JP2005310888A - 太陽電池モジュール用端子ボックス及び整流素子ユニット - Google Patents

太陽電池モジュール用端子ボックス及び整流素子ユニット Download PDF

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Abstract


【課題】 整流素子を容易に交換することができるようにする。
【解決手段】 太陽電池モジュールのプラス電極及びマイナス電極が接続され得る端子板30と、この端子板30に接続され得る外部接続用のケーブル91と、隣り合う端子板30間に架け渡されるバイパスダイオード50と、バイパスダイオード50に設けられてベアチップダイオードを挟み込む一対の導体板51に接続される一対のリード片80とを備える。リード片80の水平部83の先端が対応する端子板30にボルト24によって着脱可能に接続されるようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、太陽電池モジュール用端子ボックスに関する。
一般的に太陽光発電システムは、家屋の屋根上に敷設した太陽電池パネルからの直流電流をインバータ等を介して各電器製品に供給するようになっている。太陽電池パネルは複数の太陽電池モジュールにより構成され、各太陽電池モジュールの電極を端子ボックスを介して直列または並列接続した構造となっている。
従来の端子ボックスとしては、ボックス内に複数並設されて一端が太陽電池モジュールの裏面側から導出されたプラス電極及びマイナス電極に接続可能とされるとともに他端が外部接続用ケーブルに接続可能とされる端子板と、隣接する端子板間に架け渡されるベアチップダイオードとを備えたものが知られている(例えば、以下の特許文献1を参照)。ベアチップダイオードは、逆負荷時の逆電流を外部接続用ケーブルの一方から他方へ短絡するためのものであって、ダイオード機能部とこのダイオード機能部を挟み込みつつ同ダイオード機能部に接続される一対の導体片とからなり、各導体片は対応する端子板に半田付けにより接続されている。ここで、ベアチップダイオードは、パッケージタイプのダイオードに比べて、安価でかつボックス内における占有面積を小さく設定することができる等の利点を備えている。
特許第3498945号公報
ところで、落雷等に伴ないサージ電流が流れたときにその過大な電流によってベアチップダイオードが破損することがある。かかる場合に、ベアチップダイオードを交換しようとしても、上記態様においては、ベアチップダイオードの一対の導体片が端子板に対して半田接続されていることから、容易に交換することができないといった事情がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、整流素子を容易に交換することができるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、ボックス本体内に複数並設されて太陽電池モジュールのプラス電極及びマイナス電極が接続され得る端子板と、この端子板に接続され得る外部接続用のケーブルと、対応する二つの端子板間に架け渡される逆負荷時バイパス用の整流素子とを備え、前記整流素子は、チップ状の整流素子本体と、前記整流素子本体を挟み込んで直接的に前記整流素子本体に接続されるか、あるいは前記整流素子本体を挟み込む一対の導体板を介して間接的に前記整流素子本体に接続される、一対のリード片とを備え、前記一対のリード片が前記二つの端子板の夫々に対して着脱可能に接続されるようになっている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記一対のリード片が対応する端子板に対してボルトによりねじ止めされるようになっているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記リード片のうち対応する端子板との接続領域を余して前記整流素子をケース内に封止状態で収容してなる整流素子ユニットが構成され、この整流素子ユニットが前記ボックス本体に対して取り外し可能に取り付けられるようになっているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、ボックス本体内に複数並設されて太陽電池モジュールのプラス電極及びマイナス電極が接続され得るとともに外部接続用のケーブルが接続され得る端子板のうち、対応する二つの端子板間に架け渡される逆負荷時バイパス用の整流素子と、前記整流素子に設けられてチップ状の整流素子本体を挟み込んで直接的に前記整流素子本体に接続されるか、あるいは前記整流素子本体を挟み込む一対の導体板を介して間接的に前記整流素子本体に接続されて、前記二つの端子板の夫々に対して着脱可能に接続されるようになっている、一対のリード片と、前記リード片のうち対応する端子板との接続領域を余して前記整流素子をケース内に封止状態で収容するケースとを備え、前記ケースが前記ボックス本体内に取り外し可能に取り付けられるようになっている構成としたところに特徴を有する整流素子ユニットである。