JPS61277637A - 1、2−ジクロロエタンの精製方法 - Google Patents

1、2−ジクロロエタンの精製方法

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JPS61277637A
JPS61277637A JP61121401A JP12140186A JPS61277637A JP S61277637 A JPS61277637 A JP S61277637A JP 61121401 A JP61121401 A JP 61121401A JP 12140186 A JP12140186 A JP 12140186A JP S61277637 A JPS61277637 A JP S61277637A
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JP61121401A
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ペーテル・シユウアルツマイエル
ウアルテル・フレーリツヒ
ウエンツエル・キユーン
ヨーゼフ・リードル
イウオ・シヤフエルホーフエル
エーリツヒ・ミツテルマイエル
ラインハルト・クルムベツク
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/38Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S203/00Distillation: processes, separatory
    • Y10S203/09Plural feed

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特許請求の範囲第1項記載の1.2−ジクロ
ロエタンの精製方法に関する。
1.2−ジクロロエタンは多量に生産されている。
その内の大部分は熱分解されて、ビニルクロライドと塩
素とされる。この熱分解の為に1.2−ジクロロエタン
は高純度でなけれんばならないゆ一般には1.2−ジク
ロロエタンの一部分だけが熱分解され、多(の部分は無
変化のままであり、分解副生成物を除いて精製した後に
再び分解段階に戻される。この場合1.2−ジクロロエ
タンの反応部分は新たに製造される生成物によって常に
補充される。上記の製造に用いられる反応は大体いずれ
の場合にも半分ずつエチレンと塩素との反応(以下、“
直接的塩素化”と称する)とエチレンと塩化水素および
酸素との反応(以下、“オキシクロル化”と称する)と
が用いられる。それらの種々の出所に依存して、1,2
−ジクロロエタンは一般に次の三種の種々の精製段階に
よって除かれる種々の不純物を含有している。
1、水および低沸点化合物の留去、 2、1.2−ジクロロエタンの主要量の留去および3、
1.2−ジクロロエタンの残量の留去溜液中に高沸点化
合物が残留する。
1、および2.の為の蒸留塔は一般に標準の大気圧のも
とで運転するが、3.の場合には減圧が用いられる。
ところで、循環供給される1、2−ジクロロエタンは、
蒸留前に化学的媒体(例えば塩素)でしばしば前処理さ
れる。
1.2−ジクロロエタンの精製を出来るだけ経済的に実
施する為に、生じるあるいは使用するエネルギーを出来
るだけ良好に利用することを可能とする方法が望まれて
いる。この目的の為に、エチレンを循環する媒体、殊に
1,2−ジクロロエタン中で1.2−ジクロロエタンの
蒸発温度より下で加圧下に塩素と反応させそしてその反
応混合物を低い圧力の領域に搬送する方法が公知である
。この領域において1.2−ジクロロエタンの一部分が
蒸発され、精留領域を通して精製されそして取り出され
、他方1.2−ジクロロエタンの残量は循環される。こ
の場合1.2−ジクロロエタンはエチレンと塩素との反
応で生じる反応熱によって精製される。
0.3〜1.3barの圧力および50〜90℃の温度
が用いられる他の公知の方法も同様に実施され、この場
合には塩素の一部分は反応生成物中に溶解される。この
溶解の前に反応混合物はオルトまたはメタ−クレゾール
またはその七ノーまたはジ−クロロ誘導体と混合される
三番目の公知の方法は、エチレンと塩素との反応を75
〜200℃の温度および1〜15barの圧力のもとで
