JPS6193575A - 点火プラグ - Google Patents
点火プラグInfo
- Publication number
- JPS6193575A JPS6193575A JP21432984A JP21432984A JPS6193575A JP S6193575 A JPS6193575 A JP S6193575A JP 21432984 A JP21432984 A JP 21432984A JP 21432984 A JP21432984 A JP 21432984A JP S6193575 A JPS6193575 A JP S6193575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal shell
- porcelain insulator
- spark plug
- diameter portion
- thermal expansion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Spark Plugs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は内燃機関に用いられる点火プラグの改良に関す
る。
る。
一般に点火プラグは、第５図に示す如く中心電極１を保
持する磁器絶縁体２が主体金具３内腔の下部段座３ａに
金属の板パツキン４を介して支持され、その径大部２ａ
の肩部２ｂとその上方を囲充填して主体金具の上端部３
ｂでかしめ磁器絶縁体２を主体金具３の内腔に封止固定
してなるもの、又はここでは図示しないが特公昭３３−
７０４号に開示された先行技術として、かしめ部にパツ
キンを介したうえ胴部に薄肉部を形成した主体金具に通
電し加熱して薄肉部を軟化させ主体金具の上端部をかし
め、ると同時に全長を圧縮して固定してなるもの等が知
られている。
持する磁器絶縁体２が主体金具３内腔の下部段座３ａに
金属の板パツキン４を介して支持され、その径大部２ａ
の肩部２ｂとその上方を囲充填して主体金具の上端部３
ｂでかしめ磁器絶縁体２を主体金具３の内腔に封止固定
してなるもの、又はここでは図示しないが特公昭３３−
７０４号に開示された先行技術として、かしめ部にパツ
キンを介したうえ胴部に薄肉部を形成した主体金具に通
電し加熱して薄肉部を軟化させ主体金具の上端部をかし
め、ると同時に全長を圧縮して固定してなるもの等が知
られている。
然し乍ら上記従来の固定構造によるものは、いずれも使
用時におけるプラグ温度の変化にもとすく主体金具と磁
器絶縁体との熱膨張差によって。
用時におけるプラグ温度の変化にもとすく主体金具と磁
器絶縁体との熱膨張差によって。
主体金具と磁器絶縁体間のパツキン杓による封止部がゆ
るみ気密性が低下するという問題があった。
るみ気密性が低下するという問題があった。
〔問題点を解決するための手段、作用〕本発明は上記せ
る如き従来の点火プラグにおける問題点を解決するため
（＝なされたもので、主体金具内腔における磁器絶縁体
径大部の下部段差部とこれに対面する主体金具の段座と
の間に高温時における主体金具と磁器絶縁体との熱膨張
差を吸収するように変形作動する所定形状のバイメタル
部材を介在させて磁器絶縁体が主体金具内腔に固定され
る構造とすることによシ、磁器絶縁体と主体金具間の気
密が常に安定して保持されるようにしたものである。
る如き従来の点火プラグにおける問題点を解決するため
（＝なされたもので、主体金具内腔における磁器絶縁体
径大部の下部段差部とこれに対面する主体金具の段座と
の間に高温時における主体金具と磁器絶縁体との熱膨張
差を吸収するように変形作動する所定形状のバイメタル
部材を介在させて磁器絶縁体が主体金具内腔に固定され
る構造とすることによシ、磁器絶縁体と主体金具間の気
密が常に安定して保持されるようにしたものである。
つぎに本発明点火プラグの実施例を図に照し説明する。
第１図（−１’）及び（嗜は第５図の円で囲んだ部分を
改良した本発明の要部を示す拡大縦断面図である。
改良した本発明の要部を示す拡大縦断面図である。
なお以下本発明実施例における各図共第５図と同一部分
は同一符号とした。
は同一符号とした。
第１図（イ）にみられるように本考案点火プラグは磁器
