JPS61277637A - 1、2−ジクロロエタンの精製方法 - Google Patents
1、2−ジクロロエタンの精製方法Info
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- JPS61277637A JPS61277637A JP61121401A JP12140186A JPS61277637A JP S61277637 A JPS61277637 A JP S61277637A JP 61121401 A JP61121401 A JP 61121401A JP 12140186 A JP12140186 A JP 12140186A JP S61277637 A JPS61277637 A JP S61277637A
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S203/00—Distillation: processes, separatory
- Y10S203/09—Plural feed
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、特許請求の範囲第1項記載の1.2−ジクロ
ロエタンの精製方法に関する。
ロエタンの精製方法に関する。
1.2−ジクロロエタンは多量に生産されている。
その内の大部分は熱分解されて、ビニルクロライドと塩
素とされる。この熱分解の為に1.2−ジクロロエタン
は高純度でなけれんばならないゆ一般には1.2−ジク
ロロエタンの一部分だけが熱分解され、多(の部分は無
変化のままであり、分解副生成物を除いて精製した後に
再び分解段階に戻される。この場合1.2−ジクロロエ
タンの反応部分は新たに製造される生成物によって常に
補充される。上記の製造に用いられる反応は大体いずれ
の場合にも半分ずつエチレンと塩素との反応(以下、“
直接的塩素化”と称する)とエチレンと塩化水素および
酸素との反応(以下、“オキシクロル化”と称する)と
が用いられる。それらの種々の出所に依存して、1,2
−ジクロロエタンは一般に次の三種の種々の精製段階に
よって除かれる種々の不純物を含有している。
素とされる。この熱分解の為に1.2−ジクロロエタン
は高純度でなけれんばならないゆ一般には1.2−ジク
ロロエタンの一部分だけが熱分解され、多(の部分は無
変化のままであり、分解副生成物を除いて精製した後に
再び分解段階に戻される。この場合1.2−ジクロロエ
タンの反応部分は新たに製造される生成物によって常に
補充される。上記の製造に用いられる反応は大体いずれ
の場合にも半分ずつエチレンと塩素との反応(以下、“
直接的塩素化”と称する)とエチレンと塩化水素および
酸素との反応(以下、“オキシクロル化”と称する)と
が用いられる。それらの種々の出所に依存して、1,2
−ジクロロエタンは一般に次の三種の種々の精製段階に
よって除かれる種々の不純物を含有している。
1、水および低沸点化合物の留去、
2、1.2−ジクロロエタンの主要量の留去および3、
1.2−ジクロロエタンの残量の留去溜液中に高沸点化
合物が残留する。
1.2−ジクロロエタンの残量の留去溜液中に高沸点化
合物が残留する。
1、および2.の為の蒸留塔は一般に標準の大気圧のも
とで運転するが、3.の場合には減圧が用いられる。
とで運転するが、3.の場合には減圧が用いられる。
ところで、循環供給される1、2−ジクロロエタンは、
蒸留前に化学的媒体(例えば塩素)でしばしば前処理さ
れる。
蒸留前に化学的媒体(例えば塩素)でしばしば前処理さ
れる。
1.2−ジクロロエタンの精製を出来るだけ経済的に実
施する為に、生じるあるいは使用するエネルギーを出来
るだけ良好に利用することを可能とする方法が望まれて
いる。この目的の為に、エチレンを循環する媒体、殊に
1,2−ジクロロエタン中で1.2−ジクロロエタンの
蒸発温度より下で加圧下に塩素と反応させそしてその反
応混合物を低い圧力の領域に搬送する方法が公知である
。この領域において1.2−ジクロロエタンの一部分が
蒸発され、精留領域を通して精製されそして取り出され
、他方1.2−ジクロロエタンの残量は循環される。こ
の場合1.2−ジクロロエタンはエチレンと塩素との反
応で生じる反応熱によって精製される。
施する為に、生じるあるいは使用するエネルギーを出来
るだけ良好に利用することを可能とする方法が望まれて
いる。この目的の為に、エチレンを循環する媒体、殊に
1,2−ジクロロエタン中で1.2−ジクロロエタンの
蒸発温度より下で加圧下に塩素と反応させそしてその反
応混合物を低い圧力の領域に搬送する方法が公知である
。この領域において1.2−ジクロロエタンの一部分が
蒸発され、精留領域を通して精製されそして取り出され
、他方1.2−ジクロロエタンの残量は循環される。こ
の場合1.2−ジクロロエタンはエチレンと塩素との反
応で生じる反応熱によって精製される。
0.3〜1.3barの圧力および50〜90℃の温度
が用いられる他の公知の方法も同様に実施され、この場
合には塩素の一部分は反応生成物中に溶解される。この
溶解の前に反応混合物はオルトまたはメタ−クレゾール
またはその七ノーまたはジ−クロロ誘導体と混合される
。
が用いられる他の公知の方法も同様に実施され、この場
合には塩素の一部分は反応生成物中に溶解される。この
溶解の前に反応混合物はオルトまたはメタ−クレゾール
またはその七ノーまたはジ−クロロ誘導体と混合される
。
三番目の公知の方法は、エチレンと塩素との反応を75
〜200℃の温度および1〜15barの圧力のもとで
実施し、液状の反応混合物の一部を引き出しそしてこれ
を二つの流れに分けている。
〜200℃の温度および1〜15barの圧力のもとで
実施し、液状の反応混合物の一部を引き出しそしてこれ
を二つの流れに分けている。
この二つの流れの一方から、エチレンと塩素との反応に
よって再び後か形成される程の量の1゜2−ジクロロエ
タンを蒸発させる。蒸発された1゜2−ジクロロエタン
を精留し、未蒸発の生成物を反応領域に戻す。二つの流
れのもう一方は熱交換器を貫流させる。。その中に伝達
される熱量の一部は1,2−ジクロロエタンの蒸留の為
に用いられ、その陣地の手段で得られた1、2−ジクロ
ロエタンが混入されてもよい。高沸点の生成物は塔溜部
分から引き出される。
よって再び後か形成される程の量の1゜2−ジクロロエ
タンを蒸発させる。蒸発された1゜2−ジクロロエタン
を精留し、未蒸発の生成物を反応領域に戻す。二つの流
れのもう一方は熱交換器を貫流させる。。その中に伝達
される熱量の一部は1,2−ジクロロエタンの蒸留の為
に用いられ、その陣地の手段で得られた1、2−ジクロ
ロエタンが混入されてもよい。高沸点の生成物は塔溜部
分から引き出される。
最初に挙げた二つの方法は、1.2−ジクロロエタンよ
り蒸発し難い不純物が系中に残留している□このことが
困難をもたらす□という欠点を有している。若干の場合
には、異物質(クレゾール類またはその塩素化化合物)
を添加しなければならない。三つの方法全部が、オキシ
クロル化反応からの水含有1,2−ジクロロエタンを精
製するのに適していない。原則として、他の出所の1,
2−ジクロロエタンを添加することは第三番目の方法で
は確かに可能であるが、この添加は腐食の問題の為に水
が望ましくない直接塩素化反応器において行われる。
り蒸発し難い不純物が系中に残留している□このことが
困難をもたらす□という欠点を有している。若干の場合
には、異物質(クレゾール類またはその塩素化化合物)
を添加しなければならない。三つの方法全部が、オキシ
クロル化反応からの水含有1,2−ジクロロエタンを精
製するのに適していない。原則として、他の出所の1,
2−ジクロロエタンを添加することは第三番目の方法で
は確かに可能であるが、この添加は腐食の問題の為に水
が望ましくない直接塩素化反応器において行われる。
