JP2003298089A - タンデム型薄膜光電変換装置とその製造方法 - Google Patents

タンデム型薄膜光電変換装置とその製造方法

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JP2003298089A JP2002100665A JP2002100665A JP2003298089A JP 2003298089 A JP2003298089 A JP 2003298089A JP 2002100665 A JP2002100665 A JP 2002100665A JP 2002100665 A JP2002100665 A JP 2002100665A JP 2003298089 A JP2003298089 A JP 2003298089A
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Tomomi Meguro
知巳 目黒
Toru Sawada
徹 澤田
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非晶質光電変換ユニット層と結晶質光電変換
ユニット層の間に中間反射層を含むハイブリッド薄膜光
電変換装置の出力特性を改善する。 【解決手段】 透明絶縁基板上に順次積層された透明電
極層、少なくとも1つの非晶質シリコン系光電変換ユニ
ット、部分的に光を反射しかつ透過する導電性の中間反
射層、少なくとも1つの結晶質シリコン系光電変換ユニ
ット、および裏面金属電極層を含み、前記非晶質シリコ
ン系光電変換ユニットの各々がp型層、非晶質i型光電
変換層、およびn型層を含み、前記中間反射層上に中間
反射層に接して形成された結晶質シリコン系光電変換ユ
ニットが順次堆積されたn型層、p型層、結晶質i型光
電変換層、およびn型層を含むことを特徴とするタンデ
ム型薄膜光電変換装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非晶質光電変換ユニ
ット層と結晶質光電変換ユニット層との間で、部分的に
光を反射しかつ透過する導電性の中間反射層を含むタン
デム型薄膜光電変換装置の特性改善に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】薄膜太陽電池は、一般に少なくとも表面
が絶縁性の基板上に順に積層された第一電極、1以上の
半導体薄膜光電変換ユニット、及び第二電極とを含んで
いる。そして1つの光電変換ユニットはp型層とn型層
でサンドイッチされたi型層を含んでいる。
【0003】光電変換ユニットの厚さの大部分は、実質
的に真性の半導体層であるi型層によって占められ、光
電変換作用は主としてこのi型層内で生じる。従って、
光電変換層であるi型層の膜厚は光吸収のためには厚い
ほうが好ましいが、必要以上に厚くすればその堆積のた
めのコストと時間が増大することになる。
【0004】他方、p型やn型の導電型層は光電変換ユ
ニット内に拡散電位を生じさせる役目を果たし、この拡
散電位の大きさによって薄膜太陽電池の重要な特性の1
つである開放端電圧の値が左右される。しかし、これら
の導電型層は光電変換には寄与しない不活性な層であ
り、導電型層にドープされた不純物によって吸収される
光は発電に寄与せず損失となる。したがって、p型とn
型の導電型層の膜厚は、十分な拡散電位を生じさせる範
囲内で可能な限り薄くすることが好ましい。
【0005】ところで、薄膜太陽電池の変換効率を向上
させる方法として、2以上の光電変換ユニットを積層し
てタンデム型にする方法がある。この方法においては、
薄膜太陽電池の光入射側に光電変換層のバンドギャップ
が大きい光電変換ユニットを配置し、その後ろに順に光
電変換層のバンドギャップが小さい光電変換ユニットを
配置することで、入射光の広い波長範囲にわたって光電
変換を可能にし、これによって太陽電池全体としての変
換効率の向上が図られる。このようなタンデム型薄膜太
陽電池の中でも、非晶質光電変換ユニットと結晶質光電
変換ユニットの両方を含むものは、特にハイブリッド型
薄膜太陽電池と称されることもある。
【0006】例えば、バンドギャップの広いi型非晶質
