JP2002371678A - 太陽電池付き瓦屋根 - Google Patents

太陽電池付き瓦屋根

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JP2002371678A
JP2002371678A JP2001181849A JP2001181849A JP2002371678A JP 2002371678 A JP2002371678 A JP 2002371678A JP 2001181849 A JP2001181849 A JP 2001181849A JP 2001181849 A JP2001181849 A JP 2001181849A JP 2002371678 A JP2002371678 A JP 2002371678A
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Toshihiro Masuda
利弘 増田
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Misawa Homes Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S20/00Solar heat collectors specially adapted for particular uses or environments
    • F24S20/60Solar heat collectors integrated in fixed constructions, e.g. in buildings
    • F24S20/67Solar heat collectors integrated in fixed constructions, e.g. in buildings in the form of roof constructions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
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    • Y02B10/20Solar thermal
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】瓦材と太陽電池パネルとを組み合わせても外観
が良好となる太陽電池付き瓦屋根を提供すること。 【解決手段】太陽電池パネル48のパネル本体481を
支持する支持レール部材をレール483に固定すること
で、パネル本体481の上面の高さと隣り合う瓦材43
の上面の高さとを略一致させ、太陽電池パネル48と瓦
材43との境界部分には補助カバー52及び外側カバー
47を設けた。これにより瓦材43と太陽電池パネル4
8の構造的な連続性がとれ外観が良好となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個の太陽電池
パネルを配列した太陽電池付き瓦屋根に関する。
【0002】
【背景技術】近年、住宅等の屋根等に、太陽エネルギー
の有効利用を図るため、太陽電池パネルが設けられてい
る。この太陽電池パネルは主に平面矩形形状をしてお
り、太陽電池パネルの屋根上への設置方法としては、屋
根面上に太陽電池パネルを配列成形したものを保持材に
よって支持するものや、屋根下地面に屋根材として太陽
電池パネルを隙間なく組み込んで配列するもの(特開平
11−62144号参照)がある。一方、一般住宅にお
いて、日本式の瓦屋根が依然好まれており、瓦屋根にお
いても太陽電池パネルを設置したいという要望がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、瓦屋根に太陽
電池パネルを組み込む場合、瓦は厚みがあるため、瓦屋
根部分は比較的高さが高くなるのに対し、太陽電池パネ
ルは厚みがないため、この部分の屋根面に対する高さは
低くなる。そのため、屋根面の構造的な連続性がとれ
ず、外観不良となってしまう。また、屋根面が不連続で
あるため、高さの低い太陽電池パネルに雨水が溜まって
しまい排水が困難となる。
【0004】本発明の目的は、瓦材と太陽電池パネルと
を組み合わせても外観が良好となる太陽電池付き瓦屋根
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は前記
目的を達成するため次の構成を採用するものである。請
求項1記載の発明は、添付した図面を参照して説明する
と、屋根40の一部に太陽電池パネル48を屋根面40
Aに沿って配置した太陽電池エネルギー発生装置42を
有し、かつ他の部分が瓦材43で覆われた太陽電池付き
瓦屋根40であって、屋根面40Aに対する瓦材43の
上面の高さと隣り合う太陽電池パネル48の上面の高さ
とが略一致することを特徴とする。
【0006】この構成の発明では、瓦材43の上面の高
さとこの瓦材43に隣り合う太陽電池パネル48の上面
の高さとが略一致するので、屋根面40Aの連続性がと
れる。そのため太陽電池パネル48又は瓦材43が目立
つことがなく、外観が良好となる。また、太陽電池パネ
ル48と瓦材43の高さが略等しいので、太陽電池パネ
