JP2009094198A - ハイブリッド薄膜太陽電池の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハイブリッド薄膜太陽電池の製造工程の融通性を高めて生産効率を改善するとともに光電変換特性をも改善し得る製造方法を提供する。
【解決手段】プラズマCVDによって基板側から順に堆積される第1のp型層、非晶質i型光電変換層、および第1のn型層を含む非晶質光電変換ユニットと、第2のp型層、結晶質i型光電変換層、および第2のn型層を含む結晶質光電変換ユニットとを含むハイブリッド薄膜太陽電池の製造方法において、非晶質i型光電変換層を堆積した後に引続いて付加的なi型中間層を堆積し、このi型中間層の堆積時には非晶質i型光電変換層の堆積時に比べてSi含有ガスに対する水素希釈ガスの割合が大きくされ、i型中間層の堆積の途中または完了後に基板が大気中に取出されてi型中間層が大気に露呈され、その後にi型中間層上に第1のn型層および前記結晶質光電変換ユニットが堆積される。
【選択図】図2

Description

本発明はハイブリッド薄膜太陽電池の製造方法に関し、特に、その太陽電池の製造工程の融通性を高めて生産効率を改善しかつ光電変換特性をも改善し得る製造方法に関する。
近年では薄膜太陽電池も多様化し、従来の非晶質薄膜太陽電池の他に結晶質薄膜太陽電池も開発され、これらを積層したタンデム型薄膜太陽電池も実用化されつつある。
半導体薄膜太陽電池は、一般に、少なくとも表面が絶縁性の基板上に順に積層された第1電極、1以上の半導体薄膜光電変換ユニット、および第2電極を含んでいる。そして、1つの光電変換ユニットはp型層とn型層でサンドイッチされたi型層を含んでいる。
光電変換ユニットの厚さの大部分を占めるi型層は実質的に真性の半導体層であって、光電変換作用は主としてこのi型層内で生じる。したがって、i型光電変換層は光吸収のためには厚い方が好ましいが、必要以上に厚くすればその堆積のためのコストと時間が増大する。
他方、p型やn型の導電型層は光電変換ユニット内に拡散電位を生じさせる役目を果たし、この拡散電位の大きさによって薄膜太陽電池の重要な特性の1つである開放端電圧の値が左右される。しかし、これらの導電型層は光電変換に直接寄与しない不活性な層であり、導電型層にドープされた不純物によって吸収される光は発電に寄与しない損失となる。したがって、p型とn型の導電型層は、十分な拡散電位を生じさせ得る範囲内で、できるだけ小さな厚さを有することが好ましい。
このようなことから、光電変換ユニットまたは薄膜太陽電池は、それに含まれるp型とn型の導電型層が非晶質か結晶質かにかかわらず、その主要部を占めるi型の光電変換層が非晶質のものは非晶質ユニットまたは非晶質薄膜太陽電池と称され、i型層が結晶質のものは結晶質ユニットまたは結晶質薄膜太陽電池と称される。
ところで、薄膜太陽電池の変換効率を向上させる方法として、2以上の光電変換ユニットを積層してタンデム型にする方法がある。この方法においては、薄膜太陽電池の光入射側に大きなバンドギャップを有する光電変換層を含む前方ユニットを配置し、その後ろに順に小さなバンドギャップを有する(たとえばSi−Ge合金などの)光電変換層を含む後方ユニットを配置することにより、入射光の広い波長範囲にわたって光電変換を可能にし、これによって太陽電池全体としての変換効率の向上が図られる。このようなタンデム型薄膜太陽電池の中でも、非晶質光電変換ユニットと結晶質光電変換ユニットの両方を含むものは特にハイブリッド薄膜太陽電池と称される。
たとえば、i型非晶質シリコンが光電変換し得る光の波長は長波長側において800nm程度までであるが、i型結晶質シリコンはそれより長い約1100nm程度の波長の光までを光電変換することができる。ここで、光吸収係数の大きな非晶質シリコン光電変換層は光吸収のためには単層でも0.3μm以下の厚さで十分であるが、光吸収係数の小さな結晶質シリコン光電変換層は長波長の光をも十分に吸収するためには単層では2〜3μm程度以上の厚さを有することが好ましい。すなわち、結晶質光電変換層は、通常は、非晶質光電変換層に比べて10倍程度に大きな厚さを有することが望まれる。
