JP2002167927A - 太陽光発電装置を設置した軒先部での雨水捕集装置 - Google Patents
太陽光発電装置を設置した軒先部での雨水捕集装置Info
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/10—Photovoltaic [PV]
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Abstract
ュール4により、残部を厚さ寸法が小さい屋根材によ
り、それぞれ構成した場合でも、雨水を樋11に効率良
く捕集する。 【解決手段】 上記樋11を、上記屋根材の上面を流下
する雨水の捕集に適する位置に設置する。上記太陽電池
モジュール4の端縁に導水ブラケット12を設け、この
太陽電池モジュール4の上面を流下する雨水を、上記樋
11に向け流下させる。
Description
置を設置した軒先部での雨水捕集装置は、太陽光発電装
置を切妻屋根等の傾斜した屋根面上に設けた場合に、こ
の屋根面上に降った雨水を、周囲に飛散させる事なく、
効率良く樋に捕集する為のものである。
於ける省エネルギー化の流れを受けて、一般家屋の屋根
上に太陽光発電装置を設置する事が次第に行なわれる様
になっている。この様な太陽光発電装置を設置した場
合、昼間に太陽電池セルで発電した電力は、先ず家庭内
で消費し、余った場合にはその分を電力会社に販売す
る。図19〜21は、この様な太陽光発電装置のうち
で、従来から知られている構造の1例を示している。
の上面に複数枚の太陽電池セル3、3を設けて成る。即
ち、それぞれが複数枚ずつの太陽電池セル3、3を並べ
た太陽電池モジュール4、4を上記屋根2の上面に並べ
て、上記太陽光発電装置1を構成している。そして、上
記各太陽電池セル3、3が発電した電力を、商用電源の
配電設備に送り込み自在としている。
4、4同士は、下側の太陽電池モジュール4、4の上端
部に上側の太陽電池モジュール4、4の下端部を載置す
る状態で組み合わせ、これら各太陽電池モジュール4、
4の上面に降った雨水が下方に流下し易くしている。更
に、上記屋根2の上端部で上記各太陽電池セル3、3に
より覆われていない部分を導水プレート5により覆っ
て、当該部分を水切り部6としている。即ち、この導水
プレート5の下端部を、上記各太陽電池モジュール4、
4のうちで最上部に配置した太陽電池モジュール4、4
の上端部に載置して、この導水プレート5の上面が上記
屋根2に対し傾斜した水切り部6を構成し、上記各太陽
電池モジュール4、4よりも上方に降った雨水を、これ
ら各太陽電池モジュール4、4の上面に導ける様にして
いる。
モジュール4、4により覆われていない部分は、スレー
ト等の屋根材7、7により覆っている。これら各屋根材
7、7に就いても、上記各太陽電池モジュール4、4と
同様に、下側の屋根材7、7の上端部に上側の屋根材
7、7の下端部を載置する状態で組み合わせ、これら各
屋根材7、7の上面に降った雨水が下方に流下し易くし
ている。
上記各太陽電池モジュール4、4と上記各屋根材7、7
とにより覆った(葺いた)場合、上記軒先端縁の一部
は、最下段に位置する各太陽電池モジュール4、4の下
端縁が構成し、この軒先端縁の残部は最下段に位置する
各屋根材7、7の下端縁が構成する事になる。このう
ち、上記各太陽電池モジュール4、4の下端縁が構成す
る軒先部分は、図22に示す様に、上記屋根2を構成す
る野地板8の端縁に固定した支持枠9の上面に、上記最
下段に位置する各太陽電池モジュール4の下端縁を支持
する事により構成している。これに対して、上記各屋根
材7、7の下端縁が構成する軒先部分は、図23に示す
様に、上記野地板8の端縁部にこの屋根材7の下端部
を、水切りプレート10を介して載置する事により構成
している。又、上記屋根2の軒先部分には、図24
(A)(B)に示す様に樋11を設けて、この屋根2の
上面を葺いた上記各太陽電池モジュール4、4及び上記
各屋根板7、7の上面を流下する雨水を捕集自在として
いる。
に厚さが異なる太陽電池モジュール4、4と屋根材7、
7とで葺いた場合には、これら各太陽電池モジュール
4、4の上面位置と屋根材7、7の上面位置とが異なっ
てしまう。具体的には、図21から明らかな通り、上記
