JP5429466B2 - 連接可能ソケット装置 - Google Patents

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Description

本願の特許請求の範囲に記載された発明は、太陽電池(ソーラー・セル)をセル収容部に収容して保持するセル保持部を備え、セル収容部に収容された太陽電池の正極及び負極端子部に夫々接続される第1及び第2の導電部材が外部に導出されて成る連接可能ソケット装置に関する。
近年、様々な環境問題に対処すべく自然エネルギーを積極的に利用することが注目されている。取り分け、極めてクリーンであって実質的に無尽蔵と言うことができる太陽光の利用が、これからの自然エネルギーの利用における主たる役割を果たすものとして期待されている。
エネルギー源としての太陽光の利用に際しては、太陽光エネルギーを直接的に電力に変換する太陽電池を用いて行う利用形態が、結果的に利用効率が比較的高いことになる。太陽電池は、半導体による光起電力効果によって電力を得るものであるが、現在実用化されている太陽電池は、単独で供給できる電力が比較的小なるものにとどめられている。それゆえ、複数の太陽電池を直列または並列に接続して全体としてパネル状を成すものとし、全体として所定以上の電力が得られるようにした太陽電池モジュール、さらには、複数の太陽電池モジュールを直列または並列に接続して、必要とされる電力が得られるように設置した太陽電池アレイ等が、広く実用に供されている。
複数の太陽電池を直列または並列に接続するにあたっては、最も基本的には、例えば、複数の太陽電池を基板上に配して、一つの太陽電池の正極端子部と他の太陽電池の負極端子部とを、または、複数の太陽電池の正極端子部同士及び負極端子部同士を、導電ワイヤーや導電リボン等を半田付けあるいは溶接することにより相互連結するようにされている。しかしながら、このような半田付けあるいは溶接を伴う複数の太陽電池の接続が行われる場合には、半田付けあるいは溶接のための特殊な工具や装置が必要とされるとともに、煩わしい半田付け作業あるいは溶接作業が要求されることになる。さらに、一旦半田付けあるいは溶接がなされた太陽電池は、基板から取り外すことが困難とされ、複数の太陽電池のうちの幾つかについての交換等は諦めざるを得ないこととされる。
それゆえ、従来においては、一つの太陽電池の正極端子部と他の太陽電池の負極端子部とについての、または、複数の太陽電池の正極端子部同士及び負極端子部同士についての、導電ワイヤーや導電リボン等を用いた半田付けあるいは溶接を伴うことなく、複数の太陽電池を直列または並列に接続することができるようにした太陽電池アレイ構造が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
上述の特許文献1に開示されている従来の太陽電池アレイ構造にあっては、基板(8) が用意され、その基板(8) の上面には、各々が基板(8) と一体形成された複数の係止ピン(11)が、太陽電池(4) の幅寸法に応じた間隔をおいて、マトリクス状に配列立設されている。また、複数の係止ピン(11)の夫々の上端部には、太陽電池(4) の高さ寸法に応じた高さをとる庇部(12a,12b) が設けられている。そして、複数の係止ピン(11)の夫々には、それを貫通する、金あるいは銀材によるインターコネクタ(9) が埋設されており、インターコネクタ(9) の一端(9a)は、庇部(12a) の下方において、太陽電池(4) が配されるべき空間(セル空間)の一つに臨むものとされ、また、インターコネクタ(9) の他端(9b)は、基板(8) の上面において、一端(9a)が臨むセル空間に隣接するセル空間に臨むものとされている。
このようなもとで、基板(8) の上面に配列立設された複数の係止ピン(11)のうちの隣り合う二つの間に形成されるセル空間の夫々に太陽電池(4) を配して、それが基板(8) の上面と庇部(12b) の下面とによって保持されるようにし、太陽電池(4) の上面電極(10a) をインターコネクタ(9) の一端(9a)に当接させるとともに、太陽電池(4) の下面電極(10b) をインターコネクタ(9) の他端(9b)に当接させると、複数の太陽電池(4) を直列接続された状態に置くことができる。
また、上述の構成に手を加えて、複数の係止ピン(11)に夫々埋設された複数のインターコネクタ(9) の各々の一端(9a)同士及び他端(9b)同士を夫々溶接あるいは半田付けによって連結したもとで、基板(8) の上面に配列立設された複数の係止ピン(11)のうちの隣り合う二つの間に形成されるセル空間の夫々に太陽電池(4) を配して、それが基板(8) の上面と庇部(12b) の下面とによって保持されるようにし、太陽電池(4) の上面電極(10a) をインターコネクタ(9) の一端(9a)に当接させるとともに、太陽電池(4) の下面電極(10b) をインターコネクタ(9) の他端(9b)に当接させると、複数の太陽電池(4) を並列接続された状態に置くことができる。
特開昭63−161682号公報(第2〜3頁、図1〜3)
