JP2000215963A - スパ―クプラグの製造設備及びスパ―クプラグの製造方法 - Google Patents

スパ―クプラグの製造設備及びスパ―クプラグの製造方法

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JP2000215963A
JP2000215963A JP11015679A JP1567999A JP2000215963A JP 2000215963 A JP2000215963 A JP 2000215963A JP 11015679 A JP11015679 A JP 11015679A JP 1567999 A JP1567999 A JP 1567999A JP 2000215963 A JP2000215963 A JP 2000215963A
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Japan
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insulator
spark plug
eccentricity
diameter
mounting screw
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JP11015679A
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Akira Suzuki
彰 鈴木
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T13/00Sparking plugs
    • H01T13/20Sparking plugs characterised by features of the electrodes or insulation
    • H01T13/36Sparking plugs characterised by features of the electrodes or insulation characterised by the joint between insulation and body, e.g. using cement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T13/00Sparking plugs
    • H01T13/20Sparking plugs characterised by features of the electrodes or insulation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具係合部の寸法が減少しても主体金具を能
率よくかつ高歩留まりで製造することができるスパーク
プラグを提供する。 【解決手段】 スパークプラグ110においては、工具
係合部1eを、取付ねじ部7の有効径Eを基準として、
その工具係合部1eの外径寸法Aを、|A−E|≦1.
5mmとなる程度まで縮小することにより、プラグ取付
側となるシリンダヘッド周辺のスペース上の自由度を大
きくすることができる。また、工具係合部1eの寸法縮
小に伴い絶縁体2の軸断面径が減少しても、取付ねじ部
の有効径Eと中孔部の内径D2とを、0.4≦(D2/
E)≦0.6となるように定めることで主体金具1の
取付ねじ部7の肉厚が適切な範囲となり、鍛造加工によ
る主体金具1の製造時に鍛造パンチの損傷や加工不良等
を生じにくくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の点火に
使用されるスパークプラグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように、内燃機関、例えば自
動車用等のガソリンエンジンの点火に使用されるスパー
クプラグ300は、主体金具301の外周面に形成され
た取付ねじ部301aにより、エンジンのシリンダヘッ
ドSHに取り付けて使用される。接地電極304と中心
電極303とにより形成される火花放電ギャップgは、
この取り付け状態において燃焼室BR内に位置し、混合
気に着火することとなる。ここで、主体金具301の外
周面には、取付ねじ部301aを締め込むための六角部
305(工具係合部)が形成されている。ここで、主体
金具301は、絶縁体302を組み付けるための内孔3
06を有する筒状形態を有し、一般に冷間塑性加工と切
削等を組み合わせた工程により製造されている。そし
て、多くのスパークプラグにおいては、製造能率を向上
させるために、型鍛造により外形の概略形状と内孔30
6とを形成し、取付ねじ部301a等を外形最終形状を
切削により仕上げる工程を採用している。この場合、主
体金具の肉厚は、場所によってはかなり小さくなること
もあり、型鍛造時のマテリアルフロー等も考慮して金具
寸法の設計を行わないと、加工不良を生じやすくなる問
題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、エンジ
ンヘッドの構造は複雑化する傾向にあり、スパークプラ
グ300が取り付けられるバルブ周辺のスペースも減少
している。そのため、スパークプラグの六角部305に
対しても、その大きさをなるべく小さくし、ヘッド側の
スペースを広く取りたいという要請がある。しかしなが
ら、六角部305の大きさを縮小すると、次のような問
題が生ずる。
【0004】六角部305の寸法縮小に伴い、該六角
部305の肉厚が極端に減少しないようにするために
は、金具内孔306の対応部分(以下、大孔という)3
06aの径D1を縮小する必要がある。そのためには絶
縁体302の軸断面径も縮小する必要がある。しかしな
がら、金具内孔306の取付ねじ部301aに対応する
部分(以下、中孔部という)306bの内径D2をこれ
に合わせて縮小すると、該中孔部306bを鍛造により
形成する際に、鍛造パンチが細くなり過ぎ、大きな加工
荷重が作用したときにパンチが損傷したり、加工不良を