絶縁体径大部２ａの下部段差部２Ｃと、これに対面する
主体金具３の段座３Ｃとの間に後記する所定形状の環状
バイメタル部材Ｔを介在させて図示しない主体金具の上
端部でかしめ磁器絶縁体を主体金具内腔に固定してなる
構造をもつものである。
絶縁体径大部２ａの下部段差部２Ｃと、これに対面する
主体金具３の段座３Ｃとの間に後記する所定形状の環状
バイメタル部材Ｔを介在させて図示しない主体金具の上
端部でかしめ磁器絶縁体を主体金具内腔に固定してなる
構造をもつものである。
前記バイメタル部材γは、同図０１に示す部分斜視図に
みられるような熱膨張係数の大きい例えばＮｉ−Ｍｎ−
Ｆｅ 合金の上側層７−１と熱膨張係数の小さい例え
ばＦｅ−Ｎｉ合金（アンバー）の下側層１−２からなる
複合板材よシ環状に成形されてなるものであって、主体
金具３内腔の段座３Ｃ上に挿入され上部から嵌装される
磁器絶縁体の径大部２ａの下部段差部２Ｃで押圧して装
着される。
みられるような熱膨張係数の大きい例えばＮｉ−Ｍｎ−
Ｆｅ 合金の上側層７−１と熱膨張係数の小さい例え
ばＦｅ−Ｎｉ合金（アンバー）の下側層１−２からなる
複合板材よシ環状に成形されてなるものであって、主体
金具３内腔の段座３Ｃ上に挿入され上部から嵌装される
磁器絶縁体の径大部２ａの下部段差部２Ｃで押圧して装
着される。
而して高温時に於て上記バイメタル部材７が同図（ロ）
に示す如く彎曲作動し磁器絶縁体と主体金具の熱膨張差
を吸収するよう（二機能し安定した気密性を保持するも
のである。
に示す如く彎曲作動し磁器絶縁体と主体金具の熱膨張差
を吸収するよう（二機能し安定した気密性を保持するも
のである。
第２図（（イ）及び（嗜は本発明点火プラグの他の実施
例を示す拡大縦断面図で、同図（（イ）にみられるよう
に磁器絶縁体径大部２ａの下部段差部２Ｃ及び主体金具
３の段座３Ｃと、この間に配設するバイメタル部材７と
の間に、Ｏｕ、五１等の柔軟性を有する金属の環状板パ
ツキン８をさらに介在させてなるもので、同図（→に示
すように高温時にバイメタル部材１が変形作動したとき
の気密性をさらに向上できるものである。
例を示す拡大縦断面図で、同図（（イ）にみられるよう
に磁器絶縁体径大部２ａの下部段差部２Ｃ及び主体金具
３の段座３Ｃと、この間に配設するバイメタル部材７と
の間に、Ｏｕ、五１等の柔軟性を有する金属の環状板パ
ツキン８をさらに介在させてなるもので、同図（→に示
すように高温時にバイメタル部材１が変形作動したとき
の気密性をさらに向上できるものである。
なお、本発明点火プラグ（＝おけるバイメタル部材は第
１図及び第２図に示した平板の環状体のものに限定され
ず、第３図（イ）に示す如き外側層７′−□が熱膨張係
数が大きく内側層７′−２が熱膨張係数の小さい複合合
金の板材よシなる断面Ｕ字状の環状成形体のバイメタル
部材γ′を用いてもよく、ここでは特に図示口ないが前
記各実施例における場合と同様磁器絶縁体径大部２ａの
下部段座２Ｃと主体金具３の段座３Ｃとの間に単体のま
まもしくは第２図に示したようにパツキン８を介在させ
て配設し、高温時に於て第３図（嗜に示すように断面が
Ｖ字状をなすように変形作動することによＱ磁器絶縁体
と主体金具との熱膨張係数の差を吸収せしめ気密を保持
するように機能するものである。
１図及び第２図に示した平板の環状体のものに限定され
ず、第３図（イ）に示す如き外側層７′−□が熱膨張係
数が大きく内側層７′−２が熱膨張係数の小さい複合合
金の板材よシなる断面Ｕ字状の環状成形体のバイメタル
部材γ′を用いてもよく、ここでは特に図示口ないが前
記各実施例における場合と同様磁器絶縁体径大部２ａの
下部段座２Ｃと主体金具３の段座３Ｃとの間に単体のま
まもしくは第２図に示したようにパツキン８を介在させ
て配設し、高温時に於て第３図（嗜に示すように断面が
Ｖ字状をなすように変形作動することによＱ磁器絶縁体
と主体金具との熱膨張係数の差を吸収せしめ気密を保持
するように機能するものである。
又この場合における板パツキンは、前記せる如き平板状
のパツキン８の他、同図ヒ１に装着状態な示すような断
面が、コ字状に成形されたパツキン８′を用いバイメタ
ル部材７′を内側に包み込むように組合せ一体化してな
るものとすることによシ組込作業が容易化されると共に
