JP2009541943A - リムを有する半球形スパークチップを備えた、小径/ロングリーチスパークプラグ - Google Patents

リムを有する半球形スパークチップを備えた、小径/ロングリーチスパークプラグ Download PDF

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Abstract

細長いセラミック絶縁体(12)を有するスパークプラグ(10)は、多数の設計的特微をさまざまな戦略的位置に含む。少なくとも接地電極(26)にはリムのある半球形の金属スパークチップ(56)が適合され、不良電気アーク放電(62)を制御し、接地電極(26)との接触表面が増大することによって取付け技術を容易にする。スパークプラグ(10)のさまざまな機構は互いに協働してスパークプラグ(10)の物理的寸法を減じ、機械的強度または性能を犠牲にすることなくより新しいエンジンの現代における需要を満たすことができる。

Description

関連出願への相互参照
この出願は、連続番号第60/814,818号として2006年6月19日に出願された、「12mmの超ロングリーチスパークプラグ(12 mm X-Long Reach Spark Plug)」と題された米国仮出願の優先権を主張する。
発明の背景
発明の分野
この発明は、内燃機関、炉などのためのスパークプラグ、より特定的には、機械的強度および誘電強度を向上させたスパークプラグに関する。
関連技術
スパークプラグは、内燃機関、炉などの燃焼室に延在して、空気と燃料との混合物に点火するためのスパークを生成する装置である。エンジン技術は、最近はエンジン排気量をより小さくする方向に向かって進展している。同時に、吸気弁および排気弁が拡大されて効率を上げている。これらの変化によってスパークプラグのために確保される物理的空間が浸食されている。燃焼効率もまた、点火システム用の電圧要件の増加を決定付けている。これらや他の要因により、スパークプラグの物理的な寸法がますますサイズ縮小するよう推進される一方で、スパークプラグにより優れた性能が要求される。現在の産業では、10−12mmの範囲において高性能なスパークプラグを要求しており、そのサイズはさらに今後縮小するであろうと期待されている。
スパークプラグの小型化を試みる際、断面の薄いセラミック絶縁体の誘電容量が減少することから、特定の考慮が生じる。誘電強度は一般に、破壊または電気的パンクを引起こすことなく材料に適用することができる最大電界として規定される。したがって、セラミック絶縁物のこの薄い断面により、結果として、帯電した中心電極と接地されたシェルとの間に誘電性パンクを生じかねない。
スパークプラグの小型化を試みる際の別の関心事は、特にセラミック絶縁体の部分において、断面がより薄いことに起因する機械的強度の低下である。機械的強度の低下が問題となり得る1つの領域は、構成要素に大きな軸方向荷重および機械的応力を与える、スパークプラグ製造工程において明らかである。たとえば、絶縁体の内部に発射抑制シールを据えるとき、および絶縁体の外部にシェルを圧着するとき、セラミック材料は大きな応力および圧縮荷重下に置かれる。こういった使用前作業、および高トルクのスパークプラグをシリンダヘッドに設置するステップを含む他の使用前作業によって、近代的なスパークプラグに及ぼされる機械的応力は降伏限界にまで達する。スパークプラグはさらに、エンジン用途での使用中、エンジン振動、燃焼力および熱勾配を通じて機械的応力に晒される。これらの理由により、スパークプラグの計画的縮小は、その構成要素の応力支持限界を故障点まで押し進めかねない。
従って、小型化が推進されている現在のレギュラー、ロング、超ロングリーチのスパークプラグ設計に見られる機械的な限界および誘電強度の限界の両方に対処することができる、向上したスパークプラグの需要がある。
発明の概要
