JPH11214120A - 内燃機関用スパークプラグとその製造方法 - Google Patents
内燃機関用スパークプラグとその製造方法Info
- Publication number
- JPH11214120A JPH11214120A JP10030326A JP3032698A JPH11214120A JP H11214120 A JPH11214120 A JP H11214120A JP 10030326 A JP10030326 A JP 10030326A JP 3032698 A JP3032698 A JP 3032698A JP H11214120 A JPH11214120 A JP H11214120A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- metal shell
- internal combustion
- film layer
- spark plug
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T13/00—Sparking plugs
- H01T13/20—Sparking plugs characterised by features of the electrodes or insulation
- H01T13/36—Sparking plugs characterised by features of the electrodes or insulation characterised by the joint between insulation and body, e.g. using cement
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- Spark Plugs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 絶縁体中胴部に生じる凹凸や亀裂等の微細な
欠陥に起因する絶縁体貫通の発生を防止する。 【解決手段】 絶縁体（２）の中胴部（７）および主体
金具（８）の中穴部（１０）の少なくともいずれか一方
の表面に油を塗布することによって油膜層（１１）を形
成することで、絶縁体とその周囲の空気層との間の誘電
率を有する油膜層により誘電率が緩和される。また液体
である油膜層により絶縁体の中胴部表面の凹凸や亀裂等
の微細な欠陥が平滑化されるので誘電率による電界集中
が抑制されることから、絶縁破壊の発生を防止できる。
欠陥に起因する絶縁体貫通の発生を防止する。 【解決手段】 絶縁体（２）の中胴部（７）および主体
金具（８）の中穴部（１０）の少なくともいずれか一方
の表面に油を塗布することによって油膜層（１１）を形
成することで、絶縁体とその周囲の空気層との間の誘電
率を有する油膜層により誘電率が緩和される。また液体
である油膜層により絶縁体の中胴部表面の凹凸や亀裂等
の微細な欠陥が平滑化されるので誘電率による電界集中
が抑制されることから、絶縁破壊の発生を防止できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関におい
て使用される内燃機関用スパークプラグの構造及びその
製造方法に関する。
て使用される内燃機関用スパークプラグの構造及びその
製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、内燃機関において使用されるスパ
ークプラグにおいては、絶縁体表面での絶縁破壊が発生
することを防止するために、絶縁体の軸孔内にその先端
を突出させて保持される中軸電極の一端をグラスシール
すると共に、当該中軸電極のグラスシール部分に対応す
る絶縁体表面をパッキン類により高温高圧のスパークプ
ラグの使用環境から隔絶されてなるものが広く実用化さ
れている。
ークプラグにおいては、絶縁体表面での絶縁破壊が発生
することを防止するために、絶縁体の軸孔内にその先端
を突出させて保持される中軸電極の一端をグラスシール
すると共に、当該中軸電極のグラスシール部分に対応す
る絶縁体表面をパッキン類により高温高圧のスパークプ
ラグの使用環境から隔絶されてなるものが広く実用化さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の絶縁体表面で絶縁破壊が発生することを防止するた
めに、絶縁体の軸孔内にその先端を突出させて保持され
る中軸電極の一端をグラスシールし、このグラスシール
部分に対応する絶縁体表面をパッキン類により高温高圧
雰囲気下のスパークプラグの使用環境から隔絶するもの
がある。このスパークプラグを構成する絶縁体、特に主
体金具を一体的に固持してなる絶縁体中胴部には、絶縁
体の軸孔内において中軸電極の一端を封着するガラスシ
ールにより常時絶縁体の半径方向に内部から圧力が加わ
るものである。そして、絶縁体中胴部の肉厚が絶縁体の
他の部分よりも肉薄である上に、火花放電時には数十ｋ
ｖの高電圧が、この絶縁体中胴部に近接する主体金具中
