JP2009299450A - 屋根構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、太陽電池モジュールが建物の軒先に沿って敷設された場合であっても、太陽電池モジュールに作用する吹き上げ力に対して強固に抗することができる屋根構造を提供することを課題とする。
【解決手段】上記課題を解決するため提供される本発明は、表面に太陽電池パネル12が装着された太陽電池モジュール10と、建物の上面の軒先に固定される軒先吹上防止具110と、を備え、太陽電池モジュール10を建物の上面に敷設して屋根Rを構成する場合に、軒先に配される太陽電池モジュール10の軒側端部が軒先吹上防止具110によって保持されることを特徴とする屋根構造である。
【選択図】図5

Description

本発明は、建物の上面に複数の太陽電池モジュールが敷設される屋根構造に関するものである。
従来から、太陽電池パネルを有する太陽電池モジュールを建物の上面等に敷設して屋根を構成し、その建物で消費する電力をまかなうと共に、余剰電力を電力会社に売却する太陽光発電システムが増加している。太陽電池パネルは、集積型太陽電池であり、ガラス基板に導電膜や半導体膜が積層され、これに複数の溝を設けて所定数の単体電池(太陽電池セル)を形成し、各太陽電池セルを電気的に直列接続させたものであり、100ボルト以上の電圧を得ることができるものも知られている。以下の特許文献1には、このような太陽電池パネルの製造方法が開示されている。
特開平11−298017号公報
近年、太陽電池パネルの桁方向の長さを拡大させることで、太陽電池パネルの一枚当たりの出力を増大させると共に、太陽電池モジュールの一枚当たりの製造コストを低下させていた。しかし太陽電池パネルの桁方向の長さが大きくなると、実際に太陽電池モジュールが建物の上面に敷設された場合に、軒先側から屋根面に沿って吹く風が作用する面積が大きくなってしまう。特に軒先に配置される太陽電池モジュールには多大な吹き上げ力が作用し、太陽電池モジュールが浮き上がったり、飛散してしまうおそれがあった。そのため従来の太陽電池モジュールは、屋根の軒先に沿って敷設することが困難であった。
そこで本発明は、太陽電池モジュールが建物の軒先に沿って敷設された場合であっても、太陽電池モジュールに作用する吹き上げ力に対して強固に抗することができる屋根構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため提供される請求項1の発明は、表面に太陽電池パネルが装着された太陽電池モジュールと、建物の上面の軒先に固定される軒先吹上防止具と、を備え、前記太陽電池モジュールを建物の上面に敷設して屋根を構成する場合に、軒先に配される前記太陽電池モジュールの軒側端部が前記軒先吹上防止具によって保持されることを特徴とする屋根構造である。
本発明の屋根構造は、太陽電池モジュールの軒側端部が軒先吹上防止具によって強固に保持されているため、太陽電池モジュールに作用する吹き上げ力に対して強固に抗することができる。従って本発明の屋根構造は、太陽電池モジュールが浮き上がったり、飛散するのを効果的に防止することができる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記太陽電池モジュールは、軒側端部の裏面側に係止片を有し、前記軒先吹上防止具は、軒先から建物の外側に突出するように配される被係合部と、前記建物の上面に固定される固定部と、を有する板状であって、前記軒先吹上防止具の上に配される太陽電池モジュールの係止片を前記軒先吹上防止具の被係合部に係合させることを特徴とした。
本発明の屋根構造は、軒先吹上防止具の被係合部を、太陽電池モジュールの係止片に係合させることで、吹き上げ力に対する抵抗を大きくし、太陽電池モジュールが建物の上面から浮き上がったり、飛散するのを防止することができる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記軒先吹上防止具の固定部に位置決め用の凸部が設けられていることを特徴とした。
これにより本発明の屋根構造は、軒先吹上防止具の凸部を建物の上面の軒先端部に当接させることで、軒先吹上防止具を建物の上面に対して容易に位置決めすることができる。
請求項4の発明では、請求項1〜3のいずれかの発明において、前記軒先吹上防止具には、桁方向の長さが前記太陽電池モジュールの桁方向の長さと略同一である長部材と、桁方向の長さが前記太陽電池モジュールの桁方向の長さの略半分である短部材と、があり、前記太陽電池モジュールが建物の上面の軒先に複数配置される場合には、両端に短部材が配置され、短部材の間に1又は複数の長部材が配置されることを特徴とした。
本発明の屋根構造は、軒先に配置される太陽電池モジュールが二つの軒先吹上防止具に跨って係合されることになる。具体的に、軒先の桁方向両端に配置される太陽電池モジュールは、短部材と、短部材の隣に配される長部材の両方に係合する。また、軒先の桁方向両端以外に配置される太陽電池モジュールは、短部材により長部材が太陽電池モジュールの配置位置からずれた位置に配置されるため、隣り合う二つの長部材の両方に係合することになる。従って本発明の屋根構造は、太陽電池モジュールが、一つの軒先吹上防止具のみに係合する場合に比べ、太陽電池モジュールの吹き上げ力に対する抵抗をより強固にすることができる。
請求項5の発明では、請求項1〜4のいずれかの発明において、前記軒先吹上防止具は、前記固定部に釘またはビスが打ち込まれることで前記建物の上面に固定され、前記釘またはビスは、前記軒先吹上防止具の固定部、建物の広小舞及び野地板を貫通して鼻隠しに達することを特徴とした。
これにより本発明の屋根構造は、軒先吹上防止具を建物に対して強固に固定することができる。
請求項6の発明では、請求項1〜5のいずれかの発明において、前記軒先吹上防止具は、桁方向の端部に切り欠きを有することを特徴とした。
