JP2001184874A - 半導体記憶装置の読み出し方法および半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置の読み出し方法および半導体記憶装置

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JP2001184874A
JP2001184874A JP36281999A JP36281999A JP2001184874A JP 2001184874 A JP2001184874 A JP 2001184874A JP 36281999 A JP36281999 A JP 36281999A JP 36281999 A JP36281999 A JP 36281999A JP 2001184874 A JP2001184874 A JP 2001184874A
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page
data
latch circuit
memory cell
latch
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JP36281999A
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Hiromi Nobukata
浩美 信方
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数のページの連続読出し時の消費電流の低
減が図れるようにする。 【解決手段】 ページを2つの領域に分割したページの
うちの前半のデータをラッチする第1のラッチ回路と、
後半のデータをラッチする第2のラッチ回路とを設け
る。複数のページを連続して読出す際に、現在の1ペー
ジ分のデータのシリアル出力の終了直前に、次の1ペー
ジ分のアクセスを行ない、該メモリセルの情報をビット
線に反映して、第1のラッチ回路に、次の1ページのデ
ータのうちの前半のデータを取込み、現在の1ページデ
ータのシリアル出力が全て終了後、次の1ページのデー
タの後半のページのデータを第2のラッチ回路に取込
み、第1のラッチ回路に取込まれた次の1ページのデー
タのうちの前半のページのデータのシリアル出力を開始
するので、1ページの読出しでのワード線の駆動回数を
1回にして、複数のページのデータを連続して読出すこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ページ単位でメ
モリセルの書き込み/読み出しを行なうNAND型のフ
ラッシュメモリに用いて好適な半導体記憶装置およびそ
の読み出し方法に関するもので、特に、複数のページを
連続的に読み出す際に、読み出し速度を改善すると共
に、消費電力の低減を図るようにしたものに係わる。
【0002】
【従来の技術】NAND型のフラッシュメモリでは、フ
ローティングゲートを有する複数のメモリセルトランジ
スタが縦続接続されてNANDストリングが構成され、
メモリセルアレイ上には、このNANDストリングがマ
トリクス状に配設される。メモリセルアレイ上で行方向
に並ぶメモリセルは共通のワード線に接続され、この共
通のワード線に接続されたページを単位として、データ
の書き込み/読み出しが行われる。
【0003】このようなフラッシュメモリは、携帯型の
ヘッドホンステレオや、ディジタルカメラに装着して、
音楽データや画像データを保存するための記憶媒体とし
て用いられている。
【0004】ページ単位でデータの書き込み/読み出し
を行うNAND型のフラッシュメモリでは、読み出し時
には、選択されたメモリセルのワード線が読み出し電圧
となるように駆動され、メモリセルからデータが読み出
される。読み出された1ページ分のデータは、ラッチ回
路にラッチされ、それから、1ページ分のデータの転送
が行われる。このため、データの読み出しには、ワード
線を書き込み電圧に設定すると共にビット線をプリチャ
ージし、ビット線に現れた1ページ分のメモリセルの情
報をラッチ回路にラッチするためのファーストアクセス
の時間と、1ページ分の読み出しデータを外部に転送す
るシリアル転送の時間とが必要である。
【0005】図10及び図11は、従来のページ単位で
のデータの読み出しを説明するものである。図10及び
図11において、メモリセルアレイ101は、フローテ
ィングゲートを有する複数のメモリセルトランジスタが
縦続接続されたNANDストリングから構成されてお
り、行方向に並ぶメモリセルは共通のワード線に接続さ
れてページが構成される。
【0006】ページ単位で読み出しを行う場合には、デ
コーダ102により、選択されたページ103のワード
線に読み出し電圧が与えられる。これと共に、ビット線
がプリチャージされ、ビット線にメモリセルの情報が現
れたら、ラッチパルスLにより、1ページ分のメモリセ
ルの情報がラッチ回路104にラッチされる。このよう
にして、ファーストアクセスが終了したら、図11に示
すように、ラッチ回路104にラッチされた読み出しデ
ータが外部にシリアル転送される。
【0007】図12は、このように、ファーストアクセ
スとシリアル読み出しを繰り返して、ページ毎にデータ
の読み出しを行った場合のタイミング図である。図12
において、読み出し期間では、図12Bに示すように、
選択されたワード線に読み出し電圧が与えられると共
に、ビット線がプリチャージされていくる。ビット線に
メモリセルの情報が現れたら、ラッチパルスL(図12
C)が与えられる。このラッチパルスLにより、図12
Dに示すように、1ページ分のメモリセルの情報がラッ
チ回路104にラッチされる。それから、図12Eに示
すように、ラッチ回路104にラッチされた読み出しデ
ータが外部にシリアル転送される。したがって、この場
合、ファーストアクセスの時間t101 とシリアル転送の
時間t102との合計が1ページの読み出し時間となる。