ル48の上に雨水が溜まってしまうことがなく、屋根4
0上の排水も容易となる。なお、ここでいう略一致とは
厳密な意味での一致ではなく、多少のズレは許容され
る。太陽電池パネル48又は瓦材43が目立つことがな
く、外観が良好であり、かつ、太陽電池パネル48と瓦
材43との間に雨水が溜まらない程度の段差は許容され
る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の太
陽電池付き瓦屋根40において、屋根面40Aに沿って
屋根下地材44を備え、この屋根下地材44の上面と太
陽電池パネル48の下面との間には、通気用隙間45が
形成されていることを特徴とする。
【0008】この構成の発明では、通気用隙間45を流
通する空気によって太陽電池を冷却できるので、温度上
昇による太陽電池のエネルギー変換効率の低下を防止で
きる。しかも通気用隙間45により太陽電池パネル48
の高さを調節することができる。例えば、厚みのある波
状の瓦43を用いる場合、通気用隙間45の高さを高く
することで、太陽電池パネル48の上面の高さと瓦材4
3の上面の高さを略一致させることができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の太陽電池付き瓦屋根40において、太陽電池エネル
ギー発生装置42と瓦材43との境界部分の下部に防水
シールが設けられ、上部に外側カバー47が設けられて
いることを特徴とする。
【0010】この構成の発明では、境界部分に防水シー
ル及び外側カバー47が二重に設けられているため、防
水性が向上する。また、外側カバー47により、境界部
分の上方が覆われるため瓦材43と太陽電池パネル48
の一体感が生じ、外観が良好となる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の太
陽電池付き瓦屋根40において、防水シールは補助カバ
ー52を有し、補助カバー52は瓦材43の下面に設け
られることを特徴とする。
【0012】この構成の発明では、補助カバー52によ
り、防水性が確保できる。また、補助カバー52は瓦材
43の下面に設けられるため、樋としての役割を果た
し、瓦材43と太陽電池パネル48の境界部分から浸入
した雨水等を補助カバー52を通じて軒等へ排水するこ
とができる。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項3又は4記
載の太陽電池付き瓦屋根40において、外側カバー47
は、瓦材43を覆う部分に垂直部531Bを有し、その
垂直部531Bの下縁は瓦材43の表面形状に対応して
成形されていることを特徴とする。
【0014】この構成の発明では、外側カバー47は、
瓦材43の端縁に垂直部531Bで十分に係止されるこ
とになるため、大きな風が吹いても外側カバー47がと
ばされることがない。垂直部531Bの下縁は瓦材43
の表面形状に対応しているため、瓦材43と外側カバー
47の隙間に雨水が入ってしまう虞がない。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項3から5の
何れか記載の太陽電池付き瓦屋根40において、外側カ
バー47は単位長さのピース53を複数個連結して構成
されていることを特徴とする。
【0016】この構成の発明では、全てのピース53を
同じ長さで成形すればよいのでコストがかからない。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項6記載の太
陽電池付き瓦屋根40において、ピース53は瓦材43
のピッチに対応していることを特徴とする。
【0018】この構成の発明では、ピース53は瓦材4
3のピッチに対応しているため、各瓦材43に対してピ
ース53を配置することになり施工作業が容易となる。
また、ピース53と瓦材43との端部同士を揃えること
ができるので屋根40の外観も良好となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
から図5に基づいて説明する。図1には、本実施の形態
の太陽電池付き瓦屋根を有する建物1が示されている。
この建物1は工場で予め製造した複数の建物ユニット3
1を基礎20上に積層配列して構築した建物本体30を
有し、この建物本体30の上に切妻屋根40を構築した
構成である。なお図示しないが建物ユニット31は柱及
び梁を組み込んだ略直方体形状の骨組みに、床材、壁材
等の造作材を組み付けたものである。
【0020】切妻屋根40は切妻パネル41と、この切
妻パネル41の上面に設けられる傾斜した屋根下地材4
4と、この屋根下地材44の上面中央部に配置される太
陽電池エネルギー発生装置42と、この太陽電池エネル
ギー発生装置42のまわりを囲うように配置される複数
の瓦材43とを備える。太陽電池エネルギー発生装置4
2は太陽光を電力に変換して利用するものであり、平面
矩形形状の複数の太陽電池パネル48を有する。
【0021】図2に示すように、各太陽電池パネル48
はパネル本体481とパネル本体481の周囲に設けら
れた枠482とを有する。このパネル本体481は、図
示しないが光を電気エネルギーに変換するための太陽電
