JP2010010596A - 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】微細化してもメモリセル間の干渉が少ない不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】シリコン基板上にそれぞれ複数の絶縁膜12及び電極膜WLを交互に積層させてメモリ積層体を形成し、貫通ホール20を形成する。次に、貫通ホール20を介して電極膜WLをエッチングし、絶縁膜12を突出させる。次に、貫通ホール20を介して絶縁膜12を等方的にエッチングし、電極膜WLとの境界部分に凹部を形成する。次に、電極膜WLにおける貫通ホール20内に露出した面上にブロック絶縁層22を形成する。そして、貫通ホール20の側面上に電荷蓄積層23を堆積させ、エッチングすることにより、電荷蓄積層23を凹部内に残留させる。次に、貫通ホール20の側面上にトンネル絶縁層21を形成し、貫通ホール20内にシリコンピラーSPを埋設する。
【選択図】図2

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法に関し、特に、複数の絶縁膜及び複数の電極膜が交互に積層された不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
従来より、フラッシュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置は、シリコン基板の表面に素子を2次元的に集積させることにより作製されてきた。このようなフラッシュメモリにおいて、1ビット当たりのコストを低減して記憶容量を増加させるためには、個々の素子の寸法を小さくして微細化を図るしかないが、近年、その微細化もコスト的、技術的に困難になってきている。
高集積化の限界をブレークスルーする技術として、素子を3次元的に集積するアイデアが多数提案されている。しかし、一般的な3次元デバイスは、各層毎に少なくとも3回のリソグラフィ工程が必要となるため、リソグラフィ工程の増加に伴うコストの増加がシリコン基板の面積縮小によるコストの低減を相殺してしまい、3次元化してもコストを低減することは困難である。
この問題に鑑み、本発明者等は、一括加工型3次元積層メモリを提案した(例えば、特許文献1参照。)。この技術においては、シリコン基板上に電極膜と絶縁膜とを交互に積層させて積層体を形成した後、この積層体に貫通ホールを一括加工で形成する。そして、貫通ホールの側面上に電荷蓄積層を形成し、貫通ホールの内部にシリコンを埋め込むことにより、シリコンピラーを形成する。これにより、各電極膜とシリコンピラーとの交差部分にメモリセルが形成される。
この一括加工型3次元積層メモリにおいては、各電極膜及び各シリコンピラーの電位を制御することにより、シリコンピラーから電荷蓄積層に電荷を出し入れして情報を記録することができる。この技術によれば、シリコン基板上に複数の電極膜を積層することにより、1ビット当たりのチップ面積を低減し、コストを低減することができる。また、積層体を一括加工して3次元積層メモリを作製することができるため、積層数が増加しても、リソグラフィ工程の回数は増加せず、コストの増加を抑えることができる。
しかしながら、このようにして作製された一括加工型3次元積層メモリは、微細化するにつれてメモリセル間の干渉が大きくなるという問題がある。
特開2007−266143号公報
本発明の目的は、微細化してもメモリセル間の干渉が少ない不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、それぞれ複数の絶縁膜及び電極膜が交互に積層され、積層方向に延びる貫通ホールが形成された積層体と、前記貫通ホールの内部に埋設された半導体ピラーと、前記電極膜ごとに、前記積層方向における前記電極膜の両側に配置され、前記電極膜及び前記半導体ピラーから絶縁された電荷蓄積層と、を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置が提供される。
