に対してページバッファユニットを4セット配置しているが、16本のビット線に対してページバッファユニットを2セット配置した場合は、合計のトランジスタ数は169となる。
図4は実施形態に係るページバッファ14の構成を示すブロック図である。図4において、ページバッファユニット回路14uは2個のラッチL1,L2を含み構成され、ビット線セレクタ14sを介してビット線に接続される。ここで、ラッチL1からのセンス信号はカラムデコーダ15に出力される。本実施形態では、ラッチL2に加えて、ビット線の増加に応じてラッチL3,L4,…を接続点SNSのラインとバスB0との間で接続してラッチL2,L3,L4,…のデータをバスB0を用いて時分割多重で伝送することを特徴としている。なお、図20の変形例に示すように、各ラッチL2,L3,L4,…のデータをそれぞれ別々のバスB0,B1,B2,…を用いて伝送してもよい。
図4のページバッファ14において、例えば、ページ容量を2KBとしたときに、各ラッチL1〜L4の容量をその半分の1KBとしたとき、2KBのページデータを読み出すときは、先頭の1KBをメモリセルから読み出してそのセンスデータをラッチL2に転送した後、バスB1にデータ出力中において、後半の1KBのセンスデータをラッチL3に接続点SNSを介して待避させることで読み出し動作を実現できる。なお、その動作については詳細後述する。また、2KBのページデータをメモリセルにプログラムするときは、先頭の1KBのデータをラッチL2に格納しておき、ラッチL2がフルになるとプログラム動作を開始し、そのプログラム動作中において、後半の1KBのデータをラッチL3に接続点SNSを介して待避させることでプログラム動作を実現できる。なお、その動作については詳細後述する。
図17は従来例及び実施形態におけるビット線の電圧印加条件を示す表である。なお、本実施形態のようにページバッファ14の構成を変更しても、当該ビット線の電圧印加条件はかわらない。
図18は従来例及び実施形態におけるデータの入出力の動作時間を示す表である。図18から明らかなように、ページサイズを増大してゆくと、データの入出力時間が増大してゆき、内部センス時間が無視できるようになる。この場合、上述のように、バスB0,B1を時分割多重化することで動作の時間短縮をはかることができる。
図5は図4のページバッファ14の詳細構成を示す回路図である。なお、図5においては、1対のビット線に対して1ビットのラッチL1,L2を図示しているが、実際のページバッファ14(本実施形態)では、16本のビット線に対してラッチL1,L2をそれぞれ1KB分配置していることに注意すべきである。
図5において、1対のビット線BL[0],BL[1]に対して4個のトランジスタQ1〜Q4によりビット線セレクタ14sを構成している。本実施形態のごとく、1個のラッチ回路14v−1を設けたときは、1対のビット線BL[2],BL[3]を増設でき、これに対して、ビット線セレクタ14sにおいて4個の別のトランジスタQ1〜Q4を設ける。また、さらに増設用の1個のラッチ回路14v−2(増設用のラッチ回路はさらに備えてもよい。)を設けたときは、1対のビット線BL[4],BL[5]を増設でき、これに対して、ビット線セレクタ14sにおいて4個の別のトランジスタQ1〜Q4を設ける。ここで、トランジスタQ3,Q4は選択された1本のビット線をページバッファユニット回路14uに接続するために一方のみがオンとなるビット線選択用スイッチであり、トランジスタQ1,Q2は非選択の1本のビット線を接地電位VIRPWRに接続するために一方のみがオンとなるビット線選択用スイッチである。
ページバッファユニット回路14uは公知の回路であって、それぞれ2個のインバータで構成されてなる2個のラッチL1,L2と、11個のトランジスタQ11〜Q21とを備えて構成される。ここで、トランジスタQ11はビット線とページバッファユニット回路14uとを接続/非接続を切り替えるスイッチであり、トランジスタQ12は電圧制御用トランジスタであり、トランジスタQ13はプリチャージ用トランジスタであり、トランジスタQ14,Q19,Q20,Q21はデータ転送制御用トランジスタであり、トランジスタQ15〜Q18はプログラム高電圧等印加用トランジスタである。この回路14uでは、ラッチL1,L2間で接続点SNSを介してデータ転送を行うことができる。
ラッチ回路14v−1は、2個のインバータにてなるラッチL3と、データ転送用トランジスタQ41〜Q43とを備えて構成され、ラッチL2とラッチL3との間でデータ転送可能であるように構成されている。また、増設用ラッチ回路14v−2は、2個のインバータにてなるラッチL4と、データ転送用トランジスタQ51〜Q53とを備えて構成され、ラッチL2とラッチL4との間でデータ転送可能であるように構成されている。なお、さらにラッチL5,L6,…を増設してもよい。
