JP2010079873A - 定電圧回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 起動時の突入電流を抑制し、電圧発生回路から出力される定電圧をオーバーシュートさせることなく立ち上げることを目的とする。
【解決手段】 入力された制御信号に応じた電流を入力端子INから出力端子Voutに出力する出力トランジスタM1と、基準電圧を発生する基準電圧回路1と、出力端子INから出力される出力電圧に比例した比例電圧が基準電圧回路1から発生される所定の基準電圧になるように出力トランジスタM1の動作制御を行う制御回路2と、起動時に充電されるソフトスタート用コンデンサC1と基準電圧回路1に流れる電流を制御する制御トランジスタM6とを備えるソフトスタート回路4と、制御トランジスタM6は起動時に基準電圧回路1が所望の電圧に達するまでは、基準電圧回路1がソフトスタート用コンデンサC1で決定される電圧と等しくなるように制御する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、定電圧回路装置に関し、特に、簡単な構成で消費電流を増やすことなく起動時の突入電流を抑制し、出力される定電圧をオーバーシュートさせることなく立ち上げることが可能な定電圧回路装置に関する。
図11は、シリーズレギュレータを使用した定電圧回路装置の従来例を示した回路図である。図11に従い従来の定電圧発生回路装置につき説明する。図11における定電圧回路装置は、所定の基準電圧Vrefを生成して出力する基準電圧回路1、PMOSトランジスタからなる出力トランジスタM1、MOSトランジスタM2〜M5および定電流回路から供給される定電流源I1で構成される誤差増幅回路2及び出力電圧検出用の抵抗R1、R2で構成されている。MOSトランジスタM2、M3はNMOSトランジスタで構成され、MOSトランジスタM2、M3のゲートが誤差増幅回路2の入力端子となる。MOSトランジスタM4、M5はPMOSトランジスタで構成され、これら両トランジスタM4、M5によりカレントミラー回路を構成する。
MOSトランジスタM2のゲートは反転入力端子として基準電圧回路1から基準電圧が与えられる。MOSトランジスタM3のゲートは非反転入力端子として、出力電圧Voutを抵抗R1、R2で分圧した分圧電圧Vfbが与えられる。
誤差増幅回路2は、出力電圧Voutを抵抗R1、R2で分圧した分圧電圧Vfbと基準電圧Vrefとの電圧差を増幅して、出力トランジスタM1のゲートに出力し、出力電圧Voutが所定の電圧で一定になるように出力トランジスタM1の動作制御を行う。
また、出力トランジスタM1の出力側には、平滑用の出力コンデンサCoutが外付けされている。さらに出力トランジスタM1に対して過電流保護回路3が設けられている。この過電流保護回路3は出力電流Ioutが設定された電流Ilimit値以上になると、出力トランジスタM1のゲートを制御し、出力電流Ioutを抑制するものである。
上述のように構成される定電圧回路装置では、起動時に出力コンデンサCoutが完全に放電しているとすると、出力側のインピーダンスは極めて低い状態になり、前記出力コンデンサCoutに電荷が充電されて高インピーダンス状態になるまでは充電電流が流れる。この起動時の充電電流を以下この明細書においては、突入電流Irushということにする。
前記突入電流Irushは最大で前記過電流保護回路3によって設定される電流値Ilimitまで流れることが可能である。この突入電流Irushが流れる期間は、出力コンデンサCoutの容量およびIlimitに依存している。
図12に従来の定電圧回路装置(電源回路)の起動時における、電源電圧Vdd(同図(a))、基準電圧Vref(同図(b))、出力電圧Vout(同図(b))、及び出力電流Iout(同図(c))の波形図をそれぞれ示す。ここで、出力電流Ioutは、突入電流Irushと負荷電流Iroadを足した電流である。
この図12においては、Vdd=3.0V、Vout=1.2V、Vref=1.0V、Cout=0.5μF、Rout=120Ω、Ilimit=400mAとした時の波形図である。
図12(b)に示すように、基準電圧Vrefは比較的急峻に立ち上がり、これに応じて出力電圧Voutも短時間で立ち上がる。この時、出力コンデンサCoutに急激に電流が流れるため約300mAの突入電流Irushが流れることとなる。
次に、図13に出力コンデンサCoutが10μFであった場合の結果を示す。図13においても図12と同様に起動時における、電源電圧Vdd(同図(a))、基準電圧Vref(同図(b))、出力電圧Vout(同図(b))、及び出力電流Iout(同図(c))の波形図を示している。過電流保護回路3が無い場合突入電流Irushは数Aとなるが、図13においては、突入電流Irushは過電流保護回路3で設定された電流Ilimitで決定される。
このように急激に出力電圧Voutが立ち上がる場合、出力コンデンサCoutが充電されるまでの時間、電源電圧VddからコンデンサCoutに突入電流Irushが流れる。正確には、Irushと負荷電流Iroadを足した電流が流れるが多くの場合起動時には、IroadはIrushに比べて小さく無視できる。