シリコンを光電変換層に使用した非晶質シリコン光電変
換ユニットと、バンドギャップの狭いi型結晶質シリコ
ンを光電変換層に使用した結晶質シリコン光電変換ユニ
ットからなるハイブリッド型薄膜太陽電池においては、
i型非晶質シリコンが光電変換し得る光の波長は長波長
側において800nm程度までであるが、i型結晶質シ
リコンはそれより長い約1100nm程度までの光を光
電変換することが可能であるため、入射光のより広い範
囲を有効に光電変換することが可能になる。
【0007】この場合、一般に非晶質光電変換ユニット
は結晶質光電変換ユニットに比べて出力電流密度が小さ
く、ハイブリッド薄膜光電変換装置全体としての出力電
流密度が非晶質光電変換ユニットによる小さな出力電流
密度によって制限される傾向となる。この傾向は、非晶
質光電変換ユニットの膜厚が小さくその光吸収が不十分
な場合に顕著となる。
【0008】一方タンデム型薄膜太陽電池においては、
積層された複数の光電変換ユニットの間に光透過性及び
光反射性の双方の特性を有する導電性の中間反射層を挿
入することがある。この中間反射層を設けた場合、タン
デム型薄膜太陽電池の光入射側に位置する光電変換ユニ
ットに入射した光は、一部が中間反射層で反射して光入
射側に位置する光電変換ユニットに再入射するため、光
入射側に位置する光電変換ユニットの実効的な膜厚が増
加する。すなわち出力電流密度を増大させることができ
る。
【0009】本構造について図1を用いて説明する。中
間反射層を有するタンデム型の薄膜光電変換装置101
は、透明絶縁基板111上に透明電極層112、非晶質
光電変換ユニット113、中間反射層114、結晶質光
電変換ユニット115、裏面金属電極層116から構成
される。
【0010】非晶質光電変換ユニット113は、一般に
p型の不純物がド−プされたp型非晶質シリコン層11
3pと、不純物がド−プされていない真性半導体からな
る光電変換層としてのi型非晶質シリコン層113i
と、n型の不純物がド−プされたn型シリコン層113
nから構成される。
【0011】結晶質光電変換ユニット115は、一般に
p型の不純物がド−プされたp型シリコン層115p
と、不純物がド−プされていない真性半導体からなる光
電変換層としてのi型結晶質シリコン層115iと、n
型の不純物がド−プされたn型シリコン層115nから
構成される。
【0012】透明電極層112には溝117が形成され
ており、溝117を介して非晶質光電変換ユニット11
3がガラス基板111に接続されている。非晶質光電変
換ユニット113と中間反射層114に溝118が形成
されている。溝118には結晶質光電変換ユニット11
5が充填されている。非晶質光電変換ユニット113、
中間反射層114、結晶質光電変換ユニット115に溝
119が形成されている。溝119には裏面金属電極1
16が充填されている。非晶質光電変換ユニット11
3、中間反射層114、結晶質光電変換ユニット11
5、裏面金属電極層116を分離するように溝120が
形成されている。
【0013】一般的には、このような薄膜光電変換セル
101が複数個接続されて、太陽電池が形成される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、非晶質
シリコン光電変換ユニット、及び結晶質シリコン光電変
換ユニットからなるハイブリッド型のシリコン薄膜光電
変換装置に対して中間反射層を挿入した場合、i型非晶
質シリコンの膜厚を増やすことなく非晶質シリコン光電
変換ユニットによる出力電流密度を増大させることがで
きる。もしくは同一の出力電流密度を得るために必要な
i型非晶質シリコンの膜厚を薄くすることができるた
め、i層膜厚の増加に応じて光劣化が顕著となる非晶質
シリコン光電変換ユニットの特性低下を抑えることが可
能となる。
【0015】しかしながら、このように透明絶縁基板側
から順にpinの接合を含むpin型非結晶質ユニット
を形成し、引き続いて中間反射層を形成し、更に順にp
inの接合を含むpin型結晶質ユニットを形成した場
合、中間反射層を形成した後に形成するp型層の結晶化
度が不十分となり、さらに良質のi型結晶質シリコン層