図19は従来例、実施形態及び変形例における各ラッチL1〜L5の容量を示す表である。図19において、実施形態のごとくページバッファ14の容量を従来例の1/2にした場合、各ラッチL1〜L5の容量は1KBである。また、変形例においてページバッファ14の容量を従来例の1/4にした場合、各ラッチL1〜L5の容量は512Bである。図19から明らかなように、ラッチL2〜L5の容量は変わらない。なお、さらに例えば、2KBのページデータを16分割した場合、ラッチL2以降のラッチ回路として16個のラッチ回路が必要となる。
次いで、実施形態に係るページバッファ14を用いたNAND型フラッシュEEPROMにおける読み出し及びプログラムのシーケンスについて以下に説明する。
図6(a)は従来例に係る電気的データパターンA(2KBのページ容量)を示す図であり、図6(b)は図6(a)のデータの読み出しシーケンスを示すタイミングチャートである。図11は図6(b)に対応する従来例に係る読み出しシーケンスの詳細タイミングチャートである。なお、図11において、*はビット線の電荷は実際にはディスチャージしないと0とはならないことを示す。
図6(a)において、2KBのページデータは分割せずに1つのデータAから構成される。図6(b)の読み出しシーケンスにおいて、接続点SNS及びラッチL1,L2におけるデータを示している。当該読み出しシーケンスにおいて、まず、データAをセンスし、接続点SNSのデータAがラッチL1に転送された後、ラッチL1からラッチL2に転送される。そして、データAが出力される。また、図11の読み出しシーケンスでは、まず、ビット線が初期化された後プリチャージされ、ディスチャージされた後、メモリセルからデータがセンスされて出力される。ここで、2KBのデータを読み出すための動作時間は次式で表される。
[数1]
読出動作時間
=30μsec×1(センス時間)+60μsec×1(データ出力時間)
+100nsec×2(データ制御時間)
=90.2μsec (1)
図7(a)は実施例1に係る電気的データパターンA,B(1KB+1KBのページ容量)を示す図であり、図7(b)は図7(a)のデータの読み出しシーケンスを示すタイミングチャートである。図12は図7(b)に対応する実施例1に係る読み出しシーケンスの詳細タイミングチャートである。なお、図12において、*はビット線の電荷は実際にはディスチャージしないと0とはならないことを示す。
図7(a)において、2KBのページデータは2つの分割データA,Bから構成される。図7(b)の読み出しシーケンスにおいて、接続点SNS及びラッチL1,L2,L3におけるデータを示している。当該読み出しシーケンスにおいて、まず、データAをセンスし、接続点SNSのデータAがラッチL1に転送された後、ラッチL1からラッチL2に転送される。そして、データAが出力される。このとき同時にデータBがセンスされ、接続点SNSのデータBがラッチL1に転送された後、ラッチL1からラッチL3に転送される。そして、データBが出力される。以上説明したように、実施例1では、データAの出力とデータBのセンスとを同時に行うことができる。
また、図11の読み出しシーケンスでは、図10の比較例に比較して、1つのページバッファで2本のビット線BL[0],BL[2]を2回に分けてセンスしたことを特徴としている。ラッチL3を有しない図10の従来例では、ビット線BL[0]の読み出し完了後、ラッチL2のデータを出力し終わらないと、ビット線BL[2]からのデータ読み出しに入ることができないが、実施例1では、ラッチL3を設けたことにより、データAの出力とデータBのセンスとを同時に行うことができる。ここで、2KBのデータを読み出すための動作時間は次式で表される。
[数2]
読出動作時間
=30μsec×3(センス時間及びデータ出力時間)
+100nsec×4(データ制御時間)
=90.4μsec (2)
式(1),(2)の動作時間の比較により実質的に同一の時間となる。
図13は実施例1の変形例に係る一括読み出しシーケンスの詳細タイミングチャートである。図13において、*はビット線の電荷は実際にはディスチャージしないと0とはならないことを示す。
図13の一括読み出しシーケンスでは、1つのページバッファを用いて2本のビット線BL[0],BL[2]を1回でセンスしたことを特徴としている。図13から明らかなように、2本のビット線BL[0],BL[2]に対してビット線の初期化、プリチャージ、センスを同時に行っている。当該一括読み出しシーケンスでは、動作は複雑になるが、動作中の大半の時間を占有するビット線のプリチャージ/ディスチャージを1回で終了させることができるという特有の効果を有する。
図8(a)は従来例に係る電気的データパターンA(2KBのページ容量)を示す図であり、図8(b)は図8(a)のデータのプログラムシーケンスを示すタイミングチャートである。図14は図8(b)に対応する従来例に係るプログラムシーケンスの詳細タイミングチャートである。なお、図14において、プログラム制御の説明のために、ラッチL2,L3へのプログラムデータ入力及びベリファイを省略して図示している。
