JPH03177305A - 硫酸の回収方法 - Google Patents

硫酸の回収方法

Info

Publication number
JPH03177305A
JPH03177305A JP2312966A JP31296690A JPH03177305A JP H03177305 A JPH03177305 A JP H03177305A JP 2312966 A JP2312966 A JP 2312966A JP 31296690 A JP31296690 A JP 31296690A JP H03177305 A JPH03177305 A JP H03177305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sulfuric acid
evaporation
concentration
evaporation step
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2312966A
Other languages
English (en)
Inventor
Guenter Lailach
ギユンター・ライラツハ
Rudolf Gerken
ルドルフ・ゲルケン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=6394110&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH03177305(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH03177305A publication Critical patent/JPH03177305A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B17/00Sulfur; Compounds thereof
    • C01B17/69Sulfur trioxide; Sulfuric acid
    • C01B17/90Separation; Purification
    • C01B17/901Recovery from spent acids containing metallic ions, e.g. hydrolysis acids, pickling acids

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属硫酸塩を含む廃酸から蒸発させて濃縮し固
体の金属硫酸塩を除去することにより硫酸を回収する方
法に関する。
硫酸は廃硫酸含有金属硫酸塩、例えば酸洗い廃液または
硫酸法によりTie、を製造する際に蓄積する廃酸から
種々の方法により回収することができるが、これらの方
法は汚染した廃酸の組成に従って多少とも重大な技術的
問題を含んでいる。即ち水中バーナー蒸発器(ドイツ特
許A−1173074号)または同様物により液相で蒸
発させて約65%の硫酸まで濃縮する場合、このような
直接加熱システムはエネルギー消費が大で、保守経費が
高く、また放熱の問題を含んでいる。強制循環真空蒸発
器で蒸発させる多段濃縮法はエネルギー的には遥かに有
利であり、保守経費は安いことが見出だされており、8
0〜120℃の温度が好適である(ヨーロッパ特許A−
133505号)。しかしこの場合比較的低い温度およ
び金属硫酸塩が晶出する硫酸濃度、および装置、特に熱
交換機の表面における湯垢の生皮、並びに蒸発段階にお
ける特定の酸濃度の関数としての腐食に関し問題が生じ
る。水中バーナー蒸発器で蒸発させて濃縮を行う際には
このような問題は見られない(ドイツ特許A−1170
074号)。
この場合には約150℃において単一段階で蒸発させる
ことにより廃酸を直接濃縮し、約65%の硫酸中に金属
硫酸塩、特に硫酸鉄−水和物を含む懸濁液をつくる。ド
イツ特許A−2618121号に従えば、蒸発による廃
酸の濃縮は、随時多段階法を用い、硫酸鉄−水和物を一
蒸発段階で晶出させ、この際液相中での、硫酸の濃度を
60〜70%にし、一方随時行われる前の段階において
は蒸発による濃縮は硫酸鉄−水和物が晶出しない程度ま
でしか行わなし\。
これによって硫酸クロムが硫酸鉄と共に沈澱するような
改善が得られる。
他方ドイツ特許A−2807380号においては、蒸発
により廃酸を濃縮する際、Ca5O,およびTiO2が
パイプおよび蒸発装置の壁に沈澱し、この沈澱1よ除去
が困難であるから大きな問題となることが指摘されてい
る。このような沈澱を避けるため、硫酸の低濃度の段階
を含むすべての蒸発段階におl/1て固体の硫酸鉄−水
和物を存在させて蒸発による濃縮を行い、比較的高い硫
酸濃度で沈澱した硫酸鉄−水和物を循環させる方法が提
