JPH02102701A - 蒸留装置と方法 - Google Patents

蒸留装置と方法

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JPH02102701A
JPH02102701A JP25284388A JP25284388A JPH02102701A JP H02102701 A JPH02102701 A JP H02102701A JP 25284388 A JP25284388 A JP 25284388A JP 25284388 A JP25284388 A JP 25284388A JP H02102701 A JPH02102701 A JP H02102701A
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condenser
distillation column
vapor
steam
aqueous medium
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JP25284388A
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Lanny A Robbins
ラニー・エイ・ロビンス
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水性媒質から揮発性成分を回収する蒸留装置と
蒸留法に関する。
商業的な蒸留方法すなわちストリッピング方法、分留方
法、精留方法においては、他の成分、塩または化合物を
含む水から揮発性成分を蒸発させて駆逐するために水蒸
気を用いる。このような慣習的な方法はかなりの量の水
蒸気を消費するので、このような方法の作業コストを高
める。基本的な蒸留方法、例えばストリッピング系では
、産業界はエネルギー必要量の低下、資本消費量の減少
すなわち必要装置の個数とサイズの減少及び高いスルー
プットを維持しながらの液体流速度の低下の点からの最
適化を求め続けている。
揮発性成分及び他の塩、成分及び化合物を含む水性媒質
から揮発性成分を除去する方法を改良して、水蒸気消f
i1flを最少にすることが、本発明では望ましい。
さらに詳しくは、本発明は水性媒質から揮発性成分を除
去する蒸留装置において、 (a)  揮発性成分を含む水性媒質を受容し、水蒸気
を通して水性媒質を水蒸気と接触させ、揮発性成分の少
なくとも1部を蒸発させるのに適した蒸留塔; (b)  蒸留塔から受容した蒸気の少なくとも1部を
凝縮させるための、蒸留塔に連通した少なくとも1個の
凝縮器; (c)  凝縮器から受容した再循環流体の液体から蒸
気を分離するために適した、凝縮器に連通した分離器;
及び /d)  分離器から蒸気を除去して、排気駆動水蒸気
を蒸留塔へ注入するための、分離器と蒸留塔に結合した
熱コンプレッサー から成る蒸留装置に関する。
さらに、本発明は水性媒質から揮発性成分を取出す蒸留
方法において、 (11)揮発性成分含有水性媒質を蒸留塔に導入して、
水性媒質から揮発性成分の1部を除去する段階; (b)  水性媒質に熱コンプレッサーからの蒸気流を
通して、揮発性成分の少なくとも1部を押発させる段階
; (c)  蒸留塔からの蒸気の1部を第1スペースと第
2スペースとから成る少なくとも1個の凝縮器の第1ス
ペースに通して、蒸気の少なくとも1部を凝縮液にa2
mさせる段階; (d)  凝縮器の第2スペースの再循環流体を凝縮器
から分離器に通して、水性液体から水蒸気を分離する段
階;及び (e)  分離器からの水蒸気を熱コンプレッサーに通
して蒸留塔への導入用水蒸気を形成する段階から成る方
法に間する。
添付図面に関連して以下で説明する本発明の蒸留系と方
法は、水性媒質から揮発性成分を取出すために有用であ
る。
「水性媒質」とは、(1)揮発性成分または揮発性成分
の混合物を含む水、または(2)揮発性成分または揮発
