JP4246857B2 - 太陽電池モジュール用瓦、および太陽電池モジュール付瓦 - Google Patents

太陽電池モジュール用瓦、および太陽電池モジュール付瓦 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、太陽光を光電変換する太陽電池モジュールを建物の屋根に搭載するための太陽電池モジュール用瓦、および太陽電池モジュールを搭載した太陽電池モジュール付瓦に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、太陽光を光電変換して電力を得る太陽電池を建物の屋根に搭載するための太陽電池搭載型の屋根瓦が普及されつつある。
【0003】
この種の瓦には、施工上或いは構造上の問題から略矩形板状の平瓦が一般に用いられる。この平瓦に太陽電池モジュールを搭載する場合、平瓦の上面に太陽電池モジュールを収納するための矩形の凹陥部を形成し、この凹陥部の底に接着剤を塗布し、太陽電池モジュールを収納・接着する。そして、太陽電池モジュールの周囲と凹陥部の縁との間の隙間をコーキングし、雨水の進入を防止する。
【0004】
凹陥部の底に塗布する接着剤として、一般に、シリコン系の接着剤が使用される。作業者は、このシリコン系接着剤をチューブから押し出して目分量で適当な位置に凹陥部の底に塗布する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このため、作業者によって、接着剤の塗布量や接着剤を塗布する位置が異なり、太陽電池モジュールの接着状態が作業者によって一定せず、品質にばらつきを生じる問題があった。また、安定した良好な接着作業を行なうには熟練を要していた。
【0006】
また、太陽電池モジュールと凹陥部との間のコーキングの劣化等により凹陥部内に雨水が浸水すると、太陽電池モジュールの裏側にある接続端子が濡れて漏電や短絡を生じる問題があった。
【0007】
この発明は、以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、太陽電池モジュールの接着作業を容易にでき、品質を一定にできる太陽電池モジュール用瓦、および太陽電池モジュール付瓦を提供することにある。
【0008】
また、この発明の他の目的は、太陽電池モジュールの接続端子への浸水を防止でき、漏電や短絡を防止できる太陽電池モジュール用瓦、および太陽電池モジュール付瓦を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の太陽電池モジュール用瓦は、建物の傾斜した屋根に葺かれる平板状の瓦本体と、この瓦本体の上面に設けられ、太陽電池モジュールを収納する凹陥部と、この凹陥部の底に突設され、該凹陥部に収納される太陽電池モジュールの裏面に接着される一定面積の接着面を有する凸状部と、を有し、上記接着面を有する上記凸状部が上記凹陥部内で島状に設けられている
【0010】
このため、作業者は、一定面積の接着面上にだけ接着剤を塗布すれば良く、接着剤の塗布量および接着剤の塗布位置を一定にすることができ、接着状態を一定にでき、品質を一定に保持できる。
【0011】
また、上述した発明によると、上記凸状部には、上記太陽電池モジュールの裏面にある端子ボックスを収納するための収納凹部が形成され、上記凸状部は、上記収納凹部を囲むように設けられた環状の接着面を有する環状の凸状部を含むことを特徴とする。このように、太陽電池モジュールを接着するための凸状部を、端子ボックスを収納するための収納凹部を囲む環状の凸状部とすることにより、太陽電池モジュールの接着状態を安定させることができると同時に、端子ボックスへの浸水をも防止できる。
【0012】
また、上述した発明によると、上記凹陥部には、凹陥部内に流れ込んだ雨水を排出する排出手段が設けられていることを特徴とする。
【0013】
また、上述した発明によると、上記環状の接着面には、上記収納凹部に対する浸水を防止するため該収納凹部を囲む環状の溝が形成され、この環状の溝は、上記凹陥部に連通した排水溝を有することを特徴とする。
