JP2002070271A - 瓦型太陽電池モジュール - Google Patents

瓦型太陽電池モジュール

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JP2002070271A
JP2002070271A JP2000261407A JP2000261407A JP2002070271A JP 2002070271 A JP2002070271 A JP 2002070271A JP 2000261407 A JP2000261407 A JP 2000261407A JP 2000261407 A JP2000261407 A JP 2000261407A JP 2002070271 A JP2002070271 A JP 2002070271A
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JP
Japan
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battery
tile
solar cell
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cell module
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JP2000261407A
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Ryuji Horioka
竜治 堀岡
Kazuhiko Ogawa
和彦 小川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅の屋根に一般の瓦と同様に取り付けるこ
とができる施工性および意匠性に優れた瓦型太陽電池モ
ジュールを提供する。 【解決手段】 実質的に矩形の電池本体2と、屋根に取
り付けられて電池本体を収納保持する実質的に矩形の電
池ケース3とを具備する瓦型太陽電池モジュールにおい
て、電池ケース3は、電池本体を支持する基台P1と、基
台の両側部にそれぞれ設けられ、電池本体が基台から浮
き上がらないように電池本体の幅方向両端部をそれぞれ
基台との間に挟んで保持する少なくとも1対の押え34
と、基台の前部に設けられ、電池本体が基台から抜け出
さないように電池本体の前端面に当接する当て止め35と
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋や建造物の屋
根に取り付けられて太陽光発電を行なう瓦型太陽電池モ
ジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】一般住宅の屋根に取り付けられる太陽電
池には屋根置き型、屋根一体型、瓦型など種々のタイプ
が提案されている。このうち瓦型太陽電池は、屋根置き
型や屋根一体型に比べて、一つの屋根面に一般の瓦と混
在させて葺けるため、軒、棟、けらば等に用いられる屋
根瓦部品を一般の瓦と兼用でき、専用部品を用意する必
要がなく、切妻屋根だけでなく、寄せ棟屋根等の各種屋
根構造にも適用できる他、住宅の外観や体裁を損なわな
いことから意匠性にも優れており、住宅供給メーカーば
かりでなく施工主にも歓迎される傾向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の瓦型太
陽電池モジュールは、金属板等を成形した瓦母材(下
地)に主としてガラス板構造体からなる電池本体を接着
剤により固定してなるものであるため、炎天下では80
℃にも達する瓦材としては母材(金属)と電池本体(ガ
ラス)との熱膨張差を吸収し難い構造である。また、経
年変化により接着剤の劣化が予想され、その耐用年数が
住宅のそれに比べて短くなることが懸念されている。そ
こで、接着剤を使用しない取り付け構造の瓦型太陽電池
の開発が需要家から熱望されている。
【0004】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであって、住宅の屋根に一般の瓦と同様に取り
付けることができる施工性および意匠性に優れた瓦型太
陽電池モジュールを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の実施形態に係る
瓦型太陽電池モジュールは、実質的に矩形の電池本体
と、屋根に取り付けられて前記電池本体を収納保持する
実質的に矩形の電池ケースとを具備する瓦型太陽電池モ
ジュールにおいて、前記電池ケースは、前記電池本体を
支持する基台と、前記基台の両側部にそれぞれ設けら
