JP4962693B2 - 車両のシート配設構造 - Google Patents

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本発明は車両のシート配設構造に関するものである。
例えばワンボックスカーではシートアレンジの多様性を提供する努力がなされている。特許文献1では、助手席シートのシートバックを前倒しにした状態でインストルメントパネルの下方のフットスペースに格納可能にし、そして、その後に位置する助手席側後列シートを前方に大きくスライド可能にすることを提案している。これによれば、運転席とその後方の運転席側後列シートとの車体前後方向中間部分に助手席側後列シートを位置させることで、これら3つのシートに着座した乗員同士のコミュニケーションが取りやすくなるという利点を備えている。
特許文献2にも、その図17及びその説明に見られるように、助手席シートのヘッドレストを取り外した後に、助手席シートのシートバックを前倒しにした状態でインストルメントパネルの下方のフットスペースに格納することが提案されている。
特許文献3、4は、後突時の衝撃荷重に対する安全性を確保しつつ大きなタンク容量を確保するために、後列シートの下方に燃料タンクを配置することが開示されている。
ところで、スポーツカーは、走行性能に最大の力点を置いた設計となるため、低い車高且つキャビンの前後長も大幅に制限されることから2人乗車が基本であり、仮に4人乗車のために後席を設けたとしても固定したサービスシートに止まり、子供や比較的小さな荷物を載せるのに利用できる程度であった。
特開2000−238560号公報 特開2003−165367号公報 特開平5−627号公報 特開平6−211169号公報
ワンボックスカーのように上下及び前後に空間的な余裕のある車両では、上述したようにシートアレンジの多様性を提供して、様々なシーンで車生活を楽しませる努力が払われている。スポーツカーは走りを最大限に楽しむためのセカンドカー的な車であることは確かであるが、スポーツカーのユーザの全てがセカンドカーとして購入している訳ではなく、日常の足としても使用している場合が多い。
本発明の目的は、高い走行性を確保するために低い車高及び前後長が制限されるスポーツカーのような車両の特徴を維持したままで、シートアレンジの多様性を提供できる車両のシート配設構造を提供することにある。
かかる技術的課題は、本発明によれば、
車室のフロアパネルの上に、インストルメントパネルに対向して左右に横並びに配設された運転席シート及び助手席シートからなる前列シートと、該前列シートの後方に左右に横並びに配設された2つの後部シートからなる後列シートとを有し、
前記助手席シートは、シートバックの下端部の第1の軸を中心に前倒し可能であると共に、上部シートバックと下シートバック部とに上下に分割された構造を有し、該助手席シートの上部シートバック部が下部シートバック部に対して第2の軸を中心にシートバックの背面側に回動可能である車両のシート配設構造であって、
前記助手席シートのシートバックの背面には、前記助手席シートの後方の後部シートに着座した乗員の膝と対向する高さ位置において、該シートバックの幅方向に亘って窪みが設けられ、
該窪みが設けられることにより前記シートバックの肉厚が薄い部位に前記第2の軸が設けられており、且つ、前記助手席シートのみが該シートバックを上下に分割した構造を有していることを特徴とする車両のシート配設構造を提供することにより達成される。
本発明の車両のシート配設構造は、典型的にはスポーツカーのように、低い車高及びキャビンの前後長が制限された車両に適用される。そして本発明では4人乗車が可能であると共に、助手席シートのシートバックが前倒し可能であり、更に上下2分割構造の上部シートバック部が下部シートバック部に対して第2の軸を中心にシートバックの背面側に回動可能としてあるため、助手席シートのシートバックを前倒ししたときに、典型的には上部シートバックがインストルメントパネルと係合した状態となる。これにより、助手席後方の後部シートに着座した乗員は足を伸ばして助手席シートのシートバックの上に足を載せたオットーマンの使い方ができる。この助手席シートが前後にスライド可能であるときには、シートバックを前倒しにした助手席シートを前方にスライドさせることで、インストルメントパネルと係合した上部シートバックが起立した状態となる。したがって、助手席シートを大きく前方にスライドさせることが可能であり、これにより助手席シートとその後方の後部シートとの間のスペースを拡大して、このスペースに大きな荷物を積載することができる。
