JP2008225952A - ボルテージレギュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】スタンバイ状態はもちろん軽負荷時においても効率が高く、電源回路の切り換え時においても出力変動の少ないボルテージレギュレータを提供する。
【解決手段】切換信号Scに応じて、負荷電流Ioが多い場合に負荷30に電力を供給する第1電源回路10と、負荷電流Ioが少ない場合に負荷30に電力を供給する第2電源回路20を備え、第2電源回路20が負荷30に電力を供給中は第2電源回路20を動作させるバイアス電流を負荷電流Ioに比例するようにした。これにより、第2電源回路20が分担できる負荷電流範囲が広がり、第1電源回路10では効率の低下する軽負荷動作モードに第2電源回路20を用いることで効率向上が達成できる。第2電源回路20は、第1電源回路10が負荷に電力を供給中にもバイアス電流を供給するようにしたので、第2電源回路に動作が戻る際の出力電圧の変動が小さくなった。
【選択図】図1

Description

本発明は、重負荷用電源回路と軽負荷用電源回路を切り換えて用いるボルテージレギュレータに関し、特に重負荷用電源回路から軽負荷用電源回路に切り換えるときの出力電圧の変動を少なくすることができるボルテージレギュレータに関する。
ボルテージレギュレータのリップル除去率(PSRR)や負荷過渡応答性を向上させるためにはボルテージレギュレータ自体の消費電流を大きくする必要がある。
携帯電話等のように、通常の消費電流で動作し、リップル除去率(PSRR)や負荷過渡応答性が必要な動作状態と、スタンバイモード等のように高速応答性を必要とせず低消費電流となる待機状態とを有する機器では、消費電流が大きく高速応答性を有するボルテージレギュレータを使用すると、待機状態ではボルテージレギュレータによる消費電流の無駄が大きかった。
そこで、特開平3−158912号公報(特許文献1)に記載された発明では、負荷電流に応じてボルテージレギュレータの誤差増幅回路に供給する電流を変化させることで、負荷電流の多い場合は高速応答性を確保し、負荷電流が少ない場合はボルテージレギュレータの消費電流の低減を実現している。
また、特開2002−287833号公報(特許文献2)に記載された発明では、消費電流は大きいがPSRR及び負荷過渡応答性に優れた第1の定電圧回路と、PSRR及び負荷過渡応答性は劣る物の、消費電流が少ない第2の定電圧回路を備えている。この2つの定電圧回路は負荷回路から出力される切換信号によって、重負荷時は第1の定電圧回路を作動させ、スタンバイモードのような軽負荷時は第2の定電圧回路を作動するようにしている。
第1の定電圧回路が作動中は第2の定電圧回路をスタンバイ状態とし、第2の定電圧回路が作動中は第1の定電圧回路をスタンバイ状態とし、使用していない方の定電圧回路の消費電流をカットするようにして定電圧回路自体の消費電流の増加を抑えている。
特許第3710468号公報(特許文献3)は、遅延回路を備え、第1の定電圧回路と第2の定電圧回路の切換時に、両方の定電圧回路が同時に動作する期間を設け、切換時の出力電圧の低下を防止するようにしているが、遅延回路を設けるため回路規模が増え複雑になる。
特開平3−158912号公報 特開2002−287833号公報 特許第3710468号公報
しかし、上記引用例1に記載された発明は、ボルテージレギュレータを構成するトランジスタは最大負荷電流を想定して選択されているため、消費電流を余り小さくできない。そのため携帯電話のスタンバイモードのように極めて消費電流の少ない場合にはまだ消費電流の無駄が大きいという問題がある。
また、引用例2に記載された発明のように、選択されていないときに定電圧回路の消費電流カットしてしまうと、定電圧回路の起動に時間が掛かる。そのため、第1の定電圧回路と第2の定電圧回路の切換時に出力電圧が大きく低下してしまうという問題が発生する。これは、第1の定電圧回路を非作動にして第2の定電圧回路を動作させた場合に特に問題となる。
さらに、近年、機器の多機能化が進み、通常の動作状態に於ても極めて軽負荷で動作する場合から、多くの機能が同時に動作して負荷電流が非常に大きくなる場合まで動作電流のダイナミックレンジが拡がってきている。そのため、スタンバイ状態以外は消費電流の大きい第2の定電圧回路を用いるようにしていると、通常の動作状態でも軽負荷時の効率は低下してしまうという問題が発生する。
また、引用例3に記載された発明では、せっかく同時に動作する期間を設けても両定電圧回路の出力電圧に少しでも差があると、出力電圧の高い方の定電圧回路から低い方の定電圧回路に切り換わる場合は、低い方の定電圧回路は高いほうの定電圧回路の出力電圧が低下するまで動作を開始しないので、結局、高いほうの定電圧回路の動作が終了するまで動作を開始しない。そのため、両方の定電圧回路の出力電圧を極めて高精度一致させる必要があり部品精度やコストに問題があった。しかも、前記した通常の動作状態に於ける軽負荷時の効率低下に対しては改善されていないという問題がある。