図8(a)において、2KBのページデータは分割せずに1つのデータAから構成される。図8(b)のプログラムシーケンスにおいて、接続点SNS及びラッチL1,L2におけるデータを示している。当該プログラムシーケンスにおいて、まず、プログラムデータAがラッチL2に入力され、ラッチL2からラッチL1に転送された後、ラッチL1のデータが反転される(当該反転処理は予め外部回路で行ってもよい。以下同様である。)。そして、プログラムデータAをプログラムするためにストレス処理及びベリファイ処理が行われる。また、図14のプログラムシーケンスに示すように、データが入力された後、プリチャージ、データ転送、プログラムが行われる。ここで、2KBのデータをプログラムするための動作時間は次式で表される。
[数3]
プログラム動作時間
=60μsec×1(データ入力時間)
+300μsec×1(プログラムストレス及びベリファイ時間)
+100nsec×2(データ制御時間)
=360.2μsec (3)
図9(a)は実施例2に係る電気的データパターンA,B(1KB+1KBのページ容量)を示す図であり、図9(b)は図9(a)のデータのプログラムシーケンスを示すタイミングチャートである。図15は図9(b)に対応する実施例2に係るプログラムシーケンスの詳細タイミングチャートである。なお、図15において、プログラム制御の説明のために、ラッチL2,L3へのプログラムデータ入力及びベリファイを省略して図示している。
図9(a)において、2KBのページデータは2つの分割データA,Bから構成される。図9(b)のプログラムシーケンスにおいて、プログラムデータAをラッチL2に入力し、ラッチL2からラッチL1に転送した後、ラッチL1のデータを反転する。次いで、データAを用いてプログラムするためにストレス処理及びベリファイ処理を行うと同時に、プログラムデータBをラッチL3に入力する。ラッチL3のデータをラッチL1の転送した後、ラッチL1のデータを反転し、データBを用いてプログラムするためにストレス処理及びベリファイ処理を行う。以上説明したように、実施例2では、データAのプログラムとデータBのデータ入力とを同時に行うことができる。
また、図15のプログラムシーケンスでは、図14の従来例に比較して、1つのページバッファで2本のビット線BL[0],BL[2]を2回に分けてプログラムしたことを特徴としている。図15において、各ビット線のプログラム処理でそれぞれ、データ入力、プリチャージ、データ転送、プログラムのストレス処理を順次行う。従って、ラッチL3を有しない図14の従来例では、ビット線BL[0]のプログラム完了後、ラッチL2のデータを入力し終わらないと、ビット線BL[2]へのプログラムすることができないが、実施例2では、ラッチL3を設けたことにより、データAのプログラムとデータBのデータ入力とを同時に行うことができる。ここで、2KBのデータをプログラムするための動作時間は次式で表される。
[数4]
プログラム動作時間
=30μsec×1(データ入力時間)
+300μsec×2(プログラムストレス及びベリファイ時間)
+100nsec×4(データ制御時間)
=660.4μsec (4)
式(3),(4)の動作時間の比較により、実施例2では、分割プログラムのために2倍弱の動作時間を要している。
図10(a)は実施例3に係る電気的データパターンA,B(1KB+1KBのページ容量)を示す図であり、図10(b)は図10(a)のデータのプログラムシーケンスを示すタイミングチャートである。図16は図10(b)に対応する実施例3に係るプログラムシーケンスの詳細タイミングチャートである。実施例2では分割プログラムであったが、実施例3は一発書き込みの事例である。なお、図16において、プログラム制御の説明のために、ラッチL2,L3へのプログラムデータ入力及びベリファイを省略して図示している。
図10(a)において、2KBのページデータは2つの分割データA,Bから構成される。図10(b)のプログラムシーケンスにおいて、プログラムデータAをラッチL2に入力し、ラッチL2からラッチL1に転送した後、ラッチL1のデータを反転する。次いで、データAをビット線にセットすると同時に、プログラムデータBをラッチL3に入力する。そして、ラッチL3のプログラムデータBをラッチL1に転送した後反転させ、データBをビット線にセットし、プログラムデータA及びBについてプログラムするためにストレス処理及びベリファイ処理を同時に行う。以上説明したように、実施例3では、2つのデータを同時にプログラムすることができる。
また、図16のプログラムシーケンスでは、図15の実施例2に比較して、1つのページバッファで2本のビット線BL[0],BL[2]を順次プログラムしたことを特徴としている。図16において、データ入力、プリチャージ、データ転送、プログラムのストレス処理を順次行う。実施例3では、実施例2に比較して動作は複雑になるが、動作中の大半の時間を占有するビット線のストレス処理を一度で終わらせることができるという特有の効果を有する。ここで、2KBのデータをプログラムするための動作時間は次式で表される。
[数5]
プログラム動作時間
=30μsec×1(データ入力時間)
+(10μsec×2+20μsec×1)(ビット線へのデータセット及びデータ入力)