気密性を一層向上できるものである。
のパツキン８の他、同図ヒ１に装着状態な示すような断
面が、コ字状に成形されたパツキン８′を用いバイメタ
ル部材７′を内側に包み込むように組合せ一体化してな
るものとすることによシ組込作業が容易化されると共に
気密性を一層向上できるものである。
第４図は磁器絶縁体径大部２ａの下部段差部２ａと主体
金具３の段座３ｃ間にコ字状の断面形状をもつパツキン
８′を介在させてバイメタル部材７′を配設した第３図
ｅつに示した実施例の点火プラグと、同様箇所に従来一
般に用いられているＦｅの板パツキンを配設した点火プ
ラグの比較例につき、温度上昇時におけるガスの漏洩量
を測定した結果を示したグラフである。
金具３の段座３ｃ間にコ字状の断面形状をもつパツキン
８′を介在させてバイメタル部材７′を配設した第３図
ｅつに示した実施例の点火プラグと、同様箇所に従来一
般に用いられているＦｅの板パツキンを配設した点火プ
ラグの比較例につき、温度上昇時におけるガスの漏洩量
を測定した結果を示したグラフである。
同図から明らかなようにバイメタル部材を用すた本発明
実施例の点火プラグは温度上昇に伴なうガスの漏洩量が
従来のパツキンを用いたものに比べ極めて少なく気密性
がはるかに向上されていることが理解されよう。
実施例の点火プラグは温度上昇に伴なうガスの漏洩量が
従来のパツキンを用いたものに比べ極めて少なく気密性
がはるかに向上されていることが理解されよう。
以上述べた如く本発明点火プラグは、使用時の高温下（
二おける磁器絶縁体と主体金具間に生ずる熱膨張差が、
上記磁器絶縁体径大部の下部段差部とこれに対面する主
体金具の段座間に介在させたバイメタル部材の変形作動
により吸収されることにより常に安定した気密性が保持
される特長をもつものであって、エンジンの低速から高
速に至る運転条件における広い温度範囲に応じ支障なく
使用できる従来の問題点を解決した点火プラグを提供し
得るものである。
二おける磁器絶縁体と主体金具間に生ずる熱膨張差が、
上記磁器絶縁体径大部の下部段差部とこれに対面する主
体金具の段座間に介在させたバイメタル部材の変形作動
により吸収されることにより常に安定した気密性が保持
される特長をもつものであって、エンジンの低速から高
速に至る運転条件における広い温度範囲に応じ支障なく
使用できる従来の問題点を解決した点火プラグを提供し
得るものである。
第１図印及び（ロ）は本発明点火プラグの実施例の要部
を示す拡大縦断面図、同図ヒ→は（イ）、（ｃ＋ｌにお
けるバイメタル部材の構造を示す部分斜視図、第２図（
予及び（ロ）は本発明点火プラグの他の実施例の要部を
示す拡大縦断面図、第６図（イ及び（嗜は本発明点火プ
ラグ（二用いられるバイメタル部材の他の構造例な示す
断面図、同図←Ｊは本発明点火プラグの更に他の実施例
を示す要部拡大縦断面図、第４図は本発明点火プラグの
実施例と比較例につぎ行なった温度−ガス漏洩量の測定
結果を示すグラフ、第５図は点火プラグの従来例を示す
縦断面図である。 ２：磁器絶縁体、２ａ：径大部、２ＣＣ上下段差部、３
：主体金具、３Ｃ：段座、７．γ′：バイメタル部材、
８．８’：パツキン 代理人 弁理士 竹 内 守 第１図 （イ）
（ロ）（ハ） ｓ２図 （イ）
（ロ）第３図 い）
を示す拡大縦断面図、同図ヒ→は（イ）、（ｃ＋ｌにお
けるバイメタル部材の構造を示す部分斜視図、第２図（
予及び（ロ）は本発明点火プラグの他の実施例の要部を
示す拡大縦断面図、第６図（イ及び（嗜は本発明点火プ
ラグ（二用いられるバイメタル部材の他の構造例な示す
断面図、同図←Ｊは本発明点火プラグの更に他の実施例
を示す要部拡大縦断面図、第４図は本発明点火プラグの
実施例と比較例につぎ行なった温度−ガス漏洩量の測定
結果を示すグラフ、第５図は点火プラグの従来例を示す
縦断面図である。 ２：磁器絶縁体、２ａ：径大部、２ＣＣ上下段差部、３
：主体金具、３Ｃ：段座、７．γ′：バイメタル部材、
８．８’：パツキン 代理人 弁理士 竹 内 守 第１図 （イ）
（ロ）（ハ） ｓ２図 （イ）
（ロ）第３図 い）
Claims (2)
- （１）中心電極を保持する磁器絶縁体が主体金具の内腔
に収納されその上端部でかしめられ固定されてなる点火
プラグにおいて、前記主体金具内腔における磁器絶縁体
