JP2005332860A - 太陽電池モジュール用端子ボックス及びその太陽電池モジュール用端子ボックスの製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュール用端子ボックス及びその太陽電池モジュール用端子ボックスの製造方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 端子板の浮き上がりや位置ずれを防止する。
【解決手段】 ボックス本体10の基板11上に複数の端子板30が並設されている。このうちケーブル60と未接続の端子板30Bは、基板11に一体に設けられた二つの係止部によって長さ方向の二箇所を係止されている。係止部の一方は、端子板30Bに弾性係止可能な係止片17として構成され、他方は、端子板30Bの長さ方向の一端を嵌め込み可能な係止溝18を備えて構成される。端子板30Bの長さ方向の他端部を浮かせつつ端子板30Bの長さ方向の一端を係止溝18に嵌め込み、その状態で端子板30Bの他端部を基板11上に降ろすことで同他端部を係止片17に弾性的に係止させる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、太陽電池モジュール用端子ボックス及びその太陽電池モジュール用端子ボックスの製造方法に関する。
太陽光発電システムは、家屋の屋根上に敷設した太陽電池パネルからの直流電流をインバータ等を介して各電器製品に供給する構成とされる。太陽電池パネルは複数の太陽電池モジュールからなり、各太陽電池モジュールの電極を端子ボックスを介して直列または並列接続した構造となっている。
従来の端子ボックスとしては、ボックス本体の基板上に二つ並んで配されて太陽電池モジュールの裏面側から引き出されたプラス電極及びマイナス電極にそれぞれ接続される端子板と、端子板の一端部に接続される外部接続用のケーブルと、二つの端子板間に架け渡される逆負荷時バイパス用のダイオードとを備えたものが知られている(例えば、以下の特許文献1を参照)。
特開2001−358355公報
上記特許文献1の第4図に示すものは、ボックス本体の基板上に端子板が一本のねじによって固定されるにすぎないため、ねじ締めの途中もしくはねじ締めの後に、端子板が浮き上がったり位置ずれする懸念があった。また、ねじ締め作業が必要とされ、作業負担が大きいという問題もあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子板の浮き上がりや位置ずれを防止することを目的とする。また、他の目的は、端子板の組み付け作業性を改善することにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、ボックス本体の基板上に複数の端子板が並設されており、これら端子板が太陽電池モジュールのプラス電極及びマイナス電極と両電極に対応する外部接続用のケーブルとの間を電気的に中継している太陽電池モジュール用端子ボックスにおいて、前記端子板の中には、前記基板上に配された少なくとも二つの係止部によって長さ方向の少なくとも二箇所を係止されて前記基板上に保持されるものを含む構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記少なくとも二つの係止部は、いずれも前記ボックス本体に一体に設けられており、かつ、これら係止部のうちの一部または全部は、前記端子板に弾性係止可能な係止片として構成されるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記少なくとも二つの係止部は、いずれも前記ボックス本体に一体に設けられており、かつ、これら係止部のうちの一部は、前記端子板に弾性係止可能な係止片として構成され、残りの係止部のうちの一つは、前記端子板の長さ方向の一端を嵌め込み可能な係止溝を備えて構成されるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記基板の周縁部から側板が立ち上げられ、前記係止溝は、前記基板上でかつ前記側板の根元部分に配されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項3または請求項4に記載のものにおいて、前記基板上には、前