JP2009502777A5

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Publication number: JP2009502777A5
Application number: JP2008522170A
Authority: JP
Filing date: 2006-07-24
Publication date: 2009-10-01
Anticipated expiration: 2026-07-24

Claims

一般式（Ｉ）の化合物

［式中、
Ｒ_１及びＲ_２は、同一でも異なってもよく、−Ｈ又は１〜６個の炭素原子を有する直鎖又は分枝アルキル基を含む群から選択されるか、一緒になって５個又は６個の原子の芳香族又は脂肪族環を形成しており；
Ｙ及びＺは、同一でも異なってもよく、−Ｈ、−ＯＨ、−ＣＯＯＨ、−ＯＲ_３、−ＣＨ（ＯＲ_３）ＣＯＯＨを含む群から選択され、ここでＲ_３は、Ｈ、フェニル、ベンジル、−ＣＦ_３又は−ＣＦ_２ＣＦ_３、ビニル、アリル及び１〜６個の炭素原子を有する直鎖又は分枝アルキル基から選択される］。
一般式（Ｉａ）の化合物

［式中、
Ｒ_１及びＲ_２は、同一でも異なってもよく、−Ｈ又は１〜６個の炭素原子を有する直鎖又は分枝アルキル基を含む群から選択され；
Ｙ及びＺは、同一でも異なってもよく、−Ｈ、−ＯＨ、−ＣＯＯＨ、−ＯＲ_３、−ＣＨ（ＯＲ_３）ＣＯＯＨを含む群から選択され、ここでＲ_３は、−Ｈ及び１〜６個の炭素原子を有する直鎖又は分枝アルキル基から選択される］である、請求項１に記載の化合物。
１〜６個の炭素原子を有する直鎖又は分枝アルキル基が、−ＣＨ_３、−ＣＨ_２ＣＨ_３、−ＣＨ（ＣＨ_３）_２、−ＣＨ_２ＣＨ_２ＣＨ_３、−Ｃ_ｎＨ_２ｎ−１（ｎは炭素の数である）から選択される、請求項１又は請求項２に記載の化合物。
ＹがＨ又は−ＣＯＯＨである、請求項１から３までのいずれか一項に記載の化合物。
Ｚが−ＣＨ（ＯＲ_３）ＣＯＯＨである、請求項１から４までのいずれか一項に記載の化合物。
Ｒ_３が−ＣＨ _２ＣＨ _３、−ＣＨ_３又は−Ｈである、請求項１から５までのいずれか一項に記載の化合物。
化合物が、

を含む群から選択される、請求項１から６までのいずれか一項に記載の化合物。
鏡像異性的に純粋なＲ型又はＳ型をしている、請求項１から７までのいずれか一項に記載の化合物。
（±）−２−ヒドロキシ−２−（３’−アミノフェニル）酢酸
（±）−２−ヒドロキシ−２−（４’−アミノフェニル）酢酸
（±）−２−ヒドロキシ−３−（４’−アミノフェニル）プロピオン酸
（±）−２−メトキシ−３−（３’−アミノフェニル）プロピオン酸
（±）−２−メトキシ−３−（４’−アミノフェニル）プロピオン酸
を含む群から選択される化合物を含む、癌性腫瘍又は慢性炎症性疾患の治療の為の医薬品。
有効成分として請求項１から８までのいずれか一項に記載の１つ又は複数の化合物を１つ又は複数の薬学的に許容できる賦形剤又は補助剤と組合せて含む薬剤組成物。
ＰＰＡＲγ受容体及びＥＧＦ受容体を発現する腫瘍の予防及び治療のための請求項１から８までのいずれか一項に記載の化合物を含み、腫瘍が、食道の腫瘍、胃の腫瘍、膵臓の腫瘍、結腸の腫瘍、前立腺の腫瘍、乳房の腫瘍、子宮及び付属器の腫瘍、腎臓の腫瘍並びに肺の腫瘍を含む群から選択される、薬剤組成物。
クローン病及び潰瘍性結腸大腸炎を含む慢性炎症性疾患治療用の請求項１から８までのいずれか一項に記載の化合物を含む医薬品。
化合物が、１つの鏡像異性体が任意の割合で他を超えている混合物中にある、請求項９、１１又は１２に記載の医薬品。