JPH11242982A - 内燃機関用のスパークプラグ - Google Patents

内燃機関用のスパークプラグ

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JPH11242982A
JPH11242982A JP31338698A JP31338698A JPH11242982A JP H11242982 A JPH11242982 A JP H11242982A JP 31338698 A JP31338698 A JP 31338698A JP 31338698 A JP31338698 A JP 31338698A JP H11242982 A JPH11242982 A JP H11242982A
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JP
Japan
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caulking
spark plug
plug
housing
insulator
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JP31338698A
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Yasushi Kawashima
泰 川島
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた気密性を長期間維持することができ
る,長寿命のスパークプラグを提供すること。 【解決手段】 内部に中心電極を設けた絶縁碍子4と,
絶縁碍子4の外周に配設された筒状のハウジング5と,
絶縁碍子4とハウジング5との間に設けた粉末充填用の
環状部6と,環状部6内に充填した気密性向上用の粉末
層8とを有する。環状部6の外周には,プラグ装着時に
回動するための多角形状のプラグ取付部51を有し,か
つプラグ取付部51にはその一端にかしめ用のスリーブ
部52を有し,スリーブ部52は粉末層8を閉止するよ
うに内側方向にかしめてなる。粉末層8の長さAは5〜
8mm,プラグ取付部51の長さBは10〜15mmで
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,自動車,コージェネレーショ
ン,ガス圧送用ポンプ等に使用する内燃機関用のスパー
クプラグに関する。
【0002】
【従来技術】コージェネレーション(ガス燃料を用いた
大型発電機),ガス圧送用ポンプなどに用いられる大型
のエンジンにおいては,例えばハウジングの取付ねじ径
が18mm(M18),絶縁碍子の直径がφ14mm,
中心電極の太さがφ2.5mm,全体長さが115mm
という,大型のスパークプラグが用いられる。
【0003】かかるコージェネレーション等に用いられ
るスパークプラグは,自動車のエンジン等に用いられる
小型のスパークプラグに比べ,プラグ回りの冷却系が不
十分であるため,プラグの座温(ガスケット部の温度)
が高く(200〜300℃)使用環境条件が厳しい。
【0004】それにも関わらず,上記大型のスパークプ
ラグは,上記コージェネレーション等の特殊機械に用い
られるために,自動車用等の小型スパークプラグに比べ
て長寿命化要求が厳しい。スパークプラグの長寿命化の
ためには,ハウジングと絶縁碍子との間の気密性を向上
させることが必要である。
【0005】従来,この気密性向上のために,例えば実
願昭64−2384号公報に示された構造が提案されて
いる。即ち,図7に示すごとく,ハウジング95と絶縁
碍子94との間に粉末充填用の環状部96を設け,これ
に気密性向上用の粉末80を充填して粉末層8を設ける
と共に,ハウジング95のスリーブ部952をかしめる
てなる構造のスパークプラグ9が提案されている。
【0006】
【解決しようとする課題】ところで,従来の大型のスパ
ークプラグは,上記のごとく一般的な小型のスパークプ
ラグと比べて過酷な環境において用いられる。また,耐
久性に重要な気密性は,時間の経過に伴って低下してく
る。そのため,上記従来の単なる,粉末充填およびかし
めによる対策では,コージェネレーション等に用いられ
るスパークプラグに十分な耐久性を得ることができな
い。
【0007】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,優れた気密性を長期間維持することがで