これにより本発明の屋根構造は、軒先吹上防止具の切り欠きに釘等を打ち込むことが可能であり、軒先吹上防止具に隣接して配置される一般の瓦などを釘等で固定させることができる。
また、略長方形状であって内部に複数の太陽電池セルが形成され全体として一つの太陽電池を構成する太陽電池モジュールを使用し、当該太陽電池モジュールを構造物に敷設する太陽電池モジュールの敷設構造において、太陽電池モジュールは、二組のコネクタを有し、前記二組のコネクタはいずれも独立した二以上の端子を備え、前記二組のコネクタはいずれも太陽電池モジュールの長手方向中央から延出された2系統以上の導線を有するケーブルに接続されており、各コネクタの一つの端子は太陽電池の正極に接続され、各コネクタの他の一つの端子は太陽電池の負極に接続され、前記二組のコネクタの内の一方のコネクタに接続されたケーブルは、他方のコネクタに接続されたケーブルよりも短く、前記ケーブルの長さの関係は太陽電池モジュールを列状に並べたとき短いケーブルが接続されたコネクタ同士は長さ不足の状態であって接続させることが不能となるものであり、前記太陽電池モジュールは構造物に列状に並べて設置され、隣接する太陽電池モジュールのコネクタは長いケーブルが接続されたコネクタと短いケーブルが接続されたコネクタが接合され、両者が接合された状態において両コネクタの正極側端子同士と、負極側端子同士が接続された状態となり、複数の太陽電池モジュールが電気的に並列に接続された構成とすることも可能である。
上記した太陽電池モジュールの敷設構造では、隣接する太陽電池モジュールのコネクタは、長いケーブルが接続されたコネクタと短いケーブルが接続されたコネクタが接合される。上記した太陽電池モジュールの敷設構造は、この様に長いケーブルが接続されたコネクタと短いケーブルが接続されたコネクタが接合された状態が正規の接合状態である。上記した敷設構造では、この様に隣接する太陽電池モジュールの長いケーブルのコネクタと短いケーブルのコネクタとを接合すると、両コネクタの正極側端子同士と、負極側端子同士が接続された状態となり、複数の太陽電池モジュールが電気的に並列に接続されることとなる。
また上記した太陽電池モジュールの敷設構造では、作業者がコネクタを誤接続することはない。すなわち上記した太陽電池モジュールの敷設構造では、この様にケーブルの長さに長短があるので、太陽電池モジュールを列状に並べたとき、短いケーブルが接続されたコネクタ同士は長さ不足の状態であって接続させることができない。そのため屋根の上等に太陽電池モジュールを敷設した際に、隣接する太陽電池モジュールの短いケーブル同士を接続することは物理的にできず、作業者がコネクタを誤接続することはない。
本発明の屋根構造は、太陽電池モジュールが建物の軒先に沿って敷設された場合であっても、太陽電池モジュールに作用する吹き上げ力に対して強固に抗することができる。
続いて本発明を実施した屋根構造について図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態の屋根構造は、軒先吹上防止金具を用いて、新築又は既築の建物の上面に瓦型の太陽電池モジュールを敷設させることによって形成される。
図1は、本発明に用いる太陽電池モジュールを示す斜視図である。図2は、図1の太陽電池モジュールの分解斜視図である。図3は、図1の太陽電池モジュールの裏面側の構造を示す斜視図である。図4は、図1の太陽電池モジュールのコネクタの断面図である。また上下左右の位置関係については軒側から見た建物の位置関係を基準とする。
図1に示すように、太陽電池モジュール10は、基材70に補強断熱材90を取り付けて構成される基台82に、太陽電池パネル12やフロントカバー102、引掛金具84などを装着して構成される。
太陽電池パネル12は、集積型太陽電池であり、略長方形の面状に形成されている。太陽電池パネル12には、例えばガラス基板に導電膜や半導体膜を積層し、これに複数の溝を設けて所定数の単体電池(太陽電池セル)を形成し、各太陽電池セルを電気的に直列接続したものなどを採用することができる。本実施形態の太陽電池パネル12は、一枚で約100ボルトの電圧を得ることができる。
図2や図3に示すように、太陽電池パネル12は、裏面に端子ボックス14が取り付けられ、端子ボックス14からは、二本のケーブル16、18が延設されている。図1に示すように、第一ケーブル16及び第二ケーブル18は、太陽電池パネル12の正極に接続される被覆導線であるプラス側芯線24と、太陽電池パネル12の負極に接続される被覆導線であるマイナス側芯線26とを有する。即ち、第一ケーブル16および第二ケーブル18は、絶縁チューブ16a、18aによって2本の被覆導線が束ねられたものである。
図1に示すように、第一ケーブル16及び第二ケーブル18は、長さに長短があり、一方が長く、他方が短い。具体的には、第一ケーブル16が第二ケーブル18よりも短い。第一ケーブル16の全長は、長方形状の太陽電池パネル12の長辺の長さの50パーセント未満の長さであり、第二ケーブル18の全長は、太陽電池パネル12の長辺の長さの50パーセント以上である。
また第一ケーブル16及び第二ケーブル18は色彩が相違しており、第一ケーブル16は、白色の絶縁チューブ16a内にプラス側芯線24及びマイナス側芯線26が配されており、第二ケーブル18は、黒色の絶縁チューブ18a内にプラス側芯線24及びマイナス側芯線26が配されている。
図1に示すように、第一ケーブル16及び第二ケーブル18のそれぞれの端部には、第一コネクタ20及び第二コネクタ22が設けられている。第一コネクタ20及び第二コネクタ22の色彩は相違しているが、構造は同一である。本実施形態において、第一コネクタ20は白色であり、第二コネクタ22は黒色である。
図4に示すように、第一コネクタ20及び第二コネクタ22は、ピン状端子28及びソケット状端子30を備えている。また第一コネクタ20及び第二コネクタ22は、雌片32と雄片34とを有し、前記したピン状端子28は、雌片32内にあり、ソケット状端子30は、雄片34内にある。