本発明の車両のシート配設構造では、助手席シートのシートバックの背面において、助手席後方の後部シートに着座した乗員の膝と対向する部位に窪みが設けられており、これにより後部シートに着座した乗員の膝回りのスペースを確保することができる。
また、助手席シートのシートバックの前記第2の軸が前記窪みが設けられた部位に設けられている。すなわち、上部シートバック部と下方シートバック部との境界が前記窪みが設けられて比較的に肉薄の部分に設けられている。
本発明の好ましい実施の形態では、前記後列シートが配設される後席フロア部分が、前記前列シートを設置した前席フロア部分との間の高さの異なる第1、第2のキックアップ部により段上げされて前記前席シート部分よりも高所に位置決めされると共に、前記2つの後部シートのうち第1後部シートが配設される第1フロア部が他方の第2後部シートが配設される第2フロア部よりも相対的に高く設定されて前記第1後部シートが前記第2後部シートよりも比較的体格の小さな乗員に適した大きさに設定されている。
すなわち、この好ましい実施の形態では、4人乗車を可能にしつつ大人3名、子供1名の割り切りのなかで、助手席後方の第2後部シートを大人が着座可能なシートで構成すると共に運転席後方の第1後部シートを所謂サービスシートのような比較的体格の小さな乗員用としてある。
また、この好ましい実施の形態では、前記後席フロア部分の前記第1フロア部及び前記第2フロア部の下方に補機が配設されており、補機として具体的に燃料タンクを挙げることができる。燃料タンクを後席フロア部分の第1、第2のフロア部の下方に配設することで、燃料タンクの容量を確保できると共に、後突時の衝撃荷重に対する安全性を確保することができる。
更に、好ましい実施の形態では、前記助手席シート及び前記運転席シートが前後にスライド可能であり、前記助手席シートの前端スライド位置が前記運転席シートの前端スライド位置よりも前方にオフセットされている。このように助手席シートを前方に大きくスライド可能にすることで、助手席シートとその後方の後部シートとの間のスペースを拡大して、このスペースに比較的大きな荷物を積載することができる。
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例を説明する。
図1、図2を参照して、車両1はFR駆動形式の車両であり、ルーフ2で覆われたキャビン3に4名の乗車を可能にしたスポーツカーである。そして、キャビン3の前方に位置するエンジンルーム4にはレシプロエンジン(図示せず)が横置きに配置されている。図1はキャビン3の様子を助手席側から見た図であり、図2は運転席側から見た図である。なお、この車両1は左ハンドル車であり、図2の参照符号Hはハンドルである。
キャビン3の床を構成するフロアパネル5には、図3、図4に示すように、その車幅方向中央部分にトンネル部6が形成され、このトンネル部6に配置された駆動シャフト(図示せず)を介してエンジンの駆動力が後輪に伝達される。
フロアパネル5は、前方から後方に向け手順に、運転席シート7及び助手席シート8の前列シート9(図3)が配設される前席設置部分10と、左右に分離された第1、第2の後部シート11、12からなる後列シート13が配設される後席設置部分14と、荷室15の床を構成するリアフロア部分16とを有する。
図4を参照して、フロアパネル5は、後席設置部分14を前席設置部分10から段上げするための段部を構成する第1キックアップ部20が設けられ、また、後席設置部分14をリアフロア部分16から段上げするための段部を構成する第2キックアップ部21が設けられている。図3、図4において、参照符号22〜25は第1〜第4のクロスメンバであり、また、26は、トンネル部6を挟んで左右に位置し且つ車体前後方向に延びるフロアフレームを示し、リフロア部分16の両側に、左右の後輪サスペンション機構27及び左右の後輪28が配設されている。