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記一対のリード片が対応する端子板に対してボルトによりねじ止めされるようになっているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
整流素子に設けられた一対のリード片が対応する二つの端子板の夫々に対して着脱可能に接続されるようになっているから、サージ電流等によって整流素子が破損したときに、破損した整流素子のリード片を端子板から取り外して別の新たな整流素子のリード片を端子板に取り付けることが可能となる。したがって、整流素子を容易に交換することができる。
<請求項2及び請求項5の発明>
一対のリード片が対応する端子板に対してボルトによりねじ止めされるようになっているから、整流素子を交換するに際し、ボルトをねじ回すだけの簡単な作業を行うだけで済む。また、ねじ止めによってリード片と端子板との接続が確実となる。
<請求項3及び請求項4の発明>
リード片のうち端子板との接続領域を余して整流素子を封止状態で収容するケースを備えた整流素子ユニットが構成され、この整流素子ユニットがボックス内に組み付けられるようになっているから、整流素子ユニットとして一体的に取り扱うことができてボックス本体への組み付け性が良好となる。
本発明の実施形態を図1ないし図5によって説明する。本実施形態にかかる太陽電池モジュール用端子ボックスは、表面に直列接続された多数の太陽電池セルを配した太陽電池モジュール(図示せず)の裏面側に取り付けられるものであって、ボックス本体10と、ボックス本体10内に並設された多数の端子板30と、逆流用のバイパスダイオード50(本発明の整流素子に相当する)とを備えて構成される。また、バイパスダイオード50はケース71内に収容されることで整流素子ユニット70として構成され、この整流素子ユニット70がボックス本体10に対して取り外し可能に取り付けられるようになっている。
ボックス本体10は、合成樹脂材により上面開放の箱型に形成されており、端子板30等の組み付けが完了したあと上方からカバー(図示せず)が被せられるようになっている。詳しくはボックス本体10は、図1に示すように、略矩形状の基板11と、この基板11の外縁部から立ち上げられて周囲を取り囲む側板12とを備える。側板12の一端には太陽電池モジュール側への取付け部13が外部側方に突出して設けられている。基板11の一端には略矩形状の開口部14があいており、この開口部14にはその裏面側から太陽電池モジュールのプラス電極及びマイナス電極に接続されたリード90が挿通されるようになっている。
また、基板11には開口部14の縁部に沿って堤壁15が立ち上げられ、この堤壁15の両端部に一対の位置決め壁16が側方へ張り出して設けられている。各位置決め壁16は略コの字に形成されて互いの開口を対向状に配してなる。そして、基板11には開口部14上を横切って浮いた状態で端子台20が組み付けられ、この端子台20の両端部が位置決め壁16の夫々に位置決めされた状態で嵌合されるようになっている。
端子台20は、合成樹脂材によって細長い角棒状に形成され、その両端部には固定用ねじ21が螺着可能とされる。また、端子台20の上面には長さ方向に一定間隔をあけて複数の隔壁22が立ち上げられている。隣り合う隔壁22によって区画された部分は端子収容凹部23とされ、各端子収容凹部23の底面に端子板30が金属製のボルト24によりねじ止めされている。
端子板30は、夫々同形同大とされ、図1及び図3に示すように、ボルト24を通すための通し孔30Gを有して端子収容凹部23の底面に沿って載置された素子側及びケーブル側接続部30A、30Bと、その一端から端子台20の立壁面に沿って垂下された連繋部30Eと、この連繋部30Eの垂下端から拡幅されて開口部14の開口面に沿いつつ端子台20から離れる方向へ延出して配された電池側接続部30Fとからなる。端子板30の電池側接続部30Fには開口部14の裏面側から挿通された各リード90が半田付け等により電気的に接続されている。堤壁15内には絶縁樹脂Rが充填され、この絶縁樹脂Rによってリード90と電池側接続部30Fとの接続部分が封止されるようになっている。