1.2−ジクロロエタンを蒸留する別の方法から、°高
沸点成分を分離する塔中で1.2−ジクロロエタンを大
気圧より高い(絶対圧)塔の頂部圧に調整し、該塔から
引き出される気体状の1.2−ジクロロエタンをコンプ
レチー中で塔の頂部圧力より少なくとも0.5kg/c
mz高い圧力にそして塔頂部温度より少なくとも7℃高
い温度にしそしてこの気体から熱を得ることは公知であ
る。この場合、塔頂部の圧力は標準状態の大気圧より0
゜5〜1.5kg/cm”高い圧力に調節しそしてコン
ブレチー中では塔頂部圧力より0.5〜2.0kg/c
m”の間の値にする。塔中の圧力が標準状態の大気圧よ
り1.5kg/cm”高く高められることおよび相応し
て塔を高い温度で稼働することは諌められている。何故
ならば、このことが高沸点成分が1.2−ジクロロエタ
ン中で分解することを促進し、それによって該高沸点成
分が精製の際に問題を引き起こすからである。
沸点成分を分離する塔中で1.2−ジクロロエタンを大
気圧より高い(絶対圧)塔の頂部圧に調整し、該塔から
引き出される気体状の1.2−ジクロロエタンをコンプ
レチー中で塔の頂部圧力より少なくとも0.5kg/c
mz高い圧力にそして塔頂部温度より少なくとも7℃高
い温度にしそしてこの気体から熱を得ることは公知であ
る。この場合、塔頂部の圧力は標準状態の大気圧より0
゜5〜1.5kg/cm”高い圧力に調節しそしてコン
ブレチー中では塔頂部圧力より0.5〜2.0kg/c
m”の間の値にする。塔中の圧力が標準状態の大気圧よ
り1.5kg/cm”高く高められることおよび相応し
て塔を高い温度で稼働することは諌められている。何故
ならば、このことが高沸点成分が1.2−ジクロロエタ
ン中で分解することを促進し、それによって該高沸点成
分が精製の際に問題を引き起こすからである。
この方法の欠点は、通常には、熱エネルギーによって直
接的に運転できず高価な電気的エネルギーによって運転
する費用の掛かるコンプレサーを用いる必要があること
である。
接的に運転できず高価な電気的エネルギーによって運転
する費用の掛かるコンプレサーを用いる必要があること
である。
本発明者は、上述の欠点を有さす且つ多大な投下資本を
必要とせずに殆ど手持ちの装置を用いて僅かな改造費用
にて実施できる方法を見出した。大気圧のもとで1.2
−ジクロロエタンより高沸点の成分を3重量%2より少
ない量含有する1、2−ジクロロエタンを第一の塔にお
いて不純な1,2−ジクロロエタンを定常的供給しそし
てこの塔からの溜液生成物を、第一の塔より低い圧力下
で運転する第二の蒸留塔へ導入することによって1.2
−ジクロロエタンを精製するこの方法は、第一の塔の溜
液生成物の搬出を、1,2−ジクロロエタンより高沸点
の成分最高7重量%を含有するように調整し、第一の塔
の頂部温度を125〜180℃に調節し並びにこの塔の
頂部から気体状の1,2−ジクロロエタンを流出させ、
1,2−ジクロロエタンを含有する生成物流を加熱する
のに役立つ1つまたは複数の熱交換器に案内し、次いで
液体状態で一部分を上述の第一の塔に戻し、一部分を精
製された生成物として搬出しそして他の目的の為に後で
用いることを特徴としている。
必要とせずに殆ど手持ちの装置を用いて僅かな改造費用
にて実施できる方法を見出した。大気圧のもとで1.2
−ジクロロエタンより高沸点の成分を3重量%2より少
ない量含有する1、2−ジクロロエタンを第一の塔にお
いて不純な1,2−ジクロロエタンを定常的供給しそし
てこの塔からの溜液生成物を、第一の塔より低い圧力下
で運転する第二の蒸留塔へ導入することによって1.2
−ジクロロエタンを精製するこの方法は、第一の塔の溜
液生成物の搬出を、1,2−ジクロロエタンより高沸点
の成分最高7重量%を含有するように調整し、第一の塔
の頂部温度を125〜180℃に調節し並びにこの塔の
頂部から気体状の1,2−ジクロロエタンを流出させ、
1,2−ジクロロエタンを含有する生成物流を加熱する
のに役立つ1つまたは複数の熱交換器に案内し、次いで
液体状態で一部分を上述の第一の塔に戻し、一部分を精
製された生成物として搬出しそして他の目的の為に後で
用いることを特徴としている。
本発明者は、塔の溜液生成物が1,2−ジクロロエタン
より高沸点の成分を最高7重量%、殊に2〜5重量%よ
り多く含有していない場合に、公知の従来技術と反対に
、1.2−ジクロロエタンが高沸点成分から分離される
塔を比較的に高い温度および相応する圧力のもとで困難
無〈実施できることを見出した。塔中に導入される1、
2−ジクロロエタンは3重量2より少なく高沸点成分を
含有しているべきである。これに当てはまらない場合に
は、塔を一般にもはや経済的に運転することができない
。導入される生成物は1゜2−ジクロロエタンより高沸
点の成分を0.1〜1重量%含有しているのが有利であ
る。
より高沸点の成分を最高7重量%、殊に2〜5重量%よ
り多く含有していない場合に、公知の従来技術と反対に
、1.2−ジクロロエタンが高沸点成分から分離される
塔を比較的に高い温度および相応する圧力のもとで困難
無〈実施できることを見出した。塔中に導入される1、
2−ジクロロエタンは3重量2より少なく高沸点成分を
含有しているべきである。これに当てはまらない場合に
は、塔を一般にもはや経済的に運転することができない
。導入される生成物は1゜2−ジクロロエタンより高沸
点の成分を0.1〜1重量%含有しているのが有利であ
る。
1.2−ジクロロエタンより高い沸点の成分を最高7重
量%含有する、上述の塔からの溜液生成物は、好ましく
は5〜40kPaの圧力のもとで運転される第二の蒸留
塔中に導入されそこにおいて第一の塔の溜液生成物から
の別の1.2−ジクロロエタンが留去される。40kP
aより高い圧力では1.2−ジクロロエタンの分離は不
完全にしか行えず、5kPaより下では装置上の費用が
一般に高くなり過ぎ且つそれにより追加的に達成される
効果がもはや釣り合っていない。8〜30kPaを用い
るのが好ましい。
量%含有する、上述の塔からの溜液生成物は、好ましく
は5〜40kPaの圧力のもとで運転される第二の蒸留
塔中に導入されそこにおいて第一の塔の溜液生成物から
の別の1.2−ジクロロエタンが留去される。40kP
aより高い圧力では1.2−ジクロロエタンの分離は不
完全にしか行えず、5kPaより下では装置上の費用が
一般に高くなり過ぎ且つそれにより追加的に達成される
効果がもはや釣り合っていない。8〜30kPaを用い
るのが好ましい。
本発明の特に有利な実施形態においては、5〜40kP
aの圧力のもとで運転する塔に、40〜110℃のもと
で触媒の存在下にエチレンと塩素との反応から得られる
気体状の1,2−ジクロロエタンを供給する。40℃よ
り下では熱の回収は興味のもてないものであり、110
℃より上では得られる副生成物は明らかに増加し、その
結果収率損失が生じそして高い精製費用が必要とされる
。
aの圧力のもとで運転する塔に、40〜110℃のもと
で触媒の存在下にエチレンと塩素との反応から得られる
気体状の1,2−ジクロロエタンを供給する。40℃よ
り下では熱の回収は興味のもてないものであり、110
℃より上では得られる副生成物は明らかに増加し、その
結果収率損失が生じそして高い精製費用が必要とされる
。
この場合、反応が行われる容器と塔との間に圧力調整手
段を連結するのが有利である。エチレンと塩素との反応
は公知方法に従って触媒量のルイス酸、例えば塩化鉄−
(III)の存在下に実施する。ヨーロッパ特許第08
2.342−A2に記載されている如き触媒系を用いる
のが有利である。
段を連結するのが有利である。エチレンと塩素との反応
は公知方法に従って触媒量のルイス酸、例えば塩化鉄−
(III)の存在下に実施する。ヨーロッパ特許第08
2.342−A2に記載されている如き触媒系を用いる
のが有利である。
