JPH08135097A - 屋根パネル、及び屋根パネルを用いた屋根構造 - Google Patents

屋根パネル、及び屋根パネルを用いた屋根構造

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JPH08135097A
JPH08135097A JP6304194A JP30419494A JPH08135097A JP H08135097 A JPH08135097 A JP H08135097A JP 6304194 A JP6304194 A JP 6304194A JP 30419494 A JP30419494 A JP 30419494A JP H08135097 A JPH08135097 A JP H08135097A
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roof
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]

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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽電池モジュール等の太陽エネルギー収集
機を有する採光体を一体的に備え、雨仕舞が確実であ
り、しかも施工性が優れている屋根パネル及び屋根構造
を提供する。 【構成】 採光体2の左右側縁に支持部材3を、採光体
2の軒棟端縁に棟側接続部材4、軒側接続部材5を備え
た屋根パネル1において、支持部材3は採光体2の側端
を支持する支持部31と、横方向に隣り合う屋根パネル
1,1間に取り付けられるキャップ部材7を受け止める
受部32と、支持部31から垂下する側面部33の下方
に位置する排水樋部6とを備え、棟側接続部材4には被
接続部42を、軒側接続部材5には接続部52を形成
し、この少なくとも一方に側端部が排水樋部6に臨む流
水樋部43,54を延設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池モジュール等
の太陽エネルギー収集機を有する採光装置を一体的に備
え、雨仕舞が確実であり、しかも施工性が優れている屋
根パネル、及び屋根構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より太陽光発電を行うための屋根シ
ステムについては、特開平1−275847号公報に記
載のものや特開昭63−83366号公報に記載のもの
等がある。これらの屋根システムは、下面側から野地
材、防水面材、空気層、採光体と配される構成となって
いる。上述の屋根システムでは、各構成要素を下地材の
上面に個々に取り付けていくものであるため、極めて施
工性が悪い。特に太陽光を効率良く収集する目的で急勾
配に施工される屋根では作業姿勢が不安定となり易いた
め、施工性が悪いと危険性が高くなる。そこで、本出願
人は、採光装置と排水板とを一体に形成した屋根パネル
を提案(特願平6−43398号,以下、先願という)
し、施工数が少なく、簡単に取付を行うことができるよ
うにして上記の問題点を解決した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
願にあっては、流れ方向(棟軒方向)の接続部分に何等
防水処理を施していないため、侵入水に対しては排水板
に頼らなければならず、そのため排水板が採光装置の裏
面全域に形成されている。そのため、防水に対する安全
性は高いが、極めて高い製作コストがかかるものであっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたものであり、採光体の左右側縁に支持部材を、採
光体の軒棟端縁に棟側接続部材、軒側接続部材を備えた
屋根パネルにおいて、前記支持部材は、採光体の側端を
支持する支持部と、横方向に隣り合う屋根パネル間に取
り付けられるキャップ部材を受け止める受部と、上記支
持部から垂下する側面部の下方に位置する排水樋部とを
備え、上記棟側接続部材には、採光体の棟端を挿入する
棟端挿入部を形成すると共に、該棟端挿入部から延在す
る被接続部を形成し、上記軒側接続部材には、採光体の
軒端を挿入する軒端挿入部を形成すると共に、該軒端挿
入部から延在する接続部を形成し、棟側接続部材或いは
軒側接続部材の少なくとも一方に側端部が排水樋部に臨
む流水樋部を延設したことを特徴とする屋根パネルに関
するものである。