端子台20の両端部に位置する二つの端子収容凹部23には、一方からケーブル側接続部30Bが差し入れられるとともに他方から外部接続用のケーブル91の先端が差し入れられ、ここに螺着されるボルト24によってケーブル91とケーブル側接続部30Bとが電気的に接続されるようになっている。側板12の左右二箇所及び他端側二箇所にはケーブル挿通孔17が設けられ、このうち二つのケーブル挿通孔17にケーブル91が通され、残りの二つのケーブル挿通孔17にめくらブッシュ18が嵌着されて該ケーブル挿通孔17が閉止されている。なお、ケーブル91の延出端にはコネクタ部(図示せず)が接続されている。
また、端子板30の中央部に位置する四つの端子収容凹部23には、一方から素子側接続部30Aが差し入れられるとともに他方から整流素子ユニット70側から延びるリード片80の先端が差し入れられ、ここに螺挿されるボルト24によってリード片80と素子側接続部30Aとが電気的に接続されるようになっている。また、図2に示すように、隣り合う端子板30のうち対となる端子板30間にはジャンパーピン31が差し渡されており、このジャンパーピン31によって各端子板30が互いに導通可能とされている。電池側接続部30Fの両端部にはジャンパーピン31の先端を通して接続をとるための係合孔32が形成されている。
整流素子ユニット70は、横並びで配された二つのバイパスダイオード50と、各バイパスダイオード50に対応して設けられたリード片80と、各バイパスダイオード50を封止状態で収容するケース71とからなる。かかる整流素子ユニット70は、基板11の一端側に設けられた堤壁15と対向するようにして基板11の他端側に組み付け可能とされている。
ケース71は、合成樹脂材により上面開放の箱型に形成され、基板11の他端側に突設されたコーナー受け部19に四角を位置決めされた状態で、基板11に載置保持されるようになっている。詳しくはケース71は、図2ないし図4に示すように、略矩形状の底板72と、底板72の外縁から立ち上げられて周囲を区画する周板73とからなり、周板73の立ち上げ寸法は側板12の立ち上げ寸法の概ね三分の一程度で浅底とされている。ケース71の底板72には複数のリード片80が互いに僅かな隙間をあけて敷設されており、底板72において該隙間と対応する位置にはリード片80を位置決め支持するための係止部74が突設されている。
また、ケース71には絶縁樹脂Rが充填され、この絶縁樹脂Rによってリード片80とバイパスダイオード50との接続部分が封止されるようになっている。本実施形態の場合、堤壁15内に絶縁樹脂Rが充填される他はこのケース71内に絶縁樹脂Rが充填されるのみであり、つまり、ボックス本体10内に絶縁樹脂Rを受け入れるための堤壁15やケース71等からなる受け構造を局地的に設けることにより、従来と違ってボックス本体10内の全体に絶縁樹脂Rを充填しなくて済むようになっているから、絶縁樹脂Rの使用量を低減できて原料コストの高騰を抑えることができる。
バイパスダイオード50は、メサ型のベアチップダイオード(本発明の整流素子本体に相当する)と一対の導体板51とからなり、各導体板51はベアチップダイオードを板厚方向に挟み込むようにしてこのベアチップダイオードに半田接続されている。一対の導体板51は、ベアチップダイオードのN形領域と接続可能なN側導体板51Aと、ベアチップダイオードのP形領域と接続可能なP側導体板51Bとにより構成され、これらがベアチップダイオードとの接点部分から互いに反対方向に延出して設けられている。P側導体板51Bの延び方向途中部分は所定形状に肉抜きされており、この肉抜きによって複数条の細帯片52が形成されている。P側導体板51Bは細帯片52によってリード片80との溶接時に生じる応力が吸収されるようになっている。
リード片80は、P側導体板51B及びN側導体板51Aの夫々と接続可能な一対の導電性金属板によって構成され、導体板51の延び方向と略直交する方向に延出して形成されている。詳しくはリード片80は、ケース71の底板72の上面に沿って配されて対応する導体板51に半田溶接、抵抗溶接、もしくは超音波溶接等により電気的に接続された幅広の接点部81と、この接点部81の一端から幅狭となって周板73の内側面に沿って立ち上げられた垂直部82と、この垂直部82の上端からケース71外方へ略水平に延出してその延出端が対応する端子収容凹部23に臨む水平部83とからなる。