招いたりするトラブルが発生する。該問題は、取付ねじ
部のねじリーチが長い場合に特に生じやすい。
【0005】大孔306a内に位置する絶縁体302
の部分には、金具306を絶縁体302に加締め固定す
るために、その加締め力を受けるフランジ状のダイヤ部
302eが形成される。また、端子金具313と中心電
極303とはガラスシール部315で接続されるが、こ
のガラスシール部315の形成に際して上記ダイヤ部3
02eは次のように使用される。まず、絶縁体302の
貫通孔内に、中心電極303、ガラスシール部315の
原料粉末及び端子金具313とを配置し、受け型の挿通
孔にその絶縁体302を装着して、該挿通孔の内縁部に
よりダイヤ部302eを支持させる。この状態で全体を
ガラス軟化温度以上に加熱し、端子金具313を軸方向
に押し込んで原料粉末を中心電極303との間でプレス
することにより、ガラスシール部315を得る。このと
き、ダイヤ部302eは上記プレスの加圧力を受けとめ
る役割を果たす。
【0006】ここで、前記の要請により、絶縁体30
2の軸断面径を極端に小さくし過ぎると、その製造が非
常に困難になるので、上記軸断面径の縮小には一定の限
界がある。他方、六角部305の寸法を縮小すれば大孔
306aの内径、ひいてはここに収容される絶縁体のダ
イヤ部302eの外径は必然的に小さくなる。従って、
絶縁体302は、ダイヤ部302e以外の部分(例えば
中孔部306b内に位置する部分:以下、中胴部302
aという)の外径縮小がある程度規制され、ダイヤ部3
02e自体は六角部305の寸法縮小により、比較的大
きく縮径しなければならないという要請が生ずる。この
ような状況になると、ダイヤ部302eの突出量が小さ
くなり、例えばガラスシール部315の形成工程におい
て受け型の受け面積が減少することから、その荷重集中
により受け型の破損や、絶縁体と受け型のカジリといっ
た問題が生じやすくなる。
【0007】また、絶縁体302の中胴部302aを
上記の要請により縮小する一方で、における加工性を
確保するために、金具内孔306の中孔部306bの内
径D2をやや大きめに設定すると、中孔部306bと絶
縁体302の中胴部302aとの間に隙間が生じやすく
なる。この隙間により、絶縁体302が主体金具301
内で偏心しやすくなり、プラグ性能の低下(例えば横方
向への飛火)を招きやすくなる。
【0008】本発明の課題は、六角部等の工具係合部の
寸法を縮小して、プラグ取付側となるシリンダヘッド周
辺のスペース上の自由度を大きくすることができ、か
つ、 工具係合部の寸法が減少しても主体金具を能率よくか
つ高歩留まりで製造することができ、 導電性ガラスシール層や抵抗体等を形成する際の受け
型の破損やカジリ等が生じにくく、 また絶縁体を主体金具に組みつける際に偏心が生じに
くいスパークプラグを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するために本発明のスパークプラグは、軸状の中
心電極と、その外側を覆う軸状の絶縁体と、両端が開放
する筒状に形成され、中心電極の外側に配置される主体
金具と、その主体金具に結合されて中心電極との間に火
花放電ギャップを形成する接地電極とを備え、中心電極
の軸線方向において火花放電ギャップの形成される側を
前方側、これと反対側を後方側として、主体金具の前端
側外周面には取付ねじ部が形成されるとともに、その取
付ねじ部よりも後方側において主体金具の外周面には、
取付ねじ部を内燃機関側の取付ねじ孔にねじ込むための
工具係合部が周方向に沿って外向きに突出する形態で形
成され、絶縁体は、前端部が周方向の段部により縮径さ
れて該段部が絶縁体側係合部とされ、主体金具に対し後
方側開口部から挿入されるとともに、絶縁体側係合部
が、取付ねじ部内において主体金具の内面から突出する
金具側係合部と係合して抜け止めされる一方、工具係合
部の軸断面外形線に対する最大内接円の直径を該工具係
合部の外形寸法Aとし、取付ねじ部の有効径をEとし、
主体金具の内孔の金具側係合部よりも後方側に位置する
部分(以下、中孔部という)の内径をD2として、|A
−E|≦1.5mmであり、かつ0.4≦(D2/E)
≦0.6であることを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、工具係合部(例えば六
角部)を、取付ねじ部の有効径Eを基準として、その工
具係合部の外径寸法Aを、|A−E|≦1.5mmとな
る程度まで縮小することにより、プラグ取付側となるシ
リンダヘッド周辺のスペース上の自由度を大きくするこ
とができ、ひいてはシリンダヘッドの構造が複雑化して
バルブ周辺のスペースが少なくなっても、容易に取り付
けを行うことができる。また、工具係合部の寸法縮小に
伴い絶縁体の軸断面径が減少しても、取付ねじ部の有効
径Eと中孔部の内径D2とを、0.4≦(D2/E)
0.6となるように定めることで主体金具の取付ねじ部
の肉厚が適切な範囲となり、鍛造加工による主体金具の
製造時に鍛造パンチの損傷や加工不良等を生じにくくな
る。すなわち、前記した課題が解決され、主体金具を
能率よくかつ高歩留まりで製造することができるように
なる。
【0011】より詳しく説明すれば、(D2/E)
は、取付ねじ部の有効径Eにおける軸断面積(π(D
2/2))と、中孔部の軸断面積(π(E/2)
との比を表しており、この値が小さいほど(すなわち取
付ねじ部の有効径Eが中孔部の内径D2に対して相対的
に大きくなるほど)、取付ねじ部の肉厚が増大すること
となる。そして、(D2/E)が0.4未満になる
と、取付ねじ部の肉厚が大きくなり過ぎるために中孔部
径が不足し、鍛造加工時において中孔部を鍛造等の冷間
加工により形成する際に加工パンチが細くなり過ぎ、大
きな加工荷重が作用したときにパンチが損傷したり、加
工不良を招いたりするトラブルが発生しやすくなる。他
方、(D2/E)が0.6を超えると取付ねじ部の肉
厚が小さくなり過ぎて、冷間加工による製造が困難にな
ると同時に、ねじ部の強度不足を引き起こすことにもつ
ながる。なお、(D2/E)は、より望ましくは0.