図1に示すように、本実施形態において、第一コネクタ20のピン状端子28にはプラス側芯線24が接合されており、第一コネクタ20のソケット状端子30にはマイナス側芯線26が接合されている。また第二コネクタ22のピン状端子28にはマイナス側芯線26が接合されており、第二コネクタ22のソケット状端子30にはプラス側芯線24が接合されている。即ち、第一コネクタ20では、ピン状端子28が正極であり、ソケット状端子30が負極である。これに対し、第二コネクタ30では、ピン状端子28が負極であり、ソケット状端子30が正極である。そのため、第一コネクタ20と第二コネクタ22とは、一方の雌片32と他方の雄片34とを嵌合させて一方のピン状端子28を他方のソケット状端子30に接続させることにより、同極同士を電気的に接続することが可能である。
図2に示すように、基材70は、略長方形状の板材であり、一枚あるいは複数枚の金属板を屈曲加工して所定の形状に形成したものである。基材70を一枚の金属板で形成した場合は、加工が容易になることや、製作コストを抑制できることに加え、接合部分を持たない構成とすることができ、その分だけ強度面でも有利となる。そのため、これらの利点を考慮すると、基材70は、一枚の金属板を屈曲加工したものであることが望ましい。
上述したようにして形成された基材70には、軒側から順に、カバー取付部72、太陽電池配置部74、太陽電池配置部74に配置された太陽電池パネル12の棟側を固定する棟側固定部76、棟側(上段)に隣接して配置される太陽電池モジュール10や一般瓦の軒側端部が積載される積載部78が形成されている。また基材70の側方には、溝状の樋部80が形成されている。基材70には、鋼板、アルミニウム、ステンレス等の金属板を用いることが好ましく、本実施形態では、ガルバリウム鋼板が用いられている。
図5に示すように、カバー取付部72は、後述のフロントカバー102が取り付けられる部分であり、基材70の軒側端部が裏面側に略直角に折り曲げられて形成される。
太陽電池配置部74は、太陽電池パネル12が配置される面状の部分であり、太陽電池パネル12と略同一の大きさに形成されている。図2に示すように、太陽電池配置部74の略中央には、太陽電池パネル12の端子ボックス14を挿入するための開口74aが設けられている。本実施形態の太陽電池モジュール10では、基材70の表面側から太陽電池パネル12が装着され、端子ボックス14、ケーブル16、18及びコネクタ20、22は、図3に示すように、開口74aを通って基材70の裏面側に配置されている。
図5に示すように、棟側固定部76は、太陽電池配置部74に配置された太陽電池パネル12の棟側を固定する部分である。棟側固定部76は、基材70を所定位置で表面側に略直角に折り曲げて形成される立上り部76aと、立上り部76aの基端から所定位置で基材70を軒側に折り曲げて形成される表面押さえ部76bと、を備えている。立上り部76aは、太陽電池パネル12の棟側端面が当接する部分であり、表面押さえ部76bは、太陽電池パネル12の表面(受光面)の一部を覆い、表面側から押圧力を作用させる部分である。
積載部78は、棟側固定部76の表面押さえ部76bの基端から所定位置で、基材70が棟側に折り返されて形成される面状の部分である。図2に示すように、積載部78の所定位置には、後述の引掛金具84を取り付けるための貫通孔78aが設けられており、貫通孔78aよりも棟側の所定位置には、太陽電池モジュール10を建物に固定するビスを打ち込むための貫通孔78bが設けられている。
図6に示すように、引掛金具84は、クランク状に屈曲加工された金属板であり、積載部78の表面の所定位置に固定される固定部86と、積載部78の表面との間に隙間を形成する係合部88と、を備えている。引掛金具84は、固定部86を棟側に配置し、係合部88を軒側に配置して積載部78に固定されている。固定部86には、一方の端部が開放したスリット86aが設けられており、スリット86aに挿入されたリベットあるいは固定ねじ122を締め付けることで、引掛金具84を積載部78に固定することができる。また引掛金具84をスリット86aに沿って移動させることで、引掛金具84を容易に積載部78から取り外すことができる。
図3に示すように、補強断熱材90は、太陽電池モジュール10の強度や断熱性を確保するために基材70の裏面に取り付けられる発泡樹脂製の部材である。補強断熱材90は、基材70の棟側の長辺に沿って桁方向に伸びる桁方向補強部92と、基材70の短辺に沿って桁方向補強部92の両端から軒方向に伸びる傾斜方向補強部94と、を有する。傾斜方向補強部94は、軒側(下段)に隣接して配置される太陽電池モジュール10の積載部78や一般瓦の上に積載される部分であり、桁方向補強部92よりも肉薄に形成されている。
補強断熱材90は、基材70の裏面全体に取り付けられているのではなく、基材70の周縁部分に沿って配置されている。そのため基材70の裏面には、周囲を補強断熱材90によって囲まれ、軒側が開放された収容空間96が形成されている。収容空間96の略中央には、端子ボックス14が配置されている。また収容空間96には配線されたケーブル16、18を収容することができる。
補強断熱材90の桁方向補強部92の基材70に取り付けられる面とは逆側の面には、ケーブル溝98が三本設けられている。ケーブル溝98は、補強断熱材90の棟側から軒側に貫通し、収容空間96の内外を繋いでいる。ケーブル溝98は、一本が桁方向補強部92の略中央に配置される中央溝98aであり、残りが中央溝98aと所定の間隔をあけて中央溝98aの左右に配置されるサイド溝98b、98bである。太陽電池モジュール10において、中央溝98aと端子ボックス14とは略同一直線上に配置されており、端子ボックス14から延出されるケーブル16、18は、収容空間96から中央溝98aを通って棟側の外部に引き出されている。サイド溝98b、98bは、上下段に隣接して配置される他の太陽電池モジュール10との配線の際に利用される。