本発明は、上述した問題を解決し、スタンバイ状態はもちろん、軽負荷時においても効率が高く、しかも電源回路の切り換え時においても出力変動の少ないボルテージレギュレータを提供することを目的としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、次の構成を採用した。すなわち、
a)請求項1では、直流電源からの電圧を所定の電圧に変換して出力端子から出力し負荷に電力を供給するするボルテージレギュレータにおいて、切換信号に応じて、負荷電流が多い場合に前記負荷に電力を供給する第1電源回路と、負荷電流が少ない場合に前記負荷に電力を供給する第2電源回路を備え、前記第2電源回路が前記負荷に電力を供給中は、前記第2電源回路を動作させるバイアス電流を前記負荷電流に比例するようにしたので、前記第2電源回路が分担できる負荷電流範囲が広がり、前記第1電源回路では効率の低下する軽負荷動作モードに前記第2電源回路を用いることで効率向上が達成できる。
b)請求項2では、前記第2電源回路は、前記第1電源回路が前記負荷に電力を供給中にも前記バイアス電流を供給するようにしたので、前記第2電源回路に動作が戻る際の出力電圧の変動が小さくなった。
c)請求項3では、前記第1電源回路が前記負荷に電力を供給中における前記第2電源回路のバイアス電流は、前記負荷電流に応じて変化させるようにしたので、重負荷から瞬時に前記第2電源回路に動作が戻る際にも出力電圧の変動が小さくなった。
d)請求項4では、前記第2電源回路のバイアス電流は、該第2電源回路のバイアス電流が所定の電流値に達すると、該第2電源回路のバイアス電流の増加を停止するようしたので、重負荷から瞬時に前記第2電源回路に動作が戻る際の出力電圧の変動を小さくでき、しかもバイアス電流の流し過ぎによる無駄を抑えることができる。
また、前記第2電源回路に動作が戻る直前の負荷電流が小さいと分かっている場合には、バイアス電流の無駄を抑えるために、請求項5では、前記切換信号に応じて、前記第1電源回路が前記負荷に電力を供給開始すると、前記第2電源回路のバイアス電流を、切り換わり時点の前記第2電源回路のバイアス電流より少ない定電流とし、請求項6では、前記切換信号に応じて、前記第1電源回路が前記負荷に電力を供給開始すると、前記第2電源回路のバイアス電流を、切り換わり時点の前記第2電源回路のバイアス電流より少なくし、その後、前記第2電源回路のバイアス電流を負荷電流に応じて変化させるようにし、請求項7では、前記第2電源回路のバイアス電流は、該第2電源回路のバイアス電流が所定の電流値に達すると、該第2電源回路のバイアス電流の増加を停止するようにした。
また、前記第2電源回路に動作が戻る直前の負荷電流が常に大きいと分かっている場合には、出力電圧の変動をできるだけ小さくできるように、請求項8では、前記切換信号に応じて、前記第1電源回路が前記負荷に電力を供給開始すると、前記第2電源回路のバイアス電流を、切り換わり時点の前記第2電源回路のバイアス電流より大きい定電流とし、請求項9では、前記切換信号に応じて、前記第1電源回路が前記負荷に電力を供給開始すると、前記第2電源回路のバイアス電流を、切り換わり時点の前記第2電源回路のバイアス電流より大きくし、その後、前記バイアス電流を負荷電流に応じて変化させるようにし、請求項10では、前記第2電源回路のバイアス電流は、該第2電源回路のバイアス電流が所定の電流値に達すると、該第2電源回路のバイアス電流の増加を停止するようにした。
請求項11では、前記第1電源回路のバイアス電流は、前記負荷電流に応じて増加させるようにした。
請求項12では、前記第1電源回路のバイアス電流は、該第1電源回路のバイアス電流が所定の電流値に達すると、該第1電源回路のバイアス電流の増加を停止するようした。
請求項13では、第1電源回路と第2電源回路の切換が頻繁に起らないように、前記負荷に電力を供給する電源回路が、前記切換信号に応じて前記第2電源回路から前記第1電源回路に切り換わるときの負荷電流を、前記第1電源回路から前記第2電源回路に切り換わるときの負荷電流より大きくした。
本発明のボルテージレギュレータによれば、第2電源回路を動作させるバイアス電流を負荷電流に比例するようにしたので、第2電源回路が分担できる負荷電流範囲が広がり、第1電源回路では効率の低下する軽負荷動作モードに第2電源回路を用いることで効率向上が達成できる。