池を有する。この太陽電池はガラス等の透光性を有する
支持基板上に太陽電池からなる複数のソーラーセルを並
べて樹脂等で封入したものであり、支持基板を透過した
光を電気エネルギーに変換するようになっている。な
お、ソーラーセルは多結晶シリコン太陽電池や単結晶シ
リコン太陽電池であってもよく、或いは小型の絶縁基板
上に形成されたアモルファスシリコン太陽電池等であっ
ても良い。また、太陽電池はこの構造に限定されず、既
存のものを適宜採用すればよく、例えば、一対のガラス
基板の間にソーラーセルを封入したものを用いても良
い。
【0022】瓦材43(軒側)の上面には傾斜方向に隣
り合う瓦材43(棟側)の下面が重ね合わさるように配
置されている。また、瓦材43と太陽電池パネル48の
境界部分には外側カバー47及び補助カバー52が設け
られている。この外側カバー47は瓦材43と同様にそ
の上面(軒側)に傾斜方向に隣り合う外側カバー47
(棟側)の上面が重ね合わさるように設置されている。
【0023】図3及び図4に図2の断面を示す。太陽電
池パネル48の枠482は屋根下地材44の傾斜方向に
沿って配置された支持レール部材54に支持されてお
り、支持レール部材54の下部にはレール483が設け
られている。太陽電池パネル48の枠482はパネル本
体481よりも屋根下地材44側に突出した形状を有し
ている。また、その下部に設けられた支持レール部材5
4は断面略コ字状の樋部543と、その下に設けられた
パイプ部541と、このパイプ部541から下方に延び
る脚部542とを有して構成され、脚部542がレール
483に固定されている。レール483は内部が中空の
角柱状のパイプである。通常、支持レール部材54の脚
部542を屋根下地材44に固定するが、太陽電池パネ
ル48の支持レール部材54の脚部542はレール48
3に固定されており、レール483の高さ分、屋根下地
材44からの高さが高くなっている。そのため、パネル
本体481の下面と屋根下地材44の上面との間には通
気用隙間45が形成される。
【0024】瓦材43は角材状の瓦支持材51により支
持され、かつ、釘49によって固定されている。断面略
コ字形の補助カバー52は太陽電池パネル48と瓦材4
3との境界部分に外側カバー47に開口するように配置
されている。補助カバー52は一方の側面が枠482、
支持レール部材54及びレール483に当接するよう設
置されており、他方の側面は瓦支持材51に当接してい
る。また、補助カバー52の一方の側面の端部は外側カ
バー47の下面に当接しており、他方の側面の端部は瓦
材43の下面に当接している。屋根下地材44の上には
防水シート(図示せず)が貼付されている。補助カバー
52と枠482との間には図示しないコーキング材が設
けられている。本実施形態では、防水シールは補助カバ
ー52、防水シート及びコーキング材から構成されてい
る。
【0025】外側カバー47は太陽電池パネル48と瓦
材43との境界部分の上部に配置され、瓦材43の上部
及び太陽電池パネルの枠482の上部を覆うように設置
されている。この外側カバー47は複数のピース53か
ら構成される。これにより外側カバー47と補助カバー
52の二重構造になり、雨水が外側カバー47から浸入
した場合、雨水は補助カバー52を通って排出される。
【0026】図5及び図6に屋根40の傾斜方向の断面
図を示す。ピース53は瓦材43の一枚の斜面方向の長
さと一致している。また、屋根下地材44に対する瓦材
43の上面の高さとパネル本体481の上面の高さとは
略一致している。さらに、瓦材43の三枚分の斜面方向
の長さと太陽電池パネル48の斜面方向の長さとが略等
しくなっている。
【0027】図7にピース53を示す。ピース53は、
瓦材被覆部531と、この瓦材被覆部531の一端に設
けられた境界被覆部532と、この境界被覆部532の
一端に設けられた枠被覆部533とから構成されてい
る。瓦材被覆部531は境界部分の瓦材43の上面を覆
う平面矩形形状の本体531Aと、この本体531Aの斜
面方向の一端に一体成形された垂直部531Bとを有す
る。この垂直部531Bは、瓦材43の表面形状に応じ
て瓦材43の端部を覆うL字形に成形されている。境界
被覆部532は平面矩形形状の境界被覆部本体532A
を有し、この境界被覆部本体532Aは屋根下地材44
の傾斜に沿った側面三角形の立上部532Bによって瓦
材被覆部531の本体531Aの一端に当接されてい
る。枠被覆部533は枠482の形状に合わせた平面矩
形形状である。なお、ピース53は金属、プラスチック
等から形成され、防水性、防錆性を有する。ピース53
の表面に防錆材や防水剤を塗布しても良い。
【0028】従って、本実施形態によれば、レール48
3の上に支持レール部材54を固定したことにより、パ
ネル本体481の上面の高さと隣り合う瓦材43の上面
の高さとを略一致させたため、瓦材43と太陽電池パネ
ル48の構造的な連続性がとれる。そのため太陽電池パ
ネル48又は瓦材43が目立ってしまうことがなく、屋
根40の外観が良好となる。また、構造的な連続性がと
れるため、太陽電池パネル48に雨水が溜まってしまう
ことがなく、屋根40上の排水処理も良好となる。