主題の発明は、スパーク点火される燃焼事象のためのスパークプラグを与えることにより、先行技術システムに見られる欠点および不利益を克服する。この発明のスパークプラグは、概して管状のセラミック絶縁体を含む。導電シェルがセラミック絶縁体の少なくとも一部を囲む。シェルは接地電極を含む。セラミック絶縁体には中心電極が配置され、中心電極は接地電極と対向する関係にある下部スパーク端部を有し、その結果スパークギャップがその間の空間に規定される。接地電極はシェルに隣接する固定端部からスパークギャップに隣接する遠位端まで延在する。金属スパークチップが接地電極の遠位端に取付けられる。スパークチップは凸面ドームおよびドームを囲むリムを有する。リムは、接地電極と表面同士で接触して配置される。
金属スパークチップ構成の平らになったリム機構は、火花放電が金属スパークチップ機構においてのみ生じることを確実にするのを助け、先行技術構成でしばしば生じるような金属スパークチップの外部で不良放電がスパークする機会をほとんどなくす。さらに、平らになったリム機構は、接地電極のベースメタルとの接触表面を付加することとなり、それによって、抵抗溶接、レーザ溶接、高温接着剤、機械的固定などを含み得る取付け技術を向上させる。
この発明のこれらの、および他の機構ならびに利点は、以下の詳細な説明および添付された図面と関連して考慮されると、より容易に認識されるようになる。
主題の発明によるスパークプラグの断面図である。 接地電極に取付けられた、リムのある半球形の金属スパークチップを示すスパークギャップ領域の拡大分解図である。 図2と同様であるが、中心電極に凸面ドーム型の第2の金属スパークチップが同様に与えられている、代替実施例を示す図である。 貴金属スパークチップ設計を備えない、接地電極および中心電極機構を含む先行技術スパークギャップ構成を示す図である。 貴金属スパークチップ設計を備えた、接地電極および中心電極機構を含む先行技術スパークギャップ構成を示す図である。 図2と同様であるが、中心電極の貴金属チップから接地電極のリムのある半球形の金属スパークチップまで延在する円錐形スパークゾーンを示す図である。 図3と同様であるが、中心電極および接地電極のリムのある半球形の対向するスパークチップの間に延在する、概して線形の円柱型スパークゾーンを示す図である。 図2の7−7ラインに概して沿って得られた現実の拡大断面図を、影で例示的に示された任意のレーザ溶接機械と共に示す。 この発明によるリムのある半球形の金属スパークチップを含む接地電極の分解斜視図である。 主題の発明によるスパークプラグのセラミック絶縁体を通って長手方向に得られる、主題の発明のいくつかの局面にとって重要なさまざまな寸法関係を特定する断面図である。 丸められた遷移部と隅肉遷移部との間で遷移長さL(遷移)が測定される場合の基準点を強調した、絶縁体遷移表面の拡大分解図である。 セラミック絶縁体の下半分の分解断面図であって、主題の発明のいくつかの局面にとって重要なさらなる寸法関係を特定する図である。 図10の11−11ラインに概して沿って得られた断面図である。 スパークプラグの下部スパーク端部の拡大分解断面図である。
好ましい実施例の詳細な説明
図を参照して、いくつかの図面全体にわたって同じ番号は同じか対応する部分を示し、主題の発明によるスパークプラグは図1で10として一般に示される。スパークプラグ10は、12として一般に表示される管状セラミック絶縁体を含み、これは、特定の誘電強度、高い機械的強度、高い熱伝導性、および熱ショックに対する優れた抵抗性を有する、酸化アルミニウムまたは他の適切な材料から好ましくは作られる。絶縁体12は極端な圧力下で乾燥成型されてもよく、その後高温でガラス化されるよう炉で焼かれる。絶縁体12は、部分的に露出した上部マスト部分14を含み得る外表面を有し、点火システムとの接続を維持するためにゴム製のスパークプラグブート(示されない)がそこを囲み、掴む。露出したマスト部分14は一連のリブ16を含んでもよく、または図9におけるように滑らかでもよいが、これらのリブはスパークまたは二次電圧フラッシュオーバーからの付加的な保護を与え、かつゴム製のスパークプラグブートとの掴みを向上させる。絶縁体12は概して管状の構造であって、上部末端部20および下部ノーズ端部22の間に長手方向に延在する中央通路18を含む。中央通路18はさまざまな断面積を有し、末端部20またはその近隣で概して最大となり、ノーズ端部22またはその近隣で概して最小となる。