実施し、液状の反応混合物の一部を引き出しそしてこれ
を二つの流れに分けている。
この二つの流れの一方から、エチレンと塩素との反応に
よって再び後か形成される程の量の1゜2−ジクロロエ
タンを蒸発させる。蒸発された1゜2−ジクロロエタン
を精留し、未蒸発の生成物を反応領域に戻す。二つの流
れのもう一方は熱交換器を貫流させる。。その中に伝達
される熱量の一部は1,2−ジクロロエタンの蒸留の為
に用いられ、その陣地の手段で得られた1、2−ジクロ
ロエタンが混入されてもよい。高沸点の生成物は塔溜部
分から引き出される。
最初に挙げた二つの方法は、1.2−ジクロロエタンよ
り蒸発し難い不純物が系中に残留している□このことが
困難をもたらす□という欠点を有している。若干の場合
には、異物質(クレゾール類またはその塩素化化合物)
を添加しなければならない。三つの方法全部が、オキシ
クロル化反応からの水含有1,2−ジクロロエタンを精
製するのに適していない。原則として、他の出所の1,
2−ジクロロエタンを添加することは第三番目の方法で
は確かに可能であるが、この添加は腐食の問題の為に水
が望ましくない直接塩素化反応器において行われる。
1.2−ジクロロエタンを蒸留する別の方法から、°高
沸点成分を分離する塔中で1.2−ジクロロエタンを大
気圧より高い(絶対圧)塔の頂部圧に調整し、該塔から
引き出される気体状の1.2−ジクロロエタンをコンプ
レチー中で塔の頂部圧力より少なくとも0.5kg/c
mz高い圧力にそして塔頂部温度より少なくとも7℃高
い温度にしそしてこの気体から熱を得ることは公知であ
る。この場合、塔頂部の圧力は標準状態の大気圧より0
゜5〜1.5kg/cm”高い圧力に調節しそしてコン
ブレチー中では塔頂部圧力より0.5〜2.0kg/c
m”の間の値にする。塔中の圧力が標準状態の大気圧よ
り1.5kg/cm”高く高められることおよび相応し
て塔を高い温度で稼働することは諌められている。何故
ならば、このことが高沸点成分が1.2−ジクロロエタ
ン中で分解することを促進し、それによって該高沸点成
分が精製の際に問題を引き起こすからである。
この方法の欠点は、通常には、熱エネルギーによって直
接的に運転できず高価な電気的エネルギーによって運転
する費用の掛かるコンプレサーを用いる必要があること
である。
本発明者は、上述の欠点を有さす且つ多大な投下資本を
必要とせずに殆ど手持ちの装置を用いて僅かな改造費用
にて実施できる方法を見出した。大気圧のもとで1.2
−ジクロロエタンより高沸点の成分を3重量%2より少
ない量含有する1、2−ジクロロエタンを第一の塔にお
いて不純な1,2−ジクロロエタンを定常的供給しそし
てこの塔からの溜液生成物を、第一の塔より低い圧力下
で運転する第二の蒸留塔へ導入することによって1.2
−ジクロロエタンを精製するこの方法は、第一の塔の溜
液生成物の搬出を、1,2−ジクロロエタンより高沸点
の成分最高7重量%を含有するように調整し、第一の塔
の頂部温度を125〜180℃に調節し並びにこの塔の
頂部から気体状の1,2−ジクロロエタンを流出させ、
1,2−ジクロロエタンを含有する生成物流を加熱する
のに役立つ1つまたは複数の熱交換器に案内し、次いで
液体状態で一部分を上述の第一の塔に戻し、一部分を精
製された生成物として搬出しそして他の目的の為に後で
用いることを特徴としている。
本発明者は、塔の溜液生成物が1,2−ジクロロエタン
より高沸点の成分を最高7重量%、殊に2〜5重量%よ
り多く含有していない場合に、公知の従来技術と反対に
、1.2−ジクロロエタンが高沸点成分から分離される
塔を比較的に高い温度および相応する圧力のもとで困難
無〈実施できることを見出した。塔中に導入される1、
2−ジクロロエタンは3重量2より少なく高沸点成分を
含有しているべきである。これに当てはまらない場合に
は、塔を一般にもはや経済的に運転することができない
。導入される生成物は1゜2−ジクロロエタンより高沸
点の成分を0.1〜1重量%含有しているのが有利であ
る。
1.2−ジクロロエタンより高い沸点の成分を最高7重
量%含有する、上述の塔からの溜液生成物は、好ましく
は5〜40kPaの圧力のもとで運転される第二の蒸留
塔中に導入されそこにおいて第一の塔の溜液生成物から
の別の1.2−ジクロロエタンが留去される。40kP
