JPH11240365A - 車両のシート装置 - Google Patents

車両のシート装置

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JPH11240365A
JPH11240365A JP10045147A JP4514798A JPH11240365A JP H11240365 A JPH11240365 A JP H11240365A JP 10045147 A JP10045147 A JP 10045147A JP 4514798 A JP4514798 A JP 4514798A JP H11240365 A JPH11240365 A JP H11240365A
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Mitsuru Fujinaka
充 藤中
Yasushige Hironaka
安成 広中
Naomune Moriyama
尚宗 森山
Shuji Kumano
修司 熊野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】後席シートに着座した乗員が、大きな解放感を
得ることができ、前席のシートバックを利用した作業の
利便性を高める。 【解決手段】運転席シート21と助手席シート22との
各シートバック21B、22Bとがそれぞれ、前倒しさ
れてシートクッション21A、22A上に略水平状態で
重合された倒伏位置をとり得る。運転席シート21の後
方への最大スライド位置が、シートバック21Bを倒伏
位置とするときにハンドル6と干渉しないように設定さ
れる。ハンドル6のチルトイ機能やテレスコピック機能
を利用して、倒伏位置にするときのシートバック21B
とハンドル6との干渉防止を行うこともできる。ハンド
ル6に取付けた物置部材51に原稿資料等を保持させ
て、倒伏位置にあるシートバック21Bの背面上におい
てパソコン操作等を行うときの利便性が高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両のシート装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のシート装置の中には、シートバッ
クを前倒しして対応するシートクッション上に重合させ
た倒伏位置をとり得るようにされて、この倒伏位置でシ
ートバックの背面が略水平な物置面となるようにしたも
のがある(例えば実開平3−47825号公報)。この
ような倒伏位置を助手席用のシートバックがとり得るよ
うにしたものも既に実用化されているが、このもので
は、後席に着座した乗員が、倒伏位置にある助手席用シ
ートバックの背面を物置面として有効利用しつつ、助手
席用シートバックが視界の妨げとならない分だけ解放感
を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】助手席シートのシート
バックが倒伏位置をとり得るものでは、後席に着座した
乗員がかなりの解放感を得ることができるものの、シー
トバックが視界の邪魔にならないのは助手席用のみであ
って、十分な解放感を得るという点では必ずしも十分満
足のいかないものとなる。
【0004】また、後席に着座した乗員が、倒伏位置に
あるシートバックの背面を物置面としてある作業を行う
とき、例えばパソコン操作をするとき等において、書類
等を見ながらの作業を行う場合が考えられるが、この書
類等を見やすい位置に保持しておくことができず、倒伏
位置にあるシートバック背面を有効に利用するという点
において改善の余地がある。
【0005】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その第1の目的は、後席に着座した乗員に
対してより大きな解放感が与えられるようにした車両の
シート装置を提供することにある。本発明の第2の目的
は、倒伏位置にあるシートバックの背面を、後席に着座
した乗員がより有効に利用できるようにした車両のシー
ト装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、本発明にあっては次のような解決手法を採択し
てある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に
記載のように、車室内に前後に複数のシートが配置され
た車両において、最前列にあるシートのシートバックが
全て、前倒しされて対応するシートクッション上へ重合
された倒伏位置をとり得るようにされ、前記最前列にあ
るシートのシートバックの背面が全て、前記倒伏位置と
されたときにほぼ水平面となるように設定されている、
ようにしてある。上記解決手法を前提とした好ましい態
様は、特許請求の範囲における請求項2〜請求項8に記
載のとおりである。
【0007】前記第2の目的を達成するため、本発明に
あっては次のような解決手法を採択してある。すなわ
ち、特許請求の範囲における請求項9に記載のように、
運転席シートを含む最前列シートの後方に後部シートが