別の有利な実施形態においては、上記の如く40〜11
0℃のもとで触媒の存在下にエチレンと塩素との反応で
得られる気体状の1.2−ジクロロエタンを、溜液中の
高沸点成分最高7重量%にて運転する塔中を支配する圧
力に圧縮しそしてこの塔中に供給する。
0℃のもとで触媒の存在下にエチレンと塩素との反応で
得られる気体状の1.2−ジクロロエタンを、溜液中の
高沸点成分最高7重量%にて運転する塔中を支配する圧
力に圧縮しそしてこの塔中に供給する。
溜液生成物が1.2−ジクロロエタンより高い沸点の物
質(以下、“高沸点成分”と称する)を最高7重量%含
有する塔は、125〜180℃の温度のもとで運転する
。125℃より下では、塔から気体状態で搬出される1
、2−ジクロロエタンの用途が著しく制限され、その結
果この場、合にはか\る生成物を従来技術に従って高圧
高温に圧縮するのが有利である。180℃より高い頂部
温度で塔を運転、する場合には、分解生成物によって相
当の困難が生じる。塔の頂部温度を130〜160℃、
特に135〜155℃に調節するのが殊に有利である。
質(以下、“高沸点成分”と称する)を最高7重量%含
有する塔は、125〜180℃の温度のもとで運転する
。125℃より下では、塔から気体状態で搬出される1
、2−ジクロロエタンの用途が著しく制限され、その結
果この場、合にはか\る生成物を従来技術に従って高圧
高温に圧縮するのが有利である。180℃より高い頂部
温度で塔を運転、する場合には、分解生成物によって相
当の困難が生じる。塔の頂部温度を130〜160℃、
特に135〜155℃に調節するのが殊に有利である。
上のパラグラフに記した塔は不純な1,2−ジクロロエ
タンの定常的添加下に運転する。このものは出所が色々
でもよい。例えば、反応生成物が液体状態で搬出される
場合には、触媒が通例の如く洗浄除去されそして洗浄さ
れた粗生成物が塔中で水および、1,2−ジクロロエタ
ンより低沸点の成分から分離された、エチレンの直接的
塩素化法から得られるものでもよい。また、オキシクロ
ル化法で得られるものでもよくそして前記の如く予め水
および、1.2−ジクロロエタンより低沸点の成分を分
離することによって精製。
タンの定常的添加下に運転する。このものは出所が色々
でもよい。例えば、反応生成物が液体状態で搬出される
場合には、触媒が通例の如く洗浄除去されそして洗浄さ
れた粗生成物が塔中で水および、1,2−ジクロロエタ
ンより低沸点の成分から分離された、エチレンの直接的
塩素化法から得られるものでもよい。また、オキシクロ
ル化法で得られるものでもよくそして前記の如く予め水
および、1.2−ジクロロエタンより低沸点の成分を分
離することによって精製。
されていれもよい。更に、1.2−ジクロロエタンは熱
分解によって得られ、この場合には1,2−ジクロロエ
タンは反応しておらず、熱分解の二次生成物から塩化水
素およびビニルクロライドを分離した後に得られる。か
\る生成物は、前精製、例えば塩素の添加による前精製
に委ねるのが有利であり、それによって望ましくない副
生成物は塩素化されそしてそれによいって容易に分離さ
れ得る。か\る塩素化は、30〜60℃の温度のもとで
行うのが有利である。何故ならば更に高い温度では1,
2−ジクロロエタンも攻撃されそして望ましくない生成
物損失並びに別の副反応が生じるからである。この場合
、上述の範囲にある温度に冷却し、回収される1、2−
ジクロロエタンを1:(2〜6)の割合で分け、その際
に僅かな量の方をエチレンの直接塩素化に供給するかま
たは、そこで不適当な触媒を用いて運転した場合には塩
化鉄−(I[I)の存在下に塩素と反応させるのが有利
である。回収される1、2−ジクロロエタンの多い量の
方は、触媒の不使用下に塩素と混合しそして特定の作用
時間の後に、125〜180℃のもとで運転される塔中
に直接的に供給する。添加する塩素の量は、生成物を塔
中に導入する以前に各1,000,000部の1.2−
ジクロロエタン当たり20部より少ない量の塩素を含有
するように決める。1:〉6の割合の場合には一般に純
粋な1,2−ジクロロエタン中のベンゼン含有量が多く
成り過ぎる。1:〈2の割合も可能であるが、一般に多
すぎる塩素化の費用が必要とされる。
分解によって得られ、この場合には1,2−ジクロロエ
タンは反応しておらず、熱分解の二次生成物から塩化水
素およびビニルクロライドを分離した後に得られる。か
\る生成物は、前精製、例えば塩素の添加による前精製
に委ねるのが有利であり、それによって望ましくない副
生成物は塩素化されそしてそれによいって容易に分離さ
れ得る。か\る塩素化は、30〜60℃の温度のもとで
行うのが有利である。何故ならば更に高い温度では1,
2−ジクロロエタンも攻撃されそして望ましくない生成
物損失並びに別の副反応が生じるからである。この場合
、上述の範囲にある温度に冷却し、回収される1、2−
ジクロロエタンを1:(2〜6)の割合で分け、その際
に僅かな量の方をエチレンの直接塩素化に供給するかま
たは、そこで不適当な触媒を用いて運転した場合には塩
化鉄−(I[I)の存在下に塩素と反応させるのが有利
である。回収される1、2−ジクロロエタンの多い量の
方は、触媒の不使用下に塩素と混合しそして特定の作用
時間の後に、125〜180℃のもとで運転される塔中
に直接的に供給する。添加する塩素の量は、生成物を塔
中に導入する以前に各1,000,000部の1.2−
ジクロロエタン当たり20部より少ない量の塩素を含有
するように決める。1:〉6の割合の場合には一般に純
粋な1,2−ジクロロエタン中のベンゼン含有量が多く
成り過ぎる。1:〈2の割合も可能であるが、一般に多
すぎる塩素化の費用が必要とされる。
125〜180℃で運転する塔の頂部から気体状の1.
2−ジクロロエタンを搬出しそして、1.2−ジクロロ
エタンを含有する生成物の流れを加熱するのに役立つ一
つまたは複数の熱交換器に通して導く。この気体状の1
,2−ジクロロエタンの可能な有利な用途には以下のも
のがある:a)水および/または、大気圧のもとで1.
2−ジクロロエタンより低い沸点を有する他の物質が蒸
留によって1,2−ジクロロエタンから留去される塔の
溜液生成物の加熱; b) 5〜40kPaの圧力のもとで運転されそして1
゜2−ジクロロエタンを高沸点成分から出来 るだけ完
全に分離する塔の溜液生成物の加熱:C)熱分解の際に
反応してない予め塩素化された1、2−ジクロロエタン
□このものは次いで125〜180℃のもとで運転する
塔中に直接的に供給される□の加熱; d) 125〜180℃で運転される塔中に還流液とし
て供給される以前にa)〜C)に記した工程のまたは他
の加熱工程の熱交換器を貫流した後に生じる凝縮されそ
して凝縮温度以下に冷却された液状の1,2−ジクロロ
エタンの部分流の加熱; e) a)〜C)に記、したまたは他の加熱工程の少な
くとも一つの熱交換器を貫流し、羊の後にそうして加熱
された液状1,2−ジクロロエタンをビニルクロライド
の製造の為の熱分解段階に供給される凝縮された液状1
.2−ジクロロエタンの部分流の加熱; 運転安全性の理由からおよび関連したできるだけ有利な
エネルギー利用を達成する為に・気体状1,2−ジクロ
ロエタンにて加熱されそして種々の塔の溜液生成物を加
熱するのに利用される熱交換器の他に、通例の如く水蒸
気で加熱することのできる二つ目の熱交換器を各々の場
合に更に準備することが有利である。また、熱交換器中
の液状1,2−ジクロロエタンの液面のレベルを調節し
そして、125〜180℃で運転される塔の頂部の圧力
の調節と連動させることも有利である。
2−ジクロロエタンを搬出しそして、1.2−ジクロロ
エタンを含有する生成物の流れを加熱するのに役立つ一
つまたは複数の熱交換器に通して導く。この気体状の1
,2−ジクロロエタンの可能な有利な用途には以下のも
のがある:a)水および/または、大気圧のもとで1.
