JP2010278284A - ソケットコネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半田付け作業や特殊構造部材を備えることが不要とされたもとで、複数の太陽電池を、小型・薄型化に適した態様をもって位置決め保持して、直列または並列に接続することができるソケットコネクタ装置を提供する。
【解決手段】絶縁ハウジング22に各々が太陽電池を収容する複数個のセル収容部23が設けられて、各セル収容部23に、収容された太陽電池の位置規制を行って、太陽電池のセル収容部23からの抜脱を防止するセル抜け止め部30;31が設けられるとともに、太陽電池の負極及び正極端子部に夫々当接する第1及び第2の導電コンタクト26, 27が取り付けられ、さらに、複数個のセル収容部23のうちの一つに取り付けられた第1の導電コンタクト26を他の一つに取り付けられた第2の導電コンタクト27に連結する導電連結部材が、絶縁ハウジング22に埋め込まれて設けられる。
【選択図】図1

Description

本願の特許請求の範囲に記載された発明は、複数の太陽電池(ソーラー・セル)が装着されて、それらが直列接続された状態または並列接続された状態におかれるソケットコネクタ装置に関する。
近年、様々な環境問題に対処すべく、自然エネルギーを積極的に利用することが注目されている。取り分け、極めてクリーンであって実質的に無尽蔵と言うことができる太陽光の利用が、これからの自然エネルギーの利用における主たる役割を果たすものとして期待されている。
エネルギー源としての太陽光の利用に際しては、太陽光エネルギーを直接的に電力に変換する太陽電池を用いて行う利用形態が、結果的に利用効率が比較的高いことになる。太陽電池は、半導体による光起電力効果によって電力を得るものであるが、現在実用化されている太陽電池は、単独で供給できる電力が比較的小なるものにとどめられている。それゆえ、複数の太陽電池を直列または並列に接続して全体としてパネル状を成すものとして、所定以上の電力が得られるようにした太陽電池モジュール、さらには、複数の太陽電池モジュールを直列または並列に接続して、必要とされる電力が得られるように設置した太陽電池アレイ等が、広く実用に供されている。
複数の太陽電池を直列または並列に接続するにあたっては、最も基本的には、例えば、複数の太陽電池を基板上に配して、一つの太陽電池の正極端子部と他の太陽電池の負極端子部とを、または、複数の太陽電池の正極端子部同士及び負極端子部同士を、導電ワイヤーや導電リボン等を半田付けあるいは溶接することにより相互連結するようにされている。しかしながら、このような半田付けあるいは溶接を伴う複数の太陽電池の接続が行われる場合には、半田付けあるいは溶接のための特殊な工具や装置が必要とされるとともに、煩わしい半田付け作業あるいは溶接作業が要求されることになる。さらに、一旦半田付けあるいは溶接がなされた太陽電池は、基板から取り外すことが困難とされ、複数の太陽電池のうちの幾つかについての交換等は諦めざるを得ないこととされる。
それゆえ、従来においては、一つの太陽電池の正極端子部と他の太陽電池の負極端子部とについての、または、複数の太陽電池の正極端子部同士及び負極端子部同士についての導電ワイヤーや導電リボン等を用いた半田付けあるいは溶接を伴うことなく、複数の太陽電池を直列または並列に接続することができるようにした太陽電池アレイ構造が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
上述の特許文献1に開示されている従来の太陽電池アレイ構造にあっては、基板(8) が用意され、その基板(8) の上面には、各々が基板(8) と一体形成された複数の係止ピン(11)が、太陽電池(4) の幅寸法に応じた間隔をおいて、マトリクス状に配列立設されている。また、複数の係止ピン(11)の夫々の上端部には、太陽電池(4) の高さ寸法に応じた高さをとる庇部(12a,12b) が設けられている。そして、複数の係止ピン(11)の夫々には、それを貫通する、金あるいは銀材によるインターコネクタ(9) が埋設されており、インターコネクタ(9) の一端(9a)は、庇部(12a) の下方において、太陽電池(4) が配されるべき空間(セル空間)の一つに臨むものとされ、また、インターコネクタ(9) の他端(9b)は、基板(8) の上面において、一端(9a)が臨むセル空間に隣接するセル空間に臨むものとされている。
このようなもとで、基板(8) の上面に配列立設された複数の係止ピン(11)のうちの隣り合う二つの間に形成されるセル空間の夫々に太陽電池(4) を配して、それが基板(8) の上面と庇部(12b) の下面とによって保持されるようにし、太陽電池(4) の上面電極(10a) をインターコネクタ(9) の一端(9a)に当接させるとともに、太陽電池(4) の下面電極(10b) をインターコネクタ(9) の他端(9b)に当接させると、複数の太陽電池(4) を直列接続された状態に置くことができる。
また、上述の構成に手を加えて、複数の係止ピン(11)に夫々埋設された複数のインターコネクタ(9) の各々の一端(9a)同士及び他端(9b)同士を夫々溶接あるいは半田付けによって連結したもとで、基板(8) の上面に配列立設された複数の係止ピン(11)のうちの隣り合う二つの間に形成されるセル空間の夫々に太陽電池(4) を配して、それが基板(8) の上面と庇部(12b) の下面とによって保持されるようにし、太陽電池(4) の上面電極(10a) をインターコネクタ(9) の一端(9a)に当接させるとともに、太陽電池(4) の下面電極(10b) をインターコネクタ(9) の他端(9b)に当接させると、複数の太陽電池(4) を並列接続された状態に置くことができる。