設けられた車両において、前記最前列シートのシートバ
ックが、前倒しされて対応するシートクッション上に重
合された倒伏位置をとり得るようにされ、前記最前列に
あるシートのシートバックの背面が、前記倒伏位置とさ
れたときにほぼ水平な物置面となるように設定され、前
記最前列にあるシートのシートバックが前記倒伏位置と
されたとき、該倒伏位置にあるシートバックの前端部に
ほぼ連続するようにかつ該前端部から前上りとなるよう
に物置部材が配置されている、ようにしてある。上記解
決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲に
おける請求項9以下に記載のとおりである。
【0008】
【発明の効果】請求項1によれば、最前列にあるシート
のシートバックが全て倒伏位置とすることが可能なの
で、後席に着座した乗員が極めて大きな解放感を得るこ
とができる。また、最前列にあるシートのシートバック
を全て倒伏位置とすることにより、極めて大きな面積の
物置面(作業面)を得ることができる。
【0009】請求項2によれば、運転席用シートバック
および助手席用シートバックをそれぞれ倒伏位置とした
とき、各シートバックの背面が小物入れの上面と面一と
なって、全体としてより大きな物置面を得ることができ
る。
【0010】請求項3によれば、運転席シートの後方最
大スライド位置の設定により、シートバックをステアリ
ングハンドルと干渉することなく倒伏位置とすることが
できる。請求項4によれば、ヘッドレストを取外した状
態でのシートバックとステアリングハンドルとの干渉防
止を行うことにより、ヘッドレストを取付けたまま干渉
を防止する場合に比して、後方最大スライド位置を極端
に大きく後方へ設定することが不用となる。
【0011】請求項5によれば、ステアリングハンドル
の上下方向位置調整、つまりいわゆるチルト機構を利用
して、運転席用シートバックを倒伏位置とするときに、
当該運転席用シートバックとステアリングハンドルとの
干渉を防止することができる。請求項6によれば、ステ
アリングハンドルの前後方向位置調整、つまりいわゆる
テレスコピック機構を利用して、運転席用シートバック
を倒伏位置とするときに、当該運転席用シートバックと
ステアリングハンドルとの干渉を防止することができ
る。請求項7によれば、請求項5と請求項6とに対応し
た効果を相乗した効果を得ることができる。
【0012】請求項8によれば、最前列シートのスライ
ド調整のために車体側に設けられるスライドレールが、
後席乗員に対して極力邪魔にならないようにすることが
できる。すなわち、最前列シートのシートバックを倒伏
位置とするときに、ステアリングハンドルとの干渉防止
のためには、最前列シートの後方最大スライド位置をか
なり大きく後方位置に設定する、つまり車体側スライド
レールの後端がかなり大きく後方位置とされるが、この
車体側スライドレールをサイドシルに設けることによ
り、後席用の足下空間が車体側スライドレールに邪魔さ
れることなく大きく確保されることになる。また、後席
の足下空間に対応するフロアパネルに車体側スライドレ
ール設ける場合に比して、後席の乗り降りのときにも当
該車体側スライドレールが邪魔にならないものとなる。
【0013】請求項9によれば、前上りに設置される物
置部材を、例えば書類立てとして利用したり、倒伏位置
にあるシートバック背面に載置された物品の前方へのず
り落ち防止等に利用して、倒伏位置にある最前列シート
のシートバックの背面をより有効に利用することができ
る。
【0014】請求項10によれば、物置部材の傾斜角度
を調整可能として、後席に着座した乗員の行う作業等に
より適した姿勢とすることができる。請求項11によれ
ば、物置部材の前後方向位置を調整可能として、後席に
着座した乗員の行う作業等により適した姿勢とすること
ができる。請求項12によれば、倒伏位置にあるシート
バックの背面高さ位置を調整可能として、後席に着座し
た乗員の行う作業等により適した姿勢とすることができ
る。請求項13によれば、ステアリングハンドルを有効
利用して、物置部材を好みに応じて適宜設置することが
できる。また、ステアリングハンドルがチルト機能ある
いはテレスコピック機能の少なくとも一方を有する場合
は、この機能を有効に利用して物置部材の位置調整を行
うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1において、1はフロアパネ
ル、2はフロントウインド、3はル−フパネル、4はバ
ックドア、5はインストルメントパネル、6はステアリ
ングハンドル、7はステアリングシャフトである。ステ
アリング機構は、既知のように、チルト機構およびテレ
スコピック機構を備えて、ステアリングハンドル6が、
上下方向位置調整可能でかつ前後方向位置が調整可能と
されている。
【0016】インストルメントパネル5とバックドア4
との間の空間が車室8とされ、この車室8内に、前席シ
ート11と後席シート12とが配設されている。前席シ
ート11は、図2、図3に示すように、運転席シート2
