JPH0393610A - 金属硫酸塩を含む硫酸の濃縮法 - Google Patents

金属硫酸塩を含む硫酸の濃縮法

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JPH0393610A
JPH0393610A JP2214447A JP21444790A JPH0393610A JP H0393610 A JPH0393610 A JP H0393610A JP 2214447 A JP2214447 A JP 2214447A JP 21444790 A JP21444790 A JP 21444790A JP H0393610 A JPH0393610 A JP H0393610A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属硫酸塩を含む希酸から、真空蒸発器中の蒸
発濃縮および蒸発過程で得られた懸濁液からの金属硫酸
塩の分離により硫酸を回収する方法に関するものである
本発明を要約すると、蒸発濃縮、および蒸発によって得
た懸濁液からの金属硫酸塩の分離による、金属硫酸塩を
含む廃酸からの硫酸の回収法で、その改良点は、金属硫
酸塩を含む硫酸の小滴および固体金属硫酸塩と共に蒸発
器から出る蒸気を冷却された汚染蒸気凝縮液に直接接触
させて凝縮させること、冷却媒体として循環するこの蒸
気凝縮液をフラッシュ蒸発器で冷却すること、および金
属硫酸塩と硫酸を含まずにフラッシュ蒸発器から出る蒸
気を直接又は間接的に冷却剤によって凝縮させることで
ある。
金属硫酸塩を含む希硫酸、特に二酸化チタン製造のため
の硫酸塩法で生じるいわゆる廃酸は金属硫酸塩が全く不
溶になるまでの多段真空蒸発によって濃縮し、62〜7
0%硫酸から分離することができ、その硫酸は工程にも
どされるということは公知である(EP−Al 335
05)。しかしこの方法は硫酸と金属硫酸塩の損失を伴
ない、蒸気凝縮液の汚染を生じる。
流出液の質にますます厳しい基準が適用されるのを見る
とこれらの損失は減らさなければならない。
カルシウム化合物を添加すると蒸気凝縮液から硫酸カル
シウムおよび金属ヒドロキシドが析出し、ろ過の困難な
非常に薄い懸濁液を生じ、ついには廃液魁理の問題とな
る。
従って金属硫酸塩を含む小滴による蒸気凝縮液の汚染を
防ぐことが第1の目的である。しかしながら蒸気の凝縮
の前にミストエリミネータを用いてこれらの小滴を分離
する試みは固体金属硫酸塩がミストエリミネータにくっ
つく傾向があり工程のひどい妨害になるので大きな問題
を起こす。金属硫酸塩、特に鉄硫酸塩一水和物は冷却に
溶けにくいが、洗浄のために工程の途中でミストエリミ
ネータに散布する水は、硫酸を約70%に真空濃縮する
ために必要な30−100ミリバールという圧力ですぐ
に25−45℃に冷却されるのでこの問題はより困難な
ものとなる。このような条件下ではミストエリミネータ
は比較的大量の水があって初めて作用し続けることがで
きるがミストエリミネータから放出される汚染水の蒸発
はこの工程の重大な害になる。
本発明の目的は金属硫酸塩を含む廃酸から、真空中の蒸
発濃縮および蒸発によって得た懸濁液からの金属硫酸塩
の分離によって硫酸を回収することであり、蒸気凝縮液
の化学的処理の必要性、その結果の固体の廃物の形戊を
避けるため、この蒸発濃縮はできるだけ蒸気濃縮液が硫
酸および金属硫酸塩によって汚染されないように行う。
本発明のもうひとつの主な目的は問題点なしに実施でき
る方法を示すことである. 本発明による目的の達威のため、金属硫酸塩を含む硫酸
の小滴および固体金属硫酸塩と共に蒸発券を出る蒸気は
、冷却された汚染蒸気凝縮液に直接接触させることによ
り凝縮され、冷却媒体として循環するこの蒸気凝縮液は
7ラッシュ蒸発器で冷却され、金属硫酸塩と硫酸を含ま
ない、フラッシュ蒸発署から出る蒸気を直接又は間接に
冷却水により濃縮する。この方法が本発明の主題である
蒸発蒸気を含んでいた水の1〜20%に相当する量の水
を汚染蒸気凝縮液の循環に供給し、それに相当する量の
水、これは汚染金属硫酸塩及び硫酸が蒸発器を出るとき
の蒸気に比べ5〜100倍に濃縮されている、をこの循
環から放出する。このようにして金属硫酸塩を含む少量
のl〜30%、好ましくは5〜30%の硫酸が汚染蒸気
凝縮液として蒸気凝縮液の循環から除去され蒸発によっ
て濃縮されるぺき廃酸と共に蒸発器の系にもどされる。
この濃縮蒸気凝縮液は化学的処理が可能であり、非濃縮