また、第1電源回路の動作中においても第2電源回路にバイアス電流を供給するようにしたので、第2電源回路に動作を戻す際の出力電圧の変動が小さくなった。
さらに、第1電源回路の動作中における第2電源回路のバイアス電流も負荷電流に比例して増加するようにしたので、第2電源回路に動作が戻る直前の負荷電流に関わりなく切り換わり時における出力電圧の変動が小さくなった。
さらに、第2電源回路に動作が戻る直前の負荷電流が予め予想できる場合は、第1電源回路が動作中における第2電源回路のバイアス電流もそれに合わせて設定するようにしたので、バイアス電流の無駄を抑えることが可能となった。
さらに、第1電源回路が動作中における第2電源回路のバイアス電流が大きくなり過ぎないように制限手段を設けたのでバイアス電流の無駄を抑えることが可能となった。
以下、図面を参照して、本発明に係るボルテージレギュレータの実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係るボルテージレギュレータの概要を説明するためのブロック図である。
同図において、100はボルテージレギュレータであり、端子INに直流電源である入力電圧Vinが印加されている。また、出力端子OUTと端子GND間には負荷30が接続されている。さらに端子Scには切換信号Scが入力されている。
また、切換信号Scは後述する出力トランジスタM1に流れる負荷電流Ioに応じてレベルの変化する信号で、例えば、負荷電流Ioが電流値Io1以上になるとハイレベルに、負荷電流IoがIo1より小さいIo2以下になるとローレベルに変化する。なお、切換信号Scは負荷30に含まれる図示しない制御回路から出力してもよいし、負荷電流Ioを検出して生成しても良い。
ボルテージレギュレータ100は、第1電源回路10、第2電源回路20、PMOSトランジスタを用いた出力トランジスタM1、出力電圧Voを検出するための抵抗R1とR2で構成されている。
出力トランジスタM1のソースは端子INを介して入力電圧Vinに接続されている。またドレインは出力端子OUTに接続され、さらに直列接続されている抵抗R1とR2を介してGNDに接続されている。さらにゲートは、後述する第1電源回路10と第2電源回路20の各出力端子(OUT1とOUT2)に接続されている。
第1電源回路10と第2電源回路20には、入力電圧Vin、切換信号Sc、出力電圧Voを抵抗R1とR2で分圧した電圧Vfbが入力されている。また第1電源回路10の出力は端子OUT1から、第2電源回路20の出力は端子OUT2から出力され、前記したように出力トランジスタM1のゲートに接続されている。
さらに、第1電源回路10は負荷電流Ioに応じて自身のバイアス電流を制御する第1バイアス電流制御回路12を、第2電源回路20は負荷電流Ioに応じて自身のバイアス電流を制御する第2バイアス電流制御回路22を備えている。
(第1の実施例)
図2は、図1のボルテージレギュレータ100の第1の実施例を示す回路図である。図1と同じ回路、及び要素には同じ符号が記してある。
同図において、第1電源回路10は、第1誤差増幅回路11、切換信号Scで制御されるスイッチ手段SW1、第1バイアス電流制御回路12で構成されている。
第1バイアス電流制御回路12は、PMOSトランジスタM12、NMOSトランジスタM11、M13、M14およびバイアス用電源Vb1で構成されている。
NMOSトランジスタM11のソースはGNDに接続され、ドレインは第1誤差増幅回路11の第1バイアス端子に接続されている。NMOSトランジスタM11のゲート−ソース間にはバイアス用電源Vb1が印加されているので、NMOSトランジスタM11のドレインは定電流を出力し、第1誤差増幅回路11に第1のバイアス電流Ib11を供給している。
PMOSトランジスタM12のソースは出力トランジスタM1のソースに接続されると共に、端子INを介して入力電源Vinに接続されている。またゲートは出力トランジスタM1のゲートに接続されているので、PMOSトランジスタM12と出力トランジスタM1はカレントミラー回路を構成している。さらに、PMOSトランジスタM12のゲートはスイッチ手段SW1を介して第1誤差増幅回路11の出力に接続されている。
PMOSトランジスタM12のドレインはNMOSトランジスタM13のドレインに接続されている。NMOSトランジスタM13のソースはGNDに接続され、ゲートはNMOSトランジスタM14のゲートに接続されると共に自身のドレインに接続されている。
NMOSトランジスタM14のソースはGNDに接続されているのでNMOSトランジスタM13とM14はカレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタM14のドレインは第1誤差増幅回路11の第2バイアス端子に接続されている。
