JP2009292404A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】小型車に適用されている場合であっても、後部席の前のスペースを大きく確保した状態で収納することができる車両用シートを提供することである。
【解決手段】車両用シート20は、シートバック50をシートクッション30に対して起立状態でロックさせると共に、左右一対の後脚36の両先端を車両フロアFに対してロックさせた着座可能モードから、これら両ロック解除を行ってシートバック50の背凭れ面とシートクッション30の座部32の着座面がインストルメントパネル90とその下方のトウボード90aにそれぞれ沿う格好となるように、シートクッション30を前方へ反転させた収納モードにアレンジできる構造となっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用シートに関し、詳しくは、着座可能モードから収納モードにアレンジできる車両用シートに関する。
この種の車両用シートとして、例えば、特許文献1に示す技術が既に知られている。この技術では、助手席は、シートクッションとシートバックとから構成されている。そして、シートバックを前倒れさせ、その前倒れさせた状態のまま、シートクッションを前方にスライドさせて助手席を収納状態に保持することができる。これにより、助手席とその後方に配置した助手席側後部席との間のスペース、すなわち、助手席の後方に配置した助手席側後部席の前のスペースを大きく確保することができる。そのため、例えば、助手席側後部席の乗員は自身の脚を伸ばした状態で着座することができる。
特開2003−165366号公報
しかしながら、上述した助手席が、例えば、小型車に適用されている場合、助手席を収納状態に保持させても助手席側後部席の前のスペースを大きく確保することができなかった。そのため、新たな収納構造を備えた助手席が求められていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、小型車に適用されている場合であっても、後部席の前のスペースを大きく確保した状態で収納することができる車両用シートを提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、着座可能モードから収納モードにアレンジできる車両用シートであって、乗員の着座部位となる座部と、この座部の前側を支承する格好で座部に枢着された左右一対の前脚と、この座部の後側を支承する左右一対の後脚とから成るシートクッションと、このシートクッションの後側に対して回動可能に組み付けられたシートバックとから構成されており、左右一対の前脚は、その先端が車両フロアにそれぞれ枢着されており、左右一対の後脚は、その先端が車両フロアに対して着脱可能にそれぞれ組み付けられており、シートバックをシートクッションに対して起立状態でロックさせると共に、左右一対の後脚の両先端を車両フロアに対してロックさせた着座可能モードから、これら両ロック解除を行ってシートバックの背凭れ面とシートクッションの座部の着座面がインストルメントパネルとその下方のトウボードにそれぞれ沿う格好となるように、シートクッションを前方へ反転させた収納モードにアレンジできることを特徴とする。
この構成によれば、車両用シートを着座可能モードにアレンジすると、乗員はシートクッションに着座することができると共に、その着座状態でシートバックに凭れることもできる。また、車両用シートを収納モードにアレンジすると、車両用シートが小型車に適用されている場合であっても、車両用シートの後方に配置された後部席の前のスペースを大きく確保することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シートであって、シートクッションとシートバックの両裏面は、それぞれ意匠面を成すように設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、車両用シートを見栄え良く収納することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1〜2のいずれか1項に記載の車両用シートであって、収納モードにアレンジすると、シートクッションおよび/またはシートバックは、その状態で保持されることを特徴とする。
この構成によれば、シートバックを、例えば、インストルメントパネル側にロックさせた状態で収納することができる。そのため、車両が走行時であっても、ガタを生じさせることなく車両用シートを収納することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用シートであって、シートバックには、その左右の側面に切欠がそれぞれ形成されており、着座モードから収納モードにアレンジするとき、シートクッションの左右一対の後脚をシートバックの両切欠にそれぞれ嵌め込ませ、その嵌め込ませた状態でアレンジすることを特徴とする。