記端子板に設けられた被係止孔に緊密に嵌合し得る係止突部が配設されており、前記係止突部は、前記端子板の一端を前記係止溝と対応する位置に位置合わせするに際して前記被係止孔に誘い込まれるよう、前記係止溝側へ向かって下り勾配となる案内面を有しているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の太陽電池モジュール用端子ボックスの製造方法であって、前記端子板の長さ方向の他端部を浮かせつつ前記端子板の長さ方向の一端を前記係止溝に嵌め込み、その状態から前記他端部を前記基板上に降ろすことにより、同他端部を前記係止片に弾性的に係止させることを特徴とする。
<請求項1の発明>
端子板の長さ方向の少なくとも二箇所に係止部が係止することにより、端子板が基板上に保持されるようになっているから、各係止部の係止作用によって端子板の浮き上がりや位置ずれを防止することができる。
<請求項2の発明>
係止部がいずれもボックス本体に一体に設けられ、係止部の一部または全部が端子板に弾性係止可能な係止片として構成されるから、ねじ等の後付け部材を要することなく、端子板を基板にワンタッチで組み付けることができる。
<請求項3の発明>
係止部のうちの一部が端子板に弾性係止可能な係止片として構成され、残りの係止部の一つが端子板の長さ方向の一端を嵌め込み可能な係止溝を備えて構成されるから、端子板の一端を容易に位置決めすることができる。
<請求項4の発明>
係止溝が基板上でかつ側板の根元部分に配されているから、基板上に係止溝を形成するためのスペースを別途確保する必要がなく、基板上のスペースの有効利用を図れる。
<請求項5の発明>
係止突部が端子板の一端を係止溝と対応する位置に位置合わせするに際して被係止孔に誘い込まれるよう係止溝側へ向かって下り勾配となる案内面を有しているから、かかる案内面に端子板を沿わせることで基板に対する端子板の組み付け作業の円滑性が保障される。
<請求項6の発明>
端子板の長さ方向の他端部を浮かせつつ端子板の一端を係止溝に嵌め込み、その状態から端子板の他端部を基板上に降ろすことにより、端子板の他端部を係止片に弾性的に係止させているから、端子板をその長さ方向の両端部を位置決めした状態で簡単かつ確実に基板上に固定できる。
<実施形態>
本発明の一実施形態を図1ないし図7によって説明する。本実施形態にかかる太陽電池モジュール用端子ボックスは、表面に直列接続された多数の太陽電池セルを配した太陽電池モジュール(図示せず)の裏面側に取り付けられるものであって、ボックス本体10と、ボックス本体10内に並設された多数の端子板30と、隣接する端子板30間に架け渡される逆流用のバイパスダイオード50とを備えて構成される。
ボックス本体10は、合成樹脂材によって上面開放の箱型に形成されており、その内部に絶縁樹脂が充填され、かつ、上方からカバー(図示せず)が被せられるようになっている。詳しくはボックス本体10は、図1及び図2に示すように、複数の端子板30が横並びで載置された略矩形状の基板11と、基板11の周縁部から立ち上げられて四方を取り囲む側板12と、基板11上の所定位置から立ち上げられて隣り合う端子板30間を区画する仕切壁13とを備える。基板11には略方形状の開口14が四つあいており、各開口14に対応する端子板30の先端部が臨んでいる。基板11の各開口14には太陽電池モジュールのプラス電極及びマイナス電極に接続されたリード(図示せず)が挿通され、挿通された各リードは端子板30の先端部に半田付けにより接続可能とされている。
また、基板11の上面において端子板30が載置される領域は、図1及び図4に示すように、周囲よりも一段高くなった端子台15として構成されている。端子台15は、基板11の裏面側からの押し上げに伴ない形成されるものであり、対応する基板11の裏面側には凹所16が形成されている。さらに、基板11上には、本発明の係止部を構成する係止片17と係止溝18とが設けられ、係止片17の近傍には係止突部19が設けられているが、これらの構造については後に詳述する。