上述のような、一つの太陽電池の正極端子部と他の太陽電池の負極端子部とについての、または、複数の太陽電池の正極端子部同士及び負極端子部同士についての、導電ワイヤーや導電リボン等を用いた半田付けあるいは溶接を伴うことなく、複数の太陽電池を直列または並列に接続することができるものとされた、従来提案されている太陽電池アレイ構造にあっては、各々がそれを貫通する金もしくは銀材によるインターコネクタ(9) が埋設されたものとされる複数の係止ピン(11)がマトリクス状に配列立設されて一体形成された上面を有する、特殊な立体構造をとる基板(8) を備えることが必要とされる。このような、各々に金もしくは銀材によるインターコネクタ(9) が埋設された複数の係止ピン(11)が一体形成された特殊立体構造をとる基板(8) を得るには、特殊で大掛かりな製造装置と複雑な製造工程とが必要とされ、かつ、コストも嵩むことになってしまう。
また、上述の従来提案されている太陽電池アレイ構造は、基板(8) の上面に配列立設された複数の係止ピン(11)のうちの隣り合う二つの間に形成されるセル空間の夫々に配した太陽電池(4) を、基板(8) の上面と基板(8) から太陽電池(4) の上方に突出する庇部(12b) の下面とによって保持するものとされるので、基板(8) の下面から複数の係止ピン(11)の夫々の庇部(12a,12b) の上面までの、基板(8) の厚み及び太陽電池(4) の厚みを含めた全体の高さ寸法が、比較的大となってしまい、小型・薄型化に馴染まないという不都合も伴うことになる。
斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に記載された発明は、太陽電池を外部との電気的接続を可能とすべく保持するソケット装置として機能し、一つの太陽電池の正極端子部と他の太陽電池の負極端子部とについての導電ワイヤーや導電リボン等を用いた半田付けあるいは溶接を伴うことなく、しかも、特殊な立体構造をとる基板等の特殊部材を備えることが不要とされるもとで、正極端子部と負極端子部とを有する太陽電池を全体の小型・薄型化に適した態様をもって保持することができ、各々が太陽電池を保持した複数個が連接されることにより、複数の太陽電池を極めて容易に直列接続することができることになる連接可能ソケット装置を提供する。
本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項7までのいずれかに記載された発明(以下、本願発明という。)に係る連接可能ソケット装置は、絶縁材料により平板状に形成されてセル収容部が設けられ、第1の面に第1の端子部が配されるとともに第1の面に対向する第2の面に第2の端子部が配されて第1の面または第2の面に受光部が配された太陽電池を、セル収容部に着脱可能に収容して保持するセル保持部と、セル保持部における第1の側縁部を挟んでその第1の側縁部に沿って伸びる第1のクリップ部,第1のクリップ部の一端からセル保持部における第1の側縁部に対向する第2の側縁部側に向かう方向に伸びる第1の腕状部、及び、第1の腕状部に設けられてセル収容部に収容された太陽電池に配された第1の端子部に当接する第1のコンタクト部を含んで成る第1の導電部材と、セル保持部における第1の側縁部に対向する第2の側縁部を挟んでその第2の側縁部に沿って伸びる第2のクリップ部,第2のクリップ部の一端からセル保持部における第1の側縁部側に向かう方向に伸びる第2の腕状部、及び、第2の腕状部に設けられてセル収容部に収容された太陽電池に配された第2の端子部に当接する第2のコンタクト部を含んで成る第2の導電部材と、第1の導電部材における第1のクリップ部及び第2の導電部材における第2のクリップ部のうちの少なくとも一方の外面に、セル保持部の第1の側縁部及び第2の側縁部のうちの少なくとも一方に沿って配置され、上述の第1のクリップ部または上述の第2のクリップ部に相当する他のクリップ部に当接するものとされた複数の接触凸部と、を備えて構成される。
特に、本願発明に係る連接可能ソケット装置のうちの請求項2に記載されたものにあっては、第1の導電部材における第1のコンタクト部及び第2の導電部材における第2のコンタクト部が、セル収容部に収容された太陽電池に配された第1の端子部及び第2の端子部に夫々当接するとき、第1の導電コンタクト部及び第2の導電コンタクト部のうちの少なくとも一方が、太陽電池に配された第1の端子部または第2の端子部に弾性押圧力を作用させる。
また、本願発明に係る連接可能ソケット装置のうちの請求項6に記載されたものにあっては、第1の導電部材及び第2の導電部材に、他の連接可能ソケット装置における第1の導電部材もしくは第2の導電部材との係合が可能とされる係合部が設けられる。
上述のように構成される本願発明に係る連接可能ソケット装置は、相互対向する第1の面と第2の面とを有し、第1の面に、例えば、負極端子部とされる第1の端子部が配されるとともに、第2の面に、例えば、正極端子部とされる第2の端子部が配され、さらに、第1の面または第2の面に受光部が配された太陽電池を保持し、その太陽電池を外部との電気的接続が可能とされる状態におく。