aより高い圧力では1.2−ジクロロエタンの分離は不
完全にしか行えず、5kPaより下では装置上の費用が
一般に高くなり過ぎ且つそれにより追加的に達成される
効果がもはや釣り合っていない。8〜30kPaを用い
るのが好ましい。
本発明の特に有利な実施形態においては、5〜40kP
aの圧力のもとで運転する塔に、40〜110℃のもと
で触媒の存在下にエチレンと塩素との反応から得られる
気体状の1,2−ジクロロエタンを供給する。40℃よ
り下では熱の回収は興味のもてないものであり、110
℃より上では得られる副生成物は明らかに増加し、その
結果収率損失が生じそして高い精製費用が必要とされる
この場合、反応が行われる容器と塔との間に圧力調整手
段を連結するのが有利である。エチレンと塩素との反応
は公知方法に従って触媒量のルイス酸、例えば塩化鉄−
(III)の存在下に実施する。ヨーロッパ特許第08
2.342−A2に記載されている如き触媒系を用いる
のが有利である。
別の有利な実施形態においては、上記の如く40〜11
0℃のもとで触媒の存在下にエチレンと塩素との反応で
得られる気体状の1.2−ジクロロエタンを、溜液中の
高沸点成分最高7重量%にて運転する塔中を支配する圧
力に圧縮しそしてこの塔中に供給する。
溜液生成物が1.2−ジクロロエタンより高い沸点の物
質(以下、“高沸点成分”と称する)を最高7重量%含
有する塔は、125〜180℃の温度のもとで運転する
。125℃より下では、塔から気体状態で搬出される1
、2−ジクロロエタンの用途が著しく制限され、その結
果この場、合にはか\る生成物を従来技術に従って高圧
高温に圧縮するのが有利である。180℃より高い頂部
温度で塔を運転、する場合には、分解生成物によって相
当の困難が生じる。塔の頂部温度を130〜160℃、
特に135〜155℃に調節するのが殊に有利である。
上のパラグラフに記した塔は不純な1,2−ジクロロエ
タンの定常的添加下に運転する。このものは出所が色々
でもよい。例えば、反応生成物が液体状態で搬出される
場合には、触媒が通例の如く洗浄除去されそして洗浄さ
れた粗生成物が塔中で水および、1,2−ジクロロエタ
ンより低沸点の成分から分離された、エチレンの直接的
塩素化法から得られるものでもよい。また、オキシクロ
ル化法で得られるものでもよくそして前記の如く予め水
および、1.2−ジクロロエタンより低沸点の成分を分
離することによって精製。
されていれもよい。更に、1.2−ジクロロエタンは熱
分解によって得られ、この場合には1,2−ジクロロエ
タンは反応しておらず、熱分解の二次生成物から塩化水
素およびビニルクロライドを分離した後に得られる。か
\る生成物は、前精製、例えば塩素の添加による前精製
に委ねるのが有利であり、それによって望ましくない副
生成物は塩素化されそしてそれによいって容易に分離さ
れ得る。か\る塩素化は、30〜60℃の温度のもとで
行うのが有利である。何故ならば更に高い温度では1,
2−ジクロロエタンも攻撃されそして望ましくない生成
物損失並びに別の副反応が生じるからである。この場合
、上述の範囲にある温度に冷却し、回収される1、2−
ジクロロエタンを1:(2〜6)の割合で分け、その際
に僅かな量の方をエチレンの直接塩素化に供給するかま
たは、そこで不適当な触媒を用いて運転した場合には塩
化鉄−(I[I)の存在下に塩素と反応させるのが有利
である。回収される1、2−ジクロロエタンの多い量の
方は、触媒の不使用下に塩素と混合しそして特定の作用
時間の後に、125〜180℃のもとで運転される塔中
に直接的に供給する。添加する塩素の量は、生成物を塔
中に導入する以前に各1,000,000部の1.2−
ジクロロエタン当たり20部より少ない量の塩素を含有
するように決める。1:〉6の割合の場合には一般に純
粋な1,2−ジクロロエタン中のベンゼン含有量が多く
成り過ぎる。1:〈2の割合も可能であるが、一般に多
すぎる塩素化の費用が必要とされる。
125〜180℃で運転する塔の頂部から気体状の1.
2−ジクロロエタンを搬出しそして、1.2−ジクロロ
エタンを含有する生成物の流れを加熱するのに役立つ一
つまたは複数の熱交換器に通して導く。この気体状の1
,2−ジクロロエタンの可能な有利な用途には以下のも
のがある:a)水および/または、大気圧のもとで1.