れ、前記電池本体が前記基台から浮き上がらないように
前記電池本体の幅方向両端部をそれぞれ前記基台との間
に挟んで保持する少なくとも1対の押えと、前記基台の
前部に設けられ、前記電池本体が前記基台から抜け出さ
ないように前記電池本体の前端面に当接する当て止め
と、を具備することを特徴とする。
【0006】さらに、押えよりも更に基台の両側部の外
側にそれぞれ設けられ、左右に隣接する他の電池モジュ
ール又は一般の汎用瓦と重ね合わされて該他の電池モジ
ュール又は一般の汎用瓦との間にラビリンスシールを形
成し、雨水が浸入しないようにする1対の水切りを有す
ることが好ましい。水切りの形状及びサイズを一般の汎
用瓦材と同じとすることにより、現場施工時に本発明の
瓦型太陽電池モジュールを一般の汎用瓦材と同等に取り
扱うことができるので、本発明の瓦型太陽電池モジュー
ルと一般の汎用瓦材とを混在させて屋根に葺くことがで
きる。
【0007】さらに、当て止めよりも更に基台の前端部
の前側に設けられ、前後に隣接する他の電池モジュール
又は一般の汎用瓦と重ね合わされて該他の電池モジュー
ル又は一般の汎用瓦との間にシールを形成し、風雨の吹
き上げ等による雨水の浸入を防ぐための前垂れを有する
ことが好ましい。なお、前垂れの長さは、左右に隣接し
て配列される電池モジュールの幅方向ピッチ間隔と等し
いか又はこれよりも長いことが好ましい。このようにす
ると基台、電池本体、押え、当て止め、水切りの前端面
が前垂れにより隠されるので、下から見上げたときの外
観を損なわない。
【0008】当て止めの高さは、電池本体の上面の高さ
と同じか又はそれよりも低いことが好ましい。当て止め
の高さを電池本体の上面より高くすると、当て止めと電
池本体との間に形成される段差に雨水や汚れが溜まりや
すくなるからである。
【0009】基台は、電池本体を支持する面より突出す
るように該基台の後部に設けられ、電池本体の後端面に
当接して該電池本体の戻りを防止する少なくとも1つの
戻り止めを有することが好ましい。台風などの悪天候時
に下側から強風が吹き上げたとしても、戻り止めにより
電池本体の後方への移動が制限されているので、前後の
瓦と瓦との重ね目に雨水が吹き込まなくなり、雨漏りが
防止されるとともに、電池ケース後方への電池本体の抜
け出しが確実に防止される。
【0010】基台は、電池本体を支持する面より凹むよ
うに該基台の後部に設けられ、電池本体の端子箱が納ま
る凹所を有することが好ましい。なお、将来的には電池
本体から端子箱が無くなることもあるので、凹所は任意
のものである。
【0011】基台、押え、前垂れ、水切りは、一体成形
プレス加工された金属板からなることが好ましい。電池
ケース用金属板の板厚は0.1〜2.0mmとすること
が好ましく、0.2〜0.5mmとすることが最も好ま
しい。板厚が0.1mmを下回ると電池ケースとしての
必要な耐久性および強度を確保することが困難になるか
らであり、板厚が2.0mmを超えると冷間での折り曲
げ加工性やプレス成形性が低下するとともに重量が過大
になるからである。
【0012】また、電池ケース用金属板には耐久性(耐
候性、耐食性)に優れるアルミニウム板、アルミニウム
合金板、ステンレス鋼板、亜鉛めっき鋼板(ガルバニウ
ム鋼板)等を用いることができ、これらの表面に必要に
応じて黒色又は暗灰色の塗装を施すようにしてもよい。
【0013】瓦型太陽電池モジュールのサイズは、一般
の汎用瓦材(非発電瓦)のサイズを基準とすることが好
ましい。本発明の瓦型太陽電池モジュールを一般の汎用
瓦材(非発電瓦)とともに同じ屋根面に混ぜ葺きするこ
とがあるからである。電池モジュールサイズは、一般的
には縦250〜350mm×横250〜2000mmの
範囲で適宜選択することが好ましい。この場合に、左右
に隣接して配列される電池モジュールの横方向のピッチ
間隔は基準となる一般の汎用瓦材の横方向のピッチ間隔
の整数倍とすることが好ましい。また、前後に隣接して
配列される電池モジュールの縦方向ピッチ間隔は、基準
となる汎用瓦の縦方向のピッチ間隔と同じとすることが
好ましい。このように瓦の縦寸法(奥行き)は発電瓦と
非発電瓦とで共通化することが望ましい。しかし、瓦の
横寸法(幅)は発電瓦と非発電瓦とで必ず共通化しなけ
ればならないというものではなく、発電瓦の横方向のピ
ッチ間隔は基準となる一般の汎用瓦材の横方向のピッチ
間隔の二倍長または三倍長等のように整数倍としてもよ
い。
【0014】さらに、前垂れの中空部に重しを挿入し、
瓦の前部を重くすることが好ましい。このように前垂れ
の重量を増加させると、一部が積み重ねられた瓦と瓦と
の重ね目に雨水が吹き込み難くなり、台風などの悪天候