この構成によれば、シートバックには、その左右の側面に切欠がそれぞれ形成されており、車両用シートを着座モードから収納モードにアレンジするとき、シートクッションの左右一対の後脚をシートバックの両切欠にそれぞれ嵌め込ませ、その嵌め込ませた状態でアレンジすることができる。そのため、シートバックに切欠を形成しない場合と比較すると、シートバックの背凭れ面を大きく確保することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図1〜3を用いて説明する。図1は、本発明の実施例に係る車両用シートを適用させた車両の内部の概略斜視図であり、車両用シートを着座可能モードにアレンジしたときの概略斜視図である。図2は、図1の側面図である。図3は、図1の車両用シートを収納モードにアレンジしたときの概略斜視図である。なお、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、車両1を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
はじめに、図1、2を参照して、本発明の実施例に係る車両用シートを適用させた車両の構成を説明する。この車両(小型車)には、運転席10と、助手席20と、これらの後方に運転席側後部席60および助手席側後部席70との計4個の席が設けられている。なお、これら4個の席のうち、助手席20が本発明の車両用シートに相当する。また、これら4個の席のうち、運転席10、運転席側後部席60および助手席側後部席70は公知の席であるため、その詳細説明は省略することとする。そのため、助手席20の構成のみを説明することとする。
助手席20は、シートクッション30とシートバック50とから構成されているシートである。以下に、これらの構成部材30、50を個別に説明する。まず、シートクッション30を説明する。シートクッション30は、乗員の着座部位となる座部32と、この座部32の前側を支承する左右一対の前脚34、34と、この座部32の後側を支承する左右一対の後脚36、36とから構成されている。
両前脚34は、その基端が座部32の幅方向(左右方向)を軸方向とする軸回りに回動可能に座部32に枢着されている。また、この両前脚34には、座部32と干渉するストッパ34aがそれぞれ形成されている。これにより、後述するロック機構38によってシートクッション30を車両フロアFに対してロック状態にすると、両前脚34がシートバック50と共に前倒れしていくことを防止することができる。そのため、このロック状態にすると、乗員は座部32に着座することができる。一方、両後脚36は、その基端が座部32と一体的になるように形成されている。
次に、シートバック50を説明する。シートバック50は、シートクッション30(座部32)に着座した乗員の背凭れ部位となっており、簡易リクライニング機構40を介してシートクッション30の後側に対して組み付けられている。これにより、シートバック50をシートクッション30に対して回動させることができる。この簡易リクライニング機構40には、ロック装置(図示しない)が設けられている。これにより、シートバック50をシートクッション30に対して起立状態にロック(保持)させることができると共に、そのロック解除を行うとシートバック50をシートクッション30に対して後倒れ方向に回動させることができる。
このシートバック50には、その左右側面の下方に切欠52、52がそれぞれ形成されている。これにより、シートバック50をシートクッション30に対して後倒れ方向に回動させていくと、シートクッション30の両後脚36をシートバック50の両切欠52に嵌め込ませることができる。また、このシートバック50には、その左右の上方に突起54、54がそれぞれ形成されている。この両突起54には、その表面に対して進退可能なピン54aがそれぞれ組み付けられている。この両ピン54aは、進出方向に向けて付勢状態でそれぞれ組み付けられている。
また、このシートバック50には、その左側面に乗員が操作可能なレバー56が組み付けられている。このレバー56について詳述すると、レバー56は2段階の操作を行うことができる構造となっている。この2段階の操作のうち、1段階目の操作を行うと、両突起54のピン54aが付勢力に抗して両突起54の内部に退行すると共に、後述するロック機構38のロック解除が行われる構造となっている。また、2段階目の操作を行うと、簡易リクライニング機構40のロック解除が行われる構造となっている。
なお、シートクッション30とシートバック50の両裏面(着座面の反対側の面と背凭れ面の反対側の面)は、それぞれ意匠面を成すように設定されている。また、シートクッション30およびシートバック50は、その材質が剛性を有する合成樹脂によってそれぞれ一体成型されている。また、シートクッション30およびシートバック50は、運転席10のシートクッションおよびシートバックと比較するとコンパクトに形成されている。すなわち、運転席10は大きなサイズのシートから構成されており、助手席20は小さなサイズのシートから構成されている。このようにして助手席20は構成されている。