45〜0.55とするのがよい。
【0012】なお、段部よりも後方側において絶縁体の
外周面にはフランジ状のダイヤ部を形成することができ
る。この場合、そのダイヤ部の外径をd1、ダイヤ部と
段部との間に位置する中胴部の外径をd2として、d2/
d1≦0.75とすることが望ましい。すなわち、課題
で述べたように、工具係合部の外径寸法Aを、|A−
E|≦1.5mmとなるように縮小するに際しては、中
胴部の軸断面径を極端に小さくし過ぎると、絶縁体の製
造が非常に困難になる一方、工具係合部の寸法縮小に伴
いダイヤ部の外径は小さくせざるを得ない。換言すれ
ば、中胴部とダイヤ部との径比d2/d1は数値的には大
きくなる方向に傾きやすい。d2/d1が大きくなると、
ダイヤ部の中胴部外周面からの突出量が小さくなるの
で、前記した通り、ガラスシール部等の形成工程におけ
る受け型の破損や、絶縁体と受け型のカジリといった問
題が生じやすくなる。そこで、該d2/d1を0.7以下
とすることで、ダイヤ部の突出量を十分大きく確保で
き、例えば工具係合部の寸法縮小に伴い発生しやすくな
る上記問題を、効果的に防止することができるようにな
る。すなわち課題が解決される。d2/d1は、より望
ましくは0.65以下とするのがよい。他方、d2/d1
が極端に小さくなると、中胴部が細くなり過ぎて絶縁体
の製造が困難となる場合があるので、このような不具合
が生じないように該d2/d1の値を適宜調整する。
【0013】また、課題で述べたように、工具係合部
の寸法縮小により絶縁体中胴部を縮小する一方、主体金
具の加工性を確保するために、中孔部の内径をやや大き
めに設定すると、主体金具の中孔部と絶縁体の中胴部と
の間に所定量の隙間が形成されやすい。この場合、その
隙間を部分的に埋める形態で、絶縁体の主体金具内での
偏心を防止するための偏心防止部を、中孔部及び中胴部
とほぼ同心的に設けることが有効である。これにより、
主体金具に組みつける際に絶縁体の横方向の移動が偏心
防止部により規制され、絶縁体の偏心を防止することが
できる。すなわち、課題が解決される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例を参照して説明する。図1(a)〜
(c)は、本発明のスパークプラグの一実施例を示して
いる(なお、(b)は、(a)と同じ縦断面図により各
部の寸法関係を示すためのものである。以下、図2〜図
4についても同様)。スパークプラグ100は、筒状の
主体金具1、先端部2iが突出するようにその主体金具
1の内側に嵌め込まれた絶縁体2、先端を突出させた状
態で絶縁体2の内側に設けられた中心電極3、及び主体
金具1に一端が溶接等により結合された接地電極4等を
備えている。また、接地電極4と中心電極3との間には
火花放電ギャップgが形成されている。以下、中心電極
3の軸線方向において火花放電ギャップgの形成される
側を前方側、これと反対側を後方側とする。
【0015】絶縁体2の軸方向には貫通孔6が形成され
ており、その一方の端部側から端子金具13が挿入・固
定され、同じく他方の端部側から中心電極3が挿入・固
定されている。また、該貫通孔6内において端子金具1
3と中心電極3との間に抵抗体15が配置されている。
この抵抗体15の両端部は、導電性ガラスシール層1
6,17を介して中心電極3と端子金具13とにそれぞ
れ電気的に接続されている。なお、抵抗体15は、ガラ
ス粉末と導電材料粉末(及び必要に応じてガラス以外の
セラミック粉末)とを混合して、ホットプレス等により
焼結して得られる抵抗体組成物により形成される。な
お、抵抗体15を省略して、一層の導電性ガラスシール
層により端子金具13と中心電極3とを一体化した構成
としてもよい。
【0016】絶縁体2は、内部に自身の軸方向に沿って
中心電極3を嵌め込むための孔部6を有し、全体が本発
明の絶縁材料により構成されている。絶縁体2の軸方向
中間には、周方向外向きに突出するダイヤ部2eが例え
ばフランジ状に形成されている。そして、絶縁体2に
は、中心電極3(図1)の先端に向かう側を前方側とし
て、該ダイヤ部2eよりも後方側がこれよりも細径に形
成された本体部2bとされている。一方、ダイヤ部2e
の前方側にはこれよりも細径の中胴部2gと、その中胴
部2gよりもさらに細径の先端部2iがこの順序で形成
されている。なお、ダイヤ部2eと中胴部2gとの境界
部は段部2fとなっている。また、中胴部2gの外周面
は略円筒状とされ、先端部2iの外周面は先端に向かう
ほど縮径する略円錐面状とされている。
【0017】また、主体金具1は、冷間加工に適した鉄
系材料、例えば低炭素鋼やJISG3539に規定され
た冷間圧造用炭素鋼線を素材として円筒状に形成され、
スパークプラグ100のハウジングを構成する。なお、
JISに規定された冷間圧造用炭素鋼線材としては、例
えばSWCH8A(C:≦0.10、Si:≦0.1
0、Mn:≦0.60、Al:≧0.02、残部Fe
(単位:重量%))、SWCH17K(C:0.15〜
0.20、Si:0.10〜0.35、Mn:0.30
〜0.60、残部Fe(単位:重量%))、SWCH2
5K(C:0.22〜0.28、Si:0.10〜0.
