JP4174107B2 - 太陽エネルギー利用パネルおよび太陽エネルギー利用屋根 - Google Patents

太陽エネルギー利用パネルおよび太陽エネルギー利用屋根 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋根の傾斜面に沿って設けられる太陽エネルギー利用パネルおよび太陽エネルギー利用屋根に関するものである。
【0002】
【背景技術】
従来より、太陽光を電気に変換して太陽エネルギーとして利用する太陽電池パネルや、太陽熱(放射熱)を収集して温水として利用する太陽熱コレクタ等の太陽エネルギー利用パネルがある。このようなパネルを住宅等の屋根の傾斜面に沿って上下左右に複数枚設置することにより、太陽エネルギー利用屋根が構成されている。
【0003】
このうち、太陽電池パネルは、屋根に設置するに当たり、水による漏電等の事故を未然に防止するため、太陽電池である所定枚数のソーラーセルを平板状の完全防水ケースの内部に収め、この防水ケースの周りに四角枠状のフレームを設け、このフレームを屋根に付けている。このような取付構造は、太陽熱コレクタにも応用できる。
【0004】
このような太陽エネルギー利用パネルを屋根の傾斜上に上下に配列するにあたり、屋根面の水はけを良くし、その防水性能を確保する必要がある。このために、フレームの上枠部に樋部、下枠部に水切り部を設け、下方に配置される太陽エネルギー利用パネルの樋部の上に、上方に配置される別の太陽エネルギー利用パネルの水切り部を配置し、これらの太陽エネルギー利用パネルの隙間に雨水等が浸入しても、雨水等の水を水切り部で樋部へ導いて排水を促している。これにより、防水性能が確保されるようになっている(特開平10−169127号公報等参照)。
ここで、水切り部が下方に長く延びていると、太陽エネルギー利用パネルの取付作業時に水切り部が変形し易くなり、変形すると修正に時間がかかり、取付作業を長引かせるので、水切り部の下方への延出寸法は最小限に設定されている。
【0005】
また、勾配を有する屋根面に上下方向に配列された太陽エネルギー利用パネルのうち、最下位置となる太陽エネルギー利用パネルの下枠部には、当該下枠部から軒先まで延びて、太陽エネルギー利用パネルが取り付けられない余白部分を覆う面戸板が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような太陽エネルギー利用パネルでは、水切り部の長さ寸法が最小限とされていることから、水切り部には、面戸板を取り付ける余地がないので、水切り部を切り取って、その内側にある下枠部に面戸板を取り付けなければならず、水切り部を切り取る作業が面倒となり、太陽エネルギー利用パネルの設置作業に時間がかかるという問題がある。
一方、面戸板を取り付けるために水切り部が省略された専用の下枠部を用意しておくことも考えられるが、下枠部の種類が増えてしまい、フレームの製造効率が損なわれるという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、フレームの製造効率を損なうことなく、設置作業が容易となる太陽エネルギー利用パネルおよび太陽エネルギー利用屋根を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1発明は、図面を参照して説明すると、防水ケース22の周りを囲む四角枠状のフレーム23を備えた太陽エネルギー利用パネル(例えば、太陽電池パネル21)であって、フレーム23の上枠部25には、上方が開口された溝形の樋部53が設けられ、フレーム23の下枠部26は、本体61と、前記本体61の側面上部から外側に向かって水平に突出したつば部62とを有し、このつば部62の下面に水切り部63が突設され、この水切り部63の中間部分と本体61の側面とを連結する中間連結部64が設けられ、前記水切り部63の先端部が前記樋部53の開口に臨む位置に形成され、前記中間連結部64は、その一端部が前記水切り部63の中間部に連結され、その他端部が前記樋部53より離れた位置で前記本体61の側面に連結されていることを特徴とする。
このような本発明では、水切り部の基端部分をつば部に連結し、中間部分を中間連結部に連結したので、従来のように、つば部を単に突設していた場合に比べて、同じ厚さでも水切り部の剛性が大きくなり、これにより、水切り部の長さ寸法を大きくしても変形することがなく、水切り部の長さ寸法は、面戸を塞ぐ面戸板が取付可能となる寸法まで拡張することが可能となる。
このため、面戸板を取り付けるにあたり、下枠部の水切り部を切り取る作業が不要となる上、水切り部が省略された専用の下枠部を用意する必要がなく、下枠部の形状が統一されるようになり、フレームの製造効率を損なうことなく、設置作業が容易に行えるようになる。
【0009】
以上において、下枠部26には、水切り部63、つば部62および中間連結部64が一体形成されていることが好ましい。
このような下枠部は、押出成形等で簡単に製造することが可能となり、長さ寸法が充分確保され、かつ、変形しにくい水切り部が確実に得られるようになる。