穴部との間に印加されることとなる。一方絶縁体、特に
この主体金具の中穴部と近接する絶縁体中胴部の表面
に、絶縁体焼結時又は主体金具の組み付け作業時、表面
の凹凸又は亀裂等の微細な欠陥が発生する。このため、
これに高電圧が印加された場合に、絶縁体表面とその周
囲の空気層との間での大きな誘電率の差から上記絶縁体
表面の凹凸等の部分では電界集中が起こり易くなり、絶
縁破壊し、火花放電時の失火の原因となることがある。
来の絶縁体表面で絶縁破壊が発生することを防止するた
めに、絶縁体の軸孔内にその先端を突出させて保持され
る中軸電極の一端をグラスシールし、このグラスシール
部分に対応する絶縁体表面をパッキン類により高温高圧
雰囲気下のスパークプラグの使用環境から隔絶するもの
がある。このスパークプラグを構成する絶縁体、特に主
体金具を一体的に固持してなる絶縁体中胴部には、絶縁
体の軸孔内において中軸電極の一端を封着するガラスシ
ールにより常時絶縁体の半径方向に内部から圧力が加わ
るものである。そして、絶縁体中胴部の肉厚が絶縁体の
他の部分よりも肉薄である上に、火花放電時には数十ｋ
ｖの高電圧が、この絶縁体中胴部に近接する主体金具中
穴部との間に印加されることとなる。一方絶縁体、特に
この主体金具の中穴部と近接する絶縁体中胴部の表面
に、絶縁体焼結時又は主体金具の組み付け作業時、表面
の凹凸又は亀裂等の微細な欠陥が発生する。このため、
これに高電圧が印加された場合に、絶縁体表面とその周
囲の空気層との間での大きな誘電率の差から上記絶縁体
表面の凹凸等の部分では電界集中が起こり易くなり、絶
縁破壊し、火花放電時の失火の原因となることがある。
【０００４】そこで、この発明は上記従来の問題を改善
するものであり、内燃機関用スパークプラグを構成する
絶縁体、特に絶縁体中胴部における絶縁破壊を防止しよ
うとするものである。
するものであり、内燃機関用スパークプラグを構成する
絶縁体、特に絶縁体中胴部における絶縁破壊を防止しよ
うとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのために、絶縁体は後
端に端子電極を保持する軸孔内において中軸電極を保持
する。この中軸電極を保持してなる絶縁体の中胴部と、
主体金具とを一体的に固持して内燃機関用スパークプラ
グを構成する。そして、主体金具が一体的に固持される
絶縁体中胴部の表面およびこの絶縁体中胴部の表面に対
向する主体金具中穴部の少なくともいずれか一方の表面
に油膜層を形成してなるものである。
端に端子電極を保持する軸孔内において中軸電極を保持
する。この中軸電極を保持してなる絶縁体の中胴部と、
主体金具とを一体的に固持して内燃機関用スパークプラ
グを構成する。そして、主体金具が一体的に固持される
絶縁体中胴部の表面およびこの絶縁体中胴部の表面に対
向する主体金具中穴部の少なくともいずれか一方の表面
に油膜層を形成してなるものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】この発明を実施するにあたり、上
記のとおり構成するから絶縁体中胴部の表面において凹
凸や組み付け加工時の亀裂等の微細な欠陥が発生して
も、上記油膜層により、絶縁体表面からその周囲の空気
層までの大きな誘電率の変化が絶縁体とその周囲の空気
層との間に位置する油膜層によって緩和される。更に、
この液体の油による油膜層で絶縁体表面の凹凸や亀裂等
の微細な欠陥を平滑化するため、火花放電のために高電
圧を印加しても電界集中が発生しにくくなるので、絶縁
破壊を防止することができる。
記のとおり構成するから絶縁体中胴部の表面において凹
凸や組み付け加工時の亀裂等の微細な欠陥が発生して
も、上記油膜層により、絶縁体表面からその周囲の空気
層までの大きな誘電率の変化が絶縁体とその周囲の空気
層との間に位置する油膜層によって緩和される。更に、
この液体の油による油膜層で絶縁体表面の凹凸や亀裂等
の微細な欠陥を平滑化するため、火花放電のために高電
圧を印加しても電界集中が発生しにくくなるので、絶縁
破壊を防止することができる。
【０００７】
【実施例】この発明を図に示す実施例により更に説明す
る。（１）は、この発明の実施例である内燃機関用スパ
ークプラグである。この内燃機関用スパークプラグ
（１）は、後端に端子電極（４）を保持する軸孔（３）
内において、その一端を導電性ガラスシール（６）によ
りガラス封着してなる中軸電極（５）の先端を突出して
絶縁体（２）により保持する。上記中軸電極（５）を突
出して保持してなる絶縁体（２）の中胴部（７）を一体
的に固持し、上記中軸電極（５）先端に対向する位置に
配設される接地電極（９）を主体金具（８）に一体に成
形して構成する。
る。（１）は、この発明の実施例である内燃機関用スパ
ークプラグである。この内燃機関用スパークプラグ
（１）は、後端に端子電極（４）を保持する軸孔（３）
内において、その一端を導電性ガラスシール（６）によ
りガラス封着してなる中軸電極（５）の先端を突出して
絶縁体（２）により保持する。上記中軸電極（５）を突
出して保持してなる絶縁体（２）の中胴部（７）を一体