【0005】また、本発明は、上記構成の屋根パネルを
用いて、左右に隣接する屋根パネルの側面部間を出力ケ
ーブルの配線路とし、接続部分上をキャップ部材にて覆
ったことを特徴とする屋根構造をも提案するものであ
る。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図面の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0007】本発明の屋根パネル1は、概略すると太陽
電池モジュール等の太陽エネルギー収集機である採光体
2の左右側縁に支持部材3,3を備え、採光体2の軒棟
端縁に棟側接続部材4、軒側接続部材5を備える構成で
ある。まず、図1〜4に示す第1実施例の支持部材3、
棟側接続部材4、軒側接続部材5を説明する。
【0008】支持部材3は、前記採光体2の側縁を支持
する支持部31を備える。この支持部31は、第1実施
例では図1,2に示すように採光体2の側縁に装着され
た弾性部材21を受け止める横向きの凹部である。ま
た、支持部材3は、横方向に隣り合う屋根パネル1,1
間に取り付けられる後述するキャップ部材7を受け止め
る受部32を備える。この受部32は、第1実施例では
図2に示すように支持部31の上方横片である。上記支
持部31及び受部32は、略垂直状の第1側面部33の
先端に形成されているのであるが、この第1側面部33
の基端には水平片34を介して第2側面部35が延設さ
れ、該第2側面部35の下方には面一状に脚部36が延
設されている。上記第2側面部35の上端には外方へ向
う傾斜片351が設けられると共に中程には内側へ隆起
する被係止片352が設けられている。さらに、支持部
材3は、第1側面部33及び第2側面部35の下方に位
置する排水樋部6を備える。上記排水樋部6は、前記採
光体2より長尺で、底面61の左右の側縁を不均等に立
ち上げて内側の内側壁面62に対して外側の外側壁面6
3が高く形成される構成である。内側壁面62にはその
上端を内側へ折り返した第1水返し片621が設けら
れ、外側壁面63にはその上端を外側へ傾斜させ且つそ
の先端を内側へ折り返した第2水返し片631が設けら
れる。そして、前記第2側面部35の外側に外側壁面6
3が沿い、前記傾斜片351に第2水返し片631が係
合するように排水樋部6を配し、ビス止め(ビス64)
して接合することにより一体化させている。尚、前述の
ようにこの排水樋部6は採光体2より長尺であるが、採
光体2の端部より棟側に突出状に延在する棟端を重合部
65とする。加えて、上記ビス止めに際して排水樋部6
の外側壁面63の外側に、下地上への固定部81を有す
る断面略L字形状の固定部材8を沿わせ、固定部81と
排水樋部6の底面61とが面一状になるように一体状に
固定している。尚、図示実施例では脚部36の一部及び
排水樋部6の外側壁面63の一部に太陽電池の出力ケー
ブル(図示せず)が取り出せる穴37,632が開設さ
れ、該穴37,632には、太陽電池の出力ケーブル
(図示せず)の取り出しを容易にするガイド部材38を
一体に取付けた。このガイド部材38は、縦面部381
と、内側面が欠除された略桝状のポケット部382とが
一体になった構成であり、縦面部381から排水樋部6
の外側壁面63及び第2側面部35へ固定具(図示せ
ず)を打ち込んで固定する。このように第1実施例で
は、支持部31、受部32、排水樋部6及び固定部81
が一体に成形されて支持部材3を構成している。
【0009】棟側接続部材4には、前記採光体2の棟端
縁を挿入する棟端挿入部41を形成する。この棟端挿入
部41は、第1実施例では図3,4に示すように採光体
2の棟端縁に装着された弾性部材21を受け止める軒向
きの凹部である。また、上記棟端挿入部41から棟側に
延出する被接続部42を形成する。この被接続部42
は、図示実施例では上記棟端挿入部41の上端より僅か
に下方の裏面から採光体2と略水平に棟方向へ向う厚肉
な延在片である。さらに、上記被接続部42の下方には
棟方向へ延在する流水樋部43を形成する。この流水樋
部43は、その側端部が前記支持部材3の排水樋部6の
上方に臨んでいる。図示実施例ではその一側端部に切欠
部431が設けられている。このように図示実施例で
は、棟端挿入部41、被接続部42及び流水樋部43が
一体に成形されて棟側接続部材4を構成している。
【0010】軒側接続部材5には、前記採光体2の軒端
縁を挿入する軒端挿入部51を形成する。この軒端挿入
部51は、第1実施例では図4に示すように採光体2の
軒端縁に装着された弾性部材21を受け止める棟向きの