本発明の他の一態様によれば、それぞれ複数の絶縁膜及び電極膜を交互に積層させて積層体を形成する工程と、前記積層体に積層方向に延びる貫通ホールを形成する工程と、前記貫通ホールを介して前記電極膜をエッチングする工程と、前記貫通ホールを介して前記絶縁膜をエッチングすることにより、前記絶縁膜における前記電極膜との境界部分に凹部を形成する工程と、前記電極膜における前記貫通ホール内に露出した面上にブロック絶縁層を形成する工程と、前記貫通ホールの側面上に電荷蓄積層を形成する工程と、前記貫通ホールを介して前記電荷蓄積層をエッチングすることにより、前記電荷蓄積層を前記積層方向における前記絶縁膜の中央部分の側面上から除去すると共に前記凹部内に残留させる工程と、前記貫通ホールの側面上にトンネル絶縁層を形成する工程と、前記貫通ホールの内部に半導体ピラーを埋設する工程と、を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、微細化してもメモリセル間の干渉が少ない不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法を実現することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を例示する斜視図であり、
図2は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を例示する断面図であり、
図3は、図2に示す領域Aを例示する一部拡大断面図である。
なお、図1においては、図を見易くするために、導電部分のみを示し、絶縁部分は図示を省略している。また、図2は、図1に示す不揮発性半導体記憶装置のうち、1本のシリコンピラーの一部及びその周辺部分のみを示している。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置1(以下、単に「装置1」ともいう)は、3次元積層型のフラッシュメモリである。後述するように、装置1においては、セルトランジスタが3次元マトリクス状に配列されている。また、各セルトランジスタには電荷蓄積層が設けられており、この電荷蓄積層に電荷を蓄積させることにより、各セルトランジスタがデータを記憶するメモリセルとして機能する。そして、本実施形態の特徴は、この電荷蓄積層をセルトランジスタごとに分断して設けたことである。以下、装置1の全体構成を簡単に説明し、その後、上述の本実施形態の特徴部分を詳細に説明する。
先ず、装置1の全体構成を簡単に説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置1においては、例えば単結晶シリコンからなるシリコン基板11が設けられている。シリコン基板11においては、メモリセルが形成されるメモリアレイ領域と、メモリセルを駆動する回路領域とが設定されている。
メモリアレイ領域においては、シリコン基板11の表層部分にインプラによりソース線(図示せず)が形成されている。シリコン基板11上には、絶縁膜(図示せず)、下部選択ゲートLSG及び絶縁膜(図示せず)がこの順に積層されて、下部ゲート積層体が設けられている。下部選択ゲートLSGは導電材料、例えばポリシリコンにより形成されている。絶縁膜は絶縁材料、例えば、シリコン酸化物により形成されている。
また、下部ゲート積層体の上方には、複数の絶縁膜12と複数の電極膜WLとが交互に積層されている。電極膜WLは、導電材料、例えば、不純物が導入されて導電性が付与されたアモルファスシリコン又はポリシリコンによって形成されている。電極膜WLは、回路領域に形成されたドライバ回路(図示せず)によって所定の電位が印加され、装置1のワード線として機能する。絶縁膜12は、例えばシリコン酸化物によって形成されており、電極膜WL同士を絶縁する層間絶縁膜として機能する。
最上層の電極膜WL上には、絶縁膜12よりも薄いシリコン酸化膜13が設けられており、その上には、絶縁膜12よりも厚いシリコン窒化膜14が設けられている。複数の絶縁膜12、複数の電極膜WL、シリコン酸化膜13及びシリコン窒化膜14により、メモリ積層体が形成されている。なお、図1に示す例では、電極膜WLは4層設けられているが、本発明はこれに限定されない。
更に、メモリ積層体の上方には、絶縁膜(図示せず)、上部選択ゲートUSG、絶縁膜(図示せず)がこの順に積層されて、上部ゲート積層体が設けられている。上部選択ゲートUSGは導電材料、例えばポリシリコンにより形成されている。絶縁膜は絶縁材料、例えば、シリコン酸化物により形成されている。
以下、本明細書においては、説明の便宜上、XYZ直交座標系を導入する。この座標系においては、シリコン基板11の上面に平行な方向であって相互に直交する2方向をX方向及びY方向とし、X方向及びY方向の双方に対して直交する方向、すなわち、上述の各膜の積層方向をZ方向とする。
上部選択ゲートUSG及び下部選択ゲートLSGは、それぞれ1枚の導電膜がY方向に沿って分断されて形成されたものであり、X方向に延びる複数本の配線状の導電部材となっている。これに対して、電極膜WLは消去ブロック単位で分断されており、消去ブロック内ではXY平面に平行な1枚の導電膜となっている。なお、電極膜WLも、上部選択ゲートUSG及び下部選択ゲートLSGと同様に、Y方向に沿って分断されていてもよい。