的に固持し、上記中軸電極（５）先端に対向する位置に
配設される接地電極（９）を主体金具（８）に一体に成
形して構成する。
【０００８】そして、上記内燃機関用スパークプラグに
おいて、主体金具（８）が一体的に固持される絶縁体
（２）の中胴部（７）の表面に、例えば内燃機関用潤滑
油、防錆油、電気絶縁油、工業用潤滑油及び切削油等の
油を塗布して油膜層（１１）を形成してなるものであ
る。
おいて、主体金具（８）が一体的に固持される絶縁体
（２）の中胴部（７）の表面に、例えば内燃機関用潤滑
油、防錆油、電気絶縁油、工業用潤滑油及び切削油等の
油を塗布して油膜層（１１）を形成してなるものであ
る。
【０００９】この発明の実施例である内燃機関用スパー
クプラグ（１）は以上の構成を具える。したがって、絶
縁体（２）の中胴部（７）の表面にの油膜層（１１）に
より、絶縁体（２）の中胴部（７）の表面の凹凸や、主
体金具（８）の絶縁体（２）への組み付け加工時の亀裂
等の微細な欠陥が発生しても、絶縁体（２）の表面から
空気層（１４）までの大きな誘電率の変化は、油膜層
（１１）のため緩和される。
クプラグ（１）は以上の構成を具える。したがって、絶
縁体（２）の中胴部（７）の表面にの油膜層（１１）に
より、絶縁体（２）の中胴部（７）の表面の凹凸や、主
体金具（８）の絶縁体（２）への組み付け加工時の亀裂
等の微細な欠陥が発生しても、絶縁体（２）の表面から
空気層（１４）までの大きな誘電率の変化は、油膜層
（１１）のため緩和される。
【００１０】更に、この液体である油により形成される
油膜層（１１）が絶縁体（２）の表面の凹凸や亀裂等の
微細な欠陥を平滑化する。そのため、絶縁体（２）の軸
孔（３）内に保持する中軸電極（５）と、この中軸電極
（５）の先端に対向する位置に配設される接地電極
（９）との間での火花放電のために高電圧を内燃機関用
スパークプラグ（１）に対して印加しても電界集中が発
生しにくくなる。したがって、上述した絶縁体（２）と
その周囲の空気層（１４）の有する大きな誘電率の差の
緩和とにより、火花放電時の絶縁破壊を防止することが
できる。
油膜層（１１）が絶縁体（２）の表面の凹凸や亀裂等の
微細な欠陥を平滑化する。そのため、絶縁体（２）の軸
孔（３）内に保持する中軸電極（５）と、この中軸電極
（５）の先端に対向する位置に配設される接地電極
（９）との間での火花放電のために高電圧を内燃機関用
スパークプラグ（１）に対して印加しても電界集中が発
生しにくくなる。したがって、上述した絶縁体（２）と
その周囲の空気層（１４）の有する大きな誘電率の差の
緩和とにより、火花放電時の絶縁破壊を防止することが
できる。
【００１１】なお、この発明のその他の実施例として
は、図４において示すように、主体金具（８）が一体的
に固持される絶縁体（２）の中胴部（７）の表面に対向
する主体金具（８）の中穴部（１０）の表面にも油を塗
布して油膜層（１１）を形成することができる。上述の
実施例と同様に、この油膜層（１１）により主体金具
（８）の表面からその周囲の空気層（１４）までの大き
な誘電率の変化が緩和でき、主体金具（８）の表面の凹
凸や亀裂等の微細な欠陥を平滑化するので、火花放電の
ために高電圧を印加しても電界集中が発生しにくくな
り、絶縁破壊を防止することができる。
は、図４において示すように、主体金具（８）が一体的
に固持される絶縁体（２）の中胴部（７）の表面に対向
する主体金具（８）の中穴部（１０）の表面にも油を塗
布して油膜層（１１）を形成することができる。上述の
実施例と同様に、この油膜層（１１）により主体金具
（８）の表面からその周囲の空気層（１４）までの大き
な誘電率の変化が緩和でき、主体金具（８）の表面の凹
凸や亀裂等の微細な欠陥を平滑化するので、火花放電の
ために高電圧を印加しても電界集中が発生しにくくな
り、絶縁破壊を防止することができる。
【００１２】そこで、かかる絶縁体（２）の中胴部
（７）の表面に油を塗布することにより形成される油膜
層（１１）による絶縁破壊防止の効果を確認すべく、実
際にこの発明の実施例である内燃機関用スパークプラグ
（１）により実機試験を行った。即ち、この発明の実施
例である内燃機関用スパークプラグ（１）において、こ
の絶縁体（２）の中胴部（７）と、この中胴部（７）に
対向する主体金具（８）の中穴部（１０）との間隔をＡ
（ｍｍ）、絶縁体（２）の中胴部（７）の肉厚をＢ（ｍ
ｍ）とする。そして、Ａ＝０．１５（ｍｍ）Ｂ＝１．５
（ｍｍ）に設定して絶縁体（２）の中胴部（７）に油膜
層（１１）を形成させたスパークプラグを試料１とす
る。また、Ａ＝０．１（ｍｍ）Ｂ＝１．７（ｍｍ）に設
定して主体金具（８）の中穴部（１０）に油膜層（１
１）を形成させたスパークプラグを試料２とし、試料１
と２の各々５０個について、それぞれ試験を実施した。
その油膜層（１１）を内燃機関用潤滑油、防錆油、電気
絶縁油、工業用潤滑油及び切削油とし、接地電極（９）
を除去した後、絶縁体（２）の脚部（１２）と、この絶
縁体（２）の脚部（１２）に対向する主体金具（８）と
の間で形成される先穴部（１３）に絶縁油を満たす。上
記のものに交流１５ｋｖを一分間印加して、絶縁体