【0008】このように、ページ単位でデータの読み出
し/書き込みを行うフラッシュメモリでは、従来、1ペ
ージ分のデータを読み出すのに、ファーストアクセスの
時間とシリアル転送の時間が必要であるため、読み出し
時間が長くなる。
【0009】上述したように、フラッシュメモリは、音
楽データや画像データを保存するための記憶媒体として
用いられている。音楽データや画像データでは、複数の
ページが連続して読み出される。このような連続読み出
しの場合には、1つのページを2つに分け、一方の領域
でデータのシリアル転送を行っている間に、他方の領域
でファーストアクセスを行うことで、ファーストアクセ
スの時間が現れないようして、読み出し時間の短縮を図
るようにした、ギャップレス読み出しと呼ばれる方法が
提案されている。
【0010】図13〜図18は、従来のギャップレス読
み出しを説明するものである。図13〜図18におい
て、メモリセルアレイ201は、フローティングゲート
を有する複数のメモリセルトランジスタが縦続接続され
たNANDストリングから構成されており、行方向に並
ぶメモリセルは共通のワード線に接続されてページが構
成される。ラッチ回路204は、ページ203の前半の
領域203Aを取り込むラッチ回路204Aと、ページ
203の後半の領域203Bのデータを取り込むラッチ
回路204Bとに分かれている。
【0011】ページ単位で読み出しを行う場合には、最
初の読み出しでは、図13に示すように、デコーダ20
2により、選択されたページ203のワード線に読み出
し電圧が与えられる。これと共に、ビット線がプリチャ
ージされ、ビット線にメモリセルの情報が現れたら、ラ
ッチパルスLA及びLBにより、1ページ分の前半の領
域203A及び203Bのメモリセルの情報がラッチ回
路204Aにラッチされる。
【0012】このようにしてファーストアクセスが終了
したら、図14に示すように、ラッチ回路204A及び
204Bにラッチされた読み出しデータが外部にシリア
ル転送される。
【0013】1ページの前半のラッチ回路204Aのシ
リアル転送を行いながら、図15に示すように、選択さ
れたページ203のワード線に読み出し電圧が与えら
れ、これと共に、1ページの後半の領域203Bのビッ
ト線がプリチャージされ、ビット線に1ページの後半の
領域203Bのメモリセルの情報が現れたら、ラッチパ
ルスLBにより、1ページの後半の領域203Bのメモ
リセルの情報がラッチ回路204Bにラッチされる。こ
のようにして、1ページの後半のファーストアクセス
を、1ページの前半のシリアル転送の間に終了してお
く。
【0014】そして、1ページの前半のシリアル転送が
終了したら、図16に示すように、ラッチ回路204B
にラッチされた1ページの後半のシリアル転送が開始さ
れる。このとき、1ページの後半の領域203Bのファ
ーストアクセスは、1ページの前半の領域203Aのシ
リアル転送の間に既に終了しているので(図15参
照)、直ちに、シリアル転送を開始できる。
【0015】それから、図17に示すように、1ページ
の後半のラッチ回路204Bのシリアル転送を続けなが
ら、選択されたページ203のワード線に読み出し電圧
が与えられ、これと共に、1ページの前半の領域203
Aのビット線がプリチャージされ、ビット線に1ページ
の前半の領域203Aのメモリセルの情報が現れたら、
ラッチパルスLAにより、1ページの前半の領域203
Aのメモリセルの情報がラッチ回路204Aにラッチさ
れる。このようにして、1ページの前半のファーストア
クセスを、1ページの後半のシリアル転送の間に終了し
ておく。
【0016】そして、図18に示すように、1ページの
後半のシリアル転送を続け、1ページの後半のシリアル
転送が終了されたら、図14に戻り、ラッチ回路204
Aにラッチされた1ページの前半のシリアル転送が開始
される。
【0017】以下、同様にして、1ページの一方の領域
203A、203Bでデータの転送を行っている間に、
他方の領域203B、203Aでファーストアクセスを
行うことで、ファーストアクセスの時間が現れなくな
る。
【0018】図19は、このようなギャップレス読み出
しを行った場合のタイミング図である。この場合、図1
9Gに示すように、1ページの前半の領域203Aのデ
ータ(A0,A1,... )又は後半の領域203Bのデ
ータ(B0,B1,... )の転送を行いながら、図19
Bに示すように、選択されたワード線に読み出し電圧が
与えられると共に、他方の領域203B又は203Aの
ビット線がプリチャージされる。ビット線にメモリセル
の情報が現れたら、ラッチパルスLB又はLA(図19
D又は図19C)が与えられ、ラッチパルスLB又はL
Aにより、図19F又は図19Eに示すように、他方の
領域203B又は203Aのメモリセルの情報がラッチ
回路104B又は104Aにラッチされる。そして、図
19G示すように、一方の領域203A又は203Bの
データの転送が終了たら、直ちに、他方の領域203B
又は203Aのシリアル転送が開始される。
【0019】この場合、最初のアクセスでは、ファース
トアクセスの時間は必要であるが、以後、ファーストア
クセスの時間は現れなくなり、シリアル転送の時間だけ
で、1ページのデータが読み出せる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】このように、ページ単
位で読み出しが行なわれるNAND型のフラッシュメモ
リでは、1ページを2つの領域に分割し、一方でシリア
ル転送を行なっている間に、他方でファーストアクセス
を行なうようなギャップレス読み出しを採用すること
で、複数のページを連続的に読み出す際の読み出し転送
時間の高速化が図れる。
【0021】ところが、図19に示すように、従来のギ
ャップレス読み出しでは、1ページ分データを読み出し
てシリアル転送するのに、1ページの前半の領域203
Aをアクセスするためにワード線を駆動し、1ページの