案されてしする。
現在当業界の専門家はこれらの相矛盾する、しかもエネ
ルギーに関し最適の工程コントロールが不明な要求を両
立させなければならない問題に直面している。さらに上
記の最後の二つの工程はチタン粗原料としてのイルメナ
イトを処理する際に蓄積するような種類の硫酸鉄に富ん
だ廃酸に対して考えられた工程である。チタン・スラッ
グはFeSO4含量が非常に低いので、チタン・スラッ
グを使用する工程から廃酸を回収する特定の技術の信頼
性は疑問である。
従って本発明に課せられた問題はチタン・スラッグの処
理工程およびイルメナイトの処理工程の両方から廃酸を
回収してチタン粗原料の蒸解に再使用できる硫酸を製造
することである。同時に蒸発工程に含まれるエネルギー
および保守経費をできるだけ低く抑えることである。
驚くべきこと止は本発明方法によればこの問題を解決す
ることができる。
本発明は蒸発させて濃縮を行い固体の金属硫酸塩を除去
する金属硫酸塩を含む廃硫酸から硫酸を回収する方法に
おいて、蒸発工程lにおいて蒸発により廃硫酸をHzS
O4濃度26〜32重量%まで濃縮し、蒸発させて得ら
れた酸を水蒸気で加熱する蒸発工程2において水溶性の
金属硫酸塩が蒸発により濃縮された酸の中で固体の形で
、好ましくは少なくとも1重量%の量で懸濁される程度
まで濃縮し、蒸発工程2において得られた蒸気を蒸発工
程3における熱媒体として使用し、蒸発工程3において
は蒸発工程2から得られた懸濁液を蒸発させH7SO4
濃度60〜75重量%まで濃縮することを特徴とする改
良方法に関する。
本発明方法の一特定の具体化例は、固体の金属硫酸塩を
予め除去することなく、蒸発工程3かも排出される懸濁
液を水蒸気加熱蒸発工程4において蒸発させて濃度72
〜85%の硫酸まで濃縮することを特徴としている。
蒸発工程lにおいては好ましくは100℃より低い温度
、さらに好ましくは90℃より低い温度で蒸発させるこ
とにより廃硫酸を濃縮する。
蒸発工程2においては、温度125〜165°0で蒸発
させることにより廃硫酸を濃度40〜50重量%まで濃
縮することが好ましい。
他の特定の具体化例においては、蒸発工程2において生
じた水蒸気を蒸発工程lにおいて蒸発により廃硫酸を濃
縮するのに部分的に使用する。
蒸発工程lで得られた酸はポンプ圧側において蒸発工程
2の循環パイプに供給することが好ましい。
このようにして上記3段階の蒸発工程により廃酸は60
〜75重量%に濃縮される。随時第4段階において硫酸
を85重量%まで濃縮することができる。
本発明に従えば、蒸発工程lにおいてl0〜26%の硫
酸を100℃より低い温度、好ましくは90℃より低い
温度において最高32重量%H2SO、 (全体の液に
関し)まで濃縮する。この条件では通常の廃酸からCa
SO4は少量しか沈澱せず、このCaSO4はもつと高
い温度で沈澱したCa5O,よりもバイブおよび装置の
壁から除去し易いことが見出だされた。蒸発による21
IIlは水蒸気または蒸発工程2から得られる蒸気の一
部で加熱された真空蒸発器中で行うことができ、或いは
種々の型の廃酸工程の熱を利用する公知の有利な方法(
ドイツ特許A−2529708号、同A−252970
9号、ヨーロッパ特許A−313715号)で行うこと
ができる。
蒸発工程lにおいて蒸発によりH!So、濃度26〜3
2重量%まで濃縮された廃酸を、蒸発工程2において蒸
発によりH,SO,濃度40〜50重量%(塩を含まな
い硫酸として表す)まで濃縮するが、いずれの場合にも
金属硫酸塩が硫酸中に固体の形で懸濁している程度の濃
縮を行う。蒸発工程2においては、絶対圧力1〜4バー
ルで水を蒸発させ、蒸気は、温度80−140°C1圧
力40〜300ミリバールで水を蒸発させる蒸発工程3
において溶解したおよび固体の金属硫酸塩を含む硫酸を
H2SO4濃度60〜75重量%まで濃縮するのに使用
される。
蒸発工程3から流れ出す60〜75%硫酸中に金属硫酸
塩を含んだ懸濁液を適当に冷却する(例えばヨーロッパ
特許A−133505号方法によって)。次いで固体の
金属硫酸塩から再使用可能な硫酸を分離することができ
る。
チタン・スラッグの蒸解液から廃酸を処理する場合、蒸
発工程3から流れ出た硫酸/金属硫酸塩懸濁液を蒸発工
程4において固体の金属硫酸塩を予め除去せずに直接濃
縮し、H2SO,濃度を72〜85%にすることが特に
有利である。この蒸発工程4では新しい水蒸気を用いて
加熱するが、温度120〜150℃、圧力40〜200
ミリバールで蒸発による濃縮が行われる。
本発明の方法では、蒸発工程2〜4において蒸発により
廃酸を濃縮するには、強制循環蒸発器を使用することが
好ましい。
廃酸中の塩化物に起因する公知の腐食の問題[ニー09
1モル(E、 Schmoll)のエツジヤ−・ライス