斯かる本願発明に係る連接可能ソケット装置にあっては、絶縁材料により形成されるセル保持部に、上述の太陽電池を着脱可能に収容するセル収容部が設けられる。そして、セル収容部に収容された太陽電池の第1の端子部に当接する第1のコンタクト部を含んだ第1の導電部材とセル収容部に収容された太陽電池の第2の端子部に当接する第2のコンタクト部を含んだ第2の導電部材とが、セル保持部に取り付けられる。第1の導電部材は、セル保持部における第1の側縁部を挟んでその第1の側縁部に沿って伸びる第1のクリップ部と、第1のクリップ部の一端からセル保持部における第1の側縁部に対向する第2の側縁部側に向かう方向に伸びる第1の腕状部とを含んでいて、第1の腕状部に第1のコンタクト部が設けられている。また、第2の導電部材は、セル保持部における第1の側縁部に対向する第2の側縁部側を挟んでその第2の側縁部に沿って伸びる第2のクリップ部と、第2のクリップ部の一端からセル保持部における第1の側縁部側に向かう方向に伸びる第2の腕状部を含んでいて、第2の腕状部に第2のコンタクト部が設けられている。そして、第1の導電部材における第1のクリップ部及び第2の導電部材における第2のクリップ部のうちの少なくとも一方の外面に、セル保持部の第1の側縁部及び第2の側縁部のうちの少なくとも一方に沿って配置され、上述の第1のクリップ部または上述の第2のクリップ部に相当する他のクリップ部、即ち、他の連接可能ソケット装置が備える第1の導電部材における第1のクリップ部または第2の導電部材における第2のクリップ部に当接するものとされた複数の接触凸部が設けられる。
第1の導電部材における第1のコンタクト部及び第2の導電部材における第2のコンタクト部は、セル保持部におけるセル収容部に収容された太陽電池の第1の端子部及び第2の端子部に夫々当接するとき、例えば、それらのうちの一方が、太陽電池の第1の端子部または第2の端子部に弾性押圧力を作用させる。
また、第1の導電部材及び第2の導電部材は、他の連接可能ソケット装置における第1の導電部材もしくは第2の導電部材に係合する係合部が設けられる態様をとることができる。
このようなもとで、セル保持部におけるセル収容部に収容される太陽電池は、その受光部を外光に晒す状態におかれる。そして、太陽電池がセル保持部におけるセル収容部に収容されると、セル保持部に取り付けられた第1の導電部材及び第2の導電部材が、各々に設けられた第1のコンタクト部及び第2のコンタクト部を当該太陽電池の第1の端子部及び第2の端子部に夫々当接させる。それにより、その受光部を外光に晒す状態をもってセル保持部におけるセル収容部に収容された太陽電池に配された第1の端子部及び第2の端子部に夫々接触接続された第1の導電部材及び第2の導電部材が、セル保持部における相互対向する第1の側縁部及び第1の側縁部に夫々沿って伸びる第1のクリップ部及び第2のクリップ部を外部に露出させていることになる。その結果、セル保持部により保持された太陽電池は、外部との電気的接続が可能とされる状態におかれる。
このようにしてセル保持部により太陽電池を保持した本願発明に係る連接可能ソケット装置が複数個用意され、それらが、例えば、それらのうちの一つにおける第1の導電部材における第1のクリップ部及び第2の導電部材における第2のクリップ部のうちの少なくとも一方の外面に設けられた複数の接触凸部が、それらのうちの他の一つにおける第1の導電部材の第1のクリップ部もしくは第2の導電部材の第2のクリップ部に当接するようにして、連続的に接触配置されることにより、複数個の本願発明に係る連接可能ソケット装置により夫々保持された複数の太陽電池が、直列接続されることになる。
上述のような本願発明に係る連接可能ソケット装置を用いることにより、セル保持部により保持された太陽電池を、第1の導電部材及び第2の導電部材を介して外部との電気的接続を行うことが可能とされる状態におくことができる。
そして、セル保持部により太陽電池を保持した本願発明に係る連接可能ソケット装置を複数個用意し、それらを、例えば、それらのうちの一つに備えられた第1の導電部材における第1のクリップ部及び第2の導電部材における第2のクリップ部のうちの少なくとも一方の外面に設けられた複数の接触凸部を、それらのうちの他の一つに備えられた第1の導電部材における第1のクリップ部もしくは第2の導電部材における第2のクリップ部に当接させて、連続的に接触配置するだけで、複数個の本願発明に係る連接可能ソケット装置により夫々保持された複数個の太陽電池に、特殊な立体構造をとる基板等の特殊部材を要することなく、直列接続された状態を極めて容易にとらせることができる。しかも、本願発明に係る連接可能ソケット装置は、太陽電池を着脱可能に収容するセル収容部が設けられたセル保持部と、セル保持部に取り付けられた第1の導電部材及び第2の導電部材とを備えて構成されるので、全体を平板状に形成することができて、小型・薄型化に適している。
従って、本願発明に係る連接可能ソケット装置によれば、一つの太陽電池の正極端子部と他の太陽電池の負極端子部とについての導電ワイヤーや導電リボン等を用いた半田付けあるいは溶接を伴うことなく、しかも、特殊な立体構造をとる基板等の特殊部材を備えることが不要とされたもとで、各々が正極端子部と負極端子部とを有する複数の太陽電池を、小型・薄型化に適した態様をもって保持して、極めて容易に直列接続することができることになる。
特に、本願発明に係る連接可能ソケット装置のうちの請求項2に記載されたものによれば、第1の導電部材における第1のコンタクト部及び第2の導電部材における第2のコンタクト部は、セル保持部におけるセル収容部に収容された太陽電池の第1の端子部及び第2の端子部に夫々当接するとき、それらのうちの少なくとも一方が、太陽電池の第1の端子部または第2の端子部に弾性押圧力を作用させるので、セル保持部により保持された太陽電池についての、第1の導電部材及び第2の導電部材を介して外部との電気的接続を行うことが可能とされる状態が、より一層確実にとられる。