性成分の温き物を水中に溶解したまたは分散した他の塩
成分または化合物と共に含む水を意味する。
「揮発性成分」とは、水に溶解した場合に水に対する相
対揮発度が1より大きい成分を意味する。
揮発性成分には例えば、トリクロロエタン、プロピレン
クロロヒドリン、臭素、塩化メチレン、ベンゼン、トル
エン及びこれらの混合物を意味する。
水性媒質中の揮発性成分は、揮発性成分の少なくとも1
部を揮発させるために充分な条件下で、水性媒質を水蒸
気と接触させることによって、水蒸気と共に揮発する。
水蒸気は例えば10℃〜120℃の温度及び9〜150
0mmHHの圧力において気化性ガスとして用いられる
。好ましくは、50℃〜100℃の温度及び90〜76
0mmHHの圧力の水蒸気を用いることが好ましい、水
性媒質中の揮発性成分と水蒸気との接触は自流によって
実施するのが好ましい。
次に第1図を参照すると、揮発性成分を含む水性媒質供
給材料を、管120を通して、塔またはタンクのような
蒸発装置110に通し、そこで水性媒質供給材料を水蒸
気のような気化性ガス流と接触させて、供給材料中の揮
発性成分を揮発させる。
ここでは蒸留塔と呼ぶ装置110はストリッピング塔、
分留塔、または精留塔でありうる。水蒸気流は熱コンプ
レッサー111の放出部111mから管121を通って
塔110へ導入される。水蒸気は供給材料中の揮発性成
分の実質的に全てを蒸発させるために充分な工程条件下
で、供給材料と接触する。供給材料と水蒸気との接触は
向流で実施するのが好ましい。
水性液体材料は使用する点に、塔110の底部近くに配
置された管122を通って塔110から放出される。蒸
気すなわち塔110内で形成された揮発性成分を含む蒸
気は、塔110の頂部近くに配置された管123を通っ
て、蒸気の少なくとも1部を水性凝縮液にaw!させる
ために適した凝縮器112に達する4例えばシェル−管
型熱交換器のような慣習的凝縮器を用いることができる
。蒸気を凝縮器112のシェル側から通して、凝縮器1
12内の蒸気の少なくとも1部を冷却させるための冷却
液として用いるために速したr再循環流体」を凝縮器1
12の管側に通して、′Ii縮器112のシェル側内の
蒸気の少なくとも1部を凝縮液にamさせる0本発明の
「再循環流体」とは、例えば水または塩、成分及びその
他の化合物と混合した水のような実質的な水性流を意味
する。再循環流体は液体または液体と蒸気との混合物で
ある。再循環流体は管123内の塔110のオーバーヘ
ッド蒸気流よりO℃〜8℃低い温度に維持するのが好ま
しい。
第1図に示すように、再循環液は分離器113から管1
24を通って凝縮器112を通り、凝縮器112から管
125を通って放出される。凝縮器112のシェル側の
非凝縮性ガスと非凝縮蒸気とは凝縮器112内に留まり
、使用点またはさらに処理する点に管126から放出さ
れる。管126から放出される凝縮器112内の非凝縮
蒸気の他に、凝縮蒸気すなわち′a縮液にこではオーバ
ーヘッド留出液と呼ぶ)の少なくとも1部も使用点、ま
たはさらに処理する点に管126を通って移動する。
管125内の再循環流体は水蒸気としての蒸気と水とし
ての液体とを含む、再循環流体は管125を通って分離
器113に達し、液体から蒸気を分離される。さらに、
分離器113は液体の少なくとも1部をここでは「フラ
ッシュ水蒸気ノと呼ぶ水蒸気中にフラッシュするための
フラッシュ・タンクとして役立つ0分離器113内の再
循環流体は液体として管127を通って分離a113を
出て、ポンプ′114によって管127を通って凝縮器
112の管側に供給される。再循環流体は必要に応じて
、供給源から管128を通って分離器113に供給され
る補充再循環流体を補充される0例えば、熱水流を分離
器113に導入することができる。水を分離器113に
導入するが、管124゜125及び127から成る「再
循環流体回路」の如何なる点においても補充水を導入す
ることができる。
分離器113中に存在するフラッシュ水蒸気は管129