2−ジクロロエタンより低い沸点を有する他の物質が蒸
留によって1,2−ジクロロエタンから留去される塔の
溜液生成物の加熱; b) 5〜40kPaの圧力のもとで運転されそして1
゜2−ジクロロエタンを高沸点成分から出来 るだけ完
全に分離する塔の溜液生成物の加熱:C)熱分解の際に
反応してない予め塩素化された1、2−ジクロロエタン
□このものは次いで125〜180℃のもとで運転する
塔中に直接的に供給される□の加熱; d) 125〜180℃で運転される塔中に還流液とし
て供給される以前にa)〜C)に記した工程のまたは他
の加熱工程の熱交換器を貫流した後に生じる凝縮されそ
して凝縮温度以下に冷却された液状の1,2−ジクロロ
エタンの部分流の加熱; e) a)〜C)に記、したまたは他の加熱工程の少な
くとも一つの熱交換器を貫流し、羊の後にそうして加熱
された液状1,2−ジクロロエタンをビニルクロライド
の製造の為の熱分解段階に供給される凝縮された液状1
.2−ジクロロエタンの部分流の加熱; 運転安全性の理由からおよび関連したできるだけ有利な
エネルギー利用を達成する為に・気体状1,2−ジクロ
ロエタンにて加熱されそして種々の塔の溜液生成物を加
熱するのに利用される熱交換器の他に、通例の如く水蒸
気で加熱することのできる二つ目の熱交換器を各々の場
合に更に準備することが有利である。また、熱交換器中
の液状1,2−ジクロロエタンの液面のレベルを調節し
そして、125〜180℃で運転される塔の頂部の圧力
の調節と連動させることも有利である。
本発明の方法は、1.2−ジクロロエタンを精製するの
に用いられるエネルギーを有効に利用することを可能と
する。本方法の特別の長所は、殆ど手元にある装置にお
いて、大きな改造および新しい装置用の投下資本なしに
、実施できることである。
に用いられるエネルギーを有効に利用することを可能と
する。本方法の特別の長所は、殆ど手元にある装置にお
いて、大きな改造および新しい装置用の投下資本なしに
、実施できることである。
以下の実施例によって本発明を更に詳細に説明する:
第1図は、本発明の方法を実施するのに適する装置を実
例を挙げて示している: 1500kPaまでの耐圧性
の蒸留塔(1)は、水蒸気で運転できる二つの熱交換器
(2)および(2a)に連結されている。塔の溜液は導
管(3)を通して減圧下での運転に適する塔(4)に案
内される。この塔は、再び二つの熱交換器に連結されて
いる。その内の一つ(5)は水蒸気で運転できる。二つ
の熱交換器のもう一つ(6)には導管(7)を通って交
差熱交換器(8)を通るかまたは導管(9)を通って、
塔(1)の頂部から引き出される熱い1,2−ジクロロ
エタン−ガスが直接的に導入される。熱交換器(6)か
らの凝縮液は導管(10)および(11)を通らて交差
熱交換器(8)を通るかまたは導管(12)゛を通って
純粋な1.2−ジクロロエタン用の貯蔵容器(13)中
に直接的に導入される。それの一部は導管(14)を通
って塔(1)に戻され、残りは導管(15)を通って純
粋な1,2−ジクロロエタン用の別の貯蔵容器(16)
に至る。そこから導管(17)を通って熱分解工程(1
8)に供給される。
例を挙げて示している: 1500kPaまでの耐圧性
の蒸留塔(1)は、水蒸気で運転できる二つの熱交換器
(2)および(2a)に連結されている。塔の溜液は導
管(3)を通して減圧下での運転に適する塔(4)に案
内される。この塔は、再び二つの熱交換器に連結されて
いる。その内の一つ(5)は水蒸気で運転できる。二つ
の熱交換器のもう一つ(6)には導管(7)を通って交
差熱交換器(8)を通るかまたは導管(9)を通って、
塔(1)の頂部から引き出される熱い1,2−ジクロロ
エタン−ガスが直接的に導入される。熱交換器(6)か
らの凝縮液は導管(10)および(11)を通らて交差
熱交換器(8)を通るかまたは導管(12)゛を通って
純粋な1.2−ジクロロエタン用の貯蔵容器(13)中
に直接的に導入される。それの一部は導管(14)を通
って塔(1)に戻され、残りは導管(15)を通って純
粋な1,2−ジクロロエタン用の別の貯蔵容器(16)
に至る。そこから導管(17)を通って熱分解工程(1
8)に供給される。
熱分解工程からの生成物はここでは詳細に記してない一
連の装置(19)において後処理される。
連の装置(19)において後処理される。
塩化ビニルは収集用容器(20)に案内されそしてそこ
から他の目的の為に用いられる。塩化水素は導管(21
)を通ってオキシクロル化装置(22)に導かれる。こ
の装置(22)中にはエチレンおよび、空気の状態の酸
素が供給される・ 熱分解の際に反応してない不純な1.2−ジクロロエタ
ンは、後処理工程(19)から導管(23)を通って冷
却器(24)に案内される。そこで約40〜60℃に冷
却される。導管(25)を通ってこの冷却器を離れ、二
つの部分流に分かれる。導管(26)においてこれら二
つの部分流の大きい方の流れの中に塩素が添加される。
から他の目的の為に用いられる。塩化水素は導管(21
)を通ってオキシクロル化装置(22)に導かれる。こ
の装置(22)中にはエチレンおよび、空気の状態の酸
素が供給される・ 熱分解の際に反応してない不純な1.2−ジクロロエタ
ンは、後処理工程(19)から導管(23)を通って冷
却器(24)に案内される。そこで約40〜60℃に冷
却される。導管(25)を通ってこの冷却器を離れ、二
つの部分流に分かれる。導管(26)においてこれら二
つの部分流の大きい方の流れの中に塩素が添加される。
塩素を完全に反応させるのに必要とされる一定の区間の
後に生成物は、熱交換器(27)を貫流し、加熱された
生成物は導管(28)を通って塔(1)に供給される。
後に生成物は、熱交換器(27)を貫流し、加熱された
生成物は導管(28)を通って塔(1)に供給される。
塔(1)の頂部から引き出される熱い1.2−ジクロロ
エタン−ガスから分流させて部分流とし、その部分流を
導管(29)を通りそして再び分流させた後に導管(3
0)を通って熱交換器(27)に案内し、そこでこのも
のは熱分解後処理工程(19)からの予備精製された循
環1.2−ジクロロエタンを加熱する。
エタン−ガスから分流させて部分流とし、その部分流を
導管(29)を通りそして再び分流させた後に導管(3
0)を通って熱交換器(27)に案内し、そこでこのも
のは熱分解後処理工程(19)からの予備精製された循
環1.2−ジクロロエタンを加熱する。
凝縮された液状1.2−ジクロロエタンは導管(31)
および(11)あるいは(12)を通って1,2−ジク
ロロエタン用の貯蔵用容器(13)に案内される。
および(11)あるいは(12)を通って1,2−ジク
ロロエタン用の貯蔵用容器(13)に案内される。
導管(25)からの冷却された循環1.2−ジクロロエ
タンの小さい方の部分流は導管(33)を通って容器(
34)に供給され、そこにおいて塩素および触媒、例え
ばFeCl 2と混合される。この容器から引き出され
、塩素で処理された液状1,2−ジクロロエタンは導管
(35)および洗浄器(36)を通って湿った1、2−
ジクロロエタン用の貯蔵容器(37)に供給される。同
じ貯蔵容器中に導管(38)を通ってオキシクロル化工
程(22)からの同様に水を含有する1、2−ジクロロ
エタンが案内される。
タンの小さい方の部分流は導管(33)を通って容器(
34)に供給され、そこにおいて塩素および触媒、例え
ばFeCl 2と混合される。この容器から引き出され
、塩素で処理された液状1,2−ジクロロエタンは導管
(35)および洗浄器(36)を通って湿った1、2−
ジクロロエタン用の貯蔵容器(37)に供給される。同
じ貯蔵容器中に導管(38)を通ってオキシクロル化工
程(22)からの同様に水を含有する1、2−ジクロロ
エタンが案内される。
この貯蔵用容器(37)から導管(39)を通して塔(
40)に供給される。この塔の頂部から導管(41)を
通って水と1.2−ジクロロエタンとの共沸混合物並び
に低沸点成分は引き出される。塔(40)の溜液は導管
(42)を通って塔(1)に供給される。塔(40)の
溜液を加熱する為に、二つの熱交換器が用いられ、その
内の一つ(43)には水蒸気を供給することができる。
40)に供給される。この塔の頂部から導管(41)を
通って水と1.2−ジクロロエタンとの共沸混合物並び
に低沸点成分は引き出される。塔(40)の溜液は導管
(42)を通って塔(1)に供給される。塔(40)の
溜液を加熱する為に、二つの熱交換器が用いられ、その
内の一つ(43)には水蒸気を供給することができる。
もう一つの熱交換器(44)には導管(29)および(
45)を通って、塔(1)の頂部から引き出される熱い
1,2−ジクロロエタン−ガスが案内される。凝縮した
1、2−ジクロロエタンは導管(46)および(11)
または(12)を通って純粋な1,2−ジクロロエタン
用の容器(13)に流れる。
45)を通って、塔(1)の頂部から引き出される熱い
1,2−ジクロロエタン−ガスが案内される。凝縮した
1、2−ジクロロエタンは導管(46)および(11)