さらに、本願発明に係る連接可能ソケット装置のうちの請求項6に記載されたものによれば、第1の導電部材及び第2の導電部材に、他の連接可能ソケット装置における第1の導電部材もしくは第2の導電部材との係合が可能とされる係合部が設けられるので、セル保持部により太陽電池を保持する請求項6に記載された連接可能ソケット装置が複数個用意されてそれらが連続的に接触配置されるとき、それらのうちの一つにおける係合部がそれらのうちの他の一つにおける第1の導電部材もしくは第2の導電部材に係合する状態におかれ、それにより、複数の連接可能ソケット装置が連続的に接触配置される状態が、確実にとられるとともに、安定に維持されることになる。
本願発明に係る連接可能ソケット装置の一例を示す斜視図である。 本願発明に係る連接可能ソケット装置の一例を示す斜視図である。 本願発明に係る連接可能ソケット装置の一例についての分解斜視図である。 本願発明に係る連接可能ソケット装置の一例についての分解斜視図である。 本願発明に係る連接可能ソケット装置の一例を、それに装着される状態がとられる太陽電池の例と共に示す斜視図である。 太陽電池が装着された図1及び図2に示される連接可能ソケット装置の複数個が連続的に接触配置された状態を示す斜視図である。 太陽電池が装着された図1及び図2に示される連接可能ソケット装置の複数個が連続的に接触配置された状態を部分的に示す平面図である。 図7におけるVIII−VIII線に沿う面を示す側面図である。 図7における円Aにより囲まれた部分を拡大図示する部分平面図である。 図7における X−X 線断面を示す断面図である。 図10における円Bにより囲まれた部分を拡大図示する部分断面図である。 本願発明に係る連接可能ソケット装置の他の例を示す斜視図である。 本願発明に係る連接可能ソケット装置の他の例を示す斜視図である。 太陽電池が装着された図12及び図13に示される連接可能ソケット装置の複数個が連続的に接触配置された状態を示す斜視図である。 太陽電池が装着された図12及び図13に示される連接可能ソケット装置の複数個が連続的に接触配置された状態を示す平面図である。 図15における XVI−XVI 線断面を示す断面図である。 図16に示される断面の部分を拡大して示す部分拡大断面図である。 本願発明に係る連接可能ソケット装置に装着される太陽電池の一例を示す斜視図である。 本願発明に係る連接可能ソケット装置に装着される太陽電池の一例を示す斜視図である。
本願発明を実施するための形態は、以下に述べられる本願発明についての実施例をもって説明される。
図18及び図19は、本願発明に係る連接可能ソケット装置に装着される太陽電池の一例を成す太陽電池11を示す。
図18及び図19において、太陽電池11は、全体が矩形平板状を成すものとして形成されており、相互に対向して、例えば、表面と裏面という関係を成す第1の面12と第2の面13とを有している。第1の面12から第2の面13までの厚みは、極めて小とされている。
第1の面12及び第2の面13の夫々は平面状とされていて、第1の面12には、受光部14と、例えば、負極端子部とされる第1の端子部15とが配されており、また、第2の面13には、例えば、正極端子部とされる第2の端子部16が配されている。第1の端子部15は、太陽電池11における相互対向する一端部17及び他端部18のうちの一端部17側に設けられており、また、第2の端子部16も、一端部17側に設けられている。
このような構成を有した太陽電池11は、受光部14が外光に晒されるとき、その外光に応じた光起電力効果を生じて、第1の端子部15と第2の端子部16との間に電圧を発生する。
図1及び図2は、本願発明に係る連接可能ソケット装置の一例を成す連接可能ソケット装置21を示し、図3及び図4は、図1及び図2に示される連接可能ソケット装置21についての分解斜視図である。
図1〜図4において、連接可能ソケット装置21は、例えば,合成樹脂とされる絶縁材料によって全体が矩形平板状を成すものとして形成され、その深さが比較的小とされた凹部を成して太陽電池11を収容するセル収容部22が設けられた、セル保持部23を備えている。このセル保持部23は、上述の図18及び図19に示される太陽電池11を、セル収容部22に着脱自在に収容して保持する。太陽電池11がセル収容部22に収容される際には、太陽電池11における第2の面13がセル収容部22における底部24の表面に対面するようにされ、太陽電池11における第1の面12に配された受光部14が外光に晒される状態におかれる。
セル収容部22は、セル保持部23における相互対向する第1の側縁部25及び第2の側縁部26から夫々突出して、第1の側縁部25及び第2の側縁部26に沿って伸び、底部24の表面に対向する軒部27及び28を含んで形成されている。そして、セル収容部22に収容される太陽電池11は、その一対の対向側縁部が、セル収容部22における底部24の表面と軒部27との間及び底部24の表面と軒部28との間に夫々配される。