1と助手席シート22との左右分割構成とされている。
各シート21と22とはそれぞれ、既知のように、前後
方向のスライド位置調整可能とされ、かつ高さ位置調整
可能とされている(リフト機構装備)。
【0017】最前列シートとなる運転席シート21は、
シートクッション21Aと、シートバック21Bと、シ
ートバック21Bに着脱自在に取付けられたヘッドレス
ト21Cとかなり、同様に助手席シート22も、シート
クッション22Aと、シートバック22Bと、シートバ
ック22Bに着脱自在に取付けられたヘッドレスト22
Cとからなる。各シートバック21Bおよび22Bはそ
れぞれ、リクライニング機構によって前後方向の傾斜角
度が調整可能とされ、このリクライニング機構によっ
て、前方へ大きく前倒し可能とされて、対応するシート
クッション22A、22B上に略水平状態で重合した倒
伏位置を取り得るようになっている。
【0018】各シートバック21A、22Aの背面はほ
ぼ平坦面とされて、倒伏位置とされたときに略水平な物
置面を構成するようになっているが、実施形態では、シ
ートバック21B、22Bの背面に別途ハードタイプあ
るいはセミハードタイプの材質からなる薄板状の物置面
構成部材23(図2参照)が固定されている。
【0019】後席シート12は、全体として一体のシー
トクッション31と左右分割構成とされたシートバック
32と、各シートバック32に着脱自在に取付けられた
ヘッドレスト33とから構成されている。左右のシート
バック32はそれぞれ独立してリクライニニグ可能とさ
れており、実施形態では、シートバック32が、前方へ
大きく前倒し可能とされて、対応するシートクッション
31B上に略水平状態で重合した倒伏位置を取り得るよ
うになっている。倒伏位置にあるシートバック32の背
面は、略水平となるようにされている。なお、実施形態
では、後席シート12は前後方向へスライド調整可能と
されているが、前後方向へは固定(スライド調整なし)
とすることもできる。
【0020】特に図2に示すように、運転席シート21
のシートバック21Bを倒伏位置とし、かつ助手席シー
ト22のシートバック22Bを倒伏位置とすることによ
り、後席シート12に着座した乗員は、上記各シートバ
ック21B、22Bによって前方視界を妨げられること
なく、極めて大きな解放感を得ることができる。そし
て、倒伏位置にあるシートバック21B、22Bの背面
が、足置き台や、小物の物置面等として利用される。
【0021】図3に示すように、運転席シ−ト21と助
手席シート22との間にはトンネル部41が構成されて
おり、このトンネル部41上に、小物入れ42が固定さ
れている。小物入れ42の蓋部材42aの上面は、略水
平とされており、しかもその高さは、倒伏位置にある運
転席用シートバック21Bと助手席用シートバック22
Bとの各背面高さとほぼ同一とされている。つまり、運
転席用シートバック21B、助手席用シートバック22
Bとをそれぞれ倒伏位置としたとき、その各背面と小物
入れ42の上面とが協働して、全体として1つの大きな
ほぼ水平な物置面を構成することになる。
【0022】ここで、運転席用シートバック21Bが、
ステアリングハンドル6と干渉することなく倒伏位置を
とり得るようにするため、次のような工夫が設定されて
いる。まず、運転席シート21を後方へ最大量スライド
させたときの後方最大スライド位置が、通常の車両より
もかなり後方となるように設定されている。そして、ス
テアリングハンドル6を最上方位置としかつ最前方位置
へと調整する一方、運転席シート21を後方最大スライ
ド位置とした状態で、そのシートバック21Bを前倒し
ていくことにより、当該シートバック21Bがステアリ
ングハンドル6と干渉することなく、倒伏位置とされる
(図1の回動軌跡L参照)。この場合、ヘッドレスト2
1Cをシートバック21Bに取付けたまま倒伏位置をと
り得るようにすることもでき、またヘッドレスト21C
を取外した状態でのみ倒伏位置をとり得るようにするこ
ともできる。
【0023】いずれにしても、運転席シート21の後方
最大スライド位置を後方にするほど、またステアリング
ハンドル6の最上方位置を高くするほど、さらにはステ
アリングハンドル6の最前方位置を前にするほど、ステ
アリングハンドル6との干渉が生じにくくなる。ステア
リングハンドル6が、上下方向および前後方向のいずれ
か一方のみ調整可能な場合、あるいは両方共に調整不能
な場合には、これに応じて、運転席シート21の後方最
大スライド位置を設定すればよい(ヘッドレスト21C
を取付けたまま倒伏位置可能とするか、ヘッドレスト2
1Cを取外したときのみ倒伏位置可能とするかは任意に
選択できる)。
【0024】前述のように、運転席シート21の後方最
大スライド位置というものが、かなり後方に設定される
ことになる。このため、運転席シート21用の車体側ス
ライドレールを、通常行われているようにフロアパネル
1の平坦面に取付けた場合は、後席シート12に着座す
る乗員の足下に車体側スライドレールが位置して、邪魔
になる可能性が生じる。このため、少なくとも運転席シ
−トシート21用の車体側スライドレール(左右一方の