図2に示すように、フロントカバー102は、金属製の長尺材であり、断面が略「コ」字状になるように形成されている。図5や図7に示すように、フロントカバー102は、基材70のカバー取付部72に沿って配置される固定部104(端面保護部)と、基材70の表面側で太陽電池パネル12の受光面の一部を覆うように配置される軒側固定部106と、基材70の裏面側に配置される係止片108と、を備える。
図5に示すように、フロントカバー102の固定部104と、基材70のカバー取付部72とがビス124で固定されると、基材70の太陽電池配置部74の表面とフロントカバー102の軒側固定部106との間には所定幅の隙間が形成される。この隙間には、太陽電池パネル12の軒側の長辺が差し込まれる。太陽電池パネル12の軒側の長辺には、表面側からフロントカバー102の軒側固定部106の押圧力が作用するため、太陽電池パネル12の軒側の長辺は、軒側固定部106と基材70の表面に挟まれて固定される。このとき、太陽電池パネル12の軒側の端面は、フロントカバー102の固定部104によって覆われ保護されている。
またフロントカバー102が基材70に取り付けられると、フロントカバー102の係止片108と、基材70の裏面に取り付けられた補強断熱材90の傾斜方向補強部94との間には所定幅の隙間が形成される。この隙間には、引掛金具84の係合部88や、後述の軒先吹上防止金具110の被係合部112が差し込まれる。
また、図5に示すように、フロントカバー102の固定部104の所定位置には水抜き孔104aが設けられている。
本実施形態の屋根構造は、太陽電池モジュール10を建物の上面の軒先に敷設する場合、建物の上面の軒先に軒先吹上防止金具110を固定し、軒先に配置される太陽電池モジュール10の軒側端部を軒先吹上防止金具110に保持させることによって、太陽電池モジュール10が風で吹き上げられて飛散するのを防止している。
図8に示すように、軒先吹上防止金具110は、軒先から建物の外側に突出するように配される被係合部112と、建物の上面に固定される固定部114と、を有する金属板である。固定部114は、軒先吹上防止金具110の棟側の領域であり、所定位置に桁方向に伸びる長孔116が複数設けられている。図5に示すように、長孔116の周縁は、軒先吹上防止金具110の裏面側に突出して凸部118を形成しており、軒先吹上防止金具110の位置決めに利用される。また図8に示すように、軒先吹上防止金具110の固定部114の所定位置には、軒先吹上防止金具110を建物に固定するためのビスを貫通させる貫通孔114aが設けられている。被係合部112は、軒先吹上防止金具110の軒側の領域であり、軒先吹上防止金具110を裏面側に所定の角度だけ折り曲げて形成される。また本実施形態の軒先吹上防止金具110は、桁方向右側端部に所定の大きさの切り欠き120が設けられている。
図9や図10に示すように、本実施形態の屋根構造では、軒先吹上防止金具110として桁方向の長さが異なる二種類の軒先吹上防止金具110a、110bが用いられる。軒先吹上防止金具110aは、桁方向の長さが太陽電池モジュール10の桁方向の長さと略同一に形成された長部材であり、軒先吹上防止金具110bは、桁方向の長さが太陽電池モジュール10の桁方向の長さの略半分に形成された短部材である。
次に、上記した太陽電池モジュール10を建物の上面に敷設する作業手順および屋根構造について説明する。図14は、太陽電池モジュール10を建物の上面に敷設する作業手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、太陽電池モジュール10を敷設する場合、まず敷設対象である建物の上面に軒先水切り126や所定のルーフィング材128が取り付けられ、ステップ1において、作業の進行に必要な線や形、寸法を建物の上面に表示する墨出しが行われる。
その後のステップ2では、縦桟木(流し桟)130が所定の間隔で取り付けられ、ステップ3において広小舞(瓦座)132や横桟木(瓦桟)134が取り付けられる。横桟木134は、所定の登り間隔で取り付けられる。次にステップ4において、軒先に取り付けられる太陽電池モジュール10が吹き上がるのを防止する軒先吹上防止金具110が所定位置に取り付けられる。
本実施形態の屋根構造において、太陽電池モジュール10が軒先に設置される場合、建物の軒先には、複数の軒先吹上防止金具110が列状に配置されて固定される。図10に示すように、列状に配置される複数の軒先吹上防止金具110のうち、列の両端に配置される軒先吹上防止金具110は、桁方向の長さが太陽電池モジュール10の桁方向の長さの略半分に形成された軒先吹上防止金具110bであり、両端の軒先吹上防止金具110bの間に配置される軒先吹上防止金具110は、桁方向の長さが太陽電池モジュール10の桁方向の長さと略同一に形成された軒先吹上防止金具110aである。
図9に示すように、作業の手順としては、まず、太陽電池モジュール10が固定される建物の軒先領域の桁方向右端に軒先吹上防止金具110bが配置される。軒先吹上防止金具110bの位置決めは、図5に示すように、広小舞132の軒側の端部に軒先吹上防止金具110bの長孔116の凸部118を当接させることで容易に行うことができる。軒先吹上防止金具110bが位置決めされた後、軒先吹上防止金具110bの固定部114の貫通孔114aには、固定ビス136が打ち込まれ、軒先吹上防止金具110bが建物に固定される。このとき固定ビス136は、軒先吹上防止金具110bをより強固に建物に固定させるため、図5に示すように、広小舞132及び野地板138を貫通して鼻隠し140に達することが望ましい。
図9に示すように、軒先吹上防止金具110bの桁方向右側に配置された瓦142は、施工ビス144及び7型釘146によって止め付けられる。このとき7型釘146は、軒先吹上防止金具110bの桁方向右側端部に設けられた切り欠き部分120に打ち込まれる。