2−ジクロロエタンより低い沸点を有する他の物質が蒸
留によって1,2−ジクロロエタンから留去される塔の
溜液生成物の加熱; b) 5〜40kPaの圧力のもとで運転されそして1
゜2−ジクロロエタンを高沸点成分から出来 るだけ完
全に分離する塔の溜液生成物の加熱:C)熱分解の際に
反応してない予め塩素化された1、2−ジクロロエタン
□このものは次いで125〜180℃のもとで運転する
塔中に直接的に供給される□の加熱; d) 125〜180℃で運転される塔中に還流液とし
て供給される以前にa)〜C)に記した工程のまたは他
の加熱工程の熱交換器を貫流した後に生じる凝縮されそ
して凝縮温度以下に冷却された液状の1,2−ジクロロ
エタンの部分流の加熱; e) a)〜C)に記、したまたは他の加熱工程の少な
くとも一つの熱交換器を貫流し、羊の後にそうして加熱
された液状1,2−ジクロロエタンをビニルクロライド
の製造の為の熱分解段階に供給される凝縮された液状1
.2−ジクロロエタンの部分流の加熱; 運転安全性の理由からおよび関連したできるだけ有利な
エネルギー利用を達成する為に・気体状1,2−ジクロ
ロエタンにて加熱されそして種々の塔の溜液生成物を加
熱するのに利用される熱交換器の他に、通例の如く水蒸
気で加熱することのできる二つ目の熱交換器を各々の場
合に更に準備することが有利である。また、熱交換器中
の液状1,2−ジクロロエタンの液面のレベルを調節し
そして、125〜180℃で運転される塔の頂部の圧力
の調節と連動させることも有利である。
本発明の方法は、1.2−ジクロロエタンを精製するの
に用いられるエネルギーを有効に利用することを可能と
する。本方法の特別の長所は、殆ど手元にある装置にお
いて、大きな改造および新しい装置用の投下資本なしに
、実施できることである。
以下の実施例によって本発明を更に詳細に説明する: 第1図は、本発明の方法を実施するのに適する装置を実
例を挙げて示している: 1500kPaまでの耐圧性
の蒸留塔(1)は、水蒸気で運転できる二つの熱交換器
(2)および(2a)に連結されている。塔の溜液は導
管(3)を通して減圧下での運転に適する塔(4)に案
内される。この塔は、再び二つの熱交換器に連結されて
いる。その内の一つ(5)は水蒸気で運転できる。二つ
の熱交換器のもう一つ(6)には導管(7)を通って交
差熱交換器(8)を通るかまたは導管(9)を通って、
塔(1)の頂部から引き出される熱い1,2−ジクロロ
エタン−ガスが直接的に導入される。熱交換器(6)か
らの凝縮液は導管(10)および(11)を通らて交差
熱交換器(8)を通るかまたは導管(12)゛を通って
純粋な1.2−ジクロロエタン用の貯蔵容器(13)中
に直接的に導入される。それの一部は導管(14)を通
って塔(1)に戻され、残りは導管(15)を通って純
粋な1,2−ジクロロエタン用の別の貯蔵容器(16)
に至る。そこから導管(17)を通って熱分解工程(1
8)に供給される。
熱分解工程からの生成物はここでは詳細に記してない一
連の装置(19)において後処理される。
塩化ビニルは収集用容器(20)に案内されそしてそこ
から他の目的の為に用いられる。塩化水素は導管(21
)を通ってオキシクロル化装置(22)に導かれる。こ
の装置(22)中にはエチレンおよび、空気の状態の酸
素が供給される・ 熱分解の際に反応してない不純な1.2−ジクロロエタ
ンは、後処理工程(19)から導管(23)を通って冷
却器(24)に案内される。そこで約40〜60℃に冷
却される。導管(25)を通ってこの冷却器を離れ、二
つの部分流に分かれる。導管(26)においてこれら二
つの部分流の大きい方の流れの中に塩素が添加される。
塩素を完全に反応させるのに必要とされる一定の区間の
後に生成物は、熱交換器(27)を貫流し、加熱された
生成物は導管(28)を通って塔(1)に供給される。
塔(1)の頂部から引き出される熱い1.2−ジクロロ
エタン−ガスから分流させて部分流とし、その部分流を
導管(29)を通りそして再び分流させた後に導管(3