また、電源電圧Vddが突入電流Irush以下の電流能力しかない場合、電源電圧Vddが降下するため、定電圧回路と並列で用いている回路全てが起動不良となる恐れがある。電源電圧Vddの電流能力を高くすれば問題無いが、その結果価格が高くなるという難点がある。
また、出力電圧Voutが所望の電圧になった瞬間、出力トランジスタM1が供給する電流は、突入電流Irushから負荷抵抗Routで決まる負荷電流Iroadに移行するため、誤差増幅回路2による出力トランジスタM1の制御が遅れ、出力電圧Voutはオーバーシュートすることになる。その結果、後段の回路にノイズが載ることとなり誤動作するという難点がある。
上記難点を解消するには、誤差増幅回路2の応答性を上げることで改善することはできるが、結果として定電圧回路全体の消費電流を増やすことになってしまう。また、図12と図13を比較すると分かるように、出力コンデンサCoutを大きくすることでオーバーシュートは低減できるが出力コンデンサCoutを大きくすることは長時間突入電流Irushが流れることを意味し、前述した電源電圧Vddが降下するという問題が発生する。
起動時の突入電流を軽減させるために、起動時に入力される電圧を徐々に上昇させることによって、出力電圧を徐々に上昇させるソフトスタート機能を設けた電源装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記した特許文献1に記載のものにおいては、スイッチで基準電圧Vrefの電圧を切り替えるように構成しているため、切り替わりノイズが発生して誤動作するなどの難点がある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、簡単な構成で消費電流を増やすことなく起動時の突入電流を抑制し、電圧発生回路から出力される定電圧をオーバーシュートさせることなく立ち上げることが可能な電圧発生回路を提供することを目的とする。
この発明の定電圧回路装置は、入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧に変換して出力端子から出力する定電圧回路装置において、入力された制御信号に応じた電流を前記入力端子から前記出力端子に出力する出力トランジスタと、基準電圧を発生する基準電圧回路部と、前記出力端子から出力される出力電圧に比例した比例電圧が前記基準電圧回路部から発生される所定の基準電圧になるように前記出力トランジスタの動作制御を行う制御回路部と、起動時に充電されるソフトスタート用コンデンサと前記基準電圧回路部に流れる電流を制御する電流制御部とを備えるソフトスタート回路部と、を備え、前記電流制御部は、起動時に前記基準電圧回路部が所望の電圧に達するまでは、前記基準電圧回路部がソフトスタート用コンデンサで決定される電圧と等しくなるように制御することを特徴とする。
また、前記ソフトスタート回路部は、誤差増幅回路と、定電流源と、ソフトスタート用コンデンサと、前記電流制御部を構成する制御トランジスタとを備え、前記誤差増幅回路の一方の入力は、前記基準電圧回路部の出力と接続され、他方の入力には前記定電流源とソフトスタート用コンデンサとの接続点と接続され、前記制御トランジスタの制御電極に前記誤差増幅回路の出力が与えられるように構成することができる。
また、前記誤差増幅回路は、差動対をなす入力トランジスタ対と前記差動対の負荷をなすカレントミラー回路とを備え、前記入力トランジスタ対をデプレッション型NMOSトランジスタで構成することができる。
さらに、前記入力トランジスタ対の一方のトランジスタのゲート幅を他方のトランジスタのゲート幅より短くするか又は前記入力トランジスタ対の一方のトランジスタのゲート長を他方のトランジスタのゲート長より長くするように構成すればよい。
また、前記誤差増幅回路のテール電流制御をデプレッション型NMOSトランジスタで構成すればよい。
さらに、前記誤差増幅回路の入力端を定電圧回路装置のオフ時にディスチャージする手段を設けるとよい。
また、この発明の定電圧回路は、入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧に変換して出力端子から出力する定電圧回路装置において、入力された制御信号に応じた電流を前記入力端子から前記出力端子に出力する出力トランジスタと、基準電圧を発生する基準電圧回路部と、前記出力端子から出力される出力電圧に比例した比例電圧が前記基準電圧回路部から発生される所定の基準電圧になるように前記出力トランジスタの動作制御を行う制御回路部と、起動時に前記出力電圧を前記ソフトスタート用コンデンサに充電される時間に対応して立ち上げるソフトスタート回路部と、前記出力トランジスタに流れる電流を検出する電流検出回路と、起動時に前記電流検出回路で検出した電流に応じて前記ソフトスタート用コンデンサの充電を制御する電流検出充電電流制御回路と、を有することを特徴とする。
また、この発明の定電圧回路装置は、入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧に変換して出力端子から出力する定電圧回路装置において、