きる,長寿命のスパークプラグを提供しようとするもの
である。
【0008】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,内部に中心電極
を設けた絶縁碍子と,該絶縁碍子の外周に配設された筒
状のハウジングと,上記絶縁碍子とハウジングとの間に
設けた粉末充填用の環状部と,該環状部内に充填した気
密性向上用の粉末層とを有し,また,上記ハウジングに
おける上記環状部の外周には,プラグ装着時に回動する
ための多角形状のプラグ取付部を有し,かつ該プラグ取
付部にはその一端にかしめ用のスリーブ部を有し,該ス
リーブ部は上記粉末層を閉止するように内側方向にかし
めてなる内燃機関用スパークプラグにおいて,上記粉末
層の長さAは5〜8mm,上記プラグ取付部の長さBは
10〜15mmであることを特徴とする内燃機関用のス
パークプラグにある。
【0009】本発明において最も注目すべきことは,上
記粉末層の長さA,プラグ取付部の長さBを,上記特定
の範囲に限定したことである。
【0010】上記粉末層の長さAが5mm未満の場合に
はその気密性向上効果が少ないという問題がある。一
方,上記Aは,これが長いほど気密性を向上させるとい
う効果を発揮するが,8mmを越える場合にはスパーク
プラグを製造する過程において,上記粉末層を形成する
工程の作業性が低下し,製造コストが高くなるという問
題がある。
【0011】また,上記プラグ取付部の長さBも,これ
が長いほど気密性を向上させるという効果を発揮する。
これは,上記プラグ取付部の一端に設けたスリーブ部が
内燃機関との接触部から遠くなり,スリーブ部への伝熱
量が少なくなるので,上記かしめによる効果を維持しや
すいためであると考えられる。一方,上記Bが10mm
未満の場合には気密性向上効果が少ないという問題があ
る。逆に上記Bが長すぎて,15mmを越える場合には
ハウジングが大きくなりすぎ,スパークプラグ全体を必
要以上に大型化してしまうという問題がある。なお,上
記粉末層としては,例えば,タルク,カオリン等のセラ
ミック粉末を用いることができる。
【0012】次に,本発明の作用効果につき説明する。
本発明においては,上記粉末層の長さA,プラグ取付部
の長さBを上記のごとく規定してある。そのため,従来
よりも気密性が向上し,スパークプラグの長寿命化を図
ることができる。
【0013】また,上記A,Bの値には,上記のごとく
上限を設けてある。そのため,単に気密性の向上を図る
だけでなく,製造コストのアップや必要以上の大型化を
避けることもできる。それ故,比較的容易に気密性向上
を図ることができる。また,これらの作用効果は,コー
ジェネレーション等の大型エンジンに用いられる大型の
スパークプラグの場合に特に有効に発揮される。
【0014】したがって,本発明によれば,優れた気密
性を長期間維持することができる,長寿命のスパークプ
ラグを提供することができる。
【0015】次に,請求項2の発明のように,上記スリ
ーブ部は,冷間かしめを行った後に熱間かしめを行うこ
とによりかしめてあることが好ましい。即ち,冷間かし
め後に,さらに,ハウジングを加熱して軟化した状態で
熱間かしめを行うことが好ましい。これにより,かしめ
部が常温に戻った際に収縮して絶縁碍子を締め付けて気
密性をさらに向上させることができる。
【0016】また,請求項3の発明のように,上記ハウ
ジングは,上記プラグ取付部の一端に上記スリーブ部を
有すると共に,その他端に該プラグ取付部よりも薄肉の
溝部と,該溝部よりも厚肉の突起部と,ねじ山を有する
ねじ部とを順次有しており,上記ねじ部の内面には,上
記絶縁碍子の軸方向における当接端と当接する当接段部
を有しており,かしめ後の上記スリーブ部と上記当接段
部の先端との間の距離Lは,38mm以上である構造を
とることができる。
【0017】即ち,上記距離Lを38mmを超えるよう
な大型化した設計を行うと,気密性は徐々に低下する傾
向にある。これに対し,上記冷間かしめと熱間かしめを
組合わせた加工方法を用いることにより,気密性向上効
果を高めることができるので,上記スリーブ部と当接段
部の間の距離Lを38mm以上の寸法にした場合におい
ても優れた気密性を維持することができる。
【0018】また,請求項4の発明のように,上記冷間
かしめおよび上記熱間かしめは,上記スリーブ部に当接
する第1かしめ治具と,上記突起部に当接する第2かし
め治具とを用い,上記スリーブ部と上記突起部との間に