軒先吹上防止金具110bが取り付けられた後、軒先吹上防止金具110bの桁方向左側には、所定数の軒先吹上防止金具110aが桁方向に連続して配置される(図10では、軒先吹上防止金具110aを二つ配置している)。軒先吹上防止金具110aについても、軒先吹上防止金具110bと同様に位置決めされ、固定ビス136によって建物に固定される。全ての軒先吹上防止金具110aの取り付けが終わると、軒先の太陽電池モジュール10が固定される領域の桁方向左端に軒先吹上防止金具110bが固定される。軒先吹上防止金具110bが取り付けられた後、作業はステップ5に移行する。
ステップ5では、太陽電池モジュール10が建物の上面の軒先側から棟側にかけて順次取り付けられ、隣接する太陽電池モジュール10、10がケーブル16、18によって接続されて屋根Rが形成される。太陽電池モジュール10の取り付けは、図15に示すように、複数の太陽電池モジュール10の短辺同士を隣り合わせて列状のモジュール段36を形成し、ビス等で各太陽電池モジュール10を建物の上面に固定することで行われる。本実施形態において、モジュール段36は、偶数段(図15では14段)が屋根Rに設置される。本実施形態の屋根構造では、建物の上面の軒先に沿って1段目のモジュール段36が形成された後、棟側に向けて複数段のモジュール段36が順次形成される。1段目のモジュール段36における太陽電池モジュール10の取り付けは、図11に示すように、太陽電池モジュール10を軒先吹上防止金具110に係合させた後、太陽電池モジュール10をビスで建物に固定することにより行われる。
さらに具体的に説明すると、図11(a)に示すように、太陽電池モジュール10のフロントカバー102を軒側に配し、軒先吹上防止金具110a、110bの被係合部112を、太陽電池モジュール10の係止片108と補強断熱材90との間の隙間に差し込んで、太陽電池モジュール10全体を棟側に引き上げることにより、太陽電池モジュール10と軒先吹上防止金具110とを係合させることができる(図5)。
図10に示すように、軒先に列状に配置される複数の太陽電池モジュール10のうち、列の両端に配置される太陽電池モジュール10Aについては、軒先吹上防止金具110bと軒先吹上防止金具110aの両方に係合しており、軒先吹上防止金具110bと軒先吹上防止金具110aとの境界148の位置が、太陽電池モジュール10Aの略中央になる。また軒先に列状に配置される複数の太陽電池モジュール10のうち、列の両端以外の位置に配置される太陽電池モジュール10Bについては、隣接する二つの軒先吹上防止金具110a、110aの両方と係合しており、隣接する二つの軒先吹上防止金具110a、110aの境界150の位置は、太陽電池モジュール10Bの略中央になる。したがって、本実施形態の屋根構造では、太陽電池モジュール10が一つの軒先吹上防止金具のみに係合する場合に比べ、風の吹き上げ力に対する抵抗をより強固にすることができる。
太陽電池モジュール10と軒先吹上防止金具110とが係合された後、太陽電池モジュール10は、図11(b)に示すように、積載部78の貫通孔78bに施工ビス152が打ち込まれることで建物に固定される。このとき、太陽電池モジュール10のケーブル16、18は、棟側に延出された状態になっている。
図16に示すように、モジュール段36の形成中、隣接する太陽電池モジュール10、10において、一方の太陽電池モジュール10の第一コネクタ20と、隣接する他方の太陽電池モジュール10の第二コネクタ22とを接続させると、隣接する二つの太陽電池モジュール10、10を電気的に並列に接続させることができる。即ち、白色の第一ケーブル16に取り付けられた白色の第一コネクタ20と、黒色の第一ケーブル18に取り付けられた黒色の第二コネクタ22とを接続させることで、隣接する太陽電池モジュール10、10の並列接続が可能になる。したがって本実施形態の屋根構造は、左右に隣接する太陽電池モジュール10、10を、ケーブル16、18を用いて接続させることにより、モジュール段36に含まれる全ての太陽電池モジュール10を順次並列に接続させることができる(図18)。
ここで本実施形態の太陽電池モジュール10は、上記したように、第一ケーブル16が第二ケーブル18よりも短く形成されている。そのため太陽電池モジュール10は、作業者がケーブル16、18の長さを確認することによって、そのケーブル16、18に取り付けられたコネクタ20、22が第一コネクタ20であるのか、あるいは第二コネクタ22であるのかを瞬時に判断することができる。
また本実施形態の太陽電池モジュール10において、第一ケーブル16の全長は、長方形状の太陽電池パネル12の長辺の長さの50パーセント未満の長さであり、第二ケーブル18の全長は、太陽電池パネル12の長辺の長さの50パーセント以上である。そのため、図17に示すように、短辺同士を突き合わせて隣接する太陽電池モジュール10、10間においては、第一ケーブル16に取り付けられた第一コネクタ20、20同士を接続させることができない。したがって本実施形態の太陽電池モジュール10は、隣接する太陽電池モジュール10、10間における、第一コネクタ20、20同士の誤接続を確実に防止することができる。
二段目以降のモジュール段36における太陽電池モジュール10の取り付けは、図12や図13に示すように、上段に配置される太陽電池モジュール10Cのフロントカバー102を軒側に配し、太陽電池モジュール10Cのフロントカバー102の係止片108を、太陽電池モジュール10Dの引掛金具84の係合部88と、基材70の積載部78の表面との間に生じた隙間156に差し込み、太陽電池モジュール10C全体を棟側に引き上げて、太陽電池モジュール10Cと太陽電池モジュール10Dとを係合させることにより行われる。ここで、太陽電池モジュール10Cの係止片108には、シール材154が取り付けられており、係止片108が、引掛金具84の係合部88と基材70との間の隙間156に差し込まれると、隙間156にシール材154が隙間なく配置されるため、太陽電池モジュール10Cと太陽電池モジュール10Dの係合部におけるがたつきが防止される。