35、Mn:0.30〜0.60、残部Fe(単位:重
量%))等を本発明に好適に使用できる。
【0018】主体金具1の前端側外周面には、プラグ1
00を図示しないエンジンブロックに取り付けるための
取付ねじ部7が形成されている。取付ねじ部7の基端部
にはリング上のガスケットGが嵌め込まれる。また、そ
の取付ねじ部7よりも後方側において主体金具1の外周
面には、周方向に沿うフランジ状のガスシール部1gが
外向きに突出して形成されている。そして、そのさらに
後方には薄肉の連結部1hを経て、スパークプラグ10
0を取付ねじ部7においてシリンダヘッド側のねじ孔に
ねじ込むための、スパナやレンチ等の工具を係合させる
工具係合部1eが周方向に沿って外向きに突出する形態
で形成されている。図1(c)に示すように、工具係合
部1eは略正六角状の軸断面形状を有している。スパー
クプラグ100は、シリンダヘッドに対して上記のよう
に取り付けられ、燃焼室Kに供給される混合気への着火
源として使用される。この際、ガスケットGは、ガスシ
ール部1gとシリンダヘッド側のねじ孔開口周縁部との
間で圧縮されてつぶれるように変形し、ねじ孔と取付ね
じ部7との間の隙間をシールする役割を果たす。
【0019】また、主体金具1には絶縁体2を挿入する
ための内孔40が軸方向に形成されている。そして、そ
の内孔40の取付ねじ部7に対応する部分の内周面に
は、その前方寄り中間位置に、周方向の凸条部1c(金
具側係合部)が形成されている。そして、凸条部1cよ
りも後方側に位置する部分は、絶縁体2の中胴部2gを
収容する中孔部40aとされ、さらにその後方側は段部
により拡径されて、ダイヤ部2eを収容する大孔部40
bとされている。
【0020】次に、中心電極3の軸断面径は抵抗体15
の軸断面径よりも小さく設定されている。そして、絶縁
体2の貫通孔6は、中心電極3を挿通させる略円筒状の
第一部分6aと、その第一部分6aの後方側(図面上方
側)においてこれよりも大径に形成される略円筒状の第
二部分6bとを有する。図1に示すように、端子金具1
3と抵抗体15とは第二部分6b内に収容され、中心電
極3は第一部分6a内に挿通される。中心電極3の後端
部には、その外周面から外向きに突出して電極固定用凸
部3aが形成されている。そして、上記貫通孔6の第一
部分6aと第二部分6bとは、図4(a)の中胴部2g
内において互いに接続しており、その接続位置には、中
心電極3の電極固定用凸部3aを受けるための凸部受け
面6cがテーパ面あるいはアール面状に形成されてい
る。
【0021】絶縁体2の中胴部2gと先端部2iとは絶
縁体側係合部としての段部2hを形成し、これが主体金
具1側の金具側係合部としての凸条部1cとリング状の
板パッキン63を介して係合することにより、軸方向の
抜止めがなされている。他方、主体金具1の後方側開口
部内面と、絶縁体2の外面との間には、フランジ状のダ
イヤ部2eの後方側周縁と係合するリング状の線パッキ
ン62が配置され、そのさらに後方側にはタルク等の充
填層61を介してリング状のパッキン60が配置されて
いる。そして、絶縁体2を主体金具1に向けて前方側に
押し込み、その状態で主体金具1の開口縁をパッキン6
0に向けて内側に加締めることにより加締め部1dが形
成され、主体金具1が絶縁体2に対して固定されてい
る。
【0022】以下スパークプラグ100の各部の寸法に
ついて説明する。まず、図1(c)に示すように、工具
係合部1eの軸断面外形線に対する最大内接円の直径を
該工具係合部1eの外形寸法Aとし、図1(b)に示す
ように、取付ねじ部7の有効径をEとしたときに、|A
−E|≦1.5mmとされている(すなわち、六角状の
工具係合部1eの外形寸法と、取付ねじ部7の有効径E
との差が1.5mm以下となるように縮小されてい
る)。また、主体金具1の中孔部40aの内径をD2と
して、0.4≦(D2/E)≦0.6(望ましくは
0.45≦(D2/E) ≦0.55)とされている。
さらに、絶縁体2のダイヤ部2eの外径をd1、中胴部
の外径をd2として、0.75≧d2/d1(望ましくは
0.65≧d2/d1)とされている。
【0023】より具体的には、各部の寸法は次の範囲で
調整されている(括弧内は、図1のにおける実施例値で
ある) ・絶縁体2の全長l1:45mm〜100mm(69m
m)。 ・中胴部2gの長さl2:3mm〜28mm(18m
m)。 ・先端部2iの長さl3:3mm〜25mm(14m
m)。 ・本体部2bの外径d0:5mm〜12mm(9m
m)。 ・ダイヤ部2eの外径d1:6mm〜13mm(11.
3mm)。 ・中胴部2gの外径d2:4.5mm〜10mm(7.