圧縮力を付与することにより行うことができる。これに
より,上記スリーブ部を上記第1かしめ治具によって直
接かしめ加工することができると共に,上記ハウジング
における薄肉の溝部に対しても圧縮応力を付与すること
ができる。そのため,上記スリーブ部のかしめだけでな
く,溝部の圧縮加工による溝部と上記絶縁碍子との間の
密着性をも向上させることができる。それ故,上記気密
性の更なる向上を図ることができる。
【0019】また,請求項5の発明のように,上記冷間
かしめは,上記ハウジングの温度が上記溝部の位置にお
いて100℃以下の状態において行い,上記熱間かしめ
は上記ハウジングの温度が上記溝部の位置において60
0℃以上の状態において行うことが好ましい。
【0020】上記冷間かしめを上記100℃を超える温
度で行った場合には,かしめ加工による加工硬化の効果
があまり得られないという問題がある。そのため,好ま
しくは室温がよい。また,上記熱間かしめを上記溝部に
おける温度が600℃以上の状態で行うことにより,薄
肉の溝部を積極的に軟化させて圧縮加工されやすい状態
にすることができる。この効果は,溝部が850〜90
0℃の場合に特に容易に得ることができる。
【0021】また,請求項6の発明のように,上記スパ
ークプラグは,平均燃焼圧力が10kg/cm2以上で
運転されるコージェネタイプの内燃機関に用いられるも
のであることが好ましい。この場合には,上記優れたス
パークプラグの耐久性を有効に発揮することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかるスパークプラグにつき,図
1〜図3を用いて説明する。本例のスパークプラグ1
は,コージェネレーション等の大型エンジンに用いられ
る大型のスパークプラグであって,図1に示すごとく,
内部に中心電極2を設けた絶縁碍子4と,該絶縁碍子4
の外周に配設された筒状のハウジング5と,上記絶縁碍
子4とハウジング5との間に設けた粉末充填用の環状部
6と,該環状部内に充填した気密性向上用の粉末層8と
を有する。
【0023】また,上記ハウジング5における上記環状
部6の外周には,プラグ装着時に回動するための多角形
状のプラグ取付部51を有し,かつ該プラグ取付部51
にはその一端にかしめ用のスリーブ部52を有する。そ
して,該スリーブ部52は上記粉末層8を閉止するよう
に内側方向にかしめてある。ここに,図2に示すごと
く,粉末層8の長さAは5〜8mm,上記プラグ取付部
の長さBは10〜15mmにしてある。
【0024】また,本例のハウジング5は,図1〜図3
に示すごとく,プラグ取付部51の一端にスリーブ部5
2を有すると共に,その他端にプラグ取付部51よりも
薄肉の溝部54と,該溝部54よりも厚肉の突起部53
と,ねじ山を有するねじ部55とを順次有している。ま
た,ねじ部55の内面には,絶縁碍子4の軸方向におけ
る当接端41と当接する当接段部59を有しており,か
しめ後のスリーブ部52と当接段部59の先端との間の
距離Lは,38mm以上に設けた。
【0025】上記スパークプラグ1を製造するに当たっ
ては,上記ハウジング5と絶縁碍子4とを組み付けた後
に上記粉末層8を形成すると共に,上記スリーブ部52
をかしめる。具体的には,図3に示すごとく,まず,シ
ール性を高めるために,環状部6の上下に炭素鋼よりな
るリング82を配設し,これらの間にタルクよりなる粉
末80を十分に充填する。
【0026】次いで,図3に示すごとく,一対の第1か
しめ治具71および第2かしめ治具,72を用いて,ハ
ウジング5のスリーブ部52および下方突起面53を強
く挟持することにより,スリーブ部52をかしめる。こ
れにより,環状部6には,リング82および粉末80が
圧縮されてなる粉末層8が形成される。なお,図1に示
すごとく,ハウジング5には内燃機関の係合穴に螺合さ
れるねじ部55を設けてあり,その上方には,ガスケッ
ト58が配設される。
【0027】次に,本例の作用効果につき説明する。本
例のスパークプラグ1においては,上記粉末層8の長さ
A,プラグ取付部51の長さBを上記特定の値に設定し
てある。そのため,従来よりも優れた気密性が発揮され
る。それ故,本例のスパークプラグ1は,優れた耐久性
を発揮する。以下の実施形態例2〜4において,さらに
具体的にこの効果を説明する。
【0028】実施形態例2 本例においては,実施形態例1における粉末層8の長さ
A及びプラグ取付部51の長さB(図2)を上記特定範
囲に限定した効果を定量的に求めた。具体的には,スパ