0)を通って熱交換器(27)に案内し、そこでこのも
のは熱分解後処理工程(19)からの予備精製された循
環1.2−ジクロロエタンを加熱する。
凝縮された液状1.2−ジクロロエタンは導管(31)
および(11)あるいは(12)を通って1,2−ジク
ロロエタン用の貯蔵用容器(13)に案内される。
導管(25)からの冷却された循環1.2−ジクロロエ
タンの小さい方の部分流は導管(33)を通って容器(
34)に供給され、そこにおいて塩素および触媒、例え
ばFeCl 2と混合される。この容器から引き出され
、塩素で処理された液状1,2−ジクロロエタンは導管
(35)および洗浄器(36)を通って湿った1、2−
ジクロロエタン用の貯蔵容器(37)に供給される。同
じ貯蔵容器中に導管(38)を通ってオキシクロル化工
程(22)からの同様に水を含有する1、2−ジクロロ
エタンが案内される。
この貯蔵用容器(37)から導管(39)を通して塔(
40)に供給される。この塔の頂部から導管(41)を
通って水と1.2−ジクロロエタンとの共沸混合物並び
に低沸点成分は引き出される。塔(40)の溜液は導管
(42)を通って塔(1)に供給される。塔(40)の
溜液を加熱する為に、二つの熱交換器が用いられ、その
内の一つ(43)には水蒸気を供給することができる。
もう一つの熱交換器(44)には導管(29)および(
45)を通って、塔(1)の頂部から引き出される熱い
1,2−ジクロロエタン−ガスが案内される。凝縮した
1、2−ジクロロエタンは導管(46)および(11)
または(12)を通って純粋な1,2−ジクロロエタン
用の容器(13)に流れる。
循環1.2−ジクロロエタンの別々の塩素化が必要ない
場合には、導管(25)を通って到達する生成物の少な
い方の部分流れを導管(47)を通って容器(48)に
案内する。その容器中では液状の1゜2〜ジクロロエタ
ン中で触媒の存在下にエチレンと塩素とが反応している
。この反応混合物を環状導管(49)および冷却器(5
0)を通って冷却される。
容器(48)の頂部から圧力調節手段(48a)を介し
て気体状の1.2−ジクロロエタンを取り出しそして導
管(51)および(52)を通って塔(4)に供給する
かまたは導管(51)、コンプレサ−(53)および導
管(54)を介して相応する圧力にし、塔(1)に供給
する。
塔(4)の溜液は専管(55)を通ってこの塔を離れる
。該溜液は実質的に高沸点成分より成る。
塔(4)の頂部からは導管(56)を通って気体状の1
.2−ジクロロエタンが引き出され、冷却器(57)に
おいて凝縮されそして一部は導管(57)を通って塔(
4)に戻され、残りの部分は導管(32)、(31)、
(11)または(12)を通って純粋な182−ジクロ
ロエタン用の容器に供給される。熱交換器(6)および
(44)のレベル調整手段(6a)および(44a)は
塔(1)の圧力調節手段(1a)によって制御される。
必要な場合には、塔(1)の頂部から引き出される熱い
気体状の1.2−ジクロロエタンにて、導管(29)お
よび(59)を通して他の好ましくは1.2−ジクロロ
エタン含有物質を加熱してもよい。同様に必要な場合に
はエチレンと塩素との反応の冷却循環系から液体の一部
を導管(60)を通して取り出し、洗浄器(36)に供
給してもよい。
実旌勇」 第1図に従う装置を用いる。但し以下の部分は利用しな
い:導管(33)、容器(34)、導管(35)・圧力
調節手段(48a) 、導管(51)、(52)、(5
4)およびコンプレサ−(53)。容器(48)中でエ
チレンと塩素とから製造される1、2−ジクロロエタン
を導管(60)を通して洗浄器(26)に供給する。循
環1.2−ジクロロエタンの少ない方の部分流を導管(
47)を通して容器(48)に供給する。
塩化鉄−(I[[)触媒を用いて、標準の大気圧および
50℃での直接的塩素化工程(容器48)において2.
87重量部の1.2−ジクロロエタンを製造する。この
1,2−ジクロロエタンは低沸点成分としての0.09
8重量%のエチルクロライドと高沸点成分としての1.