入力された制御信号に応じた電流を前記入力端子から前記出力端子に出力する出力トランジスタと、基準電圧を発生する基準電圧回路部と、前記出力端子から出力される出力電圧に比例した比例電圧が前記基準電圧回路部から発生される所定の基準電圧になるように前記出力トランジスタの動作制御を行う制御回路部と、起動時に前記出力電圧を前記ソフトスタート用コンデンサに充電される時間に対応して立ち上げるソフトスタート回路部と、前記入力電圧と前記出力端子から出力する定電圧との差分を検出する入出力電圧差検出回路と、起動時に前記入出力電圧差検出回路で検出した電圧差に応じて前記ソフトスタート用コンデンサの充電を制御する電圧検出充電電流制御回路と、を有することを特徴とする。
この発明は、基準電圧が0Vから所望の電圧までリニアに制御して、定電流源とソフトスタート用コンデンサで決まる時定数でゆっくりと立ち上がるように構成できるので、消費電流を増やすことなく起動時の突入電流を抑制し、電圧発生回路から出力される定電圧をオーバーシュートさせることなく立ち上げることができる。また、この発明は、基準電圧がリニアに制御されるので、ノイズの発生を防ぐことができる。
この発明の第1の実施形態を示すシリーズレギュレータを使用した定電圧回路装置の構成を示す回路図である。 この発明の実施形態に用いられるソフトスタート回路の第1の実施例を示す回路構成図である。 この発明の実施形態に用いられるソフトスタート回路の第2の実施例を示す回路構成図である。 この発明の第2の実施形態を示すシリーズレギュレータを使用した定電圧回路装置の構成を示す回路図である。 この発明の第3の実施形態を示すシリーズレギュレータを使用した定電圧回路装置の構成を示す回路図である。 この発明の第1の実施形態の定電圧回路装置の起動時における電源電圧Vdd(同図(a))、基準電圧Vref(同図(b))、出力電圧Vout(同図(b))及び出力電流Iout(同図(c))の波形図である。 この発明の第1の実施形態の定電圧回路装置の起動時における電源電圧Vdd(同図(a))、基準電圧Vref(同図(b))、出力電圧Vout(同図(b))及び出力電流Iout(同図(c))の波形図である。 この発明の第2の実施形態の定電圧回路装置の起動時における電源電圧Vdd(同図(a))、基準電圧Vref(同図(b))、出力電圧Vout(同図(b))及び出力電流Iout(同図(c))の波形図である。 この発明の第1の実施形態の定電圧回路装置の起動時における電源電圧Vdd(同図(a))、基準電圧Vref(同図(b))、出力電圧Vout(同図(b))及び出力電流Iout(同図(c))の波形図である。 この発明の第3の実施形態の定電圧回路装置の起動時における電源電圧Vdd(同図(a))、基準電圧Vref(同図(b))、出力電圧Vout(同図(b))及び出力電流Iout(同図(c))の波形図である。 シリーズレギュレータを使用した定電圧回路装置の従来例を示した回路図である。 従来の定電圧回路装置の起動時における電源電圧Vdd(同図(a))、基準電圧Vref(同図(b))、出力電圧Vout(同図(b))及び出力電流Iout(同図(c))の波形図である。 従来の定電圧回路装置の起動時における電源電圧Vdd(同図(a))、基準電圧Vref(同図(b))、出力電圧Vout(同図(b))及び出力電流Iout(同図(c))の波形図である。
この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。
図1はこの発明の第1の実施形態を示すシリーズレギュレータを使用した定電圧回路装置の構成を示す回路図である。図1に示す定電圧回路装置は、基準電圧回路1、PMOSトランジスタからなる出力トランジスタM1、MOSトランジスタM2〜M5および定電流回路から供給される定電流源I1で構成される誤差増幅回路2、過電流保護回路3、ソフトスタート回路4及び出力電圧検出用の抵抗R1、R2で構成されている。
誤差増幅回路2は、PMOSトランジスタからなるトランジスタM4、M5及びNMOSトランジスタからなるトランジスタM2、M3からなる差動増幅器をなしている。差動対をなすNMOSトランジスタM2及びM3の各ソースは接続され、この接続部と接地電圧との間に、差動対の電流源として定電流源I1が接続されている。PMOSトランジスタM4及びM5は、前記差動対の負荷をなし、カレントミラー回路を形成している。NMOSトランジスタM2のゲートには、基準電圧回路1から出力される基準電圧Vrefが入力され、NMOSトランジスタM3のゲートには、出力電圧Voutを抵抗R1、R2で分圧した分圧電圧Vfbが入力されている。
PMOSトランジスタM4及びM5の各ソースはそれぞれ入力端子INに接続され、PMOSトランジスタM4及びM5の各ゲートは接続され、この接続部は、PMOSトランジスタM5のドレインに接続されている。PMOSトランジスタM5のドレインはNMOSトランジスタM3のドレインに接続され、PMOSトランジスタM4のドレインはNMOSトランジスタM2のドレインに接続され、この接続部は誤差増幅回路2の出力端をなす。
また、NMOSトランジスタM2、M3のゲートが誤差増幅回路2の入力端子となる。上記したように、NMOSトランジスタM2のゲートは反転入力端子として基準電圧回路1から基準電圧Vrefが与えられる。MOSトランジスタM3のゲートは非反転入力端子として、分圧電圧Vfbが与えられる。