を通って熱圧縮器111に達し、熱圧縮器111の吸引
口から吸収される。熱圧縮器の作動ガスは管130から
熱圧縮器111の作動ガス供給口111cに達する駆動
性水蒸気である。駆動性水蒸気は如何なる供給源から供
給される水蒸気でもよいが、典型的には、30〜100
 psig(3,13〜10.3ky/am2)の水蒸
気が用いられる。熱圧縮器の放出口111gは管121
に連通し、管121は塔110に連通して、水性媒質に
接触して、水性媒質中の揮発性成分の少なくとも1部を
揮発させるために塔110内で用いられる水蒸気を供給
する。
第2図を参照すると、第2図には他の化合物を含む水か
ら混合可能な化合物をストリッピングし濃縮するために
特に適した、本発明による蒸留系の他の実施態様を示す
、他の化合物には、例えば塩、硫酸または苛性アルカリ
のような、水の沸点を高める傾向のある化合物を含む、
第2図に示す蒸留系は例えば臭素、ヨウ素のような低揮
発性の腐食性化合物を含む水から混合可能な化合物をス
トリッピングし濃縮するために有用である。
第2図の蒸留装置は第1図の蒸留装置と大体同じである
ので、こここでは再度説明しないことにする。第1図の
構造特徴と同じ構造特徴を意味する第2図の参照数字は
、200台の数字である点以外は同じオーダーで用いる
第2図では、′凝縮器212のシェル側に存在する非’
am性ガス、非′a縮蒸気及び凝縮蒸気の少なくとも1
部は226を通って第2凝縮器216に達し、そこで実
質的に全ての蒸気が凝縮液に凝縮される。凝縮器216
も慣習的なシェル−管型熱交換器である。
冷却塔水のような慣習的な冷却流体は管235,236
を通って、凝縮器21e内で蒸気の冷却に用いられる。
凝縮蒸気すなわち凝縮液にこではオーバーヘッド留出液
と呼ぶ)は管232を通って放出されるが、その少なく
とも1部は管233を通って塔210へ還流または再循
環するのが好ましい、管232からオーバーヘッド留出
液を任意に凝縮器212(図示せず)の″11縮蒸気の
1部と結合させることもできる。この場きには、管23
2からのオーバーヘッド留出液の少なくとも1部を管2
34を通して、使用点またはさらに処理する点に移動さ
せる。
第2図に図示しないが、管222を出るボトムストリー
ムは好ましくは耐食性材料製の熱交換手段によって供給
材料の予熱に用いられる。この熱交換手段は例えば、シ
ェル−管型熱交換器である。
例えば、供給材料を熱交換器の管側に導入し、これと実
質的に同時に塔210のボトムストリームを熱交換器の
シェル側に供給材料を予熱するために充分に導入するこ
とによって、供給材料を予熱する。交換器内の予熱され
た材料は次に管220がら蒸留塔210に導入される。
第2図に図示しないが、凝縮器212からの凝縮蒸気の
少なくとも1部は塔210の頂部近くに還流する。
本発明による蒸留装置の他の実施態様を第3図に示す、
第3図の蒸留装置は第1図の蒸留装置と大部分同じであ
るので、ここでは再び説明しないことにする。第1図の
構造特徴と同じ構造f!徴を意味する第3図の参照数字
は、300台の数字である点以外は同じオーダーで用い
る。
第3図の装置は、水性媒質の沸点を純水より高くする塩
、硫酸または苛性アルカリのような溶解性化合物を含む
水性媒質から部分的に混合可能な成分をストリッピング
し濃縮するために特に有用である。第3図の蒸留装置で
は、揮発性成分含有水性媒質である供給材料塔頂部近く
の管320から蒸留塔310に導入し、少なくとも1種
預の液体流の少なくとも1部を他の液体流からデカント
するために用いられる。
凝縮器316中の′a縮蒸気すなわち凝縮液にこではオ
ーバーヘッド留出液と呼ぶ)を凝縮器316から管33
2を通って、水性流からオーバーヘッド留出液生成物を
デカントするためのデカンタ−317に達する。第3図
に図示しないが、凝縮器321からの凝縮蒸気の少なく
とも1部と凝縮器316からのオーバーヘッド留出液の
少なくとも1部を管内で結合させてから、デカンタ−3