・ミッタイルンゲン(Escher Wyss Mit
teilungen)2/1978−2/1979.1
7〜20頁参照]は、蒸発工程lから出た廃酸を循環ポ
ンプの後で、好ましくは水蒸気加熱熱交換器の前または
後で循環される酸流中において蒸発工程2に供給すれば
避けることができる。
本発明方法は従来法に比べ次のような特別の利点をもっ
ている。
(a)蒸発工程2から得られる蒸気を使用するので多段
蒸発工程全体に亙り水蒸気の消費が少ない。
(b)高温における多段蒸発工程全体に亙り冷却水の消
費が少ない。
(c)蒸発工程lで生じる沈澱は最小の量であって比較
的柔らかく、他方蒸発工程2〜4で生じる沈澱は水を吹
き込むことで除去できるから、沈澱除去のための停止時
間が少ない。
(d)廃酸中の塩化物による腐食の問題がない。
下記実施例により本発明を例示する。これらの実施例は
本発明を限定するものではない。
実施例 l (対照例) 従来法(ヨーロッパ特許A−133505号)により下
記の組成の廃酸の処理を行った(すべての量は重量%単
位である)。
HxSO+    24−5%    VOSO40,
15%Fe5Oa     6.62%   Cry(
Son)s  0−09%Alt(SOa)s  1.
84%   MeSO*     1.42%Mg5O
a     2.20%   8.0     63.
18%(Me llMn、 Ti、 Ca、 Na等)
蒸発工程lはドイツ特許A−2529708号記載の方
法により硫酸工場からの廃熱を用いて操作した。
73℃で蒸発により28%H2SO、まで濃縮した。さ
らに蒸発によりH2SO、濃度68%(塩を含まない酸
として表す、100・H,SO4:(H2SO4+H,
O)−%H2SO、に対応)まで濃縮するには強制循環
真空蒸発器で行った。
酸をこの蒸発器の水蒸気で加熱した第1の蒸発工程に供
給し、ここで温度110℃、圧カフ60ミリバールにお
いて蒸発を行いH2SO、濃度41.5%(塩を含まな
い)まで濃縮した。第1の蒸発工程から第2の蒸発工程
へと通過する酸はCa5O,以外のすべての金属硫酸塩
を溶解した形で含んでいた。
第2の蒸発工程においては、第1の蒸発工程から得られ
た蒸気で加熱が行われるが、76℃750ミリバールに
おいて蒸発させH2SO、濃度59%まで濃縮を行った
第2の蒸発工程から排出される59%硫酸中に金属硫酸
塩を含む懸濁液は、所望の濃度68%の硫酸を得るため
には、第3の水蒸気加熱蒸発工程で90℃750ミリバ
ールで蒸発させてさらに濃縮しなければならなかった。
第3の蒸発工程から排出される懸濁液を撹拌式カスケー
ド装置において22時間で90’Oから54°Cに冷却
した後、加圧濾過を行って固体の金属硫酸塩を分離した
。濾液は下記のi戊をもっていた。
H2SO465,15%   VO50,0,005%
塩を含まない値68.1%に対応 Fe5Oa    0.19%  Cr2(SOa)i
  0.09%Alx(SOJs  2.1%    
MeSOa    1゜42%Mg5O*    l−
7%   HzO30,58%蒸発器を毎月掃除した。
第3および第2の蒸発工程の沈澱は水で容易に除去でき
た。第1の蒸発工程テは沈澱は実質的にWltrMカル
シウムから戒り、高圧水では完全には除去できなかった
。蒸発器を掃除するのに要する停止時間は20〜50時
間であった。
実施例 2 ドイツ特許A−2529708号記載の方法で蒸発工程
lにおいて廃酸(組成は実施例1と同じ)を蒸発により
H2SO4濃度2863%まで濃縮し、これを本発明方
法により強制循環蒸発器の蒸発工程2に供給した。廃酸
はポンプの圧力側で蒸発工程2からの蒸気の一部で加熱
された熱交換器を介して循環パイプに供給し、この中で
酸を107℃に加熱した。
水蒸気で加熱する蒸発工程2においては、150’O/
2.2バール(絶対)で蒸発させて酸をH2SO。
濃度47%(塩を含まない酸として表す)まで濃縮した
。硫酸鉄の一部が晶出した。予熱した熱交換器および蒸
発工程3の熱交換器に蒸気を通した。
蒸発工程3においては、蒸発工程2から排出された懸濁
液を107℃/lOOミリバールで蒸発させてH。
SO6濃度68%に濃縮し、直接撹拌式カスケード装置
に放出した。蒸発工程3からの蒸気を冷却水で間接的に
冷却して凝縮させた。冷却水の必要量は対照例1の必要
量の約65%であった。
懸濁液を冷却し、実施例1と同様に濾過する。
しかし濾過速度は実施例1により蒸発させて濃縮した後
に比べ約30%速かった。濾液として得られた68%硫
酸の組成は分析の精度以内で実施例1と同じであった。
毎月の掃除期間はそのまま保持した。
しかし蒸発工程2の沈澱は比較的容易に水で除去された
ので、掃除のための全体としての停止時間は15〜20
時間に短縮された。
実施例 3 実施例2と同様に蒸発による廃酸(組成は実施例1と同