+300μsec×1(プログラムストレス及びベリファイ時間)
+100nsec×4(データ制御時間)
=370.4μsec (5)
式(4),(5)の動作時間の比較により、実施例3では、実施例2に比較して大幅に動作時間を減少できる。また、式(3),(5)の動作時間の比較により、実施例3では、従来例とほぼ同様に動作時間で動作できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、不揮発性のメモリセルアレイ10に接続され、所定のページ単位でのデータのメモリセルアレイ10への書き込み及び読み出し時にデータを一時的に格納するページバッファ14において、複数本のビット線に対して、1個のビット線セレクタ14s、2個のラッチL1.L2を含むページバッファユニット回路14u、並びにラッチL3を含む少なくとも1個のラッチ回路14v−2を設ける。ビット線セレクタ14sは1本のビット線を選択してページバッファユニット回路14uに接続し、ラッチL1は選択されたビット線のメモリセルから読み出したデータを一時的に格納してラッチL2又はL3を介して出力し、プログラムデータをラッチL2又はL3を介して入力して一時的に格納した後反転して、選択されたビット線のメモリセルに出力してプログラムする。従って、従来技術に比較して実質的に同様の動作時間で、ページバッファ回路の回路規模を大幅に減少させることができる。
以上詳述したように、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路とその制御回路によれば、複数本のビット線に対して、1個のビット線セレクタ、第1及び第2のラッチを含む1個のページバッファユニット回路、並びに第3のラッチを含む少なくとも1個のラッチ回路を設けたので、従来技術に比較して実質的に同様の動作時間で、ページバッファ回路の回路規模を大幅に減少させることができる。
本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの全体構成を示すブロック図である。 図1のメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成を示す回路図である。 (a)は従来例に係るメモリセルアレイ10及びページバッファ14Aの構成を示すブロック図であり、(b)は実施形態に係るメモリセルアレイ10及びページバッファ14の構成を示すブロック図である。 実施形態に係るページバッファ14の構成を示すブロック図である。 図4のページバッファ14の詳細構成を示す回路図である。 (a)は従来例に係る電気的データパターンA(2KBのページ容量)を示す図であり、(b)は(a)のデータの読み出しシーケンスを示すタイミングチャートである。 (a)は実施例1に係る電気的データパターンA,B(1KB+1KBのページ容量)を示す図であり、(b)は(a)のデータの読み出しシーケンスを示すタイミングチャートである。 (a)は従来例に係る電気的データパターンA(2KBのページ容量)を示す図であり、(b)は(a)のデータのプログラムシーケンスを示すタイミングチャートである。 (a)は実施例2に係る電気的データパターンA,B(1KB+1KBのページ容量)を示す図であり、(b)は(a)のデータのプログラムシーケンスを示すタイミングチャートである。 (a)は実施例3に係る電気的データパターンA,B(1KB+1KBのページ容量)を示す図であり、(b)は(a)のデータのプログラムシーケンスを示すタイミングチャートである。 図6(b)に対応する従来例に係る読み出しシーケンスの詳細タイミングチャートである。 図7(b)に対応する実施例1に係る読み出しシーケンスの詳細タイミングチャートである。 実施例1の変形例に係る一括読み出しシーケンスの詳細タイミングチャートである。 図8(b)に対応する従来例に係るプログラムシーケンスの詳細タイミングチャートである。 図9(b)に対応する実施例2に係るプログラムシーケンスの詳細タイミングチャートである。 図10(b)に対応する実施例3に係るプログラムシーケンスの詳細タイミングチャートである。 従来例及び実施形態におけるビット線の電圧印加条件を示す表である。 従来例及び実施形態におけるデータの入出力の動作時間を示す表である。 従来例、実施形態及び変形例における各ラッチL1〜L5の容量を示す表である。 図4の構成に代わる変形例に係るページバッファ14の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10…メモリセルアレイ、
11…制御回路、
12…ロウデコーダ、
13…高電圧発生回路、
14…データ書き換え及び読み出し回路(ページバッファ)、
14a,14b…ラッチ回路、
14s…ビット線セレクタ、
14u…ページバッファユニット回路(PBユニット回路)、
14v−1,14v−2…ラッチ回路、
15…カラムデコーダ、
17…コマンドレジスタ、
18…アドレスレジスタ、
19…動作ロジックコントローラ、
50…データ入出力バッファ、