スライドレールのうち、特にサイドドア側のスライドレ
ール)を、サイドシルに設けるのが好ましい。すなわ
ち、図3に示すように、運転席シート21側にあるサイ
ドシル45の上面のうち、車室側端部に前後方向に伸び
る凹部45aを形成して、この凹部45a上に車体側ス
ライドレール(ロアレール)46が取付けられる。
【0025】また、トネル部41の運転席シート側の側
壁面に、ブラケット47を介して、車体側スライドレー
ル48を取付けるのが好ましい。この両方の車体側スラ
イドレール45、48に対して、運転席シート21側の
スライドレール(アッパレール)49あるいは50がス
ライド自在に係合される。助手席シート22について
も、左右一対の車体側スライドレールのうち車幅方向内
方側のスライドレールについては、運転席シート21用
と同様にして、トンネル部41に取付けられている。
【0026】ここで、図4に示すように、倒伏位置にあ
る運転席シート21のシートバック21B背面を利用し
て、パソコン作業や書きもの等を行うときは、ステアリ
ングハンドル6を資料を立掛けておく等のための物置面
として利用することが可能となる。このような物置面を
効果的に形成するために、別途、ステアリングハンドル
に対して着脱自在に、物置部材51を取付けることがで
きる。物置部材51は、図5に示すように、全体として
平板状とされた本体51aと、本体51aの背面(車両
の前面側)に設けられた上下一対の係止部材51b、5
1cとを有する。各係止部材51a、51bは、略L字
状とされているが、その開口方向が互いに上下逆向きに
なっている。
【0027】ステアリングハンドル6への取付けに際し
ては、例えば、上方の係止部材51bを、ステアリング
ハンドル6の後方側から接近させて、そのホイール部の
上端部内方側を通過させ、その後、本体51aを若干上
方へ変位させた状態で、下方の係止部材51cをホイー
ル部の下端部を通過させた後、本体51aを下方へ変位
させれば、図5に示すような状態となって、物置部材5
1が、ステアリングハンドル6に対して、容易には上下
左右に動かない状態が確保される。なお、係止部材とし
ては、適宜の構造のものが採択できる。
【0028】物置部材51をステアリングハンドル6に
係止(支承、保持)させた状態では、物置き部材51の
下端部が、倒伏位置にある運転席用シートバック21B
の前端部にほぼ連続するようにされ、しかも前上りに上
方へと伸びるような姿勢となって、後席12に着座した
乗員にとって見やすい姿勢となる。ステアリングハンド
ル6のチルト機能を利用して、物置部材51の傾斜角度
が調整可能である。ステアリングハンドル6のテレスコ
ピック機能を利用して、物置部材51の前後方向位置が
調整可能である。運転席シート21のリフト機能を利用
して、倒伏位置にある運転席用シートバック21Bの高
さ位置が調整可能である。なお、助手席シート22に物
置部材51を設ける場合は、例えば倒伏位置にある助手
席用シートバック22Bの前端部に係合されるような係
合部を有するものとして構成すればよい(シートバック
22Bとヘッドレスト22Cとの間に挿入される係合部
を有するものであってもよい)。
【0029】以上実施形態について説明したが、本発明
の目的は明記されたものに限らず、実質的に好ましいあ
るいは利点として記載されたものを提供することをも暗
黙的に含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す側面図。
【図2】運転席シートと助手席シートの各シートバック
をそれぞれ倒伏位置とした状態を示す斜視図。
【図3】シートバックがそれぞれ倒伏位置とされた運転
席シートと助手席シートとをその前方から見たときの一
部断面正面図。
【図4】後席に着座した乗員が、倒伏位置にある運転席
用シートバックとステアリングハンドルに保持された物
置部材とを利用して作業している様子を示す側面図。
【図5】物置部材とステアリングハンドルとの係合関係
の一例を示す一部断面側面図。
【符号の説明】
1:フロアパネル 6:ステアリングハンドル 7:ステアリングシャフト 11:前席シート 12:後席シート 21:運転席シート 21A:シートクッション 21B:シートバック 21C:ヘッドレスト 22:助手席シート 22A:シートクッション 22B:シートバック 22C:ヘッドレスト 42:小物入れ 45:サイドシル 46:車体側スライドレール(サイドシル) 51:物置部材 51a:本体 51b、51c:係合部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊野 修司 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内に前後に複数のシートが配置された
    車両において、 最前列にあるシートのシートバックが全て、前倒しされ
    て対応するシートクッション上へ重合された倒伏位置を
    とり得るようにされ、 前記最前列にあるシートのシートバックの背面が全て、
    前記倒伏位置とされたときにほぼ水平面となるように設