ークプラグ1を専用気密測定装置にセットし,ハウジン
グ5のねじ部55側から20kg/cm2の圧力のガス
(空気)を供給し,スリーブ部52側に通過したガス量
(漏れ量)を測定した。このときの他の条件は,スパー
クプラグ1をセットする際の締め付けトルクが50N
m,座温(ガスケット58部分の温度)が300℃,と
いう条件にした。
【0029】そして,本例においては,上記プラグ取付
部51の長さBを本発明範囲内の下限値である10mm
に設定し,粉末層8の長さAを種々変更したスパークプ
ラグ(C)と,上記プラグ取付部51の長さBを本発明
の範囲外の5.4mmに設定し,粉末層8の長さAを種
々変更したスパークプラグ(D)を準備し,これらにつ
いて上記漏れ量を測定した。なお上記スパークプラグ
C,Dにおける上記距離L(図1)は,いずれも38m
mに固定した。
【0030】測定結果を図4に示す。同図は,横軸に粉
末層8の長さ(mm)を,縦軸に漏れ量(cc/分)を
とった。そして,上記Bが10mmのものを符号C,上
記Bが5.4mmのものを符号Dとして示した。同図よ
り知られるごとく,いずれのものも上記Aが長いほど漏
れ量が少なく良好な気密性を示した。
【0031】また,上記B値が5.4mmのもの(D)
は,測定範囲全域において比較的漏れ量が多かった。こ
れに対し,上記B値が10mmのもの(C)について
は,その測定域全域において上記Dの場合よりも漏れ量
が少なかった。特に上記A値が5mm以上の場合には,
漏れ量が2cc/分以下となり,非常に優れた気密性を
示した。
【0032】実施形態例3 本例においては,実施形態例1における,スパークプラ
グにおいて,上記粉末層8の長さAを5.5mm,プラ
グ取付部51の長さBを10.7mmに固定し,さらに
上記距離L(図1)を38mmに固定し,スリーブ部5
2のかしめを上記と同様に冷間かしめだけで行ったもの
(F)と,冷間かしめと熱間かしめを行ったもの(E)
とを準備し,ガスケット58部分(図1)の温度を種々
変更して気密性を測定した。気密性の測定は,実施形態
例2と同様の方法により漏れ量を測定することにより行
った。
【0033】上記熱間かしめは,実施形態例1と同様の
冷間かしめを行った後,ハウジング5に大電流(約90
00A)を流してハウジング5の溝部54(図1)の温
度を約800℃に高めた状態で行った。また,かしめ方
法は,実施形態例1に示した冷間かしめと同様に,第1
かしめ治具71および第2かしめ治具72を用いて行っ
た(図3参照)。
【0034】測定結果を図5に示す。同図は,横軸に温
度を,縦軸に漏れ量をとり,上記冷間かしめだけのもの
を符号F,これに熱間かしめを加えたものを符号Eとし
て示した。同図より知られるごとく,冷間かしめと熱間
かしめの両方を行ったもの(E)は,冷間かしめだけを
行ったもの(F)に比べて漏れ量が少なく良好な結果が
得られた。
【0035】特に,高温域においては,冷間かしめだけ
のもの(F)は大きく漏れ量が増加する結果となった
が,熱間かしめを加えた場合には(E)この高温時の気
密性低下が少なかった。このことから,熱間かしめの実
施は,特に高温時の気密性維持に有効であることがわか
る。そして,上記スリーブ部51と当接段部59の先端
との間の距離L(図1)が,38mm以上であっても,
非常に優れた気密性が得られることが分かる。
【0036】実施形態例4 本例においては,実施形態例1におけるスパークプラグ
1の寸法関係を変化させた3種類のスパークプラグ
(G,H,K)を準備し,その耐久性の経時的変化を測
定した。
【0037】準備したスパークプラグは,いずれも上記
粉末層の長さAを5.5mmとした。そして,上記プラ
グ取付部の長さBは,5.4mmのもの(G)を1つ
と,上記プラグ取付部の長さBが10.7mmのもの
(H,K)を2つ準備した。また,上記G,Hは,いず
れも上記スリーブ部を冷間かしめのみによりかしめ,上
記Kは冷間かしめと熱間かしめにより上記スリーブ部5
2をかしめた。
【0038】また,耐久性は,上記スパークプラグを実
機のガソリンエンジンに装着し,これを回転数1200
rpm,負荷100%の条件で運転した場合のガス漏れ
量の測定により行った。その結果を図6に示す。同図
は,横軸に耐久時間(Hr)を,縦軸に漏れ量をとっ
た。
【0039】同図より知られるごとく,GとHとの比較
により,プラグ取付部の長さBを10.7mmに長くす
ることにより,大幅に耐久性が向上することがわかる。