また、連接可能ソケット装置21は、各々がセル保持部23に組み付けられる第1の導電部材31と第2の導電部材32とを備えている。第1の導電部材31は、セル保持部23における第1の側縁部25を挟んでその第1の側縁部25に沿って伸びる第1のクリップ部33,第1のクリップ部33の一端からセル保持部23における第2の側縁部26側に向かう方向に伸びる第1の腕状部34,第1の腕状部34に設けられてセル収容部22に収容された太陽電池11に配された第1の端子部15に当接する状態におかれる第1のコンタクト部35,第1の腕状部34から伸びて第1のコンタクト部35に対向する第1の圧入係合部36、及び、第1のクリップ部33の他端から伸びる第1の突出圧入部33aを、一体形成されたものとして含んでいる。また、第2の導電部材32は、セル保持部23における第2の側縁部26を挟んでその第2の側縁部26に沿って伸びる第2のクリップ部37,第2のクリップ部37の一端からセル保持部23における第1の側縁部25側に向かう方向に伸びる第2の腕状部38,第2の腕状部38に設けられてセル収容部22に収容された太陽電池11に配された第2の端子部16に当接する状態におかれる第2のコンタクト部39,第2の腕状部38における第2のコンタクト部39を挟む部位から伸びる一対の第2の圧入係合部40、及び、第2のクリップ部37の他端から伸びる第2の突出圧入部37aを、一体形成されたものとして含んでいる。
第1の導電部材31及び第2の導電部材32がセル保持部23に組み付けられるにあたっては、第1の導電部材31に含まれる第1の圧入係合部36は、第1の腕状部34からセル保持部23におけるセル収容部22を形成する底部24の裏面側へと伸び、その先端部分が底部24にその裏面側から圧入され、また、第2の導電部材32に含まれる一対の第2の圧入係合部40は、セル保持部23におけるセル収容部22を形成する底部24にその一端縁部側から圧入され、さらに、第1の導電部材31に含まれる第1の突出圧入部33a及び第2の導電部材32に含まれる第2の突出圧入部37aが、セル保持部23における第1の側縁部25側及び第2の側縁部26側に夫々圧入される。そして、第1の導電部材31及び第2の導電部材32がセル保持部23に組み付けられたもとにおいては、第1の導電部材31に含まれる第1のコンタクト部35と第2の導電部材32に含まれる第2のコンタクト部39とが、相互対向する位置におかれる。
このように、第1の導電部材31に含まれる第1の圧入係合部36の先端部分,第2の導電部材32に含まれる一対の第2の圧入係合部40、及び、第1の導電部材31に含まれる第1の突出圧入部33a及び第2の導電部材32に含まれる第2の突出圧入部37aが、セル保持部23に圧入されることにより、第1の導電部材31及び第2の導電部材32がセル保持部23に組み付けられた状態が、堅固に保持される。
上述のような第1の導電部材31及び第2の導電部材32の夫々は、弾性を有する導電性金属板材、例えば、燐青銅板材によって形成される。そして、第1の導電部材31に含まれる第1のコンタクト部35及び第2の導電部材32に含まれる第2のコンタクト部39は、セル収容部22に収容された太陽電池11の第1の端子部15及び第2の端子部16に夫々当接するとき、例えば、少なくともそれらのうちの一方が、太陽電池11の第1の端子部15または第2の端子部16に弾性押圧力を作用させるものとされ、望ましくは、それらの両者が、太陽電池11の第1の端子部15及び第2の端子部16に夫々弾性押圧力を作用させるものとされる。それにより、セル保持部23により保持された太陽電池11についての、第1の導電部材31及び第2の導電部材32を介して外部との電気的接続を行うことが可能とされる状態が、より一層確実にとられることになる。
さらに、連接可能ソケット装置21にあっては、第2の導電部材32における第2のクリップ部37の外面に、セル保持部23における第2の側縁部26に沿って配置される複数の接触凸部41が設けられている。これらの接触凸部41の夫々は、第2の導電部材32における第2のクリップ部37からその外方に僅かに突出している。そして、複数個の連接可能ソケット装置21が用意され、それらが、それらのうちの一つにおける第1の導電部材31と他の一つにおける第2の導電部材32とが隣接せしめられて、連続的に接触配置されるとき、各連接可能ソケット装置21の第2の導電部材32における第2のクリップ部37に設けられた複数の接触凸部41は、他の連接可能ソケット装置21の第1の導電部材31における第1のクリップ部33に当接する。
図1〜図4に示される連接可能ソケット装置21においては、複数の接触凸部41が、第2の導電部材32における第2のクリップ部37の外面に、セル保持部23における第2の側縁部26に沿って配置されるものとして設けられているが、複数の接触凸部41は、第1の導電部材31における第1のクリップ部33の外面に、セル保持部23における第1の側縁部25に沿って配置されるものとして設けられてもよく、また、第2の導電部材32における第2のクリップ部37の外面に、セル保持部23における第2の側縁部26に沿って配置されるものとして設けられるとともに、それに加えて、第1の導電部材31における第1のクリップ部33の外面に、セル保持部23における第1の側縁部25に沿って配置されるものとして設けられてもよい。
太陽電池11が連接可能ソケット装置21におけるセル保持部23によって保持されるにあたっては、例えば、図5に示されるように、連接可能ソケット装置21に対して、太陽電池11が、その一端部17を連接可能ソケット装置21におけるセル保持部23に設けられたセル収容部22に向けて配され、その後、矢印Pにより示される方向に移動せしめられて、連接可能ソケット装置21におけるセル収容部22に収容される。その際、太陽電池11における一対の対向側縁部が、セル収容部22における底部24の表面と軒部27との間及び底部24の表面と軒部28との間に夫々配され、太陽電池11における第2の端子部16が設けられた第2の面13が、セル収容部22における底部24の表面に対面するものとされる。それにより、太陽電池11は、その第1の面12に配された受光部14が外光に晒される状態をもって、連接可能ソケット装置21により、それにおけるセル収容部22に収容されて保持されることになる。