汚染蒸気凝縮液の処理より有利であるが、本発明の生態
学的目的のため、それを拒否し、凝縮液を蒸発にもどす
ことを支持しなければならない。フラッシュ蒸発器を出
る蒸気が金属硫酸塩および硫酸により汚染されるのを避
けるため、この蒸気をミストエリミネータに通すのが良
い。本発明では濃縮蒸気凝縮液として循環中の金属硫酸
塩と硫酸の濃縮はすべての金属硫酸塩が溶解していると
いう制限内に保たれているので、ミストエリミネータを
使っても蒸発器プラントの操作に問題は起きないことが
保証゜されている。スルホン化脂肪酸又は“トリ一〇一
プチルホスホフェートのようなあわ消し剤を循環蒸気凝
縮液に加えるのが好ましく、この場合ミストエリミネー
タは不溶であろう。
本発明による方法で廃酸から蒸発した水が蒸気凝縮器工
での凝縮の後、新たにエネルギーをあまり消費すること
なくフラッシュ蒸発器で再び蒸発させられ、もうひとつ
の蒸気凝縮器出で凝縮するので、非常に純粋な蒸気凝縮
液が得られる。得られる冷却水の温度によって凝縮器■
における蒸気の凝縮は冷却水による直接冷却、この場合
蒸気凝縮液は加熱された冷却水と共に流出液として排出
される、で行うか、又は純粋な蒸気凝縮液を再利用でき
るため冷却水による間接冷却で行う。
本発明のもうひとつの目的は、プロセスを最適化し、同
時に流出液の汚染を最少にすることである。この目的は
多段蒸発器において、硫酸中に分散した金属硫酸塩の懸
濁液から水が蒸発する段階の蒸発器においてのみ、上述
の蒸気処理を行うことによって達威される。蒸発によっ
て淡縮するべき硫酸が溶解金属硫酸塩のみを含んでいる
段階の蒸発器では、硫酸および金属硫酸塩による蒸気の
汚染は本発明に従い、硫酸にあわ消し剤を加えるおよび
/又は蒸気をミストエリミネータを用いて凝縮器に通す
ことによって十分避けられる。
ここで本発明につき、可能なひとつの実例を示した図を
参照しながら説明する。
第1段階の蒸発器は7ラッシュ蒸発器l1循環ボンプ2
および熱交換機3から或る。18〜30重量%のH,S
o4および5〜20重量%のMeSO4を含む廃酸l7
が循環酸l9に供給される。
ボンプ2が蒸気20によって加熱された熱交換器を通っ
て酸を運ぶ。蒸気の凝縮液21は廃酸l7の予備加熱に
使うことができる。80−150°Cに加熱された循環
酸l8はフラッシュ蒸発器lで水の蒸発により濃縮され
て冷却される。廃酸の量に相当する量の濃縮硫酸22が
第2段階蒸発器に流しこまれ、そこでは液相中の硫酸濃
度が50〜65%である硫酸中の金属硫酸塩の懸濁液が
ポンプ5により熱交換基6およびフラッシュ蒸発器4を
通って循環している。第2段階蒸発器の加熱媒体はフラ
ッシュ蒸発器lからの蒸気25から虞っている。熱交換
基6を出る蒸気凝縮液26は流出液として放出される。
7ラッシュ蒸発器4では60〜120℃および30〜1
00ミリバールにて水が加熱懸濁液24から蒸発する。
第3段階の蒸発器では蒸発器4を出た懸濁液27がボン
プ8により懸濁液28と共に熱交換器9およびフラッシ
ュ蒸発器7を通って循環している。熱交換器9は蒸気3
0により加熱され、凝縮液31が生じる。
蒸発器7では80〜150℃および30〜100ミリバ
ールにて加熱懸濁液21が濃縮され、硫酸含有量が60
〜82重量%(水相中)になる。硫酸中の金属硫酸塩の
濃縮懸濁液の32部分は蒸発器の系から浸せき受け器3
3に放出される。続いて、金属硫酸塩を除去し、硫酸を
回収するための処理を例えばEP−Al33505に従
って行う。
フラッシュ蒸発器4からの蒸気34および7ラッシュ蒸
発器7からの蒸気35はいっしょに凝縮器lOで凝縮さ
れる。凝縮は最高40℃の温度の冷却媒体37と直接接
触することにより行う。凝縮器lOに導入された冷却媒
体37および蒸気凝縮液はフラッシュ蒸発器から放出さ
れるすべての金属硫酸塩および硫酸滴と共に、物質流3
7より2〜20℃高い温度で(物質流36として)凝縮
器から出る。この液体36はボンプ11によってフラッ
シュ蒸発器l2に運ばれ、そこでは凝縮器lOで凝縮さ
れた蒸気の量に相当する量の水が液体を冷却しながら蒸
発する。硫酸と金属硫酸塩は液体中に残り、この液体は
再び冷却媒体37として利用される。冷却媒体中のH,
So,とMeSO4の濃縮は循環流36中への水38の
導入および冷却媒体37中の対応する39の放出によっ
て調節することができる。硫酸の濃縮は本発明に従い金
属硫酸塩の結晶化を避けるため30重量%以下に調節す
る。この金属硫酸塩を含む放出硫酸39は廃酸l7と共
に蒸発器の系にもどすのが好ましい。もし必要なら、蒸