【0010】
さらに、太陽エネルギー利用パネルは、太陽光で発電を行うソーラーセルが内部に設けられた太陽電池パネル21であることが望ましい。
このように、屋根に設置される枚数が多い太陽電池パネルに本発明を適用すれば、フレームを大量に製造するにあたり、フレームの製造効率が損なわれないので、その生産性が良好となる。
【0011】
本発明の第2発明は、図面を参照して説明すると、前述の太陽エネルギー利用パネルが、屋根13の傾斜面に沿って上下に複数配列されていることを特徴とする。
このような本発明では、屋根に太陽エネルギー利用パネルを配列する際、太陽エネルギー利用パネルのフレームを形成する下枠部の形状が同一なので、太陽エネルギー利用パネルの配置位置を考慮する必要がなく、面戸部材の取り付けも簡単になり、設置作業を容易に行うことが可能となる。
【0012】
また、複数配列された太陽エネルギー利用パネル21は、下方に配置された太陽エネルギー利用パネルの樋部53の開口と、上方に配置された別の太陽エネルギー利用パネルの水切り部63の先端とが対向していることが好ましい。
このように、樋部の開口と水切り部の先端とが対向するように配置されていれば、上方に配置された太陽エネルギー利用パネルの下枠部のつば部と、下方に配置された太陽エネルギー利用パネルの上枠部との隙間から雨水が浸入しても、その雨水は水切り部によって樋部に導入され、屋根の防水が充分に確保される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る建物10が示されている。このユニット式建物10は、基礎11上に設置された複数の建物ユニット12Aで形成される建物本体12と、建物本体12の上部に形成された太陽電池屋根13とを備えている。
【0014】
建物ユニット12Aの各々は、工場で、床面材、壁材、その他の必要な設備部材を骨組みに取り付けた後、トラック等により建築現場に搬送され、建築現場において、互いに接合されてユニット式建物10を形成するものである。
建物ユニット12Aは、図2に示すように、四隅に立設される柱91と、これらの柱91の上端および下端間を相互に連結する天井小梁92および床梁93とを直方体状に組んだ骨組み90を有したものである。
ユニット式建物10は、このような建物ユニット12Aで形成することにより、建築現場における現場作業が著しく軽減可能とされ、建築工期の大幅な短縮が図れるようになっている。
【0015】
太陽電池屋根13は、棟の両側に傾斜面が形成された切り妻状の屋根であり、複数の屋根パネル14と、屋根材となる複数の太陽エネルギー利用パネルである太陽電池パネル21と、棟に沿って取り付けられる棟カバー15と、切り妻屋根の妻側端縁に取り付けられるけらば部材16と、軒先13A端縁に沿って取り付けられる軒先部材17とを備えている。
【0016】
太陽電池パネル21は、複数の屋根パネル14によって形成される屋根面14Aに、その傾斜面に沿って上下左右に配列されている。
各太陽電池パネル21は、図3に示すように、太陽光で発電を行う所定枚数のソーラーセルを収めた平板状の完全防水ケース22と、このケース22の周りを囲む四角枠状のフレーム23とを備えている。
フレーム23は、屋根13の傾斜方向に沿って左右に配置される2本の縦枠部24と、これら縦枠部24の上下端を接続し、かつ、屋根13の桁方向に沿って配置されている上枠部25および下枠部26とを備えて形成されている。
これらの縦枠部24、上枠部25および下枠部26によって、太陽電池パネル21全体の防水および補強がなされ、内部のソーラーセルが、雨水による漏電や短絡等の事故および太陽電池パネル21の表面に加わる荷重等から保護されるようになっている。
【0017】
このような太陽電池パネル21は、図4に示すように、左右の縦枠部24が屋根13の傾斜方向に沿って野地板14B上に取り付けられた一対のレール状の支持用レール部材31に固定されている。
支持用レール部材31は、太陽電池パネル21の縦枠部24を受けるパネル受部32と、このパネル受部32を支持し、屋根面14Aの野地板14B上にビス80で固定されるパネル支持部33とから形成されている。
また、各太陽電池パネル21間には、隙間を覆うカバー材41が設けられている。
パネル受部32には、例えばビス80等で太陽電池パネル21の縦枠部24が固定されているとともに、パネル受部32の長手方向に沿った両端には、太陽電池パネル21とカバー材41との間から万が一浸入してきた雨水等が野地板14B上に落ちることを防ぐ止水部32Aが形成されている。
また、パネル支持部33は、その内部が中空の樋状に形成されている。
【0018】
仮にカバー材41と縦枠部24との間から浸入する雨水等の水は、パネル受部32の上面を伝って軒先13Aから排出されるようになっている。
縦枠部24をパネル受部32に固定するビス80の孔を伝ってパネル支持部33の内部に浸入した雨水等の水は、パネル支持部33を通して軒先13Aから排出できるようになっている。