時における雨漏りが確実に防止される。
【0015】さらに、基台の後部に設けられ、電池本体
を支持する面より下方に延び出す後垂れを有することが
好ましい。さらに、基台の後部に形成された少なくとも
1つの釘穴を有することが好ましい。これらの後垂れや
釘穴を有することにより更に現場施工性が向上する。
【0016】さらに、端子箱は電池本体の裏面側の後部
略中央に設けられていることが好ましい。このように左
右対称形状とすることにより重量バランスが良好にな
り、屋根上での安定性が向上する。
【0017】なお、前後に並んで一部がオーバーラップ
する瓦の重ね合わせ長さは、瓦のサイズや働き幅、働き
長さに依存しているが日本工業規格JISA5423に規定さ
れた平形屋根スレートの大きさに準拠したものとするこ
とが望ましく、40〜120mmの範囲で適宜選択する
ことが好ましく、75±15mmとすることが最も好ま
しい。また、隣接する瓦同士の水切りの重ね合わせ長さ
は、30〜80mmの範囲とすることが好ましく、50
±10mmとすることが最も好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の種々の好ましい実施の形態について説明する。
【0019】図1(a)に示すように瓦型太陽電池モジ
ュール1は電池本体2および電池ケース3からなり、電
池本体2を電池ケース3の中に差し込み装着すると、図
1(b)に示すように瓦型太陽電池モジュール1とな
る。電池本体2は発電部21および端子箱22を有し、
端子箱22内の正負の端子にはリード線23を介してプ
ラグ40a,40bがそれぞれ接続されている。
【0020】発電部21は例えばアモルファスシリコン
型太陽電池の場合は、ガラス基板上に幅5〜10mmの
短冊状セルが多数並行配列されてなり、これら多数のセ
ルは電気的に直列に接続されている。各セルは透明電極
膜、アモルファスシリコン膜(a−Si膜)、金属電極
膜を順次積層してなるものである。
【0021】なお、発電部21のサイズは例えば厚さ3
〜5mm×縦300mm×横500mmである。また、
1つの電池本体2の発電能力は例えば100V/0.1
2A(晴天時)である。
【0022】電池ケース3は、電池本体2を支持する基
台P1と、基台P1の両側に設けられた押え34を有す
る左右1対の水切りP2,P3と、基台P1の前部に設
けられた前垂れP4と、基台P1の後部に設けられた後
垂れP5(図3と図5を参照)とを備えている。
【0023】基台P1の後部(電池本体2の挿入口側)
には2つの釘穴31、凹所32、2つの戻り止め33が
それぞれ設けられている。凹所32は基台P1の幅中央
に位置し、この両側に2つの戻り止め33が配置され、
さらにその外側に2つの釘穴31が配置されている。凹
所32および戻り止め33はプレス加工されたものであ
る。
【0024】水切りP2,P3はそれぞれ波形状に折り
曲げ加工されている。これら左右1対の水切りP2,P
3の波形状の曲率は基準となる一般の汎用瓦材と同じで
あり、隣り合う電池モジュール1の一方側の水切りP2
を他方側の水切りP3に重ね合わせると、図13に示す
ように両者間にラビリンスシールが形成され、雨水の浸
入が防止されるようになっている。また、太陽電池モジ
ュール1の一方側の水切りP2(P3)を一般の汎用瓦
材の水切りに重ね合わせると、図6に示すように両者間
にラビリンスシールが形成され、雨水の浸入が防止され
るようになっている。
【0025】前垂れP4は、横断面が略矩形の細長箱状
に折り曲げ加工により形成されている。この前垂れP4
の中空部に適当な重量の重し(図示せず)を装着するよ
うにしてもよい。このような重しを前垂れP4に取り付
けることにより電池モジュール1の前部が強風を受けて
浮き上がらなくなり、瓦と瓦との重ね目に雨水が吹き込
み難くなり、台風などの悪天候時における雨漏りが確実
に防止されるようになる。なお、前垂れP4の両側開口
に蓋をして閉じるようにしてもよい。
【0026】次に、電池本体2を電池ケース3に装着す
る場合および瓦型太陽電池モジュールを一般の汎用瓦材
と混合して屋根に取り付ける場合について図2〜図10
を参照して説明する。
【0027】電池本体2を電池ケース3の後部側から挿
入すると、図2(a)に示すように戻り止め33の斜面
33aに沿って電池本体の発電部21が案内されながら
電池ケース3の基台P1の上に導かれる。さらに電池本
体2を電池ケース3の奥まで押し込むと、図2(b)に
示すように、電池本体の発電部21の後端部が戻り止め
33の斜面33aから段差33bに落ち込む。電池本体
2は戻り止め33と前垂れP4とにより前後方向の動き
を規制され、強風下であっても電池ケース3からの電池