が得られなかったため、必ずしも期待した特性とはなら
なかった。
【0016】同様の構造については、特開2001−3
08354に記載されているが、これは、中間反射層上
の光電変換層として単にpin型もしくはnip型非晶
質光電変換ユニットを形成するものであり、中間反射層
上のp型層、n型層の結晶化度は低く、結晶質光電変換
ユニットの導電型層としては適していない。
【0017】また特開平7−263731においても、
透明導電膜上に多結晶光電変換ユニットを製膜している
が、本ユニットも単にpinもしくはnip接合を有す
るものであり、同様にp型層、n型層の結晶性は低いと
考えられる。
【0018】上述のような状況に鑑み、本発明は、非晶
質光電変換ユニット層と結晶質光電変換ユニット層との
間に中間反射層を含むハイブリッド型薄膜光電変換装置
において、中間反射層を形成した後にその上に形成する
結晶質光電変換ユニットの膜質を改善し、出力特性を向
上することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、光電変換ユニ
ットの上に部分的に光を反射しかつ透過する導電性の中
間反射層を有し、更にその上に結晶質シリコン系光電変
換ユニットが形成された構成を有するタンデム型薄膜光
電変換装置において、前記中間反射層の上に形成された
結晶質シリコン系光電変換ユニットが、順次堆積された
n型層、p型層、結晶質i型光電変換層、およびn型層
を含んでいることを特徴としている。
【0020】また、透明絶縁基板上に順次積層された透
明電極層、少なくとも1つの非晶質シリコン系光電変換
ユニット、部分的に光を反射しかつ透過する導電性の中
間反射層、少なくとも1つの結晶質シリコン系光電変換
ユニット、および裏面金属電極層を含むタンデム型薄膜
光電変換装置において、前記非晶質シリコン系光電変換
ユニットの各々がp型層、非晶質i型光電変換層、およ
びn型層を含み、前記結晶質シリコン系光電変換ユニッ
トが順次堆積されたn型層、p型層、結晶質i型光電変
換層、およびn型層を含むことを特徴としている。
【0021】また前記中間反射層上に中間反射層に接し
て形成された結晶質シリコン系光電変換ユニットに含ま
れるp型層の結晶化率が、その下地層であるn型層の結
晶化率と実質同等か、これよりも大きいことを特徴とし
ている。
【0022】上記構造によれば、中間反射層とその上に
形成される結晶質シリコン系光電変換ユニットのp型層
の間にn型層が形成されていることにより、p型層、更
にその上に形成される結晶質i型光電変換層の膜質を改
善することが可能となり、出力特性を向上することがで
きることとなる。
【0023】中間反射層については、酸化亜鉛をその成
分とすることが好ましく、更に膜厚は3〜100nmで
あることが好ましい。また、その形成法として、原材料
は気相状態で製膜室に導入し、かつ非晶質光電変換ユニ
ット、中間反射層は大気中に取り出すことなく連続して
形成することが好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明のタンデム型薄膜光
電変換装置について図2を用いて説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
【0025】本発明にかかる一つの実施の例であるタン
デム型の薄膜光電変換装置201は、透明絶縁基板21
1上に透明電極層212、非晶質光電変換ユニット21
3、中間反射層214、結晶質光電変換ユニット21
5、裏面金属電極層216を形成して構成される。
【0026】透明絶縁基板211としては、例えばガラ
ス基板が好ましく用いられる。また透明電極層212は
透明導電性酸化物で形成することが好ましい。
【0027】非晶質光電変換ユニット213は、p型の
不純物がド−プされたp型シリコン層213pと、不純
物がド−プされていない真性半導体からなる光電変換層
としてのi型非晶質シリコン層213iと、n型の不純
物がド−プされたn型シリコン層213nから構成され
る。i型非晶質シリコン層213iの厚さは0.01〜
0.05μmの範囲であることが好ましい。なお、本発
明における非晶質光電変換ユニット213は中間反射層