    定されている、ことを特徴とする車両のシート装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 最前列にあるシートが、運転席シートと助手席シートと
    の左右分割構成とされ、 前記運転席シートと助手席シートとの間には、上面が略
    水平とされた小物入れが配置され、 前記運転席シートと助手席シートとの各シートバックを
    前記倒伏位置としたとき、該倒伏位置にある各シートバ
    ックの背面と前記小物入れの上面とがほぼ面一となるよ
    うにされている、ことを特徴とする車両のシート装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 最前列にあるシートを構成する運転席シートを後方へ最
    大量スライドさせたときの後方最大スライド位置が、該
    後方最大スライド位置において運転席用シートバックを
    前記倒伏位置へ向けて前倒ししたときに、該運転席用シ
    ートバックの回動軌跡がステアリングハンドルと干渉し
    ないように設定されている、ことを特徴とする車両のシ
    ート装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記運転席用シートバックに設けられているヘッドレス
    トが着脱自在とされ、 前記運転席シートの前記後方最大スライド位置が、少な
    くとも前記運転席用シートバックから前記ヘッドレスト
    を取外した状態で、該運転席用シートバックが前記ステ
    アリングハンドルと干渉しないで前記倒伏位置をとり得
    るようにされている、ことを特徴とする車両のシート装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1において、 ステアリングハンドルが、上下方向に位置調整可能とさ
    れ、 最前列にあるシートを構成する運転席シートのシートバ
    ックが、前記ステアリングハンドルの上下方向位置調整
    によって該ステアリングハンドルと干渉することなく前
    記倒伏位置へ向けて前倒し可能とされている、ことを特
    徴とする車両のシート装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、 ステアリングハンドルが、前後方向に位置調整可能とさ
    れ、 最前列にあるシートを構成する運転席シートのシートバ
    ックが、前記ステアリングハンドルの前後方向位置調整
    によって該ステアリングハンドルと干渉することなく前
    記倒伏位置へ向けて前倒し可能とされている、ことを特
    徴とする車両のシート装置。
  7. 【請求項7】請求項1において、 ステアリングハンドルが、上下方向および前後方向に位
    置調整可能とされ、 最前列にあるシートを構成する運転席シートのシートバ
    ックが、前記ステアリングハンドルが最上方位置かつ最
    前方位置とされると共に該運転席シートが後方へ最大量
    スライドされた後方最大スライド位置とされた状態で、
    該ステアリングハンドルと干渉することなく前記倒伏位
    置へ向けて前倒し可能とされている、ことを特徴とする
    車両のシート装置。
  8. 【請求項8】請求項1において、 最前列にあるシートを前後方向へスライド案内する車体
    側のスライドレールが、サイドシルに設けられている、
    ことを特徴とする車両のシート装置。
  9. 【請求項9】運転席シートを含む最前列シートの後方に
    後部シートが設けられた車両において、 前記最前列シートのシートバックが、前倒しされて対応
    するシートクッション上に重合された倒伏位置をとり得
    るようにされ、 前記最前列にあるシートのシートバックの背面が、前記
    倒伏位置とされたときにほぼ水平な物置面となるように
    設定され、 前記最前列にあるシートのシートバックが前記倒伏位置
    とされたとき、該倒伏位置にあるシートバックの前端部
    にほぼ連続するようにかつ該前端部から前上りとなるよ
    うに物置部材が配置されている、ことを特徴とする車両
    のシート装置。
  10. 【請求項10】請求項9において、 前記物置部材の傾斜角度が調整可能とされている、こと
    を特徴とする車両のシート装置。
  11. 【請求項11】請求項9において、 前記物置部材の前後方向位置が調整可能とされている、
    ことを特徴とする車両のシート装置。
  12. 【請求項12】請求項9において、 前記倒伏位置にあるシートバックの背面高さが調整可能
    とされている、ことを特徴とする車両のシート装置。
  13. 【請求項13】請求項9において、 前記物置部材が、ステアリングハンドルに対して着脱自
    在に取付けられるようにされている、ことを特徴とする
    車両のシート装置。
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