上述のように非晶質ユニットと結晶質ユニットの両方を含むハイブリッド薄膜太陽電池の場合に、非晶質ユニットを形成する際に最適なプラズマCVD条件と結晶質ユニットを形成するのに最適なプラズマCVD条件とは互いに異なるので、互いに別々のプラズマCVD装置でそれぞれの最適条件のもとで形成することが好ましい。また、結晶質ユニットは非晶質ユニットに比べて長い形成時間を要するので、単一の製造ラインで形成された非晶質ユニット上に、結晶質ユニットを複数の製造ラインで迅速に形成することが望まれる場合もある。
しかしながら、たとえば透明基板側から順にpinの接合を含むpin型非晶質ユニットを形成した後に、その基板をプラズマCVD装置から一旦大気中に取出して他のプラズマCVD装置に移してpin型結晶質ユニットをさらに形成した場合、得られるタンデム型薄膜太陽電池の光電変換特性は基板を大気中に取出すことなく両ユニットを連続的に形成した場合に比べて顕著に低下する。
このような状況に鑑み、特許文献1の特開2002−111028号公報は、ハイブリッド薄膜太陽電池の性能低下を抑制しつつその製造工程の融通性を高めかつ生産効率を改善し得る製造方法を開示している。
図4においては、特許文献1に開示された製法によって作製されるハイブリッド薄膜太陽電池セルが模式的な断面図で示されている。なお、本願の図面において、長さ、幅、厚さなどの寸法関係は図面の明瞭化と簡略化のために適宜に変更されており、実際の寸法関係を表してはいない。特に、図面中の厚さは任意的に拡大されており、実際の相対的厚さ関係を表してはいない。また、図面における同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表している。
この図4の太陽電池セルでは、ガラスなどの透明基板1上に透明導電性酸化物(TCO)からなる透明電極2が形成される。透明電極2上には、非晶質光電変換ユニット3に含まれるp型層3p、実質的に真性半導体の非晶質i型光電変換層3i、およびn型層3naがプラズマCVDで順次に堆積され、これに引続いて実質的に真性半導体のi型境界層3iaがプラズマCVDで堆積される。
その後、基板1がプラズマCVD装置から大気中に取出され、それによってi型境界層3iaの表面が大気に露呈される。その後に、基板1が他のプラズマCVD装置内に導入され、i型境界層3ia上に、まず付加的なn型層3nbがプラズマCVDで堆積される。そして、この付加的n型層3nb上に、結晶質光電変換ユニット4に含まれるp型層4p、実質的に真性半導体の結晶質i型光電変換層4i、およびn型層4nがプラズマCVDで順次に堆積され、最後に裏面電極5が形成される。
このハイブリッド薄膜太陽電池セルの製造方法において、n型層3aに比べて、真性半導体の境界層3iaは大気中に露呈されてもその表面が劣化しにくい。したがって、境界層3ia上にプラズマCVDで形成された付加的n型層3nbと結晶質光電変換ユニット4は、大気に露呈されたn電型層3na上に直接形成される場合に比べて良好な結晶性を有し、基板1がn型層3naの形成後に一旦大気中に取出される場合のような悪影響を軽減することができる。
なお、図4のハイブリッド薄膜太陽電池において、結晶質光電変換ユニット4が形成される前に付加的なn型層3nbがプラズマCVDによって堆積されるのは次の理由による。すなわち、一般にp型層はn型層に比べて結晶化しにくいが、この付加的なn型層3nbは容易に微結晶化され得る。したがって、この付加的なn型層3nbの微結晶が結晶核として作用し、その上に良質の結晶質ユニット4が形成され得る。
特開2002−111028号公報
上述のように、図4に示された特許文献1のハイブリッド薄膜太陽電池の製造方法では、真性半導体の境界層3iaが大気中に露呈されてもn型層3naに比べてその表面が劣化しにくいので、n型層3naが大気に露呈される場合に比べて、最終的に得られるハイブリッド薄膜太陽電池の光電変換特性の低下を軽減することができる。