後半の領域203Bをアクセスするのにワード線を駆動
しており、1ページについてワード線が2回駆動されて
いる。ワード線を駆動する間は、非選択のメモリセル及
び選択ゲートにハイレベルが供給されている。このた
め、従来のギャップレス読み出しでは、消費電力が増大
するという問題がある。
【0022】したがって、この発明の目的は、複数のペ
ージを連続して読み出したときの読み出し時間を短縮で
きると共に、消費電流の低減が図れるようにした半導体
記憶装置の読み出し方法及び半導体記憶装置を提供する
ことにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のメモ
リセルを縦続接続したNANDストリングを複数配設し
てメモリセルアレイを構成し、行方向に並ぶ複数のメモ
リセルのゲートを共通のワード線に接続し、共通のワー
ド線に接続された複数のメモリセルによりページを構成
し、ページを単位としてメモリセルアレイのデータの読
み出しを行なう半導体記憶装置の読み出し方法におい
て、ページを2つの領域に分割し、分割されたページの
うちの前半のページのデータをラッチする第1のラッチ
回路と、分割されたページのうちの後半のページのデー
タをラッチする第2のラッチ回路とを設け、複数のペー
ジを連続して読み出す際に、現在の1ページ分のデータ
のシリアル出力が全て終了される直前に、次の1ページ
分のアクセスを行ない、次の1ページ分のメモリセルの
情報をビット線に反映させておき、第1のラッチ回路
に、次の1ページのデータのうちの前半のページのデー
タを取り込み、現在の1ページデータのシリアル出力が
全て終了した後に、次の1ページのデータのうちの後半
のページのデータを第2のラッチ回路に取り込むと共
に、第1のラッチ回路に取り込まれている次の1ページ
のデータのうちの前半のページのデータのシリアル出力
を開始するようにしたことを特徴とする半導体記憶装置
の読み出し方法である。
【0024】この発明は、複数のメモリセルを縦続接続
したNANDストリングを複数配設してメモリセルアレ
イを構成し、行方向に並ぶ複数のメモリセルのゲートを
共通のワード線に接続し、共通のワード線に接続された
複数のメモリセルによりページを構成し、ページを単位
としてメモリセルアレイのデータの読み出しを行なう半
導体記憶装置において、メモリセルアレイを2つの領域
に分割し、メモリセルアレイのうちの前半のページのデ
ータをラッチする第1のラッチ回路と、分割されたメモ
リセルアレイのうちの後半のページのデータをラッチす
る第2のラッチ回路とを設けると共に、複数のページを
連続して読み出す際に、現在の1ページ分のデータのシ
リアル出力が全て終了される直前に、次の1ページ分の
アクセスを行ない、次の1ページ分のメモリセルの情報
をビット線に反映させておき、第1のラッチ回路に、次
の1ページのデータのうちの前半のデータを取り込み、
現在の1ページデータのシリアル出力が全て終了した後
に、次の1ページのデータのうちの後半のデータを第2
のラッチ回路に取り込むと共に、第1のラッチ回路に取
り込まれている次の1ページのデータのうちの前半のデ
ータのシリアル出力を開始させる手段を設ける、ように
したことを特徴とする半導体記憶装置である。
【0025】1ページを2つの領域に分割し、複数のペ
ージを連続して読み出す際に、現在の1ページ分のデー
タのシリアル出力が全て終了される直前に次の1ページ
分のアクセスを行ない、次の1ページ分のメモリセルの
情報をビット線に反映させておき、前半領域のラッチ回
路に次の1ページのデータのうちの前半のページのデー
タを取り込み、現在の1ページデータのシリアル出力が
全て終了した後に、次の1ページのデータのうちの後半
のページのデータを後半領域のラッチ回路に取り込むと
共に、前半領域のラッチ回路に取り込まれている次の1
ページのデータのうちの前半のページのデータのシリア
ル出力を開始するようにしている。これにより、1ペー
ジの読み出しでのワード線の駆動回数を1回にして、複
数のページのデータを連続して読み出すことができる。
このため、ギャップレス読み出しを行っても、消費電力
が増加しない。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1〜図5は、この発明
の基本原理を説明するものである。図1〜図5におい
て、メモリセルアレイ1は、フローティングゲートを有
する複数のメモリセルトランジスタが縦続接続されたN
ANDストリングから構成されており、行方向に並ぶメ
モリセルは共通のワード線に接続されてページが構成さ
れる。ラッチ回路4は、ページ3の前半の領域3Aを取
り込むラッチ回路4Aと、ページ3の後半の領域3Bの
データを取り込むラッチ回路4Bとに分かれている。
【0027】図1に示すように、ページ単位で読み出し
を行う場合には、最初の読み出しでは、デコーダ2によ
り、選択されたページ3のワード線に、読み出し電圧が
与えられる。これと共に、ビット線がプリチャージさ
れ、ビット線にメモリセルの情報が現れたら、ラッチパ
ルスLA及びLBにより、1ページの前半の領域3A及
び3Bのメモリセルの情報がラッチ回路4A及び4Bに
ラッチされる。
【0028】このようにしてファーストアクセスが終了
したら、図2に示すように、ラッチ回路4Aにラッチさ
れた領域3Aの読み出しデータが外部にシリアル転送さ
れ、更に、図3に示すように、ラッチ回路4Bにラッチ
された領域3Bの読み出しデータが外部にシリアル転送
される。
【0029】図4に示すように、1ページの全ての領域
のシリアル転送が終了される直前に、後半の領域3Bの
シリアル転送を続けながら、選択されたページ3のワー
ド線に読み出し電圧が与えられ、これと共に、1ページ
の前半の領域3A及び後半の領域3Bのビット線がプリ
チャージされる。
【0030】なお、このとき、1ページの後半の領域3
Bに対するラッチ回路4Bには、それまでのデータが保