3mm)。
【0024】 ・工具係合部1eの外形寸法A:5.5mm〜15.5
mm(14mm)。 ・中孔部40aの内径D2:4.5mm〜11mm
(9.5mm)。 ・中孔部40aの長さL1:3mm〜28mm(17m
m)。 ・大孔部40bの内径D1:6.1mm〜13.5mm
(13.06mm)。 ・取付ねじ部7の有効径E:7mm〜14mm(14m
m)。 ・取付ねじ部7のねじリーチ:10mm〜27mm(2
4.5mm)。
【0025】以下、スパークプラグ100の作用につい
て説明する。前述の通り、スパークプラグ100は、そ
のねじ部7においてシリンダヘッドに取り付けられ、燃
焼室に供給される混合気への着火源として使用される。
【0026】ここで、主体金具1は、例えば前述の冷間
圧造用炭素鋼線等の素材線材を定尺に切断し、まず、型
鍛造により外形の概略形状と内孔40とを形成する。そ
して、取付ねじ部7を転造により仕上げ、完成する。
【0027】また、絶縁体2への中心電極3と端子金具
13との組付け、及び抵抗体15と導電性ガラスシール
層16,17との形成工程(以下、ガラスシール工程と
称する)の概略は以下の通りである。まず、図5(a)
に示すように、絶縁体2の貫通孔6に対し、その第一部
分6aに中心電極3を挿入した後、(b)に示すように
導電性ガラス粉末Hを充填する。そして、(c)に示す
ように、貫通孔6内に押さえ棒28を挿入して充填した
粉末Hを予備圧縮し、第一の導電性ガラス粉末層26を
形成する。次いで抵抗体組成物の原料粉末を充填して同
様に予備圧縮し、さらに導電性ガラス粉末を充填して予
備圧縮を行うことにより、図2(d)に示すように、中
心電極3側(下側)から貫通孔6内には、第一の導電性
ガラス粉末層26、抵抗体組成物粉末層25及び第二の
導電性ガラス粉末層27が積層された状態となる。
【0028】図6(a)に示すように、貫通孔6に端子
金具13を上方から配置した組立体PAを形成する。な
お、絶縁体2は、受け型Sの挿通孔Saに装着され、該
挿通孔Saの内縁部によりダイヤ部2eを支持させる。
そして、この状態で炉内に挿入してガラス軟化点以上で
ある900〜1000℃の所定温度(ただし、組立体P
A全体における平均的な温度とする)に加熱し、その
後、端子金具13を貫通孔6内へ中心電極3と反対側か
ら軸方向に圧入して積層状態の各層25〜27を軸方向
にプレスする。これにより、同図(b)に示すように、
各層は圧縮・焼結されてそれぞれ導電性ガラスシール層
16、抵抗体15及び導電性ガラスシール層17とな
る。このとき、ダイヤ部2eは上記プレスの加圧力を受
けとめる役割を果たす。
【0029】上記工程における本発明の作用・効果につ
いては既に説明済であるが、再度概略を述べれば、工具
係合部の外径寸法Aを、|A−E|≦1.5mmとなる
程度まで縮小することにより、シリンダヘッド周辺のス
ペース上の自由度を大きくすることができる。そして、
0.4≦(D2/E)≦0.6となるように定めるこ
とで取付ねじ部7の肉厚が適切な範囲となり、鍛造パン
チの損傷や加工不良等を生じにくくなって、主体金具1
を能率よくかつ高歩留まりで製造することができるよう
になる。さらに、d2/d1を0.75以下とすること
で、ダイヤ部2eの突出量を十分大きく確保でき、ガラ
スシール工程において荷重集中による受け型Sの破損
や、絶縁体2と受け型のカジリといった問題が生じにく
くなる。
【0030】なお、取付ねじ部7の肉厚Tは(E−D
2)/2で表すことができる。本発明をこの肉厚の観点
から捉えた場合、例えば、7mm≦E≦14mm、4.
5mm≦D2≦11mmのときは、3mm≦E−D2≦5
mmとなっているのがよい。E−D2が3mm未満にな
ると、取付ねじ部の肉厚が小さくなり過ぎて、冷間加工
による製造が困難となる。また、E−D2が5mmを超
えると、取付ねじ部7の肉厚Tが大きくなり過ぎるため
に中孔部径D2が不足し、鍛造加工時において中孔部4
0aを鍛造等の冷間加工により形成する際に加工パンチ
が細くなり過ぎ、大きな加工荷重が作用したときにパン
チが損傷したり、加工不良を招いたりするトラブルが発
生しやすくなる。E−D2は、より望ましくは3.5m
m〜4.5mmとするのがよい。
【0031】さらに、上記トラブルは、取付ねじ部7の
ねじリーチLTが大きくなるほど発生しやすくなる。こ
の場合、上記取付ねじ部7の肉厚TとねじリーチLTと
の比T/LTの値の下限値は、取付ねじ部の肉厚が小さ
くなり過ぎて、冷間加工による製造が困難となる不具合
が生じないように調整する。また、T/LT2の上限値
は、鍛造加工時において中孔部40aを鍛造等の冷間加
工により形成する際に加工パンチが細くなり過ぎ、大き
な加工荷重が作用したときにパンチが損傷したり、加工
不良を招いたりするトラブルが発生しないように調整す
る。
【0032】また、ダイヤ部2eの外径をd1、中胴部
2gの外径をd2とすれば、ダイヤ部2eの中胴部2g
外周面からの突出量はd1−d2で表すことができる。こ
の場合、6mm≦d1≦13mmで4.5mm≦d2≦1
0mmのとき、1.5mm≦d1−d2とするのがよい。
d1−d2を1.5mm以上とすることで、ダイヤ部2e
の突出量を十分大きく確保でき、例えば工具係合部1e
の寸法縮小に伴い発生しやすくなる前記問題を、効果的