特開昭63−161682号公報(第2〜3頁、図1〜3)
上述のような、一つの太陽電池の正極端子部と他の太陽電池の負極端子部とについての、または、複数の太陽電池の正極端子部同士及び負極端子部同士についての導電ワイヤーや導電リボン等を用いた半田付けあるいは溶接を伴うことなく、複数の太陽電池を直列または並列に接続することができるものとされた、従来提案されている太陽電池アレイ構造にあっては、各々がそれを貫通する金もしくは銀材によるインターコネクタ(9) が埋設されたものとされる複数の係止ピン(11)がマトリクス状に配列立設されて一体形成された上面を有する、特殊な立体構造をとる基板(8) を備えることが必要とされる。このような、各々に金もしくは銀材によるインターコネクタ(9) が埋設された複数の係止ピン(11)が一体形成された特殊立体構造をとる基板(8) を得るには、特殊で大掛かりな製造装置と複雑な製造工程とが必要とされ、かつ、コストも嵩むことになってしまう。
また、上述の従来提案されている太陽電池アレイ構造は、基板(8) の上面に配列立設された複数の係止ピン(11)のうちの隣り合う二つの間に形成されるセル空間の夫々に配した太陽電池(4) を、基板(8) の上面と太陽電池(4) の上方に突出する庇部(12b) の下面とによって保持するものとされるので、基板(8) の下面から複数の係止ピン(11)の夫々の庇部(12a,12b) の上面までの、基板(8) の厚み及び太陽電池(4) の厚みを含めた全体の高さ寸法が、比較的大となってしまい、小型・薄型化に馴染まないという不都合も伴うことになる。
斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に記載された発明は、一つの太陽電池の正極端子部と他の太陽電池の負極端子部とについての、または、複数の太陽電池の正極端子部同士及び負極端子部同士についての導電ワイヤーや導電リボン等を用いた半田付けあるいは溶接を伴うことなく、しかも、特殊な立体構造をとる基板等の特殊部材を備えることが不要とされたもとで、複数の太陽電池を、小型・薄型化に適した態様をもって位置決め保持して、直列または並列に接続することができるソケットコネクタ装置を提供する。
本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項6までのいずれかに記載された発明(以下、本願発明という。)に係るソケットコネクタ装置は、第1の面に受光部及び第1の端子部が配されるとともに第1の面に対向する第2の面に第2の端子部が配された太陽電池を着脱可能に収容するセル収容部が複数個設けられるとともに、複数個のセル収容部の各々に収容された太陽電池に対して第1及び第2の面に直交する方向の位置規制及び第1及び第2の面に沿う方向の位置規制を行い、当該太陽電池のセル収容部からの抜脱を防止するセル抜け止め部が設けられた絶縁ハウジングと、複数個のセル収容部の各々の一端部に取り付けられ、そのセル収容部に太陽電池が受光部を外光に晒す状態をもって収容されたとき、当該太陽電池の第1の端子部に当接する第1の導電コンタクトと、複数個のセル収容部の各々の一端部に取り付けられ、そのセル収容部に太陽電池が受光部を外光に晒す状態をもって収容されたとき、当該太陽電池の第2の端子部に当接する第2の導電コンタクトと、複数個のセル収容部のうちの一つに取り付けられた第1の導電コンタクトを複数個のセル収容部のうちの他の一つに取り付けられた第2の導電コンタクトに連結する状態、または、複数個のセル収容部の各々に取り付けられた第1の導電コンタクト同士及び複数個のセル収容部の各々に取り付けられた第2の導電コンタクト同士を夫々連結する状態をとる導電連結部材と、を備えて構成される。
特に、本願発明に係るソケットコネクタ装置のうちの請求項4に記載されたものにあっては、絶縁ハウジングに設けられたセル抜け止め部が、複数個のセル収容部の各々に付設され、そのセル収容部に収容された太陽電池の第1の面における周縁部分に係合することにより、当該太陽電池についての第1及び第2の面に直交する方向の位置規制を行う第1の係合部と、当該セル収容部に収容された太陽電池の第1の面と第2の面との間の端面に係合することにより、当該太陽電池についての第1及び第2の面に沿う方向の位置規制を行う第2の係合部とを含んで構成される。
上述のように構成される本願発明に係るソケットコネクタ装置は、相互対向する第1の面と第2の面とを有し、第1の面に受光部、及び、例えば、負極端子部とされる第1の端子部が配されるとともに、第2の面に、例えば、正極端子部とされる第2の端子部が配された太陽電池の複数個に、直列接続状態または並列接続状態をとらせるべく用いられる。
そして、本願発明に係るソケットコネクタ装置にあっては、絶縁ハウジングに上述の複数個の太陽電池を夫々収容する複数個のセル収容部が設けられ、各セル収容部に、それに収容された太陽電池に対して第1及び第2の面に直交する方向の位置規制及び第1及び第2の面に沿う方向の位置規制を行って、その太陽電池のセル収容部からの抜脱を防止するセル抜け止め部が設けられている。また、各セル収容部には、第1の導電コンタクトと第2の導電コンタクトとが取り付けられ、さらに、複数個のセル収容部のうちの一つに取り付けられた第1の導電コンタクトを複数個のセル収容部のうちの他の一つに取り付けられた第2の導電コンタクトに連結する状態、または、複数個のセル収容部の各々に取り付けられた第1の導電コンタクト同士及び複数個のセル収容部の各々に取り付けられた第2の導電コンタクト同士を夫々連結する状態をとる導電連結部材が、例えば、絶縁ハウジングに埋め込まれて設けられる。