持されているので、1ページの後半の領域3Bのシリア
ル転送は続けることができる。
【0031】ビット線にメモリセルの情報が現れたら、
ラッチパルスLAにより、1ページの前半の領域3Aの
メモリセルの情報がラッチ回路4Aにラッチされる。こ
のようにして、1ページの前半のファーストアクセス
を、1ページの前半のシリアル転送が開始される前に終
了させておく。
【0032】そして、図5に示すように、1ページの後
半のシリアル転送が終了したら、ラッチ回路4Aにラッ
チされている1ページの前半のシリアル転送が開始され
る。このとき、1ページの前半の領域3Aのファースト
アクセスは、1ページの転送が終了する直前に既に終了
しているので、直ちに、1ページの前半の領域3Aのシ
リアル転送を開始できる。これと共に、1ページの後半
のシリアル転送が終了したら、ラッチパルスLBによ
り、1ページの後半の領域3Bのメモリセルの情報がラ
ッチ回路4Bにラッチされる。
【0033】それから、図2に戻り、1ページの前半の
領域3Aのシリアル転送が行われ、以下、1ページの全
てのデータ転送が終了される直前に、1ページの後半の
データの転送が続けられながら、ワード線が駆動され
て、1ページの前半の領域3Aのデータがラッチ回路4
Aにラッチされ、1ページの後半の領域3Bのシリアル
転送が終了したら、1ページの前半の領域3Aのシリア
ル転送が開始されると共に、1ページの後半の領域3B
のメモリセルの情報がラッチ回路4Bにラッチされる。
【0034】図6は、このような読み出しを行った場合
のタイミング図である。図6Gに示すように、1ページ
の前半の領域3Aのシリアル転送が行われ、1ページの
後半の領域3Bのシリアル転送が行われ、1ページの全
てのデータ転送が終了される直前で、1ページの後半の
データの転送が続けられながら、読み出しパルスREA
D(図6A)がハイレベルになり、図6Bに示すよう
に、選択されたワード線に読み出し電圧が与えられる。
そして、ビット線がプリチャージされ、ビット線にメモ
リセルの情報が現れたら、ラッチパルスLA(図6C)
により、1ページの前半の領域3Aの情報がラッチ回路
4Aにされる。1ページの後半の領域3Bのシリアル転
送が終了したら、図6Gに示すように、1ページの前半
の領域3Aのシリアル転送が開始されると共に、ラッチ
パルスLB(図6D)により、1ページの後半の領域3
Bのメモリセルの情報がラッチ回路4Bにラッチされ
る。そして、図6Gに示すように、1ページの前半の領
域3Aのシリアル転送が行われ、1ページの後半の領域
3Bのシリアル転送が行われていく。
【0035】この場合、最初のアクセスでは、ファース
トアクセスの時間は必要であるが、以後、ファーストア
クセスの時間は現れなくなり、シリアル転送の時間だけ
で、1ページのデータが読み出せる。そして、1ページ
の読み出しで、ワード線の駆動が1回なので、消費電力
の増大とならない。
【0036】次に、このような読み出しを行えるNAN
D型のフラッシュメモリの具体的な構成について説明す
る。
【0037】図7は、この発明が適用できるNAND型
フラッシュメモリの一例である。図7において、メモリ
セルアレイ11は、フローティングゲートを有する複数
のメモリセルトランジスタMT0〜T15を縦続接続し
て構成されるNANDストリングからなるNAND型の
フラッシュメモリの構成とされている。各NANDスト
リングは、フローティングゲートを有するメモリセルト
ランジスタ、例えば16個のメモリセルトランジスタM
T0〜T15を縦続接続し、この縦続接続されたメモリ
セルトランジスタMT0〜MT15のドレイン側及びソ
ース側に、選択ゲートトランジスタSG1及びSG2を
夫々接続して構成される。ドレイン側の選択ゲートトラ
ンジスタSG1、SG1、... のドレインは、夫々、ビ
ット線BL1A、BL2A、... 及びBL1B、BL2
B、... に接続される。ソース側の選択ゲートトランジ
スタSG2、SG2、... のソースは、ソース線Vs に
接続される。
【0038】1ページは、前半の領域11Aと後半の領
域11Bとに分割される。1ページの前半の領域11A
にあるビット線BL1A、BL2A、... は、ラッチ回
路14A、14A、... に接続され、1ページの後半の
後半の領域11Bにあるビット線BL1B、BL2
B、... は、ラッチ回路14B、14B、... に接続さ
れる。
【0039】1ページの前半の領域11Aのビット線B
L1A、BL2A、... に対して設けられるラッチ回路
14A、14A、... には、制御信号LATAが与えら
れる。この制御信号LATAはラッチパルスであり、こ
の制御信号LATAのタイミングで、領域11Aのビッ
ト線BL1A、BL2A、... の情報がラッチ回路14
A、14A、... に取り込まれる。
【0040】1ページの後半の領域11Bのビット線B
L1B、BL2B、... に対して設けられるラッチ回路
14B、14B、... には、制御信号LATBが与えら
れる。この制御信号LATBはラッチパルスであり、こ
の制御信号LATBのタイミングで、ビット線BL1
B、BL2B、... の情報がラッチ回路14B、14
B、... に取り込まれる。
【0041】ラッチ回路14A、14A、... 及び14
B、14B、... は、I/Oバスに接続される。ラッチ
回路14A、14A、... 及び14B、14B、... に
取り込まれた情報は、IOバスによりシリアル転送され
る。
【0042】次に、このNAND型のフラッシュメモリ
の動作について説明する。
【0043】このNAND型のフラッシュメモリでは、
同一のワード線WL0、WL1、... に接続されたメモ
リセルによりページが構成され、このページを単位とし
て、書き込み/読み出しが行われる。
【0044】最初に、メモリ領域11A側にあるラッチ
回路14A、14A、... には、1ページの前半の領域
のデータが保持され、ラッチ回路14B、14B、...