しかし、特許文献1の製造方法で作製されたハイブリッド薄膜太陽電池においても、非晶質光電変換ユニット3と結晶質光電変換ユニット4の形成途中に基板を一度も大気に露呈することなく作製されたハイブリッド薄膜太陽電池に比べれば、光電変換特性が低下することが避けられない。
そこで、本発明は、ハイブリッド薄膜太陽電池の製造工程の融通性を高めて生産効率を改善するとともに光電変換特性をも改善し得る製造方法を提供することを目的としている。
本発明によれば、プラズマCVDによって基板側から順に堆積される第1のp型層、非晶質i型光電変換層、および第1のn型層を含む非晶質光電変換ユニットと、第2のp型層、結晶質i型光電変換層、および第2のn型層を含む結晶質光電変換ユニットとを含むハイブリッド薄膜太陽電池の製造方法において、非晶質i型光電変換層を堆積した後に引続いて付加的なi型中間層をプラズマCVDで堆積し、このi型中間層の堆積時には非晶質i型光電変換層の堆積時に比べてSi含有ガスに対する水素希釈ガスの割合が大きく設定され、i型中間層の堆積途中または堆積完了後に基板が大気中に取出されることによってi型中間層が大気に露呈され、その後にi型中間層上に第1のn型層および前記結晶質光電変換ユニットが堆積されるステップを含むことを特徴としている。
なお、第1のn型層は、少なくともその部分的層がn型酸化ケイ素層で形成されることが好ましい。また、第1のn型層は、その全層がn型酸化ケイ素層で形成されることも好ましい。
以上のような本発明によれば、ハイブリッド薄膜太陽電池の製造工程の融通性を高めて生産効率を改善するとともに光電変換特性をも改善することができる。
以下において、添付図面を参照しつつ、本発明の種々の実施例によるハイブリッド薄膜太陽電池の製造方法が、比較例によるハイブリッド薄膜太陽電池の製造方法とともに説明される。
(比較例)
図1においては、比較例による製造方法によって作製されるハイブリッド薄膜太陽電池セルが模式的な断面図で示されている。すなわち、この太陽電池セルでは、まずガラス基板1の上面上にTCOの透明電極2が熱CVD法によって形成される。なお、このガラス基板1の下面には、図示されていない反射防止膜が形成されている。
透明電極2上には、非晶質光電変換ユニット3に含まれるp型非晶質SiC層3p、実質的に真性半導体のi型非晶質シリコン光電変換層3i、n型微結晶シリコン層3na、および実質的に真性半導体のi型シリコン中間層3iaが引続いてプラズマCVDで堆積される。
p型非晶質SiC層3pの堆積は、たとえばSiH4:H2:CH4:B26=1:12:2:0.002の流量比の反応ガス、100〜150Paの反応ガス圧力、185℃の基板温度、および0.02〜0.04W/cm2の高周波放電電力密度の条件下で好ましく行なうことができる。本比較例では、より具体的には150Paの反応ガス圧力および0.03W/cm2の高周波放電電力密度の条件が採用された。
i型非晶質シリコン光電変換層3iの堆積は、たとえばSiH4:H2=1:0〜5の流量比の反応ガス、30〜300Paの反応ガス圧力、185℃の基板温度、および0.03〜0.06W/cm2の高周波放電電力密度の条件下で好ましく行なうことができる。本比較例では、より具体的にはSiH4:H2=1:0の流量比の反応ガス、40Paの反応ガス圧力、および0.03W/cm2の高周波放電電力密度の条件が採用された。
n型微結晶シリコン層3naの堆積は、たとえばSiH4:H2:PH3=1:100〜250:0.02の流量比の反応ガス、300〜900Paの反応ガス圧力、185℃の基板温度、および0.1〜0.2W/cm2の高周波放電電力密度の条件下で好ましく行なうことができる。本比較例では、より具体的にはSiH4:H2:PH3=1:200:0.02の流量比の反応ガス、400Paの反応ガス圧力、および0.2W/cm2の高周波放電電力密度の条件が採用された。
i型シリコン中間層3iaの堆積は、たとえばSiH4:H2=1:200の流量比の反応ガス、300〜1100Paの反応ガス圧力、185℃の基板温度、および0.2〜0.3W/cm2の高周波放電電力密度の条件下で好ましく行なうことができる。本比較例では、より具体的には400Paの反応ガス圧力および0.2W/cm2の高周波放電電力密度の条件が採用された。