各セル収容部に取り付けられた第1の導電コンタクトは、それが取り付けられたセル収容部に太陽電池が受光部を外光に晒す状態をもって収容されたとき、その太陽電池の第1の端子部に当接し、また、各セル収容部に取り付けられた第2の導電コンタクトは、それが取り付けられたセル収容部に太陽電池が受光部を外光に晒す状態をもって収容されたとき、その太陽電池の第2の端子部に当接する。第1の導電コンタクト及び第2の導電コンタクトは、例えば、それらが夫々当接する太陽電池の第1の端子部及び第2の端子部に弾性押圧力を作用させる。
特に、本願発明に係るソケットコネクタ装置のうちの請求項4に記載されたものの場合には、セル抜け止め部を構成する第1の係合部及び第2の係合部が、夫々、各セル収容部に収容された太陽電池の第1の面における周縁部分に係合して、当該太陽電池についての第1及び第2の面に直交する方向の位置規制を行う状態、及び、各セル収容部に収容された太陽電池の第1の面と第2の面との間の端面に係合して、当該太陽電池についての第1及び第2の面に沿う方向の位置規制を行う状態、をとるものとされる。
このような本願発明に係るソケットコネクタ装置における複数個のセル収容部に、各々の受光部を外光に晒す状態をもって夫々収容された複数個の太陽電池の各々にあっては、各セル収容部に設けられた、例えば、太陽電池の第1の面における周縁部分に係合する状態をとる第1の係合部と太陽電池の第1の面と第2の面との間の端面に係合する状態をとる第2の係合部とを含むものとされる、セル抜け止め部により、その第1及び第2の面に直交する方向の位置規制及びその第1及び第2の面に沿う方向の位置規制が行われて、セル収容部からの抜脱が防止される。それにより、複数個の太陽電池が、複数個のセル収容部において夫々位置決め保持される。このようにして、セル収容部において位置決め保持された各太陽電池は、例えば、負極端子部とされる第1の端子部に第1の導電コンタクトが当接するとともに、例えば、正極端子部とされる第2の端子部に第2の導電コンタクトが当接する状態におかれ、その際、第1の端子部及び第2の端子部は夫々第1の導電コンタクト及び第2の導電コンタクトからの弾性押圧力を受ける。
そして、複数個のセル収容部のうちの一つに取り付けられた第1の導電コンタクトを複数個のセル収容部のうちの他の一つに取り付けられた第2の導電コンタクトに連結する状態、または、複数個のセル収容部の各々に取り付けられた第1の導電コンタクト同士及び複数個のセル収容部の各々に取り付けられた第2の導電コンタクト同士を夫々連結する状態をとる導電連結部材が、例えば、絶縁ハウジングに埋め込まれて設けられていることにより、複数個のセル収容部に夫々収容されてセル抜け止め部により位置規制された複数個の太陽電池は、直列接続された状態または並列接続された状態におかれる。
上述のような本願発明に係るソケットコネクタ装置を用いることにより、複数個の太陽電池をソケットコネクタ装置の絶縁ハウジングに設けられた複数個のセル収容部に夫々着脱可能に収容されたものとするだけで、当該複数個の太陽電池に、複数個のセル収容部において夫々位置決め保持されたもとで、直列接続された状態または並列接続された状態をとらせることができる。そして、本願発明に係るソケットコネクタ装置は、各々が太陽電池を着脱可能に収容する複数個のセル収容部と各セル収容部に収容された太陽電池のセル収容部からの抜脱を防止するセル抜け止め部とが設けられた絶縁ハウジングと、複数個のセル収容部の各々に取り付けられた第1及び第2の導電コンタクトと、一つのセル収容部に取り付けられた第1の導電コンタクトを他のセル収容部に取り付けられた第2の導電コンタクトに連結する状態、または、複数個のセル収容部の各々に取り付けられた第1の導電コンタクト同士及び複数個のセル収容部の各々に取り付けられた第2の導電コンタクト同士を夫々連結する状態をとる導電連結部材とを備えて構成されるので、特殊な立体構造をとる基板等の特殊な部材を必要とせず、全体を平板状に形成することができて、小型・薄型化に適している。
従って、本願発明に係るソケットコネクタ装置によれば、一つの太陽電池の正極端子部と他の太陽電池の負極端子部とについての、または、複数の太陽電池の正極端子部同士及び負極端子部同士についての、導電ワイヤーや導電リボン等を用いた半田付けあるいは溶接を伴うことなく、しかも、特殊な立体構造をとる基板等の特殊部材を備えることが不要とされたもとで、複数の太陽電池を、小型・薄型化に適した態様をもって位置決め保持して、直列または並列に接続することができることになる。