このようにして、太陽電池11が連接可能ソケット装置21におけるセル収容部22に収容されたもとにあっては、連接可能ソケット装置21における第1の導電部材31に含まれる第1のコンタクト部35が、太陽電池11の第1の面12に設けられた第1の端子部15に当接するとともに、連接可能ソケット装置21における第2の導電部材32に含まれる第2のコンタクト部39が、太陽電池11の第2の面13に設けられた第2の端子部16に当接する。それにより、太陽電池11における第1の端子部15が連接可能ソケット装置21における第1の導電部材31に電気的に接続されるとともに、太陽電池11における第2の端子部16が連接可能ソケット装置21における第2の導電部材32に電気的に接続されることになる。
図6及び図7は、各々が太陽電池11をセル保持部23に設けられたセル収容部22に収容して保持するものとされた複数の連接可能ソケット装置21が、それらのうちの一つにおける第1の導電部材31が他の一つにおける第2の導電部材32に隣接せしめられて、連続的に接触配置された状態を示す。図6及び図7においては、3個の連接可能ソケット装置21が、連続的に接触配置されていて、全体として矩形平板状体を成している。
このようなもとで、3個の連接可能ソケット装置21のうちの一つにおける第2の導電部材32であって、3個の連接可能ソケット装置21のうちの他の一つにおける第1の導電部材31に隣接するものには、図8に示されるように、その第2のクリップ部37の外面に複数の接触凸部41が配列配置されて設けられている。そして、図7における円A内を拡大図示する図9に示されるように、第2のクリップ部37の外面に設けられた接触凸部41は、隣接する他の連接可能ソケット装置21の第1の導電部材31における第1のクリップ部33に当接している。それにより、3個の連接可能ソケット装置21における相互に隣接する二つのうちの一方における第1の導電部材31と他方における第2の導電部材32とが電気的に接続された状態におかれる。
このとき、図10及び図10における円B内を拡大図示する図11に示されるように、各連接可能ソケット装置21において、その第1の導電部材31に含まれる第1のコンタクト部35が、太陽電池11の第1の面12に設けられた第1の端子部15に当接するとともに、その第2の導電部材32に含まれる第2のコンタクト部39が、太陽電池11の第2の面13に設けられた第2の端子部16に当接しており、それにより、太陽電池11における第1の端子部15が第1の導電部材31に電気的に接続されるとともに、太陽電池11における第2の端子部16が第2の導電部材32に電気的に接続されている。その結果、3個の連接可能ソケット装置21が連続的に接触配置されて、3個の連接可能ソケット装置21における相互に隣接する二つのうちの一方における第1の導電部材31と他方における第2の導電部材32とが電気的に接続された状態におかれることにより、3個の連接可能ソケット装置21により夫々保持された3個の太陽電池11が、直列接続された状態におかれる。
図6〜図11に示される例においては、各々が太陽電池11をセル保持部23に設けられたセル収容部22に収容して保持するものとされた3個の連接可能ソケット装置21が連続的に接触配置されているが、各々が太陽電池11をセル保持部23に設けられたセル収容部22に収容して保持するものとされた2個の連接可能ソケット装置21、あるいは、各々が太陽電池11をセル保持部23に設けられたセル収容部22に収容して保持するものとされた4個以上の連接可能ソケット装置21が連続的に接触配置される場合には、2個あるいは4個以上の連接可能ソケット装置21により夫々保持された2個あるいは4個以上の太陽電池11が、直列接続された状態におかれる。
このようにして、連接可能ソケット装置21を用いることにより、そのセル保持部23により保持された太陽電池11を、第1の導電部材31及び第2の導電部材32を介して外部との電気的接続を行うことが可能とされる状態におくことができる。
また、各々が太陽電池11をセル保持部23により保持するものとされた複数の連接可能ソケット装置21を用意し、それらを連続的に接触配置することにより、複数の連接可能ソケット装置21により夫々保持された複数の太陽電池11に、特殊な立体構造をとる基板等の特殊部材を要することなく、直列接続された状態を極めて容易にとらせることができる。しかも、連接可能ソケット装置21は、太陽電池11を着脱可能に収容するセル収容部22が設けられたセル保持部23と、セル保持部23に組み付けられた第1の導電部材31及び第2の導電部材32とを備えて構成されるので、全体を平板状に形成することができて、小型・薄型化に適している。
従って、連接可能ソケット装置21によれば、一つの太陽電池の正極端子部と他の太陽電池の負極端子部とについての導電ワイヤーや導電リボン等を用いた半田付けあるいは溶接を伴うことなく、しかも、特殊な立体構造をとる基板等の特殊部材を備えることが不要とされたもとで、各々が、例えば、負極端子部とされる第1の端子部15と、例えば、 正極端子部とされる第2の端子部16とを有する複数の太陽電池11を、小型・薄型化に適した態様をもって保持して、極めて容易に直列接続することができることになる。