本体2の抜け出しがなくなる。
【0028】電池本体2を電池ケース3に装着すると、
図3(a)(図1(b)中のB−B切断面)に示すよう
に端子箱22は基台P1の凹所32のなかに納まる。こ
の凹所32は雨水が溜まり難い形状とすることが望まし
い。例えば、段差部32aの角度θ3を図17に示す屋
根面の傾斜角θ1と電池モジュール取付角θ2との差よ
り十分に小さくすると(θ3<θ1−θ2)、図3
(b)に示すように凹所32に流れ込んだ雨水50は段
差部32aを通って基台P1のほうへ流れ落ちるように
なり、凹所32に雨水やゴミが溜まらなくなる。これに
より電池本体2の周囲がドライで清浄な状態に維持され
るので、発電動作が安定するとともに保守点検を頻繁に
行なう必要がなくなるという利点がある。
【0029】一方、段差部32aの角度θ3が傾斜角θ
1と取付角θ2との差より大きい関係にある場合(θ3
>θ1−θ2)であっても、図3(c)に示すように段
差部32aから後垂れP5までの長さL3を十分に長く
すれば、段差部32aに溜まった雨水50が後垂れP5
のほうにオーバーフローしないので、屋根面4と電池モ
ジュール1との間隙への雨水50の浸入が生じない。
【0030】発電部21の幅方向両端部は、図4(図1
(b)中のC−C切断面)に示すように、左右の押え3
4により基台P1に押し付けられる。押え34は、基台
P1の両短辺にオーバーラップする部分の水切りP2,
P3に連続して設けられている。各押え34には2つの
突起34aがそれぞれ形成されている。電池本体2は押
え34の突起34aおよび基台P1により上下方向の動
きを規制され、強風下であっても電池ケース3からの電
池本体2の抜け出しがなくなる。
【0031】なお、図9に示すように押え34は平坦な
形状とし、突起34bを基台P1のほうに設けるように
してもよいし、図10に示すように押え34の折り曲げ
部分を基台P1のほうに張り出すように成形し、この張
出し折曲部34cにより電池本体2を押え込むようにし
てもよいし、図11に示すように押え34および基台P
1ともに平坦面とし、これら上下の平坦面の間に電池本
体2を挟み込むようにしてもよい。このように押え34
又は基台P1に突起34a,34bや張出し折曲部34
cが無い場合であっても、電池本体2が電池ケース3か
ら抜け出さないように挟み込み保持することは可能であ
る。
【0032】電池本体2を電池ケース3の奥まで挿入す
ると、図5(図1(b)中のD−D切断面)に示すよう
に電池本体2の前端が当て止め35に当接して電池本体
2は停止する。当て止め35の高さは、電池本体2の前
端の高さと同等か又は小さいほうが好ましい。当て止め
35の高さが電池本体2の前端よりも高いと、両者の段
差部分に雨水や汚れが溜り、発電効率を低下させるから
である。
【0033】前垂れP4は当て止め35よりも更に前方
側に設けられている。前垂れP4は、一般の汎用瓦材の
それと略同じ形状につくられている。すなわち、前垂れ
P4の前面部は一般の瓦材DMと同じ高さとし、下から
見上げたときの外観を損なわないようにしている。
【0034】また、前垂れP4の上面部は前方にいくに
従って少し上向きに傾斜している。この前垂れP4上面
部の上向き傾斜角は、図17に示すように水平に対する
屋根面4の傾斜角θ1から屋根面4に対する電池ケース
取り付け角θ2を引いた角度(θ1−θ2)よりも小さ
くすることが望ましい。この理由は、図7に示すように
前垂れP4の上に雨水が溜ることなく速やかに流れ落ち
るようになるからである。さらに、前垂れP4の下部は
水切りに類似する形状とし、瓦と瓦との重ね目からの雨
水の浸入を防ぐようにすることが望ましい。
【0035】本発明の瓦型太陽電池モジュールは、図1
3及び図14に示すように同じ電池モジュールを縦横に
並べて屋根を葺くことができる他に、図6〜図8に示す
ように一般の瓦材DMと混在させて屋根を葺くこと(混
ぜ葺き)ができる。例えば、図6に示すように本発明の
瓦型太陽電池モジュールKが一般の瓦材DMに水切りを
介して隣接するように葺いてもよいし、また図7に示す
ように汎用瓦材DMの後部の上に本発明の瓦型太陽電池
モジュール1の前部が重なるように葺いてもよいし、さ
らに図8に示すように本発明の瓦型太陽電池モジュール
Kの後部の上に一般の瓦材DMの前部が重なるように葺
いてもよい。
【0036】次に、電池ケース3の製作方法について説
明する。
【0037】図12は折り曲げ加工およびプレス加工に
より電池ケース3を製作するときに用いる金属板の展開
図である。金属板には板厚0.4mmのアルミニウム合
金板を用いた。金属板は矩形の中央領域P1および4つ