第1キックアップ部20により段上げされた後席設置部分14は、トンネル部6を挟んで左右で高さが異なっている。すなわち、図4を参照して、この車両1は左ハンドル車であることに関連して、運転席後方(左側)の後席設置部分14aが相対的に高く、助手席後方(右側)の後席設置部分14bが相対的に低い。
また、第1キックアップ部20は、上述した後席設置部分14aと14bとを形成する運転手側キックアップ部20aと助手席側キックアップ部20bとで構成されるが、運転手側キックアップ部20aは、助手席側キックアップ部20bよりも後方にオフセットされており、このオフセットを図3にL1で示してある。
また、図4から最も良く理解できるように、後席設置部分14を段上げしてリアフロア部分16を形成するための第2キックアップ部21は、運転席側キックアップ部21aと助手席側キックアップ部21bとで構成されるが、運転手側キックアップ部21aは、助手席側キックアップ部21bよりも後方にオフセットされており、このオフセットを図4にL2で示してある。
フロアパネル5において、前席設置部分10に対して第1キックアップ部20によって段上げされた後席設置部分14には、その下方に補機としての燃料タンク30が配設されている。
燃料タンク30は、図3に示すように、左右に分離されたメインタンク部31及びサブタンク部32とを有し、このメインタンク部31とサブタンク部32とは、上方に隆起したトンネルタンク部33とで連結されており、メインタンク部31にフューエルポンプ34が配設されている。メインタンク部31は、サブタンク部32よりも上下方向の高さ寸法が大きく設計されており、サブタンク部32は比較的高さ寸法が小さい。
フロアパネル5の後席設置部分14の下方に配設された燃料タンク30は、メインタンク部31が運転席側後席設置部分14aの下方に配置され、サブタンク部32が助手席側後席設置部分14bの下方に配置され、トンネルタンク部33がトンネル部6の下方に配置され、燃料タンク30はタンクバンド35(図1、図2)によって車体に支持されている。
このように、第1キックアップ部20によって後席設置部分14を段上げし、その下方に燃料タンク30を配設するようにしたことから、後突時の衝撃荷重に対する安全性を確保することができる。そして、燃料タンク30を、左右に分離したメインタンク部31及びサブタンク部32と、このメインタンク部31とサブタンク部32とを連結するトンネルタンク部33とで構成したことから、スポーツカー1の車高を低く維持しながら燃料タンク30の容量を十分に確保することができる。
前列シート9のうち、図2は運転席シート7を示し、図1は助手席シート8を示す。運転席シート7のシートバック40及び助手席シート8のシートバック41は、共に、第1軸42を中心にリクライニング可能である。
助手席シート8のシートバック41は、図1、図6に見られるように、その上下方向中間部分で分割された上部シートバック41aと下部シートバック41bとで構成され、上部シートバック41aは、図示しないロック機構を解除することにより、第2の軸44を中心に後方つまりシートバック41の背面側に向けて回動可能である。なお、助手席シート8のシートバック41は、その頂部から上方に突出したヘッドレスト45を有し、このヘッドレスト45はシートバック41と一体構造であってもよいし、ステー(図示せず)を介して上下に変位可能且つシートバック41から分離可能であってもよい。
助手席シート8のシートバック41の背面には、後方に向けて開放した窪み47が形成されており、この窪み47は、後席乗員の膝と対向する高さ位置に設けられている。助手席シート8のシートバック41の背面に窪み47を設けることで、その後方の第2後部シート12に着座した乗員の膝回りのスペースに余裕を与えることができる。この窪み47を設けてシートバック41の肉厚が小さい部位に上記の第2の軸34を設けるのが好ましい。また、助手席シート8のシートバック41の背部は比較的硬質の部材で構成するのが好ましい。なお、窪み47は、助手席シート8に限定されず、図2に仮想線で示すように運転席シート7のシートバック40の背面にも設けるようにしてもよい。
運転席側から見た図2に見られる後部シート11は、相対的に高所の運転席側後席設置部分14aに配設されており、この運転席後方の後部シート11は体格が小さい例えば子供が着座するのに丁度良い程度のサービスシートで構成されている。これに対して助手席側から見た図1に見られる後部シート12は、相対的に低所の助手席側後席設置部分14bに配設されており、この助手席後方の後部シート12は、大人が着座することのできるシートで構成されている。