その後、基板1がプラズマCVD装置から大気中に取出され、それによってi型シリコン中間層3iaの表面が大気に露呈される。その後に、基板1が他のプラズマCVD装置内に導入され、300〜900Paの水素雰囲気、170℃の基板温度、および0.1〜0.2W/cm2の高周波放電電力密度の条件下で、i型シリコン中間層3iaの表面に対して20秒間のプラズマ処理が好ましく行なわれる。本比較例では、より具体的には900Paの水素雰囲気および0.1W/cm2の高周波放電電力密度の条件が採用された。
このプラズマ処理が行なわれたi型シリコン中間層3ia上には、非晶質光電変換ユニット3に含まれる微結晶n型シリコン層3nbとn型酸化ケイ素層3nc、さらに結晶質光電変換ユニット4に含まれるp型微結晶シリコン層4p、結晶質i型シリコン光電変換層4i、n型酸化ケイ素層4na、および微結晶n型シリコン層4nbが引続いてプラズマCVDで堆積される。
微結晶n型シリコン層3nbは、たとえばSiH4:H2:PH3=1:100〜250:0.02の流量比の反応ガス、300〜900Paの反応ガス圧力、170℃の基板温度、および0.1〜0.2W/cm2の高周波放電電力密度の条件下で好ましく行なうことができる。本比較例では、より具体的にはSiH4:H2:PH3=1:200:0.02の流量比の反応ガス、900Paの反応ガス圧力、および0.15W/cm2の高周波放電電力密度の条件が採用された。
n型酸化ケイ素層3ncの堆積は、たとえばSiH4:H2:PH3:CO2=1:200〜300:0.025:2.5〜6の流量比の反応ガス、300〜900Paの反応ガス圧力、170℃の基板温度、および0.1〜0.2W/cm2の高周波放電電力密度の条件下で好ましく行なうことができる。本比較例では、より具体的にはSiH4:H2:PH3:CO2=1:250:0.025:3の流量比の反応ガス、900Paの反応ガス圧力、および0.15W/cm2の高周波放電電力密度の条件が採用された。
ここで形成されるn型酸化ケイ素層3ncは、非晶質酸化ケイ素中に微細なシリコン結晶子を含んでおり、入射光の一部を散乱反射するとともに残りを散乱透過させ、ハイブリッド薄膜太陽電池セル中の入射光の利用効率を高めるように作用し得る(WO2005/011001A1参照)。また、微結晶n型シリコン層3nbは、このn型酸化ケイ素層3nc中のシリコン結晶子の生成を促進させるように作用する。
p型微結晶シリコン層4pの堆積は、たとえばSiH4:H2:B26=1:100〜250:0.001の流量比の反応ガス、300〜900Paの反応ガス圧力、170℃の基板温度、および0.1〜0.2W/cm2の高周波放電電力密度の条件下で好ましく行なうことができる。本比較例では、より具体的にはSiH4:H2:B26=1:200:0.001の流量比の反応ガス、900Paの反応ガス圧力、および0.15W/cm2の高周波放電電力密度の条件が採用された。
結晶質i型シリコン光電変換層4iの堆積は、たとえばSiH4:H2=1:50〜100の流量比の反応ガス、600〜1100Paの反応ガス圧力、170℃の基板温度、および0.1〜0.2W/cm2の高周波放電電力密度の条件下で好ましく行なうことができる。本比較例では、より具体的にはSiH4:H2=1:90の流量比の反応ガス、900Paの反応ガス圧力、および0.15W/cm2の高周波放電電力密度の条件が採用された。
n型酸化ケイ素層4naおよび微結晶n型シリコン層4nbは、それぞれn型酸化ケイ素層3ncおよび微結晶n型シリコン層3nbと同じプラズマCVD条件で堆積され得る。ここで形成されるn型酸化ケイ素層4naも、非晶質酸化ケイ素中に微細なシリコン結晶子を含んでおり、入射光を散乱反射させて、ハイブリッド薄膜太陽電池セル中の入射光の利用効率を高めるように作用し得る(WO2005/011002A1参照)。
微結晶n型シリコン層4nb上には、酸化亜鉛膜、銀膜、およびチタン膜がそれぞれスパッタリングで堆積されることによって裏面電極5が形成される。この裏面電極5中の酸化亜鉛膜は、銀が半導体層中に拡散することを防止するバリア膜として作用するともに、銀膜の光反射性を維持するように作用し得る。なお、微結晶n型シリコン層4nbは、n型酸化ケイ素層4naと裏面電極5中の酸化亜鉛膜との接合性を改善するように作用し得る。