誤差増幅回路2は、出力電圧Voutを抵抗R1、R2で分圧した分圧電圧Vfbと基準電圧Vrefとの電圧差を増幅して、出力トランジスタM1のゲートに出力し、出力電圧Voutが所定の電圧で一定になるように出力トランジスタM1の動作制御を行う。
出力トランジスタM1の出力側には平滑用の出力コンデンサCoutが外付けされている。さらに出力トランジスタM1に対して過電流保護回路3が設けられている。この過電流保護回路3は出力電流Ioutが設定された電流Ilimit値以上になると、出力トランジスタM1のゲートを制御し、出力電流Ioutを抑制するものである。
図2に示すように、ソフトスタート回路4は、誤差増幅回路5、定電流源I2、ソフトスタート用コンデンサC1、基準電圧回路制御用PMOSトランジスタM6で構成されている。誤差増幅回路5の非反転入力には、基準電圧回路1からの基準電圧Vrefが接続されている。また反転入力には定電流源I2とソフトスタート用コンデンサC1の接点が接続されている。PMOSトランジスタM6のソースは入力端子INに接続され、ドレインは基準電圧回路1と接続され、ゲートには誤差増幅器5の出力が与えられる。
次に、このシリーズレギュレータを使用した定電圧回路装置の動作を説明する。定電圧回路装置の起動時、誤差増幅回路5の反転入力端子の電圧は定電流源I2とソフトスタート用コンデンサC1で決まる時定数で上昇する。基準電圧Vrefは急峻に立ち上がろうとするが、基準電圧Vrefが反転入力端子の電圧を超えると、誤差増幅回路5はPMOSトランジスタM6のゲート電圧を引き上げ、基準電圧Vrefに供給する電流を制御し、基準電圧Vrefの上昇を抑制する。その結果、基準電圧Vrefは0Vから所望の電圧(例えば1.0V)まで、定電流源I2とソフトスタート用コンデンサC1で決まる時定数でリニアにゆっくりと立ち上がることとなる。
基準電圧Vrefが所望の電圧まで立ち上がった後も反転入力端子の電圧は前述した時定数で上がっていくが、常に非反転入力端子の基準電圧Vrefが低い状態となるため、PMOSトランジスタM6のゲート電圧はGND近くまで低下し、起動後の基準電圧回路の動作になんら影響を与えない。
誤差増幅回路2は一方の入力端子に供給される基準電圧Vrefに応じた所望の電圧を出力電圧Voutに出力する。ここで基準電圧Vrefが0Vの時から誤差増幅回路2を動作させるために、入力トランジスタM2、M3はデプレッション型トランジスタであることが望ましい。
図2はソフトスタート回路4の第1の実施例における詳細な回路構成図である。図2に示すように、基準電圧回路1は、デプレッション型NMOSトランジスタM12とNMOSトランジスタM13とを飽和結線して構成され、デプレッション型NMOSトランジスタM12は基準電圧回路制御用トランジスタM6を介して入力端子INに接続されている。また、NMOSトランジスタ13のソースは接地電位に接続されている。
デプレッション型NMOSトランジスタM12で作成した電流を飽和結線したNMOSトランジスタM13に流し込むことによって、所定の基準電圧Vrefを生成して出力する。
誤差増幅回路5は、MOSトランジスタM7〜M11で構成されており、PMOSトランジスタからなるトランジスタM7、M8及びNMOSトランジスタからなるトランジスタM9、M10からなる差動増幅器をなしている。差動対をなすNMOSトランジスタM9及びM10の各ソースは接続され、この接続部と接地電圧との間に、NMOSトランジスタM11が接続されている。PMOSトランジスタM7及びM8は、前記差動対の負荷をなし、カレントミラー回路を形成している。NMOSトランジスタM10のゲートには基準電圧Vrefが入力され、NMOSトランジスタM9のゲートには定電流源I2とソフトスタート用コンデンサC1の接点が接続されている。また、NMOSトランジスタM9のゲートにはイネーブル用信号で動作するNMOSトランジスタM14のドレインが接続され、NMOSトランジスタM10のゲートにはイネーブル用信号で動作するNMOSトランジスタM15のドレインが接続される。NMOSトランジスタM14、M15のソースは接地電圧に接続されている。
一方、PMOSトランジスタM7及びM8の各ソースはそれぞれスイッチSW1を介して入力端子INに接続され、PMOSトランジスタM7及びM8の各ゲートは接続され、この接続部は、PMOSトランジスタM8のドレインに接続されている。PMOSトランジスタM8のドレインはNMOSトランジスタM10のドレインに接続され、PMOSトランジスタM7のドレインはNMOSトランジスタM9のドレインに接続され、この接続部は誤差増幅回路5の出力端をなす。また、NMOSトランジスタM9、M10は、デプレッション型NMOSトランジスタを用いている。
そして、基準電圧Vrefが0Vの時から誤差増幅回路5を動作させるために、入力トランジスタM9、M10はデプレッション型NMOSトランジスタとしている。入力トランジスタM9、M10は同じサイズにしても良いが、入力トランジスタM9のW長(ゲート幅)を短くもしくはL長(ゲート長)を長くすることで、故意にオフセットを設け、起動時に他の回路が安定するまで基準電圧Vrefの上昇を遅らせても良い。