本願発明に係るソケットコネクタ装置の一例を示す斜視図である。 本願発明に係るソケットコネクタ装置の一例を示す平面図である。 図1における鎖線円III により囲まれた部分を拡大図示する斜視図である。 図2における鎖線円IVにより囲まれた部分を拡大図示する平面図である。 図4における V−V 線断面を一部を省略してあらわす部分断面図である。 図4におけるVI−VI線断面を一部を省略してあらわす部分断面図である。 図1及び図2に示されるソケットコネクタ装置の一例が備える導電連結部材の説明に供される斜視図である。 図1及び図2に示されるソケットコネクタ装置の一例が備える導電連結部材の説明に供される平面図である。 図1及び図2に示されるソケットコネクタ装置の一例が備える導電連結部材の説明に供される斜視図である。 図1及び図2に示されるソケットコネクタ装置の一例が備える導電連結部材の説明に供される平面図である。 図1及び図2に示されるソケットコネクタ装置の一例が備える導電連結部材の説明に供される斜視図である。 図1及び図2に示されるソケットコネクタ装置の一例が備える導電連結部材の説明に供される平面図である。 図1及び図2に示されるソケットコネクタ装置の一例が備える導電連結部材の説明に供される斜視図である。 図1及び図2に示されるソケットコネクタ装置の一例が備える導電連結部材の説明に供される平面図である。 図3に示されるセル収容部に太陽電池の一例が収容される過程を示す斜視図である。 図5に示されるセル収容部に太陽電池の一例が収容される過程を示す部分断面図である。 図6に示されるセル収容部に太陽電池の一例が収容される過程を示す部分断面図である。 図3に示されるセル収容部に太陽電池の一例が収容された状態を示す斜視図である。 図5に示されるセル収容部に太陽電池の一例が収容された状態を示す部分断面図である。 図6に示されるセル収容部に太陽電池の一例が収容された状態を示す部分断面図である。 本願発明に係るソケットコネクタ装置に装着される太陽電池の一例を示す斜視図である。 本願発明に係るソケットコネクタ装置に装着される太陽電池の一例を示す斜視図である。
本願発明を実施するための形態は、以下に述べられる本願発明についての実施例をもって説明される。
図21及び図22は、本願発明に係るソケットコネクタ装置に装着される太陽電池の一例を成す太陽電池11を示す。
図21及び図22において、太陽電池11は、全体が矩形平板状を成すものとして形成されていて、相互に対向して、例えば、表面と裏面という関係を成す第1の面12と第2の面13とを有している。第1の面12から第2の面13までの厚みは、極めて小とされている。
第1の面12及び第2の面13の夫々は平面状とされていて、第1の面12には、受光部14と、例えば、負極端子部とされる第1の端子部15とが配されており、また、第2の面13には、例えば、正極端子部とされる第2の端子部16が配されている。第1の端子部15は、太陽電池11における相互対向する一端部17及び他端部18のうちの一端部17側に設けられており、また、第2の端子部16も、一端部17側に設けられている。
このような構成を有した太陽電池11は、受光部14が外光に晒されるとき、その外光に応じた光起電力効果を生じて、第1の端子部15と第2の端子部16との間に電圧を発生する。
図1及び図2は、本願発明に係るソケットコネクタ装置の一例を成すソケットコネクタ装置21を示す。
図1及び図2において、ソケットコネクタ装置21は、全体が長方形平板状を成す絶縁ハウジング22を備えている。絶縁ハウジング22には、複数個のセル収容部23が、例えば、各列が5個のセル収容部23から成る2列を、絶縁ハウジング22の長手方向(矢印Lにより示される方向:L方向)に沿って並列に形成する状態をもって、配列配置されている。
複数個のセル収容部23の夫々は、全体が矩形状とされており、その三方を仕切る仕切部24と三方を仕切部24により区画された底部25とを含んで形成されている。各セル収容部23は、その深さが比較的小とされたもとで、図21及び図22に示される太陽電池11を着脱可能に収容する。太陽電池11がセル収容部23に収容される際には、太陽電池11における第2の面13がセル収容部23における底部25に対面するようにされ、太陽電池11における第1の面12に配された受光部14が外光に晒される状態におかれる。
各セル収容部23には、その一端部側に、第1の導電コンタクト26と第2の導電コンタクト27とが取り付けられている。それに加えて、複数個のセル収容部23のうちのそれらの配列の端部に配された一つから絶縁ハウジング22の外部へと、第1の外部接続端子部28が導出されており、また、複数個のセル収容部23のうちのそれらの配列の端部に配された他の一つから絶縁ハウジング22の外部へと、第2の外部接続端子部29が導出されている。第1の導電コンタクト26,第2の導電コンタクト27,第1の外部接続端子部28及び第2の外部接続端子部29の夫々は、導電性金属板材、例えば、燐青銅板材によって形成される。
また、各セル収容部23の仕切部24における当該セル収容部23に収容された太陽電池11を挟んで対向することになる位置に、対を成す第1の係合部30が、セル収容部23の内側に向かって張り出して設けられている。さらに、各セル収容部23には、第1の導電コンタクト26と第2の導電コンタクト27とが取り付けられた一端部側に対向する他端部側において、底部25の一部分に、片持弾性片部を形成する第2の係合部31が設けられている。
複数のセル収容部23に複数の太陽電池11が夫々収容されたもとにあっては、各太陽電池11は、その第1の端子部15及び第2の端子部16が設けられた一端部17側の部分をセル収容部23における第1の導電コンタクト26及び第2の導電コンタクト27が取り付けられた一端部側に位置させるとともに、その一端部17側に対向する他端部18側の部分をセル収容部23における第2の係合部31が設けられた他端部側に位置させて、その受光部14を外光に晒す状態におかれる。
各セル収容部23に設けられた一対の第1の係合部30と第2の係合部31とは、当該セル収容部23に収容された太陽電池11のセル収容部23からの抜脱を防止するセル抜け止め部を構成している。そして、一対の係合部30は、セル収容部23に収容された太陽電池11の第1の面12の周縁部分に係合することにより、当該太陽電池11についての第1及び第2の面12及び13に直交する方向の位置規制を行い、また、係合部31は、セル収容部23に収容された太陽電池11の他端部18における第1の面12と第2の面13との間の端面に係合することにより、当該太陽電池11についての第1及び第2の面12及び13に沿う方向の位置規制を行う。