電気的に伝導性で好ましくは金属のシェルは、24として一般に表示される。シェル24は絶縁体12の下部領域を囲み、少なくとも1つの接地電極26を含む。接地電極26は従来の単一のL形様式で示されているが、スパークプラグ10の意図される用途に依存して、直線または曲った構成の複数の接地電極で代用できることが認識される。
シェル24は、その胴部管において概して管状で、絶縁体12の小さな下部ショルダ部68に対して押圧接触して位置するよう適合された内部下部圧縮フランジ28を含む。シェル24はさらに、絶縁体12の大きい上部ショルダ部66に対して押圧接触して位置するよう組立作業中に圧着されたり形成されたりする上部圧縮フランジ30を含む。バックルゾーン32は、絶縁体12に対してシェル24を固定位置に保持するための上部圧縮フランジ30の変形中またはその後に続いて、圧倒的な圧縮力の影響下に折畳まれる。ガスケット、セメントまたは他のシール用コンパウンドを絶縁体12とシェル24との間に配置することができ、気体気密性のシールを完成し、かつ組立てられたスパークプラグ10の構造統合性を向上させる。
シェル24には、除去目的および設置目的のツール受取り六角部34が与えられている。六角部のサイズは、関連用途についての業界標準に従う。もちろん、いくつかの用途は、レース用スパークプラグ用途および他の環境において知られるように、六角部以外のツール受取り界面を要するかもしれない。弁座38のすぐ下、金属シェル24の下部部分においてねじ切り部分36が形成される。弁座38は、スパークプラグ10がシリンダヘッドに据えられる際に適切な界面となるように、ガスケット39と一対になってもよい。代替的には、弁座38は、この様式のスパークプラグのために設計されたシリンダヘッドにおいてセルフシール式設置をもたらすために、テーパを備えて設計されてもよい。
電気的に伝導性の末端植込ボルト40が絶縁体12の中央通路18に部分的に配置され、露出した上部ポストから中央通路18を下って下端部の埋込部分まで長手方向に延在する。上部ポストは点火ワイヤ(示されない)に接続し、スパークプラグ10を発火するのに必要な高圧電気の指定時刻の放電を受取る。
図1に例示された例において、末端植込ボルト40の下端部は導電ガラスシール42内に埋込まれ、複合抑制器シールパックの最上層を形成する。導電ガラスシール42は末端
植込ボルト40の下端部を抵抗器層44に封止するよう機能する。3層抑制器シールパックの中央層を含むこの抵抗器層44は、電磁干渉(「EMI」)を減じるいかなる公知の適切な複合物からも作ることができる。推奨される設置方式および用いられる点火システムの種類によって、そのような抵抗器層44は、より従来型の抵抗器抑制器として、または代替的に誘導抑制器として機能するよう設計されてもよい。抵抗器層44のすぐ下では、別の導電ガラスシール46が抑制器シールパックの底部層または下部層を確立する。従って、点火システムからの電気は、端末の植込ボルト40の下端部から抵抗器層44を通して最上層導電ガラスシール42に、また下部導電ガラスシール層46にまで進む。
導電中心電極48は中央通路18に部分的に配置され、下部ガラスシール層46に包まれたそのヘッド部から、接地電極26に近接するその露出されたスパーク端部50まで、長手方向に延在する。ヘッド部は、中央通路18の下にくびれた部分に据えられる。抑制器シールパックは末端植込ボルト40と中心電極48とを電気的に相互連結させる一方、同時に中央通路18を燃焼ガス漏れから封止し、さらにスパークプラグ10からの無線周波数ノイズ放出を抑制する。しかしながら、抑制器封止パックは、意図される用途の要件に依存して、他の受動的または能動的な機構と置き換えられてもよい。示されるように、中心電極48は、そのヘッド部とスパーク端部50との間において中断されない、連続的に延在する一片の構造であるのが好ましい。しかしながら、他の設計構成が用いられてもよい。