上記したように、出力トランジスタM1とPMOSトランジスタM12はカレントミラー回路となっているので、負荷電流IoとPMOSトランジスタM12のドレイン電流Ib13は比例している。ドレイン電流Ib13はNMOSトランジスタM13のドレイン電流となっており、NMOSトランジスタM13とM14もカレントミラー回路となっているので、NMOSトランジスタM14のドレイン電流Ib12も負荷電流Ioに比例した電流となる。すなわち、第1誤差増幅回路11の第2バイアス端子に供給されるバイアス電流は負荷電流Ioに応じて変化する電流となる。
第1誤差増幅回路11の反転入力には基準電圧Vrefが印加され、非反転入力には出力電圧Voを抵抗R1とR2で分圧した電圧Vfbが印加されている。
スイッチ手段SW1の制御端子には切換信号Scが接続されており、負荷電流Ioが所定の電流値Io1以上になるとスイッチ手段SW1はオンになるようになっている。
スイッチ手段SW1がオンすると、第1誤差増幅回路11の出力が出力トランジスタM1のゲートに接続される。第1誤差増幅回路11は出力検出電圧Vfbが基準電圧Vrefと等しくなるように出力トランジスタM1のゲート電圧を制御するので、出力端子OUTからは基準電圧に比例した定電圧が出力電圧Voとして出力される。
第1誤差増幅回路11は、第2バイアス電流Ib12が負荷電流Ioに比例するため、負荷電流Ioが上記所定の電流値Io1から最大負荷電流までの広い電流範囲に渡って高効率で動作し、しかも必要な応答速度が得られるようになる。
なお、第1誤差増幅回路11の第2バイアス電流Ib12はある電流値まで増加すると、それ以上増やしてもPSRR及び負荷過渡応答性の向上に対する効果は少なくなるので、図示しないが、PMOSトランジスタM12のドレイン電流を所定の電流値で制限する手段を設けることが望ましい。これは、後述する図3の回路と同様にすることで簡単に実現することができる。
第2電源回路20は、第2誤差増幅回路21、切換信号Scで制御されるスイッチ手段SW2、第2バイアス電流制御回路22で構成されている。なお、基準電圧Vrefは第1と第2電源回路の両方に基準電圧を供給している。
第2バイアス電流制御回路22は、PMOSトランジスタM22、NMOSトランジスタM21、M23、M24およびバイアス用電源Vb2で構成されている。第2バイアス電流制御回路の回路構成は、前記した第1バイアス電流制御回路12と全く同じ構成となっているので、詳細な説明は省略する。
スイッチ手段SW2の制御端子には切換信号Scが接続されており、第1電源回路10のスイッチ手段SW1と相補的にオン/オフを行うので、負荷電流Ioが0Aから前記所定の電流値Io1まではオンとなる。
スイッチ手段SW2がオンのときは第2誤差増幅回路21の出力が出力トランジスタM1のゲートに接続されるので、第2誤差増幅回路21は出力検出電圧Vfbが基準電圧Vrefと等しくなるように出力トランジスタM1のゲート電圧を制御する。
第2電源回路20の第2誤差増幅回路21のバイアス電流も、第1バイアス端子にNMOSトランジスタM21のドレイン電流で定電流のIb1と、第2バイアス端子に負荷電流Ioに比例したNMOSトランジスタM24のドレイン電流Ib2が供給されている。
また、第2電源回路20で制御する負荷電流Ioは、第1電源回路が制御する負荷電流Ioの数十分の1から数百分の1と非常に小さいので、第2電源回路20を構成しているMOSトランジスタは、第1電源回路10を構成しているMOSトランジスタに比べ、小さいバイアス電流で動作する素子を用い、少ないバイアス電流で動作させているため、スタンバイ時のように負荷電流Ioがほとんど流れないような状態から、第1電源回路10では効率が低下する軽負荷まで高効率に動作することが出来る。
さらに、第2電源回路20は、負荷電流Ioが前記所定の電流値Io1以上になっても、第2誤差増幅回路21の第2バイアス端子のバイアス電流Ib2は負荷電流Ioに応じて変化するようにしている。この様子を図10の(イ)に示す。
図10は、本発明の各実施例における第2誤差増幅回路21のバイアス電流(Ib1とIb2の和)と負荷電流Ioの関係を示したグラフである。縦軸が第2誤差増幅回路21のバイアス電流(Ib1+Ib2)で、横軸が負荷電流Ioである。
第2誤差増幅回路21のバイアス電流は、図10の(イ)に示すように、負荷電流Ioが0Aの場合はNMOSトランジスタM24のドレイン電流Ib2も0Aとなるので、NMOSトランジスタM21のドレイン電流Ib1だけである。負荷電流Ioが増加するにしたがって、直線的に増加し、A点でスイッチ手段SW2がオフして、ボルテージレギュレータ100の動作が第1電源回路10に切り換わった後も同じ傾斜で増加する。