水平部83と垂直部82とは全長に亘ってほぼ同幅をもって構成され、水平部83と端子板30の素子側接続部30Aとは接続時において平面視すると同一直線上に並んで配される。垂直部82の上端は、ケース71の周板73の上端よりも高い位置でかつ端子収容凹部23の底面より僅かに高い位置にある。そして、水平部83の延出端は、一端側に向けて略Uの字に切欠かれ、このUの字の内側にボルト24を嵌挿して対応する端子板30の素子側接続部30Aに接続可能とされる。また、水平部83にはほぼ全長に亘って絶縁チューブ84が被覆されている。
次に、本実施形態の製造方法及び作用効果について説明する。まず、図2に示すように、端子台20の両端部を位置決め壁16に嵌め込んだあと、該端子台20を固定用ねじ21を介して基板11に固定する。そして、端子板30の素子側及びケーブル側接続部30A、30Bを対応する端子収容凹部23の底面に載せるとともに、対となる端子板30の夫々をジャンパーピン31で導通可能に連結する。続いて、側方からケーブル91の先端をケーブル挿通孔17に通してボックス本体10内に進入させ、ケーブル91の先端を対応する端子収容凹部23において待受けされた端子板30のケーブル側接続部30B上に重ね合わせ、そこに上からボルト24を螺挿し、ボルト24の頭部でケーブル91の先端とケーブル側接続部30Bとを端子台20上に押し付けて接続する。なお、ケーブル91はケーブル挿通孔17との間に介挿されたケーブルクランプ94によって液密状に保持される。
それから、ボックス本体10を太陽電池モジュールの裏面側に取付け部13を介して両面テープで接着もしくはボルト24で固着する。取り付けの過程で太陽電池モジュールの電極に接続されたリード90を開口部14を通してボックス本体10内に引き込み、該リード90を端子板30の電池側接続部30Fに半田接続する。その後、シリコン樹脂等の絶縁樹脂Rを堤壁15内に充填し、電池側接続部30Fとリード90との接続部分を気密に封止する。
一方、整流素子ユニット70を製造するには、まずリード片80の接点部81をケース71の底面に位置決めしつつ敷設するとともにバイパスダイオード50の導体板51を接点部81に超音波溶接等して接続する。この状態でシリコン樹脂等の絶縁樹脂Rをケース71内に充填し、接点部81と導体板51との接続部分を気密に封止する。これにより、整流素子ユニット70が完成される。
整流素子ユニット70を基板11に組み付けるには、図4から図5にかけて示すように、整流素子ユニット70においてケース71から突き出たリード片80の水平部83の先端を対応する端子収容凹部23において待受けされた端子板30の素子側接続部30A上に重ね合わせ、さらにOリング99を間に挟んで上からボルト24を螺挿し、ボルト24の頭部で水平部83の先端と素子側接続部30Aとを端子台20上に押し付けて接続する。この間、ケース71の四角を基板11のコーナー受け部19の内側に嵌め込み、整流素子ユニット70の全体を位置決めした状態で基板11上に組み付ける。なお、堤壁15内及びケース71内への絶縁樹脂Rの充填は、整流素子ユニット70の組み付けが完了したあとから行っても構わない。その後、ボックス本体10には上方からカバーが被せられてシールがとられる。
こうして本実施形態は使用に供されることになるが、使用中にサージ電流が流れたり何らかの外力を受けたりしてバイパスダイオード50が破損することがあり、かかる場合に、破損したバイパスダイオード50を正常に作動する別の新たなバイパスダイオード50と交換する必要がある。交換するには、カバーを開けてリード片80と端子板30の素子側接続部30Aとの接続に使われていたボルト24を緩めて外し、整流素子ユニット70を持ち上げて基板11から離脱させ、続いて、別の新たなバイパスダイオード50が収容された整流素子ユニット70を上記した手順で基板11に組み付けるようにする。
このように本実施形態によれば、サージ電流等によってバイパスダイオード50が破損したときに、破損したバイパスダイオード50のリード片80を端子板30から取り外して別の新たなバイパスダイオード50のリード片80を端子板30に取り付けることが可能であるから、従来よりも容易に交換することができる。
この場合に、リード片80が対応する端子板30に対してボルト24によりねじ止めされるようになっているから、バイパスダイオード50を交換するに際し、ボルト24を螺挿するだけの簡単な作業を行うだけで済む。また、ねじ止めによってリード片80と端子板30との電気的な接続が確実となる。