凹部である。また、上記軒端挿入部51から軒側に延出
する接続部52を形成する。この接続部52は、図示実
施例では上記軒端挿入部51の上端の裏面から採光体2
と略水平に棟方向へ向う延在片である。さらに、上記接
続部52の下方には下方へ延在する案内部53を形成す
る。このように図示実施例では、軒端挿入部51及び接
続部52が一体に成形されて軒側接続部材5を構成して
いる。
【0011】このような構成を有する採光体2、支持部
材3、棟側接続部材4、軒側接続部材5を一体化させて
なる本発明の屋根パネル1は、樋部が屋根パネル1の裏
面全域になく棟軒方向の接続部分及び左右方向の接続部
分の裏面にのみ設けられているので、コストを低減する
ことができる。
【0012】また、支持部材3の第1側面部33と第2
側面部35との間に上方が開放する防水空間39が形成
され、この防水空間39に後述するキャップ部材7の垂
下片72を挿入して取付けることができる。そして、雨
水が支持部材3とキャップ部材7との隙間から防水空間
39に侵入した場合にも、この防水空間39は排水樋部
6の内部に位置しているために雨水が室内側に侵入する
ことを防止できる。一方、被接続部42と接続部52と
の隙間から雨水が侵入しても流水樋部43がこの雨水を
受け止め、接続部52の裏面をつたう雨水も案内部53
により確実に流水樋部43へ導かれる。そして、雨水は
流水樋部43の側端部(切欠部431)から排水樋部6
へ流入される。
【0013】そして、この屋根パネル1を使用して屋根
を施工するには、固定部81に固定具(図示せず)を打
ち込んで下地上に固定すればよい。横方向の接続は、適
宜間隔で配設した屋根パネル1,1間にキャップ部材7
を取り付けて行なう。上記キャップ部材7は、第1実施
例では断面が略平面状の被着部71と、その左右側縁を
下方へ折曲した下端を内方へ折曲すると共にさらにその
先端を下方へ折曲してなる垂下片72とからなる構成で
あり、通し材でもピース材でも良い。また、上記垂下片
72の上端には外方へ延在する載置片73が設けられる
と共に上記垂下片72の下端には内側へ隆起する係止片
721が設けられる。このキャップ部材7を隣り合う屋
根パネル1,1間に臨ませて上方から押圧すると、載置
片73が支持部材3の受部32に受け止められ、係止片
721が被係止片352に弾性的に係合する状態で取り
付けられる。棟軒方向の接続は、棟側に配する屋根パネ
ル1の排水樋部6の軒端を、既に固定した屋根パネル1
の排水樋部6の重合部65上に重合させると共に、棟側
に配する屋根パネル1の軒側接続部材5の接続部52を
既に固定した屋根パネル1の棟側接続部材4の被接続部
42に重合させて配設すればよい。
【0014】上記のように施工される屋根構造では、棟
軒方向の接続部分から雨水が侵入した場合にも流水樋部
43で受け、排水樋部6に導くので、雨仕舞が確実なも
のになる。また、屋根パネル1は採光体2及び排水樋部
6が一体状で、しかも下地上への固定部81をも有して
いるので、施工に臨んで現場に持ち込む部材数が極めて
少ないものとなる。さらに、棟軒方向に隣り合う屋根パ
ネル1,1ではそれぞれの採光体2の下方の空気層が連
通するので、採光体2の太陽電池の出力ケーブル(図示
せず)をこの空気層で適宜に連結させることができる。
また、横方向に隣り合う屋根パネル1,1ではガイド部
材38から太陽電池の出力ケーブル(図示せず)を側方
へ取り出し、出力ケーブルどうし或いは棟軒方向に配す
る連結ケーブル(図示せず)に連結させることができ
る。したがって、屋根パネル1,1の側面、即ち排水樋
部6の第2側面部63の外面とキャップ部材7の下面と
で形成される側面部間9を太陽電池の出力ケーブル(図
示せず)を収める配線空間とすることができ、施工後に
配線不良等が生じた場合に、キャップ部材7を取り外し
て速やかに且つ容易に不良原因に対処することができ
る。
【0015】尚、前記屋根パネル1を構成する各部材
は、特に前述のものに限定するものではなく、例えば図
5〜13に示すように構成しても良い。
【0016】図5に示す第2実施例では、支持部材3の
一構成部位として排水樋部6を一体成形したものであ
り、脚部36が排水樋部6の外側壁面(63)を兼ねる
構成である。上記以外の構成は前記第1実施例のものと
同様であるから図面に同一符号を付して説明を省略す
る。また、図6に示す支持部材3は、一構成部位として
排水樋部6、固定部81を一体に成形した構成である。
これらに示すように、支持部材3は多部材をビス止め等
の適当な一体化手段を用いて一体化させたものでも良い