【0014】
また、上述した発明によると、上記環状の接着面には、上記収納凹部に対する浸水を防止するため該収納凹部を囲む環状の凸部が形成されていることを特徴とする。
【0015】
また、本発明の太陽電池モジュール付瓦は、建物の傾斜した屋根に葺かれる平板状の瓦本体と、この瓦本体の上面に設けられた凹陥部と、この凹陥部に収納された太陽電池モジュールと、上記凹陥部の底に突設され、該凹陥部に収納された太陽電池モジュールの裏面に接着される一定面積の接着面を有する凸状部と、を有し、上記接着面を有する上記凸状部が上記凹陥部内で島状に設けられている
【0016】
また、上述した発明によると、上記凸状部には、上記太陽電池モジュールの裏面にある端子ボックスを収納するための収納凹部が形成され、上記凸状部は、上記収納凹部を囲むように設けられた環状の接着面を有する環状の凸状部を含むことを特徴とする。
【0017】
また、上述した発明によると、上記凹陥部には、上記太陽電池モジュールとの間を通って凹陥部内に流れ込んだ雨水を排出するための排出手段が設けられ、上記環状の接着面には、上記収納凹部に対する浸水を防止するため該収納凹部を囲む環状の溝が形成され、この環状の溝は、上記凹陥部に連通した排水溝を有することを特徴とする。
【0018】
更に、上述した発明によると、上記環状の接着面には、上記収納凹部に対する浸水を防止するため該収納凹部を囲む環状の凸部が形成されていることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0020】
図1には、この発明の第1の実施の形態に係る太陽電池モジュール用瓦1の概略斜視図を示してあり、図2には、この太陽電池モジュール用瓦1をその上面1a側から見た平面図を示してある。尚、図2では、太陽電池モジュール用瓦1の上面1aに設けられた後述する凹陥部4内に収納される太陽電池モジュール6を破線で示してある。
【0021】
図1および図2に示すように、太陽電池モジュール用瓦1は、例えばセメント瓦、粘土瓦、金属瓦などによって形成された略矩形板状の瓦本体2を有している。瓦本体2は、図2に破線で示すように、その凹陥部4に太陽電池モジュール6を収納・接着し、太陽電池モジュール6の周辺部と凹陥部4の内縁部との間の隙間をコーキングした状態(太陽電池モジュール付瓦として)で建物の傾斜した屋根に沿って上下左右に整列した状態で葺かれる。
【0022】
瓦本体2の傾斜方向上側および左側には、上下左右に隣り合う瓦本体2と係合するオーバラップ部2a、2bがそれぞれ設けられている。また、上側のオーバーラップ部2aには、瓦本体2を図示しない屋根の野地板に固定するための2つのくぎ孔3が形成されている。
【0023】
瓦本体2の上面1aには、太陽電池モジュール6を収納するため、略全面に亘って矩形の凹陥部4が設けられている。この凹陥部4の底4aには、左右に並んだ3つの矩形の凸状部7、8、9が設けられている。
【0024】
これら3つの凸状部7、8、9は、その上端に、凹陥部4内に収納される太陽電池モジュール6の裏面に当接して接着される接着面7a、8a、9aをそれぞれ有する。これら3つの凸状部7、8、9の接着面7a、8a、9aは、互いに同じ高さで、且つ、凹陥部4内に太陽電池モジュール6を収納した際に太陽電池モジュール6の上面が凹陥部4より上方に突出することのない高さに設定されている。言い換えれば、3つの凸状部7、8、9の高さは、少なくとも、凹陥部4の深さと太陽電池モジュール6の厚さとの差より低く設定されている。
【0025】
つまり、各凸状部7、8、9の接着面7a、8a、9aの高さは、凹陥部4の底4aより僅かに高い位置に設定されており、作業者による接着剤塗布作業時に接着剤の塗布位置を作業者が認識可能な程度に凹陥部4の底4aから上方に突出している。従って、作業者は、これら接着面7a、8a、9a上にのみ接着剤を塗布するように作業することができ、作業者の違いによる接着剤の塗布量のばらつきを抑制できるとともに、接着剤の塗布位置のばらつきを防止できる。
