JPS59106455A - 界面活性剤スラリ−中の未反応油分の除去方法 - Google Patents

界面活性剤スラリ−中の未反応油分の除去方法

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JPS59106455A
JPS59106455A JP57214618A JP21461882A JPS59106455A JP S59106455 A JPS59106455 A JP S59106455A JP 57214618 A JP57214618 A JP 57214618A JP 21461882 A JP21461882 A JP 21461882A JP S59106455 A JPS59106455 A JP S59106455A
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秀男 安藤
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貴山 健太郎
Kyozo Kitano
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D1/00Evaporating
    • B01D1/14Evaporating with heated gases or vapours or liquids in contact with the liquid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D3/00Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
    • B01D3/34Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping with one or more auxiliary substances
    • B01D3/38Steam distillation

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアニオン界面活性剤スラリー中の未反応油分を
効率良く除去する方法に関するものである。
これまでにアニオン界面活性剤スラリー中の未反応分を
除去する万事々の方法が知られている。
たとえば、有機溶剤を用いて未反応油分を抽出する方法
、常圧で水蒸気蒸留する方法、多価アル:l  )> 
ヤホIJオキシアルキレンアルキルエーテルなどを添加
した後にストリッピングする方法(特公昭54−140
75)及び活性炭を添加して未反応油分を吸着除去する
方法(特公昭56−8026)などである。しかしなが
ら抽出法や前記ストリッピング法は、有機溶剤を用いる
ために有機溶剤の完全除去が困雛で溶剤臭か製品に残留
するという欠点がある。活性炭を添加する方法も活性炭
の分離除去が必要であシ操作が煩鳴・1(である。これ
らに対して常圧で水蒸気蒸留する方法は、i)!i ’
4e欠点がない代りに、多量の水蒸気が必要であり経術
的でない上に、発泡等の現象か生じ効率的でない。
従って不発11ノ4の目的は上記欠点を解消し、簡単な
操作で未反応油分を効率よく除去しうる方法を提供する
ものである。
すなわち、本発明は未反応油分を含有するアニオン界面
活性剤スラリー中ラリーくとも5に9/督の圧力を保ち
つつ一方よシ水蒸気を連続的に導入し、他方より該スラ
リーを急激に低圧下に放出して未反応油分を蒸発除去す
ることを將徴とする界面活性剤スラリー中の未反応油分
の除去方法である。
本発明をさらに詳細に説明すると処理の対象となるアニ
オン界面活性剤スラリーは、炭素数10〜22のオレフ
ィン、炭素数10〜22のパラフィン、炭素数8〜22
の長鎖脂肪族アルコール、炭素数8〜J6のアルキル基
を有するアルキルベンセンなどの有機原料をスルホン化
またはfA(、i’表1ヒした後中和して待られるスラ
リーである。具体的には、内部オレフィンスルホン酸、
α−オノフインスルホン酸、パラフィンスルホン酸、ア
ルキルヘンセンスルホン酸i EOアルカリ金(〈塩、
アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アルカノールア
ミン塩なとであり、これらを11′、fi¥!:たは2
種以上含んでいてもよい。
通常スラリーとして(−i、これらの界面活性剤を10
〜50重量%(以下、特記しない限り重量%を係と略称
する。)、未反応油分を界面活性剤肖り5〜50係含む
水1生スラリーが対象とされるが、このほかに副生する
無伝塩、EDTA。
クエン酸またはその塩等のキレート剤や安息香酸等のP
H緩衝剤、抗朶剤などを含有していてもよい。これらア
ニオン界面活性剤スラリーのうちスルホン化時の反応性
が劣り、未反応油分を対界面活注剤蟲り5〜30%と多
量に含む内部オレフィンスルホン酸塩やパラフィンスル
ホン酸塩スラリーの処理に対して本発明は特に櫓効であ
る。内部オレフィンスルホン酸塩は二重結合が鎖の非末
端にある炭素数10〜22のオレフィンを常法によりス
ルホン化し/ζ後、中和。
加水分解して製造されるものでちり、アルケンスルホネ
ート10〜50%、ヒドロキシアルカンスルホネート9
0〜50係、ジスルホネート0〜25%の混合物である
本発明では上記スラリーを耐圧容器に入れ、5 kg/
C1rt以上の高圧に保持されなければならない。
高圧にする方法としては、加熱及び/または水蒸気の導
入が好ましいので、耐圧容器は電熱型や蒸気による加熱
型等外部加熱できるものか望ましい。なお、所要水蒸気
量及び装置容積の観点から本発明の操作を行なう前に該
スラリーを°操作温度付近まで予熱しておくのかよい。
また予熱後静置領域を設け、分離してくる−に層(未反
応油)を除き下層(未反応油と界面活性剤の混合物)の
みを本発明の処理対象としても良い。
スラリーにm人される水蒸気としては、例えは130’
C〜250°Cの飽和水蒸気が用いられる。導入する水
蒸気の量は圧力との関係で任惹に選ぶことができるが、
処理効率の点から未反ない場合には十分な分離効果か有
られず、一方80倍を越えても水蒸気量の割には分離効