または(12)を通って純粋な1,2−ジクロロエタン
用の容器(13)に流れる。
循環1.2−ジクロロエタンの別々の塩素化が必要ない
場合には、導管(25)を通って到達する生成物の少な
い方の部分流れを導管(47)を通って容器(48)に
案内する。その容器中では液状の1゜2〜ジクロロエタ
ン中で触媒の存在下にエチレンと塩素とが反応している
。この反応混合物を環状導管(49)および冷却器(5
0)を通って冷却される。
場合には、導管(25)を通って到達する生成物の少な
い方の部分流れを導管(47)を通って容器(48)に
案内する。その容器中では液状の1゜2〜ジクロロエタ
ン中で触媒の存在下にエチレンと塩素とが反応している
。この反応混合物を環状導管(49)および冷却器(5
0)を通って冷却される。
容器(48)の頂部から圧力調節手段(48a)を介し
て気体状の1.2−ジクロロエタンを取り出しそして導
管(51)および(52)を通って塔(4)に供給する
かまたは導管(51)、コンプレサ−(53)および導
管(54)を介して相応する圧力にし、塔(1)に供給
する。
て気体状の1.2−ジクロロエタンを取り出しそして導
管(51)および(52)を通って塔(4)に供給する
かまたは導管(51)、コンプレサ−(53)および導
管(54)を介して相応する圧力にし、塔(1)に供給
する。
塔(4)の溜液は専管(55)を通ってこの塔を離れる
。該溜液は実質的に高沸点成分より成る。
。該溜液は実質的に高沸点成分より成る。
塔(4)の頂部からは導管(56)を通って気体状の1
.2−ジクロロエタンが引き出され、冷却器(57)に
おいて凝縮されそして一部は導管(57)を通って塔(
4)に戻され、残りの部分は導管(32)、(31)、
(11)または(12)を通って純粋な182−ジクロ
ロエタン用の容器に供給される。熱交換器(6)および
(44)のレベル調整手段(6a)および(44a)は
塔(1)の圧力調節手段(1a)によって制御される。
.2−ジクロロエタンが引き出され、冷却器(57)に
おいて凝縮されそして一部は導管(57)を通って塔(
4)に戻され、残りの部分は導管(32)、(31)、
(11)または(12)を通って純粋な182−ジクロ
ロエタン用の容器に供給される。熱交換器(6)および
(44)のレベル調整手段(6a)および(44a)は
塔(1)の圧力調節手段(1a)によって制御される。
必要な場合には、塔(1)の頂部から引き出される熱い
気体状の1.2−ジクロロエタンにて、導管(29)お
よび(59)を通して他の好ましくは1.2−ジクロロ
エタン含有物質を加熱してもよい。同様に必要な場合に
はエチレンと塩素との反応の冷却循環系から液体の一部
を導管(60)を通して取り出し、洗浄器(36)に供
給してもよい。
気体状の1.2−ジクロロエタンにて、導管(29)お
よび(59)を通して他の好ましくは1.2−ジクロロ
エタン含有物質を加熱してもよい。同様に必要な場合に
はエチレンと塩素との反応の冷却循環系から液体の一部
を導管(60)を通して取り出し、洗浄器(36)に供
給してもよい。
実旌勇」
第1図に従う装置を用いる。但し以下の部分は利用しな
い:導管(33)、容器(34)、導管(35)・圧力
調節手段(48a) 、導管(51)、(52)、(5
4)およびコンプレサ−(53)。容器(48)中でエ
チレンと塩素とから製造される1、2−ジクロロエタン
を導管(60)を通して洗浄器(26)に供給する。循
環1.2−ジクロロエタンの少ない方の部分流を導管(
47)を通して容器(48)に供給する。
い:導管(33)、容器(34)、導管(35)・圧力
調節手段(48a) 、導管(51)、(52)、(5
4)およびコンプレサ−(53)。容器(48)中でエ
チレンと塩素とから製造される1、2−ジクロロエタン
を導管(60)を通して洗浄器(26)に供給する。循
環1.2−ジクロロエタンの少ない方の部分流を導管(
47)を通して容器(48)に供給する。
塩化鉄−(I[[)触媒を用いて、標準の大気圧および
50℃での直接的塩素化工程(容器48)において2.
87重量部の1.2−ジクロロエタンを製造する。この
1,2−ジクロロエタンは低沸点成分としての0.09
8重量%のエチルクロライドと高沸点成分としての1.
1.2−トリクロロエタンによって汚れている(各重量
%は粗生成物を基準とする)。1.2−ジクロロエタン
は導管(60)を通して液状で取り出しそして容器(3
6)中で水で洗浄する。同時に直接的塩素化工程(48
)に導管(47)を通して、熱分解の際に反応してない
1.08重量部の1.2−ジクロロエタンを供給する。
50℃での直接的塩素化工程(容器48)において2.
87重量部の1.2−ジクロロエタンを製造する。この
1,2−ジクロロエタンは低沸点成分としての0.09
8重量%のエチルクロライドと高沸点成分としての1.
1.2−トリクロロエタンによって汚れている(各重量
%は粗生成物を基準とする)。1.2−ジクロロエタン
は導管(60)を通して液状で取り出しそして容器(3
6)中で水で洗浄する。同時に直接的塩素化工程(48
)に導管(47)を通して、熱分解の際に反応してない
1.08重量部の1.2−ジクロロエタンを供給する。
容器(22)において塩化水素、エチレンおよび空気中
酸素から2.7重量部の1.2−ジクロロエタンを製造
する。このものは99.2重量%の1.2−ジクロロエ
タンを含有しており、(残りは1.2−ジクロロエタン
より低い沸点のおよび高い沸点の成分である)そして容
器(37)に案内される。直接的塩素化工程(48)と
オキシクロル化工程(22)とのそこにおいて−緒にさ
れた生成物から、塔(40)において水および低沸点成
分を除く。この塔の溜液を熱交換器(43)によって水
蒸気にてそして熱交換器(44)によって気体状1.2
−ジクロロエタンにて加熱する。この塔は75℃の頂部
温度のもとで標準の大気圧下で運転する。
酸素から2.7重量部の1.2−ジクロロエタンを製造
する。このものは99.2重量%の1.2−ジクロロエ
タンを含有しており、(残りは1.2−ジクロロエタン
より低い沸点のおよび高い沸点の成分である)そして容
器(37)に案内される。直接的塩素化工程(48)と
オキシクロル化工程(22)とのそこにおいて−緒にさ
れた生成物から、塔(40)において水および低沸点成
分を除く。この塔の溜液を熱交換器(43)によって水
蒸気にてそして熱交換器(44)によって気体状1.2
−ジクロロエタンにて加熱する。この塔は75℃の頂部
温度のもとで標準の大気圧下で運転する。
塔(40)の溜液は塔(1)に導入しそしてそこで13
0℃の頂部温度および364kPaの塔頂゛部圧のもと
で精留する。塔(1)の溜液から、1,2−ジクロロエ
タンの他に1.2−ジクロロエタンより高沸点の成分3
.6重量%を含有する1、9重量部の生成物を取り出す
。塔(1)の頂部から10.65重量部の熱い気体状1
.2−ジクロロエタンを取り出しそして前述のおよび後
記の熱交換器に案内し、それらの中でそれぞれ1.2−
ジクロロエタンを含有する生成物を加熱する。塔(1)
の溜液は水蒸気で加熱する。溜液生成物を塔(4)に案
内しそしてそこにおいて45℃の頂部温度および25k
Paの塔頂部圧力のもとで蒸留する。塔(4)の溜液は
その一部分を水蒸気で加熱し、一部分は塔(1)からの
気体状の1.2−ジクロロエタンにて加熱する。
0℃の頂部温度および364kPaの塔頂゛部圧のもと
で精留する。塔(1)の溜液から、1,2−ジクロロエ
タンの他に1.2−ジクロロエタンより高沸点の成分3
.6重量%を含有する1、9重量部の生成物を取り出す
。塔(1)の頂部から10.65重量部の熱い気体状1
.2−ジクロロエタンを取り出しそして前述のおよび後
記の熱交換器に案内し、それらの中でそれぞれ1.2−
ジクロロエタンを含有する生成物を加熱する。塔(1)
の溜液は水蒸気で加熱する。溜液生成物を塔(4)に案
内しそしてそこにおいて45℃の頂部温度および25k
Paの塔頂部圧力のもとで蒸留する。塔(4)の溜液は
その一部分を水蒸気で加熱し、一部分は塔(1)からの
気体状の1.2−ジクロロエタンにて加熱する。
公知の方法で運転される熱可塑性組成物重量%の純度の
1.2−ジクロロエタンを熱交換器分解し、次いで冷却
しそして蒸留処理する。この場合に分解生成物から分離
される塩化水素は、上記の別のオキシクロル化工程(容
器22)においてエチレンおよび空気と反応させられ、
同様に分離されるビニルクロラドは他の用途の為の貯蔵
容器(20)に供給される。溜液生成物として蒸留段階
で生じる、副生成物で汚れた未反応の1゜2−ジクロロ
エタンは最初に40℃に冷却され、次いで3:1の割合
に分けられる。分けられた量の少ない部分(1,08重
量部)は、上記の如く容器(48)においての直接的塩
素化工程に供給される。
1.2−ジクロロエタンを熱交換器分解し、次いで冷却
しそして蒸留処理する。この場合に分解生成物から分離
される塩化水素は、上記の別のオキシクロル化工程(容
器22)においてエチレンおよび空気と反応させられ、