の矩形の周辺領域P2,P3,P4,P5からなり、中
央領域P1の各辺には各周辺領域P2,P3,P4,P
5がそれぞれ繋がっている。このうち対向する2つの周
辺領域P2,P3は中央領域P1の各辺とほぼ同じ幅で
連続して繋がっているが、周辺領域P4は中央領域P1
の一辺から周辺領域P3のほうまで延び出し、この周辺
領域P4の延長部分と周辺領域P3との間には切込み3
9が入れられ、また、周辺領域P5の長さ中央には所定
長の切欠38が形成されている。
【0038】図中の破線で示した箇所は折り曲げ加工に
より直角(90°)に折り曲げられる部分にあたり、一
点鎖線で示した箇所は折り曲げ加工により鋭角(90°
以下)に折り曲げられる部分にあたる。金属板の中央領
域P1は折り曲げ加工後に基台となる。周辺領域P2,
P3は折り曲げ加工後にそれぞれ押え34および水切り
となる。周辺領域P4は折り曲げ加工後に当て止め35
および前垂れとなる。周辺領域P5は折り曲げ加工後に
後垂れとなる。
【0039】釘穴31はパンチング打抜き又はドリル穿
孔により形成される。また、凹所32および戻り止め3
3は、基台P1の後部に当たる部位をプレス加工してそ
れぞれ形成される。
【0040】周辺領域P2,P3は、先ず上側に直角に
折り曲げ、次に内側にほぼ直角に折り曲げ、次に外側に
鋭角に折り曲げる。これにより基台P1の左右両辺にオ
ーバーラップする1対の押え34が形成される。次に、
周辺領域P2,P3を適当な幅のところで下側に折り曲
げ、さらに剰余の部分を水平に波形状に型曲げ成形す
る。一方側の水切りP2は、2つの波形状を型曲げ加工
した後に、さらに下側に直角に折り曲げ、さらに内側に
直角に折り曲げる。
【0041】周辺領域P4は、先ず上側に直角に折り曲
げ、次に外側に直角よりやや鈍角に折り曲げる。これに
より当て止め35が基台P1の後端に形成される。次
に、周辺領域P4を適当な幅のところで下側に直角より
やや鋭角に折り曲げ、次に内側に直角に折り曲げ、さら
に剰余の部分を水平に波形状に型曲げ成形する。これに
より横断面が略矩形の細長箱状の前垂れP4が形成され
る。なお、当て止め35の高さは電池本体2の前端部の
厚みと同じか又はこれより小さくする。また、前垂れP
4の上面部の傾斜角は(θ1−θ2)より小さくする。
また、前垂れP4の前面部の高さは一般の瓦材DMのそ
れと遜色ない高さとする。さらに、前垂れP4の下面部
は水切りの形状に近似するものとし、重し(図示せず)
が前垂れP4から容易に脱落しないような形状とする。
【0042】周縁領域P5は、図3に示すように基台P
1に対して下側に直角に折り曲げる。これにより後垂れ
P5が形成される。この場合に、後垂れP5の高さは屋
根の桟木5の高さよりも小さくする。なお、基台P1の
凹所32は後垂れP5を形成する前に予め形成しておく
必要がある。
【0043】図13に示すように、隣り合う電池モジュ
ール1の水切りP2,P3が互いに重ね合わされてラビ
リンスシールが形成される。
【0044】図14に示すように、前方の電池モジュー
ル1の一部に後方の電池モジュール1が重ねられてい
る。電池モジュール1の重ね合わせ長さは75±15m
mとし、電池本体の発電部21の有効露出サイズが縦3
00mm×横500mmとなるようにする。ちなみに電
池本体2の周縁部の幅10〜15mm程度は非発電部で
ある。
【0045】図15は正極プラグ40bを負極プラグ4
0aに差し込んで接続した状態を示す断面図である。符
号43は絶縁性の樹脂で形成した外筒であり、符号44
は導体で形成され外筒43の軸心に設けられたコンタク
トピンである。符号45は絶縁子であって、コンタクト
ピン44の先端に固定され、コンタクトピン44の外径
と同径またはやや小さい径を有するチップ状の部材であ
る。絶縁子45の先端は外筒43の先端よりも少し引っ
込んだ位置に存在するように配置されている。符号43
aは外筒43の内径部にリング状に設けた凹溝であり、
コネクタ(図示せず)の三つのレセプタクルの何れかに
プラグ40a,40bを所定位置まで挿入した場合に、
レセプタクル部41の外周にそれぞれ形成したリング状
の突起41aに係合し、両者を係止する位置に設けてあ
る。このように雄型プラグ40bを雌型プラグ40aに
差し込むと、導電部分が露出しないように絶縁被覆材で
覆われるようになっている。
【0046】図16(a)に示すように、基準サイズの
二倍長の電池本体2Aを電池ケース3Aに装着した大サ
イズの瓦型太陽電池モジュール1Aを製作することもで
きる。また、図16(b)に示すように、基準サイズの
三倍長の電池本体2Bを電池ケース3Bに装着した大サ
イズの瓦型太陽電池モジュール1Bを製作することもで
きる。