誤差増幅回路5は起動時にすぐに動作しなければならないため、テール電流の制御はデプレッション型NMOSトランジスタM11としており、起動時の動作を早くしている。誤差増幅回路2と同様、定電流回路から供給される定電流源を使用しても良いが一般的に定電流回路は立ち上がりが遅いため、起動時に誤差増幅回路5がすぐに動作できず基準電圧Vrefにノイズがのってしまう。その場合、定電流回路が立ち上がるまでソフトスタート回路4の起動を遅らせるなどの対策を取る必要があり、回路規模が大きくなってしまう。
NMOSトランジスタM14、M15はイネーブルOFF時に誤差増幅回路5の両入力端の電圧をディスチャージし、再起動の際に再びソフトスタートを開始させることができる。出力電圧Voutが短絡した場合やサーマル保護回路が動作した場合も同様にディスチャージさせても良い。その結果、短絡状態や発熱状態の異常状態から復帰した際に同様の効果が期待できる。スイッチSW1には、ソフトスタート終了信号が与えられ、スイッチSW1は基準電圧Vrefが所望の電圧に立ち上がり、ソフトスタートが終了した後にOFFになる。このように、スイッチSW1を制御することで誤差増幅回路5の消費電流を削減している。完全に電流をゼロにすると再起動時のノイズが気になるような場合は、電流を絞るような(例えば10分の1に)構成にしても良い。
このソフトスタート終了信号は、反転入力端子の電圧が最終的には電源電圧Vddまで上昇するため、その電圧を監視しある閾値で信号を出すような構成にすれば簡単に作成することができる。同じ信号を用いて反転入力端子の電圧を電源電圧Vddにプルアップし閾値付近の誤動作を防ぐようにしても良い。
図3はソフトスタート回路4の第2の実施例における詳細な回路構成図である。上記した図2と異なる点は誤差増幅回路5の非反転入力端子(NMOSトランジスタM10のゲート)に基準電圧Vrefではなく、NMOSトランジスタM12のドレイン電圧を接続している点である。他の構成は図2と同じ構成であるので、ここではその説明を割愛する。
図2の構成だと基準電圧VrefにNMOSトランジスタM10のゲート−ドレイン容量、PMOSトランジスタM7のゲート−ソース容量を介して電源電圧Vddのリップルが乗ってくる。基準電圧回路に流している電流が多い場合このリップルは無視できるが、電流が少ない場合除去することができず、定電圧回路全体のリップル除去率が悪化する可能性がある。そこで、図3に示すように、NMOSトランジスタM12のドレイン電圧を誤差増幅回路5の非反転入力端子に接続することで電源電圧Vddからのリップルが基準電圧Vrefに影響を与えないようにしている。
また、この構成にすることで、誤差増幅回路5は基準電圧VrefよりNMOSトランジスタM12のドレイン−ソース間電圧だけ高い電圧と、定電流源I2とソフトスタート用コンデンサC1で決まる電圧が等しくなるように動作するため、図2のようにNMOSトランジスタM9、M10に故意にオフセットを付けなくても基準電圧Vrefの立ち上がりは遅くなり、他の回路が安定する時間を稼ぐことができる。
図6にこの発明の第1の実施形態を用いた場合の起動時における時間と各波形図の関係を示す。この図6に示すものは、ソフトスタート回路4として図2に示す第1の実施例を用いた。この図6においては、電源電圧Vdd(同図(a))、基準電圧Vref(同図(b))、出力電圧Vout(同図(c))、及び出力電流Iout(同図(c))の波形図を示している。ここで、出力電流Ioutは、突入電流Irushと負荷電流Iroadを足した電流である。また、図6においては、Vdd=3.0V、Vout=1.2V、Vref=1.0V、Cout=0.5μF、Rout=120Ω、ソフトスタート時間は約40μsに設定した時の波形図である。
基準電圧Vrefは、定電流源I2とソフトスタート用コンデンサC1で決まる時定数でリニアにゆっくりと立ち上がる。これに応じて出力電圧Voutもゆっくり立ち上がるためCoutには数10mA程度の電流しか流れ込まない。その結果、ソフトスタート終了後の出力電圧のオーバーシュートもほぼゼロである。なお、ソフトスタート回路4として図3に示す実施例を用いた場合も図6と同様の結果となる。
これらの回路は、負荷側に接続される出力コンデンサCoutおよび出力電圧Voutの大きさがある範囲で決まっていた場合には非常に有効である。例えば、Cout=1μF〜2.2μF、Vout=1.2V〜1.5Vである場合には、ソフトスタート時間が40μsという時間は、出力電圧Voutを立ち上げるには十分の時間である。しかしながら、汎用性を考えた場合、出力電圧Voutや特に出力コンデンサCoutは一定ではない。
図7に図6の条件のCout=0.5μFを10μFに変更した場合の各電圧波形を示す。図6と同様、基準電圧Vrefは40μsで立ち上がっているが、出力コンデンサCoutが20倍になったために充電電流も大きくなり、結果として、従来技術で示した図13と同様、過電流保護回路3で設定された電流Ilimitで出力コンデンサCoutを充電しながら立ち上がり、出力電圧Voutは基準電圧Vrefに追従できずソフトスタート動作が正常に行われない。ソフトスタート時間を40μsから数100μsに伸ばせば問題なくなるが、一般的に出力コンデンサCoutは使用環境によって異なるため、その都度調整することは不可能である。
図4はこの発明の第2の実施形態を示すシリーズレギュレータを使用した定電圧回路装置の構成を示す回路図である。図1に示す実施形態と異なる点は突入電流抑制回路6が追加された点である。他の構成は図1と同じ構成であるので、ここではその説明を割愛する。