【0029】また、太陽電池パネル48の支持レール部
材54はレール483に固定されており、パネル本体4
81の下面と屋根下地材44の上面との間には通気用隙
間45が形成されているため、通気用隙間45を流通す
る空気により太陽電池を冷却でき、その温度上昇を抑制
でき、太陽電池エネルギー変換効率の低下を防止でき
る。さらに、支持レール部材54は断面略コ字形の樋部
543を有しているため万が一、太陽電池パネル48の
パネル本体481と枠482との隙間から雨水が入るこ
とがあっても、樋部543から排出することができ、屋
根下地材44が濡れてしまうことがない。
【0030】太陽電池パネル48と瓦材43の境界部分
の瓦材43の上部及び太陽電池パネルの枠482の上部
にわたって外側カバー47が設置されており、この外側
カバー47にむかって開口するように、太陽電池パネル
48と瓦材43の境界部分に補助カバー52が設けられ
ており、、外側カバー47と補助カバー52の二重構造
になる。雨水が外側カバー47から浸入した場合、雨水
は補助カバー52を通って排出され、防水機能が確保さ
れる。また、外側カバー47が設けられることにより、
補助カバー52が露出することがないため外観が良好と
なる。
【0031】瓦材43の三枚分の斜面方向の長さと太陽
電池パネル48の斜面方向の長さとが略等しくなってい
るため、太陽電池パネル48と瓦材43を配列するのが
容易であり、現場作業が軽減される。また、外観も良好
となる。
【0032】外側カバー47は複数のピース53から構
成されているため、外側カバーの長さ変更が容易であ
る。また、ピース53を全て同じ寸法で形成すればよい
ため、コスト低下を図ることができる。また、このピー
ス53は瓦材43一枚の斜面方向の長さと一致している
ため、各瓦材43にあわせてピース53を配置すればよ
いので施工作業が容易になる。また、ピース53の垂直
部531Bと瓦材43の端部をそろえることができるの
で、切妻屋根40の外観が良好となる。
【0033】さらに、ピース53は瓦材43の斜面方向
の端部を覆うL字形の垂直部531Bを有するため、瓦材
43の斜面方向の端部に垂直部531Bで十分に係止さ
れることになるため、大きな風がふいてもピース53が
とばされることがない。この垂直部531Bは瓦材43
の表面形状に応じて形成されているため、瓦材43と垂
直部531Bとの隙間に雨水が入ってしまう虞がない。
ピース53は屋根下地材44の傾斜に沿った立上部53
2Bを有するため、瓦材43、太陽電池パネル48及び
ピース53とを一体化することができ、ピース53或い
は外側カバー47が目立ってしまうこともない。
【0034】なお、本発明は前述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での
変形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、
前記実施形態では支持レール部材54の下部にレール4
83を設置することでパネル本体481の上面の高さを
調整していたが、本発明では支持レール部材の高さを高
くして高さ調節してもよい。
【0035】また、前記実施形態では瓦材43は矩形形
状のものを用いたが、波状の瓦材を用いても良い。この
場合、太陽電池はアモルファスシリコン電池を用いると
良い。さらに、前記実施形態では太陽電池パネル48を
複数枚配列した太陽電池エネルギー発生装置42を用い
たが、太陽電池パネル48一枚の太陽電池エネルギー発
生装置42を用いても良い。太陽電池エネルギー発生装
置42を切妻屋根40の中央に設置したが、設置場所は
任意である。また、太陽電池エネルギー発生装置42の
設置場所は一箇所に限らず、複数箇所でも良い。
【0036】
【発明の効果】このような請求項1記載の発明によれ
ば、瓦材の上面の高さと隣り合う太陽電池パネルの上面
の高さとが略一致するので、屋根面の連続性がとれる。
そのため太陽電池パネル又は瓦材が目立つことがなく、
外観が良好となる。また、太陽電池パネルと瓦材の高さ
が略等しいので、太陽電池パネルの上に雨水が溜まって
しまうことがなく、屋根上の排水も容易となる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、屋根下地材
の上面と太陽電池パネルの下面との間には、通気用隙間
が形成されているためこの通気用隙間を流通する空気に
よって太陽電池を冷却できるので、温度上昇による太陽
電池のエネルギー変換効率の低下を防止できる
【0038】請求項3記載の発明によれば、境界部分に
防水シール及び外側カバーとが二重に設けられているた
め、防水性が向上する。また、外側カバーにより、境界
部分の上方が覆われるため、瓦材と太陽電池パネルの一
体感が生じ、外観が良好となる。
【0039】請求項4記載の発明によれば、補助カバー
により、防水性が確保できる。また、補助カバーは瓦材
の下面に設けられるため、樋としての役割を果たし、瓦
材と太陽電池パネルの境界部分から浸入した雨水等を補
助カバーを通じて軒等へ排水することができる。
【0040】請求項5記載の発明によれば、外側カバー
は、瓦材を覆う部分に垂直部を有するため、外側カバー
は、瓦材の端縁に垂直部で十分に係止されることにな