17に達することができる。オーバーヘッド留出液生成
物の少なくとも1部と水性流の少なくとも1部はデカン
タ−317内で分離される。水性流は管33Bを通って
放出されるが、水性流の少なくとも1部は管339を通
って塔310へ還流される。また、水性流の1部は管3
40を通って使用点に達する。デカンタ−317からの
オーバーヘッド留出液生成物は管337を通って使用点
に達する。管324から再循環流体の少なくとも1部を
除去するためには、弁315と管331を用いる。
第2図と第3図に説明する装置に類似した蒸留装置の他
の実施態様を第4図に示す、第4図の蒸留装置は第1図
の蒸留装置と大部分同じであるので、ここでは再び説明
しないことにする。第1図と同じ構造特徴を意味する第
4図の参照数字は、400台の数字である点以外は、同
じオーダーで用いられる。
第4図の装置は、塔410の底部温度が管423内のオ
ーバーヘッド蒸気の温度から15°C以内(すなわち0
〜15℃)の温度である場合に水のような水性媒質から
混合可能な成分を蒸留させるために特に有用である。揮
発性成分含有水性媒質である供給材料は、塔410へ供
給材料を導入する前に供給材料を予熱するための予熱装
置41Bへ管444から導入する。この場合に、予熱装
置418はシェル管型の慣習的熱交換器である。水性媒
質供給材料は管444から予熱装置418の管側に通す
、予熱された供給材料は予熱装置418を出て、管42
0を通って塔410に達する。供給材料を加熱するため
の、液体は管442を通って、予熱装fi418のシェ
ル側に達する。この液体は供給材料の沸点より0〜20
℃低い温度に、好ましくは0〜8℃低い温度に供給材料
を加熱するために充分な温度である0分殖器413から
供給される管424内の再循環流体の少なくとも1部す
なわち側流を弁415と管442によって取出し、予熱
装置418の加熱液体として用いるのが好ましい、再循
環流体の側流は予熱装置418のシェル側に入り、管4
43から使用点に放出される。
次の例は本発明を説明するものであり、限定するもので
はない。
匠−り この例は第2図に示す蒸留装置を用いて実施する。この
例では、4型皿%濃度のプロピレンクロロヒドリンをプ
ロピレンクロロヒドリン、水及び硫酸を含む水性混合供
給材料からストリッピング・して、水中40重量%プロ
ピレンクロロヒドリンの濃度にまで濃縮する。混合供給
材料を蒸留塔の中央に供給する。液体供給材料が塔を流
下するにつれて、これは水蒸気の上昇流によってプロピ
レンクロロヒドリンを実質的に含まないようにストリッ
ピングされる。塔の供給点から出る蒸気はプロピレンク
ロロヒドリンに富み、若干の塩化水素酸蒸気を含むが、
塩化水素酸は塔の上部の液体の下降流によって塔内に留
保される。塔頂部を出る蒸気はプロピレンクロロヒドリ
ンに富み、実質的に塩化水素酸を含まない、この蒸気は
部分凝縮器のシェル側を通り、さらにプロピレンクロロ
ヒドリンに富む蒸気流を残す。部分ala器中のシェル
側の液体は蒸留塔の塔頂部に還流する。塔圧力の約0.
5倍である減圧下の凝縮器管側内での水のフラッシュ蒸
発によって、部分凝縮器での冷却が行われる0部分1i
縮器の管側からのフラッシュ水蒸気と水を気液分離タン
ク内で分離して、タンクからの水は部分凝縮器の管側へ
再循環させる。熱い凝縮水を循環水に加えて、気液分離
タンク内の液体レベルを維持する。気液分離器からフラ
ッシュ水蒸気を放出して、蒸留塔の底部へ達する駆動水
蒸気とフラッシュ水蒸気とを混合する熱圧縮器によって
、分離タンクの減圧が生ずる0部分凝縮器を出る蒸気は
完全凝縮器に導かれる。完全凝縮器からの凝縮液の1部
は塔に還流し、残りはプロピレンクロロヒドリンに富む
水溶液として工程から取出す、塔への圧力は完全凝縮器
後の真空圧によって制御する。この方法は水と塩化水素
酸を含むプロピレンクロロヒドリンを製造し、この分離
を実施するために必要な水蒸気消費量を減する。
匠−1 この例は第3図に示す蒸留装置を用いて実施する、0.