突入電流抑制回路6は電流検出トランジスタM16、ソフトスタート抑制トランジスタM17、及び定電流I3で構成される。電流検出トランジスタM16は、出力トランジスタM1とソースとゲートを共通接続され、ドレインは定電流I3と接続されている。ソフトスタート抑制トランジスタM17のソースは定電流I2、ドレインはソフトスタート用コンデンサC1に接続され、ゲートは電流検出トランジスタM16と定電流I3の接点に接続されている。ここで出力トランジスタM1と電流検出トランジスタM16はカレントミラー回路を構成しているため、電流検出トランジスタM16のドレイン電流は出力トランジスタM1のドレイン電流に比例した電流となる。例えば、出力トランジスタM1のサイズをW/L=10000μm/0.5μm、電流検出トランジスタM16のサイズをW/L=2μm/0.5μmとすると、出力トランジスタM1のドレイン電流が80mA流れた場合、電流検出トランジスタM16には16μAのドレイン電流が流れる。ここで、定電流I3を16μAと設定しておけば、出力トランジスタM1のドレイン電流が80mA以上流れた場合、ソフトスタート抑制トランジスタM17のゲート電圧は電源電圧Vdd近くまで上昇し、定電流I2からソフトスタート用コンデンサC1への充電はストップする。その結果、ソフトスタート中に突入電流抑制回路6で決められた電流値以上の出力電流Ioutが流れた場合、基準電圧Vrefは上昇をやめる。基準電圧Vrefの上昇が止まり、出力電流Ioutが減少するとソフトスタート抑制トランジスタM17はオンし、定電流I2は再度ソフトスタート用コンデンサC1へ充電を開始する。この結果、起動時の出力電流Ioutは過電流保護回路3で制限されず突入電流抑制回路6で決められた電流で制限され、ソフトスタート回路4は出力電流Ioutの大きさに応じてその立ち上がり時間を変更する。
図8に、この発明の第2の実施形態を用いた場合の起動時における各電圧波形を示す。この条件は図7と同様、Cout=10μF、出力電流Ioutが80mAを超えた場合に突入電流抑制回路6が動作するように設定している。基準電圧Vrefが所望の電圧に立ち上がる時間は、図7と同様40μsとなるように設定しているが、突入電流抑制回路6が動作しその都度基準電圧Vrefの立ち上がりを抑制するため、立ち上がり時間は170μsとなっている。この結果、基準電圧Vrefは出力電流Iout(≒突入電流Irush)をその都度監視しながらリニアに立ち上がることとなり、正常なソフトスタート波形が得られる。出力電圧Voutが所望の電圧に立ち上がった後は、ソフトスタート回路4および突入電流抑制回路6は基準電圧Vrefの動作になんら影響を与えないため、出力電流Ioutは突入電流抑制回路6で決められた電流(図8の場合80mA)ではなく、過電流保護回路3で決まる電流(図7の場合400mA)まで引くことができる。
第1実施形態から第2の実施形態は、起動時の入力電圧の立ち上がり時間がある範囲で決まっていた場合には非常に有効である。例えば、Vout=1.2V〜1.5Vで、入力電圧が0Vから3Vまで上昇するのに2μsである場合には、ソフトスタート時間が40μsという時間は、出力電圧Voutを立ち上げるには十分の時間である。しかしながら、汎用性を考えた場合、起動時の入力電圧の立ち上がり時間は一定ではない。
図9にこの発明の第1の実施形態を用いて入力電圧の立ち上りを変則的に立ち上げた場合の各波形を示す。この図9においては、電源電圧Vdd(同図(a))、基準電圧Vref(同図(b))、出力電圧Vout(同図(c))、及び出力電流Iout(同図(c))の波形図を示している。入力電圧は0Vから2.5Vを経て5.0Vまで変則的に立ち上げた。Vout=3.5V、Cout=0.5μFである。
図6と同様、基準電圧Vrefは40μsで立ち上がっているが、入力電圧の立ち上がりが一度2.5Vで停止するため、出力電圧Voutが入力電圧で制限されてしまい基準電圧Vrefに追従できない。入力電圧が2.5Vから5.0Vに上昇した時には、基準電圧Vrefはすでに立ち上がっているため、ソフトスタート動作が行われず突入電流が流れてしまう。ソフトスタート時間を40μsから数100μsに伸ばせば問題なくなるが、入力電圧の立ち上がり時間は使用環境によって異なるため、その都度調整することは現実的ではない。
図5はこの発明の第3の実施形態を示すシリーズレギュレータを使用した定電圧回路装置の構成を示す回路図である。図1と異なる点は入出力電圧差検出回路7が追加された点である。他の構成は図1と同じであるので、ここではその説明を割愛する。
入出力電圧差検出回路7はソフトスタート抑制トランジスタM17、電流変換用抵抗R3、PMOSトランジスタM18、誤差増幅回路8、NMOSトランジスタM19およびM20、定電流I4で構成される。電流変換用抵抗R3は入力端子INとPMOSトランジスタM18のソース間に接続されており、さらにその接続点は誤差増幅回路8の反転入力端子に接続されている。