し、一体成形して作製したものでもよい。
【0017】図7に示す支持部材3は、その一構成部位
として排水樋部6を一体成形した点では前記第2実施例
のものと同様であるが、固定部81が排水樋部6の底面
61よりも下方に位置するように断面略L字形状の固定
部材8を固定してなる構成である。上記支持部材3で
は、排水樋部6の底面と下地面との間に空間66が形成
される。そして、固定部材8を適宜間隔で配するピース
材とすると、この配設間隔が開口部となり、採光体2の
太陽電池の出力ケーブル(図示せず)を空間66及び上
記開口部から側方へ取り出して連結させることができ
る。また、図8に示す支持部材3及び図9に示す支持部
材3は、その一構成部位として排水樋部6、固定部81
を一体成形した点では前記図6のものと同様であり、排
水樋部6の底面と下地面との間に空間66が形成される
点では前記図7のものと同様であるが、図8では端縁、
図9では中程をそれぞれ切り欠いて太陽電池の出力ケー
ブル(図示せず)を側方へ取り出すための開口部82を
設けた構成である。尚、図8のように排水樋部6の軒端
に切欠部を設けることで、開口部82と後述する継手部
材の端部を配する箇所とを兼用することができる。この
ように、排水樋部6の底面と下地面との間に空間66を
形成し、太陽電池の出力ケーブル(図示せず)を上記の
開口部(82)から側方へ取り出すようにすると、前記
実施例1のように排水樋部6に穴632を設けて深さを
低減してしまうことがないし、出力ケーブルが排水樋部
6内を流下する雨水に浸されて老化することもない。
尚、前記実施例1では排水樋部6が重合可能であるた
め、棟軒方向の排水樋部6,6の接続は、軒側に配した
排水樋部6の重合部65上に棟側に配する排水樋部6の
軒端を重合すれば良かったのであるが、前記実施例1以
外の実施例の場合は、図示しない継手部材を介して接続
するようにしても良い。この継手部材は、例えば排水樋
部6と断面が略同一のピース材を用い、水上側の屋根パ
ネル1の排水樋部6の外側に沿わせると共に、水下側の
排水樋部6の内側に沿うような形状であれば良い。
【0018】図10に示す棟側接続部材4は、被接続部
42が前記第1実施例のものと殆ど同様であるが、軒側
接続部材5は、接続部52が軒向きの凹部状であり、被
接続部42に接続部52を嵌合するように接続する構成
である。また、図11に示す棟側接続部材4は、被接続
部42が棟側下方へ傾斜する傾斜片と上方へ延在する縦
片と軒側へ延在する横片とからなる略横7字状であり、
軒側接続部材5は、接続部52が水平片と棟側下方へ折
り返し状に延在する傾斜片とからなる略く字状であり、
被接続部42に接続部52を係合するように接続する構
成である。このように、屋根パネル1の棟軒方向の接続
は、重合、引き掛け、弾性係合等の如何なる接続手段を
用いてもよく、即ち被接続部42と接続部52と形状、
構成は特に限定するものではなく、適宜に選択すること
ができる。
【0019】図12に示す棟側接続部材4は、流水樋部
(43)が設けられずに案内部44が設けられ、軒側接
続部材5は、案内部(53)が設けられずに流水樋部5
4が設けられる構成である。このように、流水樋部は棟
側接続部材4と軒側接続部材5との何れに設けるように
してもよい。
【0020】図13に示す棟側接続部材4は、被接続部
42が棟側下方へ傾斜する傾斜片と断面L字状片とから
なる軒側上方へ向く凹部状であり、流水樋部43から下
方へ延在された縦片45の先端に下地面への固定部46
が設けられる構成であり、軒側接続部材5は前記図11
のものと同様である。このように、固定部は前記実施例
のように支持部材3に設けても良いし、棟側接続部材4
或いは軒側接続部材5に設けるようにしてもよい。
【0021】以上本発明を図面の実施例に基づいて説明
したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどの
ようにでも実施することができる。例えば前記実施例1
では屋根パネルは縦長であったが、横長でもよい。さら
に、前記実施例1ではキャップ部材(被着部)の形状が
略平坦状であったが、円筒(凸状の三次元曲面)状、略
三角形状、略角状等であってもよい。さらに、このキャ
ップ部材の取付けも係合に限定することなく、例えばビ
ス止め等で行うようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上要するに本発明の屋根パネルは、排
水樋部が、採光体の裏面全域にないためコストが低減で
きる。また、流れ方向の接続部分の裏面に流水樋部を形