発器l2で放出される蒸気4lはミストエリミネータ4
0を通過させ、そこで固体を含まない硫酸滴が容易に分
離できる。
小滴を含まない蒸気41の凝縮は凝縮器l4で冷却水4
2との直接接触によって起こる。冷却水と蒸気凝縮液は
ほとんど汚染のない流出液43として浸せき浮け器l5
の放出される。
漏れ空気45はポンプl3を用いて凝總器10から除去
され、漏れ空気44はボンプl6を用いて凝縮器l4か
ら除去される。
ここに図示した方法に対する本発明の範囲内の変更の例
としては、蒸発器の第3段階(蒸発器7、ポンビ8、熱
交換泰9)の省略あるいは、蒸発器4および蒸発器7か
らの蒸気を別々に凝縮することは含まれ、この場合これ
らの蒸発器は異なる圧力で運転される。
本発明による方法の利点をここに例を使って示すがこれ
らに限られるわけではない。
比較例 24.6重量%のH,So.とl2.8重量%のMes
o.を含む廃酸17(図を参照)を32トン/時間で3
段階の強制循環真空蒸発塁に供給した。
5バール蒸気20での加熱さ.れた第1段階蒸発器で、
120℃および0.9バール(絶対圧)にて7.65}
ン/時間の水が蒸発した.32.3重量%のHfiSO
.と16.8重量%のM e S O ,を含む.24
.35トン/時間の酸22が第1の蒸!I}lから第2
の蒸発s4に流れた.第2段階の蒸発器は第l段階蒸発
署からの蒸気25によって加熱した。蒸発器4では85
℃および50ミリバールにて8.1トン/時間の水が蒸
発した。
47.0重量%のH,50.および主に固体のMeSO
.を24.6重量%含む懸濁液27が16.6トン/時
間にて、蒸発器4からやはり5バールの蒸気30によっ
て加熱されている第3段階蒸発器に流れた。この蒸発器
中で88℃および50ミリバールにて0.8トン/時間
の水が蒸発した。
51.0重量%のHISO.と26.6重量%のMeS
O,を含む懸濁液32が15.3トン/時間にて蒸発器
7から放出された。懸濁液32を冷却後67.8%の硫
酸をろ液として金属硫酸塩から分離した。
第2および第3蒸発i!4および7からの蒸気(34お
よび35)は冷却水を供給した噴射凝縮器でいっしょに
凝縮した.8.95}ン/時間の速度で得られる蒸気凝
縮液は72kgのH!504および22kgのMeSO
aを含んでいた。第2段階蒸発器の熱交換器6で凝縮し
た蒸発器lからの蒸気25は7.65}ンの凝縮液中に
IO.2kgのH,50.と5.3kgのM e S 
0 4を含んでいた。
工程中に導入された硫酸の合計1.05%および導入さ
れた金属硫酸塩の0.67%が蒸気凝縮液に混入した。
例 真空蒸発は比較例と同様に行ったが、本発明に従う次の
変更を行った: a) あわ消し剤としての50gのスルホン化脂肪酸(
Monopol51の. S tOckhaus(in
. C refeldの商品)と共に18重量%のH,
So.と5.5重量%のM e S O aを含む冷却
媒体(図の物質流39)を1時間当り400kgにて系
に導入する廃酸に加えた。
これによりMl段階蒸発器における蒸気20の消費は1
.5%増加した。
熱交換器6を出る蒸気凝縮液26は1.2kgのH.S
O.と0.6kgのMaSO.を含むのみで、直接流出
液として放出できた。
b) 第2および第3蒸発器からの蒸気34と35を凝
縮器lOに導入しそこで金属硫酸塩を含む800m”/
時間のl8%硫酸37と32℃にて直接接触させて凝縮
させた。硫酸36は37℃にて809m”/時間の速度
で凝縮塁lOを出た。この硫酸に0.8m”/時間の水
38(これにはあわ消し剤として50g/時間のMon
opol61@が加えてある)を加え、混合物を循環ボ
ンプ11によって7ラッシュ蒸発器l2に供給した。こ
の蒸発器中では40ミリバールの圧力下で9.55トン
/時間の速度にて水が蒸発し、循環酸は32℃に冷却さ
れた。この冷却されたl8%の酸、400kg/時間が
a)で述べた物質流39として放出され、第1段階蒸発
器にもどされた。
凝縮器10の蒸発器4および7の真空は真空ポンプl3
を用いて50シリバールに保たれた。
フラッシュ蒸発器l2で得られた蒸気4lは網目ミスト
エリミネータ40によって凝縮器l4に導入した。34
0m”/時間の冷却水42を13℃の温度にて凝縮器l
4に導入した。放出される冷却水と蒸気凝縮液l3の温
度は28℃でDHは6.8であった。金属硫酸塩による
重大な汚染は検出されず、従って冷却水と蒸気凝縮液の
混合物は直接流出液として放出できた。凝縮器l4で.