第2の金属スパークチップ52は中心電極48のスパーク端部50に位置する(いかなる混乱も回避するために、「第1の」金属スパークチップが導入され、その後は接地電極26に関連して記載されることに注意される)。第2の金属スパークチップ52は、スパークギャップ54にわたる電子放出のためのスパーク表面を与える。中心電極48のための第2の金属スパークチップ52は公知の技術のいずれによっても作ることができ、公知技術とは、プラチナ、タングステン、ロジウム、イットリウム、イリジウムおよびその合金を含むがこれらに限られない公知の貴金属または高機能合金のいずれからでも作られる、ワイヤ状、リベット状の構造の緩い一片形成およびその後の分離を含む。付加的な合金元素として、ニッケル、クロム、鉄、炭素、マンガン、シリコン、銅、アルミニウム、コバルト、レニウムなどを含み得るがこれらに限られない。実際、燃焼環境で優れた浸食および腐食性能をもたらすいかなる材料でも、第2の金属スパークチップ52の材料複合物に使用するのに好適であり得る。
接地電極26はシェル24に隣接する固定端部からスパークギャップ54に隣接する遠位端まで延在する。接地電極26は、銅のコアを囲む鉄ベースの合金ジャケットを含み、典型的には長方形の断面を有し得る。
図2におそらく最も良く示されるように、56として一般に表示される(第1の)金属スパークチップは、中心電極48のスパーク端部50と対向する接地電極26の遠位端に取付けられる。すなわち、金属スパークチップ56は、スパークギャップ54のちょうど向かい側に位置する。金属スパークチップ56は、リム60に囲まれた凸面ドーム58を示すように、リムのある半球形の構成で意図的に形成される。図2などのプロファイルに見られるように、金属スパークチップ56の形状は、凸面ドーム部分58が類似する卵の黄味、リム部分60が卵白を表すように、目玉焼きにたとえることができる。好ましくはリム60は概して環状の構成を有するが、非環状の構成もまた可能である。理想的には、これも必然的ではないが、凸面ドーム部分58およびリム60は、スパークギャップ54の中間部と交差する想像上の重心軸に沿って、互いに概して位置合わせされる。
第2の金属スパークチップ52と同様に、接地電極26のための(第1の)金属スパークチップ56は公知の技術のうちのいずれによっても作ることができ、公知技術とは、プ
ラチナ、タングステン、ロジウム、イットリウム、イリジウムおよびそれらの合金を含むがこれらに限られない公知の貴金属または高機能合金のいずれからでも作られる、ボタン状の構造への緩い一片形成を含む。付加的な合金元素は、ニッケル、クロム、鉄、炭素、マンガン、シリコン、銅、アルミニウム、コバルト、レニウムなどを含み得るがこれらに限られない。実際、燃焼環境で優れた浸食および腐食性能をもたらすいかなる材料でも、金属スパークチップ56の材料複合物に使用するのに好適であり得る。
図3はこの発明の代替実施例を表し、そこでは、接地電極26に取付けられた(第1の)金属スパークチップ56の構成と実質的に類似する、リムのある半球形の構成を有する第2の金属スパークチップ52´が、中心電極48に取付けられる。
図4A−図4Dは、接地電極と中心電極との間のスパークギャップ54のさまざまな先行技術の構成を示す。先行技術の各例において、接地電極は文字「GE」によって表されるが、中心電極は文字「CE」によって表される。図4Aは典型的なスパークギャップ54構成を示し、そこでは中心電極CEにも接地電極GEにも金属スパークチップは取付けられない。この構成では、中心電極CEを通して運ばれた電気的な電位は、典型的には熱伝達目的でしばしば銅のコアを有する耐久性のあるニッケルベースの合金を含む接地電極の母材まで、スパークギャップ54の「ゾーン」を通ってアーク放電する。換言すれば、中心電極CEから接地電極GEまでの電気的なアーク放電のすべてがスパークギャップ54で生じる。
図4B−図4Dは、広い、または狭い相対的構造を有する金属スパークチップが接地電極GEに取付けられるさまざまな先行技術の構成を表す。中心電極CE上の対向する金属スパークチップは、接地電極GE上の金属スパークチップに対して、その寸法属性について一致してもしなくてもよい。これらの状況のすべてにおいて、電気的なアーク放電がスパークチップの貴金属パッドを飛び越えて接地電極GEの母材に直接起こることが一般的である。これは不良電気アーク62によって例示される。不良アーク62は燃焼においては一般的であり、結果として測定可能な燃焼効率低下を伴う一貫しない燃焼を生じる。点火事象におけるこのようなサイクルごとの変動の結果、自動車の運転者はエンジン動作が雑である、および/または、その性能が一貫しないと感じるであろう。このように、不良アーク62は極めて望ましくない。