る。従って大きな風が吹いても外側カバーがとばされる
ことがない。垂直部の下縁は瓦材の表面形状に対応して
いるため、瓦材と外側カバーの隙間に雨水が入ってしま
う虞がない。
【0041】請求項6記載の発明によれば、外側カバー
は単位長さのピースを複数個連結して構成されているた
め、全ての外側カバーを同じ長さで成形すればよいので
コストがかからない。
【0042】請求項7記載の発明によれば、ピースは瓦
材のピッチに対応しているため、各瓦材に対してピース
を配置することになり施工作業が容易となる。また、ピ
ースと瓦材との端部同士を揃えることができるため屋根
の外観も良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる太陽電池付き瓦
屋根を有する建物を示す斜視図である。
【図2】前記太陽電池付き瓦屋根の要部を示す斜視図で
ある。
【図3】前記太陽電池付き瓦屋根の要部の断面図であ
る。
【図4】図3の一部の拡大断面図である。
【図5】図3とは異なる方向から見た前記太陽電池付き
瓦屋根の断面図である。
【図6】図5の一部の拡大断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態にかかるピースを示す斜
視図である。
【符号の説明】
40 屋根 42 太陽電池エネルギー発生装置 43 瓦材 44 屋根下地材 45 通気用隙間 47 外側カバー 48 太陽電池パネル 52 補助カバー 53 ピース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根の一部に太陽電池パネルを屋根面に
    沿って配置した太陽電池エネルギー発生装置を有し、か
    つ他の部分が瓦材で覆われた太陽電池付き瓦屋根であっ
    て、 前記屋根面に対する前記瓦材の上面の高さと隣り合う前
    記太陽電池パネルの上面の高さとが略一致することを特
    徴とする太陽電池付き瓦屋根。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の太陽電池付き瓦屋根にお
    いて、 前記屋根面に沿って配置された屋根下地材を備え、この
    屋根下地材の上面と前記太陽電池パネルの下面との間に
    は、通気用隙間が形成されていることを特徴とする太陽
    電池付き瓦屋根。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の太陽電池付き瓦屋
    根において、 前記太陽電池エネルギー発生装置と前記瓦材との境界部
    分の下部に防水シールが設けられ、上部に外側カバーが
    設けられていることを特徴とする太陽電池付き瓦屋根。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の太陽電池付き瓦屋根にお
    いて、 前記防水シールは補助カバーを有し、前記補助カバーは
    前記瓦材の下面に設けられることを特徴とする太陽電池
    付き瓦屋根。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の太陽電池付き瓦屋
    根において、 前記外側カバーは、前記瓦材を覆う部分に垂直部を有
    し、その垂直部の下縁は前記瓦材の表面形状に対応して
    成形されていることを特徴とする太陽電池付き瓦屋根。
  6. 【請求項6】 請求項3から5の何れか記載の太陽電池
    付き瓦屋根において、 前記外側カバーは単位長さのピースを複数個連結して構
    成されていることを特徴とする太陽電池付き瓦屋根。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の太陽電池付き瓦屋根にお
    いて、 前記ピースは前記瓦材のピッチに対応していることを特
    徴とする太陽電池付き瓦屋根。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010163815A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Think Energy:Kk 太陽電池モジュールの設置構造
FR2944304A1 (fr) * 2009-04-10 2010-10-15 Saint Gobain Profile et systeme de fixation et d'etancheite pour la realisation d'une toiture solaire, et toiture solaire obtenue
JP2011069161A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Kmew Co Ltd 太陽電池の施工構造
US8904718B2 (en) 2011-12-23 2014-12-09 Solarworld Industries America, Inc. Roof panel for supporting PV modules
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