214により部分的に反射された光を吸収することがで
きるため、中間反射層214が存在しない時に比べて薄
くすることが出来る。このことは、非晶質光電変換ユニ
ット213の光劣化を低減する点においても好ましい。
【0028】中間反射層214は、ZnO膜、SiO2
膜、InO2膜、Al23膜、Y23膜およびTiO2
のような透明酸化物層で構成することができ、特にZn
O膜のような透明導電性酸化物層で構成されていること
が好ましい。通常これらの膜は多結晶体として製膜され
る。中間反射層214は、スパッタリング法、蒸着法、
EB法、CVD法等に代表される既知の各種方法で形成
することが可能であるが、特にMOCVD法のような原
材料として気相を用いる方法が好ましく、更に非晶質光
電変換ユニット形成後連続して大気中に取り出すことな
く形成することが望ましい。これは、蒸着法やEB法で
は膜厚や膜質の均一性を確保しつつ、装置をスケールア
ップすることが困難であり、基板の大面積化には不向き
であること、スパッタリング法では基板の大面積化は比
較的容易であるが、製膜時に印加する数百V〜数kVと
いう高い電圧により、下地層へダメージが生じ太陽電池
の特性を低下させる恐れがあるからである。また非晶質
ユニットの表面が大気にさらされると、表面の汚染など
により接合界面の状態に悪影響を及ぼすからである。中
間反射層214の厚さは3〜100nmの範囲にあるこ
とが好ましい。これは、中間反射層214が過剰に薄い
場合には十分な光反射性が得られず、過剰に厚い場合に
は十分な光透過性が得られないことがあるからである。
【0029】多結晶光電変換ユニット215は、n型の
不純物がド−プされたn型シリコン層215n1とp型
の不純物がド−プされたp型シリコン層215pと、不
純物がド−プされていない真性半導体からなる光電変換
層としてのi型結晶質シリコン層215iと、n型の不
純物がド−プされたn型シリコン層215n2から構成
される。i型結晶質シリコン層215iのその厚さ範囲
は0.1〜10μmの範囲内にあることが好ましく、
0.1〜5μmの範囲内にあることがより好ましい。
【0030】本発明のタンデム型薄膜光電変換装置で
は、中間反射層214の上に直接p型シリコン層215
pを形成するのではなく、先ずn型の不純物がド−プさ
れたn型シリコン層215n1を形成した後に、p型シ
リコン層215p、i型結晶質シリコン層215i、n
型シリコン層215n2と形成することで、出力特性の
向上を可能とする。これは、中間反射層214の上にp
型層を形成する場合には、p型層の結晶化度が低くな
り、p型層上に高性能のi型結晶質光電変換層を形成す
ることが困難であったのに対し、先ずn型シリコン層を
形成することで、p型層、更にその上のi型結晶質シリ
コン層215nの結晶化度の低下が防がれた為であると
推察される。ここで、p型シリコン層215pの結晶化
率は、n型シリコン層215n1の結晶化率に比較し、
実質同等か、これよりも大きいことが好ましい。ここ
で、実質同等とは、結晶化率が同一か、他方に比べプラ
スマイナス10%の範囲内にあることを意味する。
【0031】また、ここで言う結晶化率は、以下の分光
エリプソメトリによって測定される値である。分光エリ
プソメトリでは反射光をs成分、p成分に分けた時それ
ぞれフレネル反射係数Rs,Rpの比率ρは次の式で表
すことができる。 ρ=Rp/Rs=tan(Ψ)exp(iΔ) (iは虚
数単位) p型シリコン層115pまで積層した状態で、このp型
シリコン層に波長範囲が250〜1100nmの光を入
射角55〜70°で入射し反射させることにより、波長
とΨの関係を示す曲線と波長とΔの関係を示す曲線を得
た(実測曲線)。また、本半導体層のシリコン膜の組成
について結晶シリコンと非晶質シリコンとボイドの3要
素からなるモデルを仮定し、それぞれの体積分率、膜
厚、屈折率を設定して、上記の2曲線をシミュレ−トし
た(シミュレ−ション曲線)。上記の実測曲線とシミュ
レ−ション曲線を誤差率10%以内で分散分析すること
で比較し、結晶シリコンの体積分率を計算し結晶化率と
する。
【0032】ここで、本願のn型シリコン215n1と
しては、例えば導電型決定不純物分子であるリンが0.