【0026】
また、凹陥部4の傾斜方向下端側には、3つの排水孔5a、5b、5cが形成されている。これら3つの排水孔5a、5b、5cは、コーキングの劣化などに起因して凹陥部4内に不所望に流れ込んだ雨水を排出するように機能する。
【0027】
ところで、凹陥部4の略中央に設けられた凸状部8には、矩形状の端子ボックス収納凹部10(以下、単に収納凹部10と称する)が設けられている。この収納凹部10の底部で、瓦本体2の上端部側に偏倚した位置にはケーブル導出孔10aが穿設されている。この収納凹部10には、凹陥部4内に収納された太陽電池モジュール6の裏面側に設けられた図示しない端子ボックスが収納され、ケーブル導出孔10aには、端子ボックスから導出された図示しない出力取出しケーブルが挿通される。つまり、太陽電池モジュール6の出力取出しケーブルは瓦本体2の裏側に導出される。
【0028】
瓦本体2の凹陥部4に収納される太陽電池モジュール6は、例えば1枚のガラス基板に透明電極層、アモルファス半導体層、裏面電極層を形成したもので、裏面は半導体層、裏面電極層等を保護するための封止材により封止された矩形状の薄板パネル構造であるが、アモルファス半導体層に限定されるものではなく、単結晶、多結晶、微結晶またはSi系でも化合物系でもよい。
【0029】
次に、上記のように構成された太陽電池モジュール付瓦を用いて建物の屋根を施工する、いわゆる瓦葺きについて説明する。
【0030】
建物の屋根には棟側から軒側に向かって下り勾配に傾斜する野地板が設けられており、この野地板に直接または瓦下地材を介して太陽電池モジュール付瓦を載置する。
【0031】
通常の太陽電池モジュールを持たない瓦の瓦葺き作業と同様に、太陽電池モジュール付瓦を軒側から順次棟側に向かって野地板に載置するが、上下左右に隣り合う瓦本体2相互は、瓦本体2のオーバラップ部2a、2bを互いに係合し、瓦本体2の上側のオーバーラップ部2aに設けられたくぎ孔3(図1及び図2参照)に釘を通して野地板に固定する。
【0032】
このような作業を繰り返すことにより、太陽電池モジュール付瓦によって屋根を葺くことができ、この瓦葺き作業と平行して、太陽電池モジュール6の端子ボックスから導出された出力取出しケーブル相互を、瓦本体2の裏側で直列または並列に接続することにより、複数枚の太陽電池モジュール6を電気的に接続することができる。
【0033】
以上のように、上記のように構成された本発明の第1の実施の形態に係る太陽電池モジュール用瓦1または太陽電池モジュール付瓦(図2の状態のもの)によると、太陽電池モジュール6を収納する凹陥部4の底4aに僅かに突出した凸状部7、8、9を有し、これら各凸状部7、8、9の上端にそれぞれ一定面積の接着面7a、8a、9aを有している。このため、太陽電池モジュール6の接着作業時において、作業者は、各接着面7a、8a、9a上にのみ接着剤を塗布すれば良く、接着剤の塗布量や塗布位置を一定にすることができる。このため、接着作業を容易にでき、作業者の違いによる接着剤の塗布量および塗布位置のばらつきを抑制でき、接着状態を一定にでき、品質を一定に保持できる。
【0034】
また、凹陥部4の略中央に設けられた凸状部8が、太陽電池モジュール6の端子ボックスを収納する収納凹部10を囲む環状の凸状部として機能するため、コーキングの劣化などに起因して凹陥部4内に雨水が不所望に流れ込んだ場合であっても、雨水が収納凹部10内に流れることを防止でき、太陽電池モジュールの端子ボックスや出力取出しケーブルが濡れることがなく、漏電や短絡を防止できる。
【0035】
尚、凹陥部4の底に形成される凸状部は、少なくとも凹陥部4の縁から離間して島状に設ければ良く、上述した形状に限らずいかなる形状であっても良い。例えば、中央の凸状部8は、収納凹部10を囲む環状に形成されているが、必ずしもこのように環状に形成する必要はない。
【0036】