図12及び図13は、本願発明に係る連接可能ソケット装置の他の例を成す連接可能ソケット装置51を示す。
連接可能ソケット装置51は、図1〜図4に示されている連接可能ソケット装置21と同様に構成された部分を多々有している。そこで、図12及び図13において、連接可能ソケット装置51における図1〜図4に示されている連接可能ソケット装置21と同様に構成された部分には、図1〜図4と共通の符号を付して示し、それらについての重複説明は省略する。
図12及び図13に示される連接可能ソケット装置51にあっては、図1〜図4に示されている第1の導電部材31に相当する第1の導電部材31’の一端部に係合係止部52が設けられており、さらに、図1〜図4に示されている第2の導電部材32に相当する第2の導電部材32’の一端部に係合受部53が設けられている。第1の導電部材31’におけるその他の部分は図1〜図4に示されている第1の導電部材31と同様に構成されており、また、第2の導電部材32’におけるその他の部分は図1〜図4に示されている第2の導電部材32と同様に構成されている。そして、係合係止部52は、鉤状屈曲部を成しており、複数の連接可能ソケット装置51が、それらのうちの一つにおける第1の導電部材31’が他の一つにおける第2の導電部材32’に隣接せしめられて、連続的に接触配置されるとき、一つの連接可能ソケット装置51における係合係止部52が、他の連接可能ソケット装置51における係合受部53に係合して、一つの連接可能ソケット装置51と他の連接可能ソケット装置51とを連結された状態に置くことができる。
図12及び図13に示される連接可能ソケット装置51においても、そのセル保持部23による太陽電池11の保持が、図1〜図4に示されている連接可能ソケット装置21の場合と同様に行われ、また、そのセル収容部22に収容された太陽電池11における第1の端子部15及び第2の端子部16に対する、第1の導電部材31’に含まれる第1のコンタクト部35及び第2の導電部材32’に含まれる第2のコンタクト部39の当接も、図1〜図4に示されている連接可能ソケット装置21の場合と同様に行われる。
図14及び図15は、各々が太陽電池11をセル保持部23に設けられたセル収容部22に収容して保持するものとされた複数の連接可能ソケット装置51が、それらのうちの一つにおける第1の導電部材31’が他の一つにおける第2の導電部材32’に隣接せしめられて、連続的に接触配置された状態を示す。図14及び図15においては、3個の連接可能ソケット装置51が、連続的に接触配置されていて、全体として矩形平板状体を成している。
このようなもとで、3個の連接可能ソケット装置51のうちの一つの第2の導電部材32’における第2のクリップ部37の外面に設けられた接触凸部41は、3個の連接可能ソケット装置51のうちの他のものの第1の導電部材31’における第1のクリップ部33に当接している。また、図15における XVI−XVI 線断面を示す図16及び図16に示される断面を部分的に拡大して示す図17に明瞭に示されるように、3個の連接可能ソケット装置51のうちの一つにおける第1の導電部材31’の一端部に設けられた係合係止部52が、3個の連接可能ソケット装置51のうちの他のものにおける第2の導電部材32’の一端部に設けられた係合受部53に係合している。それにより、3個の連接可能ソケット装置51における相互に隣接する二つのうちの一方における第1の導電部材31’と他方における第2の導電部材32’とが電気的に接続された状態におかれるとともに、3個の連接可能ソケット装置51が連続的に接触配置された状態が、堅固に維持される。
このとき、各連接可能ソケット装置51において、その第1の導電部材31’に含まれる第1のコンタクト部35が、太陽電池11の第1の面12に設けられた第1の端子部15に当接するとともに、その第2の導電部材32’に含まれる第2のコンタクト部39が、太陽電池11の第2の面13に設けられた第2の端子部16に当接しており、それにより、太陽電池11における第1の端子部15が第1の導電部材31’に電気的に接続されるとともに、太陽電池11における第2の端子部16が第2の導電部材32’に電気的に接続されている。その結果、3個の連接可能ソケット装置51が連続的に接触配置されて、3個の連接可能ソケット装置51における相互に隣接する二つのうちの一方における第1の導電部材31’と他方における第2の導電部材32’とが電気的に接続された状態におかれることにより、3個の連接可能ソケット装置51により夫々保持された3個の太陽電池11が、直列接続された状態におかれる。
図14〜図17に示される例においては、各々が太陽電池11をセル保持部23に設けられたセル収容部22に収容して保持するものとされた3個の連接可能ソケット装置51が連続的に接触配置されているが、各々が太陽電池11をセル保持部23に設けられたセル収容部22に収容して保持するものとされた2個の連接可能ソケット装置51、あるいは、各々が太陽電池11をセル保持部23に設けられたセル収容部22に収容して保持するものとされた4個以上の連接可能ソケット装置51が連続的に接触配置される場合には、2個あるいは4個以上の連接可能ソケット装置51により夫々保持された2個あるいは4個以上の太陽電池11が、直列接続された状態におかれる。