001原子%以上ド−プされたシリコン薄膜などが用い
られ得る。しかしこれらの条件は限定的なものではな
く、不純物としては窒素などでもよく、材料としてはシ
リコンゲルマニウムなどのシリコン系合金材料の膜を用
いても良い。さらにn型シリコン215n1は、多結
晶、微結晶、または、非晶質のいずれでも良く、膜厚は
2nm以上、100nm以下であることが好ましく、更
に、5nm以上、30nm以下であることがより好まし
い。
【0033】裏面金属電極層216は良好な導電性と光
反射性を有していることが好ましく、例えばAgやAl
のような種々の金属が用いられる。また、必要に応じ
て、裏面金属電極層216は、複数種類の金属層の積層
体またはZnO層のような非金属材料からなる透明導電
性膜(図示せず)を含む積層体として形成してもよい。
【0034】透明電極層212には溝217が形成され
ており、溝217を介して非晶質光電変換ユニット21
3がガラス基板211に接続されている。非晶質光電変
換ユニット213と中間反射層214に溝218が形成
されている。溝218には結晶質光電変換ユニット11
5が充填されている。非晶質光電変換ユニット213、
中間反射層214、結晶質光電変換ユニット215に溝
219が形成されている。溝219には裏面金属電極層
216が充填されている。非晶質光電変換ユニット21
3、中間反射層214、結晶質光電変換ユニット21
5、裏面金属電極層216を分離するように溝220が
形成されている。但し、セルを分離する方法としては、
各種方法を適用することが可能である。このような薄膜
光電変換セル201を、複数個接続して、太陽電池を形
成することが可能である。
【0035】上述のような実施の形態の具体的な例とし
て、以下において、いくつかの実施例が比較例と共に説
明される。
【0036】(比較例1)比較例1として、図1および
図3に示されるようなハイブリッド型薄膜太陽電池を作
製した。まず910mm×455mmのガラス基板11
1上に、SnO2からなる表面に微細な凹凸構造を有す
る透明電極層112が熱CVD法により形成された。次
にYAG IRパルスレ−ザ−を用いて基板の短辺に平
行にレ−ザ−スキャンすることによりSnO2膜112
を複数の帯状パタ−ンへと分割する幅40μmの溝11
7を形成した。その後、超音波洗浄および乾燥を行い、
さらにガラス基板111を非晶質光電変換ユニットを形
成するためのプラズマCVD装置内に導入し、所定の温
度に加熱した。
【0037】そして非晶質光電変換ユニット113とし
て、厚さ15nmのp型非晶質シリコンカーバイド層1
13p、厚さ330nmのノンドープi型非晶質シリコ
ン光電変換層3i、及び厚さ15nmのn型シリコン層
113nからなる非晶質シリコン光電変換ユニットを順
次積層した。
【0038】プラズマCVD装置から非晶質光電変換ユ
ニット113を形成した基板を中間反射層114を形成
するために、引き続き大気中に取り出すことなくMOC
VD装置内に導入し、所定の温度に加熱した上で厚さ5
0nmの酸化亜鉛膜をジエチルジンク、水、ジボランを
用いた気相反応により堆積した。
【0039】引き続いてMOCVD装置から大気中に取
り出した基板を、YAG SHGパルスレ−ザ−を用い
て基板の短辺に平行な方向にレ−ザ−スキャンすること
により、これら非晶質光電変換ユニット113およ中間
反射層114のスクライブを行い、幅60μmの溝11
8を形成した。なお溝117と溝118との中心間距離
は100μmとした。
【0040】次に結晶質光電変換ユニット115を形成
するために、基板をプラズマCVD装置内に導入し、所
定の温度に加熱した上で、厚さ12nmのp型シリコン
層115p、厚さ2.5μmのi型結晶質シリコン光電
変換層115i、及び厚さ15nmのn型シリコン層1
15nを順次積層し、結晶質シリコン光電変換ユニット
115を形成した。その際に、p型シリコン層115p
のプラズマCVD条件において、反応ガス流量として、
シランが60sccm、水素が10000sccm、そ
して1000ppmに水素希釈されたジボランが60s
ccmに設定された。また、反応ガス圧は133Paに
設定され、プラズマ励起用高周波電力が150mW/c
2の密度で印加した。
【0041】続いて、YAG SHGパルスレーザーを
用いて基板の短辺に平行な方向にレーザースキャンする
ことにより、非晶質光電変換ユニット113、中間反射
層114、結晶質光電変換ユニット115のスクライブ
を行い、幅60μmの溝119を形成した。なお、溝1
19と溝118との中心間距離は100μmとした。
【0042】その後、裏面金属電極116としてスパッ
タリング法により、ZnO膜(図示せず)およびAg膜
を順次製膜し、裏面金属電極116を形成した。次い