上段の太陽電池モジュール10Cの係止片108と、下段の太陽電池モジュール10Dの引掛金具84とが係合された後、上段の太陽電池モジュール10Cは、ケーブル16、18を棟側に延出させた状態で、積載部78の貫通孔78bに施工ビス152を打ち込んで建物に固定される。このようにして形成された二段目以降のモジュール段36についても、上記一段目のモジュール段36と同様の手順で、左右に隣接する太陽電池モジュール10、10をケーブル16、18で接続することにより、モジュール段36に含まれる全ての太陽電池モジュール10を並列に接続させることができる(図18)。
図19に示すように、本実施形態の屋根構造における太陽電池アレイ100では、軒側(下側)から奇数段目のモジュール段36a、36cと、偶数段目のモジュール段36b、36dとでケーブル16、18の接続順序が左右逆転している。即ち、奇数段目のモジュール段36a、36cは、右側の太陽電池モジュール10の第二コネクタ22と、左側の太陽電池モジュール10の第一コネクタ20とを接続させて、第二ケーブル18と第一ケーブル16とを接続させている。これに対し、偶数段目のモジュール段36b、36dは、右側の太陽電池モジュール10の第一コネクタ20と、左側の太陽電池モジュール10の第二コネクタ22とを接続させて、第一ケーブル16と第二ケーブル18とを接続させている。
またモジュール段36を構成する太陽電池モジュール10が全てケーブル16、18で接続されると、図16に示すように、モジュール段36を構成する複数の太陽電池モジュール10の両端部に配置された太陽電池モジュール10、10のうち、一方の端部の太陽電池モジュール10の第一コネクタ20が未使用(未接続)の状態になり、他方の端部の太陽電池モジュール10の第二コネクタ22が未使用の状態になる。これらの未使用の第一コネクタ20及び第二コネクタ22は、上下に配されたモジュール段36、36の電気的接続に用いられる。
例えば、図19に示す太陽電池アレイ100では、奇数段目のモジュール段36a、36cと、偶数段目のモジュール段36b、36dとが電気的に接続され、太陽電池ブロック38a、38bが形成されている。具体的には、奇数段目のモジュール段36a、36cの左端に配された太陽電池モジュール10a、10cの第二ケーブル18が、偶数段目のモジュール段36b、36dの左端に配された太陽電池モジュール10b、10dの太陽電池パネル12の裏面を通され、太陽電池モジュール10a、10cの第二コネクタ22と、太陽電池モジュール10b、10dの第一コネクタ20とが接続される。
これにより、モジュール段36aおよびモジュール段36bに含まれる全ての太陽電池モジュール10が並列に接続され、太陽電池ブロック38aが形成される。またモジュール段36cおよびモジュール段36dに含まれる全ての太陽電池モジュール10についても並列に接続され太陽電池ブロック38bが形成される。以上のように形成された太陽電池ブロック38a、38bは、引込ケーブル40によって電気的に直列に接続されて太陽電池アレイ100が形成される。
図20(a)に示すように、引込ケーブル40は、太陽電池モジュール10の第一コネクタ20に接続される第一直列コネクタ42と、太陽電池モジュール10の第二コネクタ22に接続される第二直列コネクタ44と、屋内の接続箱(図示せず)に接続されて太陽電池モジュール10の太陽電池パネル12で変換された電力を出力する出力コネクタ46と、第一直列コネクタ42に接続される第一屋外ケーブル48と、第二直列コネクタ44に接続される第二屋外ケーブル50と、出力コネクタ46に接続される屋内側ケーブル52と、モールド部54と、を備えている。
第一直列コネクタ42、第二直列コネクタ44、および出力コネクタ46は、太陽電池モジュール10の第一コネクタ20および第二コネクタ22と同一の構造である。また第一直列コネクタ42および出力コネクタ46は黒色であり、第二直列コネクタ44は白色である。
第一屋外ケーブル48、第二屋外ケーブル50、および屋内側ケーブル52は、太陽電池モジュール10の第一ケーブル16および第二ケーブル18と同様に、絶縁チューブ48a、50a、52a内にプラス側芯線24とマイナス側芯線26が一本ずつ配されている。第一屋外ケーブル48および屋内側ケーブル52の絶縁チューブ48a、52aは黒色であり、第二屋外ケーブル50の絶縁チューブ50aは白色である。
また屋内側ケーブル52の出力コネクタ46近傍には白色のビニールテープ56が巻き付けられている。これにより屋内側ケーブル52および出力コネクタ46を瞬時に判別することが可能になる。
図20(b)に示すように、モールド部54においては、第一屋外ケーブル48、第二屋外ケーブル50、および屋内側ケーブル52が接続されている。さらに説明すると、第一屋外ケーブル48のプラス側芯線24と、第二屋外ケーブル50のマイナス側芯線26とが電気的に接続され、第一屋外ケーブル48のマイナス側芯線26と、屋内側ケーブル52のマイナス側芯線26とが電気的に接続され、第二屋外ケーブル50のプラス側芯線24と、屋内側ケーブル52のプラス側芯線24とが電気的に接続されている。
図19に示すように、引込ケーブル40を用いて、太陽電池ブロック38aと太陽電池ブロック38bとを直列に接続させる場合、引込ケーブル40の白色の第二直列コネクタ44は、太陽電池ブロック38aを構成するモジュール段36bの右端の太陽電池モジュール10fの黒色の第二コネクタ22に接続される。また引込ケーブル40の黒色の第一直列コネクタ42は、太陽電池ブロック38bを構成するモジュール段36cの右端の太陽電池モジュール10gの白色の第一コネクタ20に接続される。