同様に分離されるビニルクロラドは他の用途の為の貯蔵
容器(20)に供給される。溜液生成物として蒸留段階
で生じる、副生成物で汚れた未反応の1゜2−ジクロロ
エタンは最初に40℃に冷却され、次いで3:1の割合
に分けられる。分けられた量の少ない部分(1,08重
量部)は、上記の如く容器(48)においての直接的塩
素化工程に供給される。
多量の部分(3,24重量部)は塩素と混合さる。
その塩素の量は塔(1)中に導入する前の生成物の塩素
含有量が0.002重量%以下であるように決める。塩
素添加後の区間の為に、このように処理した1、2−ジ
クロロエタンを熱交換器(27)中で、塔(1)からの
熱い気体状の1.2−ジクロロエタンにて加熱しそして
導管(28)を通してこの塔に供給する。熱交換器(6
) 、(44)および(27)並びに冷却器(57)か
らの−緒にされた凝縮液状1゜2−ジクロロエタンの流
れは、第1図から判るように、導管(11)を通って交
差熱交換器(8)を通り案内され、この熱交換器中で塔
(1)からの1゜2−ジクロロエタン−ガスにて加熱さ
れる。次いでこの場合に加熱の為に用いる実質的に気体
状態のままの1.2−ジクロロエタンは、塔(4)の溜
液を加熱する熱交換器(6)を貫流する。熱分解におい
て反応していない1.2−ジクロロエタンの分流割合は
、容器(13)中の生成物が0.1重1χより少ないベ
ンゼン含有量であるように調整する。この値が高い場合
には、導管(47)を通って直接的塩素化工程に供給さ
れる1、2−ジクロロエタンの一部分が導管(26)を
貫流する部分流の価格を高める。
含有量が0.002重量%以下であるように決める。塩
素添加後の区間の為に、このように処理した1、2−ジ
クロロエタンを熱交換器(27)中で、塔(1)からの
熱い気体状の1.2−ジクロロエタンにて加熱しそして
導管(28)を通してこの塔に供給する。熱交換器(6
) 、(44)および(27)並びに冷却器(57)か
らの−緒にされた凝縮液状1゜2−ジクロロエタンの流
れは、第1図から判るように、導管(11)を通って交
差熱交換器(8)を通り案内され、この熱交換器中で塔
(1)からの1゜2−ジクロロエタン−ガスにて加熱さ
れる。次いでこの場合に加熱の為に用いる実質的に気体
状態のままの1.2−ジクロロエタンは、塔(4)の溜
液を加熱する熱交換器(6)を貫流する。熱分解におい
て反応していない1.2−ジクロロエタンの分流割合は
、容器(13)中の生成物が0.1重1χより少ないベ
ンゼン含有量であるように調整する。この値が高い場合
には、導管(47)を通って直接的塩素化工程に供給さ
れる1、2−ジクロロエタンの一部分が導管(26)を
貫流する部分流の価格を高める。
純粋な1,2−ジクロロエタンは125℃の温度を有す
る容器(13)から導管(15)を通って容器(16)
に流れる。
る容器(13)から導管(15)を通って容器(16)
に流れる。
” この方法の場合には、純粋な1.2−ジクロロエタ
ン1kg当たり131kJの比エネルギー消費量が記録
される。
ン1kg当たり131kJの比エネルギー消費量が記録
される。
此MJu良」
実施例1に記載の如〈実施する。但し熱交換器(6)
、(44)および(27)は水蒸気によって加熱される
。塔(1)は90℃の温度および120kPaO塔頂部
圧力のもとで運転する。塔(1)の頂部生成物は凝縮す
るまで冷却器(第1図には記してない)中で冷却し、次
いで容器(13)中に導入し、そこから70℃の温度で
導管(15)を通して容器(16)に流れる。この方法
の場合には、純粋な1.2一ジクロロエタン1kg当た
り867kJの比エネルギー消費量が測定される。
、(44)および(27)は水蒸気によって加熱される
。塔(1)は90℃の温度および120kPaO塔頂部
圧力のもとで運転する。塔(1)の頂部生成物は凝縮す
るまで冷却器(第1図には記してない)中で冷却し、次
いで容器(13)中に導入し、そこから70℃の温度で
導管(15)を通して容器(16)に流れる。この方法
の場合には、純粋な1.2一ジクロロエタン1kg当た
り867kJの比エネルギー消費量が測定される。
大施勇」
第1図に従う装置を用いる。但し以下の装置部分は用い
ない:導管(47)、(52)および(60)。
ない:導管(47)、(52)および(60)。
容器(48)中でエチレンと塩素との反応によってドイ
ツ特許出願筒3,148,450号明細書に記載されて
いる如き鉄含有触媒の使用下に97℃および150kP
aの圧力のもとで2.86部の1.2−ジクロロエタン
を製造する。この1.2−ジクロロエタンは低沸点成分
としての0.005重量%のエチルクロうイドと高沸点
成分としての0.103重′Iχの1゜1.2−)ジク
ロロエタンによって汚れている。この生成物を気体状態
で導管(51)をターボコンプレサ−(53)に供給し
、そこで150kPaから450kPaに圧縮しそして
140℃の温度に加熱し、導管(54)を通して塔(1
)に供給する。
ツ特許出願筒3,148,450号明細書に記載されて
いる如き鉄含有触媒の使用下に97℃および150kP
aの圧力のもとで2.86部の1.2−ジクロロエタン
を製造する。この1.2−ジクロロエタンは低沸点成分
としての0.005重量%のエチルクロうイドと高沸点
成分としての0.103重′Iχの1゜1.2−)ジク
ロロエタンによって汚れている。この生成物を気体状態
で導管(51)をターボコンプレサ−(53)に供給し
、そこで150kPaから450kPaに圧縮しそして
140℃の温度に加熱し、導管(54)を通して塔(1
)に供給する。
1.2−ジクロロエタンの熱分解および分解生成物の後
処理は実施例1に記載の如(行う。この熱分解の際に反
応してない不純な1,2−ジクロロエタンを40℃に冷
却し、゛再び1:3の割合に分ける。分けられた量の少
ない部分(1,08重量部)は、導管(33)を通って
容器(34)に流入し、そこで塩化鉄(III)の存在
下に塩素と混合する。この塩素化生成物は導管(35)
を通して水洗浄器(36)にそしてそこから貯蔵用容器
(37)に流入し、そこでオキシクロロ化段階(22)
から導管(38)を通って到達する1、2−ジクロロエ
タン流と一緒になる。次いで一緒になった流れから実施
例1に記載の如く塔(40)において水および低沸点成
分を分離し、この塔の溜液を塔(1)に供給する。
処理は実施例1に記載の如(行う。この熱分解の際に反
応してない不純な1,2−ジクロロエタンを40℃に冷
却し、゛再び1:3の割合に分ける。分けられた量の少
ない部分(1,08重量部)は、導管(33)を通って
容器(34)に流入し、そこで塩化鉄(III)の存在
下に塩素と混合する。この塩素化生成物は導管(35)
を通して水洗浄器(36)にそしてそこから貯蔵用容器
(37)に流入し、そこでオキシクロロ化段階(22)
から導管(38)を通って到達する1、2−ジクロロエ
タン流と一緒になる。次いで一緒になった流れから実施
例1に記載の如く塔(40)において水および低沸点成
分を分離し、この塔の溜液を塔(1)に供給する。
熱分解工程において反応していない不純な1゜2−ジク
ロロエタンの多い方の部分流(3,24重量部)を、実
施例1に記載の如く塩素と混合し、加熱しそして塔(1
)に供給する。
ロロエタンの多い方の部分流(3,24重量部)を、実
施例1に記載の如く塩素と混合し、加熱しそして塔(1
)に供給する。
塔(1)は135℃の頂部温度および塔の頂部圧力40
0kPaのもとで運転する。塔の頂部から10゜65重
量部の1.2−ジクロロエタンを気体状態で引き出しそ
して実施例1に記載の如く熱交換器(27)、(44)
並びに交差熱交換器(8)を介して熱交換器(6)に導
入する。ff1.Dの凝縮した1、2−ジクロロエタン
を熱交換器がら容器(13)に実施例1に記載の如く戻
す。
0kPaのもとで運転する。塔の頂部から10゜65重
量部の1.2−ジクロロエタンを気体状態で引き出しそ
して実施例1に記載の如く熱交換器(27)、(44)
並びに交差熱交換器(8)を介して熱交換器(6)に導
入する。ff1.Dの凝縮した1、2−ジクロロエタン
を熱交換器がら容器(13)に実施例1に記載の如く戻
す。
塔(1)の溜液から、1.2−ジクロロエタンの他に1
,2−ジクロロエタンより高い沸点の物質3.5重量%
を含有する1、9重量部の生成物を引き出す。この生成
物を塔(4)に供給しそしてそこで40℃の頂部温度お
よび20kPaの塔頂部圧力にて蒸留する。この塔の溜
液生成物および頂部生成物を第1図に記載されているよ
うに処理するする。
,2−ジクロロエタンより高い沸点の物質3.5重量%
を含有する1、9重量部の生成物を引き出す。この生成
物を塔(4)に供給しそしてそこで40℃の頂部温度お
よび20kPaの塔頂部圧力にて蒸留する。この塔の溜
液生成物および頂部生成物を第1図に記載されているよ
うに処理するする。
純粋な1.2−ジクロロエタン1kg 当たり35kJ
の比エネルギー消費量が記録される。
の比エネルギー消費量が記録される。
実施■」
第1図に記載されている如き装置を用いてる。