ここで、野地板14Bは、合板等の面材であり、表面にアスファルトルーフィング等のシート材14Cが貼り付けられている。
【0019】
また、上下に配列された太陽電池パネル21A、21B間の接合構造は、図5に示すように、下方に配置された太陽電池パネル21Bの上枠部25は、断面口形の本体51と、この本体51の下部から外側(斜め上側)へ向けて設けられた断面L字形の当接片52とを備えてアルミの押出成形により一体形成された長尺部材で構成されている。
本体51の端部と当接片52とによって、上方が開口された溝形の樋部53が形成されている。
【0020】
上方に配置された太陽電池パネル21Aの下枠部26は、断面略口形の本体61と、この本体61の側面上部から外側(斜め下側)に向かって水平に突出した平板状のつば部62と、このつば部62の下面に突設された水切り部63と、この水切り部63の中間部分と本体61の側面とを連結する中間連結部64とを備えてアルミの押出成形により一体形成された長尺部材である。
ここで、水切り部63の長さ寸法は、後述する面戸を塞ぐ面戸部材70が取付可能な大きさとなっている。
また、つば部62の先端下面には、下方に突出する突起部62Aが一体に形成されている。この際、上方に配置された太陽電池パネル21Aの下枠部26の水切り部63の先端は、下方に配置された太陽電池パネル21Bの上枠部25の樋部53の開口と対向する位置に設けられている。
【0021】
さらに、上枠部25の当接片52の側面と、下枠部26の本体61の側面とは、シール部材42を介して互いに密着されている。
上方に配置された太陽電池パネル21Aのつば部62は、下方に配置された太陽電池パネル21Bの切欠部54に載置されている。
ここで、樋部53に雨水等が溜まっても、中間連結部64によって下枠部26の内部に雨水等が浸入しないようになっている。
なお、他の上下に配列された太陽電池パネル間、例えば、太陽電池パネル21A、21C間の接合構造も同様な構造となっている。
【0022】
屋根面14Aに上下に配列された太陽電池パネル21のうち、最下位置となる軒先13Aに面する太陽電池パネル21の下枠部26には、図6、7に示すように当該下枠部26から軒先13Aまで延びるとともに、太陽電池パネル21が取り付けられない余白部分である面戸を覆う面戸部材70が設けられている。
面戸部材70は、下枠部26に取り付けられる取付部71と、面戸を覆う被覆部72とを備えて、軒先13Aに沿って長尺状に形成されており、取付部71は、下枠部26の水切り部63の側面にビス80等で取り付けられている。
この面戸部材70を取り付ける下枠部26は、前述した上下に配列された太陽電池パネル21のうちの上方に配置された太陽電池パネル21Aの下枠部26と同一形状の下枠部26が利用されている。
【0023】
太陽電池屋根13は、次のように形成される。
まず、工場において、支持用レール部材31や太陽電池パネル21、面戸部材70等を製造し、建築現場に搬送する。
現場では、屋根面14Aに支持用レール部材31を屋根13の傾斜方向に沿って上下に複数配置し、これらの支持用レール部材31の上に太陽電池パネル21の両端縁(縦枠部24)を支持させて配置する。このようにして、太陽電池パネル21を屋根面14Aに上下左右に配列し、太陽電池屋根13を形成する。
全ての太陽電池パネル21が配置されたら、軒先13Aに面する太陽電池パネル21の下枠部26の水切り部63に面戸部材70を設ける。
【0024】
ここで、太陽電池パネル21は、下方から配置し、その後上方を配置する。下方に配置された太陽電池パネル21Bに対して上方に配置された太陽電池パネル21Aを押しつけることにより、上方に配置された太陽電池パネル21Aのつば部62が下方に配置された太陽電池パネル21Bの切欠部54に当接して両太陽電池パネル21同士の位置決めが行われる。
この際、太陽電池パネル21のフレーム23の形状は同一形状となっているので、配置位置を考慮する必要がなく、下方から順番に配置していけばよい。なお、面戸部材70は、予め太陽電池パネル21に取り付けておいてもよい。
【0025】
このような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、水切り部63の基端部分をつば部62に連結し、中間部分を中間連結部64に連結したので、従来のように、つば部を単に突設していた場合に比べて、同じ厚さでも水切り部63の剛性が大きくなり、これにより、水切り部63の長さ寸法を大きくしても変形することがなく、水切り部63の長さ寸法は、面戸を塞ぐ面戸部材70が取付可能となる寸法まで拡張することができる。
このため、面戸部材70を取り付けるにあたり、下枠部26の水切り部63を切り取る作業が不要となる上、水切り部63が省略された専用の下枠部26を用意する必要がなく、下枠部26の形状が統一されるようになり、フレーム23の製造効率を損なうことなく、設置作業が容易に行うことができる。
【0026】