本比較例においては、図1に示されているような積層構造を形成しながら、図5の模式的な断面図に示されているような集積型ハイブリッド薄膜太陽電池が作製された。この太陽電池の作製において、まずガラス基板1上に、微細な表面凹凸構造(表面テクスチャ)を有する酸化スズ膜からなる透明電極層2が形成された。透明導電膜2の厚さは0.8μm、C光源で透明導電膜2側から測定したヘイズ率は13〜15%、シート抵抗は12Ω/□であった。また、図に示されていないが、本比較例においては、ガラス基板1の下面上にシリカ微粒子から成る反射防止膜が形成されている。この透明電極層2は、YAG基本波パルスレーザを用いたレーザスクライブによって形成された幅50μmの溝2aによって複数の短冊状の透明電極領域に分離された。すなわち、透明電極分離溝2aは、図5の紙面に対して垂直方向に延びている。
その後、基板1がCVD装置内に導入され、透明電極層2上には上述のプラズマCVD条件の下で厚さ10nmの非晶質p型SiC層3p、厚さ0.27μmの非晶質シリコン光電変換層3i、厚さ10nmの微結晶n型シリコン層3na、および厚さ5nmのi型シリコン中間層3iaが続けて堆積された。この後、基板1がCVD装置のアンロードチャンバ内に搬送され、そのチャンバが速やかにN2ガスで満たされた後に、基板1が大気中に取出されて、i型シリコン中間層3iaの表面が40時間にわたって大気に露呈された。
その後、基板1が他のCVD装置のロードチャンバ内にセットされ、i型シリコン中間層3iaの表面に対して上述の水素プラズマ処理が行なわれた後に、上述のプラズマCVD条件の下で厚さ5nmの結晶質n型シリコン層3nb、厚さ70nmのn型酸化ケイ素層3nc、厚さ15nmの微結晶p型シリコン層4p、厚さ2.4μmの結晶質i型シリコン光電変換層4i、厚さ30nmのn型酸化ケイ素層4na、厚さ7nmの微結晶n型シリコン層4nbが続けて堆積された。
その後、基板1が大気中に取出され、YAG第2高調波パルスレーザを用いたレーザスクライブによって幅60μmの半導体層分割溝4aが形成された。そして、さらに裏面電極5に含まれる厚さ30nmの酸化亜鉛膜、200nmの銀膜、および厚さ5nmのチタン膜がそれぞれDCスパッタリングによって形成された。最後に、裏面電極層5を複数の短冊状裏面電極に分離するために、YAG第2高調波パルスレーザを用いたレーザスクライブによって幅60μmの裏面電極分離溝5aが形成された。こうして、図5に示されているように左右に隣接する短冊状ハイブリッドセルが互いに電気的に直列接続された集積型ハイブリッド薄膜太陽電池が作製された。
この比較例において作製された集積型ハイブリッド薄膜太陽電池において、ソーラシミュレータを用いてAM1.5の光を1kW/m2のエネルギ密度で25℃のもとで照射することによって、開放端電圧(Voc)、短絡電流密度(Jsc)、フィルファクタ(FF)、および光電変換効率(Eff)、および前方の非晶質光電変換ユニットと後方の結晶質光電変換ユニットの分光感度積分値を含む種々の光電変換特性が測定された。この比較例による集積型ハイブリッド薄膜太陽電池の種々の光電変換特性を基準の1として、後述の実施例1−4による集積型ハイブリッド薄膜太陽電池のそれぞれ対応する種々の光電変換特性が表1において示されている。
Figure 2009094198
(実施例1)
図2においては、本発明の実施例1による製造方法によって作製されるハイブリッド薄膜太陽電池セルが模式的な断面図で示されている。比較例による図1のハイブリッド薄膜太陽電池セルの作製方法に比べて、本実施例1による図2のハイブリッド薄膜太陽電池セルの作製方法は、微結晶n型シリコン層3naの堆積が省略されて、非晶質i型シリコン光電変換層3i上に直接に付加的i型シリコン中間層3iaが堆積された後に基板1が大気中に取出されてそのi型シリコン中間層3iaが大気に露呈されることのみにおいて異なる。