そして、下部ゲート積層体、メモリ積層体及び上部ゲート積層体(以下、総称して「積層体ML」という)には、積層方向(Z方向)に延びる複数本の貫通ホール20(図2参照)が形成されている。各貫通ホール20は積層体ML全体を貫いている。また、貫通ホール20は、例えばX方向及びY方向に沿ってマトリクス状に配列されている。
各貫通ホール20の内部には、半導体ピラーとしてのシリコンピラーSPが埋設されている。シリコンピラーSPは、半導体、例えば、アモルファスシリコンによって形成されている。なお、シリコンピラーSPは他の半導体材料、例えばポリシリコンによって形成されていてもよく、また、これらの半導体材料には不純物がドープされていてもよく、ドープされていなくてもよい。シリコンピラーSPの形状は、Z方向に延びる柱形であり、例えば円柱形である。また、シリコンピラーSPは積層体MLの積層方向全長にわたって設けられており、その下端部はシリコン基板11に接続されている。更に、シリコンピラーSPの中心軸に沿った部分であって電極膜WLに囲まれた部分には、空洞15が形成されている。なお、空洞15は形成されていなくてもよい。
シリコンピラーSPと下部選択ゲートLSGとの間には、下部ゲート絶縁膜(図示せず)が設けられている。これにより、下部ゲート積層体においては、シリコンピラーSPをチャネル領域を含むボディ領域とし、下部ゲート絶縁膜をゲート絶縁膜とし、下部選択ゲートLSGをゲート電極とした下部選択トランジスタが形成される。
また、シリコンピラーSPと上部選択ゲートUSGとの間には、上部ゲート絶縁膜(図示せず)が設けられている。これにより、上部ゲート積層体においては、シリコンピラーSPをチャネル領域を含むボディ領域とし、上部ゲート絶縁膜をゲート絶縁膜とし、上部選択ゲートUSGをゲート電極とした上部選択トランジスタが形成される。
更に、上部選択ゲートUSG上の絶縁膜の上方には、Y方向に延びる複数本のビット線BLが設けられている。ビット線BLは金属によって形成されている。各ビット線BLは、Y方向に沿って配列された各列のシリコンピラーSPの直上域を通過するように配設されており、シリコンピラーSPの上端部に接続されている。これにより、シリコンピラーSPは、ビット線BLとシリコン基板11との間に接続されている。また、シリコンピラーSPは、Y方向に延びる列ごとに、異なるビット線BLに接続されている。
次に、本実施形態の特徴部分について説明する。
図2及び図3に示すように、貫通ホール20の側面上の全面には、トンネル絶縁層21が形成されている。トンネル絶縁層21は例えばシリコン酸化物により形成されている。トンネル絶縁層21における貫通ホール20の内側に向いた面は、シリコンピラーSPの外面に接している。
また、電極膜WLとトンネル絶縁層21との間には、ブロック絶縁層22が設けられている。ブロック絶縁層22は、電極膜WLの貫通ホール20側の上下の角部を回り込むように、電極膜WLの上下面上において貫通ホール20から遠ざかる方向に延出している。ブロック絶縁層22は、例えば、電極膜WLを形成するシリコンが酸化されて形成されたものである。
積層方向(Z方向)における絶縁膜12の中央部分12aは、絶縁膜12の周辺部分12b、すなわち、電極膜WLに接する部分よりも、シリコンピラーSP側に突出している。例えば、絶縁膜12の中央部分12aは、ブロック絶縁層22とトンネル絶縁層21との界面よりもシリコンピラーSP側に位置しており、周辺部分12bは、この界面よりもシリコンピラーSPの反対側に位置している。
そして、絶縁膜12の周辺部分12bとトンネル絶縁層21との間であって、絶縁膜12の中央部分12aとブロック絶縁層22との間には、電荷蓄積層23が設けられている。これにより、電荷蓄積層23は、電極膜WLごとにZ方向における電極膜WLの両側に配置されている。すなわち、1つのメモリセルに対して2つの電荷蓄積層23が設けられている。Z方向から見て、電荷蓄積層23の形状はシリコンピラーSPを囲む環状である。また、電荷蓄積層23は、電荷をトラップすることができる材料、例えばシリコン窒化物により形成されている。
電荷蓄積層23は、絶縁膜12の中央部分12a、周辺部分12b、ブロック絶縁層22及びトンネル絶縁層21によって囲まれている。そして、電荷蓄積層23とシリコンピラーSPとの間にはトンネル絶縁層21が介在しており、電荷蓄積層23と電極膜WLとの間にはブロック絶縁層22が介在している。これにより、電荷蓄積層23は電極膜WL及びシリコンピラーSPから絶縁されている。