誤差増幅回路8の非反転入力端子は出力端子に接続され、誤差増幅回路8の出力はPMOSトランジスタM18のゲートに入力されている。NMOSトランジスタM19及びM20の各ソースはそれぞれ接地電位に接続され、NOMSトランジスタM19及びM20の各ゲートは接続され、この接続部は、NMOSトランジスタM19のドレインに接続されている。NMOSトランジスタM19のドレインはPMOSトランジスタM18のドレインに接続されている。NOMOSトランジスタM20のドレインは定電流I4に接続され、この接続部はソフトスタート抑制トランジスタM17のゲートに接続されている。ソフトスタート抑制トランジスタM17のドレインとソースは第2の実施形態と同様である。
誤差増幅回路8はPMOSトランジスタM18のドレインを出力端子の電圧と等しくなるようにPMOSトランジスタM18のゲートを制御する。その結果、電流変換用抵抗R3の両端には入力電圧と出力電圧が印加されることになり、PMOSトランジスタM18及びNMOSトランジスタM19には入力電圧と出力電圧の差を電流変換用抵抗R3で割った電流が流れることになる。NMOSトランジスタM19とM20はカレントミラー回路を構成しているため、NMOSトランジスタM20のドレイン電流はNMOSトランジスタM19のドレイン電流と比例した電流となる。ここで電流変換用抵抗R3を1MΩ、NMOSトランジスタM19とM20は同一サイズ、定電流I4を0.3μAと設定する。入力電圧が4.0V、出力電圧が3.0VであればNMOSトランジスタM20には、以下の式に従い電流が流れる。
電流=入力電圧−出力電圧)÷電流変換用抵抗R3
上記の場合には、NMOSトランジスタM20に1μAの電流が流れる。定電流I4は0.3μAなので、ソフトスタート抑制トランジスタM17のゲート電圧(NMOSトランジスタM20のドレイン電圧)は接地電圧近くまで低下し、定電流I2からソフトスタート用コンデンサC1の充電が行われる。しかし、入力端子電圧が3.2V、出力端子電圧3.0Vの場合、NMOSトランジスタM20には0.2μAしか電流が流れないため、ソフトスタート抑制トランジスタM17のゲート電圧は電源電圧Vdd近くまで上昇し、定電流I2からソフトスタート用コンデンサC1への充電はストップする。その結果、ソフトスタート中に入力電圧と出力電圧の差がある電圧以下になった場合、基準電圧Vrefは上昇をやめる。入力電圧が上昇すると、ソフトスタート抑制トランジスタM17はオンし、定電流I2は再度ソフトスタート用コンデンサC1へ充電を開始する。この結果、起動時に入力電圧の上昇が遅い場合でも、入出力電圧差検出回路7がソフトスタート用コンデンサC1への充電を制限し、その立ち上がり時間を変更する。
図10に、この発明の第3の実施形態を用いた場合の起動時における各波形を示す。この図10においては、電源電圧Vdd(同図(a))、基準電圧Vref(同図(b))、出力電圧Vout(同図(c))、及び出力電流Iout(同図(c))の波形図を示している。条件は図9と同様である。
入出力電圧差が0.3V以下になった場合には入出力電圧差検出回路7がソフトスタート用コンデンサC1への充電を制限するように設定している。基準電圧Vrefが所望の電圧に立ち上がる時間は、図9と同様40μsとなるように設定しているが、入出力電圧差検出回路7が動作しその都度基準電圧Vrefの立ち上がりを抑制するため、入力電圧が2.5Vで停止した場合は基準電圧Vrefも立ち上がりを停止する。この結果、入力電圧が2.5Vから5.0Vに上昇した時も正常なソフトスタート波形が得られる。出力電圧Voutが所望の電圧に立ち上がった後は、ソフトスタート回路4および入出力電圧差検出回路7は基準電圧Vrefの動作になんら影響を与えないため、入出力電圧差を0.3V以下にすることができる。
上記した第2及び第3の実施形態におけるソフトスタート回路4は、誤差増幅回路5の出力により、基準電圧回路制御用PMOSトランジスタM6の動作を制御しているが、この発明は、ソフトスタート用コンデンサおよびそれを充電する充電回路を備えたものであれば、適用することができる。従って、基準電圧ではなくドライバーゲートを制御する方式のものでも適用することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 基準電圧回路、2 誤差増幅回路、3 過電流保護回路、 4 ソフトスタート回路、5 誤差増幅回路、6 突入電流抑制回路、7 入出力電圧差検出回路、8 誤差増幅回路、M1 出力トランジスタ、I1 定電流源、I2 定電流源、I3 定電流源、I4 定電流源、R1、R2 出力電圧検出用の抵抗、R3 電流変換用抵抗、M6 基準電圧回路制御用PMOSトランジスタ、C1 ソフトスタート用コンデンサ。
特開2006-114068号公報

Claims (15)

  1. 入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧に変換して出力端子から出力する定電圧回路装置において、
    入力された制御信号に応じた電流を前記入力端子から前記出力端子に出力する出力トランジスタと、基準電圧を発生する基準電圧回路部と、前記出力端子から出力される出力電圧に比例した比例電圧が前記基準電圧回路部から発生される所定の基準電圧になるように前記出力トランジスタの動作制御を行う制御回路部と、起動時に充電されるソフトスタート用コンデンサと前記基準電圧回路部に流れる電流を制御する電流制御部とを備えるソフトスタート回路部と、を備え、前記電流制御部は、起動時に前記基準電圧回路部が所望の電圧に達するまでは、前記基準電圧回路部がソフトスタート用コンデンサで決定される電圧と等しくなるように制御することを特徴とする定電圧回路装置。
