JPH0211753Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0211753Y2
JPH0211753Y2 JP20315785U JP20315785U JPH0211753Y2 JP H0211753 Y2 JPH0211753 Y2 JP H0211753Y2 JP 20315785 U JP20315785 U JP 20315785U JP 20315785 U JP20315785 U JP 20315785U JP H0211753 Y2 JPH0211753 Y2 JP H0211753Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center electrode
shaft hole
flange
insulator
sealing material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20315785U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62111193U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20315785U priority Critical patent/JPH0211753Y2/ja
Publication of JPS62111193U publication Critical patent/JPS62111193U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0211753Y2 publication Critical patent/JPH0211753Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Spark Plugs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) ガラスシールタイプのスパークプラグにおい
て、シール材と中心電極の固着性を改良したスパ
ークプラグに関する。
(従来の技術) 従来のガラスシールタイプのスパークプラグは
絶縁体の先端径小孔と段座を介して径大孔の軸孔
を具え、この軸孔内に、ニツケル合金等の内部に
銅芯を封入した中心電極を挿入して前記段座に中
心電極鍔部を係止すると共に、径大孔の軸孔内に
導電性ガラス又は抵抗体を導電性ガラスで挟持し
たシール材により一体にガラスシール封着されて
いる。
ところで従来、中心電極鍔上部と絶縁体との間
隙が少ないためシール材が充填しにくいものであ
り、その間隙にシール材を充填することを容易に
するため、第6図、第7図に示すように構成され
ているものである。すなわち、中心電極側縁部D
を図のように径方向三方に向う突出側縁としさら
に、図中に示す寸法tをも薄くしたのであるが、
そのためにシール材cの充填性は向上したが、中
心電極鍔上部の形状が依然として単純であるた
め、エンジンの振動に対して中心電極とシール材
との固着力が低下するので、その気密性と熱伝導
性に問題があるものである。また、中心電極鍔上
部端面の中心に凹部を配設する構造としても、絶
縁体の軸孔内壁との間にシール材が十分に充填さ
れず固着力が低下するという不具合が生じた。そ
こで中心電極頭部の構成を、側面に軸方向に複数
段の突出部を形成し、シール材との結合を容易に
することが提案されたが、(実公昭39−6611号)
その構造が余りにも複雑であることからその成形
コストが著しく高いものとなるという欠点があ
る。
(考案が解決しようとする課題) そこでこの考案は、上記従来のものの持つ欠点
を改善するものであり、中心電極に対するシール
材の充填の容易化とそれらの間における固着性の
向上、その構成の成形加工に対するコストの低減
化を図ろうとするものである。
(課題を解決するための手段) 金具の内腔に固定される絶縁体と、この絶縁体
はその軸孔内に段部を有して先端側に径小孔を具
え、中心電極が一端に鍔部を有して前記軸孔内に
挿通されて前記鍔部が前記軸孔段部に係止される
とともに、その他端が前記径小孔を通つて絶縁体
先端面から露出するように配され、少なくとも導
電性ガラスのシール材によつて前記鍔部の部分が
前記軸孔内に加熱封着されてなるものにおいて、
前記中心電極は、その鍔部上に、径方向三方に向
い突出する側縁部をもち、これら側縁部上端を連
結する三角形状の平坦面により頂部を形成した頭
部を具えてなるものである。
(作用) 上記のように構成されるので、絶縁体と中心電
極頭部の間には、容易にシールが充填され、さら
にシール材と中心電極との固着性をも向上させる
ことができる。
(実施例) この考案を図に示す実施例により更に説明す
る。第4図、第5図は、各々成形前の中心電極を
示すものである。1は中心電極の加工される中心
電極素材であつて、13はその側端頭部であり、
11はそれに対して、3等方向側面から圧力を加
え成形加工するために用いる装置の爪であり、1
2は中心電極素材1を上部から押さえるストツパ
ーピンである。
そこで、中心電極素材1の三方より径方向に爪
11が素材1表面に当接し、これにより頂部を残
して凹入し、第1図乃至第3図に示す中心電極を
形成する。4は凹入部5とシール材8との固着性