このように、第2誤差増幅回路21のバイアス電流(Ib1+Ib2)を負荷電流Ioと共に増加させているので、大きな負荷電流Ioから急にスタンバイもしくは第2電源回路20に動作が戻る負荷電流Io2(図10の重→軽切換り電流Io2)以下まで低下した場合でも、切り換わる直前の第2誤差増幅回路21のバイアス電流は比較的大きいため、出力電圧Voが大きく低下することなく電源回路を第1電源回路10から第2電源回路20へ切り換えることができるようになった。
(第2の実施例)
図3は、本発明の第2の実施例を示すボルテージレギュレータの第2電源回路20部分だけを示した回路図である。図2の第1の実施例と異なる点はPMOSトランジスタM22のドレインと端子IN間に定電流源23を介挿した所である。
定電流源23の電流値I2は、電源回路が第2電源回路20から第1電源回路10に切り換わるときの第2バイアス電流Ib2と等しいかより大きい電流値に設定されている。
このため、負荷電流Ioがどんなに増加しても、第2誤差増幅回路21の第2バイアス電流Ib2は定電流源23の電流値I2までしか増加しないので、第2誤差増幅回路21のバイアス電流は負荷電流Ioが少ないうちは図10の(イ)と同じバイアス電流であるが、バイアス電流がI2+Ib1に達すると(ロ)の破線で示すようにバイアス電流は一定電流となる。
このため、前記したように、バイアス電流はある電流値まで増加すると、それ以上増やしてもPSRR及び負荷過渡応答性の向上に対する効果は少なくなるので、第2誤差増幅回路21の不必要なバイアス電流の増加を防止することができる。
(第3の実施例)
図4は、本発明の第3の実施例を示すボルテージレギュレータの第2電源回路20部分だけを示した回路図である。図2の第1の実施例と異なる点はNMOSトランジスタM24のドレインと第2誤差増幅回路21の第2バイアス端子間にスイッチ手段SW3を介挿した所である。
スイッチ手段SW3の制御端子には切換信号Scが接続されている。スイッチ手段SW3はスイッチ手段SW2と同期してオン/オフされる。
このため、負荷電流Ioが増加し、軽→重切換り電流Io1に達するとスイッチ手段SW3はオフとなるので、第2誤差増幅回路21のバイアス電流はNMOSトランジスタM21のドレイン電流Ib1だけになる。すなわち、第2誤差増幅回路21のバイアス電流は負荷電流Ioが0AからIo1までは図10の(イ)に添って増加するが、A点に達するとスイッチ手段SW3がオフするのでIb1まで低下し、その後、(ハ)に示すように負荷電流Ioが増加してもバイアス電流は変化しない。
この実施例は、第1電源回路10から第2電源回路20に動作が切り換わる直前の負荷電流Ioが常に比較的低電流と分かっている場合に有効である。このような場合は、第2誤差増幅回路21のバイアス電流が少なくても、切り換わり時に出力電圧Voの大きな変動が発生しないからである。
(第4の実施例)
図5は、本発明の第4の実施例を示すボルテージレギュレータの第2電源回路20部分だけを示した回路図である。図2の第1の実施例と異なる点はPMOSトランジスタM25とスイッチ手段SW4が追加された所である。
PMOSトランジスタM25のソースとゲートは出力トランジスタM1のソースとゲートにそれぞれ共通接続されているので、PMOSトランジスタM25と出力トランジスタM1もカレントミラー回路を構成している。PMOSトランジスタM25のドレインはスイッチ手段SW4の一端に接続され、スイッチ手段SW4の他端はNMOSトランジスタM23のドレインに接続されている。
スイッチ手段SW4の制御端子には切換信号Scが接続されている。スイッチ手段SW4はスイッチ手段SW2と同期してオン/オフされる。
例えば、図2のPMOSトランジスタM22の素子サイズと、図5のPMOSトランジスタM22の素子サイズとM25の素子サイズの合計が同じとすると、第2誤差増幅回路21のバイアス電流は負荷電流Ioが0AからIo1までは図10の(イ)に添って増加するが、A点に達するとスイッチ手段SW4がオフするのでPMOSトランジスタM25のドレイン電流Id4で供給されていた分が供給されなくなる。そのためバイアス電流は図10のB点まで減少する。しかし、PMOSトランジスタM22は接続されたままなので、その後は(ニ)で示すように負荷電流Ioの増加に伴いバイアス電流も増加するが、増加の度合いは少なくなる。
例えば、図5のPMOSトランジスタM22の素子サイズとM25の素子サイズが同じとすると、図10で示すように、B点のバイアス電流はA点のバイアス電流I0から第1バイアス電流Ib1を引いた電流値の半分の電流だけA点のバイアス電流から減少する。その後の増加率は(イ)の増加率の半分となる。
(第5の実施例)
