JPS6019955Y2 - 内燃機関の副室 - Google Patents

内燃機関の副室

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Publication number
JPS6019955Y2
JPS6019955Y2 JP9381779U JP9381779U JPS6019955Y2 JP S6019955 Y2 JPS6019955 Y2 JP S6019955Y2 JP 9381779 U JP9381779 U JP 9381779U JP 9381779 U JP9381779 U JP 9381779U JP S6019955 Y2 JPS6019955 Y2 JP S6019955Y2
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JP
Japan
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chamber
cap
internal combustion
combustion engine
hole
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Application number
JP9381779U
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English (en)
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JPS5611322U (ja
Inventor
敏彦 佐藤
輝夫 伊藤
Original Assignee
日本特殊陶業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はディーゼル機関などの内燃機関において、シリ
ンダーヘッドに設けられる燃焼を補助するための副燃焼
室（以下副室という）に関する。
副室と主燃焼室との連通口付隔壁を構成する副室口金を
耐熱性および断熱性にすぐれたセラミック酸とし、副室
から主燃焼室への燃焼噴流の温度の上昇および口金の耐
溶損性の向上を図った内燃機関の副室が開発されている
が、セラミックは耐熱衝撃性が低く熱衝撃による破損が
生じやすい欠点がある。
この熱衝撃によるセラミック製口金の破損防止のために
口金全体の温度分布が均一となるように腰内部に生じる
熱応力を小さくする方法があり、このためすでに口金の
周囲に空間を設けて口金からシリンダーヘッドへの熱の
伝達を少なくする考案がなされている。
本考案は口金の温度分布の均一化が一層確実にできると
共に口金に加わる取付応力が小さくでき、口金の破損防
止効果が大きい内燃機関の副室の提供を目的とする。
つぎに本考案を図に示す一実施例に基づき説明する。
１はディーゼル機関のシリンダーヘッド、２は該シリン
ダーヘッドに設けられた副室、３は噴射ノズル、４はグ
ロープラグである。
副室２はシリンダーヘッド１の下面に設けられ、開口側
部２１が大径に形成された段２２付の副室用穴２０の、
該大径部２１に、ステンレス鋼板など耐熱金属板とアス
ベスト板など耐熱シートとのサンドインチ構造かもしく
は銅、銀などの軟質金属で作られた環状の耐熱ガスケッ
ト５と、副室用穴大径部２１の内径より幾分小外径を有
し挿設した際周囲に巾０．０５１Ｒ〜２ＴＩｒｌｎの環
状空間８ができる耐熱セラミック製口金６とを挿設し、
副室用穴大径部２１の最外側部に形成した。
さらに大径部２３に口金６の外径より小さい内径を有す
る環状の止金７を強固に嵌着又は着して上記ガスケット
５および口金６を副室用穴大径部２１内に固定して形成
される。
この副室２は口金６の周囲に空間８を有すると共にガス
ケット５のクッション作用および断熱作用で、口金６に
加わる取付応力が小さくできると共に口金６からシリン
ダーヘッド１への熱の伝達が少なくでき、口金６の温度
分布の均一化が確実に得られる。
第２図は本考案の第２実施例を示す。
本実施例では副室用穴の段２２をテーパー状に形成する
と共に、該段２２と対応する口金６の上縁６１をテーパ
ー状としている。
これにより口金６を副室用穴大径部２１の中央に正確に
保持でき、環状空間８の形成が容易にできる。
第３図は第３実施例を示し、副室用穴の段２２はそのま
までガスケット５の下面５１をテーパー状にし且つこれ
と当接する口金６の上縁６１をテーパー状に形成し、上
記第２実施例と同じ効果を得ている。
第４図は第４実施例を示し、口金６と止金７との当接面
にセラミック繊維、アスベスト、カーボンなどの如き耐
熱性断熱材で形成した断熱層９を設けている。
本実施例においては断熱層９の作用で止金７を介して口
金６からシリンダーヘッド１に伝達される熱量が減少で
き、最も高温となる口金の噴口６２付近と、口金周辺部
とに生ずる温度格差が緩和でき熱衝撃が小さくなる。
第５図は第５実施例を示す。
本実施例では止金７の口金６外径より大きい周辺部に上
方に突出したリブ７２を設けている。
このようにリブ７２を設けることにより止金嵌着の際止
金７とシリンダーヘッド１との接合面１０に断熱層９の
縁が挾まり止金嵌着作業がやりにくくなることを防止す
ると共に止金７の剛性を大きくし且つシリンダーヘッド
との結合力を増大する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の一実施例を示す断面図、第２図は第２
実施例の断面図、第３図は第３実施例の断面図、第４図
は第４実施例の断面図、第５図は第５実施例の断面図で
ある。 図中、１・・・・・・シリンダーヘッド、２・・・・・
・副室、２０・・・・・・副室用穴、２２・・・・・・
段、２１・・・・・・穴の大径部、５・・・・・・ガス
ケット、６・・・セラミック製口金、７・・・・・・止
金。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 １ シリンダーヘッドに設けられ、開口側部が大径の段
    付副室用穴の該大径部２１に、環状のガスケット５と該
    穴の大径部より幾分小外径のセラミック製口金６とを挿
    設し、上記穴の大径部最外側に形成されたさらに大径部
    ２３に口金外径より小内径をした環状止め金７を嵌着し
    て上記穴の段部と止め金との間にガスケットと口金とを
    保持すると共に、副室用穴内周壁とセラミック製口金の
    外周壁との間に接触部のない環状空間８を形成したこと
    を特徴とする内燃機関の副室。 ２ シリンダーヘッドに設けた穴の段部をテーパ一部と
    するか又は環状ガスケット５の下面をテーパー構造に形
    成し、セラミック製口金６のガスケット当接面を上記テ
    ーパ一部と対応するテーパー構造としたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第１項記載の内燃機関の副室
    。 ３ 口金と止め金との当接面間に断熱性を有し且つ耐熱
    性に優れたクッション材を介在させたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第１項または第２項記載の内燃
    機関の副室。 ４ 止め金の口金外径より大きい周辺部をシリンダーヘ
    ッド方向に突出したリブ構造どしたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第３項記載の内燃機関の副室。
JP9381779U 1979-07-06 1979-07-06 内燃機関の副室 Expired JPS6019955Y2 (ja)

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JP9381779U JPS6019955Y2 (ja) 1979-07-06 1979-07-06 内燃機関の副室

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Publication Number Publication Date
JPS5611322U JPS5611322U (ja) 1981-01-30
JPS6019955Y2 true JPS6019955Y2 (ja) 1985-06-15

Family

ID=29326716

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59148422U (ja) * 1983-03-25 1984-10-04 トヨタ自動車株式会社 デイ−ゼル機関の渦流室
JPH0513950Y2 (ja) * 1985-04-08 1993-04-14
JPH045691Y2 (ja) * 1985-04-23 1992-02-18
JPH0513113A (ja) * 1991-07-01 1993-01-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 構成型空気電池

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JPS5611322U (ja) 1981-01-30

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