（２）の中胴部（７）の表面に油膜層（１１）を有しな
い従来のものと比較しつつ絶縁破壊の有無を調べたとこ
ろ、油膜層（１１）による絶縁破壊防止のこの発明の効
果が顕著に認められた（図３参照）。
（７）の表面に油を塗布することにより形成される油膜
層（１１）による絶縁破壊防止の効果を確認すべく、実
際にこの発明の実施例である内燃機関用スパークプラグ
（１）により実機試験を行った。即ち、この発明の実施
例である内燃機関用スパークプラグ（１）において、こ
の絶縁体（２）の中胴部（７）と、この中胴部（７）に
対向する主体金具（８）の中穴部（１０）との間隔をＡ
（ｍｍ）、絶縁体（２）の中胴部（７）の肉厚をＢ（ｍ
ｍ）とする。そして、Ａ＝０．１５（ｍｍ）Ｂ＝１．５
（ｍｍ）に設定して絶縁体（２）の中胴部（７）に油膜
層（１１）を形成させたスパークプラグを試料１とす
る。また、Ａ＝０．１（ｍｍ）Ｂ＝１．７（ｍｍ）に設
定して主体金具（８）の中穴部（１０）に油膜層（１
１）を形成させたスパークプラグを試料２とし、試料１
と２の各々５０個について、それぞれ試験を実施した。
その油膜層（１１）を内燃機関用潤滑油、防錆油、電気
絶縁油、工業用潤滑油及び切削油とし、接地電極（９）
を除去した後、絶縁体（２）の脚部（１２）と、この絶
縁体（２）の脚部（１２）に対向する主体金具（８）と
の間で形成される先穴部（１３）に絶縁油を満たす。上
記のものに交流１５ｋｖを一分間印加して、絶縁体
（２）の中胴部（７）の表面に油膜層（１１）を有しな
い従来のものと比較しつつ絶縁破壊の有無を調べたとこ
ろ、油膜層（１１）による絶縁破壊防止のこの発明の効
果が顕著に認められた（図３参照）。
【００１３】
【発明の効果】以上のとおり、内燃機関用スパークプラ
グにおいて、油膜層を形成することにより、電界集中や
スパークプラグ製造過程での微細な欠陥による絶縁体中
胴部での絶縁破壊を確実に抑制できるので、製品として
の耐久性を著しく向上させることができる優れた効果を
有するものである。
グにおいて、油膜層を形成することにより、電界集中や
スパークプラグ製造過程での微細な欠陥による絶縁体中
胴部での絶縁破壊を確実に抑制できるので、製品として
の耐久性を著しく向上させることができる優れた効果を
有するものである。
【図１】この発明の実施例である内燃機関用スパークプ
ラグの部分断面図である。
ラグの部分断面図である。
【図２】その要部拡大断面図である。
【図３】この発明の実施例である内燃機関用スパークプ
ラグ。
ラグ。
【図４】この発明のその他の実施例である内燃機関用ス
パークプラグの要部拡大断面図である。
パークプラグの要部拡大断面図である。
１ 内燃機関用スパークプラグ ２ 絶縁体 ３ 軸孔 ４ 端子電極 ５ 中軸電極 ６ ガラスシール ７ 中胴部 ８ 主体金具 ９ 接地電極 １０ 中穴部 １１ 油膜層 １２ （絶縁体の）脚部 １３ 先穴部 １４ 空気層
Claims (2)
- 【請求項１】 後端に端子電極を保持する軸孔内におい
て保持してなる絶縁体と、この中軸電極を保持してなる
上記絶縁体の中胴部を一体的に固持してなる主体金具と
からなり、上記主体金具が一体的に固持される上記絶縁
体中胴部および上記絶縁体中胴部の表面に対向する主体
金具中穴部の少なくともいずれか一方の表面に油膜層を
形成する内燃機関用スパークプラグ。 - 【請求項２】 後端に端子電極を保持する軸孔内におい
て、中軸電極の一端を封着して保持し、その絶縁体の中
胴部に対して、主体金具を取り付けるにあたって、主体
金具が一体的に固持されることとなる絶縁体中胴部の表
面およびこの絶縁体中胴部の表面に対向する主体金具中
穴部の少なくともいずれか一方の表面に油膜層を形成す
る内燃機関用スパークプラグの製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10030326A JPH11214120A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 内燃機関用スパークプラグとその製造方法 |
| US09/237,623 US6858975B1 (en) | 1998-01-29 | 1999-01-26 | Spark plug having an oil film on an intermediate portion of the insulator or intermediate portion of the metallic shell |
| DE69911082T DE69911082T2 (de) | 1998-01-29 | 1999-01-28 | Zündkerze für Verbrennungsmotor und Verfahren zur Herstellung derselben |