8重量%濃度のフェノールと20重量%濃度の塩化ナト
リウムとを含む水溶液にこではブライン供給材料と呼ぶ
)をストリッピング塔の塔頂部近くに供給し、8000
ボンド/時(Ib/hr)(3629kg/時)の速度
で塔内のバッキングに分配する。水蒸気を2,0OOI
b/ I+r(907に+?/時)の速度で塔底部近く
から炉に供給する。水蒸気はブライン供給材料流を通っ
て向流で塔を上昇する。ブライン供給材料からフェノー
ルはストリッピングされ、1.1201b/時(508
ky/時)の速度で塔頂部を出るオーバーヘッド蒸気に
濃縮される。
水蒸気の残りは塔内で凝縮され、ブライン供給材料をそ
の沸点まで加熱する。第1凝縮器に入るオーバーヘッド
蒸気は部分的に、約6001b/時(272に9/時)
で凝縮され、残りの蒸気、5201b/時(23(ik
y/ 時)ハ第2 m m器でainされる。第21縮
液からの凝縮液の全てを約60℃以下に冷却して、2液
層を形成する。水性層はストリッピング塔の塔頂部に還
流し、フェノールを含まないようにストリッピングされ
るブライン供給材料と混合される。塔底部を出るブライ
ンは約50apHのフェノールを含むにすぎない、塔底
部に入る水蒸気2.0OOIb/時(907kg/時)
は駆動水蒸気1,4OOIb/時(635kg1時)と
フラッシュ水蒸気6001b/時(272ky/時)と
を含む、フラッシュ水蒸気はフラッシュ蒸留室を真空吸
引することによって生ずる。この真空は駆動水蒸気を塔
に通す前に熱圧縮器に通すことによって生ずる。真空フ
ラッシュ蒸留はフラッシュ室内の水温を低下させるので
、この水を利用して部分凝縮器内でオーバーヘッド蒸気
流から熱を除去することができる。フラッシュ水蒸気の
発生に用いる水量は他の工程のam水蒸気から得られる
熱凝縮液によって熱を補充される。工程の統合改良は、
この改良方法なしには2,0OOIb/時(906kg
/時)が必要であるボイラー水蒸気必要量を1,4OO
Ib/時(6351b/時)に減することである。
匠−1 この例は例2と同じであるが、この例はではポリマーラ
テックスエマルジョンまたは懸濁液から残留モノマーを
除去する。この例では、スチレン/ブタジェンラテック
スからスチレンとブタジェンを除去する。1重量の例で
は、10,0OOIb/時(4536kg1時)のラテ
ックス供給材料を3,0OOIb/時(1361kg/
時)の水蒸気によってストリッピングするが、この中に
2,0OOIb/時(907ky/時)が駆動水蒸気で
あり、1,00011)/時(454ky/時)がフラ
ッシュ水蒸気として回収される。用いる熱い凝縮液はオ
ーバーヘッド蒸気の部分a2縮によって発生する。
この例は第4図に示す装置を用いて実施する。
この例では、水中1重量%のフェノールを水からストリ
ッピングし、共沸濃度近くの濃度である9%フェノール
の濃度まで:amされる。1%フェノール含有水600
1b/時(2721b/時)の供給材料流を水蒸気10
001b/時(454kfI/時)によってストリッピ
ングするが、水蒸気の中7001 b/時(317,5
ky/時)は駆動水蒸気であり、3OOIb/時(13
8kg/時)はフラッシュ水蒸気である。このフラッシ
ュ水蒸気はフラッシュ蒸留室を真空吸引することによっ
て生ずる。フラッシュ室の圧力は塔の圧力の約172で
ある。この真空は駆動水蒸気を塔に通す前に熱圧縮器に
通すことによって生ずる。真空フラッシュ蒸留はフラッ
シュ室内の水温を低下させるので、この水を利用して部
分凝縮器のオーバーヘッド蒸気流から熱を除去すること
ができる。フラッシュ水蒸気の生成に用いる水は塔底部
流に基づくものであり、塔底部流をフラッシュ蒸留室に
通して、フラッシュ水蒸気と再循環液とに分離する。
9%フェノールを含む、塔からのオーバーヘッド蒸気は
約8881 b/時(403kg/時)の速度で流れる
この蒸気は第1凝縮器のシェル側において、同凝縮器の
管側を通る再循環液によって部分的に凝縮される。残り
の蒸気は第2凝縮器のシェル側において、凝縮器の管側
を通る冷却塔水によって冷却される。第1a211?!
器と第2凝縮器からのオーバーヘッド凝縮液約8211
b/時(3721b/時)が塔に還流し、671b/時
(30,4kg/時)がオーバーヘッド凝縮液として取
り出される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の実施に有用な装置の1実施態様
の概略図である。 第2図は本発明の方法の実施に有用な装置の他の実施態
様の概略図である。 第3図は本発明の方法の実施に有用な装置のさらに他の
実施R様の概略図である。 第4図は本発明の方法の実施に有用な装置のさらに他の
実施態様の概略図である。 110.210,310,410・・・蒸留塔111.