また、下枠部26は、本体61と、つば部62と、水切り部63と、中間連結部64とを備えてアルミの押出成形により一体形成されているので、別体の部品を組み合わせて形成するよりも、簡単に製造することができるとともに、長さ寸法を充分確保でき、かつ、変形しにくい水切り部63を確実に得ることができる。
【0027】
さらに、下方に配置された太陽電池パネル21Bの樋部53の開口と、上方に配置された太陽電池パネル21Aの水切り部63の先端とが対向しているため、上方に配置された太陽電池パネル21Aの下枠部26のつば部62と、下方に配置された太陽電池パネル21Bの上枠部25との隙間から雨水が浸入しても、その雨水は水切り部63によって樋部53に導入され、屋根13の防水を充分に確保できる。
【0028】
また、太陽電池屋根13を屋根パネル14によって形成することによって、建物本体12と同様に、建築現場における屋根面形成のための現場作業を著しく軽減することができるので、ユニット式建物10の屋根に太陽電池屋根13を適用しても、建築現場における現場作業が著しく軽減可能とされ、建築工期の大幅な短縮を図ることができる。
【0029】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、上方に配置された太陽電池パネル21Aの水切り部63の先端の位置としては、下方に配置された太陽電池パネル21Bの樋部53の開口と対向する位置に限らず、水切り部63によって雨水が樋部53に落とされる位置に水切り部63があればよい。
【0030】
また、前記実施形態では、太陽電池パネルについて説明したが、太陽エネルギー利用パネルとしてはこれに限らず、例えば、内部に流水する水を太陽熱で熱して温水とする太陽熱コレクタ等でもよい。
【0031】
さらに、前記実施形態では、下枠部26は、本体61と、つば部62と、水切り部63と、中間連結部64とが一体に形成されていたが、これに限らず、例えば、別々に形成した本体、つば部、水切り部および中間連結部を組み合わせて下枠部26を形成してもよい。
【0032】
また、建物としては、箱状に形成された建物ユニットを複数組み合わせたユニット式建物に限らず、板状に形成された壁パネルおよび床パネルを複数組み合わせたパネル方式のプレハブ建物や、柱および梁等の軸組材を建築現場で接合する在来工法による建物でもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明の太陽エネルギー利用パネルおよび太陽エネルギー利用屋根によれば、フレームの製造効率を損なうことなく、設置作業を容易に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるユニット式建物を示す斜視図である。
【図2】前記実施形態における建物ユニットの骨組みを示す斜視図である。
【図3】前記実施形態における太陽電池パネルを示す斜視図である。
【図4】図1におけるIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】図1におけるV−V線に沿った断面図である。
【図6】図1におけるVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】前記実施形態における軒先部分の拡大図である。
【符号の説明】
13 太陽エネルギー利用屋根である太陽電池屋根
21 太陽エネルギー利用パネルとしての太陽電池パネル
22 防水ケース
23 フレーム
25 上枠部
26 下枠部
53 樋部
62 つば部
63 水切り部
64 中間連結部

Claims (4)

  1. 防水ケースの周りを囲む四角枠状のフレームを備えた太陽エネルギー利用パネルであって、前記フレームの上枠部には、上方が開口された溝形の樋部が設けられ、前記フレームの下枠部は、本体と、前記本体の側面上部から外側に向かって水平に突出したつば部とを有し、このつば部の下面に水切り部が突設され、この水切り部の中間部分と前記本体の側面とを連結する中間連結部が設けられ、前記水切り部の先端部が前記樋部の開口に臨む位置に形成され、前記中間連結部は、その一端部が前記水切り部の中間部に連結され、その他端部が前記樋部より離れた位置で前記本体の側面に連結されていることを特徴とする太陽エネルギー利用パネル。
  2. 請求項1に記載の太陽エネルギー利用パネルにおいて、
    前記水切り部には面戸が取り付けられることを特徴とする太陽エネルギー利用パネル。
  3. 請求項1または請求項2に記載の太陽エネルギー利用パネルが、屋根の傾斜面に沿って上下に複数配列されていることを特徴とする太陽エネルギー利用屋根。
  4. 請求項3に記載の太陽エネルギー利用屋根において、前記複数配列された太陽エネルギー利用パネルは、下方に配置された太陽エネルギー利用パネルの樋部の開口と、上方に配置された別の太陽エネルギー利用パネルの水切り部の先端とが対向していることを特徴とする太陽エネルギー利用屋根。
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