この助手席後方の後部シート12は、図1に示すように、シートバック50が第3の軸53を中心に後方に若干倒れることができると共に前方に倒すことができる。この第3の軸53は、シートバック50を前倒ししたときに、シートバック50の背面がリアフロア部分16の高さレベルとほぼ同じ高さ位置になるように設定するのが好ましい。
上述した実施例の車両1では、スポーツカーでありながら、助手席の後方に大人1名、運転席の後方に子供1名の合計4名の乗車が可能である。助手席シート8は、運転席シート7と同様に、前後にスライド可能であるのが好ましいが、運転席シート7よりも前方にオフセットして配置されている(図3のL3)。これにより、助手席シート8の後方の後部シート12に着座した乗員のフットスペースを確保することができる。
また、助手席シート8のシートバック41に窪み47が設けられているため、助手席後方の後部シート12に着座した乗員の膝回りに余裕を与えることができる。このことは運転席シート7についても同様であり、運転席シート7のシートバック41に窪み47を設けることにより、運転席後方の後部シート11に着座した乗員の膝回りに余裕を与えることができる。
スポーツカー1に例えばドライバを含めて2名乗車し、1名が助手席後方の後部シート12に着座したときには、図7に示すように、助手席シート8のシートバック41を前倒しにすることで、その上部シートバック41aがインストルメントパネル55と係合した状態となるが、後部シート12に着座した乗員が前倒しにした助手席シート8の下部シートバック41bの背面に足を乗せることができる。つまり、オットーマンとして、シートバック41を前倒しにした助手席シート8を利用することができる。
また、例えば夫婦が前列シート7に着座し、子供が運転席の後方の第1後部シート40に着座したときに、その横隣りの第2後部シート12のシートバック43を前倒しにすることで、このシートバック43の背面の上に、荷室から延びる長尺の荷物LG1を積載することができる。したがって、第2後部シート12のシートバック43の背部を比較的硬質の材料で構成して、この上に重量物を載置可能にするのが好ましい。
また、シートバック41を前倒しにした助手席シート8を大きく前方にスライドさせると、インストルメントパネル55に支持された上部シートバック41aが起立した状態となることができるため、助手席シート8を前方位置までスライドさせることができる。そして、これにより、助手席後方の後部シート12との間に比較的大きなスペースを作ることができ、このスペースに比較的大きな荷物LG1を積載することができる(図8)。このことを意図して、助手席シート8の前方へのスライド量つまり助手席シート8の前端スライド位置を運転席シート7よりも前方にオフセットして、助手席シート8を大きく前方にスライド可能にするのが好ましい。
また、図9から理解できるように、シートバック41を前倒しにした助手席シート8を前方に大きくスライドさせると共に、助手席後方の後部シート12のシートバック50を前倒しにすることで、荷室15から前方に大きく延びる長尺の荷物LG2を積載することができる。このことを意図して、助手席シート8のシートバック41及び後部シート12のシートバック50の背部を比較的硬質の部材で構成して、重量物を載置できるようにするのが好ましい。なお、長尺の荷物LG2を積載したときには、例えばブレーキング時に、インストルメントパネル55の支持により起立状態にある助手席シート8の上部シートバック41aによって荷物LG2を受け止めて、荷物LG2がインストルメントパネル55と衝突するのを防止することができる。
如上のように、車両1はスポーツカー特有の低い車高及び比較的制限されたキャビンスペースを維持しながら、2つのセパレートした後部シート11、12のうち運転席後方の後部シート11を比較的体格が小さい乗員用とし、助手席後方の後部シート12を大人が着座するシートに設定するというスポーツカーでは今までにない割り切りなかで、シートアレンジの多用性を提供することができる。