【0047】次に図17〜図20を参照しながら本発明
の瓦型太陽電池モジュールを用いた施工例について説明
する。
【0048】(第1の実施形態)本実施形態はパワーコ
ンディショナ入力電圧200V、発電瓦1枚当りの電圧
100Vとして説明する。
【0049】本実施形態では、図18に示すように屋根
面4の左側領域には22枚の発電瓦K1〜K22と1枚
の非発電瓦DMとが葺かれ、屋根面4の右側領域には2
2枚の発電瓦K1〜K22が葺かれる。発電瓦Kの発電
部21の基準サイズは厚さ3〜5mm×縦300mm×
横500mmとした。
【0050】施工にあたっては、図17に示すように1
つの屋根面4の上に複数本の桟木5を略等ピッチ間隔に
水平に取り付ける。電池ケース3の後垂れP5を桟木5
に引っ掛け、釘穴31に釘6(又はネジ釘6)を打ち付
け、電池ケース3を屋根面4に固定する。電池ケース3
の取り付け施工は、下方の軒先の列から初めて上方の天
頂の列に向けて順次さかのぼるように行なう。
【0051】図18に示すように、導線ケーブル12,
13,14,15が屋根面4の適所にそれぞれ敷設され
る。図中では模式的に示してあるが、各導線ケーブル1
2,13,14,15は実際には屋根面4の左側領域と
右側領域とに区画され、それぞれが格段の桟木5に沿わ
せて取り付けられる。すなわち屋根面4の左側領域には
第1組のケーブル12,13が敷設され、屋根面4の右
側領域には第2組のケーブル14,15が敷設される。
なお、導線ケーブル12,13,14,15は、電池ケ
ース3の取り付け前に屋根面4に予め敷設しておくこと
が好ましいが、電池ケース3の取り付け中または取り付
け後に敷設するようにしてもよい。
【0052】また、図中では省略してあるが、第1組の
導線ケーブル12,13には図15に示す正負極接続用
の各22個のプラグ40a,40bがそれぞれ予め取り
付けられ、第2組の導線ケーブル14,15にも同数の
プラグ40a,40bがそれぞれ予め取り付けられてい
る。
【0053】各電池ケース3に電池本体2を次々に装着
し、図18に示すように、左側領域の発電瓦K1〜K2
2のプラグ40a,40bは第1組のケーブル12,1
3のほうに差し込み、右側領域の発電瓦K1〜K22の
プラグ40a,40bは第2組のケーブル14,15の
ほうに差し込む。なお、屋根面4の左右領域を識別でき
るように図中に太線で示したように境界線8を目印とし
て引いておくことが望ましい。また、正極用の導線ケー
ブル12,14およびプラグ40bを例えば赤色に着色
し、負極用の導線ケーブル13,15およびプラグ40
aを例えば青色に着色して作業者が容易に識別できるよ
うにしておくことが望ましい。さらに、発電瓦Kのプラ
グ40a,40bにも同様の着色をしておくことが望ま
しい。このように屋根面(又は下地面)、導線ケーブル
並びに発電瓦をそれぞれ識別可能としておくことにより
プラグの差し違えが防止される。
【0054】プラグの差し込み作業が終了すると、接続
ケーブル16により正負の導線ケーブル13,14を接
続し、さらに中継ケーブル18,19により他の正負の
導線ケーブル12,15を接続箱17を経由して、又は
直接パワーコンディショナ10の正負の端子にそれぞれ
接続する。なお、導線ケーブル13と14とを直接接続
することも可能であるので、接続ケーブル16を省略し
てもよい場合がある。
【0055】図19に示すように、ケーブル12,1
3,14,15は一系統の発電ブロック(電池アレイ)
に属するものであり、中継ケーブル18,19を介して
接続箱17を経由して、又は直接パワーコンディショナ
10の正負の端子にそれぞれ接続されている。
【0056】屋根上での電池の接続作業は直列接続数が
少ないほうが配線工事の労力が軽減されるので、このよ
うな回路をもつ一系統の発電ブロックとした。
【0057】各導線ケーブル12,15の端末はコネク
タ41a,41bにより中継ケーブル18,19にそれ
ぞれ接続され、中継ケーブル18,19は接続箱17の
正負極の端子にそれぞれ接続され、さらに接続箱17は
接続ケーブル48,49を介してパワーコンディショナ
10に接続されている。
【0058】(第2の実施形態)図20は第2の実施形
態の施工例を示す図である。本実施形態は上記第1の実
施形態と同様にパワーコンディショナ入力電圧200
V、発電瓦1枚当りの電圧100Vとして説明する。
【0059】本実施形態では屋根面4の上に図16
(a)に示す二倍長の電池モジュール1A又は図16
(b)に示す三倍長の電池モジュール1Bを発電瓦Kと
して設置した。屋根面4の上には10枚の発電瓦K1〜
K10を左右対称に取り付け、奇数番号の発電瓦K1,
K3,K5,K7,K9(第1組)は導線ケーブル1