ただし、本実施例1における付加的i型シリコン中間層3iaは、比較例における微結晶n型シリコン層3naの厚さ10nmと付加的i型シリコン中間層3iaの厚さ5nmとの合計厚さに相当する15nmの厚さに堆積された。
本実施例1においても、図2に示されているような積層構造を形成しながら、比較例の場合と同様に図5に示されているような集積型ハイブリッド薄膜太陽電池が作製された。
この実施例1の製造方法によって得られた集積型ハイブリッド薄膜太陽電池についても比較例の場合と同様の条件で光照射して、その光電変換特性が測定された。その測定された実施例1における光電変換特性が、表1中で比較例を基準として示されている。
(実施例2)
本発明の実施例2によるハイブリッド薄膜太陽電池の製造方法では、実施例1に比べて、図2中の微結晶n型シリコン層3naの厚さが5nmから2nmに低減されたことのみにおいて異なっていた。
この実施例2の製造方法によって得られた集積型ハイブリッド薄膜太陽電池についても比較例の場合と同様の条件で光照射して、その光電変換特性が測定された。その測定された実施例2における光電変換特性も、表1中で比較例を基準として示されている。
(実施例3)
図3においては、本発明の実施例3による製造方法によって作製されるハイブリッド薄膜太陽電池セルが模式的な断面図で示されている。実施例1および2による図2のハイブリッド薄膜太陽電池セルの作製方法に比べて、本実施例3による図3のハイブリッド薄膜太陽電池セルの作製方法は、微結晶n型シリコン層3nbの堆積が省略されることのみにおいて異なる。
本実施例3においても、図3に示されているような積層構造を形成しながら、図5の模式的な断面図に示されているような集積型ハイブリッド薄膜太陽電池が作製された。
この実施例3の製造方法によって得られた集積型ハイブリッド薄膜太陽電池についても比較例の場合と同様の条件で光照射して、その光電変換特性が測定された。その測定された実施例3における光電変換特性も、表1中で比較例を基準として示されている。
(実施例4)
本発明の実施例4によるハイブリッド薄膜太陽電池の製造方法では、実施例3に比べて、図3中のi型シリコン中間層3iaの堆積途中において基板が大気中に取出されることのみにおいて異なる。
すなわち、本実施例4では、図3中のi型シリコン中間層3iaの厚さ10nmまでを堆積した時点で基板がプラズマCVD装置から大気中に取出され、そのi型シリコン中間層が大気に露呈された。その後、基板が他のプラズマCVD装置に導入され、上述の水素プラズマ処理の後に、i型シリコン中間層3iaの残りの厚さ5nmを堆積するとともに、引続いてn型酸化ケイ素層3ncおよび結晶質光電変換ユニット4が堆積された。
この実施例4の製造方法によって得られた集積型ハイブリッド薄膜太陽電池についても比較例の場合と同様の条件で光照射して、その光電変換特性が測定された。その測定された実施例4における光電変換特性も、表1中で比較例を基準として示されている。
(比較例と実施例1−4との比較)
先行技術の図4の場合に類似して比較例の図1においてn型シリコン層3aを形成した後にi型シリコン中間層3iaが形成されるのは、従来から非晶質シリコン光電変換層3iとn型シリコン層3aとの界面品質は非晶質ユニット3の光電変換特性に重大な影響を及ぼすと考えられており、非晶質シリコン光電変換層3iとn型シリコン層3aとの堆積の間において基板を大気中に取出すことは本発明前に誰も考えなかったことだからである。
このような従来の常識に反して、本発明では非晶質ユニット3に含まれる非晶質i型シリコン光電変換層3i上にn型層を堆積する前にi型シリコン中間層3iaを堆積し、この時点で基板1を大気中に取出すことを試みたのである。
その結果、表1に示されているように、本発明の実施例1−4のいずれの製造方法による集積型ハイブリッド薄膜太陽電池においても、比較例に比べて種々の優れた光電変換特性が得られることが分かる。
より具体的には、比較例に比べて実施例1では微結晶n型シリコン層3naの堆積が省略されているので、そのn型層3naの光吸収によるロスが回避されて、後方光電変換ユニットである結晶質ユニット4の分光感度積分値が向上している。その結果として、比較例に比べて、実施例1における光電変換効率(Eff)が向上している。