には、1ページの後半のデータが保持されているものと
する。
【0045】先ず、ラッチ回路14A、14A、... に
保持されている1ページの前半の領域11Aのデータの
シリアル転送が開始される。1ページの前半の領域11
Aのデータのシリアル転送が終了されたら、ラッチ回路
14B、14B、... に保持されている1ページの後半
の領域11Bのシリアル転送が開始される。
【0046】そして、ラッチ回路14B、14B、...
に保持されている1ページの後半の領域のシリアル転送
が終了する直前に、ワード線WL0、WL1、... が駆
動される。これにより、領域11Aのビット線BL1
A、BL2A、... 及びBL1B、BL2B、... がプ
リチャージされ、次の1ページ分の情報がビット線BL
1A、BL2A、... 及びBL1B、BL2B、... に
反映される。この間、1ページの後半の領域のシリアル
データの転送は続けられる。
【0047】それから、次の1ページの前半の領域11
Aのメモリセルの情報がラッチ回路14A、14
A、... に取り込まれる。
【0048】ラッチ回路14B、14B、... に保持さ
れている1ページの後半のデータの転送が全て終了した
ら、ラッチ回路14A、14A、... に保持されるてい
る次の1ページの前半の領域11Aのシリアル転送が開
始される。これと共に、次の1ページの後半の領域11
Bのメモリセルの情報がラッチ回路14B、14
B、... にラッチされる。
【0049】そして、次の1ページの前半の領域11A
のデータのシリアルが転送が終了されると、次の1ペー
ジの後半の領域11Bのデータのシリアルが転送が開始
され、1ページの後半の領域のシリアル転送が終了する
直前に、ワード線WL0、WL1、... が駆動され、1
ページの前半の領域11Aのデータがラッチ回路14
A、14A、... にラッチされ、1ページの後半のデー
タの転送が全て終了したら、次の1ページの前半の領域
11Aのシリアル転送が開始されると共に、次の1ペー
ジの後半の領域11Bのメモリセルの情報がラッチ回路
14B、14B、... にラッチされる。
【0050】ラッチ回路14A、14A、... 及びラッ
チ回路14B、14B、... は、より具体的には、図8
に示すように構成される。
【0051】ラッチ回路14A、14A、... におい
て、2つのインバータIV1A、IV2Aにより、ラッ
チLQAが構成される。ラッチLQAの一方のノード
は、NMOSトランジスタM2A、M1Aを介して、ビ
ット線BL1A、BL2A、...に接続されると共に、
IOバスに接続される。ラッチLQAの他方のノード
は、NMOSトランジスタM5A及びM6Aを介して接
地される。
【0052】NMOSトランジスタM1AとM2Aとの
接続点は、PMOSトランジスタM4Aのドレインに接
続されると共に、NMOSトランジスタM1AとM2A
との接続点と接地間に、NMOSトランジスタM3Aが
接続される。また、PMOSトランジスタM4Aのソー
スが電源ラインに接続され、PMOSトランジスタM4
AのドレインがNMOSトランジスタM5Aのゲートに
接続される。
【0053】NMOSトランジスタM1Aのゲートは、
制御信号TRNAの信号線に接続され、NMOSトラン
ジスタM2Aのゲートは制御信号PGMAの信号線に接
続され、NMOSトランジスタM3Aのゲートは制御信
号RSTAの信号線に接続され、NMOSトランジスタ
M6Aは制御信号LATAの信号線に接続される。PM
OSトランジスタM4Aのゲートは、リファレンス電圧
Vrefの信号線に接続される。
【0054】ラッチ回路14B、14B、... におい
て、2つのインバータIV1B、IV2Bにより、ラッ
チLQBが構成される。ラッチLQBの一方のノード
は、NMOSトランジスタM2B、M1Bを夫々介し
て、ビット線BL1B、BL2B、... に接続されると
共に、IOバスに接続される。ラッチLQBの他方のノ
ードは、NMOSトランジスタM5B及びM6Bを介し
て接地される。
【0055】NMOSトランジスタM1BとM2Bとの
接続点は、PMOSトランジスタM4Bのドレインに接
続されると共に、NMOSトランジスタM1BとM2B
との接続点と接地間に、NMOSトランジスタM3Bが
接続される。また、PMOSトランジスタM4Bのソー
スが電源ラインに接続され、PMOSトランジスタM4
BのドレインがNMOSトランジスタM5Bのゲートに
接続される。
【0056】NMOSトランジスタM1Bのゲートは、
制御信号TRNBの信号線に接続され、NMOSトラン
ジスタM2Bのゲートは制御信号PGMBの信号線に接
続され、NMOSトランジスタM3Bのゲートは制御信
号RSTBの信号線に接続され、NMOSトランジスタ
M6Bのゲートは制御信号LATBの信号線に接続され
る。PMOSトランジスタM4Bのゲートは、リファレ
ンス電圧Vrefの信号線に接続される。
【0057】ラッチ回路14A、14A、... におい
て、データは、インバータIV1AとインバータIV2
AとからなるラッチLQAにラッチされる。このラッチ
LQAは、制御信号PGMAがハイレベルで、制御信号
RSTAがハイレベルになると、リセットされる。
【0058】ラッチLQAとビット線BL1A、BL2