じ)の濃縮を行ったが、蒸発工程3から排出される68
%硫酸中に金属硫酸塩を含む懸濁液を撹拌式カスケード
装置に通さず、蒸発工程4に供給した。
水蒸気で加熱される蒸発工程4においては、140℃7
40ミリバールで蒸発による濃縮を行った。排出された
懸濁液を熱交換器で140℃から90℃に冷却し、撹拌
式カスケード装置に供給してこの中で25時間に亙りこ
れを50℃に冷却した。懸濁液は容易に濾過できt;。
濾液として得られた硫酸は下記の組成をもっていた。
HsSOa   79.5%   voso、    
0.008%塩を含まない値82.3%に対応 FeSO40,24%  Crz(SO4)s  00
08%Alt(SO4)s  1.8%   M13S
O40−4%Mg5Oa    019%   H,0
17,1%以上本発明を例を用いて説明したが、これら
の例は本発明を限定するものではなく、本発明の精神お
よび範囲を逸脱することなく本発明の種々の変形を行い
得ることは明らかであろう。
本発明の主な特徴及び態様は次の通りである。
1、蒸発させて濃縮を行い固体の金属硫酸塩を除去する
ことにより金属硫酸塩を含む廃硫酸から硫酸を回収する
方法において、蒸発工程lにおいて蒸発により廃硫酸を
H2SO、濃度26〜32重量%まで濃縮し、蒸発させ
て得られた酸を水蒸気で加熱する蒸発工程2において水
溶性の金属硫酸塩が蒸発により濃縮された酸の中で固体
の形で部分的に懸濁される程度まで濃縮し、蒸発工程2
において得られた蒸気を蒸発工程3における熱媒体とし
て使用し、蒸発工程3においては蒸発工程2から得られ
た懸濁液を蒸発させH!So、濃度60〜75重量%ま
で濃縮することを特徴とする方法。
2、固体の金属硫酸塩を予備的に除去することなく、蒸
発工程3から排出された懸濁液を水蒸気で加熱する蒸発
工程4において蒸発させ硫酸濃度72−85重量%まで
濃縮する上記第1項記載の方法。
3、蒸発工程lにおける蒸発による硫酸の濃縮は100
℃より低い温度で行われる上記第1項記載の方法。
4、蒸発工程2において120〜165℃で蒸発により
硫酸を濃度40〜50重量%の硫酸に濃縮する上記第1
項記載の方法。
5、蒸発工程2において生じた蒸気を、蒸発工程lにお
いて蒸発により廃硫酸を濃縮するのに一部使用する上記
第1項記載の方法。
6、蒸発工程lから得られる酸をポンプの加圧側におい
て蒸発工程2の循環パイプに供給する上記第1項記載の
方法。
7、蒸発工程2において蒸発により濃縮された酸が少な
くとも1重量%の水溶性金属硫酸塩を固体の形で含む程
度まで蒸発により酸を濃縮する上記第1項記載の方法。
8、蒸発工程lにおける蒸発による廃硫酸の濃縮は90
°Cより低い温度で行われ、この廃硫酸を120〜16
5°Cにおいて蒸発により硫酸濃度40〜50重量%ま
で濃縮し、蒸発工程2において生じる蒸気を蒸発工程l
において蒸発により廃硫酸を濃縮するのに一部使用し、
蒸発工程lにおいては得られる酸をポンプの加圧側にお
いて蒸発工程2の循環パイプに供給し、蒸発工程2にお
いて蒸発により濃縮された酸が少なくとも1重量%の水
溶性金属硫酸塩を固体の形で含む程度まで蒸発により酸
を濃縮する上記第1項記載の方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、蒸発させて濃縮を行い固体の金属硫酸塩を除去する
    ことにより金属硫酸塩を含む廃硫酸から硫酸を回収する
    方法において、蒸発工程1において蒸発により廃硫酸を
    H_2SO_4濃度26〜32重量%まで濃縮し、蒸発
    させて得られた酸を水蒸気で加熱する蒸発工程2におい
    て水溶性の金属硫酸塩が蒸発により濃縮された酸の中で
    固体の形で部分的に懸濁される程度まで濃縮し、蒸発工
    程2において得られた蒸気を蒸発工程3における熱媒体
    として使用し、蒸発工程3においては蒸発工程2から得
    られた懸濁液を蒸発させH_2SO_4濃度60〜75
    重量%まで濃縮することを特徴とする方法。
JP2312966A 1989-11-24 1990-11-20 硫酸の回収方法 Pending JPH03177305A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3938915A DE3938915C1 (ja) 1989-11-24 1989-11-24
DE3938915.4 1989-11-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03177305A true JPH03177305A (ja) 1991-08-01

Family