側板12の一端側(図1に示す下側)の両側部には切り欠き20が設けられ、ここに上方から外部出力用のケーブル60が嵌め込まれ、さらにその上方からケーブル押さえ部材65が嵌着されてケーブル60が固定されるようになっている。仕切壁13は、端子板30の外縁形状に沿うように区画形成され、仕切壁13内の端子板30上にシリコン樹脂等の絶縁樹脂が充填されるようになっている。つまり、仕切壁13は、絶縁樹脂の樹脂流れを塞き止め、ボックス本体10内の全体に絶縁樹脂を充填しないことで絶縁樹脂を節約するものである。
端子板30は、図2に示すように、導電性金属板により一端から他端にかけて長く延びた帯状に形成されている。基板11の両側部に配された端子板30Aには対応する外部接続用のケーブル60が接続されている。ケーブル60の端末は被覆61の剥離によって芯線62が露出しており、この芯線62に対して端子板30Aの端部に形成されたバレル部31がかしめ付けられることにより、ケーブル60と端子板30Aとが接続されるようになっている。なお、ケーブル60の延出端にはコネクタ部(図示せず)が接続されている。
そして、隣り合う端子板30B(上記基板11の両側部に配された端子板30Aを除く)同士は、その一端部にて連繋部32を介して一体に連なっている。このうち一方の端子板30Bは太陽電池モジュール側との接点を備えておらず、他方の端子板30Bより短寸に形成されてその先端周りが仕切壁13に取り囲まれている。この一方の端子板30Bが迂回して配されている分だけバイパスダイオード50が発生する熱の放熱特性が高められている。
端子板30の両側縁には付設部33が側方へ張り出して設けられ、付設部33の先端縁が隣り合う端子板30間で対向状に配されている。また、隣り合う端子板30間にはバイパスダイオード50が架け渡されている。図示する場合には、三つのバイパスダイオード50が端子板30を長さ方向に横切って直列状に配されている。
バイパスダイオード50は、メサ型のベアチップダイオード(図示せず)と一対の導体片51とからなり、両導体片51は互いの重合領域間にベアチップダイオードを挟み込むことでベアチップダイオードと電気的に接続されている。そして、両導体片51は、互いの重合領域からそれぞれ反対方向に延び、その延出端側にて対応する端子板30に半田溶接、抵抗溶接、もしくは超音波溶接等して接続されている。
さて、端子板30には、図5に示すように、略方形状の被係止孔35が設けられている。そして、基板11において被係止孔35と対応する位置には、端子板30を位置決めするべく被係止孔35に緊密に嵌め込まれる係止突部19が一体に設けられている。係止突部19は、平面視して略方形状をなし、その先端周縁部にテーパ状の切り欠き面21を有している。係止突部19の切り欠き面21には、後述する係止溝18側へ向かってテーパ状の下り勾配となる案内面21Aが含まれている。
また、基板11において係止突部19を挟んだ両側二位置には、撓み可能な一対の係止片17が突出して形成されている。各係止片17は、図3及び図4に示すように、基板11から上方へ垂直に立ち上げられたあと内側へ折り返された形態とされ、その折り返し端17Aにて端子板30の上面を基板11側へ押さえ付けるようになっている。詳しくは係止片17は、端子板30が基板11上に載せられる過程で対応する端子板30の両側部の夫々と摺接して弾性的に拡開変形され、端子板30が基板11上に載せられるに伴ない復元してその折り返し端17Aを端子板30の上面両側部に当接させ、端子板30を基板11側へ押し付け固定するものである。
複数の端子板30のうちケーブル60側と未接続とされた端子板30Bの長さ方向の一端は、図5から図6にかけて示すように、基板11上に配された係止溝18に係合可能とされている。側板12の根元部分からは庇部22が一体に張り出し形成されており、この庇部22と基板11との間に、前記係止溝18が設けられている。係止溝18の溝壁を構成する庇部22の下面は、係止突部19側へ向かって昇り勾配となるテーパ状の差し込み案内面22Aとされている。したがって、端子板30Bをその長さ方向の他端部を浮かせた斜め姿勢の状態として、端子板30Bの長さ方向の一端を差し込み案内面22Aに沿わせつつ係止溝18に嵌め込み、その状態から端子板30Bの一端を傾倒支点として端子板30Bの他端部を基板11上に降ろすことにより、端子板30Bの被係止孔35に係止突部19が嵌合するとともに端子板30Bの両側部に係止片17が弾性的に係止するようになっている。端子板30Bを係止溝18に差し込む過程で、係止突部19の案内面21Aによって係止突部19が端子板30Bの被係止孔35に誘い込まれるようになっている。