に防止することができるようになる。なお、d2/d1
は、中胴部2gが細くなり過ぎて絶縁体2の製造が困難
とならないように適宜調整する。なお、望ましくは2m
m≦d1−d2とするのがよい。
【0033】次に、工具係合部1eの寸法縮小により絶
縁体2の中胴部2gを縮小する一方、主体金具1の加工
性確保、具体的には鍛造パンチの耐久性確保のために、
中孔部40aの内径D2をやや大きめに設定すると、中
孔部40a内面と中胴部2g外面との間には隙間Jが形
成されやすい。この場合、その隙間Jを部分的に埋める
偏心防止部を、中孔部40a及び中胴部2gとほぼ同心
的に設けることが、絶縁体2の主体金具1内での偏心を
防止する上で有効である。以下、その偏心防止部の形成
例について説明する。
【0034】図2は、偏心防止部を、中孔部40aの内
周面に凸設された周方向の金具側偏心防止凸部1sとし
て形成したスパークプラグの例を示している(なお、図
1と共通する部分には同一の符号を付与して説明を省略
している)。すなわち、該スパークプラグ110の金具
側偏心防止凸部1sは、金具側係合部2hの後方側に連
なる形で、中孔部40aの周方向に沿う環状に形成され
ており、その内周面1s2が中胴部2gの外周面に対応
した円筒面状とされている。また、図2(c)に示すよ
うに、該内周面1s2と中孔部40aの内周面とは、テ
ーパ状の接続面1s1により接続されている。該金具側
偏心防止凸部1sは、主体金具1に組みつける際の絶縁
体2の横方向の移動を規制し、絶縁体2の偏心を防止す
る役割を果たす。
【0035】この場合、金具側偏心防止凸部1s(偏心
防止部)の内径をD3、同じく内周面の軸方向長さをQ
として、0.96≦d2/D3<1であり、かつQ≧1m
mとするのがよい(d2 は中孔部40aの内径)。d2
/D3が0.95未満になるか、又はQが1mm未満に
なると、絶縁体2の横移動阻止効果が不十分となる。他
方、d2/D3が1を超えると、中胴部2gを中孔部40
a内に挿入するのが困難となる。d2/D3は、望ましく
は0.97〜0.98とするのがよい。また、Qは望ま
しくは1.5mm以上とするのがよい。さらに、金具側
偏心防止凸部1sを含めた中孔部40aの軸線方向長さ
をL1としたときに、Q/L1が0.3を超えると、取付
ねじ部7の肉厚が増大したのと結果的に同じ状態にな
り、鍛造パンチの損傷等を招きやすくなる場合がある。
従って、Q/L1は0.3以下、望ましくは0.2以下
に設定するのがよい。なお、ダイヤル部2e外周面と、
大孔部40b内周面との間に形成される隙間も偏心の原
因となりうるので、d1/D1も0.96〜1の範囲で調
整されていることが望ましい。
【0036】図3は、偏心防止部を、絶縁体2の中胴部
2gの外側に配置された偏心防止リング50としたスパ
ークプラグの一例を示すものである(なお、図1と共通
する部分には同一の符号を付与して説明を省略してい
る)。該スパークプラグ120において、偏心防止リン
グ50は、例えばプラスチックや硬質ゴム、金属あるい
はセラミックで構成することができる。また、該偏心防
止リング50の組付け方法としては、予め主体金具1の
中孔部40a内に挿入しておき、次いでこれに絶縁体2
を挿通するようにしてもよいし、絶縁体2の外側に偏心
防止リング50を予め圧入等により装着して、これを主
体金具1内に挿入するようにしてもいずれでもよい。
【0037】この偏心防止リング50は、基本的には図
2のスパークプラグ110の金具側偏心防止凸部1sと
同様の効果を奏するものである。また、偏心防止凸部1
sを形成する場合と異なり、取付ねじ部7の厚肉化を招
かないので主体金具1の加工上も有利である。
【0038】図3(c)に示すように、 偏心防止リン
グ50は、その外径をδ、同じく内径をD3とし、軸方
向長さをQとして、0.96≦δ/D2≦1及び0.9
6≦d2/D3≦1と、Q≧1mmとを満足していること
が望ましい。δ/D2もしくはd2/D3が0.96未満
になるか、又はQが1mm未満になると、絶縁体2の横
移動阻止効果が不十分となる。他方、δ/D2が1を超
えると、偏心防止リング50を中孔部40a内に挿入す
ることが、またd2/D3が1を超えると、偏心防止リン
グ50に中胴部2gを挿入することがそれぞれ困難とな
る(ただし、偏心防止リング50が弾性変形可能な場合
は、δ/D2もしくはd2/D3の少なくとも一方が、1
より多少大きくとも問題を生じない場合がある)。な
お、δ/D2及びd2/D3は、望ましくは0.97〜
0.98とするのがよい。また、Qは望ましくは2mm
以上とするのがよい。また、偏心防止リング50の厚さ
Fと隙間Jの大きさdとの比F/dについては、同様の
理由により0.95≦F/d≦1となっているのがよ
い。なお、前述の通り、偏心防止リング50の配置は主
体金具1の加工に影響を及ぼさないので、Qを中孔部4
0aの軸方向長さL1と略等しい値まで長くとることも
可能である。
【0039】図4は、偏心防止部を、絶縁体2の中胴部
2gの外周面に凸設された絶縁体側偏心防止凸部70と
したスパークプラグの例を示すものである(なお、図1
と共通する部分には同一の符号を付与して説明を省略し
ている)。図4(c)に示すように、該スパークプラグ
130において、絶縁体側偏心防止凸部70はプラスチ
ックにより、例えば周方向の環状形態をなすものとして