図3には、この発明の第2の実施の形態に係る太陽電池モジュール用瓦20の概略斜視図を示してあり、図4は、この太陽電池モジュール用瓦20をその上面1a側から見た平面図を示してある。この太陽電池モジュール用瓦20は、凹陥部4内に流れ込んだ雨水を排出する排出手段として、上述した第1の実施の形態の太陽電池モジュール用瓦1の排水孔5a、5b、5cの代りに、凹陥部4の下端側に排水口22を有する。この排水口22以外の構成は、上述した第1の実施の形態の太陽電池モジュール用瓦1と同じである。
【0037】
排水口22は、凹陥部4の下端側の略全長に亘って設けられ、瓦本体2の下端側が凹陥部4と同じ深さで切り欠かれている。しかして、コーキングの劣化等に起因して凹陥部4内に不所望に流れ込んだ雨水が、この排水口22を介して流出される。
【0038】
本実施の形態も、上述した第1の実施の形態と同様に建物の屋根に葺かれ、同様に機能する。つまり、この太陽電池モジュール用瓦20を用いることにより、上述した第1の実施の形態の太陽電池モジュール用瓦1を用いた場合と同様の効果を奏することができる。
【0039】
以下、上述した第1および第2の実施の形態の太陽電池モジュール用瓦1、20のいくつかの変形例について説明する。
【0040】
すなわち、太陽電池モジュール6を瓦本体2の凹陥部4に接着する際、接着剤が乾くまでの間の太陽電池モジュール6の仮留め手段として、両面テープなどを用いても良い。両面テープを用いる場合、例えば、中央の凸状部8の接着面8a上に両面テープを収納凹部10の周りに環状に設ける。これにより、両面テープが、太陽電池モジュール6の仮留め機能の他に、収納凹部10への浸水を防止するパッキンとしての機能も果す。
【0041】
また、接着剤や両面テープを用いることなく、太陽電池モジュール6を瓦本体2の凹陥部4に固定するため、図5(a)および図5(b)に示すような固定持具30、40を用いても良い。
【0042】
図5(a)の固定持具30は、矩形の細長い板を折り曲げた本体32、凹陥部4に嵌合される太陽電池モジュール6の下端側に引っ掛けるフック部34、および瓦本体2を貫通して設けられる図示しないねじ孔に挿通されるねじ部36を有している。この固定持具30を用いて太陽電池モジュール6を凹陥部4に固定する場合、まずフック部34を太陽電池モジュール6の下端に引っ掛けた状態で太陽電池モジュール6を凹陥部4に嵌合し、ねじ部36を瓦本体2の図示しないねじ孔に挿通し、瓦本体2の裏側でねじ部36に図示しないナットを螺合する。
【0043】
また、図5(b)の固定持具40は、矩形の細長い板を折り曲げた本体42、凹陥部4に嵌合される太陽電池モジュール6の下端側に引っ掛けるフック部44、太陽電池モジュール6の上端側に引っ掛けるフック部46、および瓦本体2を貫通して設けられる図示しないねじ孔に挿通される2つのねじ部48a、48bを有している。この固定持具40も図5(a)の固定持具30と同様に取付けられる。
【0044】
また、図6に示すように、太陽電池モジュール6の端子ボックスを収納する収納凹部10の周囲に浸水を防止するための環状の溝50を設けても良い。この場合、環状の溝50は、その傾斜方向下端側に設けられた複数の排水溝51を介して瓦本体2の凹陥部4に連通している。このように、収納凹部10を囲む環状の溝50を設けることにより、収納凹部10への浸水を確実に防止できる。
【0045】
さらに、図7に示すように、太陽電池モジュール6の端子ボックスを収納する収納凹部10の周囲に浸水を防止するための環状の凸部60を設けても良い。このように、収納凹部10を囲む環状の凸部60を設けることにより、収納凹部10への浸水を確実に防止できる。
【0046】
尚、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の太陽電池モジュール用瓦、および太陽電池モジュール付瓦は、上記のような構成および作用を有しているので、太陽電池モジュールの接着作業を容易にでき、品質を一定にできる。また、太陽電池モジュールの接続端子への浸水を防止でき、漏電や短絡を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る太陽電池モジュール用瓦を示す概略斜視図。