  2. 前記ソフトスタート回路部は、誤差増幅回路と、定電流源と、ソフトスタート用コンデンサと、前記電流制御部を構成する制御トランジスタとを備え、前記誤差増幅回路の一方の入力は、前記基準電圧回路部の出力と接続され、他方の入力には前記定電流源とソフトスタート用コンデンサとの接続点と接続され、前記制御トランジスタの制御電極に前記誤差増幅回路の出力が与えられることを特徴とする請求項1に記載の定電圧回路装置。
  3. 前記誤差増幅回路は、差動対をなす入力トランジスタ対と前記差動対の負荷をなすカレントミラー回路とを備え、前記入力トランジスタ対をデプレッション型NMOSトランジスタで構成したことを特徴とする請求項2に記載の定電圧回路装置。
  4. 前記入力トランジスタ対の一方のトランジスタのゲート幅を他方のトランジスタのゲート幅より短くすることを特徴とする請求項3に記載の定電圧回路装置。
  5. 前記入力トランジスタ対の一方のトランジスタのゲート長を他方のトランジスタのゲート長より長くすることを特徴とする請求項3に記載の定電圧回路装置。
  6. 前記誤差増幅回路のテール電流制御をデプレッション型NMOSトランジスタで構成したことを特徴とする請求項3に記載の定電圧回路装置。
  7. 前記誤差増幅回路の入力端を定電圧回路装置のオフ時にディスチャージする手段を設けたことを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1項に記載の定電圧回路装置。
  8. 入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧に変換して出力端子から出力する定電圧回路装置において、
    入力された制御信号に応じた電流を前記入力端子から前記出力端子に出力する出力トランジスタと、基準電圧を発生する基準電圧回路部と、前記出力端子から出力される出力電圧に比例した比例電圧が前記基準電圧回路部から発生される所定の基準電圧になるように前記出力トランジスタの動作制御を行う制御回路部と、起動時に前記出力電圧を前記ソフトスタート用コンデンサに充電される時間に対応して立ち上げるソフトスタート回路部と、前記出力トランジスタに流れる電流を検出する電流検出回路と、起動時に前記電流検出回路で検出した電流に応じて前記ソフトスタート用コンデンサの充電を制御する電流検出充電電流制御回路と、を有することを特徴とする定電圧回路装置。
  9. 入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧に変換して出力端子から出力する定電圧回路装置において、
    入力された制御信号に応じた電流を前記入力端子から前記出力端子に出力する出力トランジスタと、基準電圧を発生する基準電圧回路部と、前記出力端子から出力される出力電圧に比例した比例電圧が前記基準電圧回路部から発生される所定の基準電圧になるように前記出力トランジスタの動作制御を行う制御回路部と、起動時に前記出力電圧を前記ソフトスタート用コンデンサに充電される時間に対応して立ち上げるソフトスタート回路部と、前記入力電圧と前記出力端子から出力する定電圧との差分を検出する入出力電圧差検出回路と、起動時に前記入出力電圧差検出回路で検出した電圧差に応じて前記ソフトスタート用コンデンサの充電を制御する電圧検出充電電流制御回路と、を有することを特徴とする定電圧回路装置。
  10. 前記ソフトスタート回路部は、誤差増幅回路と、定電流源と、ソフトスタート用コンデンサと、前記電流制御部を構成する制御トランジスタとを備え、前記誤差増幅回路の一方の入力は、前記基準電圧回路部の出力と接続され、他方の入力には前記定電流源とソフトスタート用コンデンサとの接続点と接続され、前記制御トランジスタの制御電極に前記誤差増幅回路の出力が与えられることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の定電圧回路装置。
  11. 前記誤差増幅回路は、差動対をなす入力トランジスタ対と前記差動対の負荷をなすカレントミラー回路とを備え、前記入力トランジスタ対をデプレッション型NMOSトランジスタで構成したことを特徴とする請求項10に記載の定電圧回路装置。
  12. 前記入力トランジスタ対の一方のトランジスタのゲート幅を他方のトランジスタのゲート幅より短くすることを特徴とする請求項11に記載の定電圧回路装置。
  13. 前記入力トランジスタ対の一方のトランジスタのゲート長を他方のトランジスタのゲート長より長くすることを特徴とする請求項11に記載の定電圧回路装置。
  14. 前記誤差増幅回路のテール電流制御をデプレッション型NMOSトランジスタで構成したことを特徴とする請求項11に記載の定電圧回路装置。
  15. 前記誤差増幅回路の入力端を定電圧回路装置のオフ時にディスチャージする手段を設けたことを特徴とする請求項11ないし14のいずれか1項に記載の定電圧回路装置。
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