なお、絶縁膜12の中央部分12aとトンネル絶縁層21との間には、電荷蓄積層23が設けられていない。これにより、隣り合うメモリセルに属する電荷蓄積層23同士は絶縁膜12の中央部分12aによって相互に離隔されている。また、電極膜WLとシリコンピラーSPとの間にも電荷蓄積層23は設けられていない。これにより、各電極膜WLの上下に配置された電荷蓄積層23同士も相互に離隔されている。
次に、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法について説明する。
図4乃至図9は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する工程断面図である。
先ず、図1に示すように、シリコン基板11の上層部分における所望の位置に素子分離膜(図示せず)を形成する。そして、メモリアレイ領域に不純物を導入し、ソース線となる拡散層(図示せず)を形成する。一方、回路領域(図示せず)にはPウエル及びNウエル等を形成し、各ドライバ回路を構成するトランジスタのソース・ドレインを形成する。次に、これらのトランジスタのゲートを形成する。
次に、シリコン基板11上のメモリアレイ領域に絶縁材料を堆積させて平坦化し、絶縁膜(図示せず)を形成する。次に、この絶縁膜の上に例えばアモルファスシリコンを堆積させて、下部選択ゲートLSGを形成する。次に、下部選択ゲートLSGの上に絶縁膜(図示せず)を形成する。これにより、絶縁膜、下部選択ゲートLSG及び絶縁膜からなる下部ゲート積層体が形成される。
次に、下部ゲート積層体に、Z方向(積層方向)に延びシリコン基板11まで到達する貫通ホールを形成する。このとき、複数個の貫通ホールを、Z方向から見てマトリクス状に配列されるように、同時に形成する。次に、下部ゲート積層体上の全面に例えばシリコン酸化膜又はシリコン窒化膜を堆積させた後、RIE(Reactive Ion Etching:反応性イオンエッチング)等の異方性エッチングを行って、貫通ホールの側面上のみに残留させる。これにより、下部ゲート絶縁膜(図示せず)を形成する。
その後、希フッ酸処理を行い、貫通ホールの底面から自然酸化膜等を除去した後、貫通ホール内にアモルファスシリコンを埋め込む。これにより、貫通ホール内にシリコンピラーSPの下部が埋設される。この結果、下部選択トランジスタが形成される。
次に、図4に示すように、下部ゲート積層体上に、例えばシリコン酸化物等の絶縁材料を堆積させて、絶縁膜12を形成する。次に、絶縁膜12上に電極膜WLを形成する。以後、絶縁膜12と電極膜WLとを交互に積層させる。一例では、絶縁膜12及び電極膜WLを4層ずつ形成する。次に、シリコン酸化膜13を形成し、シリコン窒化膜14を形成する。これにより、メモリ積層体が形成される。
次に、フォトリソグラフィ及びRIEを行うことにより、メモリ積層体に貫通ホール20を形成する。この貫通ホール20は、Z方向に延び、下部ゲート積層体に形成された貫通ホールに到達する。この段階では、貫通ホール20の形状は略円筒形であり、Z方向に平行な断面において、貫通ホール20の側面は略直線状である。また、貫通ホール20の底面にはシリコンピラーSPの下部が露出する。
次に、図5に示すように、貫通ホール20を介してウエットエッチングを施す。このウエットエッチングの条件は、シリコン酸化物及びシリコン窒化物に対するシリコンのエッチング選択比が高くなるような条件とする。これにより、アモルファスシリコン又はポリシリコンからなる電極膜WLが選択的にエッチングされる。この結果、貫通ホール20の側面において、電極膜WLが絶縁膜12に対して後退し、相対的に絶縁膜12が貫通ホール20の内部に向けて突出する。なお、本工程においては、ウエットエッチングの代わりにCDE(Chemical Dry Etching:化学的乾式エッチング)を行ってもよい。
次に、図6に示すように、貫通ホール20を介してウエットエッチングを施す。このウエットエッチングの条件は、シリコン及びシリコン窒化物に対するシリコン酸化物のエッチング選択比が高くなるような条件とする。これにより、シリコン酸化物からなる絶縁膜12及びシリコン酸化膜13が等方的にエッチングされる。この結果、絶縁膜12における貫通ホール20の内部に向けて突出した部分が全体的に丸められると共に、電極膜WLとの界面近傍が深くエッチングされ、電極膜WLよりも後退した周辺部分12bと、周辺部分12bよりも貫通ホール20の内部に向けて突出した中央部分12aとが形成される。これにより、貫通ホール20の側面において、絶縁膜12における電極膜WLとの境界部分に凹部26が形成される。