1.2−トリクロロエタンによって汚れている(各重量
%は粗生成物を基準とする)。1.2−ジクロロエタン
は導管(60)を通して液状で取り出しそして容器(3
6)中で水で洗浄する。同時に直接的塩素化工程(48
)に導管(47)を通して、熱分解の際に反応してない
1.08重量部の1.2−ジクロロエタンを供給する。
容器(22)において塩化水素、エチレンおよび空気中
酸素から2.7重量部の1.2−ジクロロエタンを製造
する。このものは99.2重量%の1.2−ジクロロエ
タンを含有しており、(残りは1.2−ジクロロエタン
より低い沸点のおよび高い沸点の成分である)そして容
器(37)に案内される。直接的塩素化工程(48)と
オキシクロル化工程(22)とのそこにおいて−緒にさ
れた生成物から、塔(40)において水および低沸点成
分を除く。この塔の溜液を熱交換器(43)によって水
蒸気にてそして熱交換器(44)によって気体状1.2
−ジクロロエタンにて加熱する。この塔は75℃の頂部
温度のもとで標準の大気圧下で運転する。
塔(40)の溜液は塔(1)に導入しそしてそこで13
0℃の頂部温度および364kPaの塔頂゛部圧のもと
で精留する。塔(1)の溜液から、1,2−ジクロロエ
タンの他に1.2−ジクロロエタンより高沸点の成分3
.6重量%を含有する1、9重量部の生成物を取り出す
。塔(1)の頂部から10.65重量部の熱い気体状1
.2−ジクロロエタンを取り出しそして前述のおよび後
記の熱交換器に案内し、それらの中でそれぞれ1.2−
ジクロロエタンを含有する生成物を加熱する。塔(1)
の溜液は水蒸気で加熱する。溜液生成物を塔(4)に案
内しそしてそこにおいて45℃の頂部温度および25k
Paの塔頂部圧力のもとで蒸留する。塔(4)の溜液は
その一部分を水蒸気で加熱し、一部分は塔(1)からの
気体状の1.2−ジクロロエタンにて加熱する。
公知の方法で運転される熱可塑性組成物重量%の純度の
1.2−ジクロロエタンを熱交換器分解し、次いで冷却
しそして蒸留処理する。この場合に分解生成物から分離
される塩化水素は、上記の別のオキシクロル化工程(容
器22)においてエチレンおよび空気と反応させられ、
同様に分離されるビニルクロラドは他の用途の為の貯蔵
容器(20)に供給される。溜液生成物として蒸留段階
で生じる、副生成物で汚れた未反応の1゜2−ジクロロ
エタンは最初に40℃に冷却され、次いで3:1の割合
に分けられる。分けられた量の少ない部分(1,08重
量部)は、上記の如く容器(48)においての直接的塩
素化工程に供給される。
多量の部分(3,24重量部)は塩素と混合さる。
その塩素の量は塔(1)中に導入する前の生成物の塩素
含有量が0.002重量%以下であるように決める。塩
素添加後の区間の為に、このように処理した1、2−ジ
クロロエタンを熱交換器(27)中で、塔(1)からの
熱い気体状の1.2−ジクロロエタンにて加熱しそして
導管(28)を通してこの塔に供給する。熱交換器(6
) 、(44)および(27)並びに冷却器(57)か
らの−緒にされた凝縮液状1゜2−ジクロロエタンの流
れは、第1図から判るように、導管(11)を通って交
差熱交換器(8)を通り案内され、この熱交換器中で塔
(1)からの1゜2−ジクロロエタン−ガスにて加熱さ
れる。次いでこの場合に加熱の為に用いる実質的に気体
状態のままの1.2−ジクロロエタンは、塔(4)の溜
液を加熱する熱交換器(6)を貫流する。熱分解におい
て反応していない1.2−ジクロロエタンの分流割合は
、容器(13)中の生成物が0.1重1χより少ないベ
ンゼン含有量であるように調整する。この値が高い場合
には、導管(47)を通って直接的塩素化工程に供給さ
れる1、2−ジクロロエタンの一部分が導管(26)を
貫流する部分流の価格を高める。
純粋な1,2−ジクロロエタンは125℃の温度を有す
る容器(13)から導管(15)を通って容器(16)
に流れる。
” この方法の場合には、純粋な1.2−ジクロロエタ
ン1kg当たり131kJの比エネルギー消費量が記録
される。
此MJu良」 実施例1に記載の如〈実施する。但し熱交換器(6) 
、(44)および(27)は水蒸気によって加熱される
。塔(1)は90℃の温度および120kPaO塔頂部
圧力のもとで運転する。塔(1)の頂部生成物は凝縮す
るまで冷却器(第1図には記してない)中で冷却し、次
いで容器(13)中に導入し、そこから70℃の温度で
導管(15)を通して容器(16)に流れる。この方法
の場合には、純粋な1.2一ジクロロエタン1kg当た
り867kJの比エネルギー消費量が測定される。
大施勇」 第1図に従う装置を用いる。但し以下の装置部分は用い
ない:導管(47)、(52)および(60)。
容器(48)中でエチレンと塩素との反応によってドイ