A、... とは、NMOSトランジスタM1Aを介して接
続されている。制御信号RSTAがハイレベルで制御信
号PGMAがハイレベルの間では、ラッチLQAの一方
のノードは接地線に接続され、ラッチLQAはリセット
される。そして、制御信号RSTA、PGMAをローレ
ベルにした後に、リファレンス電圧Vref にローレベル
を与えることで、PMOSトランジスタM4Aにより、
ビット線BL1A、BL2A、... がプリチャージされ
る。ビット線BL1A、BL2A、... がプリチャージ
された後では、リファレンス電圧Vref は、リーク補償
電流を流すような電圧に維持される。それから、制御信
号LATAがハイレベルに設定されると、インバータI
V1AとインバータIV2AとからなるラッチLQA
に、データがラッチされる。
【0059】同様に、ラッチ回路14B、14B、...
において、データは、インバータIV1Bとインバータ
IV2BとからなるラッチLQBにラッチされる。この
ラッチLQBは、制御信号PGMBがハイレベルで、制
御信号RSTBがハイレベルになると、リセットされ
る。
【0060】ラッチLQBとビット線BL1B、BL2
B、... とは、NMOSトランジスタM1Bを介して接
続されている。制御信号TRBがハイレベルで制御信号
PGMBがハイレベルの間では、ラッチLQBの一方の
ノードは接地線に接続され、ラッチLQBはリセットさ
れる。そして、ラッチLQBの一方のノードは接地線に
接続され、ラッチLQBは制御信号RSTB、PGMB
をローレベルにした後に、リセットされる。リファレン
ス電圧Vref にローレベルを与えることで、PMOSト
ランジスタM4Bにより、ビット線BL1B、BL2
B、... がプリチャージされる。ビット線BL1B、B
L2B、... がプリチャージされた後では、リファレン
ス電圧Vref は、リーク補償電流を流すような電圧に維
持される。それから、制御信号LATBがハイレベルに
設定されると、インバータIV1BとインバータIV2
BとからなるラッチLQBに、データがラッチされる。
【0061】図9は、このようなラッチ回路の動作を示
すタイミングチャートである。このタイミングチャート
は、1ページの読み出しを終了して、次のページの読み
出しを開始するときのタイミングを示している。
【0062】図9において、読み出し転送クロック(図
9A)は、例えば、「0」クロックから「511」クロ
ックまでの512クロックで、1ページ分の読み出しデ
ータの転送が行なわれる。また、ファーストアクセスに
必要な時間は、例えば、40クロック分であるとする。
【0063】図9において、時点t11より以前では、制
御信号TRNA、TRNBはハイレベルとされ、制御信
号RSTA、RSTBはハイレベルとされ、制御信号P
GMA及びPGMBはローレベルとされ、制御信号LA
TA、LATBはローレベルとされる。この間では、ラ
ッチ回路14A、14A、... 及びラッチ回路14B、
14B、... におけるラッチLQA、LQA、... 及び
LQB、LQB、...のデータは保持されており、図9
Oに示すように、データがシリアル出力されている。
【0064】1ページのシリアル転送が終了する直前の
時点t11で、この例では、1ページの転送に要するクロ
ック(512クロック分)より、ファーストアクセスに
必要なクロック数(400クロック)だけ前の「47
2」クロック目で、図9Gに示すように、制御信号PG
MAがハイレベルとなる。これにより、領域1Aのラッ
チ回路14A、14A、... におけるラッチLQAはリ
セットされる。
【0065】それから、制御信号PGMAがローレベル
となると共に、制御信号RSTA及びRSTB(図9I
及び図9J)がローレベルとなり、領域1Aのラッチ回
路14A、14A、... 及び領域1Bのラッチ回路14
B、14B、... におけるラッチLQA及びLQBは、
ビット線BLから切り離される。
【0066】これと共に、図9Bに示すように、ワード
線が読み出し電位に立ち上げられ、図9Dに示すよう
に、ビット線のプリチャージ用の制御信号Vref の電位
が下げられる。これにより、図9Cに示すように、領域
1Aと領域1Bの全てのビット線BLが読み出し電位に
プリチャージされ、その後に、制御信号Vref は、リー
ク補償電流を流す電流に切り替えられる。この例では、
「510」クロックまでに、1ページの前半及び後半の
情報は、全てのビット線BLに反映される。
【0067】ここで、読み出されたデータが「1」の場
合には、ワード線WLが読み出し電位に立ち上げられる
ことにより、リーク補償電流より大きい電流が流れ、ビ
ット線BLの電位は降下する。読み出されたデータが
「0」の場合には、ワード線WL0、WL1、... が読
み出し電位に立ち上げられてもメモリセル電流は流れな
いことにより、ビット線電圧は「判定レベル」より上の
電位を保持する。
【0068】1ページの読み出しが終了する直前の「5
11」クロック目で、図9Kに示すように、制御信号L
ATAがハイレベルとなり、領域1A側のラッチ回路1
4A、14A、... におけるラッチLQAに、メモリセ
ルから読み出されたデータが保持される。「512」ク
ロック目になると、領域1A側のラッチ回路14A、1