実施例の車両のキャビンを助手席側から見た図である。 実施例の車両のキャビンを運手席側から見た図である。 実施例の車両のシート配列を上から見た図である。 車両のフロアパネルの構造を示す斜視図である。 後列シートの下方に配置される燃料タンクの斜視図である。 助手席シートの構造を説明するための側面図である。 助手席シート及びその後方の後部シートの利用形態の一例として、後部シートに着座した乗員が助手席シートをオットーマンとして利用できることを説明するための図である。 シートバックを前倒しにした助手席シートを前方にスライドさせて、その後方の後部シートとの間に大きなスペースを作り、このスペースに比較的大きな荷物を積載できることを説明するための図である。 助手席シート及びその後方の後部シートのシートバックを共に前倒しにすることで更に長尺の荷物を積載可能であることを説明するための図である。
符号の説明
1 車両
5 フロアパネル
6 トンネル部
7 運転席シート
8 助手席シート
10 フロアパネルの前席設置部分
11 運転席後方の後部シート
12 助手席後方の後部シート
14 フロアパネルの後席設置部分
14a 運転席側後席設置部分
14b 助手席側後席設置部分
20 第1キックアップ部
20a 運転手側キックアップ部
20b 助手席側キックアップ部
30 燃料タンク
31 メインタンク部
32 サブタンク部
40 運転席シートのシートバック
41 助手席シートのシートバック
41a 助手席シートの上部シートバック
42 運転席及び助手席のリクライニング軸(第1の軸)
44 助手席シートの上部シートバックの回動軸
47 助手席のシートバック背面の窪み
50 助手席後方の後部シートのシートバック
55 インストルメントパネル

Claims (6)

  1. 車室のフロアパネルの上に、インストルメントパネルに対向して左右に横並びに配設された運転席シート及び助手席シートからなる前列シートと、該前列シートの後方に左右に横並びに配設された2つの後部シートからなる後列シートとを有し、
    前記助手席シートは、シートバックの下端部の第1の軸を中心に前倒し可能であると共に、上部シートバックと下シートバック部とに上下に分割された構造を有し、該助手席シートの上部シートバック部が下部シートバック部に対して第2の軸を中心にシートバックの背面側に回動可能である車両のシート配設構造であって、
    前記助手席シートのシートバックの背面には、前記助手席シートの後方の後部シートに着座した乗員の膝と対向する高さ位置において、該シートバックの幅方向に亘って窪みが設けられ、
    該窪みが設けられることにより前記シートバックの肉厚が薄い部位に前記第2の軸が設けられており、且つ、前記助手席シートのみが該シートバックを上下に分割した構造を有していることを特徴とする車両のシート配設構造。
  2. 前記助手席シートのシートバックを前方に倒したときに、前記上部シートバックが前記インストルメントパネルと係合して該インストルメントパネルによって支持される、請求項1に記載の車両のシート配設構造。
  3. 前記助手席シートのシートバックの背部が、該シートバックを前倒しした状態で重量物を載置可能な材料で構成されている、請求項1又は2に記載の車両のシート配設構造。
  4. 前記後列シートが配設される後席フロア部分が、前記前列シートを設置した前席フロア部分との間の高さの異なる第1、第2のキックアップ部により段上げされて前記前席シート部分よりも高所に位置決めされると共に、前記2つの後部シートのうち第1後部シートが配設される第1フロア部が他方の第2後部シートが配設される第2フロア部よりも相対的に高く設定されて前記第1後部シートが前記第2後部シートよりも比較的体格の小さな乗員に適した大きさに設定されている、請求項1〜のいずれか一項に記載の車両のシート配設構造。
  5. 前記後列シートが配設される後席フロア部分の前記第1フロア部及び前記第2フロア部の下方に補機が配設されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両のシート配設構造。
  6. 前記助手席シート及び前記運転席シートが前後にスライド可能であり、前記助手席シートの前端スライド位置が前記運転席シートの前端スライド位置よりも前方にオフセットされている、請求項1〜のいずれか一項に記載のシート配設構造。
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