図5および図6は、接地電極26に適合される、リムのある半球形の金属スパークチップ56を示す。第2の金属スパークチップ52が従来型か修正された設計(52´)かにかかわらず、これらの図面では、凸面ドーム型の形状の結果、ギャップ54における正常なスパークアーク放電のゾーンがサイクルごとに一貫した位置で生じることが、半球形の形状によっていかに促進されるかを示す。より一貫したアーク位置は、結果としてより一貫した燃焼を生じるので、もちろん望ましい。点火事象においてサイクルごとの変動が少ないと、エンジン平滑性および性能一貫性を向上させる。不良アーク62は、平らになったフランジ状のリム機構60を通して著しく制御される。リム60の拡張された外周によって表されるコーナ部のプロファイルにより、不良アーク62は金属スパークチップ56の貴金属に対してより容易に引寄せられ、貴金属パッドを飛び越える傾向がほとんどない。これによっても、結果としてサイクルごとのベースでより一貫した燃焼を生じる。
図7は、金属スパークチップ56および接地電極26を直接通る、図2の7−7ラインに沿って得られた実質的な拡大断面図である。この断面図は、リム機構60の別の利点をさらに示す。特に、リム60は、接地電極26と直接接触にある付加的な表面積を作りだす。その結果、金属スパークチップ56のよりよい取付、すなわち固定を達成することができる。当業者は、接地電極26に金属スパークチップ56を取付ける異なる方法の構想を容易に描くであろう。図7では、金属スパークチップ56の底部と接地電極26の上面
との間のクレータ状の界面が、抵抗溶接型の動作を暗示する。抵抗溶接は、金属スパークチップ56と接地電極26との間の表面同士の接触面積が増大したことで改善される多くの可能な技術のうちの1つである。レーザ溶接装置64が影で示される。リム60機構は金属スパークチップ56の外周面積を増加させるという利益を付加し、それによって、レーザのキャッピング動作が実行されるような状況では、より大きな溶接界面となる。同様の利点は、高温接着剤、機械的な締付技術などの使用を通じて実現される。
図8は金属スパークチップ56を斜視図で示す。金属スパークチップ56の独特の形状は多くの方法で形成することができ、ここでは可能な方法のうちいくつかのみを述べる。一例として、1片の貴金属ワイヤがスプールから切離され、加熱されて、次いで特徴的な目玉焼き形状に加熱成形されることができる。代替的には、溶融された貴金属を、圧延、鋳造動作において、または他の十分な方法で形成することができる。
絶縁体12の多数の構造的、幾何学的構成は、結果として生じるスパークプラグ設計の機械的、誘電的特性を増強するために、本願明細書に記載される組合せにおいて、または互いに独立して用いられ得る。絶縁体12の幾何学的設計および形状の変化に加えて、特に絶縁体12の下部ノーズ領域におけるシェル24の形状の設計変更が、主題の発明のさらなる改善の一因となる。たとえば、絶縁体12の大きい上部ショルダ部66のすぐ下に与えられる比較的浅い遷移テーパ角度により、特別な利点を特定することができる。この比較的浅い角度によって圧縮応力が減じられ、曲げモーメント負荷が低下する。
図9および図9Aは絶縁体12の特に有利な幾何学的構成を示し、この構成により、従来の絶縁体材料(たとえばセラミック)が、小さく、比較的脆弱なサイズであって、なお組立中および動作中に絶縁体に与えられる応力に耐えるように製造され得る。より具体的には、絶縁体12の外表面が、概して円形の大きい上部ショルダ部66を末端部20に近接して表わし、概して円形の小さいショルダ部68をノーズ端部22に近接して表わすように、絶縁体12が示される。シェル24における組立て中に、小さいショルダ部68は下部圧縮フランジ28に対して配置されるが、大きいショルダ部66はシェル24の上部圧縮フランジ30によって押圧される。このように、絶縁体12の大きいショルダ部66と小さいショルダ部68との間の領域で非常に大きな圧縮力が絶縁体12に課される。機械的には、小さなボアまたは窮屈なエンジン空間に適合するためにスパークプラグ10のサイズが減じられると、絶縁体12をシェル24の内部に固定することが非常に困難になる。たとえば、10−12ミリメートルおよびそれ以下の範囲のスパークプラグでは、材料のコラム強さがシェル24内で気体気密性シールを確立し維持するために必要な圧縮負荷を支持できなくなる限界にまで、絶縁体12の物理的な寸法が縮小していることを必要とする。