次に、助手席20を車両フロアFに組み付ける構造を説明する。シートクッション30の両前脚34は、その先端が車幅方向を軸方向とする軸回りに回動可能に車両フロアFの段差部F1に形成された取付ブラケットF2にそれぞれ枢着されている。また、シートクッション30の両後脚36は、その先端がロック機構38を介して車両フロアFに対してそれぞれ組み付けられている。
ここでロック機構38について詳述すると、ロック機構38は、車両フロアF側(例えば、車両フロアFに形成された凹部F3)に形成されたストライカ38aと、後脚36側に形成されたフック38bとから構成されている。そして、ストライカ38aにフック38bが係合したロック状態になると、乗員が着座できるようにシートクッション30(座部32)を車両フロアFに対してロックさせることができる。このとき、助手席20は運転席10に対して略並列状態に配置される格好となっている。そして、このロック解除を行うと、シートクッション30の両前脚34を前倒れさせながら、その基端側の枢着軸を中心にシートクッション30を前方へ向けて反転させることができる。このようにして助手席20は車両フロアFに対して組み付けられている。
なお、助手席20は、車両のインストルメントパネル90に向かい合う格好で車両フロアFに対して組み付けられている。このインストルメントパネル90のうち、センターコンソール92の左壁面と助手席20のドア側のパネル面94には、シートバック50の両突起54がガイドされる格好で摺動するガイド溝96、96がそれぞれ形成されている。この両ガイド溝96の終端には、シートバック50の両突起54のピン54aが嵌まり込み可能なピンキャッチ96aがそれぞれ形成されている。
続いて、上述した構成から成る助手席20の作用を説明する。この助手席20は、着座可能モードおよび収納モードにアレンジすることができる。以下に、これら各モードおよび各アレンジ方法を個別に説明する。
はじめに、着座可能モードから説明する。着座可能モードとは、簡易リクライニング機構40によってシートバック50をシートクッション30に対して起立状態でロックさせると共に、ロック機構38によって左右一対の後脚36、36の両先端を車両フロアFに対してロックさせたモードのことである。この着座可能モードにアレンジすると、乗員はシートクッション30に着座することができると共に、その着座状態でシートバック50に凭れることもできる(図1、2参照)。
一方、収納モードとは、シートバック50の背凭れ面とシートクッション30の座部32の着座面がインストルメントパネル90とその下方のトウボード90aにそれぞれ沿う格好となるように、シートクッション30を前方へ反転させたモードのことである。この収納モードにアレンジすると、助手席側後部席70の前のスペースを大きく確保した状態で助手席20を収納することができる(図3参照)。
次に、着座可能モードから収納モードにアレンジする方法を説明する。まず、乗員は助手席20のレバー56を2段階目まで操作して、ロック機構38をロック解除すると共に簡易リクライニング機構40もロック解除する。次に、乗員はシートクッション30の両前脚34を前倒れさせながら、その基端側の枢着軸を中心にシートクッション30を前方へ反転させていくと共に、シートバック50をシートクッション30に対して後倒れさせていく。
このようにシートバック50を後倒れさせていくと、シートクッション30の左右一対の後脚36、36は、シートバック50に形成された左右の切欠52、52に嵌め込まれる格好となっていく。そのため、この嵌め込まれ状態でシートクッション30を前方へ反転させていく。この反転に伴って、シートバック50がフットスペース98に到達すると、シートバック50の両突起54をセンターコンソール92とパネル面94の両ガイド溝96にガイドさせていく。
このガイドが始まると、両突起54のピン54aは付勢力に抗して進出状態から退行状態へ移行していく。さらに、シートクッション30を前方へ反転させていくと、シートバック50の背凭れ面とシートクッション30の座部32の着座面はインストルメントパネル90とその下方のトウボード90aにそれぞれ沿う格好となっていく。やがて、両突起54のピン54aは両ガイド96のピンキャッチ96aに到達し、付勢力によって退行状態から進出状態に戻される。これにより、両突起54のピン54aは両ガイド溝96のピンキャッチ96aに嵌まり込む。このようにして、助手席20を着座可能モードから収納モードへアレンジすることができ、このアレンジした状態で助手席20を保持することができる。
続いて、逆に、収納モードから着座可能モードへアレンジする方法を説明する。まず、乗員は助手席20のレバー56を1段階目まで操作して、両突起54のピン54aを付勢力に抗して両突起54の内部に退行させる。すなわち、収納モードでの助手席20の保持を解除する。次に、乗員はシートバック50を後方へ移動させていくと共に、シートクッション30の両前脚34を後起こしさせながら、その基端側の枢着軸を中心にシートクッション30を後方へ反転させていく。