図1における鎖線円III により囲まれた部分を拡大図示する図3,図2における鎖線円IVにより囲まれた部分を拡大図示する図4,図4における V−V 線断面を一部を省略してあらわす図5、及び、図4におけるVI−VI線断面を一部を省略してあらわす図6に示されるように、第1の導電コンタクト26及び第2の導電コンタクト27の夫々は、その一部が、セル収容部23を形成する仕切部24の部分において絶縁ハウジング22に埋め込まれた状態をもって固定されている。斯かる第1の導電コンタクト26及び第2の導電コンタクト27の夫々は、それを形成している導電性金属板材、例えば、燐青銅板材に由来する弾性を呈するものとされている。
第1の導電コンタクト26は、その中央部26aが絶縁ハウジング22における仕切部24に埋め込まれていて、中央部26aを挟む一対の腕状部の夫々の端部が自由端部とされており、その自由端部に端子接触部26bが形成されている。そして、太陽電池11がセル収容部23に収容されたとき、第1の導電コンタクト26は、当該太陽電池11における第1の面12に配された第1の端子部15に一対の端子接触部26bを接触させて当接し、その第1の端子部15に太陽電池11における第2の面13に向かう方向の弾性押圧力を作用させる。
また、第2の導電コンタクト27は、その一端部27a(図1〜図6には現れていない。)が絶縁ハウジング22おける仕切部24に埋め込まれていて、他端部が自由端部とされており、その自由端部に端子接触部27bが形成されている。そして、太陽電池11がセル収容部23に収容されたとき、第2の導電コンタクト27は、当該太陽電池11における第2の面13に配された第2の端子部16に一対の端子接触部27bを接触させて当接し、その第2の端子部16に太陽電池11における第1の面12に向かう方向の弾性押圧力を作用させる。
それにより、各セル収容部23においては、それに太陽電池11が収容されたとき、当該収容された太陽電池11に対して、一対の第1の係合部30が、第1の面12における周縁部分に係合することにより、第1及び第2の面12及び13に直交する方向の位置規制を行うものとなり、また、係合部31が、他端部18における第1の面12と第2の面13との間の端面に係合することにより、第1及び第2の面12及び13に沿う方向の位置規制を行うものとなるもとで、例えば、負極端子部とされる第1の端子部15に第1の導電コンタクト26が一対の端子接触部26bを接触させて当接するとともに、例えば、正極端子部とされる第2の端子部16に第2の導電コンタクト27が端子接触部27bを接触させて当接する。その際、第1の導電コンタクト26及び第2の導電コンタクト27は、太陽電池11を挟んで太陽電池11に互いに相殺される方向の弾性押圧力を作用させるもとで、太陽電池11の第1の端子部15に対する一対の端子接触部26bの接触及び太陽電池11の第2の端子部16に対する端子接触部27bの接触が確実に行われるようにする。
各セル収容部23における第2の係合部31は、底部25に一部分が切り起こされることにより片持弾性片部を形成するものとされていて、その自由端部に、当該セル収容部23に太陽電池11が収容される過程において、その太陽電池11の第2の面13に当接する当接部31aが設けられている。
前述のように、ソケットコネクタ装置21が備える絶縁ハウジング22にあっては、図1及び図2に示されるように、複数個のセル収容部23が、各々が絶縁ハウジング22の長手方向(L方向)に沿うものとなる2列を形成するものとして配列配置されている。以下においては、これら2列のうちの、それから第1の外部接続端子部28が導出されるセル収容部23が属する方を第1の列と呼び、それから第2の外部接続端子部29が導出されるセル収容部23が属する方を第2の列と呼ぶ。
上述のように複数個のセル収容部23に夫々取り付けられた複数の第2の導電コンタクト27のうちの、それから第1の外部接続端子部28が導出されるセル収容部23に取り付けられる一つ(便宜上、第2の導電コンタクト27Aとする。)は、例えば、図7及び図8に示されるように、絶縁ハウジング22における仕切部24に埋め込まれる一端部27aが、第1の外部接続端子部28に一体的に連結されて形成される。それにより、第1の外部接続端子部28は、実質的に、複数の第2の導電コンタクト27のうちの一つである第2の導電コンタクト27Aから伸びていることになる。
また、第1の列を形成する複数個のセル収容部23のうちの一つ及び図2においてその右隣となる他の一つに夫々取り付けられる第1の導電コンタクト26(便宜上、第1の導電コンタクト26Aとする。)及び第2の導電コンタクト27(便宜上、第2の導電コンタクト27Bとする。)にあっては、例えば、図9及び図10に示されるように、第1の導電コンタクト26Aの中央部26aと第2の導電コンタクト27Bの一端部27aとが、導電連結部材33によって相互連結されている。導電連結部材33も、導電性金属板材、例えば、燐青銅板材によって形成される。そして、導電連結部材33は、第1の導電コンタクト26Aの中央部26aと第2の導電コンタクト27Bの一端部27aとを相互連結した状態をもって、絶縁ハウジング22における第1の列を形成する複数個のセル収容部23のうちの一つと図2においてその右隣となる他の一つとを繋ぐ仕切部24に埋め込まれる。