出願人は、セラミックなどの標準的な絶縁体材料の機械的強度を超過することなくスパークプラグ10のサイズを縮小することができる、特に有利な幾何学的関係を発見した。これは、絶縁体12の外表面の、大きいショルダ部66から小さいショルダ部68までの絶縁体の物理的な外寸が減じられる部分として規定された遷移領域の操作によって達成される。再び図9を参照して、絶縁体12の外表面は丸められた遷移部74を含んで示され、遷移長さL(遷移)だけそこから間隔を置いて隅肉遷移部76がある。用語「丸められた」「隅肉」とは、製図技術における周知の用語「隅肉」「丸み付け」から借りており、すなわちそれぞれ内隅および外隅である。プロファイルに見られるように、丸められた遷移部74および隅肉遷移部76は、絶縁体12の外表面の直径を有効に減じるのに必要なオジープロファイル(ogee profile)と同種のものを形成する。図9に示されるように、丸められた遷移部74は、大きいショルダ部66に隣接する絶縁体12の最大外径を表す大径D2によって規定される。他方、隅肉遷移部76は、小さいショルダ部68に続く絶縁体12外部の部分を表す小径Dlによって規定される。遷移長さL(遷移)は丸められ
た遷移部74と隅肉遷移部76との間の長手方向の距離の測定値である。
図9Aは遷移長さL(遷移)の拡大図を与え、そこで開始測定値は遷移表面間の理論的な交差によって位置決めされる。丸められた遷移部74と隅肉遷移部76との間に錐台状に傾斜した遷移表面78が延在する。遷移表面78については錐台状にテーパ状の形状が好まれるが、他の緩やかに曲がるプロファイルもこの発明の重要な特徴を犠牲にすることなく許容され得る。
組立て中および動作中、また絶縁体12の形成および発火ステップ中の絶縁体12のハンドリングにおいてスパークプラグ10に与えられる圧縮応力に耐えるために、主題の絶縁体12に著しく頑丈な機械的強度を与える、特に有利な空間的関係が特定されている。特に、この関係は、Dl、D2および遷移長さL(遷移)の間に築かれる。好ましくはこの関係は以下の公式によって表現される:
Figure 2009541943
この幾何学的な関係の範囲内で作られた製品によって受け入れ可能な結果を得ることができるが、出願人はこの範囲を以下の公式へと狭めることによりさらにより好ましい結果を得られることを発見した:
Figure 2009541943
乗り物のエンジン用途に従って製造されるスパークプラグについては、出願人は以下にさらに最も好ましい空間的関係を規定した:
Figure 2009541943
絶縁体12のノーズ部分とシェル24との間の空隙を増大させるためにノーズ部分の厚さを減少させることによって、別の改善が達成される。この空隙の増大によって、スパーク事象中および燃焼開始中にこの領域の大気が高圧であることに起因して、動作中のスパークプラグ10の誘電容量、すなわち誘電強度が増強される。さらに、ノーズ部分の厚さを減じることによって、スパークトラッキングおよび第2のスパーク位置が生成される傾向の低下または除去が実現される。
さらなる好ましい空間的関係は、図10−12を参照して得ることができる。ここでは、絶縁体12のノーズ部分が小さいショルダ部68のすぐ下で測定されるベース直径d(ベース)を有することが示される。ノーズ部分の対向する端部または遠位端は、より小さな外径d(チップ)を有する。絶縁体12の壁厚は、ノーズ部分の長手方向の長さにわた