2,13に並列に接続し、偶数番号の発電瓦K2,K
4,K6,K8,K10(第2組)は導線ケーブル1
4,15に並列に接続した。さらに、第1組の負極ケー
ブル13と第2組の正極ケーブル14とをコネクタ41
a,41bを介して接続ケーブル16により接続した。
一方、第1組の正極ケーブル12の末端はコネクタ41
aを介して中継ケーブル18に接続され、第2組の負極
ケーブル15の末端はコネクタ41bを介して中継ケー
ブル19に接続されている。これら正負極1対の中継ケ
ーブル18,19は接続箱17を経由するか又は直接パ
ワーコンディショナ10の各端子にそれぞれ接続されて
いる。
【0060】本実施形態の二倍長、三倍長の瓦型太陽電
池モジュールは1つの屋根面上でのプラグの差し込み数
が少なくなるので、配線作業の間違いが発生し難いとい
う利点がある。また、このような二倍長、三倍長の瓦型
太陽電池モジュールを用いても住宅としての体裁や外観
は損なわれない。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、住宅の屋根に一般の瓦
と同様に取り付けることができる施工性および意匠性に
優れた瓦型太陽電池モジュールが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態に係る瓦型太陽電池
モジュールの分解斜視図、(b)は本発明の実施形態に
係る瓦型太陽電池モジュールの斜視図。
【図2】(a)は装着途中の瓦型太陽電池モジュールの
一部を示す断面図、(b)は図1(b)中のA−A線で
切断した瓦型太陽電池モジュールの一部(戻り止め)を
示す断面図。
【図3】(a)は図1(b)中のB−B線で切断した瓦
型太陽電池モジュールの一部(電池ケースの端子箱収納
部)を示す拡大断面図、(b)は電池ケースにおける端
子箱収納部の一例を示す図、(c)は電池ケースにおけ
る端子箱収納部の他の一例を示す図。
【図4】図1(b)中のC−C線で切断した瓦型太陽電
池モジュールの一部(押え)を示す断面図。
【図5】図1(b)中のD−D線で切断した瓦型太陽電
池モジュールの一部(当て止めと前垂れ)を示す断面
図。
【図6】本発明の瓦型太陽電池モジュールと非発電瓦
(一般の瓦材)との左右の重なり部分(水切り)を示す
拡大断面図。
【図7】本発明の瓦型太陽電池モジュールと非発電瓦
(一般の瓦材)との前後の重なり部分を示す拡大断面
図。
【図8】本発明の瓦型太陽電池モジュールと非発電瓦
(一般の瓦材)との前後の重なり部分を示す拡大断面
図。
【図9】他の実施形態の押えを示す部分断面図。
【図10】他の実施形態の押えを示す部分断面図。
【図11】他の実施形態の押えを示す部分断面図。
【図12】電池ケースの展開図。
【図13】左右2枚の瓦型太陽電池モジュールを示す斜
視図。
【図14】前後2枚の瓦型太陽電池モジュールを示す斜
視図。
【図15】接続用プラグを示す断面図。
【図16】(a)は二倍長の瓦型太陽電池モジュールを
示す斜視図、(b)は三倍長の瓦型太陽電池モジュール
を示す斜視図。
【図17】電池ケースの屋根取り付け施工例を示す断面
模式図。
【図18】標準長の瓦型太陽電池モジュールを用いた一
系統の発電ブロックとしての電池アレイ(第1の実施形
態)を示す模式図。
【図19】一系統の電池アレイの回路図。
【図20】二倍長又は三倍長の瓦型太陽電池モジュール
を用いた一系統の発電ブロックとしての電池アレイ(第
2の実施形態)を示す模式図。
【符号の説明】
1,K…瓦型太陽電池モジュール、 2…電池本体、 21…発電部、 22…端子箱、 23…リード線、 3…電池ケース、 31…釘穴(つり穴)、 32…凹所、 33…戻り止め、 34…押え、34a,34b…突起、 35…当て止め、 38…切欠、 39…切込み、 P1…基台、 P2,P3…水切り(ウォーターチャンネル)、 P4…前垂れ、 P5…後垂れ、 4,4A,4B…屋根面、 5…桟木、 6…釘、 10…パワーコンディショナ、 12,13,14,15,16,18,19…ケーブ
ル、 17…接続箱、 20A,20B,20C…一系統の発電ブロック(電池
アレイ)、 40a,40b…プラグ、 41a,41b…コネクタ、 K1〜K21…発電瓦(瓦型太陽電池モジュール)、 DM…非発電瓦(一般の瓦材)。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に矩形の電池本体と、屋根に取り
    付けられて前記電池本体を収納保持する実質的に矩形の
    電池ケースとを具備する瓦型太陽電池モジュールにおい
    て、 前記電池ケースは、 前記電池本体を支持する基台と、 前記基台の両側部にそれぞれ設けられ、前記電池本体が