また,上記A,Bが同じ寸法関係であっても,上記スリ
ーブ部を冷間かしめと熱間かしめとの両者により行った
場合には,冷間かしめだけの場合よりもさらに耐久性が
向上することが明確にわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1にかかるスパークプラグの一部切
欠き断面図。
【図2】実施形態例1における,粉末層近傍の構成を示
す説明図。
【図3】実施形態例1における,スリーブ部のかしめ方
法を示す説明図。
【図4】実施形態例2における,粉末層の長さと気密性
(漏れ量)との関係を示す説明図。
【図5】実施形態例3における,温度と漏れ量との関係
を示す説明図。
【図6】実施形態例4における,耐久時間と漏れ量との
関係を示す説明図。
【図7】従来例における,粉末層近傍の構成を示す説明
図。
【符号の説明】
1...スパークプラグ, 2...中心電極, 4...絶縁碍子, 5...ハウジング, 51...プラグ取付部, 52...スリーブ部, 6...環状部, 8...粉末層,

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に中心電極を設けた絶縁碍子と,該
    絶縁碍子の外周に配設された筒状のハウジングと,上記
    絶縁碍子とハウジングとの間に設けた粉末充填用の環状
    部と,該環状部内に充填した気密性向上用の粉末層とを
    有し,また,上記ハウジングにおける上記環状部の外周
    には,プラグ装着時に回動するための多角形状のプラグ
    取付部を有し,かつ該プラグ取付部にはその一端にかし
    め用のスリーブ部を有し,該スリーブ部は上記粉末層を
    閉止するように内側方向にかしめてなる内燃機関用スパ
    ークプラグにおいて,上記粉末層の長さAは5〜8m
    m,上記プラグ取付部の長さBは10〜15mmである
    ことを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記スリーブ部は,
    冷間かしめを行った後に熱間かしめを行うことによりか
    しめてあることを特徴とする内燃機関用のスパークプラ
    グ。
  3. 【請求項3】 請求項2において,上記ハウジングは,
    上記プラグ取付部の一端に上記スリーブ部を有すると共
    に,その他端に該プラグ取付部よりも薄肉の溝部と,該
    溝部よりも厚肉の突起部と,ねじ山を有するねじ部とを
    順次有しており,上記ねじ部の内面には,上記絶縁碍子
    の軸方向における当接端と当接する当接段部を有してお
    り,かしめ後の上記スリーブ部と上記当接段部の先端と
    の間の距離Lは,38mm以上であることを特徴とする
    内燃機関用のスパークプラグ。
  4. 【請求項4】 請求項3において,上記冷間かしめおよ
    び上記熱間かしめは,上記スリーブ部に当接する第1か
    しめ治具と,上記突起部に当接する第2かしめ治具とを
    用い,上記スリーブ部と上記突起部との間に圧縮力を付
    与することにより行うことを特徴とする内燃機関用のス
    パークプラグ。
  5. 【請求項5】 請求項4において,上記冷間かしめは,
    上記ハウジングの温度が上記溝部の位置において100
    ℃以下の状態において行い,上記熱間かしめは上記ハウ
    ジングの温度が上記溝部の位置において600℃以上の
    状態において行うことを特徴とする内燃機関用のスパー
    クプラグ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において,
    上記スパークプラグは,平均燃焼圧力が10kg/cm
    2以上で運転されるコージェネタイプの内燃機関に用い
    られるものであることを特徴とする内燃機関のスパーク
    プラグ。
JP31338698A 1997-12-26 1998-11-04 内燃機関用のスパークプラグ Pending JPH11242982A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6975062B2 (en) 2002-01-17 2005-12-13 Denso Corporation Spark plug with powder filling
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