絶縁体2の外周面に一体化された形で形成されている。
この場合、該絶縁体側偏心防止凸部70は、ガラスシー
ル工程が終了後に、絶縁体2の外周面に対し例えばイン
サート成形法等により形成することができる。
【0040】絶縁体側偏心防止凸部70も、図2のスパ
ークプラグ110の金具側偏心防止凸部1sと同様の効
果を奏するとともに、取付ねじ部7の厚肉化を招かない
ので主体金具1の加工上も有利である。
【0041】絶縁体側偏心防止凸部70は、その外径を
δとし、軸方向長さをQとして、0.96≦δ/D2≦
1と、Q≧1mmとを満足していることが望ましい。δ
/D2が0.96未満になるか、又はQが1mm未満に
なると、絶縁体2の横移動阻止効果が不十分となる。他
方、δ/D2が1を超えると、絶縁体側偏心防止凸部7
0を中孔部40a内に挿入することが困難となる(ただ
し、絶縁体側偏心防止凸部70が弾性変形可能な場合
は、δ/D2が1より多少大きくとも問題を生じない場
合がある)。なお、δ/D2は、望ましくは0.97〜
0.98とするのがよい。また、Qは望ましくは2mm
以上とするのがよい。また、絶縁体側偏心防止凸部70
の高さGと隙間Jの大きさdとの比G/dについては、
同様の理由により0.95≦F/d≦1となっているの
がよい。なお、絶縁体側偏心防止凸部70の長さQは、
中孔部40aの軸方向長さL1と略等しい値まで長くと
ることも可能である。
【0042】
【実施例】(実施例1)図1に示すスパークプラグの主
体金具1を、JISに規定された冷間圧造用炭素鋼線材
SWCH8Aを用いて、冷間鍛造加工(取付ねじ部7は
転造加工)により製造した。ただし、各部の寸法を下記
の通りとしている。 ・工具係合部1eの外形寸法A:14mm。 ・中孔部40aの内径D2:(7)mm〜(11)m
m。 ・中孔部40aの長さL1:17mm。 ・大孔部40bの内径D1:13.06mm。 ・取付ねじ部7の有効径E:13.05mm。 ・取付ねじ部7のねじリーチ:26.5mm。 ・0.3≦(D2/E)≦0.7。
【0043】中孔部40a形成の冷間鍛造加工は、6段
階にて行い、(D2/E)の各値毎に最も減面率の大
きい(6)段階目の鍛造加工の鍛造パンチ寿命を、中孔
部40aの内径D2の狙い寸法をD2a、実際に得られた
寸法をD2rとして、D2r−D2aが(0.05)mm
以上となるまでの、加工実施数にて評価した。結果を図
7(a)に示す(なお、鍛造パンチの寿命は、(D2/
E)=0.5のものを1.0として、相対値表示して
いる)。すなわち、(D2/E)が0.4〜0.6の
範囲にて鍛造パンチの寿命が長くなっていることがわか
る。
【0044】(実施例2)図2に示すスパークプラグの
主体金具1を、JISに規定された冷間圧造用炭素鋼線
材SWCH8Aを用いて、冷間鍛造加工(取付ねじ部7
は転造加工)により製造した。ただし、各部の寸法を下
記の通りとしている。 ・工具係合部1eの外形寸法A:14mm。 ・中孔部40aの内径D2:(9.2)mm。 ・中孔部40aの長さL1:17mm。 ・大孔部40bの内径D1:13.06mm。 ・取付ねじ部7の有効径E:14mm。 ・取付ねじ部7のねじリーチ:26.5mm。 ・金具側偏心防止凸部1sの内径D3:(7.5)〜
(8.6)mm。
【0045】また、絶縁体2をアルミナセラミックによ
り、下記の寸法となるように製造した。 ・絶縁体2の全長l1:69mm。 ・中胴部2gの長さl2:18mm。 ・先端部2iの長さl3:14m)。 ・本体部2bの外径d0:9mm。 ・ダイヤ部2eの外径d1:11.3mm。 ・中胴部2gの外径d2:7.3mm。 ・d2/D3:0.85〜0.975。
【0046】これらを用いて図1に示すスパークプラグ
を、d2/D3の各条件毎に(10)個ずつ組み立て、絶
縁体2の主体金具1に対する最大の偏心量を測定した。
図7(b)にその結果を示す。d2/D3が0.96以上
で偏心量が非常に小さくなっていることがわかる。
【0047】(実施例3)図1に示すスパークプラグの
絶縁体2をアルミナセラミックにより、下記の寸法とな
るように製造した。 ・絶縁体2の全長l1:69mm。 ・中胴部2gの長さl2:18mm。 ・先端部2iの長さl3:14m)。 ・本体部2bの外径d0:9mm。 ・ダイヤ部2eの外径d1:(7.7)〜(12.1
5)mm。 ・中胴部2gの外径d2:7.3mm。 ・d2/d1:0.6〜0.95。
【0048】これを用いて、図5及び図6に示す方法に
より、d2/d1の各条件毎にガラスシール工程を200
0回繰返し実施した。ただし、評価は以下の基準で行っ
た。 ○:受け型、製品共に異常が見られず、カジリ等も発生
しない。 ×:絶縁体の欠けや受け型のカジリ等、不具合が発生。 以上の結果を図8に示す。d2/d1が0.75以下にて
良好な結果が得られていることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスパークプラグの一実施例を示す縦断
面図及び工具係合部の軸断面模式図。
【図2】偏心防止部として金具側偏心防止凸部を有する
スパークプラグの一例を示す縦断面図、及びその金具側
偏心防止凸部の拡大断面図。
【図3】偏心防止部として偏心防止リングを有するスパ
ークプラグの一例を示す縦断面図、及びその偏心防止リ
ングの斜視図。