【図2】図1の太陽電池モジュール用瓦をその上面側から見た平面図。
【図3】この発明の第2の実施の形態に係る太陽電池モジュール用瓦を示す概略斜視図。
【図4】図3の太陽電池モジュール用瓦をその上面側から見た平面図。
【図5】太陽電池モジュールを凹陥部に固定するための固定持具を示す概略斜視図。
【図6】収納凹部の周りに形成された環状の溝を示す斜視図。
【図7】収納凹部の周りに形成された環状の凸部を示す斜視図。
【符号の説明】
1、20…太陽電池モジュール用瓦、
2…瓦本体、
4…凹陥部、
4a…底、
5a、5b、5c…排水孔、
6…太陽電池モジュール、
7、8、9…凸状部、
7a、8a、9a…接着面、
10…収納凹部、
22…排出口、
30、40…固定持具、
50…環状の溝、
51…排水溝、
60…環状の凸部。

Claims (9)

  1. 建物の傾斜した屋根に葺かれる平板状の瓦本体と、
    この瓦本体の上面に設けられ、太陽電池モジュールを収納する凹陥部と、
    この凹陥部の底に突設され、該凹陥部に収納される太陽電池モジュールの裏面に接着される一定面積の接着面を有する凸状部と、を有し、
    上記接着面を有する上記凸状部が上記凹陥部内で島状に設けられていることを特徴とする太陽電池モジュール用瓦。
  2. 上記凸状部には、上記太陽電池モジュールの裏面にある端子ボックスを収納するための収納凹部が形成され、
    上記凸状部は、上記収納凹部を囲むように設けられた環状の接着面を有する環状の凸状部を含むことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール用瓦。
  3. 上記凹陥部には、凹陥部内に流れ込んだ雨水を排出する排出手段が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池モジュール用瓦。
  4. 上記環状の接着面には、上記収納凹部に対する浸水を防止するため該収納凹部を囲む環状の溝が形成され、
    この環状の溝は、上記凹陥部に連通した排水溝を有することを特徴とする請求項3に記載の太陽電池モジュール用瓦。
  5. 上記環状の接着面には、上記収納凹部に対する浸水を防止するため該収納凹部を囲む環状の凸部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池モジュール用瓦。
  6. 建物の傾斜した屋根に葺かれる平板状の瓦本体と、
    この瓦本体の上面に設けられた凹陥部と、
    この凹陥部に収納された太陽電池モジュールと、
    上記凹陥部の底に突設され、該凹陥部に収納された太陽電池モジュールの裏面に接着される一定面積の接着面を有する凸状部と、を有し、
    上記接着面を有する上記凸状部が上記凹陥部内で島状に設けられていることを特徴とする太陽電池モジュール付瓦。
  7. 上記凸状部には、上記太陽電池モジュールの裏面にある端子ボックスを収納するための収納凹部が形成され、
    上記凸状部は、上記収納凹部を囲むように設けられた環状の接着面を有する環状の凸状部を含むことを特徴とする請求項6に記載の太陽電池モジュール付瓦。
  8. 上記凹陥部には、上記太陽電池モジュールとの間を通って凹陥部内に流れ込んだ雨水を排出するための排出手段が設けられ、
    上記環状の接着面には、上記収納凹部に対する浸水を防止するため該収納凹部を囲む環状の溝が形成され、
    この環状の溝は、上記凹陥部に連通した排水溝を有することを特徴とする請求項7に記載の太陽電池モジュール付瓦。
  9. 上記環状の接着面には、上記収納凹部に対する浸水を防止するため該収納凹部を囲む環状の凸部が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の太陽電池モジュール付瓦。
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