次に、本実施形態の製造方法及び作用効果を説明する。まず、基板11の両側部に配された端子板30Aに関しては、端子板30Aのバレル部31をケーブル60の端末に露出された芯線62にかしめ付けて端子板30Aとケーブル60とをかしめ接続する。続いて、上方から端子板30Aを基板11上に載置する。端子板30Aを基板11上に載せる過程で、基板11上の係止突部19を端子板30Aの被係止孔35に嵌め込むとともに基板11上の係止片17を端子板30Aとの当接によって弾性的に拡開変形させ、その後、係止突部19を被係止孔35に遊動規制した状態で緊密に嵌め込むとともに、係止片17の復元によって端子板30Aをその浮き上がりを規制した状態で基板11側へ押し付け固定する。そして、図7に示すように、上方からケーブル押さえ部材65をケーブル60に覆い被せつつ取り付け、ケーブル60を基板11上に固定する。
一方、ケーブル60と非接続とされた端子板30Bに関しては、端子板30Bをその長さ方向の他端部を浮かせた斜め姿勢の状態として、端子板30Bの長さ方向の一端を係止溝18に浅く差し込む。次いで、端子板30Bの他端部を係止突部19の案内面21Aに沿わせるようにして端子板30Bの一端を係止溝18に深く差し込み、それとともに端子板30Bの他端部を基板11側へ倒して行く。端子板30Bの他端部を倒して行く過程で、係止突部19を被係止孔35に嵌め込むとともに係止片17を端子板30Bとの当接によって弾性的に拡開変形させる。その後、図6に示すように、端子板30Bの一端が係止溝18の奥面に当て止めされて端子板30Bの全体が略水平姿勢をとるときには、端子板30Bの一端が係止溝18にその浮き上がりを規制した状態で嵌合保持されるとともに、係止突部19が被係止孔35に遊動規制した状態で緊密に嵌め込まれ、かつ、端子板30Bの他端部が係止片17の復元によってその浮き上がりを規制した状態で基板11側へ押し付け固定される。
続いて、バイパスダイオード50を隣り合う端子板30に架け渡すようにして載せ、バイパスダイオード50の両導体片51と端子板30とが重なり合う部分に、半田溶接、抵抗溶接、もしくは超音波溶接を施し、両導体片51と端子板30とを電気的に接続する。本実施形態の場合には、例えば、超音波溶接を施すにあたり、アンビルとホーンチップとの間に端子板30と両導体片51とが挟持可能なように、図1及び図5に示すように、基板11にアンビルの先端の進入を許容する開孔29が設けられている。
その後、ボックス本体10を太陽電池モジュールの裏面側に両面テープで接着もしくはボルトで固着する。取り付けの過程で太陽電池モジュールの両電極に接続されたリードを基板11の開口14を通してボックス本体10内に引き込み、かかるリードを端子板30の先端部に半田接続する。そして、絶縁樹脂を仕切壁13内の端子板30上に充填し、さらにカバーをボックス本体10に被せて内部を液密状となす。
以上説明したように本実施形態によれば、端子板30Bの長さ方向の一端が係止溝18との係合によって位置決めされた状態で保持され、端子板30Bの長さ方向の他端部が係止片17との係合によって保持されるようになっているから、かかる端子板30Bの長さ方向の二箇所に対する係止作用により、端子板30Bの浮き上がりや位置ずれを確実に防止することができる。
また、係止溝18と係止片17のいずれもボックス本体10に一体に設けられ、係止片17が弾性変形可能とされているから、ねじ等の後付け部材を要することなく、端子板30Bを基板11にワンタッチで組み付けることができる。その結果、従来と違って煩雑なねじ締め作業を行わずに済み、組み付け作業性を改善できる。
さらに、係止溝18が基板11上でかつ側板12の根元部分に配されているから、基板11上に係止溝18を形成するためのスペースを別途確保する必要がなく、基板11上のスペースの有効利用を図れる。
さらにまた、係止突部19が被係止孔35への誘い込み用の案内面21Aを有しているから、端子板30Bの一端を係止溝18に嵌め込んだ状態で、端子板30Bを基板11に容易に取り付けることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、二つの係止部が端子板の長さ方向の二箇所にそれぞれ係合するものであったが、本発明においては、三つ以上の係止部が端子板の長さ方向の三箇所以上にそれぞれ係合してもよい。