    前記基台から浮き上がらないように前記電池本体の幅方
    向両端部をそれぞれ前記基台との間に挟んで保持する少
    なくとも1対の押えと、 前記基台の前部に設けられ、前記電池本体が前記基台か
    ら抜け出さないように前記電池本体の前端面に当接する
    当て止めと、を具備することを特徴とする瓦型太陽電池
    モジュール。
  2. 【請求項2】 さらに、上記押えよりも更に基台の両側
    部の外側にそれぞれ設けられ、左右に隣接する他の電池
    モジュール又は一般の瓦材と重ね合わされて該他の電池
    モジュール又は一般の汎用瓦との間にシール部を形成
    し、雨水の浸入を防ぐための水切りを有することを特徴
    とする請求項1記載の瓦型太陽電池モジュール。
  3. 【請求項3】 さらに、上記当て止めよりも更に基台の
    前端部の前側に設けられ、前後に隣接する他の電池モジ
    ュール又は一般の汎用瓦と重ね合わされて該他の電池モ
    ジュール又は一般の汎用瓦との間にシール部を形成し、
    風雨の吹き上げによる雨水の浸入を防ぐための前垂れを
    有することを特徴とする請求項1記載の瓦型太陽電池モ
    ジュール。
  4. 【請求項4】 上記当て止めの高さは、上記電池本体の
    上面の高さと同じか又はそれよりも低いことを特徴とす
    る請求項1記載の瓦型太陽電池モジュール。
  5. 【請求項5】 上記前垂れの長さは、左右に隣接して配
    列される電池モジュールの幅方向ピッチ間隔と略等しい
    か又はこれよりも長いことを特徴とする請求項3記載の
    瓦型太陽電池モジュール。
  6. 【請求項6】 上記基台は、電池本体を支持する面より
    突出するように該基台の後部に設けられ、電池本体の後
    端面に当接して該電池本体の戻りを防止する少なくとも
    1つの戻り止めを有することを特徴とする請求項1記載
    の瓦型太陽電池モジュール。
  7. 【請求項7】 上記基台は、電池本体を支持する面より
    凹むように該基台の後部に設けられ、電池本体の端子箱
    が納まる凹所を有することを特徴とする請求項1記載の
    瓦型太陽電池モジュール。
  8. 【請求項8】 上記基台、押え、当て止め、前垂れ、水
    切りは、主として折り曲げ加工およびプレス加工された
    金属板からなることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1項記載の瓦型太陽電池モジュール。
  9. 【請求項9】 上記前垂れの前端部の高さは、基準とな
    る汎用瓦の前端部高さと略同じことを特徴とする請求項
    3記載の瓦型太陽電池モジュール。
  10. 【請求項10】 さらに、上記前垂れの中空部に装着さ
    れる重しを有することを特徴とする請求項3記載の瓦型
    太陽電池モジュール。
  11. 【請求項11】 さらに、上記基台の後部に設けられ、
    電池本体を支持する面より下方に延び出す後垂れを有す
    ることを特徴とする請求項1記載の瓦型太陽電池モジュ
    ール。
  12. 【請求項12】 さらに、上記基台の後部に形成された
    少なくとも1つの釘穴を有することを特徴とする請求項
    1記載の瓦型太陽電池モジュール。
  13. 【請求項13】 左右に隣接して配列される電池モジュ
    ールの横方向ピッチ間隔は、基準となる汎用瓦の横方向
    のピッチ間隔の整数倍とすることを特徴とする請求項1
    記載の瓦型太陽電池モジュール。
  14. 【請求項14】 前後に隣接して配列される電池モジュ
    ールの縦方向ピッチ間隔は、基準となる汎用瓦の縦方向
    のピッチ間隔と同じとすることを特徴とする請求項1記
    載の瓦型太陽電池モジュール。
  15. 【請求項15】 上記凹所の段差部が上記基台との間に
    なす角度θ3を、屋根面の傾斜角θ1と電池モジュール
    取付角θ2との差より小さくし(θ3<θ1−θ2)、
    凹所に流れ込んだ雨水が該段差部を通って軒方向に流れ
    落ちるようにしたことを特徴とする請求項7記載の瓦型
    太陽電池モジュール。
  16. 【請求項16】 上記凹所の段差部から後垂れまでの長
    さL3を十分に長くして、該段差部に溜まった雨水が後
    垂れのほうにオーバーフローしないようにしたことを特
    徴とする請求項7記載の瓦型太陽電池モジュール。
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