但し次の装置部分は利用しない:導管換器(47)およ
び(60)、コンプレサー(53)および導管(54)
。
び(60)、コンプレサー(53)および導管(54)
。
ドイツ特許出願筒3.148.450号明細書に従う鉄
含有触媒を用いて容器(48)中でエチレンと塩素とを
97℃および150kPaの圧力のもとで2.86重置
部の1,2−ジクロロエタンを得る。導管(51)を通
して搬出される気体状の1,2−ジクロロエタンは、低
沸点成分としての0.0049重量%のエチレンクロラ
イドおよび高沸点成分としての0.097fEIχの1
.1.2− トリクロロエタンで汚ごれている(上記重
量%は全て汚れた生成物を基準とする)。圧力降下弁を
通した後に、導管(51)中を運搬される1、2−ジク
ロロエタンは導管(52)を介して塔(4)に導入され
る。この塔(4)は50℃の頂部温度および30kPa
の塔頂部圧力のもとで運転される。
含有触媒を用いて容器(48)中でエチレンと塩素とを
97℃および150kPaの圧力のもとで2.86重置
部の1,2−ジクロロエタンを得る。導管(51)を通
して搬出される気体状の1,2−ジクロロエタンは、低
沸点成分としての0.0049重量%のエチレンクロラ
イドおよび高沸点成分としての0.097fEIχの1
.1.2− トリクロロエタンで汚ごれている(上記重
量%は全て汚れた生成物を基準とする)。圧力降下弁を
通した後に、導管(51)中を運搬される1、2−ジク
ロロエタンは導管(52)を介して塔(4)に導入され
る。この塔(4)は50℃の頂部温度および30kPa
の塔頂部圧力のもとで運転される。
塔(1)を、160℃の頂部温度および650kPaの
塔頂部圧力で運転する。塔(1)頂部から6.9重量部
の気体状1.2−ジクロロエタンを引き出しそして実施
例1に記載の如(他の目的に用いる。
塔頂部圧力で運転する。塔(1)頂部から6.9重量部
の気体状1.2−ジクロロエタンを引き出しそして実施
例1に記載の如(他の目的に用いる。
塔(1)の溜液から、1.2−ジクロロエタンの他に1
.2−ジクロロエタンより高沸点の成分3.4重量%を
含有する1、9重量部の生成物を引き出し、そして塔(
4)に導入する。
.2−ジクロロエタンより高沸点の成分3.4重量%を
含有する1、9重量部の生成物を引き出し、そして塔(
4)に導入する。
熱分解で反応していない不純な1.2−ジクロロエタン
を、実施例3において実施例2に記載の、如く後処理す
る。その他の点については、実施例1あるいは第1図に
ついての説明から判るように実施する。
を、実施例3において実施例2に記載の、如く後処理す
る。その他の点については、実施例1あるいは第1図に
ついての説明から判るように実施する。
純粋な1.2−ジクロロエタン1kg当たり101kJ
の比エネルギー消費量が記録される。
の比エネルギー消費量が記録される。
全ての実施例並びに比較実験において、全ての重量部の
表示は同じ時間単位に関する。
表示は同じ時間単位に関する。
第1図は本発明の方法を実施するのに適する装置を実例
を挙げて示したものである。図中の記号は以下の意味を
有する: (1)・・・蒸留塔 (1a)・・・圧力調節手段 (2) 、(2a)、(5) 、(6) ・・・熱交
換器(4)・・・塔 (6a)・・・レベル調整手段 (8)・・・交差熱交換器 (13)、(16)・・・純粋な1.2−ジクロロエタ
ンの貯蔵容器 (18)・・・熱分解工程 (19)・・・熱分解生成物の一連の後処理装置(20
)・・・収集用装置 (22)・・・オキシクロル化装置 (24)・・・冷却器 (27)・・・熱交換器 (34)・・・容器 (36)・・・洗浄装置 (37)・・・貯蔵容器 (40)・・・塔 (43)、(44)・・・熱交換器 (44a) ・・・レベル調整手段 (48)・・・容器 (50)、(57)・・・冷却器 (48a) ・・・圧力調節手段 (53)・・・コンブレサー
を挙げて示したものである。図中の記号は以下の意味を
有する: (1)・・・蒸留塔 (1a)・・・圧力調節手段 (2) 、(2a)、(5) 、(6) ・・・熱交
換器(4)・・・塔 (6a)・・・レベル調整手段 (8)・・・交差熱交換器 (13)、(16)・・・純粋な1.2−ジクロロエタ
ンの貯蔵容器 (18)・・・熱分解工程 (19)・・・熱分解生成物の一連の後処理装置(20
)・・・収集用装置 (22)・・・オキシクロル化装置 (24)・・・冷却器 (27)・・・熱交換器 (34)・・・容器 (36)・・・洗浄装置 (37)・・・貯蔵容器 (40)・・・塔 (43)、(44)・・・熱交換器 (44a) ・・・レベル調整手段 (48)・・・容器 (50)、(57)・・・冷却器 (48a) ・・・圧力調節手段 (53)・・・コンブレサー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)大気圧のもとで1,2−ジクロロエタンより高い沸
点を有する物質を3重量%より少ない量含有する1,2
−ジクロロエタンを、第一の塔において不純な1,2−
ジクロロエタンを定常的供給しそしてこの塔からの溜液
生成物を、第一の塔より低い圧力下にある第二の蒸留塔
へ導入することによって1,2−ジクロロエタンを精製
するに当たって、第一の塔の溜液生成物の搬出を、1,
2−ジクロロエタンより高沸点の成分最高7重量%を含
有するように調整し、第一の塔の頂部温度を125〜1
80℃に調節し並びにこの塔の頂部から気体状の1,2
−ジクロロエタンを流出させ、1,2−ジクロロエタン
を含有する生成物流を加熱するのに役立つ1つまたは複
数の熱交換器に案内し、次いで液体状態で一部分を上述
の第一の塔に戻し、一部分を精製された生成物として搬
出しそして他の目的の為に後で用いることを特徴とする
、上記1,2−ジクロロエタンの精製方法。 2)1,2−ジクロロエタンより高沸点の成分最高7重
量%を含有する第一の塔の溜液生成物が導入される第二
の蒸留塔を5〜40kPaの圧力のもとで運転し、その
際に40〜110℃のもとで触媒の存在下にエチレンと
塩素との反応から得られる気体状の1,2−ジクロロエ
タンを供給する特許請求の範囲第1項記載の方法。 3)40〜110℃のもとで触媒の存在下にエチレンと
塩素との反応からの気体状の1,2−ジクロロエタンを
、特許請求の範囲第1項記載の第一の塔中を支配する圧
力に圧縮しそしてこの塔中に供給する特許請求の範囲第
1項記載の方法。 4)5〜40kPaの圧力のもとで運転する第二の蒸留
塔の溜液生成物を熱交換器中で特許請求の範囲第1項記
載の第一の塔からの気体状1,2−ジクロロエタンにて
加熱する特許請求の範囲第2項記載の方法。 5)汚れた1,2−ジクロロエタンから、1,2−ジク
ロロエタンより低い沸点を大気圧のもとで有している水
および/または他の物質が留去される塔の溜液生成物を
熱交換器中で特許請求の範囲第1項に記載の第一の塔か
らの気体状1,2−ジクロロエタンを用いて加熱する特
許請求の範囲第1項記載の方法。 6)特許請求の範囲第1項記載の第一の塔からの気体状
1,2−ジクロロエタンを、場合によては、1,2−ジ
クロロエタンを含有する他の蒸留塔の溜液生成物を加熱
するのに役立つ1つまたは複数の熱交換器を通過させた
後に、1,2−ジクロロエタンからビニルコロライドが
留去される塔からの、塩素と混合した溜液生成物が加熱
される別の熱交換器に上記気体状1,2−ジクロロエタ
ンの少なくとも一部分を通し、その後にこの溜液を特許
請求の範囲第1項に記載の第一の塔に供給する特許請求
の範囲第1項、第4項および第5項のいずれか一つに記
載の方法。 7)特許請求の範囲第1項に記載の第一の塔の頂部から
気体状態で引き出されそして少なくとも1つの熱交換器
を通過する―その際に液体状態に変わる―気体状の1,
2−ジクロロエタンを上記第一の塔からの1,2−ジク
ロロエタンによって加熱しそして第一の塔中に戻す特許
請求の範囲第1〜6項のいずれか一つに記載の方法。 8)特許請求の範囲第1項に記載の第一の塔の頂部から
気体状態で引き出されそして少なくとも1つの熱交換器
を通過する―その際に液体状態に変わる―1,2−ジク
ロロエタンを上記第一の塔からの気体状の1,2−ジク
ロロエタンによって加熱しそしてビニルクロライドを得
る為に熱分解に供給する特許請求の範囲第1〜7項のい
ずれか一つに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3519161.9 | 1985-05-29 | ||
DE19853519161 DE3519161A1 (de) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | Verfahren zur reinigung von 1,2-dichlorethan |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61277637A true JPS61277637A (ja) | 1986-12-08 |
Family