このようにシートクッション30を反転させていくと、シートバック50はシートクッション30に対して起立状態になるように戻されていく。そして、起立状態に戻されると、シートバック50はシートクッション30に対してロック状態に戻される。さらに、シートクッション30を反転させていくと、シートクッション30の左右一対の後脚36が車両フロアFに到達するため、ストライカ38aにフック38bが係合した状態に戻される。これにより、シートクッション30は車両フロアFに対してロックされた状態に戻される。このようにして、助手席20を収納モードから着座可能モードへアレンジすることができ、このアレンジした状態で助手席20を保持することができる。
本発明の実施例に係る車両の助手席20は、上述したように構成されている。この構成によれば、助手席20を着座可能モードにアレンジすると、乗員はシートクッション30に着座することができると共に、その着座状態でシートバック50に凭れることもできる。また、助手席20を収納モードにアレンジすると、助手席20が小型車に適用されている場合であっても、助手席側後部席70の前のスペースを大きく確保することができる。
また、この構成によれば、シートクッション30とシートバック50の両裏面は、それぞれ意匠面を成すように設定されている。そのため、助手席20を見栄え良く収納することができる。
また、この構成によれば、シートバック50をインストルメントパネル90側にロックさせた状態で収納することができる。そのため、車両が走行時であっても、ガタを生じさせることなく助手席20を収納することができる。
また、この構成によれば、シートバック50には、その左右の側面に切欠52、52がそれぞれ形成されており、助手席20を着座モードから収納モードにアレンジするとき、シートクッション30の左右一対の後脚36をシートバック50の両切欠52にそれぞれ嵌め込ませ、その嵌め込ませた状態でアレンジすることができる。そのため、シートバック50に切欠52を形成しない場合と比較すると、シートバック50の背凭れ面を大きく確保することができる。
図1は、本発明の実施例に係る車両用シートを適用させた車両の内部の概略斜視図であり、車両用シートを着座可能モードにアレンジしたときの概略斜視図である。 図2は、図1の側面図である。 図3は、図1の車両用シートを収納モードにアレンジしたときの概略斜視図である。
符号の説明
20 車両用シート(助手席)
30 シートクッション
32 座部
34 前脚
36 後脚
50 シートバック
90 インストルメントパネル
90a トウボード
F 車両フロア

Claims (4)

  1. 着座可能モードから収納モードにアレンジできる車両用シートであって、
    乗員の着座部位となる座部と、この座部の前側を支承する格好で座部に枢着された左右一対の前脚と、この座部の後側を支承する左右一対の後脚とから成るシートクッションと、このシートクッションの後側に対して回動可能に組み付けられたシートバックとから構成されており、
    左右一対の前脚は、その先端が車両フロアにそれぞれ枢着されており、
    左右一対の後脚は、その先端が車両フロアに対して着脱可能にそれぞれ組み付けられており、
    シートバックをシートクッションに対して起立状態でロックさせると共に、左右一対の後脚の両先端を車両フロアに対してロックさせた着座可能モードから、これら両ロック解除を行ってシートバックの背凭れ面とシートクッションの座部の着座面がインストルメントパネルとその下方のトウボードにそれぞれ沿う格好となるように、シートクッションを前方へ反転させた収納モードにアレンジできることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、
    シートクッションとシートバックの両裏面は、それぞれ意匠面を成すように設定されていることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項1〜2のいずれか1項に記載の車両用シートであって、
    収納モードにアレンジすると、シートクッションおよび/またはシートバックは、その状態で保持されることを特徴とする車両用シート。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用シートであって、
    シートバックには、その左右の側面に切欠がそれぞれ形成されており、
    着座モードから収納モードにアレンジするとき、シートクッションの左右一対の後脚をシートバックの両切欠にそれぞれ嵌め込ませ、その嵌め込ませた状態でアレンジすることを特徴とする車両用シート。




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