即ち、引込ケーブル40と、太陽電池ブロック38a、38bとの接続は、隣接する太陽電池モジュール10、10の接続と同様に、色彩の異なるコネクタ同士を接続させればよく、配線の誤接続が生じにくい。また上記のように、引込ケーブル40の太陽電池ブロック38a、38bへの接続は、所定のコネクタ44と22、42と20を所定の組み合わせで接続させるだけであり、屋根Rの上で容易に行うことができる。
図19に示すように、太陽電池ブロック38a、38bが直列に接続された状態で、モジュール段36aの右端の太陽電池モジュール10eの第一コネクタ16、およびモジュール段36dの右端の太陽電池モジュール10hの第二コネクタ18は、未使用(未接続)の状態である。本実施形態の太陽電池アレイ100では、これらのコネクタ16、18に図21に示す端子保護部材58が取り付けられている。端子保護部材58は、ケーブルが接続されていない点を除き太陽電池モジュール10の第一コネクタ20や第二コネクタ22と略同一の構造である。本実施形態の太陽電池アレイ100は、端子保護部材58を未使用のコネクタ20、22に取り付けることで、未使用のコネクタ20、22の端子28、30にゴミや水が付着するのを防止することができる。
また本実施形態の太陽電池アレイ100は、敷設作業が中断した場合にも、未接続の第一コネクタ20又は第二コネクタ22に端子保護部材58を取り付けることにより、コネクタ20、22の端子28、30にゴミや水が付着するのを防止することが可能である。
以上のようにして図14のステップ5の作業が完了すると、作業者は、ステップ6において、引込ケーブル40の屋内側ケーブル52を建物の屋内に引き込む。その後、周辺役物瓦の施工を行い(ステップ7)、屋根Rの掃除(ステップ8)を終えると、点検(ステップ9)を行った後、屋内で引込ケーブル40の結束を行い(ステップ10)、出力コネクタ46を図示しない接続箱に接続させて(ステップ11)、一連の作業が終了する。
本実施形態の屋根構造は、軒先に配された太陽電池モジュール10の軒側端部が軒先吹上防止金具110によって強固に保持されている。そのため本実施形態の屋根構造は、軒先側から吹く風によって、軒先に配された太陽電池モジュール10に吹き上げ力が作用した場合であっても、吹き上げ力に対して強固に抗することが可能であり、太陽電池モジュールが浮き上がったり、飛散するのを効果的に防止することができる。
以下さらに本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明の実施形態で採用する瓦型太陽電池モジュールの斜視図である。図4は、図1の太陽電池モジュールのコネクタの断面図である。
瓦型太陽電池モジュール10は、集積型太陽電池であり、内部に複数の太陽電池セルが形成され全体として一つの太陽電池を構成するものである。
すなわち瓦型太陽電池モジュール10は、ガラス基板に導電膜や半導体膜が積層され、さらにこれに複数の溝を設けて多数の単体電池(セル)に分割し、各セルを電気的に直列に接続したものである。
瓦型太陽電池モジュール10は、図の様に長方形をしており、長手方向の中心部から二本のケーブル16,18が延設されている。
またケーブル16,18にはそれぞれコネクタ20,22が接続されている。
ケーブル16,18は長さに長短があり、一方が長く、他方が短い。具体的には、長い方のケーブル18は、その全長が瓦型太陽電池モジュール10の全長の50パーセント以上であり、短い方のケーブル16は、その全長が瓦型太陽電池モジュール10の全長の50パーセント未満である。
またケーブル16,18は色が違う。ケーブル16,18はいずれも電気的に絶縁された2系統の導線24,26(プラス側芯線24,マイナス側芯線26)を有するものである。より具体的には、2条の被覆導線24,26が同一の絶縁チューブ内に配されたケーブルである。
二本のケーブル16,18にはそれぞれコネクタ20,22が接続されている。コネクタ20,22は、色違いであるが構造は同一であり、図4の様に2本の端子28,30(ピン状端子28,ソケット状端子30)を持っている。
2本の端子28,30の内、一方のピン状端子28は、ピンであり、他方のソケット状端子30は、ソケットである。
またコネクタ20,22は、雌片32と雄片34とを有し、前記したピン状端子28は、雌片32内にあり、ソケット状端子30は雄片34にある。
コネクタ20,22は、互いに接続可能であり、一方の雌片32と他方の雄片34とが接合される。そのとき、各雌片32と雄片34の内部では、一方のピン状端子28と他方のソケット状端子30とが接続される。
そして本実施形態では、二本のケーブル16,18の2条の被覆導線24,26は、それぞれ瓦型太陽電池モジュール10内の太陽電池(以下端に太陽電池)の正極と負極に接続されている。すなわちケーブル18内の一方の被覆導線24は太陽電池の正極に接続され、他方の被覆導線26は太陽電池の負極に接続されている。同様にケーブル16内の一方の被覆導線24は太陽電池の正極に接続され、他方の被覆導線26は太陽電池の負極に接続されている。
したがって、コネクタ22の2本の端子28,30の一方は、太陽電池の正極に接続され、他方の被覆導線は太陽電池の負極に接続されている。同様にコネクタ20の2本の端子28,30の一方は、太陽電池の正極に接続され、他方の被覆導線は太陽電池の負極に接続されている。
ただしコネクタ20,22の2本の端子28,30の極性を比較すると、両者は反対極となっている。すなわち一方のコネクタ22では、ピン状端子28が正極であり、ソケット状端子30が負極であるのに対し、他方のコネクタ20では、ピン状端子28が負極であり、ソケット状端子30が正極である。
次に、上記した瓦型太陽電池モジュール10の敷設構造について説明する。
図16は、瓦型太陽電池モジュールを正確に配線した場合の概念図である。図17は、瓦型太陽電池モジュールを誤って配線した場合の概念図である。図18は、瓦型太陽電池モジュールを正確に配線した場合の回路図である。
上記した瓦型太陽電池モジュール10は、図16,4に示すように、横に並べて屋根等の構造物に敷設する。