次に、図7に示すように、熱酸化処理を行う。これにより、電極膜WLにおける貫通ホール20の内部に露出した部分が酸化され、シリコン酸化物からなるブロック絶縁層22が形成される。なお、ブロック絶縁層22はCVD法(Chemical Vapor Deposition法:化学気相成長法)によって形成してもよい。この場合は、絶縁膜12、シリコン酸化膜13及びシリコン窒化膜14の側面上にもブロック絶縁層22が形成されることになる。
次に、図8に示すように、例えばCVD法によってシリコン窒化物を堆積させることにより、電荷蓄積層23を成膜する。電荷蓄積層23は、全面、すなわち、貫通ホール20の側面上及び底面上の全体並びにシリコン窒化膜14の上面上に形成される。このとき、電荷蓄積層23は凹部26内にも埋め込まれる。
次に、図9に示すように、貫通ホール20を介してウエットエッチング又はCDEを施し、電荷蓄積層23をエッチングする。これにより、電荷蓄積層23は、凹部26内及びシリコン酸化膜13の側面上に残留し、他の領域からは除去される。すなわち、電荷蓄積層23は、絶縁膜12の中央部分12aの側面上、電極膜WLの側面上、シリコン窒化膜14の側面上及び上面上から除去される。
次に、図2及び図3に示すように、例えばCVD法によって全面にシリコン酸化物を堆積させ、トンネル絶縁層21を形成する。このとき、トンネル絶縁層21は、ブロック絶縁層22の側面上、電荷蓄積層23の側面上、及び絶縁膜12の中央部分12aの側面上に形成され、凹部26内に残留した電荷蓄積層23を包み込む。
次に、シリコンを堆積させてエッチバックし、貫通ホール20の側面上及び底面上にシリコンからなる保護膜(図示せず)を形成する。次に、エッチングを行い、貫通ホール20の底面に形成された保護膜、トンネル絶縁層21及びブロック絶縁層22を除去する。次に、稀フッ酸処理を行い、シリコンピラーSPの下部の上面に形成された自然酸化膜を除去する。
次に、保護膜を除去し、貫通ホール20の内部にアモルファスシリコンを埋め込む。これにより、貫通ホール20内にシリコンピラーSPの中央部が埋設される。このシリコンピラーSPの中央部は、下部ゲート積層体に埋設されたシリコンピラーSPの下部に接続される。なお、このとき、埋め込むシリコン量を制御すると、シリコンピラーSPの中心線に沿って連続的又は断続的に空洞15が形成される。
次に、図1に示すように、メモリ積層体上に例えばシリコン酸化物からなる絶縁膜(図示せず)を形成し、例えばアモルファスシリコンを堆積させて上部選択ゲートUSGを形成し、例えばシリコン酸化物からなる絶縁膜(図示せず)を形成する。これにより、上部選択ゲートUSGを含む上部ゲート積層体が形成される。次に、上部ゲート積層体に貫通ホール(図示せず)を形成し、この貫通ホール内にアモルファスシリコンを埋め込み、シリコンピラーSPの上部を形成する。このとき、シリコンピラーSPの下部、中央部、上部が一体的に連結され、Z方向に延びるシリコンピラーSPが形成される。次に、上部ゲート積層体上の全面に金属膜を形成し、パターニングすることにより、ビット配線BL等の配線を形成する。これにより、不揮発性半導体記憶装置1が製造される。
次に、本実施形態の動作について説明する。
本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置1においては、シリコンピラーSPがボディ領域として機能し、電極膜WLがコントロールゲートとして機能し、電荷蓄積層23がチャージトラップとして機能することにより、シリコンピラーSPと電極膜WLとの各交差部分に、セルトランジスタが形成される。このセルトランジスタがメモリセルを構成する。
この結果、1本のシリコンピラーSP及びその周囲には、電極膜WLと同数のメモリセルがZ方向に一列に配列され、1本のメモリストリングが構成される。また、複数本のシリコンピラーSPがX方向及びY方向に沿ってマトリクス状に配列される。これにより、メモリ積層体内においては、複数個のメモリセルが、X方向、Y方向、Z方向に沿って、3次元的に配列される。
そして、装置1においては、ビット線BLを選択することによりメモリセルのX座標を選択し、上部選択ゲートUSGを選択してシリコンピラーSPの上部を導通状態又は非導通状態とすることによりメモリセルのY座標を選択し、ワード線としての電極膜WLを選択することによりメモリセルのZ座標を選択する。そして、シリコンピラーSPを介して、選択されたメモリセルにおける電荷蓄積層23に電子を注入することにより、情報を記憶する。また、電荷蓄積層23に電子が注入されているかどうかによってセルトランジスタの閾値が異なるため、この現象を利用してメモリセルに記憶された情報を読み出す。すなわち、読出対象となるメモリセルに接続されたビット線BLをプリチャージし、このメモリセルを貫くシリコンピラーSPの上部及び下部を導通状態とし、このシリコンピラーSPが貫く他のセルトランジスタを導通状態としたときに、読出対象となるセルトランジスタの閾値が高いと電流が流れず、閾値が低いと電流が流れる。