ID=6394110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2312966A Pending JPH03177305A (ja) 1989-11-24 1990-11-20 硫酸の回収方法

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0429933B1 (ja)
JP (1) JPH03177305A (ja)
CA (1) CA2030655A1 (ja)
DE (2) DE3938915C1 (ja)
ES (1) ES2057333T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012012280A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Shanghai Huayi Microelectric Material Co Ltd 超高純度硫酸の調製方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4403841C2 (de) * 1994-02-08 1997-12-04 Bayer Ag Verfahren zum Eindampfen von Gebrauchtschwefelsäure
DE19741511A1 (de) * 1997-09-20 1999-04-01 Metallgesellschaft Ag Verfahren zur Aufkonzentrierung von Dünnsäure durch Ausnutzung von Prozeßwärme in einer Zwangsumlaufverdampferanlage
GB9816464D0 (en) * 1998-07-30 1998-09-23 Tioxide Group Services Ltd Process for the concentration of dilute sulphuric acid solutions
DE60010311T2 (de) 1999-09-28 2005-05-12 Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc., Naruto Triazolpurin-derivate, medikamentzusammensetzungen, die diese enthalten und mittel, die affinität zum adenosin a3 rezeptor zeigen

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2352701A1 (de) * 1973-10-20 1975-06-12 Hoechst Ag Verfahren zum aufkonzentrieren salzhaltiger, verduennter schwefelsaeure
DE2618121A1 (de) * 1976-04-26 1977-11-10 Kronos Titan Gmbh Verfahren zur weitgehenden entfernung unerwuenschter metallionen, insbesondere chromionen, bei der aufkonzentrierung verduennter eisen(ii)-sulfathaltiger schwefelsaeureloesungen
EP0022181B1 (de) * 1979-06-13 1983-10-12 Bayer Ag Verfahren und Vorrichtung zum Regenerieren von Schwefelsäure
DE3327769A1 (de) * 1983-08-02 1985-02-14 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur aufarbeitung von duennsaeuren
DE3632623A1 (de) * 1986-09-25 1988-03-31 Bayer Ag Verfahren zum aufkonzentrieren von schwefelsaeure

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012012280A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Shanghai Huayi Microelectric Material Co Ltd 超高純度硫酸の調製方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0429933B1 (de) 1993-07-28