211,311,411・・・熱圧縮器112.212
,312,412・・・凝縮器113.213,313
,413・・・分離器114.214,314,414
・・・ポンプ216.316,416・・・第2凝縮器
317・・・デカンタ− 418・・・予熱装置 (外4名) EI5、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水性媒質から揮発性成分を除去する蒸留装置におい
    て、 a、揮発性成分を含む水性媒質を受容し、水蒸気を通し
    て水性媒質を水蒸気と直接接触させ、揮発性成分の少な
    くとも1部を蒸発させるのに適した蒸留塔; b、蒸留塔から受容される蒸気の少なくとも1部を凝縮
    させるための、蒸留塔に連通した少なくとも1個の凝縮
    器; c、凝縮器から受容した再循環流体中の流体から蒸気を
    分離するために適した、凝縮器に連通する分離器;及び d、分離器から蒸気を取出し、排気水蒸気を蒸留塔に注
    入するための、分離器と蒸留塔に結合した熱コンプレッ
    サー からなる蒸留装置。 2、熱凝縮器から受容する実質的に殆んど全ての蒸気を
    凝縮させるために適した、第1凝縮器に結合した第2凝
    縮器を含む請求項1記載の蒸留装置。 3、少なくとも2種類の液体の分離に適した、第2凝縮
    器に結合したデカント手段を含む請求項2記載の蒸留装
    置。 4、水性媒質の加熱に適した、蒸留塔に結合した予熱装
    置を含む請求項1記載の蒸留装置。 5、水性媒質から揮発性成分を除去する蒸留方法におい
    て、 a、揮発性成分含有水性媒質を蒸留塔に導入して、水性
    媒質から揮発性成分の1部を除去する段階; b、水性媒質に熱圧縮器からの水蒸気流を通して、揮発
    性成分の少なくとも1部を揮発させる段階; c、蒸留塔からの蒸気の少なくとも1部を第1スペース
    と第2スペースとから成る少なくとも1個の凝縮器の第
    1スペースに通して、蒸気の少なくとも1部を凝縮液に
    凝縮させる段階; d、凝縮器の第2スペースへの再循環流体を凝縮器から
    分離器に通して、水性液体から水蒸気を分離する段階;
    及び e、分離器からの水蒸気を熱コンプレッサーに通して蒸
    留塔への導入用水蒸気を形成する段階から成る蒸留方法
    。 6、凝縮器からの蒸気を第2凝縮器に通して、蒸気の実
    質的に全てを凝縮させる段階を含む請求項5記載の方法
    。 7、凝縮した蒸気を第2凝縮器からデカント手段に通し
    て、少なくとも2種類の液体を分離する段階を含む請求
    項6記載の方法。 8、水性媒質を蒸留塔に通す前に、予熱装置内で予熱す
    る段階を含む請求項5または6記載の方法。 9、再循環流体の少なくとも1部を予熱装置に通して水
    性媒質を予熱する段階を含む請求項8記載の方法。 10、蒸留塔からのボトムストリームを分離器に通す段
    階を含む請求項5〜9のいずれかに記載の方法。 11、凝縮器からの水性凝縮液の少なくとも1部を蒸留
    塔へ再循環させる段階を含む請求項5〜10のいずれか
    に記載の方法。 12、第2凝縮器からの凝縮した蒸気の少なくとも1部
    を蒸留塔へ再循環させる段階を含む請求項5〜11のい
    ずれかに記載の方法。 13、デカント手段からの少なくとも1種類の液体の少
    なくとも1部を蒸留塔へ再循環させる段階を含む請求項
    7記載の方法。 14、再循環流体流に水性補充液流を加える段階を含む
    請求項5〜13のいずれかに記載の方法。
JP25284388A 1988-10-06 1988-10-06 蒸留装置と方法 Pending JPH02102701A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100811971B1 (ko) * 2007-10-01 2008-03-10 이주선 증류시스템 및 그 증류방법
JP2009202057A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Izumi Food Machinery Co Ltd 不純物除去方法及び不純物除去装置
JP2016508862A (ja) * 2012-11-22 2016-03-24 アクセンス 低温熱の回収方法およびこの方法のアロマティクス・コンプレックスへの適用
JP2018510066A (ja) * 2015-03-19 2018-04-12 サンテコ・リミテッドSunteco Limited 廃熱を用いる蒸留システム
JP2020110806A (ja) * 2016-10-05 2020-07-27 株式会社ササクラ 低沸点物質の回収装置及び回収方法

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