を向上させるための三角状平坦部の頂部である。
以上のとおり構成された中心電極1は、絶縁体2
の軸孔2a内に挿入されて鍔部7が段部2bに係
止されるとともに他端が先端側の径小孔2cを通
つて絶縁体先端面より露出するように軸孔内に収
容され、そして軸孔の段部2bにおいて係止する
鍔部7より上部の側縁部6間にシール材8が充分
に入ることができ、その上、凹入部5に収容され
るシール材8は、平坦な頂部4によりシール材の
軸方向の移動を阻止されるので、振動による気密
性あるいは固着性の低下を防止することができ
る。
ここで3は金具で、その内腔に絶縁体2がこて
ていされている。9は端子電極であつてシール材
8でもつて中心電極1の頭部13とともに一体に
加熱封着されている。10は外側電極を示す。
(考案の効果) 以上のとおり、この考案のスパークプラグは中
心電極の頭部にシール材が容易に充填され、さら
にこの頭部の構成によつてシール材と十分に固着
されることができ、しかも、従来のものにくら
べ、頭部の成形加工が容易で低コストとなり、か
つ、シール材との固着性が良好になる優れた効果
をもつものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、この考案の要部拡大図を示
し、第3図はこの考案の中心電極をもつスパーク
プラグの縦断面図であり、第4図、第5図はその
成形加工状態であつて、第6図、第7図は従来の
ものの要部である。 1……中心電極、2……絶縁体、2a……軸
孔、2b……段部、2c……径小孔、3……金
具、4……頂部、5……凹入部、6……側縁部、
7……鍔部、8……シール材、13……頭部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金具の内腔に固定される絶縁体と、この絶縁体
    はその軸孔内に段部を有して先端側に径小孔を具
    え、中心電極が一端に鍔部を有して前記軸孔内に
    挿通されて前記鍔部が前記軸孔段部に係止される
    とともに、その他端が前記径小孔を通つて絶縁体
    先端面から露出するように配され、少なくとも導
    電性ガラスのシール材によつて前記鍔部の部分が
    前記軸孔内に加熱封着されてなるスパークプラグ
    において、前記中心電極はその鍔部上に、径方向
    三方に向い突出する側縁部をもち、これら側縁部
    上端を連結する三角形状の平坦面により頂部を形
    成した頭部を具えてなるスパークプラグ。
JP20315785U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0211753Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20315785U JPH0211753Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20315785U JPH0211753Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62111193U JPS62111193U (ja) 1987-07-15
JPH0211753Y2 true JPH0211753Y2 (ja) 1990-03-28

Family

ID=31168221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20315785U Expired JPH0211753Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0211753Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6916845B2 (ja) * 2019-08-13 2021-08-11 日本特殊陶業株式会社 スパークプラグ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62111193U (ja) 1987-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0211753Y2 (ja)
JP2004146126A (ja) プラグキャップ及びその製造方法
JPH0132300Y2 (ja)
JPH0331071Y2 (ja)
JPS6161780U (ja)
JPS633074U (ja)
JPS6161781U (ja)
JPS59188696U (ja) プラズマ点火プラグ
JPH017988Y2 (ja)
JPS6017805Y2 (ja) 電源プラグにおける内極スリ−ブ端子片の組付装置
JPH01292778A (ja) 鍔付中心電極を有するスパークプラグ
JPH0229234Y2 (ja)
JPH0216594U (ja)
JPS6383466U (ja)
JPS6048195U (ja) 真空容器の絶縁シ−ル装置
JPS634080U (ja)
JPS5926282Y2 (ja) ガラス電極
JPH033986Y2 (ja)
JPH0545786Y2 (ja)
JPH0343283U (ja)
JPH0244266U (ja)
JPS618970U (ja) 防水コネクタ用ゴム栓
JPS61107165U (ja)
JPH0166600U (ja)
JPS63100948U (ja)