各太陽電池モジュール4の上面位置が上記各屋根材7の
上面位置よりも高くなる。この結果、降雨時にこれら各
太陽電池モジュール4の上面下端部から流下する雨水の
軌跡と、上記各屋根材7の上面下端部から流下する雨水
の軌跡とが異なってしまう。
た雨水は、図25(A)に鎖線で示す様に、これら各屋
根材7の上面から比較的低い軌跡で下方に流下する他、
野地板8の下端部に設けた水切りプレート10に沿って
流れ、この水切りプレート10の下端縁から下方に流下
する。一方、上記各太陽電池モジュール4の上面を流れ
た雨水は、図25(B)に鎖線で示す様に、これら各太
陽電池モジュール4の上面から比較的高い軌跡で下方に
流下する他、支持枠9に沿って流れ、この支持枠9の下
端縁から下方に流下する。
下する雨水の軌跡と、上記各太陽電池モジュール4の下
端縁から流下する雨水の軌跡とが異なる為、屋根2の上
面を流下する雨水を樋11により効率良く捕集する事が
できない場合がある。例えば、図25(A)に示す様
に、上記各屋根材7の上面を流れた雨水の捕集を十分に
行なえる様に上記樋11を配置した場合には、同図
(B)に示す様に、上記各太陽電池モジュール4の上面
を流れた雨水の一部を上記樋11で捕集できなくなる。
この樋11を大型化すれば、上記各屋根材7の上面を流
れた雨水だけでなく、上記各太陽電池モジュール4の上
面を流れた雨水も十分に捕集できるが、コストが嵩むだ
けでなく、軒先部分の体裁を悪くする原因となる。本発
明の太陽光発電装置を設置した軒先部での雨水捕集装置
は、この様な事情に鑑みて発明したものである。
を設置した軒先部での雨水捕集装置は、傾斜した屋根面
を、太陽電池モジュールとこの太陽電池モジュールより
も薄い屋根材とで覆い、このうちの太陽電池モジュール
の端縁により屋根の軒先端縁の一部を、屋根材の端縁に
よりこの軒先端縁の残部を、それぞれ構成すると共に、
上記屋根の軒先部分で上記太陽電池モジュール及び屋根
材の下端縁よりも下方に設けた樋により、これら太陽電
池モジュール及び上記屋根材の上面を流下する雨水を捕
集自在としたものである。
軒先部での雨水捕集装置に於いては、上記樋を上記屋根
材の上面から流下する雨水を捕集するのに適正な位置に
設置すると共に、上記太陽電池モジュールの端縁に、上
面乃至は外側面が凸曲面状で、その上端縁部の接線方向
をこの太陽電池モジュールの上面方向とほぼ一致させ、
その下端縁部を上記樋の内部に向けた導水ブラケットを
設けている。尚、上端縁部の接線方向と上面方向とがほ
ぼ一致する状態とは、上記太陽電池モジュールの上面を
流下した雨水が、上記導水ブラケットの上面に移れる状
態であれば良い。
設置した軒先部での雨水捕集装置によれば、太陽電池モ
ジュールの上面を流れてこの太陽電池モジュールの下端
縁から流下する雨水を、樋の内部に効率良く導ける。こ
の為、この太陽電池モジュールの上面を流れる雨水も、
屋根材の上面を流れる雨水も、何れも樋の内部に効果的
に捕集できる。
の第1例を示している。尚、本発明の特徴は、屋根材
7、7(図19、21、23等参照)よりも厚く、それ
ぞれの上面がこれら各屋根材7、7の上面よりも高い位
置に存在する太陽電池モジュール4の上面を流れてこの
太陽電池モジュール4の上面の下端部から流下する雨水
を樋11内に効率良く導く為の構造にある。その他の部
分の構造及び作用は、前述した従来構造の場合と同様で
あるから、同等部分に関する説明は省略若しくは簡略に
し、以下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
での雨水捕集装置は、上記樋11を上記屋根材7、7の
上面から流下する雨水を捕集するのに適正な位置に設置
している。即ち、上記樋11を、前述の図24〜25
(A)に示す様に、上記各屋根材7、7の上面下端縁か
ら直接流下する雨水だけでなく、野地板8の下端部に設
けた水切りプレート10を介して流下する雨水も効果的
に補修できる位置に設置する。
軒先部での雨水捕集装置の場合には、最下段に位置する
各太陽電池モジュール4の下端縁に、これら各太陽電池
モジュール4の上面を流れてこの上面の下端縁部から流
下しようとする雨水を上記樋11に導く為の導水ブラケ
ット12を設けている。この導水ブラケット12は、上