第1の列を形成する複数個のセル収容部23のうちの、それから第1の外部接続端子28が導出されるセル収容部23とは反対側の端に位置するものに取り付けられる第1の導電コンタクト26(便宜上、第1の導電コンタクト26Bとする。)、及び、第2の列を形成する複数個のセル収容部23のうちの、それから第2の外部接続端子29が導出されるセル収容部23とは反対側の端に位置するものに取り付けられる第2の導電コンタクト27(便宜上、第2の導電コンタクト27Cとする。)にあっては、例えば、図11及び図12に示されるように、第1の導電コンタクト26Bの中央部26aと第2の導電コンタクト27Cの一端部27aとが、導電連結部材34によって相互連結されている。導電連結部材34も、導電性金属板材、例えば、燐青銅板材によって形成される。そして、導電連結部材34は、第1の導電コンタクト26Bの中央部26aと第2の導電コンタクト27Cの一端部27aとを相互連結した状態をもって、絶縁ハウジング22における、第1の外部接続端子部28が導出されるセル収容部23とは反対側の端に位置するセル収容部23と第2の外部接続端子部29が導出されるセル収容部23とは反対側の端に位置するセル収容部23とを仕切る仕切部24に埋め込まれる。
第2の列を形成する複数個のセル収容部23のうちの、第2の外部接続端子部29が導出されるセル収容部23とは反対側の端に位置する一つ及び図2においてその左隣となる他の一つに夫々取り付けられる第1の導電コンタクト26(便宜上、第1の導電コンタクト26Cとする。)及び第2の導電コンタクト27(便宜上、第2の導電コンタクト27Dとする。)にあっては、第1の列を形成する複数個のセル収容部23のうちの一つ及び図2においてその右隣となる他の一つに夫々取り付けられる第1の導電コンタクト26A及び第2の導電コンタクト27Bの場合と同様に、第1の導電コンタクト26Cの中央部26aと第2の導電コンタクト27Dの一端部27aとが、導電連結部材33によって相互連結されている。
さらに、第2の列を形成する複数個のセル収容部23のうちの第2の外部接続端子29が導出されるセル収容部23に取り付けられる第1の導電コンタクト26(便宜上、第1の導電コンタクト26Dとする。)にあっては、例えば、図13及び図14に示されるように、その中央部26aが導電連結部材35によって第2の外部接続端子部29に連結されている。それにより、第2の外部接続端子部29は、実質的に、複数の第1の導電コンタクト26のうちの一つである第1の導電コンタクト26Dから伸びていることになる。導電連結部材35も、導電性金属板材、例えば、燐青銅板材によって形成される。そして、導電連結部材35は、第1の導電コンタクト26Dの中央部26aと第2の外部接続端子部29とを相互連結した状態をもって、第1の外部接続端子部28が導出されるセル収容部23と第2の外部接続端子29が導出されるセル収容部23とを仕切る仕切部24に埋め込まれる。
従って、絶縁ハウジング22における仕切部24には、複数の第1の導電コンタクト26の夫々の中央部26a及び複数の第2の導電コンタクト27の夫々の一端部27aに加えて、複数の導電連結部材33,34及び35も埋め込まれていることになる。
図15,図16及び図17は、図1及び図3に示されるソケットコネクタ装置21における複数のセル収容部23のうちの一つに、図21及び図22に示される太陽電池11が収容される過程を示す。
セル収容部23に太陽電池11が収容される際には、先ず、図15、図16及び図17に示されるように、太陽電池11が、その一端部17を先にして、セル収容部23における仕切部24が無い部分から、セル収容部23における底部25と一対の第1の係合部30との間に差し込まれる。このとき、太陽電池11における第2の端子部16が配された第2の面13がセル収容部23における底部25に対面するものとされ、太陽電池11における第1の面12に配された受光部14が外光に晒されることになる状態におかれる。
続いて、太陽電池11の第1の端子部15及び第2の端子部16が設けられた一端部17側の部分が、セル収容部23における第1の導電コンタクト26と第2の導電コンタクト27とが取り付けられた一端部側に、それに到達するまで、近接せしめられていく。斯かる際、図16及び図17に示されるように、セル収容部23に設けられた第2の係合部31は、その当接部31aが太陽電池11の第2の面13に当接し、それにより、その全体が太陽電池11によって図16及び図17における下方に押し下げられる弾性変形を生じた状態におかれる。
図18,図19及び図20は、図1及び図3に示されるソケットコネクタ装置21における複数のセル収容部23の夫々に、図21及び図22に示される太陽電池11が収容された状態を示す。
太陽電池11がセル収容部23に収容されたときには、太陽電池11の第1の端子部15及び第2の端子部16が設けられた一端部17側の部分が、セル収容部23における第1の導電コンタクト26と第2の導電コンタクト27とが取り付けられた一端部側に到達した状態におかれるとともに、太陽電池11の他端部18側の部分が、セル収容部23に設けられた第2の係合部31を乗り越えた状態におかれ、太陽電池11の全体が、セル収容部23における第2の係合部31より内側において、底部25と一対の第1の係合部30との間に配され、図18に示されるように、太陽電池11の第1の面12に配された受光部14が、セル収容部23内において、外光に晒される状態におかれる。このとき、セル収容部23における第2の係合部31は、それが具える弾性により、太陽電池11によって図16及び図17における下方に押し下げられる弾性変形を生じた状態から、図16及び図17における上方に変位して元の状態に戻る。