ツ特許出願筒3,148,450号明細書に記載されて
いる如き鉄含有触媒の使用下に97℃および150kP
aの圧力のもとで2.86部の1.2−ジクロロエタン
を製造する。この1.2−ジクロロエタンは低沸点成分
としての0.005重量%のエチルクロうイドと高沸点
成分としての0.103重′Iχの1゜1.2−)ジク
ロロエタンによって汚れている。この生成物を気体状態
で導管(51)をターボコンプレサ−(53)に供給し
、そこで150kPaから450kPaに圧縮しそして
140℃の温度に加熱し、導管(54)を通して塔(1
)に供給する。
1.2−ジクロロエタンの熱分解および分解生成物の後
処理は実施例1に記載の如(行う。この熱分解の際に反
応してない不純な1,2−ジクロロエタンを40℃に冷
却し、゛再び1:3の割合に分ける。分けられた量の少
ない部分(1,08重量部)は、導管(33)を通って
容器(34)に流入し、そこで塩化鉄(III)の存在
下に塩素と混合する。この塩素化生成物は導管(35)
を通して水洗浄器(36)にそしてそこから貯蔵用容器
(37)に流入し、そこでオキシクロロ化段階(22)
から導管(38)を通って到達する1、2−ジクロロエ
タン流と一緒になる。次いで一緒になった流れから実施
例1に記載の如く塔(40)において水および低沸点成
分を分離し、この塔の溜液を塔(1)に供給する。
熱分解工程において反応していない不純な1゜2−ジク
ロロエタンの多い方の部分流(3,24重量部)を、実
施例1に記載の如く塩素と混合し、加熱しそして塔(1
)に供給する。
塔(1)は135℃の頂部温度および塔の頂部圧力40
0kPaのもとで運転する。塔の頂部から10゜65重
量部の1.2−ジクロロエタンを気体状態で引き出しそ
して実施例1に記載の如く熱交換器(27)、(44)
並びに交差熱交換器(8)を介して熱交換器(6)に導
入する。ff1.Dの凝縮した1、2−ジクロロエタン
を熱交換器がら容器(13)に実施例1に記載の如く戻
す。
塔(1)の溜液から、1.2−ジクロロエタンの他に1
,2−ジクロロエタンより高い沸点の物質3.5重量%
を含有する1、9重量部の生成物を引き出す。この生成
物を塔(4)に供給しそしてそこで40℃の頂部温度お
よび20kPaの塔頂部圧力にて蒸留する。この塔の溜
液生成物および頂部生成物を第1図に記載されているよ
うに処理するする。
純粋な1.2−ジクロロエタン1kg 当たり35kJ
の比エネルギー消費量が記録される。
実施■」 第1図に記載されている如き装置を用いてる。
但し次の装置部分は利用しない:導管換器(47)およ
び(60)、コンプレサー(53)および導管(54)
ドイツ特許出願筒3.148.450号明細書に従う鉄
含有触媒を用いて容器(48)中でエチレンと塩素とを
97℃および150kPaの圧力のもとで2.86重置
部の1,2−ジクロロエタンを得る。導管(51)を通
して搬出される気体状の1,2−ジクロロエタンは、低
沸点成分としての0.0049重量%のエチレンクロラ
イドおよび高沸点成分としての0.097fEIχの1
.1.2− トリクロロエタンで汚ごれている(上記重
量%は全て汚れた生成物を基準とする)。圧力降下弁を
通した後に、導管(51)中を運搬される1、2−ジク
ロロエタンは導管(52)を介して塔(4)に導入され
る。この塔(4)は50℃の頂部温度および30kPa
の塔頂部圧力のもとで運転される。
塔(1)を、160℃の頂部温度および650kPaの
塔頂部圧力で運転する。塔(1)頂部から6.9重量部
の気体状1.2−ジクロロエタンを引き出しそして実施
例1に記載の如(他の目的に用いる。
塔(1)の溜液から、1.2−ジクロロエタンの他に1
.2−ジクロロエタンより高沸点の成分3.4重量%を
含有する1、9重量部の生成物を引き出し、そして塔(
4)に導入する。
熱分解で反応していない不純な1.2−ジクロロエタン
を、実施例3において実施例2に記載の、如く後処理す
る。その他の点については、実施例1あるいは第1図に
ついての説明から判るように実施する。
純粋な1.2−ジクロロエタン1kg当たり101kJ
の比エネルギー消費量が記録される。
全ての実施例並びに比較実験において、全ての重量部の
表示は同じ時間単位に関する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するのに適する装置を実例
を挙げて示したものである。図中の記号は以下の意味を
有する: (1)・・・蒸留塔 (1a)・・・圧力調節手段 (2) 、(2a)、(5) 、(6)  ・・・熱交
換器(4)・・・塔 (6a)・・・レベル調整手段 (8)・・・交差熱交換器 (13)、(16)・・・純粋な1.2−ジクロロエタ
ンの貯蔵容器 (18)・・・熱分解工程 (19)・・・熱分解生成物の一連の後処理装置(20