の径大部の下部段差部とこれに対面する主体金具の段座
との間に温度上昇時に磁器絶縁体と主体金具の熱膨張差
を吸収するように変形作動する所定形状のバイメタル部
材が配設され封止されてなることを特徴とする点火プラ
グ。 - （２）上記バイメタル部材と、磁器絶縁体径大部の下部
段差部及びこれに対面する主体金具の段座との間に、さ
らにＣｕ、Ａｌ等の柔軟性を有する金属からなるパッキ
ンを介在させてなることを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載の点火プラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21432984A JPS6193575A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 点火プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21432984A JPS6193575A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 点火プラグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6193575A true JPS6193575A (ja) | 1986-05-12 |
Family
ID=16653945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21432984A Pending JPS6193575A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 点火プラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6193575A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6130498A (en) * | 1997-12-26 | 2000-10-10 | Denso Corporation | Spark plug with specific measured parameters |
| US7215069B2 (en) | 2004-09-24 | 2007-05-08 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
| JP2009541943A (ja) * | 2006-06-19 | 2009-11-26 | フェデラル−モーグル コーポレイション | リムを有する半球形スパークチップを備えた、小径／ロングリーチスパークプラグ |
| CN106253061A (zh) * | 2015-06-12 | 2016-12-21 | 日本特殊陶业株式会社 | 火花塞的制造方法及火花塞 |
-
1984
- 1984-10-15 JP JP21432984A patent/JPS6193575A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6130498A (en) * | 1997-12-26 | 2000-10-10 | Denso Corporation | Spark plug with specific measured parameters |
| US7215069B2 (en) | 2004-09-24 | 2007-05-08 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
| JP2009541943A (ja) * | 2006-06-19 | 2009-11-26 | フェデラル−モーグル コーポレイション | リムを有する半球形スパークチップを備えた、小径／ロングリーチスパークプラグ |
| CN106253061A (zh) * | 2015-06-12 | 2016-12-21 | 日本特殊陶业株式会社 | 火花塞的制造方法及火花塞 |
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