図6は、本発明の第5の実施例を示すボルテージレギュレータの第2電源回路20部分だけを示した回路図である。図5の第4の実施例と異なる点はPMOSトランジスタM22のドレインと端子IN間に定電流源23を介挿した所である。定電流源23の電流値I1は、図10のB点における第2バイアス電流値Ib2と等しいかより大きい電流値に設定されている。
このため、負荷電流Ioがどんなに増加しても、第2誤差増幅回路21のバイアス電流は定電流源23の電流値I1とNMOSトランジスタM21のドレイン電流Ib1の和電流(I1+Ib1)までしか増加しない。そのため、第2誤差増幅回路21のバイアス電流は負荷電流Ioが0AからIo1までは図10の(イ)に添って増加し、A点に達するとスイッチ手段SW4がオフしてB点まで減少するが、PMOSトランジスタM22は接続されたままなので、負荷電流Ioの増加に伴い(ニ)に添って増加するが、定電流源23の電流値I1とNMOSトランジスタ21のドレイン電流Ib1の和電流(I1+Ib1)に達すると、その後は増加せず破線の(ホ)に示す定電流値となる。
(第6の実施例)
図7は、本発明の第6の実施例を示すボルテージレギュレータの第2電源回路20部分だけを示した回路図である。図1の第1の実施例と異なる点は定電流源24とスイッチ手段SW5を追加したところである。
スイッチ手段SW5は切換スイッチで、共通接点は第2誤差増幅回路21の第2バイアス端子に接続されている。接点aはNMOSトランジスタM24のドレインに、接点bは定電流源24の一端に接続されている。定電流源24の他端はGNDに接続されている。
スイッチ手段SW5の制御端子には切換信号Scが接続されている。スイッチ手段SW5はスイッチ手段SW2がオンの場合は共通接点が接点a側に接続され、オフの場合は接点b側に接続される。
定電流源24の電流値I3は、図10に示すA点における第2バイアス電流値Ib2と等しいかより大きい電流値に設定されている。
このため、負荷電流Ioが増加し、軽→重切換り電流Io1に達してスイッチ手段SW5が接点aから接点bに切り換わると、第2誤差増幅回路21のバイアス電流はNMOSトランジスタM21から供給されるIb1と定電流源24の電流値I3の和になる。
すなわち、第2誤差増幅回路21のバイアス電流は負荷電流Ioが0AからIo1までは図10の(イ)に添って増加するが、A点に達するとスイッチ手段SW5が接点b側に切り換わり電流I3+Ib1まで増加するが、負荷電流Ioに比例したバイアス電流は無くなるので、図10の(ヘ)に示すように、その後、負荷電流Ioが増加してもバイアス電流は変化しない。
(第7の実施例)
図8は、本発明の第7の実施例を示すボルテージレギュレータの第2電源回路20部分だけを示した回路図である。図7の第6の実施例と異なる点はスイッチ手段SW5の代わりにスイッチ手段6を用いた所と、電流源24の電流値がI4に変わった所である。
スイッチ手段SW6はオン/オフスイッチで、制御端子には切換信号Scが接続されており、スイッチ手段SW2と相補的にオン/オフ動作を行う。また、電流源24の電流値がI4は任意の電流値である。
負荷電流Ioが増加し、軽→重切換り電流Io1に達してスイッチ手段SW6がオンすると、第2誤差増幅回路21のバイアス電流は、NMOSトランジスタM21から供給されるIb1と、NMOSトランジスタM24のドレイン電流に、定電流源24の電流値I4が加わる。さらに負荷電流Ioが増加するとNMOSトランジスタM24のドレイン電流がさらに増加するため、バイアス電流はさらに増加する。
すなわち、第2誤差増幅回路21のバイアス電流は負荷電流Ioが0AからIo1までは図10の(イ)に添って増加するが、A点に達するとスイッチ手段SW6がオンするので定電流源で電流I4が加算される。図10では加算された電流値が電流I3+Ib1に一致した場合を示している。さらに負荷電流Ioが増えると(ト)に示すようにバイアス電流は負荷電流Ioに比例して増えつづける。
(第8の実施例)
図9は、本発明の第8の実施例を示すボルテージレギュレータの第2電源回路20部分だけを示した回路図である。図8の第7の実施例と異なる点はPMOSトランジスタM22のドレインと端子IN間に定電流源23を介挿した所である。
定電流源23の電流値I5は、図10に示すA点における第2バイアス電流値Ib2と等しいかより大きい電流値に設定されている。
本実施例における第2誤差増幅回路21のバイアス電流の変化は次のようになる。
第2誤差増幅回路21のバイアス電流は負荷電流Ioが0AからIo1までは図10の(イ)に添って増加するが、A点に達するとスイッチ手段SW6がオンするので電流I0+I4まで増加する(図10ではこの電流値がI3+Ib1と一致している)。さらに負荷電流Ioが増えると、(ト)に添って増えるが、バイアス電流がI5+I4+Ib1に達すると、(チ)の破線で示すように電流の増加は止まり一定電流となる。