って、より大きなd(ベース)測定値からより小さなd(チップ)測定値までテーパ状となっている。この絶縁体ノーズ領域の外径の寸法関係を、接地されたシェルID(シェル)の内径に相対して注意深く制御することによって、スパークトラッキング(すなわち絶縁体ノーズを上に進む表面電荷)が減じられること、また小径スパークプラグにおけるアーク放電傾向を制限する高誘電性燃焼ガスのために作り出される空間が増大することにおいて、利点を達成できることが知られている。より具体的には、出願人は、極めて有益なスパークプラグ性能を与えるとして、以下の空間的関係を特定した:
Figure 2009541943
乗り物のエンジン用途に従って製造されたスパークプラグについては、出願人はさらに以下の最も好ましい空間的関係を規定した:
Figure 2009541943
さらに別の特に有利な関係は、シールt(シール)パックの領域において絶縁体厚さをできるだけ大きくなるよう制御することにより達成することができる。これは、この領域でより大きい誘電容量を与えるために内径ID(シール)空間を減じることを必要とし得る。
図12では、シェル24の下部圧縮フランジ28の領域が、絶縁体12の小さいショルダ部68に対して当接して示される。ここでは、下部圧縮フランジ28は内部周辺リップ80を有する。このリップ80は絶縁体12から十分に間隔を置かれ、その結果、燃焼ガスがその間の空間を占め、それによってスパークプラグ10の誘電特性を増強する。より具体的には、高度に圧縮された燃焼ガスが、セラミック絶縁体12の誘電容量よりも大きい誘電容量を示し得ることが発見された。このように、接地されたシェル24がスパークギャップ54以外で最も電荷中心電極48に接近しているスパークプラグ10のこの領域を、燃焼ガスが占めることができるようにすることによって、誘電容量が付加されることが極めて望ましい。
機械的統合性およびスパーク性能を犠牲にすることなくスパークプラグ10をより幾何学的に小さい割合で製造できるようにするために、本願明細書に説明されるすべての機構が重要であり、集団的に寄与する。
添付図面に示され、上述される主題の発明は、先行技術のスパークプラグ設計で見られる機械的制限および誘電強度制限に対処し、より新しいエンジン設計がスパークプラグに求める要件について生じる問題に取り組むものである。主題のスパークプラグは、設計の全体にわたって鋭利な隅をなくすべく、機械的応力集中部を減じ、フラッシュオーバー距離を増加させ、電気応力場を減じる。明らかに、この発明の多くの修正および変形が上記の教示に照らして可能である。したがって、この発明は具体的な記載とは異なるようにも実行できることが理解されるべきである。

Claims (6)

  1. スパーク点火される燃焼事象のためのスパークプラグであって、前記スパークプラグは、
    概して筒状のセラミック絶縁体と、
    前記セラミック絶縁体の少なくとも一部を囲む導電シェルとを含み、前記シェルは少なくとも1つの接地電極を含み、さらに
    前記セラミック絶縁体に配置された中心電極を含み、前記中心電極は前記接地電極と対向する関係にある下部スパーク端部を有し、スパークギャップがその間の空間を規定し、、さらに
    前記接地電極は前記シェルに隣接した固定端部から前記スパークギャップに隣接した遠位端まで延在し、さらに
    前記接地電極の前記遠位端に取付けられた金属スパークチップを含み、前記スパークチップは凸面ドームおよび前記ドームを囲むリムを有し、前記リムは前記接地電極と表面同士で接触して配置される、スパークプラグ。
  2. 前記中心電極の前記下部スパーク端部に取付けられる第2の金属スパークチップをさらに含む、請求項1に記載のスパークプラグ。
  3. 前記第2の金属スパークチップは凸面ドームおよび前記ドームを囲むリムを有し、前記リムは前記接地電極と表面同士で接触して配置される、請求項2に記載のスパークプラグ。
  4. 前記金属スパークチップの前記リムは概して環状の構成を有する、請求項1に記載のスパークプラグ。
  5. 前記ドームおよび前記リムは想像上の重心軸に沿って概して互いに位置合わせされる、請求項4に記載のスパークプラグ。
  6. 前記金属スパークチップは貴金属複合物から製作される、請求項1に記載のスパークプラグ。
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