記野地板8の下端縁部に上記最下段の各太陽電池モジュ
ール4の下端縁を支持する為の支持枠9の外側面に、タ
ッピングねじ13、13により結合固定している。
と同様に、アルミニウム合金を一体押し出し成形する事
により造られており、取付板部14と導水板部15とを
有する。即ち、平板状に形成されたこの取付板部14の
上端部に、断面四分の一円弧状に形成された上記導水板
部15の内周面上端寄り部分を連結している。又、上記
取付板部14の下端縁部には、外方に向け傾斜した水切
り部21を形成している。更に、上記取付板部14の内
側面下端寄り部分には、互いに間隔をあけて1対の突条
22、22を形成している。上記取付板部14の内側面
からのこれら各突条22、22の突出量は、同じく上記
導水板部15の上端部の突出量とほぼ等しくしている。
端部にねじ止め等により固定する固定板部16と、この
固定板部16の外端縁から上方に立ち上がった立ち上が
り板部17とを備える。上記最下段の各太陽電池モジュ
ール4の下端縁は、これら各太陽電池モジュール4の下
辺を構成する下枠18の一部を、上記立ち上がり板部1
7の上端部に設けた係止突条19に係合させる事によ
り、上記支持枠9に対し支持している。この状態で上記
最下段の各太陽電池モジュール4の下端縁部は、上記係
止突条19の上面に載った状態となる。
枠9の長さ方向両端部で、図5〜6に示す様に除去して
いる。言い換えれば、上記立ち上がり板部17は、上記
支持枠9の長さ方向中央部にのみ存在する。この理由
は、この支持枠9は、太陽光発電装置の幅方向両端部下
側に設ける1対の排水枠の下端部が位置する部分にまで
設けるのに対して、上記各太陽電池モジュール4は、上
記1対の排水枠の間部分にのみ設ける為である。即ち、
上記支持枠9を構成する固定板部16の両端部上面には
上記1対の排水枠の下端部を載せ、これら各排水枠の上
面を流れた雨水を下方に排水自在とする為、上記立ち上
り板部17を除去して、これら各排水枠の下端部に達し
た雨水を、前記樋11に向け排出できる様にしている。
面を流れた雨水を導く為の、上記導水ブラケット12
は、上記立ち上がり板部17の長さと同じ長さとしてい
る。そして、上述の様に支持枠9の中央部に残した上記
立ち上がり板部17の外面に上記導水ブラケット12
を、複数のタッピングねじ13、13により連結固定し
ている。これら各タッピングねじ13、13は、それぞ
れ上記取付板部14の下端寄り部分で、上記1対の突条
22、22の間部分に形成した円孔を挿通し、上記支持
枠9の立ち上がり板部17の上部に螺入し更に緊締して
いる。尚、図示の例では、上記立ち上がり板部17の上
部外側面に、上記1対の突条22、22の間隔とほぼ一
致する幅を有する、凸部24を形成している。上記立ち
上がり板部17に上記導水ブラケット12を結合する際
には、図2、7から明らかな様に、上記1対の突条2
2、22の先端縁を、上記凸部24の両側に位置させる
(1対の突条22、22の間に凸部24を内嵌する)。
従って、上記立ち上がり板部17に対する上記導水ブラ
ケット12の位置決めは、面倒な作業を要する事なく、
容易に行なえる。
ル4の下辺を構成する下枠18を前記支持枠9に対し支
持すると共に、上述の様に、上記立ち上がり板部17に
上記導水ブラケット12を結合固定した状態で、上記1
対の突条22、22の先端縁が上記立ち上がり板部17
の外側面に、上記導水板部15の上端縁が上記下枠18
の外側面(或はこの下枠18に結合固定された端板の外
側面)に、それぞれ突き当たる。尚、この下枠18(或
は上記端板)の上端縁は、上記導水板部15の上端縁及
び上記各太陽電池モジュール4を構成するパネル23の
上面よりも上方に存在するが、この上方に存在する部分
の複数個所には切り欠きを形成している。従って、上記
パネル23の上面を流れる雨水は、この切り欠きを通過
し、上記下枠18(或は端板)の上端部に妨げられる事
なく、上記導水板部15の上面までに達する。
置を設置した軒先部での雨水捕集装置によれば、上記各
太陽電池モジュール4の上面を流れてこれら各太陽電池
モジュール4の下端縁から流下する雨水を、前記樋11
の内部に効率良く導ける。即ち、これら各太陽電池モジ
ュール4の上面を流れてこれら各太陽電池モジュール4
の上面下端部に達した雨水は、前記下枠18の上端縁部