| EP99300642A EP0933847B1 (en) | 1998-01-29 | 1999-01-28 | Spark plug for internal combustion engine and method for manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10030326A JPH11214120A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 内燃機関用スパークプラグとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11214120A true JPH11214120A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=12300699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10030326A Pending JPH11214120A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 内燃機関用スパークプラグとその製造方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6858975B1 (ja) |
| EP (1) | EP0933847B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11214120A (ja) |
| DE (1) | DE69911082T2 (ja) |
Cited By (2)
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|---|---|---|---|---|
| JP2010021136A (ja) * | 2008-06-12 | 2010-01-28 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ |
| JP2013218863A (ja) * | 2012-04-09 | 2013-10-24 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 点火プラグ |
Families Citing this family (13)
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|---|---|---|---|---|
| JP2001135457A (ja) * | 1999-11-05 | 2001-05-18 | Denso Corp | スパークプラグ |
| US20060098662A1 (en) * | 2004-11-09 | 2006-05-11 | Sunil Gupta | Memory and processor efficient network communications protocol |
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Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-01-29 JP JP10030326A patent/JPH11214120A/ja active Pending
-
1999
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- 1999-01-28 DE DE69911082T patent/DE69911082T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-01-28 EP EP99300642A patent/EP0933847B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010021136A (ja) * | 2008-06-12 | 2010-01-28 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ |
| US8242673B2 (en) | 2008-06-12 | 2012-08-14 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
| JP2013218863A (ja) * | 2012-04-09 | 2013-10-24 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 点火プラグ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6858975B1 (en) | 2005-02-22 |
| DE69911082D1 (de) | 2003-10-16 |
| DE69911082T2 (de) | 2004-04-01 |
| EP0933847A1 (en) | 1999-08-04 |
| EP0933847B1 (en) | 2003-09-10 |
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