は真空ボンプl6により38ミリバールの圧力が保たれ
た。
本発明による方法を採用すると、蒸気と共に放出される
小滴として除去される硫酸と金属硫酸塩の損失は導入さ
れた硫酸の1.05%から0.05%以下に減少し、導
入された金属硫酸塩の0.67%から0.03%以下に
減少した。
即時の明細書とクレームを図によって示したがそれによ
って制限されるものではなく、又種々の修正や変更が本
発明の精神と範囲から離れることなく威されるであろう
ことが認められるだろう。
本発明の主たる特徴及び態様は以下のとうりである。
1、蒸発器中での蒸発により廃酸を濃縮し、硫酸中に金
属硫酸塩が分散した懸濁液を得、蒸発濃縮の過程で得た
前記懸濁液から金属硫酸塩を分離することを含む、金属
硫酸塩を含む廃酸からの硫酸の回収方法において蒸発器
を出る時に金属硫酸塩を含む硫酸と固体の金属硫酸塩が
混入した、蒸発濃縮過程からの蒸気を、硫酸と溶解金属
硫酸塩を含む冷却蒸気凝縮液と直接接触させることによ
り蒸気を凝縮させ、蒸発凝縮液は冷却媒体として循環し
ており、それはフラッシュ蒸発器中での、硫酸と金属硫
酸塩の濃縮を伴なう水の蒸発によって冷却されることを
特徴とする方法。
2.第1項記載の方法で、冷却媒体として循環する、蒸
発によって濃縮されI;蒸気凝縮液の硫酸濃度が1〜3
0重量%である方法。
3.第1項記載の方法で、さらに、蒸発署から蒸気と共
に放出される金属硫酸塩と硫酸を、金属硫酸塩を含む1
〜30%硫酸として冷却循環から取り出し、蒸発器にも
どすことを含む方法。
4.第l項記載の方法でさらに冷却循環にあわ消し剤を
加えることを含む方法。
5、第1項記載の方法でさらにフラッシュ蒸発器で硫酸
と金属硫酸塩を含む冷却媒体を冷却する過程で得た蒸気
を1個又はそれ以上のミストエリミネータを通して冷却
剤を満たした凝縮器に送ることを含む方法。
6.第1項記載の方法で、冷却媒体として循環する、蒸
発によって濃縮された蒸気凝縮液の硫酸濃度が5〜30
重量%である方法。
7.第1項記載の方法で、さらに蒸気と共に蒸発器から
放出される金属硫酸塩と硫酸を、金属硫酸塩を含む5〜
30%硫酸として冷却循環から取り出し、蒸発器にもど
すことを含む方法。
【図面の簡単な説明】
第l図は本発明の1つの実施例を示した体系図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、蒸発器中での蒸発により廃酸を濃縮し、硫酸中に金
    属硫酸塩が分散した懸濁液を得、蒸発濃縮の過程で得た
    前記懸濁液から金属硫酸塩を分離することを含む、金属
    硫酸塩を含んだ廃酸からの硫酸の回収方法において蒸発
    器を出る時に金属硫酸塩を含む硫酸と固体金属硫酸塩が
    混入した、蒸発濃縮過程からの蒸気を硫酸と溶解金属硫
    酸塩を含む冷却蒸気凝縮液と直接接触させることにより
    蒸気を凝縮させ、冷却媒体として循環している蒸気凝縮
    液の冷却はフラッシュ蒸発器中での、硫酸と金属硫酸塩
    の濃縮を伴なう水の蒸発によって行なわれることを特徴
    とする方法。 2、さらに硫酸と金属硫酸塩を含む冷却媒体を冷却する
    過程でフラッシュ蒸発器中で得た蒸気を1個又はそれ以
    上のミストエリミネータを通して冷却剤を満たした凝縮
    器に送ることを含む特許請求の範囲第1項記載の方法。
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