4A、... では、シリアルデータの転送が開始される。
【0069】一方、領域1B側のラッチ回路14B、1
4B、... 側では、「511」クロック目まで、シリア
ルデータの転送が続けられている。そして、「512」
クロック目になると、図9H、図9J、図9Fに示すよ
うに、制御信号PGMB、RSTBがハイレベル、制御
信号TRNBがローレベルになり、領域1B側のラッチ
回路14B、14B、... におけるラッチLQBがリモ
ットされる。そして、「513」クロック目になると、
図9Lに示すように、制御信号LATBがハイレベルと
なり、領域1B側のラッチ回路14B、14B、... に
おけるラッチLQBに、メモリセルから読み出されたデ
ータが保持される。
【0070】このように、図8に示すラッチ回路14A
及び14Bでは、1ページのシリアル転送が終了するク
ロック(512)より前の「472」クロック目で、領
域1Aのラッチ回路14A、14A、... におけるラッ
チLQAがリセットされ、領域1Aのラッチ回路14
A、14A、... 及び領域1Bのラッチ回路14B、1
4B、... におけるラッチLQA及びLQBがビット線
BLから切り離される。これと共に、ワード線WLが読
み出し電位に立ち上げられ、領域1Aと領域1Bの全て
のビット線BLが読み出し電位にプリチャージされ、
「510」クロックまでに、1ページの前半及び後半の
情報は、全てのビット線BLに反映される。
【0071】そして、1ページの読み出しが終了する直
前の「511」クロック目で、領域1A側のラッチ回路
14A、14A、... におけるラッチLQAに、メモリ
セルから読み出されたデータが保持され、「512」ク
ロック目になると、領域1A側のラッチ回路14A、1
4A、... では、シリアルデータの転送が開始される。
【0072】これと共に、領域1B側のラッチ回路14
B、14B、... 側では、「511」クロック目まで、
シリアルデータの転送が続けられ、「512」クロック
目になると、領域1B側のラッチ回路14B、14
B、... におけるラッチLQBがリセットされ、「51
3」クロック目になると、領域1B側のラッチ回路14
B、14B、... におけるラッチLQBに、メモリセル
から読み出されたデータが保持される。
【0073】そして、ラッチ回路14A、14A、...
から領域1A側のシリアルデータの転送が終了される
と、ラッチ回路14B、14B、... から領域1B側の
シリアルデータの転送が開始される。
【0074】なお、上述の例では、1ページを512ビ
ットとし、256ビットずつになるようにメモリセルア
レイ領域を分割しているが、1ページの大きさや、メモ
リセルアレイの分割のしかたは、これに限られるもので
はない。
【0075】
【発明の効果】この発明によれば、1ページを2つの領
域に分割し、複数のページを連続して読み出す際に、現
在の1ページ分のデータのシリアル出力が全て終了され
る直前に次の1ページ分のアクセスを行ない、次の1ペ
ージ分のメモリセルの情報をビット線に反映させてお
き、前半領域のラッチ回路に次の1ページのデータのう
ちの前半のページのデータを取り込み、現在の1ページ
データのシリアル出力が全て終了した後に、次の1ペー
ジのデータのうちの後半のページのデータを後半領域の
ラッチ回路に取り込むと共に、前半領域のラッチ回路に
取り込まれている次の1ページのデータのうちの前半の
ページのデータのシリアル出力を開始するようにしてい
る。これにより、1ページの読み出しでのワード線の駆
動回数を1回にして、複数のページのデータを連続して
読み出すことができる。このため、ギャップレス読み出
しを行っても、消費電力が増加しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の説明に用いるブロック
図である。
【図2】この発明の実施の形態の説明に用いるブロック
図である。
【図3】この発明の実施の形態の説明に用いるブロック
図である。
【図4】この発明の実施の形態の説明に用いるブロック
図である。
【図5】この発明の実施の形態の説明に用いるブロック
図である。
【図6】この発明の実施の形態の説明に用いるタイミン
グ図である。
【図7】この発明が適用されたNAND型のフラッシュ
メモリの一例の接続図である。
【図8】この発明が適用されたNAND型のフラッシュ
メモリにおけるラッチ回路の説明に用いる接続図であ
る。
【図9】この発明が適用されたNAND型のフラッシュ
メモリにおけるラッチ回路の説明に用いるタイミング図
である。
【図10】従来のページ読み出しの説明に用いるブロッ
ク図である。
【図11】従来のページ読み出しの説明に用いるブロッ
ク図である。
【図12】従来のページ読み出しの説明に用いるタイミ
ング図である。
【図13】従来のギャップレス読み出しの説明に用いる
ブロック図である。
【図14】従来のギャップレス読み出しの説明に用いる
ブロック図である。
【図15】従来のギャップレス読み出しの説明に用いる
ブロック図である。
【図16】従来のギャップレス読み出しの説明に用いる
ブロック図である。
【図17】従来のギャップレス読み出しの説明に用いる
ブロック図である。
【図18】従来のギャップレス読み出しの説明に用いる