51…データ入出力端子、
52…データ線、
B0,B1,B2…バス、
L1,L2,L3,L4,L5…ラッチ。

Claims (8)

  1. 不揮発性のメモリセルアレイに接続され、所定のページ単位でのデータのメモリセルアレイへの書き込み及び読み出し時にデータを一時的に格納する、不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路において、
    複数本のビット線に対して、1個のビット線セレクタ、第1及び第2のラッチを含む1個のページバッファユニット回路、並びに第3のラッチを含む少なくとも1個のラッチ回路を設け、
    上記ビット線セレクタは、上記複数本のビット線のうちの1本のビット線を選択して上記ページバッファユニット回路に接続し、
    上記第1のラッチは選択されたビット線のメモリセルから読み出したデータを一時的に格納して上記第2のラッチ又は上記第3のラッチを介して出力する一方、入力されるプログラムデータを上記第2のラッチ又は上記第3のラッチを介して入力して一時的に格納した後、選択されたビット線のメモリセルに出力してプログラムするように制御する制御回路を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路。
  2. 上記制御回路は、上記選択されたビット線のメモリセルから読み出した第1のデータを上記第1のラッチから上記第2のラッチを介してデータを出力することと、次に選択されたビット線のメモリセルから第2のデータをセンスすることとを同時に行うことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路。
  3. 上記制御回路は、格納された第1のプログラムデータを上記第1のラッチから選択されたビット線のメモリセルに出力してプログラムすることと、入力される第2のプログラムデータを第3のラッチに入力することとを同時に行うことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路。
  4. 上記制御回路は、格納された第1のプログラムデータを選択されたビット線にセットし、格納された第2のプログラムデータを次に選択されたビット線にセットした後、上記第1のプログラムデータと上記第2のプログラムデータとを同時にプログラムすることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路。
  5. 不揮発性のメモリセルアレイに接続され、所定のページ単位でのデータのメモリセルアレイへの書き込み及び読み出し時にデータを一時的に格納する、不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路の制御方法において、
    複数本のビット線に対して、1個のビット線セレクタ、第1及び第2のラッチを含む1個のページバッファユニット回路、並びに第3のラッチを含む少なくとも1個のラッチ回路を設け、
    上記ビット線セレクタは、上記複数本のビット線のうちの1本のビット線を選択して上記ページバッファユニット回路に接続し、
    上記第1のラッチは選択されたビット線のメモリセルから読み出したデータを一時的に格納して上記第2のラッチ又は上記第3のラッチを介して出力する一方、入力されるプログラムデータを上記第2のラッチ又は上記第3のラッチを介して入力して一時的に格納した後、選択されたビット線のメモリセルに出力してプログラムするように制御する制御ステップを含むことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路の制御方法。
  6. 上記制御ステップは、上記選択されたビット線のメモリセルから読み出した第1のデータを上記第1のラッチから上記第2のラッチを介してデータを出力することと、次に選択されたビット線のメモリセルから第2のデータをセンスすることとを同時に行うことを特徴とする請求項5記載の不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路の制御方法。
  7. 上記制御ステップは、格納された第1のプログラムデータを上記第1のラッチから選択されたビット線のメモリセルに出力してプログラムすることと、入力される第2のプログラムデータを第3のラッチに入力することとを同時に行うことを特徴とする請求項5記載の不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路の制御方法。
  8. 上記制御ステップは、格納された第1のプログラムデータを選択されたビット線にセットし、格納された第2のプログラムデータを次に選択されたビット線にセットした後、上記第1のプログラムデータと上記第2のプログラムデータとを同時にプログラムすることを特徴とする請求項5記載の不揮発性半導体記憶装置のためのページバッファ回路の制御方法。
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