このとき、電荷蓄積層23内に蓄積された電子には、この電子自体が形成する自己電界により、互いに遠ざかる方向に力が作用する。また、隣のメモリセルの電極膜WLに電位が印加されると、この電位に起因する力も電子に作用する。このため、電荷蓄積層23内に蓄積された電子が移動可能となるような経路が存在すると、この電子は拡散又は移動してメモリセル内から消失してしまう可能性がある。
しかし、本実施形態においては、各絶縁膜12とシリコンピラーSPの間に設けられた電荷蓄積層23は、絶縁膜12の中央部分12aによって分断されており、Z方向において隣り合うメモリセル間において電気的に分離されている。このため、メモリセル間の領域には、電荷蓄積層23に注入された電子をホッピング伝導させるような経路は形成されない。この結果、あるメモリセルの電荷蓄積層23に蓄積された電子が拡散したり、隣のメモリセルに移動したりすることがない。
次に、本実施形態の効果について説明する。
上述の如く、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置1においては、電荷蓄積層23同士が電気的に相互に分離されているため、あるメモリセルに注入された電子が拡散又は移動して消失することがない。このため、装置1は、微細化してもメモリセル間の干渉が小さく、メモリセルにデータを保持する際の信頼性を維持することができる。
また、本実施形態においては、電極膜WLとシリコンピラーSPとの間に電荷蓄積層23が設けられていない。これにより、各電極膜WLの上下に配置された電荷蓄積層23が相互に分離されるため、各メモリセルに2ビットのデータを記憶させることができる。
更に、本実施形態においては、電荷蓄積層23は電極膜WLの上下側に設けられており、電極膜WLとシリコンピラーSPとの間には設けられていない。また、ブロック絶縁層22も電極膜WLの一部が酸化されて形成されたものである。このため、貫通ホール20の側面上にはトンネル絶縁層21のみが形成される。これにより、シリコンピラーSPの外径をシリコンピラーSPに電流を流すために必要な外径とし、トンネル絶縁層21、ブロック絶縁層22及び電荷蓄積層23に必要な膜厚を持たせたままで、貫通ホール20の内径を小さくすることができる。この結果、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置1においては、平面構造を微細化することができる。
次に、本実施形態の比較例について説明する。
図10は、本比較例に係る不揮発性半導体記憶装置を例示する断面図である。
図10に示すように、本比較例に係る不揮発性半導体記憶装置101においては、Z方向に平行な断面において、貫通ホール30の側面は略直線状となっており、この貫通ホール30の側面上に、ONO膜(Oxide Nitride Oxide film:酸化物−窒化物−酸化物膜)34が設けられている。ONO膜34においては、外側、すなわち、電極膜WL側から順に、シリコン酸化物からなるブロック絶縁層32、シリコン窒化物からなる電荷蓄積層33、シリコン酸化物からなるトンネル絶縁層31がこの順に積層されている。
本比較例に係る不揮発性半導体記憶装置101においては、電荷蓄積層33は貫通ホール30の側面に沿って形成されており、Z方向に配列された複数のメモリセル間で連続的に形成されている。このため、電荷蓄積層33におけるあるメモリセルに属する部分に蓄積された電子eが、自己電界又は隣の電極膜WLの電位に起因して生じた力により、電荷蓄積層33内の準位を介してホッピング伝導し、拡散又は移動してしまう。この結果、あるメモリセルに蓄積された電荷量が経時的に減少し、信号量が小さくなってしまい、メモリセルのデータが保持できなくなる。また、あるメモリセルから拡散した電子が、電荷蓄積層33を共有する隣のメモリセルまで達すると、この隣のメモリセルのセルトランジスタの閾値を変動させ、データを書き換えてしまう。このようなメモリセル間の干渉は、装置101を微細化するほど顕著になる。従って、本比較例に係る装置は、微細化するとメモリセル間の干渉が多くなる。
また、本比較例に係る不揮発性半導体記憶装置101においては、電荷蓄積層33がメモリセル内で分断されていないため、各メモリセルに1ビットのデータしか記憶させることができない。