果かかわらず経済的でないからである。なお、水蒸気と
スラリーとの気液接触を良好とするために、気液接触領
域にラーシツヒリング、静型混合装置等を設けると水蒸
気導入量を減少できるので経済的である乙 水蒸気は、5kg/C1d以上、好寸しくけ7〜50k
g/cartの高圧下でスラリーに連続して導入される
高圧下での気液接触時間は約5分以上必要であり、その
時間が長くなると未反応油分除去効果は向上するか、あ
る程度長時間となると除去効果は一定となる。しかし、
気液接触時間が長くなりすぎると逆に回収未反応油分や
界面活性剤が劣化し、悪影響かてるので約30分以内と
するのが望ましい。また放出される側の圧力は、前記高
圧よ勺も低い圧力であれば良いが、通常大気圧]にフラ
ッシュされる。フラッシュされた気体は熱交換器により
凝縮液として回収され静置分離によって水と未反応油分
とに容易に分離される。回収した未反り油分は、そのま
まあるいは脱水処理、活性白土処理等の精製を行なった
後、スルホン化または硫酸化工程ヘリサイクルすること
ができる。
本発明は、たとえば第1図に示された装置により実施す
ることができる。未反応油分を含有するアニオン界面活
性剤スラリーは送りポンプにより配管1を通って、ラー
シツヒリングを内部に備えたジャケット伺耐圧(10Q
kg/CmQ )容器4に定量的に供給される。一方、
耐圧容器4の外部にあるコントロールバルブ5により容
器内の圧力を5 kg/cra以上に保ちつつ、約13
0〜約250″Cの飽和水蒸気を配管2から連続的に導
入し、気液接触を十分性なわせた後、サイクロン型気液
分離装置6内に大気圧下フラッシュさせる。なお、この
とき耐圧容器4のジャケットに3から水蒸気を通して加
熱保温を行なうのかよい。
フラッシュされた未反応油分及び水蒸気は凝縮器7によ
り凝縮され静置分離槽8にて分離され、未反応油分は1
0より、分離水は11より回収される。アニオン界面活
性剤はフラッシュ時に蒸発せず水性スラリーとして気液
分離装置6の下部9より得られる。
本発明は上記の方法に関するものであるので、特にD)
 5 kg、/cnf以上の高圧下で処理を行う結果、
界面活性剤に基づく発泡現象を容易に防止でき未反応油
分の分離効率が著しく増加する(2)実質的に130〜
250″Cとbう高温の飽和水蒸気を用いるため留出蒸
気中の油成分のモル分率が犬となり、必要とされる水蒸
気量か非常に少なくてすむ等の利点を有するものである
次に実施例により本発明を説明する。
実施例1 内部に2重結合を有する炭素数13及び14のオレフィ
ン(01355%+ 01445係=2重結合位置 1
位0係、2位27係13位21%、4位20 % + 
5〜7位32係)を連続薄膜式スルホン化装置を用いて
スルホン化した後、常法により中和、加水分解して内部
オレフィンスルホン酸ナトリウム水性スラリー(界面活
性剤成分、以下A王という:30%、未反応油分:25
%対AI)を荀だ。図−1の装置を用い前記スラリーを
配管1より10 kg/Hr、の速度で定量的に供給す
るとともに配管2から13 kg/cm(ケージ圧)の
飽和水蒸気を導入し、ラーシツヒリングを充填した気液
接触装置4(空間容110A)内で接触混合を打身った
なおこのとき装置4のジャケットに13 kg7cm 
(ゲージ圧)のスチームを導き加熱保温を行々つてい水
蒸気導入量を変化させるとともに、コントロールバルブ
5により系内圧力を種々調整し大気圧下にフラッシュさ
せて界面活性剤スラリーを9より、また未反応油分を1
0より[り収し−r=。条件文び回収品の性状等結果を
表−1に示す。
表−1 *1 重量倍(対未反応油分) *2 対AI 実施例2 実施例1と同じ装置を用め、界面活性剤水性スラリーと
して表−2記載のものを用い、未反応油分を除去した。
なお・、スラリーの供給速度を5に9/Hrとし、スラ
リーへの導入スチーム及びジャケットの加熱、保温用水
蒸気としては45 kg/cJ (ケージ圧)の飽和水
蒸気を用いた。結呆を表−3に示す。
表−2 *J 対AI 表−3 *1 重量倍(対未反応油分) *2  対ノki
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いる装置の一例を示す概略図
である。 4:ジャケット付耐圧容器 5:圧力コントロールバルブ 6:サイクロン型気液分趣装置 7:凝縮器 8:静置分離槽 特許出願人 ライオン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、未反応油分を含有するアニオン界面活性剤スラリー
    に、少なくとも5.kg/cmの圧力を保ちつつ一方よ
    り水蒸気を連続的に導入し、他方よシ該スラリーを急激
    に低圧下に放出して、未反応油分を蒸発除去することを
    特徴とする界面活性剤スラリー中の未反応油分の除去方
    法。 2、水蒸気の導入量が未反応油分の5ないし80倍(重
    量比)である特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、アニオン界面活性剤スラリーが、アニオン界面活性
    剤を10〜50重8%含有し、かつアニオン界面活性剤
    100重量部尚シ未反応油分を5〜50重量部含有する
    ものである特許請求の範囲第1項記載の方法。 4アニオン界面活性剤が内部オレフィンスルホン酸塩ま
    たはパラフィンスルホン酸塩である特許請求の範囲第1
    項記載の方法。
JP57214618A 1982-09-12 1982-12-09 界面活性剤スラリ−中の未反応油分の除去方法 Granted JPS59106455A (ja)

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DE3344427A1 (de) 1984-06-14
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GB8331403D0 (en) 1984-01-04
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