そして隣接する瓦型太陽電池モジュール10のコネクタ20,22を接続する。一つの瓦型太陽電池モジュール10に注目すると、当該瓦型太陽電池モジュール10のコネクタ22と左隣の瓦型太陽電池モジュール10のコネクタ20とを接続する。また瓦型太陽電池モジュール10のコネクタ20と右隣の瓦型太陽電池モジュール10のコネクタ22とを接続する。
ケーブルの長短に注目して説明すると、当該瓦型太陽電池モジュール10の長いケーブル18のコネクタ22と左隣の瓦型太陽電池モジュール10の短いケーブル16のコネクタ20とを接続する。また瓦型太陽電池モジュール10の短いケーブル16のコネクタ20と右隣の瓦型太陽電池モジュール10の長いケーブル18のコネクタ22とを接続する。
その結果、図18に示すように、太陽電池が並列に接続される。
これに対して、接続方法を誤り、図17に示すように、長いケーブル18のコネクタ22同士を接続すると、他のコネクタ20が物理的に接続できなくなるので、作業者は接続の誤りに気づくこととなる。すなわち他方のコネクタ20は、短いケーブル16に接続されており、短いケーブル16は、瓦型太陽電池モジュール10の全長の半分に満たない。またケーブル16,18は、瓦型太陽電池モジュール10の中心部分から延びているので、短いケーブル16同士を接続しようとしても長さが足りず、両者を接続することができない。
したがって本実施形態の瓦型太陽電池モジュール10は、配線の誤りが起きえない。
次に本発明の瓦型太陽電池モジュール10を実際に屋根に敷設する際の手順について説明する。本発明の瓦型太陽電池モジュール10は、以下のマニュアルに則って屋根に敷設することが望ましい。
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本実施形態の太陽電池モジュールを示す斜視図である。 図1の太陽電池モジュールの分解斜視図である。 図1の太陽電池モジュールの裏面側の構造を示す斜視図である。 図1の太陽電池モジュールのコネクタの断面図である。 図1の太陽電池モジュールが建物の上面の軒先に取り付けられた状態を示す断面図である。 引掛金具の斜視図である。 フロントカバーの部分斜視図である。 軒先吹上防止金具の斜視図である。 建物の上面の軒先に軒先吹上防止金具を取り付ける状態を示す斜視図である。 建物の上面の軒先に軒先吹上防止金具を取り付けた状態を示す平面図である。 本実施形態の屋根構造における建物の上面の軒先への太陽電池モジュールの取り付けを説明するための斜視図であり、(a)は、取り付け前の状態を示し、(b)は、取り付け後の状態を示す。 本実施形態の屋根構造における二段目以降の太陽電池モジュールの取り付けを説明する斜視図である。 本発明の屋根構造における二段目以降の太陽電池モジュールの取り付けを説明する部分断面図である。 太陽電池モジュールの敷設構造の作業手順を示すフローチャートである。 太陽電池モジュールを建物の屋根に敷設した状態を示す説明図である。 太陽電池モジュールが正しく配線されたモジュール段を示す概念図である。 太陽電池モジュールが誤って配線されたモジュール段を示す概念図である。 太陽電池モジュールが正しく配線された場合の回路図である。 太陽電池モジュールの敷設構造を示す概念図である。 (a)は、引込ケーブルの正面図であり、(b)は、引込ケーブルのモールド部の断面図である。 端子保護部材の平面図である。
符号の説明
10 太陽電池モジュール
12 太陽電池パネル
108 係止片
110 軒先吹上防止金具
110a 軒先吹上防止金具(長部材)
110b 軒先吹上防止金具(短部材)
112 被係合部
114 固定部
118 凸部
120 切り欠き
136 固定ビス(釘)
132 広小舞
138 野地板
140 鼻隠し

Claims (6)

  1. 表面に太陽電池パネルが装着された太陽電池モジュールと、
    建物の上面の軒先に固定される軒先吹上防止具と、を備え、
    前記太陽電池モジュールを建物の上面に敷設して屋根を構成する場合に、軒先に配される前記太陽電池モジュールの軒側端部が前記軒先吹上防止具によって保持されることを特徴とする屋根構造。
  2. 前記太陽電池モジュールは、軒側端部の裏面側に係止片を有し、
    前記軒先吹上防止具は、
    軒先から建物の外側に突出するように配される被係合部と、
    前記建物の上面に固定される固定部と、を有する板状であって、
    前記軒先吹上防止具の上に配される太陽電池モジュールの係止片を前記軒先吹上防止具の被係合部に係合させることを特徴とする請求項1に記載の屋根構造。
  3. 前記軒先吹上防止具の固定部に位置決め用の凸部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の屋根構造。
  4. 前記軒先吹上防止具には、桁方向の長さが前記太陽電池モジュールの桁方向の長さと略同一である長部材と、桁方向の長さが前記太陽電池モジュールの桁方向の長さの略半分である短部材と、があり、
    前記太陽電池モジュールが建物の上面の軒先に複数配置される場合には、両端に短部材が配置され、短部材の間に1又は複数の長部材が配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の屋根構造。
  5. 前記軒先吹上防止具は、前記固定部に釘またはビスが打ち込まれることで前記建物の上面に固定され、
    前記釘またはビスは、前記軒先吹上防止具の固定部、建物の広小舞及び野地板を貫通して鼻隠しに達することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の屋根構造。
  6. 前記軒先吹上防止具は、桁方向の端部に切り欠きを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の屋根構造。
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