ID=6271861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61121401A Pending JPS61277637A (ja) | 1985-05-29 | 1986-05-28 | 1、2−ジクロロエタンの精製方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4747914A (ja) |
EP (1) | EP0203478B1 (ja) |
JP (1) | JPS61277637A (ja) |
CA (1) | CA1279658C (ja) |
DE (2) | DE3519161A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003509480A (ja) * | 1999-09-22 | 2003-03-11 | ウーデ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 1,2−ジクロロエタンを製造する際に熱を利用するための方法および装置 |
JP2009542182A (ja) * | 2006-06-30 | 2009-11-26 | アーベーベー・テヒノロギー・アーゲー | Hvdcシステム及びhvdcシステムの電圧源変換器の制御方法 |
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---|---|---|---|---|
DE4011820A1 (de) * | 1990-04-12 | 1991-10-17 | Hoechst Ag | Verfahren zur herstellung von gemischen aus chlortetrafluorethan und octafluorcyclobutan |
TW290470B (ja) * | 1993-12-28 | 1996-11-11 | Mitsubishi Chemicals Co Ltd | |
DE19953762C2 (de) * | 1999-11-09 | 2003-07-10 | Uhde Gmbh | Verfahren zur Nutzung der bei der 1,2-Dichlorethan-Herstellung im Direktchlorierungsreaktor anfallenden Wärme |
DE102004022735A1 (de) * | 2004-05-07 | 2005-12-01 | Vinnolit Gmbh & Co. Kg | Geteilte EDC-Kolonne |
RU2448941C1 (ru) * | 2010-11-30 | 2012-04-27 | Государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования Волгоградский государственный технический университет (ВолгГТУ) | Способ выделения 1,2-дихлорэтана |
DE102011120479A1 (de) * | 2011-12-08 | 2013-06-13 | Thyssenkrupp Uhde Gmbh | Verfahren zur Wärmerückgewinnung in Vinylchlorid-Monomeranlagen oder im Anlagenverbund Vinylchlorid / Polyvinylchlorid und dafür geeignete Vorrichtung |
ES2748391T3 (es) * | 2011-12-08 | 2020-03-16 | Thyssenkrupp Ind Solutions Ag | Procedimiento para la recuperación de calor en instalaciones de monómero de cloruro de vinilo o en el ensamblaje de instalaciones de cloruro de vinilo/poli(cloruro de vinilo) y dispositivo adecuado para ello |
DE102013000325A1 (de) * | 2013-01-10 | 2014-07-10 | Thyssenkrupp Uhde Gmbh | Verfahren zur Wärmerückgewinnung in Vinylchlorid-Monomeranlagen oder im Anlagenverbund Dichlorethan / Vinylchlorid und dafür geeignete Vorrichtung |
KR101804637B1 (ko) * | 2014-10-31 | 2018-01-10 | 주식회사 엘지화학 | 증류 장치 |
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US3634200A (en) * | 1969-02-20 | 1972-01-11 | Stauffer Chemical Co | Ethylene dichloride purification by plural stage distillation |
BE759409A (fr) * | 1969-11-26 | 1971-05-25 | Knapsack Ag | Procede pour abaisser la teneur en 2-chlorobutadiene-(1,3) du 1,2-dichlorethane recupere dans la dissociation thermique incomplete en chlorurede vinyle |
GB1422303A (en) * | 1973-06-11 | 1976-01-28 | Stauffer Chemical Co | Production of ethylene dichloride |
US4347391A (en) * | 1973-06-11 | 1982-08-31 | Stauffer Chemical Company | Process for preparing ethylene dichloride |
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EP0075742B1 (de) * | 1981-09-21 | 1984-11-07 | Hoechst Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung von 1,2-Dichlorethan |
DE3148450A1 (de) * | 1981-12-08 | 1983-06-16 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Katalysatorgemisch und verfahren zur herstellung von 1,2-dichlorethan |
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-
1985
- 1985-05-29 DE DE19853519161 patent/DE3519161A1/de not_active Withdrawn
-
1986
- 1986-05-16 EP EP86106682A patent/EP0203478B1/de not_active Expired
- 1986-05-16 DE DE8686106682T patent/DE3662257D1/de not_active Expired
- 1986-05-27 US US06/867,809 patent/US4747914A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-05-28 CA CA000510214A patent/CA1279658C/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-05-28 JP JP61121401A patent/JPS61277637A/ja active Pending
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---|---|
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EP0203478B1 (de) | 1989-03-08 |
CA1279658C (en) | 1991-01-29 |
DE3662257D1 (en) | 1989-04-13 |
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