に形成した切り欠きを通じて、上記導水板部15の上面
に達する。この様にしてこの導水板部15の上面に達し
た雨水は、表面張力によりこの導水板部15に沿って流
れ、図8(B)に鎖線で示す様に、この導水板部15の
下端縁から上記樋11に流下する。この導水板部15の
下端部は、この樋11の中央部に向け、下方に向うほど
内方に向かう方向に傾斜している為、上記導水板部15
の上面乃至は外側面に沿って流下した雨水は、上記樋1
1に向けて流下する。
面を流れる雨水を、上記樋11の内部に効果的に捕集で
きる。一方、これら各太陽電池モジュール4の両側に設
けた前記各屋根材7の上面を流れた雨水は、これら各屋
根材7の上面から、直接上記樋11内に流下する。前述
した通りこの樋11は、上記各屋根材7の上面下端縁か
ら直接流下する雨水だけでなく、野地板8の下端部に設
けた水切りプレート10を介して流下する雨水も効果的
に捕集できる位置に設置している。従って本発明の太陽
光発電装置を設置した軒先部での雨水捕集装置によれ
ば、上記各太陽電池モジュール4の上面を流れる雨水
も、上記各屋根材7の上面を流れる雨水も、何れも上記
樋11に効果的に捕集できる。
2の取付板部14の一部で、前記1対の突条22、22
のうちの下側の突条22の直上位置で、且つ、前記各タ
ッピングねじ13、13を挿通する為の円孔から長さ方
向に外れた部分に、排水孔25、25を形成している
(図3、5参照)。前述した導水板部15の上端縁と下
枠18の外側面との突き合わせ部を通過して(染み透っ
て)、この下枠18及び前記立ち上がり板部17と前記
取付板部14との間に入り込んだ雨水は、上記各排水孔
25、25を通じて排出される。そして、前記水切り部
21の下端縁から、図8(B)に鎖線で示す様に、上記
樋11に向け流下する。
の下端縁よりも突出した部分には通気孔26を形成して
いる。この通気孔26は、上記各太陽電池モジュール4
の下面と上記野地板8の上面との間に存在する空間27
と外気とを連通させて、この空間27内の湿度や温度が
過度に上昇するのを防止する。
例を示している。本例の構造に組み込む導水ブラケット
12aの場合には、平板状の取付板部14aの上端縁
と、断面略J字形の導水板部15aの端縁部とを連続さ
せている。そして、上記取付板部14aを、各太陽電池
モジュール4の下辺を構成する下枠18に、タッピング
ねじ13により結合固定している。上記導水板部15a
の一部でこのタッピングねじ13と整合する位置には、
このタッピングねじ13を緊締する為の工具(ドライ
バ)を挿通する為の通孔20を形成している。その他、
太陽光発電装置を設置した軒先部での雨水捕集装置自体
に関する構成及び作用は、上述した第1例の場合と同様
であるから、重複する説明は省略する。
3例を示している。本例の場合には、導水ブラケット1
2bを構成する取付板部14bを断面クランク形とする
と共に、この取付板部14bの下端縁部に、支持枠9の
外端部に形成した折れ曲がり部28の下端縁に係合自在
な係止部29を形成している。その他、太陽光発電装置
を設置した軒先部での雨水捕集装置自体に関する構成及
び作用は、前述した第1例の場合と同様であるから、重
複する説明は省略する。
4例を示している。本例の場合には、導水ブラケット1
2cを構成する取付板部14cを断面L字形とすると共
に、この取付板部14cの外端縁部と導水板部15aの
下端部内周面とを連続させている。又、上記取付板部1
4cの下半部を、支持枠9の立ち上がり板部17に、タ
ッピングねじ13により結合固定している。その他、太
陽光発電装置を設置した軒先部での雨水捕集装置自体に
関する構成及び作用は、前述した第1例の場合と同様で
あるから、重複する説明は省略する。
5例を示している。本例の場合には、支持枠9の下端部
下面に導水板30を設け、この支持枠9の立ち上がり板
部17の外側面に沿って流下した雨水を、樋11内に効
率良く導ける様にしている。この様な導水板30を設け
る事により、軒先端縁に対して樋11を少し外方(図1
2の左方)に設ける事が可能になり、導水板部15の下
端縁から流下する雨水の捕集効率の向上を図れる。その
他、太陽光発電装置を設置した軒先部での雨水捕集装置
自体に関する構成及び作用は、前述した第1例の場合と