【図4】偏心防止部として絶縁体側偏心防止凸部を有す
るスパークプラグの一例を示す縦断面図、及びその絶縁
体側偏心防止凸部の形成状態を示す斜視図。
【図5】ガラスシール工程の説明図。
【図6】図5に続く説明図。
【図7】実施例1及び実施例2の実験結果を示すグラ
フ。
【図8】実施例3の実験結果を示す図。
【図9】従来のスパークプラグを示す縦断面図。
【符号の説明】
100,110,120,130 スパークプラグ 1 主体金具 1e 工具係合部 1s 金具側偏心防止凸部(偏心防止部) 2 絶縁体 2g 中胴部 2e ダイヤ部 3 中心電極 4 接地電極 40 内孔 40a 中孔部 50 偏心防止リング(偏心防止部) 70 絶縁体側偏心防止凸部(偏心防止部)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸状の中心電極と、その外側を覆う軸状
    の絶縁体と、両端が開放する筒状に形成され、前記中心
    電極の外側に配置される主体金具と、その主体金具に結
    合されて前記中心電極との間に火花放電ギャップを形成
    する接地電極とを備え、 前記中心電極の軸線方向において火花放電ギャップの形
    成される側を前方側、これと反対側を後方側として、前
    記主体金具の前端側外周面には取付ねじ部が形成される
    とともに、その取付ねじ部よりも後方側において前記主
    体金具の外周面には、前記取付ねじ部を内燃機関側の取
    付ねじ孔にねじ込むための工具係合部が周方向に沿って
    外向きに突出する形態で形成され、 前記絶縁体は、前端部が周方向の段部により縮径されて
    該段部が絶縁体側係合部とされ、前記主体金具へ後方側
    開口部から挿入されるとともに、前記絶縁体側係合部
    が、前記取付ねじ部内において前記主体金具の内面から
    突出する金具側係合部と係合して抜け止めされる一方、 前記工具係合部の軸断面外形線に対する最大内接円の直
    径を該工具係合部の外形寸法Aとし、前記取付ねじ部の
    有効径をEとし、前記主体金具の内孔の前記金具側係合
    部よりも後方側に位置する部分(以下、中孔部という)
    の内径をD2として、|A−E|≦1.5mmであり、
    かつ0.4≦(D2/E)≦0.6であることを特徴
    とするスパークプラグ。
  2. 【請求項2】 7mm≦E≦14mmであり、4.5m
    m≦D2≦11mmであり、かつ1.5mm≦(E−D
    2)≦5.2mmである請求項1記載のスパークプラ
    グ。
  3. 【請求項3】 前記段部よりも後方側において前記絶縁
    体の外周面にはフランジ状のダイヤ部が形成され、その
    ダイヤ部の外径をd1、前記ダイヤ部と前記段部との間
    に位置する中胴部の外径をd2として、d2/d1≦0.
    75である請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
  4. 【請求項4】 前記段部よりも後方側において前記絶縁
    体の外周面にはフランジ状のダイヤ部が形成され、その
    ダイヤ部の外径をd1、前記ダイヤ部と前記段部との間
    に位置する中胴部の外径をd2として、6mm≦d1≦1
    3mmであり、4.5mm≦d2≦10mmであり、か
    つ1.5mm≦(d1−d2)≦8mmである請求項1な
    いし3のいずれかに記載のスパークプラグ。
  5. 【請求項5】 前記主体金具の前記中孔部と前記絶縁体
    の前記中胴部との間には所定量の隙間が形成されるとと
    もに、その隙間を部分的に埋める形態で、前記絶縁体の
    前記主体金具内での偏心を防止するための偏心防止部
    が、前記中孔部及び前記中胴部とほぼ同心的に設けられ
    ている請求項3又は4に記載のスパークプラグ。
  6. 【請求項6】 前記偏心防止部は、前記中孔部の内周面
    に凸設された周方向の金具側偏心防止凸部である請求項
    5に記載のスパークプラグ。
  7. 【請求項7】 前記金具側偏心防止凸部の内径をD3、
    同じく内周面の軸方向長さをQとして、0.96≦d2
    /D3<1であり、かつQ≧1mmである請求項6記載
    のスパークプラグ。
  8. 【請求項8】 前記偏心防止部は、前記絶縁体中胴部の
    外側に配置された偏心防止リングである請求項5記載の
    スパークプラグ。
  9. 【請求項9】 前記偏心防止リングは、その外径をδ、
    同じく内径をD3とし、軸方向長さをQとして、0.9
    6≦δ/D2<1.1及び0.96≦d2/D3≦1と、
    Q≧1mmとを満足するものである請求項8記載のスパ
    ークプラグ。
  10. 【請求項10】 前記偏心防止部は、前記絶縁体中胴部
    の外周面に凸設された絶縁体側偏心防止凸部である請求
    項5記載のスパークプラグ。
  11. 【請求項11】 前記絶縁体側偏心防止凸部の外径を
    δ、同じく内周面の軸方向長さをQとして、0.96≦
    δ/D2<1であり、かつQ≧1mmである請求項10
    記載のスパークプラグ。
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