)・・・収集用装置 (22)・・・オキシクロル化装置 (24)・・・冷却器 (27)・・・熱交換器 (34)・・・容器 (36)・・・洗浄装置 (37)・・・貯蔵容器 (40)・・・塔 (43)、(44)・・・熱交換器 (44a)  ・・・レベル調整手段 (48)・・・容器 (50)、(57)・・・冷却器 (48a)  ・・・圧力調節手段 (53)・・・コンブレサー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)大気圧のもとで1,2−ジクロロエタンより高い沸
    点を有する物質を3重量%より少ない量含有する1,2
    −ジクロロエタンを、第一の塔において不純な1,2−
    ジクロロエタンを定常的供給しそしてこの塔からの溜液
    生成物を、第一の塔より低い圧力下にある第二の蒸留塔
    へ導入することによって1,2−ジクロロエタンを精製
    するに当たって、第一の塔の溜液生成物の搬出を、1,
    2−ジクロロエタンより高沸点の成分最高7重量%を含
    有するように調整し、第一の塔の頂部温度を125〜1
    80℃に調節し並びにこの塔の頂部から気体状の1,2
    −ジクロロエタンを流出させ、1,2−ジクロロエタン
    を含有する生成物流を加熱するのに役立つ1つまたは複
    数の熱交換器に案内し、次いで液体状態で一部分を上述
    の第一の塔に戻し、一部分を精製された生成物として搬
    出しそして他の目的の為に後で用いることを特徴とする
    、上記1,2−ジクロロエタンの精製方法。 2)1,2−ジクロロエタンより高沸点の成分最高7重
    量%を含有する第一の塔の溜液生成物が導入される第二
    の蒸留塔を5〜40kPaの圧力のもとで運転し、その
    際に40〜110℃のもとで触媒の存在下にエチレンと
    塩素との反応から得られる気体状の1,2−ジクロロエ
    タンを供給する特許請求の範囲第1項記載の方法。 3)40〜110℃のもとで触媒の存在下にエチレンと
    塩素との反応からの気体状の1,2−ジクロロエタンを
    、特許請求の範囲第1項記載の第一の塔中を支配する圧
    力に圧縮しそしてこの塔中に供給する特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 4)5〜40kPaの圧力のもとで運転する第二の蒸留
    塔の溜液生成物を熱交換器中で特許請求の範囲第1項記
    載の第一の塔からの気体状1,2−ジクロロエタンにて
    加熱する特許請求の範囲第2項記載の方法。 5)汚れた1,2−ジクロロエタンから、1,2−ジク
    ロロエタンより低い沸点を大気圧のもとで有している水
    および/または他の物質が留去される塔の溜液生成物を
    熱交換器中で特許請求の範囲第1項に記載の第一の塔か
    らの気体状1,2−ジクロロエタンを用いて加熱する特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 6)特許請求の範囲第1項記載の第一の塔からの気体状
    1,2−ジクロロエタンを、場合によては、1,2−ジ
    クロロエタンを含有する他の蒸留塔の溜液生成物を加熱
    するのに役立つ1つまたは複数の熱交換器を通過させた
    後に、1,2−ジクロロエタンからビニルコロライドが
    留去される塔からの、塩素と混合した溜液生成物が加熱
    される別の熱交換器に上記気体状1,2−ジクロロエタ
    ンの少なくとも一部分を通し、その後にこの溜液を特許
    請求の範囲第1項に記載の第一の塔に供給する特許請求
    の範囲第1項、第4項および第5項のいずれか一つに記
    載の方法。 7)特許請求の範囲第1項に記載の第一の塔の頂部から
    気体状態で引き出されそして少なくとも1つの熱交換器
    を通過する―その際に液体状態に変わる―気体状の1,
    2−ジクロロエタンを上記第一の塔からの1,2−ジク
    ロロエタンによって加熱しそして第一の塔中に戻す特許
    請求の範囲第1〜6項のいずれか一つに記載の方法。 8)特許請求の範囲第1項に記載の第一の塔の頂部から
    気体状態で引き出されそして少なくとも1つの熱交換器
    を通過する―その際に液体状態に変わる―1,2−ジク
    ロロエタンを上記第一の塔からの気体状の1,2−ジク
    ロロエタンによって加熱しそしてビニルクロライドを得
    る為に熱分解に供給する特許請求の範囲第1〜7項のい
    ずれか一つに記載の方法。
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