斯かる際、図19に示されるように、セル収容部23に取り付けられた第1の導電コンタクト26が、太陽電池11の第1の面12に配された第1の端子部15に、一対の端子接触部26bを接触させて当接するとともに、セル収容部23に取り付けられた第2の導電コンタクト27が、太陽電池11の第2の面13に配された第1の端子部16に、端子接触部27bを接触させて当接する。斯かるもとで、第1の導電コンタクト26及び第2の導電コンタクト27は、太陽電池11を挟んで太陽電池11に互いに相殺される方向の弾性押圧力を作用させ、それにより、太陽電池11の第1の端子部15に対する一対の端子接触部26bの接触及び太陽電池11の第2の端子部16に対する端子接触部27bの接触を確実なものとする。
また、太陽電池11がセル収容部23に収容されたもとにあっては、セル収容部23に設けられた一対の第1の係合部30が、太陽電池11の第1の面12における周縁部分に係合することにより、太陽電池11についてのその第1及び第2の面12及び13に直交する方向の位置規制を行うものとなり、また、セル収容部23に設けられた第2の係合部31が、その側端面をもって太陽電池11の他端部18における第1の面12と第2の面13との間の端面に係合することにより、太陽電池11についてのその第1及び第2の面12及び13に沿う方向の位置規制を行うものとなる。このような、一対の第1の係合部30及び第2の係合部31による太陽電池11についての位置規制により、セル収容部23に収容された太陽電池11は、セル収容部23からの抜脱が防止されるものとなる。このようにして、一対の第1の係合部30及び第2の係合部31は、セル収容部23に収容された太陽電池11のセル収容部23からの抜脱を防止する抜け止め部材を構成しているのである。
図18,図19及び図20に示されるような太陽電池11のセル収容部23への収容が、絶縁ハウジング22に設けられた複数個のセル収容部23の全部について行われると、ソケットコネクタ装置21における複数個のセル収容部23に複数個の太陽電池11が夫々収容された状態が得られ、ソケットコネクタ装置21と複数の太陽電池11とによって太陽電池モジュールが形成される。そして、ソケットコネクタ装置21にあっては、前述のように、第1の外部接続端子部28が複数の第2の導電コンタクト27のうちの一つから伸びており、また、複数のセル収容部23のうちの一つに取り付けられた第1の導電コンタクト26とその一つのセル収容部23に隣接する他のセル収容部23に取り付けられた第2の導電コンタクト27とを相互連結する導電連結部材33及び34、及び、複数の第1の導電コンタクト26のうちの一つを第2の外部接続端子部29に連結する連結部材35が、絶縁ハウジング22における仕切部24の部分に埋め込まれているので、複数のセル収容部23に夫々収容されて太陽電池モジュールを形成する複数の太陽電池11は、第1の外部接続端子部28と第2の外部接続端子部29との間で順次直列に接続された状態におかれる。それにより、絶縁ハウジング22外へと導出された第1の外部接続端子部28と第2の外部接続端子部29との間に負荷が接続されると、複数の太陽電池11の各々における光起電力効果により発生する電圧が加算されて負荷に供給されることになる。
このようなソケットコネクタ装置21は、上述よりして、特殊な立体構造をとる基板等の特殊な部材を必要とせず、全体を平板状に形成することができるものであることが明らかである。従って、ソケットコネクタ装置21によれば、一つの太陽電池11の正極端子部と他の太陽電池11の負極端子部とについての(または、複数の太陽電池の正極端子部同士及び負極端子部同士についての、)導電ワイヤーや導電リボン等を用いた半田付けあるいは溶接を伴うことなく、しかも、特殊な立体構造をとる基板等の特殊部材を備えることが不要とされたもとで、複数の太陽電池11を、小型・薄型化に適した態様をもって位置決め保持して、直列(または、並列)に接続することができることになる。
上述のソケットコネクタ装置21にあっては、複数のセル収容部23のうちの一つに取り付けられた第1の導電コンタクト26とその一つのセル収容部23に隣接する他のセル収容部23に取り付けられた第2の導電コンタクト27とを相互連結する導電連結部材33及び34、及び、複数の第1の導電コンタクト26のうちの一つを第2の外部接続端子部29に連結する連結部材35が備えられているが、図1及び図2に示されるソケットコネクタ装置21を、斯かる導電連結部材33,34及び35に代えて、複数個のセル収容部23の各々に取り付けられた第1の導電コンタクト26同士及び複数個のセル収容部23の各々に取り付けられた第2の導電コンタクト27同士を夫々連結する状態をとる、二系統の導電連結部材を備えたものとして構成することもできる。その際には、第1の外部接続端子部28及び第2の外部接続端子部29は、一つのセル収容部23に取り付けられた第1の導電コンタクト26及び第2の導電コンタクト27から夫々導出されるものとされる。
複数個のセル収容部23の各々に取り付けられた第1の導電コンタクト26同士及び複数個のセル収容部23の各々に取り付けられた第2の導電コンタクト27同士を夫々連結する状態をとる、二系統の導電連結部材を備えたソケットコネクタ装置21が用いられる場合には、上述と同様にして複数のセル収容部23に複数の太陽電池11が夫々収容されて太陽電池モジュールが形成されるとき、それらの複数の太陽電池11は第1の外部接続端子部28と第2の外部接続端子部29との間で並列に接続された状態におかれる。それにより、絶縁ハウジング22外へと導出された第1の外部接続端子部28と第2の外部接続端子部29との間に負荷が接続されると、複数の太陽電池11の各々における光起電力効果により発生する電圧に基づく電流が加算されて負荷に供給されることになる。