更に、貫通ホール30の側面上、すなわち、電極膜WLとシリコンピラーSPとの間に、ブロック絶縁層32、電荷蓄積層33及びトンネル絶縁層31が設けられている。そして、電子の捕獲確率を確保し、十分な量の電荷を蓄積させるためには、電荷蓄積層33はある程度以上の膜厚とする必要がある。また、電荷蓄積層33に蓄積された電荷の損失を抑え、リテンション特性を良好に保つためには、トンネル絶縁層31もある程度以上の膜厚とする必要がある。更に、データの書込時に電極膜WLから電荷蓄積層33への正孔の逆注入を抑え、十分な量の電荷を電荷蓄積層33に蓄積すると共に、データの消去時に電極膜WLから電荷蓄積層33への電子の逆注入を抑え、データを確実に消去するためには、ブロック絶縁層32もある程度以上の膜厚とする必要がある。これらの層の厚さが不足すると、十分な量の電荷を電荷蓄積層33に蓄積させられなくなり、データ「0」とデータ「1」の閾値電圧の差であるデータウインドウを確保できなくなる。更にまた、センス電流を流すために、シリコンピラーSPの直径もある程度以上とする必要がある。このため、本比較例においては、貫通ホール30の直径を縮めることは困難であり、平面構造の微細化は困難である。
次に、前述の本発明の実施形態の実施例について説明する。
先ず、第1の実施例について説明する。
図11は、本実施例に係る不揮発性半導体記憶装置を例示する断面図である。
なお、図11においては、図示の便宜上、各メモリセルの微細構造は省略している。各メモリセルの構造は、図2及び図3に示す構造と同様である。
図11に示すように、本実施例に係る不揮発性半導体記憶装置51においては、シリコン基板52に拡散領域からなるソース線SLが形成されている。また、シリコン基板52上に、下部選択ゲートLSG、メモリ積層体53、上部選択ゲートUSGがこの順に積層されており、その上にはビット線BLが設けられている。メモリ積層体53においては、ワード線としての電極膜WLが複数枚積層されている。そして、ビット線BLとソース線SLとの間にシリコンピラーSPが接続されている。シリコンピラーSPの形状は、Z方向に直線的に延びるI字形であり、上部選択ゲートUSG、複数枚の電極膜WL、下部選択ゲートLSGを貫いている。本実施例における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の実施形態と同様である。
次に、第2の実施例について説明する。
図12は、本実施例に係る不揮発性半導体記憶装置を例示する断面図である。
図12においても、図示の便宜上、各メモリセルの微細構造は省略している。各メモリセルの構造は、図2及び図3に示す構造と同様である。
図12に示すように、本実施例に係る不揮発性半導体記憶装置61においては、支持基板62上に、シリコン酸化層65、シリコン層64、メモリ積層体63、上部選択ゲートUSGがこの順に積層されており、その上にはソース線SL及びビット線BLが設けられている。なお、下部選択ゲートLSG(図11参照)は設けられていない。ソース線SLはX方向に延び、ビット線BLはY方向に延び、ビット線BLはソース線SLの上方に設けられている。メモリ積層体63においては、電極膜WLが複数枚積層されている。
そして、ソース線SLとビット線BLとの間に、U字形のシリコンピラーSPが接続されている。すなわち、ビット線BLから一旦下方に向かって延びたシリコンピラーSPは、上部選択ゲートUSG、複数枚の電極膜WLを貫き、シリコン層64内において折返して上方に向かい、再び、複数枚の電極膜WL、上部選択ゲートUSGを貫いて、ソース線SLに達している。シリコンピラーSPの折返し部分とシリコン層64との間は、トンネル絶縁層21及びブロック絶縁層22の積層膜(図2参照)によって絶縁されている。また、U字形のシリコンピラーSPに設けられた一対の垂直部分のうち、一方の垂直部分を囲む電極膜WLと、他方の垂直部分を囲む電極膜WLとは、相互に分断され、絶縁されている。
本実施例によれば、電極膜WLを形成した後にソース線SLを形成することができるため、ソース線SLをビット線BLと同様に金属により形成することができる。これにより、ソース線SLの配線抵抗を低減することができる。また、シリコンピラーSPをシリコン部材に接続する必要がないため、シリコン部材の表面から自然酸化膜を除去するための稀フッ酸処理が不要になり、稀フッ酸処理によってゲート絶縁膜及びトンネル絶縁層等が損傷を受けることがない。本実施例における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の実施形態と同様である。
以上、実施形態及び実施例を参照して本発明を説明したが、本発明はこれらの実施形態及び実施例に限定されるものではない。例えば、前述の実施形態又は実施例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