また、実施例1に比べて実施例2では微結晶n型シリコン層3nbの厚さが5nmから2nmに低減されているので、そのn型層の光吸収によるロスが低減されて、後方光電変換ユニットである結晶質ユニット4の分光感度積分値が向上している。その結果として、実施例1と比べても、実施例2における光電変換効率(Eff)が向上している。
さらに、実施例2に比べて実施例3では微結晶n型シリコン層3nbの堆積が省略されているので、そのn型層3nbの光吸収によるロスが低減されて、後方光電変換ユニットである結晶質ユニット4の分光感度積分値が向上している。その結果として、実施例2と比べても、実施例3における光電変換効率(Eff)が向上している。
なお、実施例3に比べて実施例4ではi型シリコン中間層3iaの堆積途中において基板1が大気中に取出されたことのみにおいて異なっていたが、実施例3と同じ光電変換効率(Eff)が得られている。すなわち、基板1を大気中に取出す時期はi型シリコン中間層3iaの堆積完了後に限られず堆積途中でもよく、これによって製造工程の融通性がさらに拡大し得る。
ところで、以上の実施例では1つの非晶質光電変換ユニット3と1つの結晶質光電変換ユニット4のみを含むハイブリッド薄膜太陽電池について説明されたが、非晶質ユニット3と透明電極2との間に付加的な非晶質ユニットをふくんでいてもよく、また結晶質ユニット4の後方に更なる結晶ユニットを含んでいてもよいことは言うまでもない。
以上のように、本発明によれば、ハイブリッド薄膜太陽電池の製造工程の融通性を高めて生産効率を改善するとともに光電変換特性をも改善することができる製造方法を提供することができる。
本発明に対する比較例による製造方法によって作製されるタンデム型薄膜太陽電池セルを示す模式的な断面図である。 本発明の一実施例の製造方法により作製されるハイブリッド薄膜太陽電池セルを示す模式的な断面図である。 本発明の他の実施例の製造方法により作製されるハイブリッド薄膜太陽電池セルを示す模式的な断面図である。 先行技術の製造方法により作製されるハイブリッド薄膜太陽電池セルを示す模式的な断面図である。 集積型ハイブリッド薄膜太陽電池を示す模式的な断面図である。
符号の説明
1 ガラス基板、2 透明電極層、2a 透明電極分離溝、3 非晶質光電変換ユニット、3p p型SiC層、3i 非晶質i型シリコン光電変換層、3ia 付加的なi型シリコン中間層、3na,3nb 微結晶n型シリコン層、3nc n型酸化ケイ素層、4 結晶質光電変換ユニット、4a 半導体層分割溝、4p 微結晶p型シリコン層、4i 結晶質i型シリコン光電変換層、4na n型酸化ケイ素層、4b 微結晶n型シリコン層、5 裏面電極層、5a 裏面電極分離溝。

Claims (3)

  1. プラズマCVDによって基板側から順に堆積される第1のp型層、非晶質i型光電変換層、および第1のn型層を含む非晶質光電変換ユニットと、第2のp型層、結晶質i型光電変換層、および第2のn型層を含む結晶質光電変換ユニットとを含むハイブリッド薄膜太陽電池の製造方法であって、
    前記非晶質i型光電変換層を堆積した後に引続いて付加的なi型中間層をプラズマCVDで堆積し、このi型中間層の堆積時には前記非晶質i型光電変換層の堆積時に比べてSi含有ガスに対する水素希釈ガスの割合が大きく設定され、
    前記i型中間層の堆積途中または堆積完了後に前記基板が大気中に取出されることによって前記i型中間層が大気に露呈され、
    その後に前記i型中間層上に前記第1のn型層および前記結晶質光電変換ユニットが堆積されるステップを含むことを特徴とする製造方法。
  2. 前記第1のn型層は少なくともその部分的層がn型酸化ケイ素層で形成されることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記第1のn型層はその全層がn型酸化ケイ素層で形成されることを特徴とする請求項2に記載の製造方法。
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