(本発明と従来例の比較)
図11に、従来回路と本発明の負荷過渡応答の比較結果を示す。本発明は代表例として第6の実施例の場合を示す。従来回路の第2誤差増幅回路21のバイアス電流は、0.2μA固定(出力電圧:1.5V 入力電圧:2.5V Cout:1μF 負荷電流:100mA⇒300μA Tr=50ns)。実施例(ヘ)では負荷を100mA引いている間、第2誤差増幅回路21のバイアス電流は十分な電流(約5μA)が与えられているため、急峻に負荷が軽くなった場合でも出力電圧の変動は従来波形と比べて非常に小さい。
以上多くの実施例について述べたが、いずれもボルテージレギュレータ100の動作が第1電源回路10に切り換わった後も、第2電源回路20の第2誤差増幅回路21にはバイアス電流を供給し続けることによって、第1電源回路10から第2電源回路20に切り換わる際の出力電圧Voの変化を小さくすることができるようになる。
第1電源回路10が動作中の第2電源回路20のバイアス電流の大きさは、第1電源回路10から第2電源回路20に動作が戻る直前に予想される負荷電流Ioの大きさで決定する必要がある。
すなわち、第2電源回路20に動作が戻る直前の負荷電流Io比較的小さいと分かっている場合は、第3から第5実施例で示したように第2誤作動復回路21のバイアス電流を小さくなるようにしておくのが良い。
また、第2電源回路20に動作が戻る直前の負荷電流Ioが常に大きい場合は第6から第8の実施例のように第2誤作動復回路21のバイアス電流が大きくなるようにしておくのが良い。
さらに、第2電源回路20に動作が戻る直前の負荷電流Ioが特定できない場合は、第1、第2実施例のように負荷電流Ioに比例させておくのが良い。
また、バイアス電流はある程度の大きさの電流を供給すると、それ以上供給してもそれに見合った効果が得られなくなるので、第2、第5、第8の実施例で示したようにバイアス電流に上限を設けることは省電力の観点から非常に有効である。
なお、上記実施例では出力トランジスタとして第1と第2電源回路で共通の出力トランジスタM1を使用したが、それぞれ専用の出力トランジスタを制御するようにしても良い。その場合は、負荷電流Ioの検出は出力経路に電流検出用の抵抗を挿入し、その電圧降下を利用するなどの方法が考えられる。
さらに、実施例では誤差増幅回路に与えるバイアス電流を第1バイアス電流と第2バイアス電流の二つに分ける構成にしているが、必ずしもこのようにする必要は無く、バイアス電流を1系統で供給してもよく、3系統以上に分割しても構わない。
本発明の概要を説明するためのボルテージレギュレータのブロック図である。 図1のボルテージレギュレータ100の実施例を示す回路図である。 本発明の第2の実施例を示すボルテージレギュレータの第2電源回路20部分だけを示した回路図である。 本発明の第3の実施例を示すボルテージレギュレータの第2電源回路20部分だけを示した回路図である。 本発明の第4の実施例を示すボルテージレギュレータの第2電源回路20部分だけを示した回路図である。 本発明の第5の実施例を示すボルテージレギュレータの第2電源回路20部分だけを示した回路図である。 本発明の第6の実施例を示すボルテージレギュレータの第2電源回路20部分だけを示した回路図である。 本発明の第7の実施例を示すボルテージレギュレータの第2電源回路20部分だけを示した回路図である。 本発明の第8の実施例を示すボルテージレギュレータの第2電源回路20部分だけを示した回路図である。 本発明の各実施例における第2誤差増幅回路のバイアス電流と負荷電流の関係を示したグラフである。 本発明の実施例6(図10の(ヘ))および従来例の負荷変動による出力電圧の変化を示したグラフである。
符号の説明
100:ボルテージレギュレータ
10:第1電源回路
11:第1誤差増幅回路
12:第1バイアス電流制御回路
20:第2電源回路
21:第2誤差増幅回路
22:第2バイアス電流制御回路
23,24:定電流源
30:負荷
Vin:入力電圧
Vref:基準電圧
Vb1,Vb2:バイアス電圧
Sc:切換信号
Io:負荷電流
SW1〜SW6:スイッチ手段
M1:出力トランジスタ

Claims (13)

  1. 直流電源からの電圧を所定の電圧に変換して出力端子から出力し負荷に電力を供給するするボルテージレギュレータにおいて、
    切換信号に応じて、負荷電流が多い場合に前記負荷に電力を供給する第1電源回路と、
    負荷電流が少ない場合に前記負荷に電力を供給する第2電源回路を備え、
    前記第2電源回路が前記負荷に電力を供給中は、前記第2電源回路を動作させるバイアス電流を前記負荷電流に比例するようにしたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