本発明の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を例示する斜視図である。 本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を例示する断面図である。 図2に示す領域Aを例示する一部拡大断面図である。 本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する工程断面図である。 本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する工程断面図である。 本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する工程断面図である。 本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する工程断面図である。 本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する工程断面図である。 本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する工程断面図である。 比較例に係る不揮発性半導体記憶装置を例示する断面図である。 本実施形態の第1の実施例に係る不揮発性半導体記憶装置を例示する断面図である。 本実施形態の第2の実施例に係る不揮発性半導体記憶装置を例示する断面図である。
符号の説明
1、51、61、101 不揮発性半導体記憶装置、11 シリコン基板、12 絶縁膜、12a 中央部分、12b 周辺部分、13 シリコン酸化膜、14 シリコン窒化膜、15 空洞、20、30 貫通ホール、21、31 トンネル絶縁層、22、32 ブロック絶縁層、23、33 電荷蓄積層、26 凹部、34 ONO膜、52 シリコン基板、53 メモリ積層体、62 支持基板、63 メモリ積層体、64 シリコン層、65 シリコン酸化層、A 領域、BL ビット線、e 電子、LSG 下部選択ゲート、ML 積層体、SL ソース線、SP シリコンピラー、USG 上部選択ゲート、WL 電極膜

Claims (5)

  1. それぞれ複数の絶縁膜及び電極膜が交互に積層され、積層方向に延びる貫通ホールが形成された積層体と、
    前記貫通ホールの内部に埋設された半導体ピラーと、
    前記電極膜ごとに、前記積層方向における前記電極膜の両側に配置され、前記電極膜及び前記半導体ピラーから絶縁された電荷蓄積層と、
    を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記電荷蓄積層と前記半導体ピラーとの間に設けられたトンネル絶縁層と、
    前記電荷蓄積層と前記電極膜との間に設けられたブロック絶縁層と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記積層方向における前記絶縁膜の中央部分は、前記積層方向における前記絶縁膜の周辺部分よりも前記半導体ピラー側に突出していることを特徴とする請求項1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. それぞれ複数の絶縁膜及び電極膜を交互に積層させて積層体を形成する工程と、
    前記積層体に積層方向に延びる貫通ホールを形成する工程と、
    前記貫通ホールを介して前記電極膜をエッチングする工程と、
    前記貫通ホールを介して前記絶縁膜をエッチングすることにより、前記絶縁膜における前記電極膜との境界部分に凹部を形成する工程と、
    前記電極膜における前記貫通ホール内に露出した面上にブロック絶縁層を形成する工程と、
    前記貫通ホールの側面上に電荷蓄積層を形成する工程と、
    前記貫通ホールを介して前記電荷蓄積層をエッチングすることにより、前記電荷蓄積層を前記積層方向における前記絶縁膜の中央部分の側面上から除去すると共に前記凹部内に残留させる工程と、
    前記貫通ホールの側面上にトンネル絶縁層を形成する工程と、
    前記貫通ホールの内部に半導体ピラーを埋設する工程と、
    を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  5. 前記電荷蓄積層をエッチングする工程において、前記電極膜の側面上から前記電荷蓄積層を除去することを特徴とする請求項4記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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