上述のような連接可能ソケット装置51が用いられる場合においても、前述の連接可能ソケット装置21が用いられる場合に得られる作用効果と同様な作用効果が得られ、さらにそれに加えて、係合係止部52及び係合受部53が設けられることによる、複数の連接可能ソケット装置51が連続的に接触配置される場合にその状態が堅固に維持されることになる作用効果も得られる。
以上のような本願発明に係る連接可能ソケット装置は、一つの太陽電池の正極端子部と他の太陽電池の負極端子部とについての、または、複数の太陽電池の正極端子部同士及び負極端子部同士についての、導電ワイヤーや導電リボン等を用いた半田付けあるいは溶接を伴うことなく、しかも、特殊な立体構造をとる基板等の特殊部材を備えることが不要とされたもとで、複数の太陽電池を、小型・薄型化に適した態様をもって位置決め保持して、直列接続された状態に置くことができるものとして、例えば、携帯電話機をはじめとする種々の電子機器等に広く適用され得るものである。
11・・・太陽電池, 12・・・第1の面, 13・・・第2の面, 14・・・受光部, 15・・・第1の端子部, 16・・・第2の端子部, 17・・・一端部, 18・・・他端部, 21,51・・・連接可能ソケット装置, 22・・・セル収容部, 23・・・セル保持部, 24・・・底部, 25・・・第1の側縁部, 26・・・第2の側縁部, 27,28・・・軒部, 31,31’・・・第1の導電部材, 32,32’・・・第2の導電部材, 33・・・第1のクリップ部, 34・・・第1の腕状部, 35・・・第1のコンタクト部, 36・・・第1の圧入係合部, 37・・・第2のクリップ部, 38・・・第2の腕状部, 39・・・第2のコンタクト部, 40・・・第2の圧入係合部, 41・・・接触凸部, 52・・・係合係止部, 53・・・係合受部

Claims (7)

  1. 絶縁材料により平板状に形成されてセル収容部が設けられ、第1の面に第1の端子部が配されるとともに該第1の面に対向する第2の面に第2の端子部が配されて上記第1の面または上記第2の面に受光部が配された太陽電池を、上記セル収容部に着脱可能に収容して保持するセル保持部と、
    該セル保持部における第1の側縁部を挟んで該第1の側縁部に沿って伸びる第1のクリップ部,該第1のクリップ部の一端から上記セル保持部における上記第1の側縁部に対向する第2の側縁部側に向かう方向に伸びる第1の腕状部、及び、該第1の腕状部に設けられて上記セル収容部に収容された太陽電池における第1の端子部に当接する第1のコンタクト部を含んで成る第1の導電部材と、
    上記セル保持部における上記第2の側縁部を挟んで該第2の側縁部に沿って伸びる第2のクリップ部,該第2のクリップ部の一端から上記セル保持部における上記第1の側縁部側に向かう方向に伸びる第2の腕状部、及び、該第2の腕状部に設けられて上記セル収容部に収容された太陽電池における第2の端子部に当接する第2のコンタクト部を含んで成る第2の導電部材と、
    上記第1のクリップ部及び上記第2のクリップ部のうちの少なくとも一方の外面に、上記第1の側縁部及び上記第2の側縁部のうちの少なくとも一方に沿って配置されて設けられ、上記第1のクリップ部または上記第2のクリップ部に相当する他のクリップ部に当接するものとされた複数の接触凸部と、
    を備えて構成される連接可能ソケット装置。
  2. 上記第1の導電部材における上記第1のコンタクト部及び上記第2の導電部材における上記第2のコンタクト部が、上記セル収容部に収容された太陽電池における上記第1の端子部及び上記第2の端子部に夫々当接するとき、上記第1の導電コンタクト部及び上記第2の導電コンタクト部のうちの少なくとも一方が、上記第1の端子部または上記第2の端子部に弾性押圧力を作用させることを特徴とする請求項1記載の連接可能ソケット装置。
  3. 上記第1の導電部材における上記第1のコンタクト部及び上記第2の導電部材における上記第2のコンタクト部が、上記セル収容部に収容された太陽電池における上記第1の端子部及び上記第2の端子部に夫々当接するとき、上記第1の導電コンタクト部及び上記第2の導電コンタクト部が、上記第1の端子部及び上記第2の端子部に夫々弾性押圧力を作用させることを特徴とする請求項1記載の連接可能ソケット装置。
  4. 上記セル保持部に設けられた上記セル収容部に、上記第1の導電部材における上記第1のコンタクト部または上記第2の導電部材における上記第2のコンタクト部が配置される切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の連接可能ソケット装置。
  5. 上記第1の導電部材における上記第1のコンタクト部及び上記第2の導電部材における上記第2のコンタクト部が、上記切欠き部に対応する位置において、上記セル収容部に収容された太陽電池を挟んで相互対向する部分を夫々有していることを特徴とする請求項4記載の連接可能ソケット装置。
  6. 上記第1の導電部材及び上記第2の導電部材に、他の連接可能ソケット装置における第1の導電部材もしくは第2の導電部材との係合が可能とされる係合部が設けられることを特徴とする請求1項記載の連接可能ソケット装置。
  7. 上記係合部が、上記第1の導電部材及び上記第2の導電部材のうちの一方に設けられた係合係止部と上記第1の導電部材及び上記第2の導電部材のうちの他方に設けられた係合受部とを含むことを特徴とする請求項6記載の連接可能ソケット装置。
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