EP0429933A1 (de) 1991-06-05
ES2057333T3 (es) 1994-10-16
CA2030655A1 (en) 1991-05-25
DE59002095D1 (de) 1993-09-02
DE3938915C1 (ja) 1991-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2142408C1 (ru) Способ получения или регенерации кислот и устройство для его осуществления
US3713786A (en) Evaporative sulfuric acid recovery from sulfuric acids containing sulfates
US4222989A (en) Method for the manufacture of pure aluminum oxide from aluminum ore
DE3327769A1 (de) Verfahren zur aufarbeitung von duennsaeuren
JP2889337B2 (ja) 金属硫酸塩を含む硫酸の濃縮法
JPS60204748A (ja) ジニトロトルエンの製造法
AU631753B2 (en) Process of concentrating dilute sulfuric acid in a three-stage forced-circulation vacuum evaporation plant using forced circulation
DE2948710A1 (de) Verfahren zum regenerieren von beizsaeure
US3210156A (en) Process for the working up of hydrolysis acids obtained in the production of titanium dioxide
JPH03177305A (ja) 硫酸の回収方法
EP0313715B1 (de) Verfahren zur energie- und materialsparenden Aufarbeitung der bei der Titandioxidherstellung nach dem Sulfatverfahren anfallenden Dünnsäure
CA1048737A (en) Process for the concentration of diluted salt-containing sulphuric acid
CA2185762C (en) Process for the recovery of waste sulphuric acid
US6548038B1 (en) Process for the concentration of dilute sulphuric acid solutions
CA1100283A (en) Removal of undesirable metal ions in the concentration of dilute sulfuric acid solutions containing iron (ii) sulfate
EP0220583B1 (de) Verfahren zur Rückführung von Schwefelsaure aus Dünnsäure
US5229087A (en) Process for the preparation of titanium dioxide
CN114632338B (zh) 钛白水洗母液浓缩处理系统
CN108147471A (zh) 一水合硫酸亚铁晶体的工业生产方法
JP2659397B2 (ja) 蒸発による硫酸の濃縮方法
US3420628A (en) Process for the manufacture of concentrated phosphoric acids
GB2023563A (en) Pure magnesium oxide
JP4117516B2 (ja) 濃縮方法および濃縮装置
RU2254294C2 (ru) Способ высокотемпературного выщелачивания боксита
FI97375C (fi) Menetelmä sulfaattimenetelmällä tehtävässä titaanipitoisten raaka-aineiden liuottamisessa muodostuvan jätehapon käsittelemiseksi käyttämällä kalsinointijätekaasujen lämpöä