で、YAG SHGパルスレーザーを用いて基板の短辺
に平行な方向に非晶質光電変換ユニット113、中間反
射層114、結晶質光電変換ユニット115、裏面金属
電極116のスクライブを行い、幅60μmの溝120
を形成した。なお、溝120と溝119との中心間距離
は100μmとした。
【0043】続いてYAG IRパルスレーザーを用い
て基板1の周囲に沿ってレーザースキャンすることによ
り、透明電極層112、非晶質光電変換ユニット11
3、中間反射層114、結晶質光電変換ユニット11
5、裏面金属電極116に溝を形成して発電領域を確定
した。
【0044】以上のようにして900mm×445mm
のサイズを有しかつ基板の短辺に平行に直列接続された
100段の薄膜光電変換セル10を形成した。さらに、
セル10が形成する直列アレイ11の両端に一対の電極
バスバー12を設けることにより、図3に示すモジュー
ル1を得た。
【0045】なお、比較例1におけるp型シリコン層1
15pの結晶化率を推測すべく、分光エリプソメトリに
よって評価したところ、結晶化率は70%であった。
【0046】以上のようにして得られた比較例1のハイ
ブリッド型薄膜太陽電池について、その光電変換特性を
測定した。すなわちAM1.5のスペクトル分布を有す
るソーラシミュレータを用いて、擬似太陽光を25℃の
下で100mW/cm2のエネルギー密度で照射して出
力特性を測定したところ、一段あたりの特性として、開
放端電圧が1.33V、短絡電流密度が12.3mA/
cm2、曲線因子が68.0%、そして変換効率が1
1.12%であった。
【0047】(実施例1)実施例1において、図2に示
されているようなハイブリッド型薄膜太陽電池を作製し
た。ただし、結晶質光電変換ユニット215において、
p型シリコン層215pの下地層としてn型シリコン層
215n1が挿入されていることのみにおいて比較例と
異なっていた。
【0048】その際、n型シリコン層215n1のプラ
ズマCVD条件において、反応ガス流量として、シラン
が100sccm、水素が9600sccm、そして5
000ppmに水素希釈されたホスフィンが400sc
cmに設定された。また、反応ガス圧は133Paに設
定され、プラズマ励起用高周波電力が150mW/cm
2の密度で印加された。
【0049】なお、実施例1におけるn型シリコン層2
15n1とp型シリコン層215pの結晶化率を推測す
べく、分光エリプソメトリによって評価したところ、そ
れぞれ72%であった。
【0050】こうして得られた実施例1のハイブリッド
型薄膜太陽電池に関して、比較例1の場合と同一条件で
擬似太陽光を照射して出力特性を測定したところ、一段
あたりの特性として、開放端電圧が1.33V、短絡電
流密度が12.4mA/cm 2、曲線因子が69%、そ
して変換効率が11.37%であった。
【0051】以上の比較例1と実施例1の比較から、実
施例1のハイブリッド型薄膜太陽電池は比較例1に比べ
て明らかに出力特性が改善していることがわかる。この
理由としては、以下のことが考えられる。
【0052】一般にn型結晶質シリコン層に比べてp型
シリコン層は結晶化しにくく、特に比較例1のように大
気中に一旦暴露されたZnO層上では、不純物等の付着
により結晶化が困難であると考えられる。これに対して
実施例1では、下地層として結晶化しやすいn型シリコ
ン層が存在するため、n型シリコン層を結晶核とするこ
とによりp型シリコン層の結晶化度も向上したと考えら
れる。そして実施例1では結晶化度の向上したp型シリ
コン層215pを下地層としてその上に良質のi型結晶
質シリコン層215iが形成され、ハイブリッド型薄膜
太陽電池の性能が改善されたものと考えられる。
【0053】(実施例2)実施例2においても、実施例
1と同様に図2に示されている構造のハイブリッド型薄
膜太陽電池を作製した。ただし、実施例2は、p型シリ
コン層215pを形成する際のCVD条件のみが実施例
1と異なる。具体的には、p型シリコン層215pのプ
ラズマCVD条件において、反応ガス流量として、シラ
ンを50sccm、水素を10000sccm、そして
1000ppmに水素希釈されたジボランを100sc
cmに設定した。また、反応ガス圧は350Paに設定
し、プラズマ励起用高周波電力を150mW/cm2
密度で印加したなお、実施例2におけるn型シリコン層
215n1とp型シリコン層215pの結晶化率を推測
すべく、分光エリプソメトリによって評価したところ、
それぞれ72%と75%であった。
【0054】以上のようにして形成した実施例2のハイ
ブリッド型薄膜太陽電池を比較例1と同一の条件下で出
力特性を測定したところ、開放端電圧が1.35V、短
絡電流密度が12.4mA/cm2、曲線因子が70.