斯かるソケットコネクタ装置21も、特殊な立体構造をとる基板等の特殊な部材を必要とせず、全体を平板状に形成することができ、従って、それによれば、複数の太陽電池11の正極端子部同士及び負極端子部同士についての、導電ワイヤーや導電リボン等を用いた半田付けあるいは溶接を伴うことなく、しかも、特殊な立体構造をとる基板等の特殊部材を備えることが不要とされたもとで、複数の太陽電池11を、小型・薄型化に適した態様をもって位置決め保持して、並列に接続することができることになる。
以上のような本願発明に係るソケットコネクタ装置は、一つの太陽電池の正極端子部と他の太陽電池の負極端子部とについての、または、複数の太陽電池の正極端子部同士及び負極端子部同士についての、導電ワイヤーや導電リボン等を用いた半田付けあるいは溶接を伴うことなく、しかも、特殊な立体構造をとる基板等の特殊部材を備えることが不要とされたもとで、複数の太陽電池を、小型・薄型化に適した態様をもって位置決め保持して、直列または並列に接続することができるものとして、例えば、携帯電話機をはじめとする種々の電子機器等に広く適用され得るものである。
11・・・太陽電池, 12・・・第1の面, 13・・・第2の面, 14・・・受光部, 15・・・第1の端子部, 16・・・第2の端子部, 17・・・(太陽電池11の)一端部, 18・・・(太陽電池11の)他端部, 21・・・ソケットコネクタ装置, 22・・・絶縁ハウジング, 23・・・セル収容部, 24・・・仕切部, 25・・・底部, 26・・・第1の導電コンタクト, 26a・・・(第1の導電コンタクトの)中央部, 26b,27b・・・端子接触部, 27・・・第2の導電コンタクト, 27a・・・(第2の導電コンタクトの)一端部, 28・・・第1の外部接続端子部, 29・・・第2の外部接続端子部, 30・・・第1の係合部, 31・・・第2の係合部, 31a・・・当接部, 33,34,35・・・導電連結部材

Claims (6)

  1. 第1の面に受光部及び第1の端子部が配されるとともに該第1の面に対向する第2の面に第2の端子部が配された太陽電池を着脱可能に収容するセル収容部が複数個設けられるとともに、該複数個のセル収容部の各々に収容された上記太陽電池に対して上記第1及び第2の面に直交する方向の位置規制及び上記第1及び第2の面に沿う方向の位置規制を行い、該太陽電池の上記セル収容部からの抜脱を防止するセル抜け止め部が設けられた絶縁ハウジングと、
    上記複数個のセル収容部の各々の一端部に取り付けられ、該セル収容部に上記太陽電池が上記受光部を外光に晒す状態をもって収容されたとき、上記第1の端子部に当接する第1の導電コンタクトと、
    上記複数個のセル収容部の各々の一端部に取り付けられ、該セル収容部に上記太陽電池が上記受光部を外光に晒す状態をもって収容されたとき、上記第2の端子部に当接する第2の導電コンタクトと、
    上記複数個のセル収容部のうちの一つに取り付けられた上記第1の導電コンタクトを上記複数個のセル収容部のうちの他の一つに取り付けられた上記第2の導電コンタクトに連結する状態、または、上記複数個のセル収容部の各々に取り付けられた第1の導電コンタクト同士及び上記複数個のセル収容部の各々に取り付けられた第2の導電コンタクト同士を夫々連結する状態をとる導電連結部材と、
    を備えて構成されるソケットコネクタ装置。
  2. 上記導電連結部材が上記絶縁ハウジングにおける上記複数個のセル収容部の各々の一端部の近傍となる部分に埋め込まれて設けられて、上記複数個のセル収容部の各々の一端部に上記第1の導電コンタクト及び第2の導電コンタクトが取り付けられることを特徴とするソケットコネクタ装置。
  3. 上記第1の導電コンタクト及び第2の導電コンタクトが、該第1の導電コンタクト及び第2の導電コンタクトが取り付けられた上記セル収容部に上記太陽電池が上記受光部を外光に晒す状態をもって収容されたとき、該太陽電池における上記第1の端子部及び第2の端子部に夫々弾性押圧力を作用させることを特徴とする請求項1記載のソケットコネクタ装置。
  4. 上記セル抜け止め部が、上記複数個のセル収容部の各々に付設され、該セル収容部に収容された上記太陽電池の上記第1の面における周縁部分に係合することにより、該太陽電池についての上記第1及び第2の面に直交する方向の位置規制を行う第1の係合部と、該太陽電池の上記第1の面と上記第2の面との間の端面に係合することにより、該太陽電池についての上記第1及び第2の面に沿う方向の位置規制を行う第2の係合部と、を含んで構成されることを特徴とする請求項1記載のソケットコネクタ装置。
  5. 上記第1の係合部が、上記複数個のセル収容部の各々における該セル収容部に収容された上記太陽電池を挟んで対向する位置に配された対を成すものとされることを特徴とする請求項4記載のソケットコネクタ装置。
  6. 上記第2の係合部が、上記複数個のセル収容部の各々における上記一端部に対向する他端部に配された弾性片部を形成することを特徴とする請求項4記載のソケットコネクタ装置。
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