同様であるから、重複する説明は省略する。
態の第6例を示している。本例の場合には、導水ブラケ
ット12dを構成する導水板部15aの下端部内周面か
ら支持枠9に向けて傾斜板部31を延出している。又、
この導水板部15aの上端縁から下方に連続する取付板
部14dに、図15に示す様な複数の切り込み32、3
2を形成している。この様な導水ブラケット12dは、
各太陽電池モジュール4の下辺を構成する下枠18に、
上記各切り込み32、32を挿通したタッピングねじ1
3により結合固定している。又、この状態で、上記傾斜
板部31の下端部は、上記支持枠9の外面に弾性的に当
接する。その他、太陽光発電装置を設置した軒先部での
雨水捕集装置自体に関する構成及び作用は、前述した第
1例の場合と同様であるから、重複する説明は省略す
る。
態の第7例を示している。本例の場合も、前述の図10
に示した第3例の場合と同様に、導水ブラケット12b
を構成する取付板部14bを断面クランク形とすると共
に、この取付板部14bの下端縁部に、支持枠9の外端
部に形成した折れ曲がり部28の下端縁に係合自在な係
止部29を形成している。その他、太陽光発電装置を設
置した軒先部での雨水捕集装置自体に関する構成及び作
用は、前述した第1例の場合と同様であるから、重複す
る説明は省略する。
部での雨水捕集装置は、以上に述べた通り構成され作用
するので、コストを著しく上昇させたり、軒先部分の体
裁を悪くしたりする事なく、屋根面に降った雨水を樋内
に効率良く捕集できる。
A部拡大図。
す、図2のC矢視図。
す斜視図。
4と同方向から見た図。
状態とで示す断面図。
(A)と同様の断面図。
図。
図。
図。
のG部を、非降雨時の状態で示す断面図。
ト 13 タッピングねじ 14、14a、14b、14c、14d 取付板部 15、15a 導水板部 16 固定板部 17 立ち上がり板部 18 下枠 19 係止突条 20 通孔 21 水切り部 22 突条 23 パネル 24 凸部 25 排水孔 26 通気孔 27 空間 28 折れ曲がり部 29 係止部 30 導水板 31 傾斜板部 32 切り込み
Claims (1)
- 【請求項1】 傾斜した屋根面を、太陽電池モジュール
とこの太陽電池モジュールよりも薄い屋根材とで覆い、
このうちの太陽電池モジュールの端縁により屋根の軒先
端縁の一部を、屋根材の端縁によりこの軒先端縁の残部
を、それぞれ構成すると共に、上記屋根の軒先部分で上
記太陽電池モジュール及び屋根材の下端縁よりも下方に
設けた樋により、これら太陽電池モジュール及び上記屋
根材の上面を流下する雨水を捕集自在とした、太陽光発
電装置を設置した軒先部での雨水捕集装置に於いて、こ
の樋を上記屋根材の上面から流下する雨水を捕集するの
に適正な位置に設置すると共に、上記太陽電池モジュー
ルの端縁に、上面乃至は外側面が凸曲面状で、その上端
縁部の接線方向をこの太陽電池モジュールの上面方向と
ほぼ一致させ、その下端縁部を上記樋の内部に向けた導
水ブラケットを設けた事を特徴とする太陽光発電装置を
設置した軒先部での雨水捕集装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000362775A JP2002167927A (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | 太陽光発電装置を設置した軒先部での雨水捕集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000362775A JP2002167927A (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | 太陽光発電装置を設置した軒先部での雨水捕集装置 |
Publications (2)
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---|---|
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002167927A (ja) |
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