成することで、接続部分から浸入した雨水が、流水樋部
を介して排水樋部に流下し、室内側に浸水することがな
い。
【0023】特に排水樋部の上方に受部を位置させるよ
うにすると、流れ方向の接続を突き合わせで行わなって
も受部内に浸入した雨水を排水樋部内に排出することに
よりができる。
【0024】また、支持部材、軒側接続部材、棟側接続
部材の少なくとも1つに下地への固定部を一体的に設け
るようにすると、施工作業性が向上する。
【0025】さらに、排水樋部の底面と下地面との間に
空間を形成すると、太陽電池の出力ケーブルの取り出し
を容易に行うことができ、施工作業性が向上する。
【0026】また、左右に隣接する屋根パネルの側面部
間を出力ケーブルの配線路とし、接続部上をキャップ部
材にて覆うと、キャップ部材を取り外して速やかに且つ
容易に施工後の配線不良等に対処することができる。さ
らに、採光体と下地面との間に空間が形成されるので、
空気流通による排熱を行うことができ、太陽電池の温度
上昇を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の屋根構造に使用する屋根パネルの
平面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】第1実施例に用いた棟側接続部材を示す斜視図
である。
【図4】第1実施例の屋根構造の棟軒方向の接続部分を
示す断面図である。
【図5】第2実施例の屋根パネルの断面図である。
【図6】支持部材の別の実施例を示す正面図である。
【図7】支持部材の別の実施例を示す正面図である。
【図8】支持部材の別の実施例を示す斜視図である。
【図9】支持部材の別の実施例を示す斜視図である。
【図10】棟側接続部材及び軒側接続部材の別の実施例
を示す断面図である。
【図11】棟側接続部材及び軒側接続部材の別の実施例
を示す断面図である。
【図12】棟側接続部材及び軒側接続部材の別の実施例
を示す断面図である。
【図13】棟側接続部材及び軒側接続部材の別の実施例
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 屋根パネル 2 採光体 3 支持部材 31 支持部 32 受部 33 第1側面部 35 第2側面部 39 防水空間 4 棟側接続部材 41 棟端挿入部 42 被接続部 43,54 流水部材 5 軒側接続部材 51 軒端挿入部 52 接続部 6 排水樋部 66 空間 7 キャップ部材 72 垂下片 81,46 固定部 9 側面部間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 採光体の左右側縁に支持部材を、採光体
    の軒棟端縁に棟側接続部材、軒側接続部材を備えた屋根
    パネルにおいて、 前記支持部材は、採光体の側端を支持する支持部と、横
    方向に隣り合う屋根パネル間に取り付けられるキャップ
    部材を受け止める受部と、上記支持部から垂下する側面
    部の下方に位置する排水樋部とを備え、 上記棟側接続部材には、採光体の棟端を挿入する棟端挿
    入部を形成すると共に、該棟端挿入部から延在する被接
    続部を形成し、上記軒側接続部材には、採光体の軒端を
    挿入する軒端挿入部を形成すると共に、該軒端挿入部か
    ら延在する接続部を形成し、棟側接続部材或いは軒側接
    続部材の少なくとも一方に側端部が排水樋部に臨む流水
    樋部を延設したことを特徴とする屋根パネル。
  2. 【請求項2】 受部は、排水樋部の上方に位置すること
    を特徴とする請求項1記載の屋根パネル。
  3. 【請求項3】 支持部材、軒側接続部材、棟側接続部材
    の少なくとも1つに下地への固定部を一体的に設けたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の屋根パネル。
  4. 【請求項4】 排水樋部の底面と下地面との間に空間を
    形成したことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載
    の屋根パネル。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の屋根パネルを用いて、左
    右に隣接する屋根パネルの側面部間を出力ケーブルの配
    線路とし、接続部分上をキャップ部材にて覆ったことを
    特徴とする屋根構造。
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