(2)上記実施形態では、係止部が係止溝と係止片とから構成されていたが、本発明においては、係止部が端子板の長さ方向の少なくとも二箇所を保持する少なくとも二つの係止片のみによって構成されてもよい。また、三つ以上の係止部が設けられる場合には、二つ以上の係止片によって端子板の長さ方向の途中部分を保持させ、残りの一つの係止溝によって端子板の長さ方向の一端を嵌め込んだ状態で保持する態様であっても構わない。
(3)上記実施形態では、側板に庇部を設けられることで基板との間に係止溝を形成していたが、本発明においては、側板の根元部分を切り欠くことで基板との間に係止溝を形成してもよい。また、側板と関係なく、基板上に縦壁を立てて、この縦壁に庇部を設けたり根元部分を切り欠いたりすることで係止溝を形成しても構わない。
(4)上記実施形態では、ケーブルに未接続の端子板の長さ方向の二箇所を係止部によって保持するものであったが、本発明においては、ケーブルに接続された端子板の長さ方向の二箇所を係止部によって保持してもよい。
本発明の実施形態において端子板を組み付ける前のボックス本体の平面図 本発明の実施形態において端子板を組み付けた後のボックス本体の平面図 係止片の形成部位におけるボックス本体の縦断面図 図3の要部拡大図 端子板とボックス本体の分解側断面図 端子板を組み付けた後のボックス本体の側断面図 ケーブルの固定部位におけるボックス本体の縦断面図
符号の説明
10…ボックス本体
11…基板
12…側板
14…開口
15…端子台
17…係止片
18…係止溝
19…係止突部
22…庇部
30B…端子板

Claims (6)

  1. ボックス本体の基板上に複数の端子板が並設されており、これら端子板が太陽電池モジュールのプラス電極及びマイナス電極と両電極に対応する外部接続用のケーブルとの間を電気的に中継している太陽電池モジュール用端子ボックスにおいて、
    前記端子板の中には、前記基板上に配された少なくとも二つの係止部によって長さ方向の少なくとも二箇所を係止されて前記基板上に保持されるものを含むことを特徴とする太陽電池モジュール用端子ボックス。
  2. 前記少なくとも二つの係止部は、いずれも前記ボックス本体に一体に設けられており、かつ、これら係止部のうちの一部または全部は、前記端子板に弾性係止可能な係止片として構成されることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
  3. 前記少なくとも二つの係止部は、いずれも前記ボックス本体に一体に設けられており、かつ、これら係止部のうちの一部は、前記端子板に弾性係止可能な係止片として構成され、残りの係止部のうちの一つは、前記端子板の長さ方向の一端を嵌め込み可能な係止溝を備えて構成されることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
  4. 前記基板の周縁部から側板が立ち上げられ、前記係止溝は、前記基板上でかつ前記側板の根元部分に配されていることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
  5. 前記基板上には、前記端子板に設けられた被係止孔に緊密に嵌合し得る係止突部が配設されており、
    前記係止突部は、前記端子板の一端を前記係止溝と対応する位置に位置合わせするに際して前記被係止孔に誘い込まれるよう、前記係止溝側へ向かって下り勾配となる案内面を有していることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
  6. 請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の太陽電池モジュール用端子ボックスの製造方法であって、
    前記端子板の長さ方向の他端部を浮かせつつ前記端子板の長さ方向の一端を前記係止溝に嵌め込み、その状態から前記他端部を前記基板上に降ろすことにより、同他端部を前記係止片に弾性的に係止させることを特徴とする太陽電池モジュール用端子ボックスの製造方法。
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