  2. 請求項1に記載のボルテージレギュレータにおいて、
    前記第2電源回路は、前記第1電源回路が前記負荷に電力を供給中にも前記バイアス電流を供給するようにしたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
  3. 請求項1または2に記載のボルテージレギュレータにおいて、
    前記第1電源回路が前記負荷に電力を供給中における前記第2電源回路のバイアス電流は、前記負荷電流に応じて変化させるようにしたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
  4. 請求項3に記載のボルテージレギュレータにおいて、
    前記第2電源回路のバイアス電流は、該第2電源回路のバイアス電流が所定の電流値に達すると、該第2電源回路のバイアス電流の増加を停止するようしたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
  5. 請求項1および2において、前記切換信号に応じて、前記第1電源回路が前記負荷に電力を供給開始すると、前記第2電源回路のバイアス電流を、切り換わり時点の前記第2電源回路のバイアス電流より少ない定電流としたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
  6. 請求項1または2に記載のボルテージレギュレータにおいて、
    前記切換信号に応じて、前記第1電源回路が前記負荷に電力を供給開始すると、前記第2電源回路のバイアス電流を、切り換わり時点の前記第2電源回路のバイアス電流より少なくし、その後、前記第2電源回路のバイアス電流を負荷電流に応じて変化させるようにしたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
  7. 請求項6に記載のボルテージレギュレータにおいて、
    前記第2電源回路のバイアス電流は、該第2電源回路のバイアス電流が所定の電流値に達すると、該第2電源回路のバイアス電流の増加を停止するようにしたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
  8. 請求項1または2に記載のボルテージレギュレータにおいて、
    前記切換信号に応じて、前記第1電源回路が前記負荷に電力を供給開始すると、前記第2電源回路のバイアス電流を、切り換わり時点の前記第2電源回路のバイアス電流より大きい定電流としたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
  9. 請求項1または2に記載のボルテージレギュレータにおいて、
    前記切換信号に応じて、前記第1電源回路が前記負荷に電力を供給開始すると、前記第2電源回路のバイアス電流を、切り換わり時点の前記第2電源回路のバイアス電流より大きくし、その後、前記バイアス電流を負荷電流に応じて変化させるようにしたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
  10. 請求項9に記載のボルテージレギュレータにおいて、
    前記第2電源回路のバイアス電流は、該第2電源回路のバイアス電流が所定の電流値に達すると、該第2電源回路のバイアス電流の増加を停止するようにしたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載のボルテージレギュレータにおいて、
    前記第1電源回路のバイアス電流は、前記負荷電流に応じて増加させるようにしたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
  12. 請求項11に記載のボルテージレギュレータにおいて、
    前記第1電源回路のバイアス電流は、該第1電源回路のバイアス電流が所定の電流値に達すると、該第1電源回路のバイアス電流の増加を停止するようしたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
  13. 請求項1から12のいずれかに記載のボルテージレギュレータにおいて、
    前記負荷に電力を供給する電源回路が、前記切換信号に応じて前記第2電源回路から前記第1電源回路に切り換わるときの負荷電流を、前記第1電源回路から前記第2電源回路に切り換わるときの負荷電流より大きくしたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
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