さらに、水平部83を余してバイパスダイオード50を封止状態で収容するケース71を備えた整流素子ユニット70としてモジュール化されることにより、リード片80と導体板51との接続部分のみを効率良く封止でき、かつ、整流素子ユニット70として一体的に取り扱うことができるので、ボックス本体10への組み付け性が良好となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、リード片が導体板を介してベアチップダイオードと電気的に接続されていたが、本発明においては、リード片が導体板を介さずして直接的にベアチップダイオードを挟み込むような態様であっても構わない。
(2)上記実施形態では、二つのバイパスダイオードがケース内に収容されていたが、本発明においては、一つのバイパスダイオードがケース内に収容されるものでもよく、また、三つ以上多数のバイパスダイオードがケース内に収容されるものでもよい。
(3)上記実施形態では、ケースが樹脂封止されていたが、本発明においては、例えば、ケースが蓋締めにより封止されても構わない。
(4)上記実施形態では、バイパスダイオードがケース内に収容されて整流素子ユニットとしてモジュール化されていたが、本発明においては、バイパスダイオードがケース内に収容されない態様であってもよい。
本発明の実施形態にかかる太陽電池モジュール用端子ボックスの平面図 封止前の整流素子ユニットとボックス本体との分解平面図 封止前の各部位の分解断面図 整流素子ユニットとボックス本体との分解断面図 断面図
符号の説明
10…ボックス本体
11…基板
20…端子台
23…端子収容凹部
24…ボルト
30…端子板
30A…素子側接続部
30B…ケーブル側接続部
50…バイパスダイオード(整流素子)
51…導体板
70…整流素子ユニット
71…ケース
80…リード片
83…水平部
90…リード
91…ケーブル

Claims (5)

  1. ボックス本体内に複数並設されて太陽電池モジュールのプラス電極及びマイナス電極が接続され得る端子板と、この端子板に接続され得る外部接続用のケーブルと、対応する二つの端子板間に架け渡される逆負荷時バイパス用の整流素子とを備え、
    前記整流素子は、チップ状の整流素子本体と、
    前記整流素子本体を挟み込んで直接的に前記整流素子本体に接続されるか、
    あるいは前記整流素子本体を挟み込む一対の導体板を介して間接的に前記整流素子本体に接続される、
    一対のリード片とを備え、
    前記一対のリード片が前記二つの端子板の夫々に対して着脱可能に接続されるようになっていることを特徴とする太陽電池モジュール用端子ボックス。
  2. 前記一対のリード片が対応する端子板に対してボルトによりねじ止めされるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
  3. 前記リード片のうち対応する端子板との接続領域を余して前記整流素子をケース内に封止状態で収容してなる整流素子ユニットが構成され、この整流素子ユニットが前記ボックス本体に対して取り外し可能に取り付けられるようになっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
  4. ボックス本体内に複数並設されて太陽電池モジュールのプラス電極及びマイナス電極が接続され得るとともに外部接続用のケーブルが接続され得る端子板のうち、対応する二つの端子板間に架け渡される逆負荷時バイパス用の整流素子と、
    前記整流素子に設けられてチップ状の整流素子本体を挟み込んで直接的に前記整流素子本体に接続されるか、
    あるいは前記整流素子本体を挟み込む一対の導体板を介して間接的に前記整流素子本体に接続されて、前記二つの端子板の夫々に対して着脱可能に接続されるようになっている、
    一対のリード片と、
    前記リード片のうち対応する端子板との接続領域を余して前記整流素子をケース内に封止状態で収容するケースとを備え、
    前記ケースが前記ボックス本体内に取り外し可能に取り付けられるようになっていることを特徴とする整流素子ユニット。
  5. 前記一対のリード片が対応する端子板に対してボルトによりねじ止めされるようになっていることを特徴とする請求項4に記載の整流素子ユニット。
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