0%、そして変換効率が11.71%となり、比較例1
はもとより実施例1と比較しても更なる性能改善がみら
れた。
【0055】この原因についてはさだかではないが、p
型シリコンの製膜条件において、シランに対する水素希
釈率および反応ガス圧を高めることにより結晶化度が向
上し、さらに良質のi型結晶質シリコン層215iが形
成され、ハイブリッド型薄膜太陽電池の性能が改善され
たものと考えられる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、非晶質
光電変換ユニット層と結晶質光電変換ユニット層の間に
中間反射層を含むタンデム型薄膜光電変換装置の出力特
性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の比較例によるタンデム型薄膜光電変換
装置の積層構造を示す模式的な断面図である。
【図2】本発明の実施例によるタンデム型薄膜光電変換
装置の積層構造を示す模式的な断面図である。
【図3】本発明の実施例によるタンデム型薄膜光電変換
装置の概略的な平面図である。
【符号の説明】
1 薄膜光電変換モジュ−ル 10 薄膜光電変換セル 11 直列アレイ 12 電極バスバ− 101 薄膜光電変換セル 111 透明絶縁基板 112 透明絶縁層 113 非晶質光電変換ユニット 113p p型シリコン層 113i i型非晶質シリコン層 113n n型シリコン層 114 中間反射層 115 結晶質光電変換ユニット 115p p型シリコン層 115i i型結晶質シリコン層 115n n型シリコン層 116 裏面金属電極層 117 溝 118 溝 119 溝 120 溝 201 薄膜光電変換セル 211 透明絶縁基板 212 透明絶縁層 213 非晶質光電変換ユニット 213p p型シリコン層 213i i型非晶質シリコン層 213n n型シリコン層 214 中間反射層 215 結晶質光電変換ユニット 215n1 n型シリコン層 215p p型シリコン層 215i i型結晶質シリコン層 215n2 n型シリコン層 216 裏面金属電極層 217 溝 218 溝 219 溝 220 溝

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換ユニットの上に部分的に光を反
    射しかつ透過する導電性の中間反射層を有し、更にその
    上に結晶質シリコン系光電変換ユニットが形成された構
    成を有するタンデム型薄膜光電変換装置において、前記
    中間反射層の上に形成された結晶質シリコン系光電変換
    ユニットが、順次堆積されたn型層、p型層、結晶質i
    型光電変換層、およびn型層を含んでいることを特徴と
    するタンデム型薄膜光電変換装置。
  2. 【請求項2】 透明絶縁基板上に順次積層された透明電
    極層、少なくとも1つの非晶質シリコン系光電変換ユニ
    ット、部分的に光を反射しかつ透過する導電性の中間反
    射層、少なくとも1つの結晶質シリコン系光電変換ユニ
    ット、および裏面金属電極層を含み、 前記非晶質シリコン系光電変換ユニットの各々がp型
    層、非晶質i型光電変換層、およびn型層を含み、 前記中間反射層上に中間反射層に接して形成された結晶
    質シリコン系光電変換ユニットが順次堆積されたn型
    層、p型層、結晶質i型光電変換層、およびn型層を含
    むことを特徴とするタンデム型薄膜光電変換装置。
  3. 【請求項3】 前記中間反射層上に中間反射層に接して
    形成された結晶質シリコン系光電変換ユニットに含まれ
    るp型層の結晶化率が、その下地層であるn型層の結晶
    化率と実質同等か、これよりも大きいことを特徴とする
    請求項1,2に記載のタンデム型薄膜光電変換装置。
  4. 【請求項4】 前記中間反射層の原材料が、中間反射層
    形成の際に製膜室外部から製膜室内部に気相状態で導入
    されることを特徴とする請求項1から3の各項に記載の
    ハイブリッド型薄膜光電変換装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記非晶質光電変換ユニットを形成後
    に、大気中に取り出すことなく連続して中間反射層を形
    成することを特徴とする請求項1から4の各項に記載の
    タンデム型薄膜光電変換装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記中間反射層の厚みが3〜100nm
    であることを特徴とする請求項1から5の各項に記載の
    タンデム型薄膜光電変換装置。
  7. 【請求項7】 前記中間反射層が、酸化亜鉛を主成分と
    して形成されていることを特徴とする請求項1から6の
    各項に記載のタンデム型薄膜光電変換装置。
  8. 【請求項8】 非晶質シリコン系光電変換ユニットの上
    に中間反射層を有し、更にその上に結晶質シリコン系光
    電変換層ユニットを有している、請求項1から7の各項
    に記載のタンデム型薄膜光電変換装置。
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