ブロック図である。
【図19】従来のギャップレス読み出しの説明に用いる
タイミング図である。
【符号の説明】
1・・・メモリセル、2・・・デコーダ、14A、14
B・・・ラッチ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルを縦続接続したNAN
    Dストリングを複数配設してメモリセルアレイを構成
    し、行方向に並ぶ複数のメモリセルのゲートを共通のワ
    ード線に接続し、上記共通のワード線に接続された複数
    のメモリセルによりページを構成し、上記ページを単位
    として上記メモリセルアレイのデータの読み出しを行な
    う半導体記憶装置の読み出し方法において、 上記ページを2つの領域に分割し、上記分割されたペー
    ジのうちの前半のページのデータをラッチする第1のラ
    ッチ回路と、上記分割されたページのうちの後半のペー
    ジのデータをラッチする第2のラッチ回路とを設け、 複数のページを連続して読み出す際に、現在の1ページ
    分のデータのシリアル出力が全て終了される直前に、次
    の1ページ分のアクセスを行ない、上記次の1ページ分
    のメモリセルの情報をビット線に反映させておき、 上記第1のラッチ回路に、次の1ページのデータのうち
    の上記前半のページのデータを取り込み、 上記現在の1ページデータのシリアル出力が全て終了し
    た後に、上記次の1ページのデータのうちの後半のペー
    ジのデータを上記第2のラッチ回路に取り込むと共に、
    上記第1のラッチ回路に取り込まれている上記次の1ペ
    ージのデータのうちの前半のページのデータのシリアル
    出力を開始するようにしたことを特徴とする半導体記憶
    装置の読み出し方法。
  2. 【請求項2】 上記次の1ページ分のアクセスを開始す
    るタイミングは、現在の1ページ分のデータのシリアル
    出力が全て終了される時間より、1ページのメモリセル
    のアクセス時間だけ前に対応する時間からである請求項
    1に記載の半導体記憶装置の読み出し方法。
  3. 【請求項3】 複数のメモリセルを縦続接続したNAN
    Dストリングを複数配設してメモリセルアレイを構成
    し、行方向に並ぶ複数のメモリセルのゲートを共通のワ
    ード線に接続し、上記共通のワード線に接続された複数
    のメモリセルによりページを構成し、上記ページを単位
    として上記メモリセルアレイのデータの読み出しを行な
    う半導体記憶装置において、 上記メモリセルアレイを2つの領域に分割し、上記メモ
    リセルアレイのうちの前半のページのデータをラッチす
    る第1のラッチ回路と、上記分割されたメモリセルアレ
    イのうちの後半のページのデータをラッチする第2のラ
    ッチ回路とを設けると共に、 複数のページを連続して読み出す際に、現在の1ページ
    分のデータのシリアル出力が全て終了される直前に、次
    の1ページ分のアクセスを行ない、上記次の1ページ分
    のメモリセルの情報をビット線に反映させておき、 上記第1のラッチ回路に、次の1ページのデータのうち
    の前半のデータを取り込み、 上記現在の1ページデータのシリアル出力が全て終了し
    た後に、上記次の1ページのデータのうちの後半のデー
    タを上記第2のラッチ回路に取り込むと共に、上記第1
    のラッチ回路に取り込まれている上記次の1ページのデ
    ータのうちの前半のデータのシリアル出力を開始させる
    手段を設けるようにしたことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 上記第1及び第2のラッチ回路は、 上記ビット線の情報を取り込んで保持するデータ保持手
    段と、 上記データ保持手段をリセットする手段と、 上記ビット線をプリチャージし、上記ビット線にメモリ
    セルの情報を反映させる手段と、 上記ビット線に反映された上記メモリセルの情報を上記
    データ保持手段に保持させる手段とを含み、 現在の1ページ分のデータのシリアル出力が全て終了さ
    れる直前に、上記第1及び第2のラッチ手段によりビッ
    ト線をプリチャージし、次の1ページ分のメモリセルの
    情報をビット線に反映させておき、 上記第1のラッチ回路における上記データ保持手段をリ
    セットし、上記ビット線に反映されている上記次の1ペ
    ージのデータのうちの前半のデータを上記第1のラッチ
    回路における上記データ保持手段に取り込み、 上記現在の1ページデータのシリアル出力が全て終了し
    た後に、上記第2のラッチ回路における上記データ保持
    手段をリセットし、上記ビット線に反映されている上記
    次の1ページのデータのうちの後半のデータを上記第2
    のラッチ回路における上記データ保持手段に取り込むよ
    うにしたことを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶
    装置。
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